JP3652465B2 - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は毛髪化粧料組成物に関し、更に詳細には毛髪に対し、高い滑り性、つやを付与する効果に優れた毛髪化粧料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント等の毛髪化粧料には、洗浄時及び洗浄後の毛髪のすべりをよくし、毛髪につやを付与する目的で、水不溶性油不溶性粉体等の成分が配合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの毛髪化粧料は、通常乳化組成物の形態であり、上記水不溶性油不溶性粉体は分散相に存在するのが一般的であるが、特にこれら水不溶性油不溶性粉体を分散相に含む乳化系は不安定であり、水不溶性油不溶性粉体の分散性が低下する結果、毛髪に対する十分な滑り性付与効果、つや付与効果が得られないという問題があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、毛髪に対する優れた滑り性付与効果、つや付与効果を有し、かつ乳化系の安定な毛髪化粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは、上記目的を達成すべく極めて水不溶性油不溶性粉体を安定に分散できる系について検討してきたところ、特定のベタイン型界面活性剤とモノグリセライド類又はモノグリセライド類及びジグリセライド類の一定比率の混合物と水不溶性油不溶性粉体とを組み合せて、粘度及びエマルションの粒子径を一定の範囲とすることにより、水不溶性油不溶性粉体の組成物における分散性が向上し、更に、高い毛髪への吸着性が得られることにより毛髪に対する滑り性、つやの付与に優れる毛髪化粧料組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C);
【0007】
【化3】
【0008】
〔式中、R1 は炭素数7〜19の炭化水素基を示し、R2 は炭素数8〜20の炭化水素基を示し、p及びqは1〜4の整数を示す〕
で表わされるベタイン型界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上 1〜30重量%、
(B)次の化合物(B−1)及び化合物(B−2)を重量比で(B−1):(B−2)=100:0〜30:70含有するグリセライド類 3〜20重量%、
【0009】
【化4】
【0010】
〔式中、X1 、X2 、X3 及びX4 は、X1 及びX2 の一方又はX3 及びX4 の一方が水酸基を示し、他方が−Y2−R4 (ここでY2 は酸素原子又は−O−C(=O)−を示し、R4 は炭素数8〜22の炭化水素基を示す)を示し、Y1 は酸素原子又は−O−C(=O)−を示し、R3 は炭素数8〜22の炭化水素基を示す〕
(C)次の(C−1)、(C−2)、(C−3)及び(C−4)
(C−1)平均粒径0.2以上1μm未満の水不溶性ポリマー微粒子
(C−2)平均粒径0.2以上1μm未満の無機物微粒子
(C−3)平均粒径0.1以上100μm以下のシリコーンエラストマー微粒子粉体
(C−4)平均粒径0.1以上20μm以下のポリメチルシルセスキオキサン粉末
から選ばれる1種又は2種以上の水不溶性油不溶性粉体 0.01〜5重量%
を含有し、30℃における粘度が2000cp以上であり、半透明から白色の乳化物外観を呈し、希釈時のエマルションの平均粒子径が0.5〜200μmであることを特徴とする毛髪化粧料組成物を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる(A)ベタイン型界面活性剤は、前記一般式(A−1)及び(A−2)で表わされるものであるが、該式中、R1 で示される炭素数7〜19の炭化水素基としては、炭素数7〜19の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基が好ましい。また、R2 で示される炭素数8〜20の炭化水素基としては、炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基が好ましい。またpは2又は3がより好ましく、qは1がより好ましい。
【0012】
上記成分(A)のうち、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等が特に好ましい。これらのベタイン型界面活性剤は、場合によっては、脱塩して使用される。
【0013】
これらの成分(A)ベタイン型界面活性剤は、それぞれ単独で又は2種以上を組み合せて配合してもよい。これら成分(A)の本発明組成物への配合量は、乳化安定性、シリコーン誘導体の分散性、コンディショニング効果の観点から1〜30重量%(以下、単に%で示す)、特に2〜20%が好ましい。また、本発明組成物をヘアシャンプーとして用いる場合には、成分(A)を1〜20%、特に2〜15%配合するのが特に好ましい。一方、本発明組成物をヘアリンス、ヘアトリートメント等のアフターシャンプー用ヘアケア剤として用いる場合には、成分(A)を3〜30%、特に4〜20%配合するのが特に好ましい。
【0014】
成分(B)のグリセライド類は、前記式(B−1)で表わされるモノグリセライド若しくはモノグリセリルエーテル;又は式(B−1)で表わされるモノグリセライド若しくはモノグリセリルエーテルと式(B−2)で表わされるジグリセライド若しくはジグリセリルエーテルとの混合物であって化合物(B−1)を30%以上含む混合物である。この混合物における化合物(B−1)の含量が30%未満の場合には、組成物の粘度が低下し、またコンディショニング効果が十分でない。なお、化合物(B−1)はモノグリセライド又はモノグリセリルエーテルであり、化合物(B−2)はジグリセライド又はジグリセリルエーテルを示す。
【0015】
前記式(B−1)及び(B−2)中、Y1 及びY2 としては、−O−C(=O)−がより好ましい。また、R3 及びR4 で示される炭素数8〜22の炭化水素基とては、炭素数8〜22のアルキル又はアルケニル基が好ましい。また、これらのR3 及びR4 は、1種の脂肪酸由来の炭化水素基でなく、2種以上の脂肪酸由来の炭化水素基の組み合せであるのがより好ましい。例えばR3 及びR4 が炭素数8〜14のアルキル又はアルケニル基であるグリセライド類(B)とR3 及びR4 が炭素数16〜22のアルキル又はアルケニル基であるグリセライド類(B)との混合物を用いるのが特に好ましい。
【0016】
成分(B)は、コンディショニング効果の点から全組成中に0.5〜20%配合するのが好ましく、特に1〜15%、更に3〜10%配合するのが好ましい。
【0017】
本発明で用いられる成分(C)水不溶性油不溶性粉体としては、水に不溶でかつ油に不溶である粉体であれば、特に制限されないが、本発明においては以下に挙げる(C−1)水不溶性ポリマー微粒子、(C−2)無機物微粒子、(C−3)シリコーンエラストマー微粒子、(C−4)ポリメチルシルセスキオキサン粉末から選ばれるものが好ましく用いられ、これらは1種又は2種以上を用いることができる。
また、ここで水不溶性とは水に対する溶解度が1g/1000ml以下であることをいい、油不溶性とはクロロホルムに25℃で24時間浸漬した場合、透明に溶解せず、粒子状を呈することをいう。
【0018】
本発明の毛髪化粧料に用いられる成分(C−1)水不溶性ポリマー微粒子としては、例えば、シリコーン樹脂、アクリル酸アルキルエステルの重合体又はこれと重合し得る重合性モノマーとの共重合体、メタクリル酸アルキルエステルの重合体又はこれと重合し得る重合性モノマーとの共重合体、スチレンの重合体又はこれと重合し得る重合性モノマーとの共重合体あるいはキトサン−メタクリル酸共重合体等のポリマーの微粒子が挙げられる。
【0019】
これらのうち、シリコーン樹脂としては、シロキサン結合で3次元に架橋した構造を有する水不溶性シリコーン樹脂を用いることができ、例えば東芝シリコーン社製トスパール、信越化学工業社製KMP590、東レ・ダウコーニング社製トレフィルRなどの市販品を使用することができる。
【0020】
また、メタクリル酸アルキルエステル重合体を構成するメタクリル酸アルキルエステルとしては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸n−ラウリル等が挙げられる。同様に、アクリル酸アルキルエステル重合体を構成するアクリル酸アルキルエステルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸n−ヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−ラウリル等が挙げられる。メタクリル酸アルキルエステル重合体としては、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート等が好ましく、特にポリメチルメタクリレートが好ましい。アクリル酸アルキルエステル重合体としては、ポリメチルアクリレート、ポリエチルアクリレート等が好ましい。
【0021】
アクリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステルと重合し得るモノマーとしては、例えばスチレン等を挙げることができ、その好ましい共重合体としては、例えばスチレン−ブチルメタクリレート共重合体を挙げられる。スチレンと重合し得るモノマーとしては、例えばジビニルベンゼン等を挙げることができ、その好ましい共重合体としてはスチレン−ジビニルベンゼン共重合体等か挙げられる。
【0022】
本発明で用いられる成分(C−2)無機物微粒子としては、酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化クロム、マイカ等の微粒子が挙げられる。
【0023】
これらの水不溶性ポリマー又は無機物微粒子は、毛髪の平滑性向上効果及びつや付与効果の点から平均粒径0.2μm以上1μm未満であることが好ましく、より好ましくは0.3〜0.9μmである。0.2μm未満では十分な平滑性向上効果が得られず、1μm以上では毛髪に吸着する微粒子数が減少し、平滑性を向上させることはできず、毛髪に十分な光沢を与えることができない場合がある。また、これらの微粒子の粒度分布は80%以上が平均粒子径の±30%の範囲内にあるものが、光沢付与効果の点から好ましい。
【0024】
また、微粒子の形状は特に制限されず、球状、不定形、偏平形、板状等のいずれでもよく、その構造も中空構造、多孔性等のいずれであってもよい。更に、微粒子は表面改質や多孔性を付与するための化学処理、又は吸油能や吸水能を付与するための化学処理を施したものを使用することもできる。
【0025】
また、本発明で用いられる成分(C−3)シリコーンエラストマー微粒子粉体は、油剤で膨潤し、かつ油剤に溶解しないことが必要である。ここで、油剤で膨潤するとは、微粒子粉体へ油剤が浸透吸収することにより微粒子粉体の体積が110%以上に増加することをいう。
【0026】
また、微粒子粉体はその平均粒径が0.1〜100μmであることが好ましく、より好ましくは0.5〜20μm、特に好ましくは0.5〜10μmである。0.1μm未満では毛髪のすべり性が悪化し、100μmを超えると微粒子粉体の毛髪への吸着量が少なくなり、香りの持続性、コンディショニング効果が十分に得られないことがある。ここで平均粒径は電顕法により測定したものである。
【0027】
シリコーンエラストマー微粒子粉体としては、例えばメチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルビニルポリシロキサン及びα,ω−ジビニルジメチルポリシロキサンの1種又は2種以上を重合又は共重合させて得られる架橋構造を有するメチルポリシロキサン、その誘導体等が挙げられる。ここで当該メチルポリシロキサンの誘導体としてはアミノ変性メチルポリシロキサン、フェニル変性メチルポリシロキサン等が挙げられる。このうち、上記重合又は共重合タイプのメチルポリシロキサン及びそのアミノ変性メチルポリシロキサンが毛髪に対する吸着性、平滑性の点から好ましい。
【0028】
また、シリコーンエラストマー微粒子粉体としては、例えばトレフィルE−500、E−501、E−600、E−602、E−850、E−730S(以上、東レ・ダウコーニング社製)、KMP594(信越化学工業社製)等の市販品を使用することもできる。
【0029】
本発明で用いられる成分(C−4)ポリメチルシルセスキオキサン粉末は、シロキサン結合が三次元的にのびた網状構造で、ケイ素原子に1個のメチル基が結合した無機と有機の中間的構造を有するものである。
このようなポリメチルシルセスキオキサン粉末は、例えば特願昭61−221520号公報、特開平1−268615号公報等に記載されている方法、すなわち、メチルトリアルコキシシラン及び/又はその部分加水分解縮合物又はメチルトリアルコキシシラン及び/又はその部分加水分解縮合物と、有機溶剤との混合液を上層にし、アンモニア又はアミンの水溶液及び/又はアンモニア又はアミンと有機溶剤との混合液を下層にして、これらの界面でメチルトリアルコキシシラン及び/又はその部分加水分解縮合物を加水分解・縮合させることにより、製造することができる。
【0030】
成分(C−4)ポリメチルシルセスキオキサン粉末としては、粒子の形が真球状であり、平均粒子径が0.1〜20μm、特に0.5〜5μmのものが好ましい。更には、粒度分布が平均粒子径の±30%の範囲であるものが好ましい。
なお、本発明において、成分(C−4)の粒子の形、平均粒子径は電子顕微鏡により測定したものである。
【0031】
また、本発明においては、平均粒径2μmの真球状粒子からなり、真比重1.3、カサ比重0.35、比表面積15〜30m2/g、アマニ油吸油量75ml/100gの白色微粉末である「トスパール120」(東芝シリコーン社製);平均粒径4μmの粒子からなり、真比重1.3、カサ比重0.17、比表面積20〜30m2/g、アマニ油吸油量84ml/100gの白色微粉末である「トスパール240」(東芝シリコーン社製)等の市販品を使用することもできる。
【0032】
成分(C)の水不溶性油不溶性粉末は、全組成中に0.01〜5%配合するのが好ましく、特に0.1〜2%配合すると、毛髪に対して優れたすべり性やつやを付与するので好ましい。
【0033】
本発明組成物には、アニオン界面活性剤(D)を配合することができ、成分(D)の配合は本発明組成物をヘアシャンプーとして用いる場合に特に重要である。かかるアニオン界面活性剤としては、通常毛髪洗浄剤に洗浄成分として配合されるものであれば特に制限されず、例えば以下の(i)〜(xi)に示すものが挙げられる。
(i)アルキルベンゼンスルホン酸塩、好ましくは平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又は分岐鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩。
(ii)アルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩、好ましくは平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩。
【0034】
(iii)アルキル硫酸塩又はアルケニル硫酸塩、好ましくは平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有するアルキル硫酸塩又はアルケニル硫酸塩。
(iv)オレフィンスルホン酸塩、好ましくは平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩。
(v)アルカンスルホン酸塩、好ましくは平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸塩。
(vi)高級脂肪酸塩、好ましくは平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽和又は不飽和脂肪酸塩。
【0035】
(vii)アミドエーテルカルボン酸型界面活性剤、好ましくは次の式で表わされるアミドエーテルカルボン酸型界面活性剤
【0036】
【化5】
【0037】
〔式中、R5 は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基、アルキル(C8〜C22)フェニル、R6CONH-CH2-CH2-(式中、R6 は炭素数11〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である)基を表わし、nは2〜24の数、rは0〜6の数を示し、Aは水素原子、ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウム、モノエタノールアミン、アンモニウム又はトリエタノールアミンの残基を表わす〕
【0038】
(viii)α−スルホ脂肪酸塩又はエステル、好ましくは平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又はアルケニル基を有するα−スルホ脂肪酸塩又はエステル。
(ix)N−アシルアミノ酸型界面活性剤、好ましくは炭素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤。
(x)リン酸エステル型界面活性剤、好ましくは炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基を有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤。
(xi)スルホコハク酸エステル型界面活性剤、好ましくは炭素数8〜22の高級アルコール若しくはそのエトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。
【0039】
これらのアニオン界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)を挙げることができる。
【0040】
これらのアニオン界面活性剤(D)のうち、特に(ii)アルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩、(iii)アルキル硫酸塩、(vi)飽和又は不飽和脂肪酸塩、(ix)アシル化アミノ酸、(x)リン酸モノエステル型界面活性剤、(xi)スルホコハク酸エステルが好ましく、更に(ii)アルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩が好ましい。
【0041】
成分(D)のアニオン界面活性剤は、1種又は2種以上を組み合せて用いることができ、ヘアシャンプーとする場合の洗浄力及び起泡性の点から全組成中に1〜40%配合するのが好ましく、特に2〜30%、更に3〜20%配合するのが好ましい。
【0042】
また、本発明の毛髪化粧料組成物には、更に毛髪のすべり性及び感触を向上させる目的で水溶性ポリマー(E)を配合することができ、該水溶性ポリマーとしては、天然、半合成及び合成のいずれのポリマーを用いても良く、またカチオン、アニオン、非イオン等のいずれのポリマーを用いても良い。
【0043】
天然の水溶性ポリマーとしては、例えばアラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、グリチルリチン酸等の植物系ポリマー、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系ポリマー、更にはケラチン物質分解誘導体等のタンパク質加水分解物系ポリマーが挙げられる。
【0044】
半合成の水溶性ポリマーとしては、例えばカチオン性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系ポリマー、カチオン化セルロース誘導体、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系ポリマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系ポリマー、カチオン化グアーガム誘導体等が挙げられる。
【0045】
合成の水溶性ポリマーとしては、例えばジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマー;ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物;4級化ポリビニルピロリドン誘導体;ポリビニルピロリドン;ビニルピロリドンと酢酸ビニル、アルキルアミノアクリレート等の共重合体;メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重合体の低級アルキルハーフエステル;酢酸ビニルとクロトン酸等との共重合体;アクリル酸及び/又はメタクリル酸とアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステルとの共重合体;アクリル酸とアクリル酸アルキルエステルとN−アルキルアクリル酸アミドとの共重合体;ジアルキルアミノエチルメタクリレート、ジアルキルアミノエチルアクリレート、ダイアセトンアクリルアミド等とアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル等との共重合体の両性化物;アクリル酸ヒドロキシプロピルとメタクリル酸ブチルアミノエチル及びアクリル酸オクチルアミドとの三元共重合体;アルキルアクリルアミド、アクリレート、アルキルアミノアルキルアクリルアミド及びポリエチレングリコールメタクリレートの共重合体等が挙げられる。
【0046】
これらの水溶性ポリマーのうち、特にポリマー鎖に結合してアミノ基又はアンモニウム基を含むか、又は少なくともジメチルジアリルアンモニウムハライドを構成単位として含む水溶性カチオンポリマーが好ましく、例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン性デンプン、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物、及び4級ポリビニルピロリドン誘導体などが挙げられる。
【0047】
カチオン化セルロース誘導体としては、次の一般式(1)で表わされるものが好ましい。
【0048】
【化6】
【0049】
〔式中、Bはアンヒドログルコース単位の残基を示し、aは50〜20000の整数であり、各R7 は、それぞれ次の一般式(2)で表わされる置換基を示す〕
【0050】
【化7】
【0051】
〔式中、R8 、R9 は炭素数2又は3のアルキレン基、bは0〜10の整数、cは0〜3の整数、dは0〜10の整数、R10は炭素数1〜3のアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基、R11、R12、R13は同一か又は異なっており、炭素数10までのアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。Xは陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等)を表わす。〕
【0052】
カチオン化セルロースのカチオン置換度は、0.01〜1、すなわちアンヒドログルコース単位あたりのcの平均値は、0.01〜1、好ましくは0.02〜0.5である。また、b+dの合計は平均で1〜3である。置換度は、0.01以下では、十分でなく、また1以上でもかまわないが反応収率の点より1以下が好ましい。例えばR11、R12、R13としては全てCH3基、又は2つのCH3基などの短鎖アルキル基であり残り1つが炭素数10〜20の長鎖アルキル基であるものが好ましい。ここで用いるカチオン化セルロースの分子量は約100000〜8000000である。
【0053】
カチオン性澱粉としては次の一般式(3)で表わされるものが好ましい。
【0054】
【化8】
【0055】
〔式中、Dは澱粉残基、R14はアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基、R15、R16、R17は同一か又は異なっており、炭素数10以下のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。Xは前記と同じ、eは正の整数〕
【0056】
カチオン性澱粉のカチオン置換度は0.01〜1、すなわち無水グルコース単位当り0.01〜1、特に0.02〜0.5個のカチオン基が導入されたものが好ましい。置換度が0.01以下では十分でなく、また1以上でもかまわないが反応収率の点より1以下が好ましい。
【0057】
カチオン化グアーガム誘導体としては、次の一般式(4)で表わされるものが好ましい。
【0058】
【化9】
【0059】
〔式中、Eはグアーガム残基、R18はアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基、R19、R20、R21は同一か又は異なっており、炭素数10以下のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。Xは前記と同じ、fは正の整数〕
【0060】
カチオン化グアーガム誘導体のカチオン置換度は、0.01〜1、特に0.02〜0.5個のカチオン基が糖ユニットに導入されたものが好ましい。この型のカチオン性ポリマーは、特公昭58−35640号公報、特公昭60−46158号公報、及び特開昭58−53996号公報中に記載されており、例えばセラニーズ−シュタイン・ホール社から商標名ジャグアールで市販されている。
【0061】
ジアリル四級アンモニウム塩重合物又はジアリル四級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物としては、次の一般式(5)又は(6)で表わされるものが好ましい。
【0062】
【化10】
【0063】
〔式中、R22、R23は同一か又は異なっており、水素、アルキル基(炭素数1〜18)、フェニル基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル基を示し、R24、R25、R26、R27は同一又は異なっており、水素原子、低級アルキル基(炭素数1〜3)、フェニル基を示し、Xは前記と同じ、gは1〜50の整数を示し、hは0〜50の整数を示し、iは150〜8000の整数を示す〕
【0064】
ジアリル四級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物の分子量としては約30000〜2000000、好ましくは100000〜1000000の範囲が良い。
【0065】
四級化ポリビニルピロリドン誘導体としては、次の一般式(7)で表わされるものが好ましい。
【0066】
【化11】
【0067】
〔式中、R28は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R29、R30、R31は同一か又は異なって、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル基を示し、Yは酸素原子又はアミド結合中のNH基を示し、Zは陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、炭素数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等)を示し、lは1〜10の整数を示し、j+kは20〜8000の整数である〕
【0068】
四級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子量としては10000〜2000000、好ましくは50000〜1500000が特に良い。上記のビニル重合体中に含まれるカチオン性高分子に由来するカチオン性窒素の含有量はビニル重合体に対して0.004〜0.2%、好ましくは0.01〜0.15%である。0.004%以下では十分に効果がなく、0.2%以上では性能的によいがビニル重合体の着色原因にもなりまた、経済的にも不利となる。
【0069】
これらのカチオン性ポリマーのなかで、特にカチオン化セルロース、ジアリルアンモニウム塩重合物、ジアリルアンモニウム塩/アクリルアミド共重合物などが好ましい。
【0070】
水溶性ポリマー(E)は、1種又は2種以上を組合わせて配合することができ、全組成中に0.05〜3%、特に0.1〜1.5%配合するのが好ましい。
【0071】
本発明組成物においては更にシリコーン誘導体(F)を、洗浄時及び洗浄後の毛髪のすべり性をより向上させる目的、すなわちコンディショニング成分として配合することができる。かかるシリコーン誘導体としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーンなどが挙げられる。
【0072】
これらのシリコーン誘導体(F)のうち、20℃における粘度が1〜1×108cs、特に10〜5×107csのものが好ましい。
【0073】
シリコーン誘導体(F)は、1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.1〜15%、特に0.5〜10%配合するのが好ましい。
【0074】
更に、本発明の毛髪化粧料組成物には、上記成分の他、毛髪化粧料中に通常用いられる成分、例えば水、成分(A)として用いられるベタイン型界面活性剤以外の両性界面活性剤;ノニオン界面活性剤;プロピレングリコール、グリセリン、グルコース、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等の保湿剤;エタノール等の粘度調整剤;香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止剤;抗菌剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤などを、発明の効果を損なわない範囲で適宜添加することができる。
【0075】
本発明の毛髪化粧料組成物は上記成分を室温で又は必要により加熱して混合攪拌して、30℃における粘度が2000cp以上であり、半透明から白色の乳化物外観を呈し、希釈時のエマルションの平均粒子径が0.5〜200μmとなるように調整される。
【0076】
ここで、粘度はB型粘度計を用いて測定される粘度であり、30℃における粘度が2000cp未満の場合には安定性が低下するため好ましくなく、2000〜100000cp、特に2000〜50000cpとするのが好ましい。
【0077】
また、希釈時のエマルションの平均粒子径は、組成物(水中油型)を一定の粒径のエマルションになるまで希釈し、エマルションを形成している油滴の粒子径をレーザ回折/散乱式粒度分布測定装置により測定することにより求められる。該エマルションの平均粒子径が0.5μm未満の場合には成分(C)によるコンディショニング効果が十分得られず、200μmを超える場合には乳化系が不安定となり、該粒子径は0.5〜200μm、特に1〜100μmが好ましい。
【0078】
また本発明組成物調製時、必要に応じてアルカリ性又は酸性薬剤を用いてpHを3〜11に調整することができる。本発明組成物は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナー等として用いられる。
【0079】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。
【0080】
実施例1
表1記載の毛髪用化粧料組成物を調製し、組成物の外観・物性、起泡力、コンディショニング効果(泡立ち時、毛髪のすすぎ時及び毛髪の乾燥後の感触)及びつや付与効果を評価した。
【0081】
(1)評価方法
a.外観・物性
30℃における粘度が2000cp以上で、半透明から白色の乳化物外観を呈し、希釈時のエマルションの平均粒径が0.5〜200μmであるものを○、それ以外のものを×で示した。
なお、粘度はB型粘度計により測定し、外観は目視により判定し、更にエマルションの平均粒子径は、組成物を水で希釈した後、レーザ回折/錯乱式粘度分布測定装置LA−910及び自動希釈ニユットLY−101(いずれも堀場製作所社製)を用いて測定した。
【0082】
b.コンディショニング効果
パーマ処理を行った日本人女性の毛髪20g(15cm)を、組成物1gを用いて洗浄したときの、泡立ち時の毛髪の感触、すすぎ時の毛髪の感触及び乾燥後の毛髪の感触を、専門パネラーにより次の基準で評価した。
【0083】
◎:非常に好ましい
○:好ましい
△:あまり好ましくない
×:好ましくない
【0084】
c.つや付与効果
各組成物について、女性パネリストに毛髪を洗浄させた後、その外観を専門パネラーが目視により次の基準で評価した。
【0085】
◎:非常にある
○:ある
△:どちらともいえない
×:ない
【0086】
(2)結果
その結果、表1及び表2に示す如く、本発明の毛髪洗浄剤組成物は、泡の感触に優れ、かつコンディショニング効果も良好であった。また、乳化安定性も良好であった。
【0087】
【表1】
【0088】
【表2】
【0089】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料組成物は、毛髪に対し高い滑り性、つやを付与する効果に優れ、かつ乳化安定性も良好である。
Claims (2)
- 次の成分(A)、(B)及び(C);
(A)次の一般式(A−1)及び(A−2)
で表わされるベタイン型界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上 1〜30重量%、
(B)次の化合物(B−1)及び化合物(B−2)を重量比で(B−1):(B−2)=100:0〜30:70含有するグリセライド類 3〜20重量%、
(C)次の(C−1)、(C−2)、(C−3)及び(C−4)
(C−1)平均粒径0.2以上1μm未満の水不溶性ポリマー微粒子
(C−2)平均粒径0.2以上1μm未満の無機物微粒子
(C−3)平均粒径0.1以上100μm以下のシリコーンエラストマー微粒子粉体
(C−4)平均粒径0.1以上20μm以下のポリメチルシルセスキオキサン粉末
から選ばれる1種又は2種以上の水不溶性油不溶性粉体 0.01〜5重量%
を含有し、30℃における粘度が2000cp以上であり、半透明から白色の乳化物外観を呈し、希釈時のエマルションの平均粒子径が0.5〜200μmであることを特徴とする毛髪化粧料組成物。 - 更に(D)アニオン界面活性剤を含有するものである請求項1記載の毛髪化粧料組成物。
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