JP3483137B2 - 釣用ルアー - Google Patents

釣用ルアー

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JP3483137B2 JP2000344363A JP2000344363A JP3483137B2 JP 3483137 B2 JP3483137 B2 JP 3483137B2 JP 2000344363 A JP2000344363 A JP 2000344363A JP 2000344363 A JP2000344363 A JP 2000344363A JP 3483137 B2 JP3483137 B2 JP 3483137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂スピナーベイ
トと称するコンビネーションルアーとして用いられる釣
用ルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】釣用ルアーのうち特に「スピナーベイ
ト」と呼ばれるものは、水中で回転運動を起こしなが
ら、光を反射しあるいは独特な振動波や音、泡を出すよ
うにしたスピナーを備えている。スピナーベイトの対象
魚としてはブラックバスをはじめ、サケ、マス等があ
り、これらの対象魚に対して上述のような独特な動きに
より極めて高い集魚効果を発揮する。
【0003】図3は、従来のスピナーベイトルアーの構
成例を示している。このスピナーベイトは、屈曲形成さ
れたワイヤ1の一端側にスピナーブレード2を回転自在
に支持すると共に、他端側にはスカート4を装着するた
めのヘッド部3が結合し、このヘッド部3にフック(釣
針)5が連結される。ワイヤ1の適所にはライン(釣
糸)Tが接続され、ラインTを引くことでスピナーブレ
ード2が水中で回転するようになっている。
【0004】ヘッド部3は、図示のようにたとえば楕円
状に形成されており、実際の魚が泳ぐように水中を遊泳
する。実使用においては、ラインTを引く際ルアーの沈
み具合を調整しながら使用する。このスピナーベイトル
アーは基本的には水中に沈めて使用され、ラインTを引
くことでスピナーブレード2が回転する。その回転によ
って生じる光等で釣果に結びつけようというものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
ピナーベイトルアーでは単一のスピナーブレード2を用
いるため、対象魚に対して高い集魚効果を発揮するのが
必ずしも容易でなかった。また、従来のスピナーベイト
ルアーにおいて2つのスピナーブレードを有することが
できるが、その場合各スピナーブレードが受ける水流が
相互に干渉してしまい、円滑な動きをとることができな
い等の問題がある。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み、この種のスピ
ナーベイトの円滑かつ適正作動を確保し、しかも高い集
魚効果を発揮する釣用ルアーを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の釣用ルアーは、
屈曲形成されたワイヤの一端側にブレードを支持すると
ともに、他端側にはスカートを装着するためのヘッド部
が結合し、このヘッド部にフックが結合されてなる釣用
ルアーであって、前記ワイヤの中間部適所に段部を有
し、該ワイヤの端部および段部付近にて第1のブレード
と第2のブレードがそれぞれ回転自在に支持され、前記
第1のブレードの回転支点と前記第2のブレードの回転
支点とが水流に対してオフセットしたかたちで配置され
ることを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】また、本発明の釣用ルアーにおいて、前記
ワイヤはその段部でほぼ鍵状に屈曲形成されることを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、ラインを引いてルアーを遊泳
させると、スピナーブレードが回転する。2つのスピナ
ーブレードを有しているため、これらのブレードの動き
は単調にならず、対象魚に対する強いアピール度を得る
ことができる。2つのスピナーブレードはそれぞれが受
ける水流が相互に干渉しないように配置されるため、円
滑かつ適正動作が保証される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2に基づき、
従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号
を用いて本発明による釣用ルアーの好適な実施の形態を
説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態による釣用ルア
ーの構成例を示している。この例はコンビネーションル
アーのうちスピナーベイトルアーとする。屈曲形成され
たワイヤ1の一端側にスピナーブレード2を回転自在に
支持するとともに、他端側にはスカート4を装着するた
めのヘッド部3が結合し、このヘッド部3にフック5が
連結される。ワイヤ1の適所(前端部)にはラインTが
接続される。
【0014】スピナーブレード2は、この図示例では概
略木の葉状を呈するブレードによって構成される。この
ブレードは凸状に適度に湾曲形成され、その表面には金
属光沢を有する。また、スピナーブレード2はスイベル
6を介してワイヤ1と連結される。スピナーブレード2
の前部をスイベル6と結合することで、その前部支点に
て回転自在(図1、矢印A)に支持される。
【0015】スカート4は「フラスカート」と称し、フ
ック5を覆うように装着される。このスカート4は、た
とえばラバーもしくはプラスチックを細長く切ったもの
で、水中でユラユラと動くようになっている。
【0016】さて、この実施形態のスピナーベイトルア
ーでは、図1に示されるようにワイヤ1の一端側に2つ
のスピナーブレード2および7を有し、これらのブレー
ドはそれぞれが受ける水流が相互に干渉しないように配
置される。
【0017】この場合、ワイヤ1の中間部適所に段部8
を有する。第1のスピナーブレード2は上述のように、
該ワイヤ1の端部にて回転自在に支持される。また、第
2のスピナーブレード7は後述する段部8付近にて回転
自在に支持されるようになっている。なお、第2のスピ
ナーブレード7は凸状に適度に湾曲形成され、その表面
には金属光沢を有する。
【0018】ここで図2に示すように、ワイヤ1はその
段部8でほぼ鍵状に屈曲形成される。ワイヤ1は段部8
の前側の前段部1aと後側の後段部1bを含み、前段部
1aには第2のスピナーブレード7を支持するためのク
レビス9が装着される。第2のスピナーブレード7の前
部をクレビス9と結合することで、その前部支点にて回
転自在(図1、矢印B)に支持される。
【0019】この実施形態において、ラインTを引いて
ルアーを遊泳させると、第1のスピナーブレード2およ
び第2のスピナーブレード7は水流(図1、矢印C)を
受けてそれぞれ回転する。この場合、第1のスピナーブ
レード2の回転支点であるスイベル6と第2のスピナー
ブレード7の回転支点であるクレビス9とは、水流に対
してオフセットされたかたちで配置される。このように
回転支点を設定することで、第1のスピナーブレード2
および第2のスピナーブレード7が受ける水流を相互に
干渉しないようにすることができる。
【0020】第1のスピナーブレード2はスイベル6を
介して、矢印Aのように回転する。一方、第2のスピナ
ーブレード7はクレビス9を介して、矢印Cのようにワ
イヤ1の後段部1bのまわりを旋回するように回転す
る。2つのスピナーブレード2,7を用いても水流が相
互に干渉しないため円滑で適正な動作を実現し、また独
特なルアーアクションにより対象魚に対して効果的にア
ピールすることができ、高い釣果を期待することができ
る。
【0021】なお、上記実施形態において、第1のスピ
ナーブレード2および第2のスピナーブレード7は、図
1に示されるようにほぼ相似形に形成されるが、第2の
スピナーブレード7を第1のスピナーブレード2よりも
幾分小さ目に形成すると、相互間でより円滑な動きをす
るのに効果的である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のルアーにおいて2つのスピナーブレードを有して
いるため、これらのブレードの動きは単調にならず、対
象魚に対する強いアピール度を得ることができる。2つ
のスピナーブレードはそれぞれが受ける水流が相互に干
渉しないように配置されるため、円滑かつ適正動作が保
証される。これにより高い釣果を期待することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による釣用ルアーの構成例を
示す図である。
【図2】本発明に係る釣用ルアーの要部構成を示す図で
ある。
【図3】従来ルアーの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 第1のスピナーブレード 3 ヘッド部 4 スカート 5 フック(釣針) 6 スイベル 7 第2のスピナーブレード 8 段部 9 クレビス T ライン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲形成されたワイヤの一端側にブレー
    ドを支持するとともに、他端側にはスカートを装着する
    ためのヘッド部が結合し、このヘッド部にフックが結合
    されてなる釣用ルアーであって、前記ワイヤの中間部適所に段部を有し、該ワイヤの端部
    および段部付近にて第1のブレードと第2のブレードが
    それぞれ回転自在に支持され、前記第1のブレードの回
    転支点と前記第2のブレードの回転支点とが水流に対し
    てオフセットしたかたちで 配置されることを特徴とする
    釣用ルアー。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤはその段部でほぼ鍵状に屈曲
    形成されることを特徴とする請求項に記載の釣用ルア
    ー。
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JP3018885U (ja) 1995-05-31 1995-11-28 マミヤ・オーピー株式会社 バズ・スピナーベイト

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