JP2005506312A - 炭酸カルシウム粒子およびコンディショニング剤を含む化粧用組成物 - Google Patents

炭酸カルシウム粒子およびコンディショニング剤を含む化粧用組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、化粧品として許容される媒体中に、(a)少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む固体粒子と;(b)・少なくとも1つのアニオン性界面活性剤(i)と少なくとも1つの両性界面活性剤(ii)との組み合わせ、または・少なくとも1つのアニオン性界面活性剤(i)と少なくとも1つの非イオン性界面活性剤(iii)との組み合わせから選択される、少なくとも2つの界面活性剤の組み合わせと;(c) カチオン電荷密度が7meq/g以下、好ましくは0.05meq/g以上であるカチオン性ポリマーと;を含む化粧用組成物、特に毛髪用の化粧用組成物に関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧用組成物、特に、化粧品として許容される媒体中に、炭酸カルシウム粒子および界面活性剤の組み合わせを含む毛髪用組成物に関する。本発明はまた、この組成物の適用を含む髪の美容処理方法、および洗い流す(rinse-out)タイプの髪用製品としてのその使用を対象としている。
【背景技術】
【0002】
髪をクレンジングおよび/または洗浄するために、基本的に、特にアニオン型、非イオン型および/または両性型の、より具体的にはアニオン型の標準的な界面活性剤に基づく洗浄剤毛髪用組成物(またはシャンプー)を使用することは一般的な方法である。これらの組成物を濡れた髪に適用し、手によるマッサージまたは摩擦で発生した泡により、水で洗い流した後に、髪に当初存在したさまざまなタイプの汚れを除去することができる。
【0003】
これらの基剤組成物は、確かに優れた洗浄力を有するが、特に、このようなクレンジング処理剤の比較的攻撃的な性質が、長期的には、特に毛髪繊維に含まれるもしくはその表面にある脂質またはタンパク質を徐々に除去することに付随する、ある程度目立つ損傷を毛髪繊維にもたらし得るという事実により、これらの基剤組成物に関連する本質的な化粧特性は極めて不十分なままである。
【0004】
したがって、上記組成物、より具体的には敏感化された髪(すなわち、外界的要因および/または特にパーマ、染色または脱色などの毛髪処理の化学作用によって損傷したまたはもろくなった髪)に使用するための組成物の化粧特性を向上させるために、これらの組成物中に、主に毛髪繊維がある程度繰り返しさらされるさまざまな処理剤または攻撃要素によって誘発される悪影響もしくは副作用を修復または制限するための、コンディショナーとして知られている追加の化粧剤を取り入れることは、今では一般的な方法である。これらのコンディショナーは、もちろん、自然な髪の美容上の挙動を向上させることもできる。
【0005】
これまでシャンプーに最も一般的に使用されているコンディショナーは、カチオン性ポリマー、シリコーンおよび/またはシリコーン誘導体であるが、実際には、それらを含まない対応のクレンジング組成物で得られる結果と比較した場合、洗浄した、乾燥した、または湿らせた髪のもつれの解きやすさおよび軟らかさが著しく増大する。
【0006】
しかし、乾燥した髪におけるこれらの美容上の利点には、遺憾ながら、望ましくないと考えられている所定の化粧効果、すなわち張りのないヘアスタイルおよび滑らかさの欠如も付随する。
【0007】
さらに、この目的のためのカチオン性ポリマーの使用は、さまざまな欠点を呈する。髪に対する高い親和性が原因で、これらのいくつかのポリマーは、繰り返し使用するうちに大量に堆積し、不愉快で重苦しい感触、髪の硬化、およびスタイリングに影響を与える繊維間の接着などの不利な効果をもたらす。これらの欠点は、生気およびボリュームのない細い髪の場合にはさらに悪化する。
【0008】
髪の感触および外観を向上させるために、洗い流すタイプの組成物中に粒子を使用することがすでに提案されている。例としては、米国特許第5 334 376号は、シリコーン、脂肪アルコールおよびアミドを含むヘアコンディショニング組成物への炭酸カルシウム粒子の追加を提案している。
【0009】
独国特許出願第199 46 784号では、毛髪用組成物中でさまざまな酸化物、水酸化物、炭酸塩、ケイ酸塩またはリン酸塩の粒子を使用して、髪の脂ぎった外観を軽減することも提案されている。一般に、これらの粒子を標準的なシャンプー成分と合わせることが想定されている。
【特許文献1】
米国特許第5 334 376号
【特許文献2】
独国特許出願第199 46 784号
【特許文献3】
米国特許第4 185 087号
【特許文献4】
米国特許第4 009 256号
【特許文献5】
米国特許第3 962 418号
【特許文献6】
米国特許第3 958 581号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、洗い流すタイプの髪用製品、特にシャンプーの分野における最近の進歩にもかかわらず、これらの製品は真に完全に満足できるものではなく、したがって、現在依然として、それらの1つまたは複数の特性に関して、より優れた性能品質を示す新規な製品が強く求められている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本出願人は、驚くべきことにかつ意外にも、炭酸カルシウム粒子を混合したコンディショナーを選択することによって、化粧特性および成形特性について、化粧品、特に洗い流すタイプのヘア製品で得られる結果を向上させることが可能であることを発見した。特に、髪に質感を与え(厚み感覚の増大)、ヘアスタイルがより持続する。
【0012】
本発明の1つの主題は、化粧品として許容される媒体中に、
(a)少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む固体粒子と;
(b)・少なくとも1つのアニオン性界面活性剤(i)と少なくとも1つの両性界面活性剤(ii)との組み合わせ、または
・少なくとも1つのアニオン性界面活性剤(i)と少なくとも1つの非イオン性界面活性剤(iii)との組み合わせ
から選択される、少なくとも2つの界面活性剤の組み合わせと;
(c) カチオン電荷密度が7meq/g以下、好ましくは0.05meq/g以上であるカチオン性ポリマーと;
を含む化粧用組成物である。
【0013】
好ましくは、前記非イオン性界面活性剤及び/または両性界面活性剤に対するアニオン性界面活性剤の重量濃度比が、1より大である。
【0014】
本発明の別の主題は、本発明による組成物を用いた髪の美容処理方法からなる。
本発明の主題はまた、特に洗い流すタイプの毛髪への適用における化粧用毛髪用組成物の使用である。
【0015】
本発明の他の主題、特徴、態様および利点は、以下の説明ならびにさまざまな実施例を読むことによりさらに明らかになるはずである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
炭酸カルシウム粒子:
少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む粒子の数平均一次粒子径は、好ましくは2nm〜2μm、より好ましくは5〜500nm、さらに好ましくは10〜250nmである。
【0017】
本発明による粒子は、たとえば、任意の形態、たとえば球状、薄片状、針状、板状の形あるいは完全にランダムな形態であってよい。
【0018】
本発明によれば、粒子は、完全に炭酸カルシウムから形成された固体粒子であってよい。炭酸カルシウムはまた、完全にまたは部分的に粒子の中心部(core)を構成することができ、この中心部は別の成分、たとえば酸化物、ケイ酸塩または金属で被覆される。炭酸カルシウムはまた、異なる化学構造からなる基質、たとえば酸化物、ケイ酸塩または金属の被膜だけを形成していてもよい。
【0019】
本発明において、「一次粒子径」という表現は、個々の粒子における直径の相対する2点間で測定可能な最大粒径を意味する。粒径は、たとえば、透過型電子顕微鏡、またはBET法による比表面積の測定、あるいはレーザー粒度計を用いることによって決定することができる。
【0020】
粒子を炭酸カルシウムおよび他の充填剤で形成する場合、炭酸カルシウムは遊離型であり、その他の充填剤と化学結合を形成しない。そこで、炭酸カルシウムと他の充填剤、特に金属酸化物またはメタロイド酸化物との間の合金、特にこれらのさまざまな成分の熱融合によって得られる合金ということになる。
【0021】
少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む粒子が、金属酸化物またはメタロイド酸化物も含む場合、この酸化物は、特に酸化ケイ素、酸化ホウ素および酸化アルミニウムから選択される。
【0022】
本発明によれば、粒子は、少なくとも50重量%の炭酸カルシウムを含むことが好ましく、少なくとも70重量%含むことがさらによく、90重量%超の炭酸カルシウムからなる粒子が特に好ましい。
【0023】
さらに有利には、少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む粒子は、実質的に純粋な炭酸カルシウムの粒子である。
【0024】
本発明による炭酸カルシウムを含む粒子は、組成物の全重量に対して特に0.01%〜30重量%、好ましくは0.05%〜5重量%の量で使用される。
【0025】
本発明の組成物での使用に適した炭酸カルシウムは、天然由来のものでも合成由来のものであってもよい。後者の場合、酸化カルシウム、過酸化カルシウム、酢酸カルシウムまたはカルシウムエトキシドから得ることができる。
【0026】
本発明による組成物はまた、他のタイプの粒子、たとえば酸化チタン、酸化亜鉛または酸化アルミニウム粒子を含むことができる。
【0027】
(i)アニオン性界面活性剤:
本発明において使用可能なアニオン性界面活性剤の例としては、特に下記の化合物:
アルキルスルフェート、アルキエルエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルアリールポリエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート;アルキルスルホネート、アルキルホスフェート、アルキルアミドスルホネート、アルキルアリールスルホネート、α-オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート;アルキルスルホスクシネート、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルアミドスルホスクシネート;アルキルスルホスクシナメート;アルキルスルホアセテート;アルキルエーテルホスフェート;アシルサルコシネート;アシルイセチオネート、及びN-アシルタウレート(これら様々な化合物の、アルキルまたはアシル基は好ましくは12乃至20の炭素原子を含み、アリール基は好ましくはフェニルまたはベンジル基を示す)の塩(特にアルカリ塩、とりわけナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩、またはマグネシウム塩)を挙げて良い。使用可能なアニオン性界面活性剤の中では、例えばオレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸、及びステアリン酸、ココナッツオイル酸または水素添加ココナッツオイル酸の塩などの、脂肪酸塩;アシル基が8乃至20の炭素原子を含むアシルラクチレートを挙げて良い。アルキル-D-ガラクトシヅロン酸(galactosiduronic acids)及びこれらの塩、並びにポリオキシアルキレン化エーテルカルボン酸及びこれらの塩、特に2乃至50のエチレンオキシド基を含むもの等の、弱アニオン性界面活性剤もまた使用可能である。ポリオキシアルキレン化カルボキシルエーテル酸または塩タイプのアニオン性界面活性剤は、特に、下式(1)に相当するものである。
【0028】
1-(-OC24-)n-OCH2COOA (1)
【0029】
上記式中、Rはアルキルまたはアルキルアリール基を示し、nは2乃至24、好ましくは3乃至10の範囲をとりうる整数または小数(平均値)であり、前記アルキル基はおよそ6乃至20の炭素原子を有し、アリール基は好ましくはフェニルを示し、
Aは、H、アンモニウム、Na、K、Li、もしくはMg、またはモノエタノールアミンもしくはトリエタノールアミン残基を示す。式(1)の化合物の混合物、特にR基が異なるものの混合物もまた使用可能である。
【0030】
アニオン性界面活性剤の中では、本発明においては、とりわけアルキルスルフェート塩及びアルキルエーテルスルフェート塩及びこれらの混合物を使用することが好ましい。
【0031】
(ii)両性界面活性剤:
両性界面活性剤は、特に脂肪族第二級または第三級アミン誘導体であって、その脂肪族基が、8乃至22の炭素原子を含み、且つ少なくとも1つの水溶性アニオン性基(例えばカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、またはホスホネート)を含む、直鎖または分枝状鎖であってよい。(C8-C20)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルベタイン、または(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルスルホベタインを挙げて良い。
【0032】
アミン誘導体の中では、米国特許第2528378号及び同2781354号に記載されているように、Miranolの名称で市販されており、下式:
2-CONHCH2CH2-N(R3)(R4)(CH2COO-) (2)
[上記式中、R2は、加水分解ココナッツオイル中に存在する酸R2-COOHから誘導されるアルキル基、へプチル、ノニル、またはウンデシル基を示し、R3はβ-ヒドロキシエチル基を示し、またR4はカルボキシメチル基を示す]
及び;
5-CONHCH2CH2-N(B)(C) (3)
[上記式中、Bは-CH2CH2OX’を表し、Cは-(CH2)z-Y’を表し、z=1または2であり、
X’は、-CH2CH2-COOH基または水素原子を示し、
Y’は、-COOHまたは-CH2-CHOH-SO3H基を示し、
5は、ココナッツオイルまたは加水分解亜麻仁油中に存在する酸R9-COOHのアルキル基、特にC7、C9、C11、またはC13アルキル基、C17アルキル基及びそのiso型、不飽和C17基を示す]
の構造を有する製品を挙げて良い。
【0033】
これらの化合物は、CTFA辞典、第5版、1993年に、ジナトリウムココアンフォジアセテート、ジナトリウムラウロアンフォジアセテート、ジナトリウムカプリルアンフォジアセテート、ジナトリウムカプリロアンフォジアセテート、ジナトリウムココアンフォジプロピオネート、ジナトリウムラウロアンフォジプロピオネート、ジナトリウムカプリルアンフォジプロピオネート、ジナトリウムカプリロアンフォジプロピオネート、ラウロアンフォジプロピオン酸、ココアンフォジプロピオン酸の名称で分類されている。
【0034】
例としては、Rhone-Poulenc社によりMiranolC2Mの商品名で市販の、ココアンフォジアセテートを挙げて良い。
【0035】
(iii)非イオン性界面活性剤:
非イオン性界面活性剤は、それ自体でもまた、既知の化合物である(この点について、特に”Handbook of Surfactants” by M. R. Porter, published by Blackie & Son (Glasgow and London), 1991, pp. 116-178参照)。これらは特に、(以下、非限定的列挙)ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化、またはポリグリセリン化脂肪酸、アルキルフェノール、例えば8乃至18の炭素原子を含む脂肪鎖を有するα-ジオールまたはアルコールから選択することができ、エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド基の数は特に2乃至50の範囲であってよく、グリセリン基の数は特に2乃至30の範囲であって良い。エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマー、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの脂肪アルコールとの縮合物;好ましくは2乃至30molのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミド、平均で1乃至5、特に1.5乃至4のグリセリン基を含むポリグリセリン化脂肪アミド;好ましくは2乃至30molのエチレンオキシドを含むポリエトキシル化脂肪アミン;2乃至30molのエチレンオキシドを有するソルビタンのオキシエチレン化脂肪酸エステル;スクロースの脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド、N-アルキルグルカミン誘導体、例えば(C10-C14)アルキルアミンオキシドまたはN-アシルアミノプロピルモルホリンオキシド等のアミンオキシドもまた挙げて良い。アルキルポリグルコシドが、本発明の文脈において特に好適な非イオン性界面活性剤であることに留意されたい。
【0036】
有利には、該組成物中の界面活性剤の相対濃度は、
・前記アニオン性界面活性剤(i)が、組成物全重量に対して2〜50重量%、好ましくは3〜20重量%の比率で存在する。
・前記両性界面活性剤(ii)が、組成物全重量に対して1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%の比率で存在する。
・前記非イオン性界面活性剤(iii)が、組成物全重量に対して1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%の比率で存在する。
【0037】
好ましく使用されるアニオン性界面活性剤は、ナトリウム・トリエタノールアミンまたはアンモニウム(C12-C14)アルキルスルフェート、ナトリウム・トリエタノールアミンまたはアンモニウム(C12-C14)アルキルエーテルスルフェート(2.2molのエチレンオキシドでオキシエチレン化されたもの)、ナトリウム・トリエタノールアミンまたはアンモニウム(C12-C14)アルキルアミドスルフェート、ナトリウムココイルイセチオネート及びナトリウムα-(C12-C14)オレフィンスルホネート、並びにこれらの混合物から選択され、下記:
・特に38%の活性成分を含む水溶液として「Miranol C2M CONC」の商品名でRhone-Poulenc社により市販の、あるいは「Miranol C32」として市販の、ジナトリウムココアンフォジプロピオネートまたはナトリウムココアンフォプロピオネートとして既知のアミン誘導体などの両性界面活性剤、及び
・特に32%の活性成分を含む水溶液として「Dehyton AB 30」の名称でHenkel社より市販のココベタイン、例えばアルキルアミドベタイン及びアルキルベタインなどの双性イオン性タイプの両性界面活性剤、
のいずれかと共に用いられる。
【0038】
カチオン性ポリマー:
本発明に基づいて使用されるカチオン性ポリマーの重量平均分子量は一般に、少なくとも5000、好ましくは少なくとも10000、および10000000未満、より具体的には100000〜2000000である。これらは一般に、第四級アンモニウム単位またはアミノ単位あるいはその混合物などの、窒素原子を含む単位を有する。これらのカチオン電荷密度は、7meq/g以下、好ましくは0.05meq/g以上、より好ましくは0.5〜7meq/gである。電荷密度は、ケルダール法によって決定することができる。これは一般に、pH約3〜9に対応する。
【0039】
本発明に基づいて使用できるカチオン性ポリマーの中で、アミンまたは第四級アンモニウム官能基を有するビニルモノマーと、アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキルまたはジアルキル(メタ)アクリルアミド、アルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトン、ビニルピロリドンなど、あるいはビニルエステル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、プロピレングリコール、エチレングリコールなど他のモノマーなどのエチレン性不飽和を含む水溶性モノマーとのコポリマーについて言及することができる。アミンもしくはアンモニウム官能基のアルキルまたはジアルキル基は、好ましくはC1〜C9、より好ましくはC1〜C3である。
【0040】
アミンは、第一級、第二級または第三級アミンであってよい。第二級および第三級アミンが好ましい。
【0041】
アミノ置換ビニルモノマーは、そのアミン型で重合させ、次いで任意に第四級化させることができる。アミンはまた、ポリマー形成後に第四級化させることもできる。たとえば、第三級アミン官能基は、式R'X[式中、R'は、短鎖(好ましくはC1〜C7、特にC1〜C3)アルキル基であり、Xは、第四級アンモニウムと水溶性塩を形成するアニオンである]の塩と反応させることによって第四級化させることができる。
【0042】
アミンまたは第四級アンモニウム官能基を含むビニルモノマーの中で、たとえば、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート、モノアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートなどの群で置換したビニル化合物;トリアルキルメタクリロキシアルキルアンモニウム塩;第四級アンモニウムのジアリル塩;ピリジニウム、イミダゾリウム、第四級化ピロリドン、たとえばアルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、第四級アルキルビニルピロリドン塩など窒素原子を含む環を有する第四級ビニルモノマーについて言及することができる。これらのモノマーのアルキル部分は、好ましくはC1〜C3アルキル、より好ましくはC1またはC2アルキルである。
【0043】
アミノ置換ビニルモノマーとして、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートおよびジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドについて言及することもできる。アルキルまたはジアルキル基は、好ましくはC1〜C9、より好ましくはC1〜C3である。
【0044】
本発明のカチオン性ポリマーは、アミンから誘導したビニルモノマーおよび/または第四級アンモニウムから誘導したビニルモノマーおよび/または他の適合するモノマーの混合物を含むことができる。例としては、
- ルビカットの名称でBASF社から販売されているものなどの、1-ビニルピロリドンと1-ビニル-3-メチルイミダゾリウムの塩(たとえば塩化物)とのコポリマー(CTFA辞典でポリクオタニウム-16として知られている)、
- Gafquat(たとえばGafquat 755N)の名称でGAF Corporation社から販売されているものなどの、1-ビニル-2-ピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー(CTFA辞典でポリクオタニウム-11として知られている)、
- Merquat 550およびMerquat Sの名称でMerck社から販売されているものなどの、塩化ジメチルジアリルアンモニウムホモポリマー(CTFA辞典でのポリクオタニウム-5)ならびにアクリルアミドと塩化ジメチルジアリルアンモニウムとのコポリマー(CTFA辞典でのポリクオタニウム-7)、
- 米国特許第4 009 256号に記載されているものなどの、3〜5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸のホモポリマーおよびコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩
について言及することができる。
【0045】
使用できるカチオン性ポリマーの中で、カチオン性セルロース誘導体およびカチオン性デンプン誘導体などのカチオン性多糖類について言及することもできる。
【0046】
カチオン性多糖類の中で、以下の式のポリマーについて言及することができる。
【0047】
【化1】
Figure 2005506312
【0048】
上記式中、
Hは、デンプンなどの無水グルコース残基またはセルロース無水グルコース残基であり、
Rは、アルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレンまたはヒドロキシアルキレン、あるいはその混合物であり、
R1、R2およびR3は、同一でも異なっていてもよく、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキルまたはアルコキシアリール基を意味し、それぞれの基が18個以下の炭素原子を含み、かつカチオン単位1個当りの合計炭素原子数が好ましくは20以下であり、
G-は、アミンNR1R2R3の第四級化の結果として生じるアニオンである。
【0049】
カチオン性セルロースポリマーの中で、トリメチルアンモニウムで置換したエポキシドと反応させることによって得られる第四級ヒドロキシエチルセルロース塩(CTFA辞典でのポリクオタニウム-10)など、JRおよびLRの名称でAmerchol社から販売されているものについて言及することができる。また、ポリマーLM200の名称でAmerchol社から販売されているものなど、ラウリルジメチルアンモニウムで置換したエポキシドと反応させることによって得られる第四級ヒドロキシエチルセルロース塩(CTFA辞典でのポリクオタニウム-24)について言及することもできる。
【0050】
本発明に基づいて使用できるカチオン性ポリマーとして、Jaguarの名称でCelanese社から販売されている塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムグアーなどのカチオン性グアーガム誘導体について言及することもできる。
【0051】
米国特許第3 962 418号に記載されているものなどの第四級セルロースエーテル、ならびに米国特許第3 958 581号に記載されているものなどのセルロースとデンプンのエーテル化コポリマーについて言及することもできる。
【0052】
本発明のカチオン性ポリマーは、組成物中で、組成物の全重量に対して好ましくは0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%の比率で存在する。
【0053】
組成物:
化粧品として許容される媒体は、水単独、あるいは水とC1〜C4の低級アルコール、たとえばエタノール、イソプロパノール、t-ブタノールまたはn-ブタノール;アルキレングリコール、たとえばプロピレングリコール、およびグリコールエーテルなどの1種または複数の化粧品として許容される溶剤との混合物、あるいは1種または複数の化粧品として許容される溶剤からなり得る。
前記化粧品として許容される媒体は、好ましくは水を含む。
【0054】
本発明による洗浄剤組成物の最終的なpHは、一般に3〜10である。このpHは4〜8であることが好ましい。pHは、常法により、組成物に塩基(有機または無機)、たとえばアンモニア水またはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミンもしくは1,3-プロパンジアミンなどの第一級、第二級もしくは第三級(ポリ)アミンを加えることによって、あるいは酸、好ましくはたとえばクエン酸などのカルボン酸を加えることによって、望ましい値に調整することができる。
【0055】
本発明による組成物は、上記で定義した組合せの他に、電解液などの粘度調整剤、または増粘剤(結合性または非結合性)を含むことができる。特に塩化ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、スクレログルカン、キサンタンガム、脂肪酸アルカノールアミド、「Aminol A15」の名称でChem Y社から販売されている製品など、任意に5mol以下のエチレンオキシドを用いてオキシエチレン化したカルボン酸アルキルエーテルのアルカノールアミド、架橋型ポリアクリル酸および架橋型アクリル酸/C10〜C30アクリル酸アルキルコポリマーについて言及することができる。これらの粘度調整剤は、本発明による組成物中で、組成物の全重量に対して10重量%以下の比率で使用される。
【0056】
本発明による組成物は、たとえば、C16より大きい脂肪アルコール、エチレングリコールもしくはポリエチレングリコールのモノステアリン酸エステルまたはジステアリン酸エステルなどの、脂肪鎖を含むアシル誘導体、ジステアリルエーテルまたは1-(ヘキサデシルオキシ)-2-オクタデカノールなどの脂肪鎖エーテルなど、現行技術でよく知られているパール光沢剤または乳白剤を5%以下で含むこともできる。
【0057】
本発明による組成物はまた、任意に、C10〜C18の1,2-アルカンジオールまたはモノエタノールアミンもしくはジエタノールアミンから誘導された脂肪アルカノールアミドなどの発泡相乗剤、シリコーンまたは非シリコーン日焼け止め剤、本発明以外の界面活性剤、アニオン性、非イオン性、カチオン性または両性ポリマー、タンパク質、タンパク質加水分解物、ヒドロキシ酸、ビタミン、パンテノールなどのプロビタミン、および揮発性または不揮発性、直鎖状または環状、架橋型または非架橋型、有機変性または非有機変性の非カチオン性シリコーンから選択される少なくとも1種の添加剤を含むこともできる。
【0058】
言うまでもなく、当業者は、本発明による合剤に本質的に関連する有利な特性が、想定される添加によって悪影響を受けない、あるいは実質的に悪影響を受けないように、このもしくはこれらの任意選択の追加化合物および/またはその量を選択するように気を付けるはずである。
【0059】
これらの添加剤は、任意に、本発明による組成物中に、組成物の全重量に対して0.00001%〜20重量%の比率で存在する。それぞれの添加剤の正確な量は、その性質およびその機能に応じて当業者によって容易に決定される。
【0060】
これらの組成物は、ある程度増粘した液剤、クリーム剤またはゲル剤の形であってよく、主に、ケラチン物質、特に毛髪および肌、さらに具体的には毛髪の洗浄ならびに保護に適している。
【0061】
本発明による組成物を標準的なシャンプーとして使用する場合は、これらを単に濡れた髪に適用し、次いで手によるマッサージまたは摩擦で発生した泡を、任意の静置時間の後に水で洗い流すことによって除去し、この操作をおそらく1回または複数回繰り返す。
【0062】
本発明のさらなる主題は、上記で定義した組成物を適用し、次いで任意の静置時間の後に水で洗い流すことを含む、特に毛髪などのケラチン物質を洗浄およびコンディショニングする方法である。
【0063】
本発明による組成物は、毛髪を洗浄およびコンディショニングするシャンプーとして使用することが好ましく、この場合、それらを洗浄するのに有効な量を濡れた髪に適用し、この適用に引き続き水で洗い流す。
【0064】
本発明による組成物はまた、それらを濡れた肌および/または毛髪に適用し、適用後に洗い流す場合、毛髪および/または肌を洗浄およびコンディショニングするシャワージェルとして使用することもできる。
【0065】
本発明の組成物は、洗い流さない(leave-in)方式、特にローション剤、ゲル剤、ムース剤またはエアロゾル剤で使用することもできる。
【0066】
具体的だが、決して限定するものではない、本発明を例示する実施例を次に示す。
【実施例】
【0067】
以下の2つのシャンプーを調製する。
シャンプーA
Figure 2005506312
シャンプーB
Figure 2005506312
(1)水溶液として
(2)8%保護された50/50塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミドの水溶液として
(3)Omya社から販売されているOmyaPur 3S
(4)40%水溶液として
【0068】
この組成物は、濡れた髪に適用した場合に、気持ちのよい質感が得られる。これは容易に洗い流せる。濡れた髪は重苦しくなく、まとまりやすい。

Claims (18)

  1. 化粧用組成物、特に毛髪用組成物であって、化粧品として許容される媒体中に、
    (a) 少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む固体粒子と;
    (b)・少なくとも1つのアニオン性界面活性剤(i)と少なくとも1つの両性界面活性剤(ii)との組み合わせ、または
    ・少なくとも1つのアニオン性界面活性剤(i)と少なくとも1つの非イオン性界面活性剤(iii)との組み合わせ
    から選択される、少なくとも2つの界面活性剤の組み合わせと;
    (c) カチオン電荷密度が7meq/g以下、好ましくは0.05meq/g以上であるカチオン性ポリマーと;
    を含む化粧用組成物。
  2. 少なくとも10重量%の炭酸カルシウムを含む前記粒子の数平均一次粒子径が、2nm〜2μm、より好ましくは5〜500nm、さらに好ましくは10〜250nmであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記粒子が、少なくとも50重量%の炭酸カルシウムを含み、少なくとも70重量%含むことがよりよく、90重量%超の炭酸カルシウムを含むことがさらによいことを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記粒子が、実質的に純粋な炭酸カルシウムの粒子であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 炭酸カルシウムを含む前記粒子が、組成物の全重量に対して0.01%〜30重量%、好ましくは0.05%〜5重量%の量で使用されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記アニオン性界面活性剤(i)が、組成物の全重量に対して2〜50重量%、好ましくは3〜20重量%の比率で存在することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記両性界面活性剤(ii)が、組成物の全重量に対して1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%の比率で存在することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記非イオン性界面活性剤(iii)が、組成物の全重量に対して1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%の比率で存在することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記非イオン性界面活性剤及び/または両性界面活性剤に対するアニオン性界面活性剤の重量濃度比が、1より大なることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記アニオン性界面活性剤(i)が、ナトリウム・トリエタノールアミンまたはアンモニウム(C12-C14)アルキルスルフェート、ナトリウム・トリエタノールアミンまたはアンモニウム(C12-C14)アルキルエーテルスルフェート(2.2molのエチレンオキシドでオキシエチレン化されたもの)、ナトリウム・トリエタノールアミンまたはアンモニウム(C12-C14)アルキルアミドスルフェート、ナトリウムココイルイセチオネート及びナトリウムα-(C12-C14)オレフィンスルホネートから選択されることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記両性界面活性剤が、脂肪族第二級または第三級アミン誘導体であって、その脂肪族基が、8乃至22の炭素原子を含み且つ少なくとも1つの水溶性アニオン性基を含む直鎖または分枝状鎖であるもの、(C8-C20)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルベタイン、または(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルスルホベタインから選択されることを特徴とする、請求項1乃至7及び9のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記非イオン性界面活性剤(iii)が、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化、またはポリグリセリン化脂肪酸、アルキルフェノール、例えば8乃至18の炭素原子を含む脂肪鎖を有するα-ジオールまたはアルコールから選択され、エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド基の数は特に2乃至50の範囲をとり、グリセリン基の数は特に2乃至30の範囲をとりうることを特徴とする、請求項1乃至6、8及び9のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記カチオン性ポリマー(c)のカチオン電荷密度が、0.5乃至7meq/gの範囲であることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記カチオン性ポリマー(c)が、
    a)第一級、第二級、第三級アミン官能または第四級アンモニウム官能を含むビニルモノマーのコポリマー;
    b)デンプンまたはセルロースから誘導されるカチオン性多糖類;
    c)グアーガムから誘導されるカチオン性ポリマー;
    d)第四級セルロースエーテル、及びエーテル化セルロースとデンプンとのコポリマー
    からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 前記カチオン性ポリマー(c)が、組成物の全重量に対して0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%の比率で存在することを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. C10〜C18の1,2-アルカンジオールまたはモノエタノールアミンもしくはジエタノールアミンから誘導された脂肪アルカノールアミドなどの発泡相乗剤、シリコーンまたは非シリコーン日焼け止め剤、カチオン性界面活性剤、本発明のもの以外のアニオン性、非イオン性、両性、またはカチオン性ポリマー、タンパク質、タンパク質加水分解物、ヒドロキシ酸、ビタミン、パンテノールなどのプロビタミン、および揮発性または不揮発性、直鎖状または環状、架橋型または非架橋型、有機変性または非有機変性のシリコーンから選択される少なくとも一つの1種の添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 請求項1から16のいずれか一項で定義した組成物のシャンプーとしての使用。
  18. 請求項1から16のいずれか一項で定義した組成物を有効量適用し、次いで任意の静置時間の後に水で洗い流すことからなる、毛髪を洗浄およびコンディショニングする方法。
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