JP3483198B2 - シフトレジスタ回路 - Google Patents
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Description
ち上がりおよび立ち下がりに同期してデジタル信号を転
送するシフトレジスタ回路に関し、特に、クロック信号
を局所的に入力するような構成をとることにより、クロ
ック信号線の負荷を軽減し、動作マージンの向上と低消
費電力化を図ったシフトレジスタ回路、および、このシ
フトレジスタ回路をデータ信号線駆動回路または走査信
号線駆動回路に適用した画像表示装置に関する。
・マトリクス駆動方式の液晶表示装置(以後、アクティ
ブ・マトリクス駆動型液晶表示装置と呼ぶ)が知られて
いる。
液晶表示装置100を示す図である。
型液晶表示装置100は、画素アレイARYと、走査信
号線駆動回路GDと、データ信号線駆動回路SDとを備
えている。
Lと、複数の走査信号線GLに交差する複数のデータ信
号線SLとを備えている。隣接する2本の走査信号線G
Lと隣接する2本のデータ信号線SLとで包囲された部
分に、画素PIXがマトリクス状に配置されている。デ
ータ信号線駆動回路SDは、クロック信号CKS等のタ
イミング信号に同期して、入力された映像信号DATを
サンプリングし、サンプリングされた映像信号DATを
必要に応じて増幅し、データ信号線SLに出力する。
CKG等のタイミング信号に同期して、走査信号線GL
を順次選択し、画素PIX内にあるスイッチング素子の
開閉を制御することにより、データ信号線SLに出力さ
れた映像信号(データ)が画素PIXに書き込まれる。
画素PIXは画素PIXに書き込まれたデータを保持す
る働きをする。
を示す図である。
界効果トランジスタSWと、画素容量CI(液晶容量C
Lおよび必要によって付加される補助容量CSよりな
る)とによって構成される。
ソースおよびゲートを有している。以後、ドレインおよ
びソースの一方を第1電極と呼び、ドレインおよびソー
スの他方を第2電極と呼ぶ。
ータ信号線SLと接続され、電界効果トランジスタSW
の第2電極は画素容量CIの一端aと接続される。ま
た、電界効果トランジスタSWのゲートは、走査信号線
GLに接続される。液晶容量CLの他端bは、全画素P
IXに共通の共通電極線に接続されている。液晶容量C
Lに印加される電圧により、液晶の透過率または反射率
が変調され、画像が表示される。
装置では、画素トランジスタSWの材料として、ガラス
等の透明基板上に形成された非晶質シリコン薄膜が用い
られている。また、従来のアクティブ・マトリクス型液
晶表示装置における走査信号線駆動回路GDおよびデー
タ信号線駆動回路SDは、それぞれ外付けの集積回路
(IC)で構成されていた。
トランジスタの駆動力向上や、駆動ICの実装コストの
低減、あるいは、実装における信頼性等の要求から、多
結晶シリコン薄膜を用いて、モノリシックに画素アレイ
と駆動回路が形成されている。
スト化を目指して、ガラスの歪み点(約600℃)以下
のプロセス温度で、電界効果トランジスタなどの素子を
ガラス基板上の多結晶シリコン薄膜で形成することが試
みられている。
表示装置200を示す図である。
晶表示装置200では、絶縁性基板SUB上に、画素ア
レイARY、走査信号線駆動回路GD、およびデータ信
号線駆動回路SDが搭載され、走査信号線駆動回路GD
およびデータ信号線駆動回路SDのぞれぞれに、タイミ
ング信号生成回路CTLおよび電源電圧生成回路VGE
Nが接続される。
ATなどを受け取る。図20では、データ信号線駆動回
路SD内の映像信号DATなどが伝達される経路を破線
で示している。
PSなどを受け取る。図20では、走査信号線駆動回路
GD内のパルス信号GPSなどが伝達される経路を破線
で示している。
を映像信号線に書き込む方式の違いから、点順次駆動方
式のデータ信号線駆動回路と線順次駆動方式のデータ信
号線駆動回路が知られている。データ信号線駆動回路を
一体化した多結晶シリコンTFTパネルにおいては、デ
ータ信号線駆動回路の構成の簡易性から、点順次駆動方
式のデータ信号線駆動回路が用いられることが多い。
データ信号線駆動回路の構成を図21を用いて説明す
る。
駆動回路SDを示す図である。
ATA、LATBより構成されたシフトレジスタ回路S
FCの各段(各ラッチ回路)から出力される出力パルス
に同期させてサンプリングスイッチASを開閉する。サ
ンプリングスイッチASを開閉により、映像信号線に入
力された映像信号DATが、データ信号線SLに書き込
まれる。
SFCとサンプリングスイッチASとの間にはバッファ
回路BFC1が位置する。バッファ回路BFC1は、シ
フトレジスタ回路SFCから出力されるパルス信号を取
り込んで、パルス信号を保持・増幅するとともに、必要
に応じてパルス信号の反転信号を生成する。
2を用いて説明する。
図である。図22に示す走査信号線駆動回路GDは、複
数のラッチ回路LATA、LATBより構成されたシフ
トレジスタ回路SFCと、バッファ回路BFC2とを備
えている。
複数のラッチ回路LATA、LATBより構成されたシ
フトレジスタ回路SFCの各段(各ラッチ回路)から出
力される出力パルス信号(必要に応じて、他の信号との
論理演算結果)を増幅することにより、増幅された出力
パルス信号を走査信号として出力している。
Dおよび走査信号線駆動回路GDのいずれの駆動回路に
おいても、パルス信号を順次転送するシフトレジスタ回
路SFCが用いられている。
す図である。図23に示すように、複数のラッチ回路L
ATA、LATBが交互に直列に接続されている。
路SFCに入力されるクロック信号CLKを示す図であ
る。なお、図23に示すシフトレジスタ回路SFCに
は、クロック信号CLKと位相が反転したクロック信号
/CLKも入力される。
成するラッチ回路LATAを示す図であり、図26は、
シフトレジスタ回路SFCを構成するラッチ回路LAT
Bを示す図である。
インバータと2個のクロックトインバータCICA、C
ICBから成っており、2個のクロックトインバータC
ICA、CICBには、それぞれ逆位相のクロック信号
CLK、/CLKが入力される。
を示す図であり、図28は、クロックトインバータCI
CBを示す図である。たとえば、図27に示すクロック
トインバータCICAでは、クロック信号CLKがハイ
レベルのとき、クロックトインバータCICAの入力端
子INに入力された信号の反転信号が、クロックトイン
バータCICAの出力端子OUTから出力される。ま
た、図28に示すクロックトインバータCICBでは、
クロック信号CLKがローレベルのとき、クロックトイ
ンバータCICBの入力端子INに入力された信号の反
転信号が、クロックトインバータCICBの出力端子O
UTから出力される。
レジスタ回路あるいはラッチ回路を説明する場合、それ
らの回路には、互いに逆位相のクロック信号が入力され
るため、互いに逆位相のクロック信号の一方のクロック
信号CLKだけを用いて説明する場合もある。
ジスタ回路SFCにおいて、クロック信号CLK、/C
LKが、すべてのラッチ回路LATA、LATBに入力
されるため、クロック信号線CLKL、/CLKLの負
荷容量は極めて大きくなる。その結果、クロック信号線
CLKL、/CLKLを駆動するために、外部IC(コ
ントローラICなど)として、駆動能力の大きなものを
使用する必要があり、液晶表示装置の製作コストが上が
り、液晶表示装置の消費電力が増加する。
ク信号線の負荷容量を小さくするために、シフトレジス
タ回路の各段(ラッチ回路)の出力が有意(アクティブ
状態)であるときのみ、そのラッチ回路にクロック信号
を入力するような構成を開示している。
路を接続するか切り離すかが、各ラッチ回路の出力信号
(あるいは、複数の隣接するラッチ回路の出力信号の和
信号)によって制御される。
は、電源投入時には、シフトレジスタ回路の内部ノード
の状態(電圧レベル)が不定である(どのような状態に
もなりうる)ため、最悪の場合、電源投入時に、シフト
レジスタ回路の全ての内部ノードがアクティブ状態にな
る場合もありうる。この状態は、非アクティブ状態に対
応する信号がシフトレジスタ回路全段を走査される(シ
フトレジスタ回路の初期化)まで続くことになる。
はすべてのラッチ回路に入力されているので、クロック
信号線の負荷容量は、通常状態(シフトレジスタ回路に
1個のパルス信号が走査されている状態で、クロック信
号が入力されるラッチ回路の数が1個〜数個のとき)に
較べて、極めて大きくなっている。
部ICが、小さい負荷容量に対して最適化されている場
合)には、クロック信号線を所定の時間内に駆動するこ
とができず、シフトレジスタ回路が動作できなくなる恐
れがある。
ICは、このような大きな負荷容量を持つ場合でも駆動
できるだけの能力を備えている必要があるが、通常状態
では、負荷容量は小さく、それだけの駆動能力は不要で
ある。すなわち、電源投入時のシフトレジスタ回路の初
期化のみのために、大きな駆動能力を備えた外部ICが
必要となり、低コスト化、および、低消費電力化をさら
に進める上での障害となっている。
決すべくなされたものであり、クロック信号を局所的に
入力することによりクロック信号線の負荷を軽減したシ
フトレジスタ回路において、電源投入時などにおいても
正常に動作するシフトレジスタ回路、および、このシフ
トレジスタ回路を駆動回路の一部として備えることによ
り、低消費電力化と低コスト化を実現した画像表示装置
を提供することを目的とする。
回路は、直列に接続され、パルス信号を順次転送する複
数のラッチ回路と、クロック信号を伝達するクロック線
と、前記クロック線と前記複数のラッチ回路とを電気的
に接続または非接続する複数のスイッチ回路とを備えた
シフトレジスタ回路であって、前記シフトレジスタ回路
に電源が投入された際に、前記複数のスイッチ回路の少
なくとも1つが、前記複数のラッチ回路の少なくとも1
つとクロック線とを電気的に非接続し、前記複数のラッ
チ回路のノードの電位は、前記伝送されるパルス信号に
応じて変化し、前記複数のスイッチ回路のそれぞれは、
対応するラッチ回路のノードの電位に応じて、前記対応
するラッチ回路とクロック線とを電気的に接続または非
接続し、前記パルス信号が前記複数のラッチ回路の最初
のラッチ回路から最後のラッチ回路まで転送される期間
の少なくとも一部の期間、前記クロック信号の周波数
は、通常期間の前記クロック信号の周波数より低く、前
記少なくとも一部の期間における前記クロック信号の周
波数が、徐々に高くなり、そのことにより上記目的が達
成される。本発明の他のシフトレジスタ回路は、直列に
接続され、パルス信号を順次転送する複数のラッチ回路
と、クロック信号を伝達するクロック線と、前記クロッ
ク線と前記複数のラッチ回路とを電気的に接続または非
接続する複数のスイッチ回路とを備えたシフトレジスタ
回路であって、一定時間毎に、前記複数のスイッチ回路
の少なくとも1つが、前記複数のラッチ回路の少なくと
も1つとクロック線とを電気的に非接続し、前記複数の
ラッチ回路のノードの電位は、前記伝送されるパルス信
号に応じて変化し、前記複数のスイッチ回路のそれぞれ
は、対応するラッチ回路のノードの電位に応じて、前記
対応するラッチ回路とクロック線とを電気的に接続また
は非接続し、前記パルス信号が前記複数のラッチ回路の
最初のラッチ回路から最後のラッチ回路まで転送される
期間の少なくとも一部の期間、前記クロック信号の周波
数は、通常期間の前記クロック信号の周波数より低く、
前記少なくとも一部の期間における前記クロック信号の
周波数が、徐々に高くなり、そのことにより上記目的が
達成される。
アクティブ状態にあるラッチ回路およびその近傍のラッ
チ回路にのみ、選択的にクロック信号が入力される構成
において、電源投入時に、全ての前記ラッチ回路の内部
ノードの電位レベルを初期化している。シフトレジスタ
回路の内部ノードが不定になるのは電源投入時のみであ
るので、初期化を電源投入時のみとすることで、通常動
作期間の動作に悪影響を及ぼす可能性がなくなる。この
ような構成とすることにより、クロック信号線の負荷容
量が小さくなり、クロック信号を供給する外部ICに、
特に大きな駆動能力を必要としないので、外部ICの低
コスト化や低消費電力化が図られる。
は、アクティブ状態にあるラッチ回路およびその近傍の
ラッチ回路にのみ、選択的にクロック信号が入力される
構成において、一定時間毎に、全ての前記ラッチ回路の
内部ノードの電位レベルを初期化している、このような
構成においては、システムにおける適当なタイミング信
号を利用し、これに同期してシフトレジスタ回路内部を
初期化することができるので、新たに初期化用の信号を
入力または生成する必要がない。また、このような構成
とすることにより、クロック信号線の負荷容量が小さく
なり、クロック信号を供給する外部ICに、特に大きな
駆動能力を必要としないので、外部ICの低コスト化や
低消費電力化が図られる。
フトレジスタ回路においては、少なくともパルス信号が
ラッチ回路全段にわたって転送される期間より長い間、
クロック信号の周波数を、通常の周波数よりも低減させ
ることにより、前記ラッチ回路の内部ノードを初期化し
ている。このような構成においては、外部から入力され
るクロック信号のタイミング(周波数)を変えるだけ
で、シフトレジスタ回路の初期化を行うことができ、初
期化のための回路を新たに付加する必要がない。
フトレジスタ回路においては、前記初期化のための前記
クロック信号の周波数を、徐々に高くなるようにしてい
る。このような構成においては、初期化の時間を短縮す
ることができるので、他の動作に支障や制約を与えるこ
とが少ない。
フトレジスタ回路においては、前記低減させたクロック
信号の最低周波数は、通常の周波数の、1/2ないし1
/16である。このような周波数では、低周波数で動作
する期間がそれほど長くないので、他の動作への影響を
小さく抑えることが容易となる。また、特に、元の周波
数の整数分の1となるような周波数は、通常のクロック
信号を分周することにより、簡単に得ることが出来る。
フトレジスタ回路においては、前記各ラッチ回路に内部
ノード初期化回路を設け、これに外部から初期化信号を
入力することにより、前記ラッチ回路の内部ノードを初
期化している。このような構成においては、全ラッチ回
路を同時に初期化することができるので、初期化時間の
短縮が図られ、他の動作へ悪影響を及ぼす恐れが少な
い。
フトレジスタ回路においては、前記クロック信号の振幅
は、シフトレジスタ回路の電源電圧よりも小さくなって
いる。このような構成においては、クロック信号が入力
されるラッチ回路の素子サイズが大きくなり、負荷容量
も大きくなるので、クロック信号を選択的に入力する構
成にする効果は特に大きい。
フトレジスタ回路においては、外部より入力されたクロ
ック信号を、前記各ラッチ回路に供給するための、バッ
ファ回路を有している。このような構成においては、ク
ロック信号の一方のみを外部より入力し、内部でその反
転信号を生成することが出来るので、端子数の削減や外
部ICの簡略化に有効である。また、バッファ回路のサ
イズ(駆動能力)は、クロック信号線の負荷容量により
決定されるので、実効的な負荷を低減させることによ
り、バッファ回路のサイズを小さくすることができる。
フトレジスタ回路においては、外部より入力されるクロ
ック信号と、前記各ラッチ回路に供給されるクロック信
号の振幅が異なっており、外部より入力されたクロック
信号の振幅を変化させるための、レベルシフト回路を有
している。このような構成においては、レベルシフト回
路またはその後段のバッファ回路のサイズ(駆動能力)
は、クロック信号線の負荷容量により決定されるので、
実効的な負荷を低減させることにより、レベルシフト回
路またはバッファ回路のサイズを小さくすることができ
る。また、レベルシフト回路を具備することにより、入
力信号の電圧レベルを、シフトレジスタ回路の駆動電圧
よりも小さくすることができるので、外部にレベルシフ
トICを不要とすることができるとともに、外部の消費
電力を削減することが可能となる。
該画素に書き込む映像データを供給する複数のデータ信
号線と、映像データの該画素への書き込みを制御する複
数の走査信号線とを備えたアクティブ・マトリクス型画
像表示装置において、タイミング信号に同期して前記走
査信号線にパルス信号を出力する走査信号線駆動回路
が、前記いずれかのシフトレジスタ回路を備えている。
このような構成においては、上述の理由により、走査信
号線駆動回路に入力されるクロック信号線を駆動する外
部ICの駆動能力を小さく抑えつつ、シフトレジスタ回
路の正常な動作を実現することができるので、低コスト
と低消費電力性を兼ね備えた高品位の画像表示装置を実
現することができる。
線に映像信号を出力するデータ信号線駆動回路が、前記
いずれかのシフトレジスタ回路を備えている。このよう
な構成においては、上述の理由により、データ信号線駆
動回路に入力されるクロック信号線を駆動する外部IC
の駆動能力を小さく抑えつつ、シフトレジスタ回路の正
常な動作を実現することができるので、低コストと低消
費電力性を兼ね備えた高品位の画像表示装置を実現する
ことができる。特に、データ信号線駆動回路は、画像表
示装置の中で最も動作周波数が高い部分であるので、ク
ロック信号線の負荷容量を低減させることの効果は大き
い。
線駆動回路を構成するシフトレジスタ回路の全てのラッ
チ回路の内部ノードの電位レベルを初期化する。このよ
うな構成においては、初期化のための信号として、垂直
同期信号、あるいは、これにより生成される走査信号線
駆動回路のスタート信号を用いることができるので新た
な信号を追加する必要がない。
成する能動素子が、多結晶シリコン薄膜トランジスタで
ある。このように多結晶シリコン薄膜を用いてトランジ
スタを形成すると、従来のアクティブマトリクス液晶表
示装置に用いられていた非晶質シリコン薄膜トランジス
タに較べて、極めて駆動力の高い特性が得られるので、
前記効果に加えて、画素および前記信号線駆動回路を、
容易に、同一基板上に形成することができるというメリ
ットがある。このため、製造コストや実装コストの低減
と実装良品率のアップの効果が期待できる。また、多結
晶シリコン薄膜トランジスタは、単結晶シリコントラン
ジスタに較べて、駆動力が1〜2桁程小さいため、これ
を用いて走査信号線駆動回路およびデータ信号線駆動回
路を構成した場合、構成するトランジスタのサイズを大
きくする必要がある。その結果、クロック信号線の負荷
容量も大きくなるので、前記効果が期待できる本構成の
有効性は大きい。さらに、これを用いてレベルシフト回
路やクロック信号線用のバッファ回路を構成した場合、
その駆動力が小さいため、負荷容量を小さくするための
初期化を行うことの効果が大きい。
℃以下のプロセスで形成されている。このように、60
0℃以下のプロセス温度で、多結晶シリコン薄膜トラン
ジスタを形成する場合には、歪み点温度が低いが、安価
でかつ大型化の容易なガラスを、基板として用いること
ができるので、前記効果に加えて、大型の画像表示装置
を低コストで製造することが可能となるというメリット
がある。
形態を説明する。
るシフトレジスタ回路1を示す図である。
のラッチ回路LATA、LATB、複数の論理和回路O
R、および複数のスイッチASWを備えている。ラッチ
回路LATAの一例を図25に示し、ラッチ回路LAT
Bの一例を図26に示す。なお、図1に示すシフトレジ
スタ回路1の初めのラッチ回路は、ラッチ回路LATA
であっても、ラッチ回路LATBであってもよいが、入
力されるクロック信号によって決定される。
信号CLK、/CLKが入力されるか否かは、論理和回
路ORおよびスイッチASWによって制御される。たと
えば、あるユニット2に属する論理和回路ORは、ある
ユニット2に属するラッチ回路の前段のラッチ回路から
出力される信号と、あるユニット2に属するラッチ回路
から出力される信号とを受け取り、そられの信号の論理
和を演算する。演算された結果である信号に基づいて、
あるユニット2に属するスイッチASWが導通すること
により、あるユニット2に属するラッチ回路にクロック
信号CLK、/CLKが入力される。
路の前段のラッチ回路とあるユニット2に属するラッチ
回路の少なくともいずれか一方がアクティブ状態にある
時のみ、クロック信号がラッチ回路に入力される。上述
した構成により、ラッチ回路の入力容量の大部分がクロ
ック信号線CLKL、/CLKLから切り離される。こ
のため、シフトレジスタ回路1のクロック信号線CLK
L、/CLKLの容量は、図23に示すシフトレジスタ
回路SFCに較べて極めて小さくなる。このため、シフ
トレジスタ回路1では、駆動能力の小さなクロック信号
供給ICを用いることができる。
ッチ回路LATA、LATBの内部ノードの状態(電位
レベル)は、不定となる。つまり、ラッチ回路LAT
A、LATBの内部ノードの状態は、どのような状態に
もなる可能性がある。
の全てのノード、あるいは、大部分のノードがアクティ
ブになる恐れがある。全てのラッチ回路LATA、LA
TBのノードがアクティブになる場合、クロック信号線
CLKL、/CLKLは、全てのラッチ回路LATA、
LATBに接続される。全てのラッチ回路LATA、L
ATBのノードがアクティブになる状態におけるクロッ
ク信号線CLKL、/CLKLの負荷容量は、他の状態
に較べて、非常に大きな負荷容量となる。
ードがアクティブになる場合、通常動作を行うだけの駆
動力を有するクロック信号供給ICでは、シフトレジス
タ回路を駆動することができなくなる恐れがある。
クロック信号CLKの一例と、シフトレジスタ回路内部
のクロック信号CLKintを示す図である。
ードがアクティブになっている状態では、クロック信号
線CLKL、/CLKLの負荷容量が大きいため、図2
に示す、シフトレジスタ回路内部のクロック信号CLK
intは、シフトレジスタ回路に入力されたクロック信
号CLKと比べて、波形が鈍っている。このため、シフ
トレジスタ回路の駆動に充分な振幅が確保されない。そ
の結果、シフトレジスタ回路は動作しない。言い換える
と、ラッチ回路LATA、LATBの内部ノードのレベ
ルは変化しない。したがって、クロック信号線CLK
L、/CLKLの負荷容量は大きな値をとり続けること
になり、シフトレジスタ回路は動作を開始できない。
KLの負荷容量が大きい場合、クロック信号線CLK
L、/CLKLを駆動できるだけの能力を有したクロッ
ク信号供給ICを用いていれば、シフトレジスタ回路は
動作する。図3は、駆動能力が大きいクロック信号供給
ICを用いた場合における、シフトレジスタ回路に入力
されるクロック信号CLKの一例と、シフトレジスタ回
路内部のクロック信号CLKintを示す図である。
状態では不必要であり、消費電力の増加を招くのみであ
る。さらに、大きな駆動能力を有するクロック信号供給
ICは、当然、コストも高いというデメリットがある。
用いたとしても、図4に示すように、初期化動作期間に
おけるクロック信号CLKの周波数を通常動作期間にお
けるクロック信号CLKの周波数よりも低下させること
で、シフトレジスタ回路の駆動に充分な振幅が確保され
ないという問題を解決することができる。初期化動作期
間とは、電源が投入されてから所定の時間が経過した期
間を意味する。通常動作期間とは、初期化動作期間以外
の期間を意味する。
間における、クロック信号CLKの一例およびシフトレ
ジスタ回路内部のクロック信号CLKintの一例とを
示す図である。図5に示すように、クロック信号線CL
KL、/CLKLの負荷容量によって、クロック信号C
LKintの立ち上がりが俊敏ではないが、クロック信
号CLKintが所定のレベル(閾値)以上になるた
め、シフトレジスタ回路は正常に動作する。
期間に入り一定期間クロック周波数を低減させる。この
ため、全てのラッチ回路LATA、LATBがアクティ
ブであったとしても、シフトレジスタ回路1の初期化が
進むにつれて、ラッチ回路LATA、LATBが、初段
から次々にクロック信号線CLKL、/CLKLから切
り離される。このため、クロック信号線CLKL、/C
LKLの負荷容量は次第に低くなる。
LK、/CLKの周波数としては、クロック信号線CL
KL、/CLKLの負荷容量がどれだけ増加するかによ
り決定されるが、一般には、通常動作期間におけるクロ
ック信号CLK、/CLKの1/2〜1/16程度とす
ればよい。
めのクロック信号の周波数は一定であるが、初期化のた
めのクロック信号の周波数は、必ずしも一定である必要
はない。たとえば、初期化のためのクロック信号の周波
数が、徐々に変化してもよい。
の周波数が、初期化期間終了時のクロック信号CLKの
周波数より低いクロック信号を示す図である。たとえ
ば、電源投入時のクロック周波数を、通常動作期間にお
けるクロック信号CLKの1/8の周波数とし、徐々に
クロック信号CLKの周波数を高くし、初期化が完了す
る時のクロック周波数を、通常動作期間におけるクロッ
ク信号CLKの周波数とする。
ATBがアクティブであっても、シフトレジスタ回路1
の初期化が進むにつれて、ラッチ回路LATA、LAT
Bが、初段から次々にクロック信号線CLKL、/CL
KLから切り離されるため、クロック信号線CLKL、
/CLKLの負荷容量は次第に小さくなる。このため、
周波数を高めていっても充分に駆動することが可能であ
る。クロック信号CLK、/CLKの周波数を次第に高
くすることにより、初期化に要する初期化期間を短くす
ることが可能となる。なお、クロック信号の周波数は、
連続的に高めていっても、数クロック毎に不連続に高め
ていってもよい。
路1を駆動するための、他のクロック信号を示す図であ
る。
入力される任意のパルス信号PLSに同期して、一定期
間、クロック信号の周波数が低下する。このため、一定
周期毎に、シフトレジスタ回路1を初期化することがで
きる。駆動能力の小さいクロック信号供給ICを用いて
も、シフトレジスタ回路1は正常に動作する。なお、一
定期間とは、ある映像の1フレームの期間であってもよ
い。
レジスタ回路1のラッチ回路LATA、LATBの他の
構成例を示す図である。
のラッチ回路の内部ノードを強制的にリセットする。た
とえば、リセットによって、ラッチ回路から出力される
信号は、ロウレベルになる。
示すラッチ回路を用いたときの、クロック信号CLKお
よびリセット信号RSTの信号を示す図である。
時にのみ、リセット信号RSTが、図8および図9に示
すラッチ回路に入力されて、それらのラッチ回路の内部
ノードが初期化される。
定周期で入力されるあるパルス信号PLSに同期して、
リセット信号RSTが図8および図9に示すラッチ回路
に入力され、それらのラッチ回路の内部ノードが初期化
される。
初期化することにより、駆動能力の小さいクロック信号
供給ICを用いても、シフトレジスタ回路1の正常な動
作を実現することができる。
ムの期間であってもよい。
フトレジスタ回路1のラッチ回路LATA、LATBの
さらに他の構成例を示す図である。
TA、LATBは、トランジスタM1〜M8をそれぞれ
有している。
するシフトレジスタ回路1に、入力されるクロック信号
としては、図4または図7に示されるクロック信号であ
ってもよい。
TA、LATBは、レベルシフト機能を有するものであ
る。図12および図13に示すラッチ回路LATA、L
ATBに、その電源電圧VCCの振幅よりも小さい振幅
のクロック信号が入力されたとしても、図12および図
13に示すラッチ回路LATA、LATBは、電源電圧
VCCの振幅を持つ信号を出力する。
チ回路LATA、LATBの電源電圧が0V/15Vで
ある場合、クロック信号線の振幅が0V/5Vであって
も、0V/15Vの振幅の信号が、図12および図13
に示すラッチ回路LATA、LATBから出力される。
TA、LATBでは、接地(GND)側の電流経路のオ
ン抵抗を小さくすることが必要である。そのためには、
クロック信号が入力されるトランジスタM4、M6のサ
イズ(チャネル幅)を大きくしなければならない。
チ回路の入力容量は、極めて大きくなるため、本発明の
シフトレジスタ回路によって、クロック信号を局所的に
入力する構成による信号線容量の低減効果は非常に大き
い。
ク信号線に接続された場合、負荷容量増大の影響も極め
て大きくなるので、上述したシフトレジスタ回路の初期
化の有効性は非常に大きくなる。
けるシフトレジスタ回路10を示す図である。
複数のラッチ回路LATA、LATB、複数の論理和回
路OR、複数のスイッチASW、およびバッファ回路1
1を備えている。図14では、外部からクロック信号の
一方の位相である信号CLKextのみがシフトレジス
タ回路10に入力され、バッファ回路11を介して、ク
ロック信号CLK、/CLKがシフトレジスタ回路に供
給される。バッファ回路11は、少なくとも1つのイン
バータ回路INVを有する。なお、図14に示すバッフ
ァ回路11は、3つのインバータ回路INVを有する。
1を有するため、外部からシフトレジスタ回路10に接
続される信号線の数を削減することができる。
けるシフトレジスタ回路20を示す図である。
複数のラッチ回路LATA、LATB、複数の論理和回
路OR、複数のスイッチASW、レベルシフト回路LS
およびバッファ回路21を備えている。バッファ回路2
1は、少なくとも1つのインバータ回路INVを有す
る。
力される外部クロック信号CLKext、/CLKex
tの振幅は、図1に示すシフトレジスタ回路1に入力さ
れるクロック信号CLK、/CLKの振幅よりも小さ
い。外部から入力される外部クロック信号CLKex
t、/CLKextは、レベルシフト回路LSおよびバ
ッファ回路21を介して、ラッチ回路LATA、LAT
Bに供給されている。
力されるクロック信号の振幅を小さくすることができる
ので、外部にレベルシフタICが不要になるとともに、
低消費電力化が図られる。
において、データ信号線駆動回路SDおよび走査信号線
駆動回路GDの内の少なくとも1つが、図1に示すシフ
トレジスタ回路1を有することが好ましい。または、図
18に示す画像表示装置において、データ信号線駆動回
路SDおよび走査信号線駆動回路GDの内の少なくとも
1つが、図14に示すシフトレジスタ回路10を有する
ことが好ましい。あるいは、図18に示す画像表示装置
において、データ信号線駆動回路SDおよび走査信号線
駆動回路GDの内の少なくとも1つが、図15に示すシ
フトレジスタ回路20を有することが好ましい。
スタ回路1、シフトレジスタ回路10およびシフトレジ
スタ回路20の少なくとも1つを備えているため、クロ
ック信号を供給する供給系に係る消費電力を削減するこ
とが可能となる。
号線駆動回路と比べて、数百倍〜千倍以上の周波数で駆
動される。このため、データ信号線駆動回路において、
本発明を実施した場合の効果は、走査信号線駆動回路に
おいて本発明を実施した場合の効果より大きい。なお、
走査信号線駆動回路において、本発明を実施した場合で
あっても、有益であることは言うまでもない。
いは、走査信号線駆動回路のスタートパルス)は、フレ
ーム周波数(通常60Hz)の周期で入力されるので、
これを同期信号として用いて、一定周期毎にシフトレジ
スタ回路の初期化を行うことも可能である。前記信号を
用いれば、初期化時期を指定する信号を画像表示装置の
外部より入力する必要がない。
ータ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路を画素と
同一基板上に(モノリシックに)形成することは、それ
らのものを別々に構成して実装するよりも、画像表示装
置の製造コストや実装コストの低減を図ることができ、
信頼性の向上にも効果がある。
Xと、データ信号線駆動回路SDと、走査信号線駆動回
路GDとは、同一基板SUB上に構成されており(ドラ
イバモノリシック構造)、図20に示す画像表示装置
は、外部コントロール回路CTLからの信号と、外部電
源回路VGENからの駆動電源とによって駆動する。
SDおよび走査信号線駆動回路GDは、画面(表示領
域)とほぼ同じ長さの領域に広く分散して配置されてい
るので、クロック信号などの配線長は極めて長くなって
いる。
量も極めて大きくなるので、クロック信号を局所的に入
力することによるクロック信号線の負荷容量の削減効果
も大きくなる。
す画像表示装置のデータ信号線駆動回路SDおよび走査
信号線駆動回路GDの内の少なくとも1つが、図1に示
すシフトレジスタ回路1を有する、または、図20に示
す画像表示装置のデータ信号線駆動回路SDおよび走査
信号線駆動回路GDの内の少なくとも1つが、図14に
示すシフトレジスタ回路10を有する、あるいは、図2
0に示す画像表示装置のデータ信号線駆動回路SDおよ
び走査信号線駆動回路GDの内の少なくとも1つが、図
15に示すシフトレジスタ回路20を有することが好ま
しい。
タ回路が有する多結晶シリコン薄膜トランジスタの構造
例を示した図である。
スタは、絶縁性基板31、シリコン酸化膜32、金属配
線33、ソース領域34、ドレイン領域35、シリコン
薄膜36、シリコン酸化膜37、ゲート電極38、シリ
コン酸化膜39を備えている。
スタは、絶縁性基板上の多結晶シリコン薄膜を活性層と
する順スタガー(トップゲート)構造のものであるが、
本実施形態はこれに限るものではなく、逆スタガー構造
等の他の構造のものであってよい。
スタを用いることによって、実用的な駆動能力を有する
走査信号線駆動回路およびデータ信号線駆動回路を、画
素アレイと同一基板上にほぼ同一の製造工程で構成する
ことができる。
は、単結晶シリコントランジスタ(MOSトランジス
タ)に較べて、駆動能力が1〜2桁小さいので、シフト
レジスタ回路を構成したときに、構成するトランジスタ
のサイズを大きくする必要があり、その結果、入力負荷
容量も大きくなる傾向がある。したがって、クロック信
号を局所的に入力することによるクロック信号線の負荷
容量の削減効果も大きくなる。
回路が有する多結晶シリコン薄膜トランジスタを形成す
るときの製造プロセスについて、図17を用いて簡単に
説明する。
る。
ス基板の上に堆積した非晶質シリコン薄膜を示す図であ
る。
質シリコン薄膜にエキシマレーザを照射し、形成された
多結晶シリコン薄膜を示す図である。
晶シリコン薄膜が所望の形状にパターニングされた基板
を示す図である。
の上に二酸化シリコンからなるゲート絶縁膜を形成され
た基板を示す図である。
に薄膜トランジスタのゲート電極がアルミニウム等で形
成された基板を示す図である。
型領域には燐、p型領域には硼素)を注入し、薄膜トラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域が形成された
基板を示す図である。
に、二酸化シリコンまたは窒化シリコン等からなる層間
絶縁膜が堆積された基板を示す図である。
絶縁膜にコンタクトホールが開口された状態を示す図で
ある。
タクトホールにアルミニウム等の金属配線が形成された
状態を示す図である。
〜図17(j)の製造工程を経て、図17(k)に示す
多結晶シリコン薄膜トランジスタになる。
スの最高温度は、ゲート絶縁膜形成時の600℃である
ので、米国コーニング社の1737ガラス等の高耐熱性
ガラスが使用できる。
に、別の層間絶縁膜を介して、透明電極(透過型液晶表
示装置の場合)や反射電極(反射型液晶表示装置の場
合)が形成される。
多結晶シリコン薄膜トランジスタを、摂氏600度以下
で形成することにより、安価で大面積のガラス基板を用
いることができるようになるので、画像表示装置の低価
格化と大面積化が実現される。
が、本発明はこれらに限定されることなく、前記実施形
態の組み合わせ等の他の構成についても、同様に当ては
まるものである。
野で利用されているものであるが、ここでは、画像表示
装置、特に、液晶表示装置に適用したものを例にとって
説明した。しかしながら、これに限らず、同様な目的に
対しては他の分野においても利用することができる。
接続され、パルス信号を順次転送する複数のラッチ回路
と、クロック信号を伝達するクロック線と、前記クロッ
ク線と前記複数のラッチ回路とを電気的に接続または非
接続する複数のスイッチ回路とを備えている。前記シフ
トレジスタ回路に電源が投入された際に、前記複数のス
イッチ回路の少なくとも1つが、前記複数のラッチ回路
の少なくとも1つとクロック線とを電気的に非接続す
る。
は、従来のシフトレジスタ回路に比べてクロック信号線
の実効的な負荷容量が小さい。クロック信号を供給する
外部ICに、特に大きな駆動能力を必要としないので、
外部ICの低コスト化や低消費電力化が図られる。
に接続され、パルス信号を順次転送する複数のラッチ回
路と、クロック信号を伝達するクロック線と、前記クロ
ック線と前記複数のラッチ回路とを電気的に接続または
非接続する複数のスイッチ回路とを備えている。一定時
間毎に、前記複数のスイッチ回路の少なくとも1つが、
前記複数のラッチ回路の少なくとも1つとクロック線と
を電気的に非接続する。
路は、従来のシフトレジスタ回路に比べてクロック信号
線の実効的な負荷容量が小さい。クロック信号を供給す
る外部ICに、特に大きな駆動能力を必要としないの
で、外部ICの低コスト化や低消費電力化が図られる。
設けられた複数の画素と、前記複数の画素の1つに書き
込まれるべき映像データを供給するデータ信号線と、前
記映像データの、前記複数の画素の1つへの書き込みを
制御する走査信号線とを備えている。タイミング信号に
同期して前記データ信号線に前記映像データを出力する
データ信号線駆動回路が、前記シフトレジスタ回路また
は前記他のシフトレジスタ回路を有している。
の画像表示装置に比べてクロック信号線の実効的な負荷
容量が小さい。クロック信号を供給する外部ICに、特
に大きな駆動能力を必要としないので、外部ICの低コ
スト化や低消費電力化が図られる。
タ信号線駆動回路および前記走査信号線駆動回路の少な
くとも一方が、前記複数の画素と同一基板上に形成され
ている。
従来の画像表示装置に比べて低コスト製造することがで
きる。また、本発明の他の画像表示装置は、従来の画像
表示装置に比べて消費電力が小さい。
す図である。
CLKの一例と、シフトレジスタ回路内部のクロック信
号CLKintを示す図である。
た場合における、シフトレジスタ回路に入力されるクロ
ック信号CLKの一例と、シフトレジスタ回路内部のク
ロック信号CLKintを示す図である。
CLKを示す図である。
クロック信号CLKの一例およびシフトレジスタ回路内
部のクロック信号CLKintの一例とを示す図であ
る。
初期化期間終了時のクロック信号CLKの周波数より低
いクロック信号を示す図である。
クロック信号を示す図である。
LATBの他の構成例を示す図である。
LATBの他の構成例を示す図である。
きの、クロック信号CLKおよびリセット信号RSTの
信号を示す図である。
きの、クロック信号CLKおよびリセット信号RSTの
信号を示す図である。
A、LATBのさらに他の構成例を示す図である。
A、LATBのさらに他の構成例を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
る多結晶シリコン薄膜トランジスタの構造例を示した図
である。
は(a)に示すガラス基板の上に堆積した非晶質シリコ
ン薄膜を示す図であり、(c)は(b)に示す非晶質シ
リコン薄膜にエキシマレーザを照射し、形成された多結
晶シリコン薄膜を示す図であり、(d)は(c)に示す
多結晶シリコン薄膜が所望の形状にパターニングされた
基板を示す図であり、(e)は(d)に示す基板の上に
二酸化シリコンからなるゲート絶縁膜を形成された基板
を示す図であり、(f)は(e)に示す基板に薄膜トラ
ンジスタのゲート電極がアルミニウム等で形成された基
板を示す図であり、(g)および(h)は、不純物(n
型領域には燐、p型領域には硼素)を注入し、薄膜トラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域が形成された
基板を示す図であり、(i)は(h)に示す基板に、二
酸化シリコンまたは窒化シリコン等からなる層間絶縁膜
が堆積された基板を示す図であり、(j)は(i)に示
す層間絶縁膜にコンタクトホールが開口された状態を示
す図であり、(k)は(j)に示すコンタクトホールに
アルミニウム等の金属配線が形成された状態を示す図で
ある。
100を示す図である。
る。
0を示す図である。
を示す図である。
示す図である。
力されるクロック信号CLKを示す図である。
回路LATAを示す図である。
回路LATBを示す図である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 直列に接続され、パルス信号を順次転送
する複数のラッチ回路と、 クロック信号を伝達するクロック線と、 前記クロック線と前記複数のラッチ回路とを電気的に接
続または非接続する複数のスイッチ回路とを備えたシフ
トレジスタ回路であって、 前記シフトレジスタ回路に電源が投入された際に、前記
複数のスイッチ回路の少なくとも1つが、前記複数のラ
ッチ回路の少なくとも1つとクロック線とを電気的に非
接続し、 前記複数のラッチ回路のノードの電位は、前記伝送され
るパルス信号に応じて変化し、 前記複数のスイッチ回路のそれぞれは、対応するラッチ
回路のノードの電位に応じて、前記対応するラッチ回路
とクロック線とを電気的に接続または非接続し、 前記パルス信号が前記複数のラッチ回路の最初のラッチ
回路から最後のラッチ回路まで転送される期間の少なく
とも一部の期間、前記クロック信号の周波数は、通常期
間の前記クロック信号の周波数より低く、 前記少なくとも一部の期間における前記クロック信号の
周波数が、徐々に高くなる、 シフトレジスタ回路。 - 【請求項2】 直列に接続され、パルス信号を順次転送
する複数のラッチ回路と、 クロック信号を伝達するクロック線と、 前記クロック線と前記複数のラッチ回路とを電気的に接
続または非接続する複数のスイッチ回路とを備えたシフ
トレジスタ回路であって、 一定時間毎に、前記複数のスイッチ回路の少なくとも1
つが、前記複数のラッチ回路の少なくとも1つとクロッ
ク線とを電気的に非接続し、 前記複数のラッチ回路のノードの電位は、前記伝送され
るパルス信号に応じて変化し、 前記複数のスイッチ回路のそれぞれは、対応するラッチ
回路のノードの電位に 応じて、前記対応するラッチ回路
とクロック線とを電気的に接続または非接続し、 前記パルス信号が前記複数のラッチ回路の最初のラッチ
回路から最後のラッチ回路まで転送される期間の少なく
とも一部の期間、前記クロック信号の周波数は、通常期
間の前記クロック信号の周波数より低く、 前記少なくとも一部の期間における前記クロック信号の
周波数が、徐々に高くなる、 シフトレジスタ回路。
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US11/063,718 US7173598B2 (en) | 1999-03-11 | 2005-02-23 | Shift register circuit, image display apparatus having the circuit, and driving method for LCD devices |
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