JP3483119B2 - カーテンウオールの足場および付属設備の取付金具および取付構造 - Google Patents

カーテンウオールの足場および付属設備の取付金具および取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DPG構法による
カーテンウオールの施工時およびメンテナンス時の作業
用足場や、装飾物、照明、看板等の付属設備の壁面への
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板等のパネルを用いてカーテンウ
オールを形成するための構法として、近年金属金具によ
る点支持構法(Dot Point Glazing)が普及しつつあ
る。この点支持構法は、躯体に取付部を固着し、該取付
部にX字状、H字状、I字状等の支持部材を設け、該支
持部材のアーム先端にガラス板等のパネルの四隅に穿設
した取付孔を挿通し支持するものである。
【0003】この点支持構法によるカーテンウオールの
施工時やメンテナンス時の工事用足場の転倒防止につい
て、室外側から確保できない場合において、パネルの穿
設部を支持する金具の外面側にネジ孔加工を行い、該ネ
ジ孔にボルトを螺合して足場フレームと連結させ、足場
の転倒を防止する方法が行われてきた。
【0004】例えば、特開平6−117086号公報に
は、複数のガラスパネル材により壁面を構成し、隣接す
る各ガラスパネル材同士を連結して建物躯体側に固定支
持するためのパネル支持部材をガラスパネル材の目地部
背面側に設けたガラス壁面において、前記パネル支持部
材にネジ孔を形成し、該ネジ孔に対し隣接するガラスパ
ネル材間の隙間を通して外部足場用壁つなぎをネジ結合
して該足場を建物に対し固定したガラス壁面に対する足
場用壁つなぎ構造、および、パネル支持部材にネジ孔を
形成し、該ネジ孔に対し足場側からネジ結合して足場を
固定するガラス壁面に対する足場組立工法が開示されて
いる。
【0005】また、特開平6−117087号公報に
は、ガラスパネル材に貫通孔を設け、該貫通孔に嵌合す
る頭部と該頭部の反対側に位置されたネジ部とを有する
パネル支持部材を用い、該ネジ部を建物躯体側に結合し
て前記パネル材を建物躯体側に装着したガラス壁面にお
いて、前記パネル支持部材の頭部に設けたネジ部に対し
足場側に設けた壁つなぎをネジ結合して該足場を建物に
対し固定したガラス壁面に対する足場用壁つなぎ構造、
および、前記パネル支持部材の頭部に予めネジ部を形成
し、該ネジ部に対し足場側からネジ結合して足場を固定
するガラス壁面に対する足場組立工法等が開示されてい
る。
【0006】さらに、本出願人による出願である実開平
6−32675号公報には、XあるいはV状に放射する
アームの交点に躯体側と固着する中心部を設け、該アー
ムの先端に設けた支持部と、該支持部に螺合する締付部
とでガラス板に穿設した取付孔を介して挟持するガラス
板の取付金具において、前記締付部の反締め付け側にネ
ジ部材を螺合する螺孔あるいは螺桿を設けたガラス板の
取付金具が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−11708
6号公報に示されるものは、縦横に並設したガラスパネ
ル材の目地部背面側に設けたパネル支持部材の中心部に
ネジ孔を設けたもので、カーテンウオールの施工時の作
業用足場として用いる場合は良いが、メンテナンス時
や、装飾物、照明、看板等の付属設備の取付等において
は、目地のシーリング材を除去しなければならなくなる
ため、雨水の侵入は避けられないという問題があった。
【0008】また、特開平6−117087号公報、お
よび実開平6−32675号公報に示されるものについ
ては、ガラスパネル材に設けた貫通孔を締め付け固定す
るパネル支持部材の頭部にネジ孔部を設けたもので、工
事用足場への連結箇所にすべてのパネル支持部材を連結
する必要が無いにもかかわらず、美観上外観を統一する
必要があるため、すべてのパネル支持部材の頭部にネジ
孔部を設けておかなければならず、その分加工コストも
アップし、また、足場解体後はネジ孔部をボルト等の蓋
で塞ぐがどうしてもネジ孔部と蓋部との境界線が残るた
め美観が損なわれる恐れがあるといった問題点があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちシンプルかつ安価な構造にして、
ガラス板等のパネルによるカーテンウオールの施工、及
びメンテナンス時における安全な工事用足場の確保、ま
た看板、照明等の付属物の取付を容易とし、さらに雨
水、塵埃の浸入を防止するカーテンウオールとすること
ができることを目的とするものである。 すなわち、本発
明は、隅部に穿孔部を設けたパネルを縦横に並設し、該
穿孔部を挿通する締付ボルトとナットを螺合緊締させ、
該締付ボルトを支持金具を介して、あるいは直接構造体
に固定するようにしたカーテンウオールの施工時および
メンテナンス時の作業用足場や、装飾物、照明、看板等
の付属設備等をパネル壁面へ取付ける時に用いる取付金
具において、該取付金具は、パネルの穿設部に取り付け
た締付ボルトの頭部形状に合わせた内部形状を有する断
面略コ字状で先端に爪部を有し、非装着時は分割可能
で、装着時はボルトによって連結合体させる構造であ
り、かつ該取付金具に足場や付属設備等との連結用ネジ
孔またはボルトを設けたことを特徴とするカーテンウオ
ールの足場および付属設備の取付金具である
【0010】あるいは、本発明は、隅部に穿孔部を設け
たパネルを縦横に並設し、該穿孔部を挿通する締付ボル
トとナットを螺合緊締させ、該締付ボルトを支持金具を
介して、あるいは直接構造体に固定するようにしたカー
テンウオールの施工時およびメンテナンス時の作業用足
場や、装飾物、照明、看板等の付属設備等をパネル壁面
へ取付ける時に用いる取付金具において、該取付金具
は、パネルの穿設部に取り付けた締付ボルトの頭部形状
に合わせた内部形状を有する断面略コ字状で先端に爪部
を有し、非装着時は分割可能で、装着時はボルトによっ
て連結合体させる構造であり、かつ該取付金具に足場や
付属設備等との連結用螺孔又は貫通孔を有する突起部を
設けたことを特徴とするカーテンウオールの足場および
付属設備の取付金具である
【0011】あるいはまた、本発明は、締付ボルトの頭
部及び鍔部と当接する前記取付金具の部位に緩衝材を貼
付したことを特徴とする上述のカーテンウオールの足場
および付属設備の取付金具である
【0012】さらに、本発明は、隅部に穿孔部を設けた
パネルを縦横に並設し、該穿孔部を挿通する締付ボルト
とナットを螺合緊締させ、該締付ボルトを支持金具を介
して、あるいは直接構造体に固定するようにしたカーテ
ンウオールに施工時の足場を固定する構造において、前
記断面略コ字状で先端に爪部を有する分割自在な取付金
具により、前記締付ボルトの頭部の鍔部をその外周の二
方向から挟持しボルトで連結して該鍔部に被嵌装着さ
せ、該取付金具に設けた連結用ネジ孔を足場や付属設備
等に連結固定させたことを特徴とするカーテンウオール
の足場および付属設備の取付構造である
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の足場取付金具1は、図9
に示すように、カーテンウオール40の施工時およびメ
ンテナンス時の作業用足場9や、装飾物、照明、看板等
の付属設備等をガラス板等のパネル壁面へ取付ける時
に、作業用足場9とカーテンウオール40とを連結する
ために、締付ボルト12の頭部に取付金具1を装着し、
該取付金具1に足場連結ボルト7を介して作業用足場9
を固定するものである。
【0014】該カーテンウオール40は図8、図9に示
すように、隅部に穿孔部を設けたパネルGを縦横に並設
し、該穿孔部を挿通する締付ボルト12とナット20か
らなる締付金具13を螺合緊締させ、該締付金具13を
支持金具30を介して、あるいは直接構造体50に固定
するようにしたものである。
【0015】まず、本発明の実施例である足場取付金具
を図1に示す。図1に示す取付金具1はパネルG(図6
参照)の穿設部に取り付けた締付ボルト12の頭部12
aの形状に合わせた内部形状を有する断面略コ字状で、
開口側先端に内側に向け爪部2を有し、締付ボルト1
2の頭部12aに取付金具1を被嵌したときに、該爪部
2によって取付金具1が外れないようにしたものであ
り、未装着時は符号1aと符号1bの2つに分割可能で
ある。
【0016】取付金具1を締付ボルト12へ装着する
は、図5(イ)に示すように符号1aと符号1bの2つ
の取付金具1を金具連結ネジ孔5a、5bの中心が一致
するように当接させ、5b側から金具連結ボルト6で2
つに分割された取付金具1を連結し、組立て固定させ
る。
【0017】前記爪部2は取付金具1の全周囲に連続的
に設け、該爪部2の先端による円弧の径が締付ボルト1
2の鍔部12bの外径よりも小径となるようにしたの
で、抜けて外れることはない。また該爪部2は締付部材
より抜けない程度に適当な間隔で断続的に設けるように
しても良い。
【0018】該取付金具1の片方の屋外側に面する面に
は作業用足場9や付属設備等と連結するための足場連結
用ネジ孔4を設け、該ネジ孔4に図9に示すような足場
連結ボルト7を螺合させて足場を連結させるようにした
ものである。
【0019】好ましくは、締付ボルト12の頭部12a
及び鍔部12bと当接する前記取付金具1の当接部位に
弾性ゴムからなる緩衝材3を貼付し、締付金具13に取
付金具1を取り付けたときに締付金具13にキズが付か
ないようにした。
【0020】尚、前記足場連結用孔4を取付金具1の片
側1aの屋外側に面する面に設けたが、もう片側の符号
1bで示される側の屋外側に面する面に設けても良く、
あるいは両方ともに設けても良い。
【0021】次に、本発明の変形実施例である足場取付
金具を図2に示す。図2に示す取付金具1は、基本的に
図1に示す取付金具1と同じであるが、その外形が図1
が円筒形であるのに対し、図2に示すものは直方体であ
り、内部形状は図1のものと同一であり、パネルG(図
6参照)の穿設部に取り付けた締付ボルト12の頭部1
2aの形状に合わせた内部形状を有する断面略コ字状
で、開口側先端に内側に向けて爪部2を有し、締付ボル
ト12の頭部12aに取付金具1を被嵌したときに、該
爪部2によって取付金具1が外れないようにしたもので
あり、未装着時は符号1aと符号1bの2つに分割可能
である。
【0022】取付金具1を締付ボルト12へ装着する
は、図5(ロ)に示すように符号1aと符号1bの2つ
の取付金具1を金具連結ネジ孔5a、5bの中心が一致
するように当接させ、5b側から金具連結ボルト6で2
つに分割された取付金具1を連結し、組立て固定させ
る。
【0023】該取付金具1の符号1a側の屋外に面する
面に作業用足場9や付属設備等と連結するための足場連
結用ネジ孔4を設け、該ネジ孔4に図9に示すような足
場連結ボルト7を螺合させて足場を連結させるようにし
たものである。
【0024】次に、本発明の別の変形実施例である足場
取付金具1’は、図3に示すように、基本的に図1に示
す取付金具1と同じであり、符号1a’と符号1b’の
2つに分割されたものからなる。図1の取付金具1に設
けた足場連結用ネジ孔4に代えて、足場連結ボルト7を
同位置に突設したものである。取付金具1’の外観形状
は円柱型でも直方体でもその他の多面体でも何れでも良
い。その他の点については、図1または図2のものと同
様である。
【0025】締付金具13への装着は、前記実施例と同
様にして、図5(ハ)に示すように符号1a’と符号1
b’の2つの取付金具1’を金具連結ネジ孔5a、5b
の中心が一致するように当接させ、5b側から金具連結
ボルト6で2つに分割された取付金具1’を連結固定さ
せる。
【0026】さらに、本発明の別の変形実施例である足
場取付金具1”は、図4に示すように、円板状部材の外
周に半割の円筒状部材を内接させ固着させた符号1a”
で示される部材と、半割の円筒状部材の残り部分1b”
で示される部材の2つの部材からなる。
【0027】円筒状部材の室内側部分には断面がL字状
に爪部2が設けられ、円筒状部材の外周側面と1b”で
示される部材に組立て用のネジ孔5a、5bを設ける。
締付金具13への装着は、図5(ニ)に示すように符号
1a”と符号1b”の2つの取付金具1”を金具連結ネ
ジ孔5a、5bの中心が一致するように当接させ、5b
側から金具連結ボルト6で2つに分割された取付金具
1”を連結し、組立て固定させる。
【0028】前記取付金具1の符号1a”で示される部
材の円板状部材より作業足場側に向けて突起部8を垂設
し、該突起部8に作業用足場等との連結用螺孔又は貫通
孔8aを設けた。
【0029】好ましくは、締付ボルト12の頭部12a
及び鍔部12bと当接する前記取付金具1”の当接部位
に弾性ゴムからなる緩衝材3”を貼付し、締付金具13
に取付金具1を取り付けたときに締付金具13にキズが
付かないようにした。
【0030】次に、ガラス板等のパネルGによるカーテ
ンウオールに対して、前記作業用足場9を連結固定する
ための足場取付構造について述べる。まず、図1に示す
本発明の取付金具1をパネルの隅部の穿孔部を締付け挟
持する締付ボルト12の頭部12aに取り付けるのに適
したカーテンウオールの支持構造については、図6に一
例を示す。
【0031】ガラス板等のパネル材Gの穿孔部の周辺部
両面にEPDMやシリコーン等のリング状の緩衝材14
a、14bを介し、該穿孔部端面中央部に止水用のOリ
ング15と該Oリング15を挟むように一対の樹脂製の
筒状カラー16a、16bを内接させ、パネル材Gの前
面側より軸部が大径軸部12cと小径のボルト部12d
からなる締付ボルト12を前記筒状カラー16a、16
bに挿通して、パネル材Gの背面側より前記緩衝材14
bを介して締付部材20と緊締螺合させた。
【0032】この前記パネル材Gの穿孔部を締付挟持し
た締付金具13の締付ボルト12は、図9に示すような
構造体50よりパネル材Gの背面側に突出したロッド3
3に軸着した支持金具30の取付孔に図示しない緩衝材
を介し、ナット34a、34bで締付螺合して固定し、
パネル材Gを支持した。
【0033】このようにしてパネル材Gの四隅コーナー
を支持し、図8に示すように、複数枚のパネル材G、
G、・・・を縦横に併設し、互いに隣接する4枚のパネ
ル材G、G・・の縦横の目地の交点付近に設けた支持金
具30より四方に延設した支持アーム32の先端の取付
孔に、互いに隣接する4枚のパネル材G、G、・・の穿
孔部を支持する締付金具13、13、・・を取り付けれ
ば、フレームレスで視認性の良いパネル材G、G、・・
のカーテンウオール40が形成できる。尚、隣接するパ
ネル材G、G、・・・間の目地には雨水の浸入を防ぐた
めシリコーン等でシール部41を形成した。
【0034】このように、パネル材Gによるカーテンウ
オール40の施工時、あるいはメンテナンス時におい
て、パネル材Gの四隅に設けた穿孔部に取付けた締付金
具13の締付ボルト12の頭部12aに取付金具1を被
嵌させるようにした。
【0035】図6に示すものは、図1の取付金具1を締
付金具13の締付ボルト12の頭部12aに取り付けた
取付構造であり、足場連結用ネジ孔4に足場連結ボルト
7を螺合させることにより、作業用足場9と取付金具1
とを連結させる。
【0036】また、図7に示すものは、図4の取付金具
1”を締付金具13の締付ボルト12の頭部12aに取
り付けた取付構造であり、突起部8に設けたネジ孔又は
貫通孔である孔部8aにより、作業用足場9と取付金具
1”とを連結させればよい。
【0037】作業用足場9はすべての前記締付金具1、
1’、1”と連結する必要はなく、必要な箇所にのみ取
付金具1、1’、1”を締付金具13の頭部12aに被
嵌させ、作業用足場9と連結固定すればよい。
【0038】ここで、パネル材Gとしてはガラス板、樹
脂板、化粧板等であり、ガラス板としては強化ガラス
板、半強化ガラス板、未強化ガラス板、あるいはこれら
のガラスに飛散防止膜を貼着したガラス板、または薄膜
層をコーティングしたガラス板、さらにこれらのガラス
板を組み合わせてPVBやEVA等の中間膜、または樹
脂注入等で接着した合わせガラス板や、これらのガラス
板を組み合わせた複層ガラス板であっても良い。
【0039】また、構造体50とは金属パイプや鋼材、
スペースフレーム、ケーブルトラス、テンションワイヤ
ー、コンクリート躯体等を対象とする。以上好適な実施
例について述べたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく種々の応用が考えられるものである。
【0040】緩衝材14a、14b、および止水用のO
リング15は耐候性の良いEPDM、ネオプレンゴム、
シリコンゴム、バイトンゴム、ウレタンゴム等の弾性ゴ
ム材を使用し、カラー16a、16bはポリカーボネー
ト等の樹脂材料とし、締付ボルト、ナット、支持金具等
の金物はSUS等の錆びない金属が望ましいが、SS材
に防錆塗料等を施したりメッキしたものでも良い。
【0041】
【発明の効果】本発明の足場用取付金具を用いれば、パ
ネルの四隅の穿孔部に取付けたすべての締付ボルトの頭
部面に足場取付用のネジ孔加工が不要であり、作業用足
場と連結が必要な箇所のみの締付金具の頭部面に取付金
具を取り付ければよいので、美観の確保と製作費のコス
トダウンが図れる。
【0042】また、締付ボルトの頭部周縁の鍔部の外周
側部の二方向から分割された取付金具により挟持しボル
トで固定するだけで、作業用の足場を該取付金具に固定
できるネジ孔を容易に設けることができ、安全な足場の
確保が可能となり、パネルのメンテナンス交換時であっ
ても、部分的に必要な箇所のみに組立てた作業用足場の
固定が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の足場取付金具の分解斜視図。
【図2】本発明の足場取付金具の変形例の分解斜視図。
【図3】本発明の足場取付金具の別の変形例の分解斜視
図。
【図4】本発明の足場取付金具の別の変形例の分解斜視
図。
【図5】(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)はそれぞれ図
1、図2、図3、図4の足場取付金具を組み立てた状態
を説明する正面図。
【図6】図1の足場取付金具をパネルを支持する締付金
具に装着した状態を説明する足場取付構造の縦断面図。
【図7】図4の足場取付金具をパネルを支持する締付金
具に装着した状態を説明する足場取付構造の縦断面図。
【図8】本発明の実施例を説明するカーテンウオールの
正面図。
【図9】本発明の実施例を説明するカーテンウオールと
作業用足場の側面図。
【符号の説明】
G パネル 1、1’、1” 取付金具 2 爪部 3、3” 緩衝材 4 足場連結用ネジ孔 5a、5b 金具連結ネジ孔 6 金具連結ボルト 7 足場連結ボルト 8 突起部 12 締付ボルト 12a 頭部 12b 鍔部 12c 大径軸部 12d ボルト部 13 締付金具 14a、14b 緩衝材 15 Oリング 16a、16b カラー 20 締付部材 40 カーテンウオール
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 3/04 E04B 2/88 - 2/96 E06B 3/54 - 3/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隅部に穿孔部を設けたパネルを縦横に並設
    し、該穿孔部を挿通する締付ボルトとナットを螺合緊締
    させ、該締付ボルトを支持金具を介して、あるいは直接
    構造体に固定するようにしたカーテンウオールの施工時
    およびメンテナンス時の作業用足場や、装飾物、照明、
    看板等の付属設備等をパネル壁面へ取付ける時に用いる
    取付金具において、該取付金具は、パネルの穿設部に取
    り付けた締付ボルトの頭部形状に合わせた内部形状を有
    する断面略コ字状で先端に爪部を有し、非装着時は分割
    可能で、装着時はボルトによって連結合体させる構造で
    あり、かつ該取付金具に足場や付属設備等との連結用ネ
    ジ孔またはボルトを設けたことを特徴とするカーテンウ
    オールの足場および付属設備の取付金具。
  2. 【請求項2】隅部に穿孔部を設けたパネルを縦横に並設
    し、該穿孔部を挿通する締付ボルトとナットを螺合緊締
    させ、該締付ボルトを支持金具を介して、あるいは直接
    構造体に固定するようにしたカーテンウオールの施工時
    およびメンテナンス時の作業用足場や、装飾物、照明、
    看板等の付属設備等をパネル壁面へ取付ける時に用いる
    取付金具において、該取付金具は、パネルの穿設部に取
    り付けた締付ボルトの頭部形状に合わせた内部形状を有
    する断面略コ字状で先端に爪部を有し、非装着時は分割
    可能で、装着時はボルトによって連結合体させる構造で
    あり、かつ該取付金具に足場や付属設備等との連結用螺
    孔又は貫通孔を有する突起部を設けたことを特徴とする
    カーテンウオールの足場および付属設備の取付金具。
  3. 【請求項3】締付ボルトの頭部及び鍔部と当接する前記
    取付金具の部位に緩衝材を貼付したことを特徴とする請
    求項1または2記載のカーテンウオールの足場および付
    属設備の取付金具。
  4. 【請求項4】隅部に穿孔部を設けたパネルを縦横に並設
    し、該穿孔部を挿通する締付ボルトとナットを螺合緊締
    させ、該締付ボルトを支持金具を介して、あるいは直接
    構造体に固定するようにしたカーテンウオールに施工時
    の足場を固定する構造において、前記請求項1乃至3
    いずれかに記載の断面略コ字状で先端に爪部を有する分
    割自在な取付金具により、前記締付ボルトの頭部の鍔部
    をその外周の二方向から挟持しボルトで連結して該鍔部
    に被嵌装着させ、該取付金具に設けた連結用ネジ孔を足
    場や付属設備等に連結固定させたことを特徴とするカー
    テンウオールの足場および付属設備の取付構造。
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