JPH1198936A - 回転部を備えた擬似餌 - Google Patents
回転部を備えた擬似餌Info
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- JPH1198936A JPH1198936A JP27806797A JP27806797A JPH1198936A JP H1198936 A JPH1198936 A JP H1198936A JP 27806797 A JP27806797 A JP 27806797A JP 27806797 A JP27806797 A JP 27806797A JP H1198936 A JPH1198936 A JP H1198936A
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- rotating
- water
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- bait
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 釣行時に、一部又は全部を水中で回転させて
泡を発生させながら後部を振って、餌となる虫、小魚等
が水中で恰も泳いでいるかのように醸し出して、釣ろう
とする魚の食餌欲を著しくそそる。 【解決手段】 ボディー中間体１の前側にボディー前体
２を、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、且つ
前記ボディー中間体１の後側にボディー後体４を揺動自
在に連結するか、又は、ボディー前体２とボディー中間
体１とを、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、
この連結手段３の後端にボディー後体４を揺動自在に連
結する。
泡を発生させながら後部を振って、餌となる虫、小魚等
が水中で恰も泳いでいるかのように醸し出して、釣ろう
とする魚の食餌欲を著しくそそる。 【解決手段】 ボディー中間体１の前側にボディー前体
２を、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、且つ
前記ボディー中間体１の後側にボディー後体４を揺動自
在に連結するか、又は、ボディー前体２とボディー中間
体１とを、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、
この連結手段３の後端にボディー後体４を揺動自在に連
結する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてスプー
ン、ジグ、スピナー、プラグ等のルアーとして用い、釣
行時に、一部又は全部を水中で回転させて泡を発生させ
ながら後部を振って、餌となる虫、小魚等が水中で恰も
泳いでいるかのように醸し出して、釣魚の食餌欲を著し
くそそるようにした回転部を備えた擬似餌に関するもの
である。
ン、ジグ、スピナー、プラグ等のルアーとして用い、釣
行時に、一部又は全部を水中で回転させて泡を発生させ
ながら後部を振って、餌となる虫、小魚等が水中で恰も
泳いでいるかのように醸し出して、釣魚の食餌欲を著し
くそそるようにした回転部を備えた擬似餌に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、これらの擬似餌としては、適当な
連結手段によって、ボディー後部が揺動するものや、ボ
ディー前部のみが回転するもの等が知られており、この
回転させるものとしては、回転させようとする回転羽
（ブレード）をボディー前部に、横軸を介して取付け、
回転羽が正面から水を受けて回転するようにしたものが
一般的である。
連結手段によって、ボディー後部が揺動するものや、ボ
ディー前部のみが回転するもの等が知られており、この
回転させるものとしては、回転させようとする回転羽
（ブレード）をボディー前部に、横軸を介して取付け、
回転羽が正面から水を受けて回転するようにしたものが
一般的である。
【０００３】また、スピナー等の擬似餌の回転羽は、薄
板を長楕円形状に打ち抜いて、この回転羽の一端部を軸
として回転するようにボディー側に接続していた。そし
て、この回転羽は、左右対称に成形されていた。この回
転する回転羽は、水の抵抗が大きいため、面積に限りが
あり、海で大型魚を釣るための大きなスピナーはなく、
多くは、河川や湖等で使用する小さなスピナーが殆どで
あった。
板を長楕円形状に打ち抜いて、この回転羽の一端部を軸
として回転するようにボディー側に接続していた。そし
て、この回転羽は、左右対称に成形されていた。この回
転する回転羽は、水の抵抗が大きいため、面積に限りが
あり、海で大型魚を釣るための大きなスピナーはなく、
多くは、河川や湖等で使用する小さなスピナーが殆どで
あった。
【０００４】それに、スプーンやジグ等の擬似餌は、ス
ライド動作や或いは揺動動作をするように設計されてお
り、多くは金属板やダイカスト等にて一体に成形されて
いた。これに釣糸を結ぶ環と、釣針を取付ける環とを設
け、この環に釣針を取付けて使用していた。
ライド動作や或いは揺動動作をするように設計されてお
り、多くは金属板やダイカスト等にて一体に成形されて
いた。これに釣糸を結ぶ環と、釣針を取付ける環とを設
け、この環に釣針を取付けて使用していた。
【０００５】更に、プラグ等の擬似餌は、水中に潜らせ
るために比重の重い金属で成形するか、或いはボディー
前部にリップといわれる抵抗板を下向きに取付けてい
た。
るために比重の重い金属で成形するか、或いはボディー
前部にリップといわれる抵抗板を下向きに取付けてい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の擬似
餌は、釣行時に、ボディー後部が揺動するのみか、或い
はボディー前部が回転するのみであるため、餌となる
虫、小魚等が水中で頭部を回転させて泡を発生させなが
ら尻尾を振って、餌となる虫、小魚等が水中で恰も泳い
でいるかのように醸し出すことができず、釣魚の食餌欲
をそそることができなかった。
餌は、釣行時に、ボディー後部が揺動するのみか、或い
はボディー前部が回転するのみであるため、餌となる
虫、小魚等が水中で頭部を回転させて泡を発生させなが
ら尻尾を振って、餌となる虫、小魚等が水中で恰も泳い
でいるかのように醸し出すことができず、釣魚の食餌欲
をそそることができなかった。
【０００７】また、ボディー前部に回転羽を、横軸を介
して取付け、回転羽が正面から水を受けて回転するよう
に形成されていたため、釣行時に、回転羽が水の流れに
対して縦方向へ回転することと、この回転羽の回転に伴
って振動が余り発生せず、釣魚の食餌欲をそそることが
できなかった。
して取付け、回転羽が正面から水を受けて回転するよう
に形成されていたため、釣行時に、回転羽が水の流れに
対して縦方向へ回転することと、この回転羽の回転に伴
って振動が余り発生せず、釣魚の食餌欲をそそることが
できなかった。
【０００８】また、スピナー等の擬似餌の回転羽は、薄
板で単なる長楕円形状に成形されていたので、釣行時
に、回転力が弱く泡を発生させることができず、釣魚の
食餌欲をそそることができなかった。同じく、回転羽が
左右対称に成形されていたので、回転させるのに比較的
大きな力（スピード）を必要とし、且つ左右対称からな
る単調な回転なので、振動が余り発生しないため、釣魚
の食餌欲をそそることができなかった。
板で単なる長楕円形状に成形されていたので、釣行時
に、回転力が弱く泡を発生させることができず、釣魚の
食餌欲をそそることができなかった。同じく、回転羽が
左右対称に成形されていたので、回転させるのに比較的
大きな力（スピード）を必要とし、且つ左右対称からな
る単調な回転なので、振動が余り発生しないため、釣魚
の食餌欲をそそることができなかった。
【０００９】それに、スプーンやジグ等の擬似餌は、金
属板やダイカスト等にて一体に成形されていたので、釣
行時に、水中でキラメキは有するものの、水音の発生は
少なく、加えて、やや速いスピードで泳がすために、釣
魚からの視認性が悪く、釣魚の食餌欲をそそることがで
きなかった。
属板やダイカスト等にて一体に成形されていたので、釣
行時に、水中でキラメキは有するものの、水音の発生は
少なく、加えて、やや速いスピードで泳がすために、釣
魚からの視認性が悪く、釣魚の食餌欲をそそることがで
きなかった。
【００１０】更に、プラグ等の擬似餌も、比重の重い金
属で単なる成形するか、或いはボディー前部にリップと
いわれる抵抗板を下向きに単なる取付けるのみであるた
め、釣行時に、釣人との角度もあり、余り潜らせること
ができず、且つ水音や振動を発生させることができず、
釣魚の食餌欲をそそることができなかった。
属で単なる成形するか、或いはボディー前部にリップと
いわれる抵抗板を下向きに単なる取付けるのみであるた
め、釣行時に、釣人との角度もあり、余り潜らせること
ができず、且つ水音や振動を発生させることができず、
釣魚の食餌欲をそそることができなかった。
【００１１】そこで、本発明の課題は、上述のような観
点に鑑みて創出されたもので、釣行時に、一部又は全部
を水中で回転させて泡を発生させながら後部を振って、
餌となる虫、小魚等が水中で恰も泳いでいるかのように
醸し出して、釣魚の食餌欲を著しくそそれるような回転
部を備えた擬似餌を提供することにある。
点に鑑みて創出されたもので、釣行時に、一部又は全部
を水中で回転させて泡を発生させながら後部を振って、
餌となる虫、小魚等が水中で恰も泳いでいるかのように
醸し出して、釣魚の食餌欲を著しくそそれるような回転
部を備えた擬似餌を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の回転部を備えた
擬似餌は、上述のような課題を解決するために、ボディ
ー中間体の前側にボディー前体を、適宜連結手段を介し
て回転自在に連結し、且つ前記ボディー中間体の後側に
ボディー後体を揺動自在に連結したものである。
擬似餌は、上述のような課題を解決するために、ボディ
ー中間体の前側にボディー前体を、適宜連結手段を介し
て回転自在に連結し、且つ前記ボディー中間体の後側に
ボディー後体を揺動自在に連結したものである。
【００１３】また、ボディー前体とボディー中間体と
を、適宜連結手段を介して回転自在に連結し、この連結
手段の後端にボディー後体を揺動自在に連結したもので
ある。
を、適宜連結手段を介して回転自在に連結し、この連結
手段の後端にボディー後体を揺動自在に連結したもので
ある。
【００１４】また、ボディー前部に、水の流れに対して
横方向へ回転する回転体を、水の流れに直交する縦軸を
介して回転自在に支持したものである。
横方向へ回転する回転体を、水の流れに直交する縦軸を
介して回転自在に支持したものである。
【００１５】それに、一端部に回転軸孔が設けられた薄
い略長楕円形状の回転羽の一面又は両面のいずれか一方
又は両方に 1枚又は複数枚の回転力向上用の小羽を用途
に合った適宜角度に突設したものである。
い略長楕円形状の回転羽の一面又は両面のいずれか一方
又は両方に 1枚又は複数枚の回転力向上用の小羽を用途
に合った適宜角度に突設したものである。
【００１６】それに、一端部に回転軸孔が設けられたス
ピナー等の薄い回転羽を上下左右非対称に成形したもの
である。
ピナー等の薄い回転羽を上下左右非対称に成形したもの
である。
【００１７】更に、スプーンやジグ等のボディーの前部
又は中間部又は後部に 1枚又は複数枚の回転羽を回転自
在に取付けたものである。
又は中間部又は後部に 1枚又は複数枚の回転羽を回転自
在に取付けたものである。
【００１８】更に、スプーンのボディー前部に、又はプ
ラグのボディー前側に取付けられた抵抗板に、略前方へ
水を掻いで回転する水掻羽を水平又は垂直に回転自在に
支持したものである。
ラグのボディー前側に取付けられた抵抗板に、略前方へ
水を掻いで回転する水掻羽を水平又は垂直に回転自在に
支持したものである。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、スプーン、ジグ、スピナー、プラグ等のルアーに用
いる状態を図面に基づいて説明する。
て、スプーン、ジグ、スピナー、プラグ等のルアーに用
いる状態を図面に基づいて説明する。
【００２０】本発明の回転部を備えた擬似餌は、図１及
び図２に示すように、ボディー中間体１の前側にボディ
ー前体２を、適宜連結手段３を介して回転自在に連結
し、且つ前記ボディー中間体１の後側にボディー後体４
を揺動自在に連結するか、又はボディー前体２とボディ
ー中間体１とを、適宜連結手段３を介して回転自在に連
結し、この連結手段３の後端にボディー後体４を揺動自
在に連結するようにしたものである。
び図２に示すように、ボディー中間体１の前側にボディ
ー前体２を、適宜連結手段３を介して回転自在に連結
し、且つ前記ボディー中間体１の後側にボディー後体４
を揺動自在に連結するか、又はボディー前体２とボディ
ー中間体１とを、適宜連結手段３を介して回転自在に連
結し、この連結手段３の後端にボディー後体４を揺動自
在に連結するようにしたものである。
【００２１】即ち、前記ボディー中間体１は、略円筒状
を呈していて、筒心に前記連結手段３が前後方向へ挿通
される程度の挿通孔１８が穿設されるように形成されて
いる。
を呈していて、筒心に前記連結手段３が前後方向へ挿通
される程度の挿通孔１８が穿設されるように形成されて
いる。
【００２２】また、前記ボディー前体２は、略半球状を
呈していて、筒心に前記連結手段３が前後方向へ挿通さ
れる程度の挿通孔１９を穿設し、且つ後面中心部には凹
部２０を設け、挿通孔１９内の前部及び後部には夫々円
筒状の前側リベット２１ａ及び後側リベット２１ｂを前
後方向から嵌着し、且つ前側球面には、釣行時に水中で
回転させて泡を発生させる複数枚（図中は 3枚）の回転
羽片２２を等間隔に突設し、前側球面の適宜位置には一
対の目２３を設けるように形成されている。
呈していて、筒心に前記連結手段３が前後方向へ挿通さ
れる程度の挿通孔１９を穿設し、且つ後面中心部には凹
部２０を設け、挿通孔１９内の前部及び後部には夫々円
筒状の前側リベット２１ａ及び後側リベット２１ｂを前
後方向から嵌着し、且つ前側球面には、釣行時に水中で
回転させて泡を発生させる複数枚（図中は 3枚）の回転
羽片２２を等間隔に突設し、前側球面の適宜位置には一
対の目２３を設けるように形成されている。
【００２３】それに、連結手段３としては、前記ボディ
ー前体２の挿通孔１９の前側リベット２０及び後側リベ
ット２１内に長いヒートン２４を、これの先端側ネジ部
が後側に突出されるようにビーズ２５ａを介して前方か
ら挿通し、このボディー前体２の後側に突出されたヒー
トン２４の先端側ネジ部に、前記ボディー中間体１と略
同一長さの中空で網状ナイロン製のチューブ２６の前端
部を、ビーズ２５ｂを介して後方から捩込み、このチュ
ーブ２６に前記ボディー中間体１の挿通孔１８を回転自
在に挿通した後、このチューブ２６の後端部に短いヒー
トン２７の先端側ネジ部を、ビーズ２８を介して後方か
ら捩込んで連結されている。
ー前体２の挿通孔１９の前側リベット２０及び後側リベ
ット２１内に長いヒートン２４を、これの先端側ネジ部
が後側に突出されるようにビーズ２５ａを介して前方か
ら挿通し、このボディー前体２の後側に突出されたヒー
トン２４の先端側ネジ部に、前記ボディー中間体１と略
同一長さの中空で網状ナイロン製のチューブ２６の前端
部を、ビーズ２５ｂを介して後方から捩込み、このチュ
ーブ２６に前記ボディー中間体１の挿通孔１８を回転自
在に挿通した後、このチューブ２６の後端部に短いヒー
トン２７の先端側ネジ部を、ビーズ２８を介して後方か
ら捩込んで連結されている。
【００２４】更に、前記ボディー後体４は、前面にヒー
トン２９を前方から捩込み、且つ底面には釣針３０を、
ハンガー３１を介して取付け、そして、このヒートン２
９の頭を前記連結手段３のヒートン２７の頭に連結する
ようにする。
トン２９を前方から捩込み、且つ底面には釣針３０を、
ハンガー３１を介して取付け、そして、このヒートン２
９の頭を前記連結手段３のヒートン２７の頭に連結する
ようにする。
【００２５】尚、前記ボディー中間体１と前記ボディー
前体２とを回転自在に連結する連結手段３として、各ヒ
ートン２４，２７やチューブ２６で連結するように説明
及び図示されているが、これに何等限定されることな
く、ワイヤー等で連結するようにしても良い。また、前
記ボディー前体２の前側球面に回転羽片２２を突設する
ように説明及び図示されているが、これに限らず、水受
け用の穴や凹凸部等を設けるようにしても良い。
前体２とを回転自在に連結する連結手段３として、各ヒ
ートン２４，２７やチューブ２６で連結するように説明
及び図示されているが、これに何等限定されることな
く、ワイヤー等で連結するようにしても良い。また、前
記ボディー前体２の前側球面に回転羽片２２を突設する
ように説明及び図示されているが、これに限らず、水受
け用の穴や凹凸部等を設けるようにしても良い。
【００２６】本発明の回転部を備えた擬似餌の他の実施
例としては、図３乃至図５に示すように、ボディー５前
部に、水の流れに対して横方向へ回転する回転体６を、
水の流れに直交す縦軸７を介して回転自在に支持しても
良い。この場合、縦軸７は図３及び図４のように上下で
支持したり、或いは図５のように上のみで吊すように支
持しても良いのは勿論である。
例としては、図３乃至図５に示すように、ボディー５前
部に、水の流れに対して横方向へ回転する回転体６を、
水の流れに直交す縦軸７を介して回転自在に支持しても
良い。この場合、縦軸７は図３及び図４のように上下で
支持したり、或いは図５のように上のみで吊すように支
持しても良いのは勿論である。
【００２７】また、図６及び図７に示すように、一端部
に回転軸孔８が設けられた薄い略長楕円形状の回転羽９
の一面又は両面のいずれか一方又は両方に 1枚又は複数
枚（図中は 2枚）の回転力向上用の小羽１０を用途に合
った適宜角度に突設しても良い。この小羽１０は回転羽
９から切り起こしたり、或いは回転羽９に別体のものを
突設しても良い。それに、図８及び図９に示すように、
一端部に回転軸孔１１が設けられたスピナー等の薄い回
転羽１２を、任意に中心からの面積を変えることによっ
て上下左右非対称に成形しても良い。
に回転軸孔８が設けられた薄い略長楕円形状の回転羽９
の一面又は両面のいずれか一方又は両方に 1枚又は複数
枚（図中は 2枚）の回転力向上用の小羽１０を用途に合
った適宜角度に突設しても良い。この小羽１０は回転羽
９から切り起こしたり、或いは回転羽９に別体のものを
突設しても良い。それに、図８及び図９に示すように、
一端部に回転軸孔１１が設けられたスピナー等の薄い回
転羽１２を、任意に中心からの面積を変えることによっ
て上下左右非対称に成形しても良い。
【００２８】それに、図１０乃至図１３に示すように、
スプーンやジグ等のボディー１３の前部又は中間部又は
後部に 1枚又は複数枚の回転羽１４を、前後にビーズ３
２を介して回転自在に取付けても良い。
スプーンやジグ等のボディー１３の前部又は中間部又は
後部に 1枚又は複数枚の回転羽１４を、前後にビーズ３
２を介して回転自在に取付けても良い。
【００２９】更に、図１４乃至図１６に示すように、ス
プーンのボディー１５前部に、又はプラグのボディー１
５前側に取付けられた抵抗板１６に、略前方へ水を掻い
で回転する水掻羽１７を水平又は垂直に回転自在に支持
しても良いのは勿論である。
プーンのボディー１５前部に、又はプラグのボディー１
５前側に取付けられた抵抗板１６に、略前方へ水を掻い
で回転する水掻羽１７を水平又は垂直に回転自在に支持
しても良いのは勿論である。
【００３０】
【発明の効果】本発明の回転部を備えた擬似餌は、上述
のように、ボディー中間体１の前側にボディー前体２
を、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、且つ前
記ボディー中間体１の後側にボディー後体４を揺動自在
に連結したから、釣行時に、ボディー前体２が適宜連結
手段３を介して水中で回転して泡を発生させながら、ボ
ディー後体４が左右方向又は上下方向へ揺動するため、
餌となる虫、小魚等が水中で恰も泳いでいるかのように
醸し出すことができ、釣魚の食餌欲を著しくそそること
ができる。
のように、ボディー中間体１の前側にボディー前体２
を、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、且つ前
記ボディー中間体１の後側にボディー後体４を揺動自在
に連結したから、釣行時に、ボディー前体２が適宜連結
手段３を介して水中で回転して泡を発生させながら、ボ
ディー後体４が左右方向又は上下方向へ揺動するため、
餌となる虫、小魚等が水中で恰も泳いでいるかのように
醸し出すことができ、釣魚の食餌欲を著しくそそること
ができる。
【００３１】また、ボディー前体２とボディー中間体１
とを、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、この
連結手段３の後端にボディー後体４を揺動自在に連結し
たから、同様に、釣行時に、ボディー前体２とボディー
中間体１とが適宜連結手段３を介して水中で回転して泡
を発生させながら、ボディー後体４が左右方向又は上下
方向へ揺動するため、餌となる虫、小魚等が水中で恰も
泳いでいるかのように醸し出すことができ、釣魚の食餌
欲を著しくそそることができる。
とを、適宜連結手段３を介して回転自在に連結し、この
連結手段３の後端にボディー後体４を揺動自在に連結し
たから、同様に、釣行時に、ボディー前体２とボディー
中間体１とが適宜連結手段３を介して水中で回転して泡
を発生させながら、ボディー後体４が左右方向又は上下
方向へ揺動するため、餌となる虫、小魚等が水中で恰も
泳いでいるかのように醸し出すことができ、釣魚の食餌
欲を著しくそそることができる。
【００３２】また、ボディー５前部に、水の流れに対し
て横方向へ回転する回転体６を、水の流れに直交す縦軸
７を介して回転自在に支持したから、釣行時に、回転体
６が水の流れに対して横方向へ回転することと、この回
転体６の回転に伴って振動を発生できることとが相俟っ
て、釣魚の食餌欲を著しくそそることができる。
て横方向へ回転する回転体６を、水の流れに直交す縦軸
７を介して回転自在に支持したから、釣行時に、回転体
６が水の流れに対して横方向へ回転することと、この回
転体６の回転に伴って振動を発生できることとが相俟っ
て、釣魚の食餌欲を著しくそそることができる。
【００３３】それに、一端部に回転軸孔８が設けられた
薄い略長楕円形状の回転羽９の一面又は両面のいずれか
一方又は両方に 1枚又は複数枚の回転力向上用の小羽１
０を用途に合った適宜角度に突設したことにより、釣行
時に、回転力を向上させて泡を一層発生させることがで
きるため、釣魚の食餌欲を一層そそることができるばか
りでなく、回転力が向上されることから、水力及び風力
を増大させることができるため、クーラーの冷却ファ
ン、船のスクリュー、風力発電、風車等にも応用でき、
省エネルギー化を図ることができる。この加工法によっ
て、小型ボートのプラスチック製のスクリューを試作し
たところ、大きな推進力を得ることができた。
薄い略長楕円形状の回転羽９の一面又は両面のいずれか
一方又は両方に 1枚又は複数枚の回転力向上用の小羽１
０を用途に合った適宜角度に突設したことにより、釣行
時に、回転力を向上させて泡を一層発生させることがで
きるため、釣魚の食餌欲を一層そそることができるばか
りでなく、回転力が向上されることから、水力及び風力
を増大させることができるため、クーラーの冷却ファ
ン、船のスクリュー、風力発電、風車等にも応用でき、
省エネルギー化を図ることができる。この加工法によっ
て、小型ボートのプラスチック製のスクリューを試作し
たところ、大きな推進力を得ることができた。
【００３４】それに、一端部に回転軸孔１１が設けられ
たスピナー等の薄い回転羽１２を上下左右非対称に成形
したことにより、回転羽を左右対称に成形した従来のも
のよりも小さな力（スピード）で回転させることができ
ることと、非対称からなる複雑な回転により振動が発生
することとが相俟って、釣魚の食餌欲を著しくそそるこ
とができる。
たスピナー等の薄い回転羽１２を上下左右非対称に成形
したことにより、回転羽を左右対称に成形した従来のも
のよりも小さな力（スピード）で回転させることができ
ることと、非対称からなる複雑な回転により振動が発生
することとが相俟って、釣魚の食餌欲を著しくそそるこ
とができる。
【００３５】更に、スプーンやジグ等のボディー１３の
前部又は中間部又は後部に 1枚又は複数枚の回転羽１４
を回転自在に取付けたことにより、釣行時に、回転羽１
４にて水音を発生させることができることと、回転羽１
４が回転することから泳がすスピードが遅くなるため、
釣魚からの視認性が良くなり、釣魚の食餌欲を著しくそ
そることができる。
前部又は中間部又は後部に 1枚又は複数枚の回転羽１４
を回転自在に取付けたことにより、釣行時に、回転羽１
４にて水音を発生させることができることと、回転羽１
４が回転することから泳がすスピードが遅くなるため、
釣魚からの視認性が良くなり、釣魚の食餌欲を著しくそ
そることができる。
【００３６】更に、スプーンのボディー１５前部に、又
はプラグのボディー１５前側に取付けられた抵抗板１６
に、略前方へ水を掻いで回転する水掻羽１７を水平又は
垂直に回転自在に支持したことにより、釣行時に、水中
の一定層に泳がすことができることと、水掻羽１７の回
転に伴って水音と振動とが発生することとが相俟って、
釣魚の食餌欲を著しくそそることができる。
はプラグのボディー１５前側に取付けられた抵抗板１６
に、略前方へ水を掻いで回転する水掻羽１７を水平又は
垂直に回転自在に支持したことにより、釣行時に、水中
の一定層に泳がすことができることと、水掻羽１７の回
転に伴って水音と振動とが発生することとが相俟って、
釣魚の食餌欲を著しくそそることができる。
【図１】本発明の擬似餌の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図２】図１のボディー前体の正面図である。
【図３】本発明の擬似餌の他の実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図４】同じく他の実施例を示す側面図である。
【図５】同じく他の実施例を示す側面図である。
【図６】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図７】図６の平面図である。
【図８】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図９】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図１０】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図１１】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図１２】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図１３】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図１４】同じく他の実施例を示すの側面図である。
【図１５】同じく他の実施例を示すの平面図である。
【図１６】同じく他の実施例を示すの側面図である。
１ ボディー中間体 ２ ボディー前体 ３ 連結手段 ４ ボディー後体 ５ ボディー ６ 回転体 ７ 縦軸 ８ 回転軸孔 ９ 回転羽 １０ 小羽 １１ 回転軸孔 １２ 回転羽 １３ ボディー １４ 回転羽 １５ ボディー １６ 抵抗板 １７ 水掻羽 １８ 挿通孔 １９ 挿通孔 ２０ 凹部 ２１ａ 前側リベット ２１ｂ 後側リベット ２２ 回転羽片 ２３ 目 ２４ ヒートン ２５ａ ビーズ ２５ｂ ビーズ ２６ チューブ ２７ ヒートン ２８ ビーズ ２９ ヒートン ３０ 釣針 ３１ ハンガー ３２ ビーズ
Claims (7)
- 【請求項１】 ボディー中間体の前側にボディー前体
を、適宜連結手段を介して回転自在に連結し、且つ前記
ボディー中間体の後側にボディー後体を揺動自在に連結
したことを特徴とする回転部を備えた擬似餌。 - 【請求項２】 ボディー前体とボディー中間体とを、適
宜連結手段を介して回転自在に連結し、この連結手段の
後端にボディー後体を揺動自在に連結したことを特徴と
する回転部を備えた擬似餌。 - 【請求項３】 ボディー前部に、水の流れに対して横方
向へ回転する回転体を、水の流れに直交する縦軸を介し
て回転自在に支持したことを特徴とする回転部を備えた
擬似餌。 - 【請求項４】 一端部に回転軸孔が設けられた薄い略長
楕円形状の回転羽の一面又は両面のいずれか一方又は両
方に 1枚又は複数枚の回転力向上用の小羽を用途に合っ
た適宜角度に突設したことを特徴とする回転部を備えた
擬似餌。 - 【請求項５】 一端部に回転軸孔が設けられたスピナー
等の薄い回転羽を上下左右非対称に成形したことを特徴
とする回転部を備えた擬似餌。 - 【請求項６】 スプーンやジグ等のボディーの前部又は
中間部又は後部に 1枚又は複数枚の回転羽を回転自在に
取付けたことを特徴とする回転部を備えた擬似餌。 - 【請求項７】 スプーンのボディー前部に、又はプラグ
のボディー前側に取付けられた抵抗板に、略前方へ水を
掻いで回転する水掻羽を水平又は垂直に回転自在に支持
したことを特徴とする回転部を備えた擬似餌。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27806797A JPH1198936A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 回転部を備えた擬似餌 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27806797A JPH1198936A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 回転部を備えた擬似餌 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1198936A true JPH1198936A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17592198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27806797A Pending JPH1198936A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 回転部を備えた擬似餌 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1198936A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005261335A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Shimano Inc | ルアー |
| US7644533B2 (en) * | 2006-06-30 | 2010-01-12 | Cagi Outdoor Products | Fish-luring apparatus |
| JP2011087533A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Imakatsu:Kk | ルアー |
| JP2011217682A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Depusu:Kk | ルアー補助具及び該ルアー補助具を用いた集魚装置 |
| US20130247445A1 (en) * | 2012-03-26 | 2013-09-26 | Shawn L. Autrey | Fishing Lure |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP27806797A patent/JPH1198936A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005261335A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Shimano Inc | ルアー |
| JP4498786B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2010-07-07 | 株式会社シマノ | ルアー |
| US7644533B2 (en) * | 2006-06-30 | 2010-01-12 | Cagi Outdoor Products | Fish-luring apparatus |
| JP2011087533A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Imakatsu:Kk | ルアー |
| JP2011217682A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Depusu:Kk | ルアー補助具及び該ルアー補助具を用いた集魚装置 |
| US20130247445A1 (en) * | 2012-03-26 | 2013-09-26 | Shawn L. Autrey | Fishing Lure |
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