JP3482036B2 - 材料板供給装置 - Google Patents

材料板供給装置

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JP3482036B2
JP3482036B2 JP18106695A JP18106695A JP3482036B2 JP 3482036 B2 JP3482036 B2 JP 3482036B2 JP 18106695 A JP18106695 A JP 18106695A JP 18106695 A JP18106695 A JP 18106695A JP 3482036 B2 JP3482036 B2 JP 3482036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンコイラ−装置から巻
き戻された長尺の材料板を直板状に矯正しながら、プレ
ス機械に間欠的に供給する材料板供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9のようにアンコイラ−装置100に
コイル状に巻回された状態で装架されている材料板10
1は、アンコイラ−装置から巻き戻され、材料板供給装
置(レベラ−フィ−ダ−装置)102において巻きぐせ
が矯正され直板状にされた後に、材料板供給装置102
の右側に配置されるプレス機械(図示せず)の動作に合
わせて間欠的且つ定寸的にプレス機械へ送り出される。
【0003】材料板供給装置102はフィ−ドロ−ルの
他に、図10のように上下のワ−クロ−ル(矯正ロ−ル
ともいう)が互いに横方向にずらして配置された上下の
ロ−ル群103、104を有し、材料板はこの上下のロ
−ル群の間を図10の左側から右側へ通過することによ
り巻きぐせが矯正される。上ロ−ル群103を保持する
上べ−ス105はポスト部材107に装着されたスプリ
ング106により支持されている。上下のロ−ル群間の
隙間の調整(圧下調整)は、ポスト部材107に係合し
ているウオ−ム108をハンドル109(図9)を用い
て回して、ウオ−ムボックス110をポスト部材107
上で上下して上べ−ス105を上げたり押し下げて調整
される。
【0004】上ロ−ル群103及び上べ−ス105はリ
リ−ス機構(図示せず)によりプレス機械の動作に合わ
せて上下に例えば1mm程度移動せしめられる。即ちプ
レス機械の加工動作時(ラムの下死点付近で)は材料板
を開放(リリ−ス)し、材料板がプレス機械に供給され
るときは上下のロ−ル群間で材料板を圧接し矯正しなが
ら定寸送りする。
【0005】上下のロ−ル群を構成するワ−クロ−ルに
異物が付着すると材料板にその打痕が付いて不良品とな
ってしまう。そこで異物が侵入しないように上下のロ−
ル群全体を保護カバ−111で覆うと共に、ロ−ル群を
定期的に掃除をしたり、材料板供給装置を通過してきた
材料板に打痕があれば材料板供給装置を止めてロ−ル群
を検査し、異物を除去することが行われている。
【0006】一方、材料板の平坦精度を向上させる為に
ワ−クロ−ル径を細くして、ワ−クロ−ル本数を増やす
ことが行われているが、そうするとそれだけ異物の付着
による打痕の発生する可能性が高くなり、異物の発見除
去も厄介となる。また径の細いワ−クロ−ルを多数使用
すると、材料板101の端部を最初に材料板供給装置1
02に通す時(通板時)に、材料板の先端がロ−ルとロ
−ルの間にもぐり込んでロ−ルに巻き付き、材料板供給
装置を破損することがある。従って、材料板の通板時に
は、材料板の先端が上下のロ−ル群間を適正に通過する
よう監視し案内する必要がある。
【0007】従来、ロ−ル群の検査、掃除、異物の除去
及び通板等の作業は、ウオ−ムボックス110を上昇さ
せ、上ロ−ル群103が固定されている上べ−ス105
を上昇させて下ロ−ル群104との間の隙間を広めに開
けた後、材料板がロ−ル群に入る入口側112や材料板
が出る出口側113から棒や手などを入れ、保護カバ−
111の側面の上下のロ−ル群付近に設けられた透明の
プラスチック等で覆われた窓114から目視確認しなが
ら行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、材料板がロ−
ル群に入る入口側や材料板が出る出口側から棒や手など
を入れて、掃除や除去や通板の作業を行うのは熟練を要
し、しかも窓があってもロ−ル群全体を見ることはでき
ないため作業性に限界があり、結局は保護カバ−を取り
外し、材料板供給装置を分解して行わざるをえない場合
があった。
【0009】また、上下のロ−ル群間の隙間を広くする
といっても、ウオ−ム機構は本来、上ロ−ル群と下ロ−
ル群との隙間を微調節する為のもので1回転させても僅
かしか上下のロ−ル群の間は広がらず、上述したような
検査、除去、通板及び掃除等の保守用の広い空間を確保
するにはかなりウオ−ムを回わさねばならず作業効率が
悪かった。
【0010】本発明はワ−クロ−ルの検査や通板及び掃
除が簡単にできるよう上下のロ−ル群間に保守用の広い
空間が素早く形成できる材料板供給装置を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
アンコイラ−装置から巻き戻された長尺の材料板をリリ
ース運動する上下のロ−ル群の間を通過させて直板状に
矯正しながら、プレス機械に間欠的に供給する材料板供
給装置に於て、下ロ−ル群は固定された下べ−ス部に保
持され、上ロ−ル群は、下べ−ス部より下方に配置され
た支持部材から上記下べ−ス部の上方にまで伸びるポス
ト部材の上方に支持された上ベ−ス部に保持されてお
り、上記支持部材には該支持部材を上下動させる駆動手
段が連結され、該駆動手段により支持部材を上昇させる
ことにより上ロ−ル群を上昇させて、上下のロ−ル群間
に保守の為の広い空間を形成するように構成されてい
る。
【0012】駆動手段は流体(エア−やオイル)で駆動
されるシリンダであることができ、シリンダは下べ−ス
部の下側、支持部材の上側や下側、下べ−ス部と支持部
材の間や、支持部材とそれより下の基台の部分例えば基
台の基部との間等に配置される。シリンダとそのピスト
ンロッドとは、何れを下べ−ス部や支持部材に連結して
もよい。また複数のシリンダを用いてもよい。
【0013】また駆動手段はリンク機構であってもよ
い。この場合リンク機構は例えば下べ−ス部と支持部材
とに連結され、流体で駆動されるシリンダ等で動作せし
められる。
【0014】ポスト部材は、下べ−ス部より下方に配置
された支持部材から上記下べ−ス部の上方にまで伸びる
が、その際ポスト部材は、下べ−ス部を摺動可能に貫通
してもよいし、或いは下べ−ス部の周辺に取り付けられ
た支承部材を摺動可能に貫通して支承されていてもよ
い。
【0015】保守の為に上下のロ−ル群に設ける空間即
ち上下のロ−ル群間の距離は、自由であるが例えば10
cmとか20cmであることができる。なお保守の為に
上下のロ−ル群間に素早く空間を設ける運動を、以後ク
イックオ−プン運動という。
【0016】一方、上ロ−ル群は、プレス機械に連動し
て材料板に接したり材料板から離れたりするリリ−ス運
動を行う。例えば材料板がプレス機械に定寸的に供給さ
れる際には、材料板を下ロ−ル群との間で圧接して矯正
し、非供給時はプレス機械の位置決め部材の位置決めに
合わせて材料板の位置が修正できるように材料板を圧接
から開放(リリ−ス)する。
【0017】このようなリリ−ス運動のためのリリ−ス
用シリンダは上べ−ス部に設けてもよい。即ち上ロ−ル
群が、上べ−ス部から垂下するガイドピンにリリ−ス分
だけ上下動可能に遊嵌されているリリ−シングプレ−ト
部材に固定され、上べ−ス部の上面にリリ−ス用シリン
ダが配置されて、そのピストンロッドが上べ−ス部を貫
通しその下端がリリ−シングプレ−ト部材に固定され
る。リリ−ス用シリンダの作動により上ロ−ル群がリリ
−ス分(例えば1mm程度)だけ上下動する。
【0018】また上べ−ス部にリリ−ス用シリンダを設
け、リリ−ス用シリンダ内にはピストンと、該ピストン
の下方にあって上ロ−ル群に連結されているプランジャ
−と、該ピストンを貫通し下端部がプランジャ−に結合
されている圧下ネジを設け、ピストンは圧下ネジに回転
可能に保持固定され、圧下ネジを回してプランジャ−の
位置を上下方向に調整することによりワ−クロ−ルの圧
下調整を行うと共に、流体をピストン室に入出すること
によりリリ−ス運動をさせるようにしてもよい。
【0019】さらにリリ−ス用シリンダは下べ−ス部と
支持部材の間や、支持部材とそれより下の基台の部分
(例えば基部)との間に配置してもよい。例えば支持部
材と下べ−ス部の間に上向きに駆動手段として上下動用
シリンダを配置し、該上下動用シリンダのピストンロッ
ドの上端を下べ−ス部に連結すると共に、該上下動用シ
リンダに直列にリリ−ス用シリンダが下向きに一体的に
配置され、リリ−ス用シリンダのピストンロッドの下端
が支持部材に連結されている。上下動用シリンダを作動
させればクイックオ−プン運動を行い、またリリ−ス用
シリンダだけ作動させれば、上ロ−ル群はリリ−ス運動
する。
【0020】また支持部材とそれより下の基台の基部と
の間に、上向きに上下動用シリンダを配置し、上下動用
シリンダのピストンロッドの上端を支持部材に連結する
と共に、上下動用シリンダに直列にリリ−ス用シリンダ
を下向きに一体的に配置し、リリ−ス用シリンダのピス
トンロッドの下端を基台の基部に連結してもよい。なお
上下動用シリンダとリリ−ス用シリンダの配置や、それ
らのシリンダ及びピストンロッドをどのように連結する
かは自由で上述の例に限定されるものではない。
【0021】さらにリリ−ス運動は、リリース開口寸法
精度やリリース速度に厳格性が要求されない場合には、
クイックオ−プン運動用の上下動用シリンダやリンク機
構にリリ−ス運動も併せ行わせるようにしてもよい。
【0022】なお矯正作業時の上ロ−ル群と下ロ−ル群
との間隔は、一般的に材料板の導入側では狭く材料板の
排出側では広くなるようになされるが、これは例えば上
べ−ス部を貫通して伸びるポスト部材に配置されたウオ
−ムボックスを上下させることにより上べ−ス部を上下
させて調節する。そのため上ロ−ル群は傾斜した状態に
なることがある。このためポスト部材が傾いて各ポスト
部材間の間隔が一定にならず、クイックオ−プン運動や
リリース運動の際にポスト部材が下べ−ス部又は支承部
材を貫通し摺動する箇所で擦れて、ポスト部材がスム−
スに上下動しないことがあるので、保持部材でポスト部
材の上方を固定保持して垂直且つ定間隔に保持するよう
にしてもよい。
【0023】またポスト部材の途中に、下端が下べ−ス
部など移動しない箇所に当接する段部を設けておくと、
クイックオ−プン運動やリリース運動の後でもポスト部
材は運動前の位置に正確に戻り、クイックオ−プン運動
やリリース運動の前後で上下のロ−ル群間の間隔は変わ
らない。
【0024】さらに、上べ−ス部に螺合し、その下端が
保持部材に当接するロックネジ部材を設け上べ−ス部と
保持部材との間の間隔を規定すると、リリ−ス運動の際
に、上べ−ス部と保持部材との間にあって上べ−ス部を
支えているスプリング部材の振動により上べ−ス部に保
持されている上ロ−ル群が下降端において振動するのを
防止できる。なお保持部材を設けない場合には、ロック
ネジ部材の下端をポスト部材の段部の上端に直接又は何
か当接部材を段部に設けて当接させるようにしてもよ
い。
【0025】また材料板供給装置では、作業員の安全の
為と、異物がワ−クロ−ルに付着しないように保護カバ
−で覆うが、この保護カバ−を上下のロ−ル群付近で上
下に別け、上方のカバ−部がポスト部材の上下動に合わ
せて開閉するようにしてもよい。上方のカバ−部はポス
ト部材に直接又は間接的に取り付けられる。例えばポス
ト部材の頂部や途中の箇所、或いはポスト部材に直接で
なく、ポスト部材に係合しているウオ−ムボックス、上
べ−ス部、保持部材等に取り付けてもよい。要はクイッ
クオ−プン運動の際、ポスト部材と共に上下動する箇所
であればよい。
【0026】
【作用】駆動手段により支持部材が上昇せしめられる
と、支持部材に支持されているポスト部材、このポスト
部材に支持されている上ベ−ス部及び上ロ−ル群が上昇
し、固定された下べ−ス部に保持された下ロ−ル群との
間に保守の為の広い空間が素早く形成される(クイック
オ−プン運動)。
【0027】リリ−ス運動は、上べ−ス部に配置された
リリ−ス用シリンダや、上下動用シリンダとリリ−ス用
シリンダとが直列に下べ−ス部と支持部材の間等に配置
されている場合は、該リリ−ス用シリンダにより行われ
る。駆動手段によりリリ−ス運動が行われることもあ
る。
【0028】
【実施例】
【0029】<実施例1>
【0030】図1及び図2において材料板供給装置1
は、基台1aに固定されているフレ−ム部材2を有し、
フレ−ム部材2上に下べ−ス部3が固定配置されてい
る。下べ−ス部3上には、図2の前後方向に間隔を置い
て配置された下ワ−クロ−ルメタル部材4間に、下ロ−
ル群5を構成する各ワ−クロ−ル6が支持されている。
なお1bは材料板を間欠的に送るフィ−ドロ−ラ、1c
は基台1aの基部である。下ロ−ル群5及び(又は)上
ロ−ル群20とフィ−ドロ−ラ1bは材料板を送るとき
は、モ−タ−(図示せず)により同期回転駆動せしめら
れる。
【0031】フレ−ム部材2及び下べ−ス部3を貫通す
るように4本(図3)のポスト部材7が垂直方向に配置
され、各ポスト部材7は下べ−ス部3及びフレ−ム部材
2を摺動可能に貫通して伸びている。ポスト部材7の下
端にはプレ−ト状の支持部材8が固定され、この支持部
材8の下面中央に駆動手段として上下動用シリンダ9が
固着されている。上下動用シリンダ9のピストンロッド
9aは支持部材8及びフレ−ム部材2を貫通しその先端
が下べ−ス部3に固定されている。上下動用シリンダ9
はクイックオ−プン運動用のシリンダである。
【0032】垂直方向に伸びる各ポスト部材7の途中に
設けられた径の太い段部7aの下端は図2のように下べ
−ス部3と当接し、ポスト部材7の段部7aの上端は保
持部材10と当接し、ポスト部材7はこれを貫通して更
に上べ−ス部11を貫通して伸び、ポスト部材7の上端
付近にはウオ−ムボックス12が装着されている。保持
部材10と上べ−ス部11との間のポスト部材7には上
べ−ス部11を支えるスプリング部材13が配置され、
上べ−ス部11とウオ−ムボックス12との間のポスト
部材7には球面座金14が配置されている。
【0033】図3のように各ウオ−ムボックス12内に
はウオ−ム軸12aに固着されたウオ−ム12bと噛合
するウオ−ムホイ−ル12cが配置され、ウオ−ムホイ
−ル12cはポスト部材7の上方に嵌合し、ウオ−ムホ
イ−ル12cのメネジ部がポスト部材7の上方に設けら
れたオネジ部と噛合している。12dはウオ−ム軸ジョ
イントで、ウオ−ム軸12aの端部に設けられたハンド
ル12eを回すことにより、図3において上べ−ス部1
1の右側や、左側がポスト部材7上をスプリング部材1
3に抗して下降したり、スプリング部材13で押上げら
れて上昇して、上べ−ス部11を上下させ上下のロ−ル
群の間隔が微調節される。
【0034】図2のように上べ−ス部11の上面にはリ
リ−ス用シリンダ15が載置されている。上べ−ス部1
1の下面側では、上端が上べ−ス部11に固定された4
本のガイドピン16が下方に向かって垂下し、この4本
のガイドピン16にリリ−シングプレ−ト部材17が保
持されている。リリ−ス用シリンダ15のピストンロッ
ド15aは上べ−ス部11を貫通し、その下端はリリ−
シングプレ−ト部材17に固着されている。
【0035】リリ−シングプレ−ト部材17と上べ−ス
部11の間のガイドピン16にはディスタンスカラ−部
材18が嵌挿され、リリ−シングプレ−ト部材17はガ
イドピン16の下端の段部16aとディスタンスカラ−
部材18の間で上下にリリ−ス分(例えば1mm程度)
だけ移動できるように遊嵌されている。
【0036】リリ−シングプレ−ト部材17の下方には
上ワ−クロ−ルメタル部材19が図2の前後方向に間隔
を置いて固定され、この上ワ−クロ−ルメタル部材19
間に上ロ−ル群20を構成する平行に配置された各ワ−
クロ−ル21が支持されている。上述したようにリリ−
シングプレ−ト部材17の移動がガイドピン16の段部
16aとディスタンスカラ−部材18とで規制されてい
るため、リリ−ス運動の際の、上ロ−ル群20の平行性
が維持され且つ下ロ−ル群5に対する位置の再現性が確
保できる。
【0037】図4のように保持部材10は、リリ−シン
グプレ−ト部材17にぶつからないように、リリ−シン
グプレ−ト部材17の周囲を囲むように配置され、4本
のポスト部材7の間隔が一定になるよう保持している。
なお保持部材10は図4ではプレ−ト状でロ字形をして
いるが、細幅の平棒状でもL字形でもコ字形でも或いは
これらの組合せでもよい。
【0038】図2及び図3のように上べ−ス部11には
ロックネジ部材22が螺合し、その下端は保持部材10
に当接している。これはリリ−ス運動の際に、スプリン
グ部材13に支持されている上べ−ス部11がスプリン
グ部材13の振動により過度に降下して、材料板の平坦
性を害するのを防止するためである。
【0039】上述の材料板供給装置の動作を説明すると
下記の通りである。先ずワ−クロ−ルの点検、掃除、通
板等の保守の為に上ロ−ル群20と下ロ−ル群5との間
に保守用の空間を作るべき時(クイックオ−プン運動を
すべき時)は、上下動用シリンダ9に供給口9bから流
体(エア−やオイル)を供給する。すると図5のよう
に、固定されたフレ−ム部材2及び下ベ−ス部3に対し
て支持部材8が上昇し、これに伴い支持部材8上に支持
されているポスト部材7、上べ−ス部11及びこれに保
持されている上ロ−ル群20が上昇して、上ロ−ル群2
0と下ロ−ル群5との間に素早く広い空間ができる。な
おクイックオ−プン運動の速度は上下動用シリンダ9へ
のオイルの供給速度に依存する。
【0040】上ロ−ル群20を元の状態に下降させるに
は、上下動用シリンダ9に供給口9cから流体を供給す
る。すると支持部材8が下降し上ロ−ル群20が図2の
元の状態に戻る。なおポスト部材7には段部7aが設け
られているので、下降動作の時には段部7aの下端が下
ベ−ス部3に当接して、上下動用シリンダ9にねじれ等
の過度の負担がかかるのを防止する。また段部7aの下
端が下ベ−ス部3に当接することにより、クイックオ−
プン運動後に上べ−ス部11が元の状態に正確に戻り、
上下のロ−ル群の間隔がクイックオ−プン運動前の状態
に再現される。
【0041】また材料板供給装置はプレス機械の動作に
合わせてリリ−ス運動をする。即ち材料板の供給時には
リリ−ス用シリンダ15が上ロ−ル群20を下降させて
上下のロ−ル群間に材料板を圧接して材料板を矯正し、
材料板の非供給時には、リリ−ス用シリンダ15が上ロ
−ル群20を上昇させて材料板を開放する。
【0042】この際、リリ−ス用シリンダ15が載置さ
れている上べ−ス部11及びこれに固定されているガイ
ドピン16は動かず、ガイドピン16に遊嵌されている
リリ−シングプレ−ト部材17及びこれに固定されてい
る上ロ−ル群20だけがリリ−ス用シリンダ15により
ディスタンスカラ−部材18との間の隙間分(リリ−ス
分)だけ上下動せしめられる。
【0043】しかし上べ−ス部11がスプリング部材1
3の上に載っているためリリ−ス運動の際に、上ロ−ル
群20が振動して過度に下降、即ち一旦下降しすぎた後
に定位置に戻ることがある。このため材料板の平坦性が
阻害される。これを防止するために予め、保持部材10
と下端が当接するロックネジ部材22を調節して上ベ−
ス部11と保持部材10との間の間隔を規定するように
しておくとよい。
【0044】図2の矯正作業時の上ロ−ル群20と下ロ
−ル群5との間隔は、材料板の導入側(図2では左側)
では狭く、材料板の排出側では広くなされる。これらの
調節はウオ−ム軸12aを回してポスト部材7上でのウ
オ−ムボックス12の位置を上下させ、これにより上べ
−ス部11及び上ロ−ル群20を上下に移動することに
より行なわれる。このため上べ−ス部11が傾斜するこ
とがあるが、これに対してウオ−ムボックス12を水平
に保つために上べ−ス部11とウオ−ムボックス12と
の間のポスト部材7に球面座金14が配置されている。
【0045】また上べ−ス部11の傾斜の為に、ポスト
部材7の上方が傾いて各ポスト部材7間の間隔が広が
り、そのために、クイックオ−プン運動の際にポスト部
材7がフレ−ム部材2及び下べ−ス部3を貫通する孔7
b(図2)の箇所で擦れ、クイックオ−プン運動がスム
−スに行なわれないことがあるが、保持部材10がある
ことにより、ポスト部材7が上方で固定保持されて垂直
且つ一定間隔に保持されるので、ポスト部材7の移動が
スム−スに行なわれる。
【0046】<実施例2>
【0047】図6の実施例2の材料板供給装置では、リ
リ−ス用シリンダが上下動用(クイックオ−プン運動
用)シリンダと直列にフレ−ム部材2と支持部材8との
間に配置されている。即ちシリンダ30は2重シリンダ
で、上方のシリンダ31が上下動用、下方のシリンダ3
2がリリ−ス用のシリンダを構成する。シリンダ31の
供給口31aから流体をシリンダ31に導入すると図6
のように上ロ−ル群20が大きく上昇して保守用の空間
を作り、供給口31bから流体をシリンダ31に導入す
る上ロ−ル群20が下降して元の状態に戻る。
【0048】リリ−ス運動は、上ロ−ル群20を下降さ
せた状態でシリンダ32に供給口32a又は32bから
流体をシリンダ32に導入することにより上ロ−ル群2
0がリリ−ス分だけ上下動して行なわれる。この他の動
作及び部材は実施例1と同じである。
【0049】<実施例3>
【0050】図7の実施例3の材料板供給装置は2重シ
リンダの代わりにリンク機構を使用したもので、リンク
機構40はシリンダ41により、点線のように移動すれ
ば支持部材8は8aのように上昇し上ロ−ル群20が上
昇するクイックオープン運動となる。また支持部材8を
僅かの間隔(リリース分)だけ上下動させればリリ−ス
運動をする。なおクイックオープン運動にリンク機構を
用い、リ−ス運動にはリンク機構を用いずに図2のよう
に上べ−ス部に配置されたリリ−ス用シリンダ15等を
用いてもよい。
【0051】<実施例4>
【0052】図8の実施例4の材料板供給装置では、リ
リ−ス用シリンダ50が上べ−ス部と一体に形成され、
該リリ−ス用シリンダ50の上部はシリンダフランジ5
1により閉塞されている。該リリ−ス用シリンダ50内
にはプランジャ−52とピストン53が配置され、プラ
ンジャ−52の下方には上ロ−ル群20を保持している
上ワ−クロ−ルメタル部材19が取り付けられている。
【0053】リリ−ス用シリンダ50の中央に、上端が
リリ−ス用シリンダ50の外部に出ている圧下ネジ54
が縦方向に配置され、圧下ネジ54の下端部54aはプ
ランジャ−52に螺合により結合している。ピストン5
3は圧下ネジ54の下端部54aの上端に圧下ネジ54
に対して回転可能であるが、上下方向には移動できない
ように保持固定されている。
【0054】一方、上べ−ス部11には引上げ部材が設
けられている。即ち上ワ−クロ−ルメタル部材19の上
方のプランジャ−52部分からスタッド55が上べ−ス
部11を貫通して伸び、これにバネ部材56が嵌挿さ
れ、プランジャ−52即ち上ロ−ル群20を常時上方に
引上げている。
【0055】リリ−ス運動をさせる時は、供給口57か
ら流体をシリンダフランジ51とピストン53との間の
ピストン室に送ったり排出したりする。即ち流体をピス
トン室に送るとピストン53がリリ−ス分だけ下がり上
ロ−ル群20が下がり材料板58に圧接する。ピストン
室の圧力を解放すると上ロ−ル群20はバネ部材56の
力により上昇し材料板を開放している位置に復帰する。
【0056】圧下調整、即ち上下のロ−ル群の間隔を調
整するには圧下ネジ54を回す。ピストン室に流体を導
入した状態で圧下ネジ54を回すと、ピストン53は圧
力により押し下げられ固定されているから、ピストン5
3は上下方向には移動せず、圧下ネジ54に螺合してい
るプランジャ−52だけが上下方向に移動し、これによ
りプランジャ−52に保持されている上ロ−ル群が上下
して圧下調整が行われる。
【0057】なお、圧下ネジ54がプランジャ−52と
螺合する代わりに、ピストン53が圧下ネジ54と螺合
し、プランジャ−52は圧下ネジ54に対し回転可能で
あるが圧下ネジ54と共に上下するように保持固定され
ていてもよい。また圧下ネジ54がシリンダフランジ5
1と螺合係合し、ピストン53は圧下ネジ54に回転且
つ上下方向にリリース分だけ移動可能に保持され、プラ
ンジャ−52はピストン53と共に上下するようにして
もよい。この場合、圧下ネジ54を回すとピストン53
とプランジャ−52が共に上下に移動する。
【0058】なお実施例4の材料板供給装置では、ポス
ト部材7が支持部材8に取付けられる箇所に調節用のナ
ット8b、8cが設けられている。即ち、上下のロール
群5、20間に材料板58が入り矯正作業が行なわれる
際に、ポスト部材7には段部7aと下ベース部3とを引
き離そうとする力が作用するが、この力に抗して駆動手
段としてのシリンダ9は支持部材8を介して各ポスト部
材7を下方に引っ張り各段部7aと下ベース部3との間
に常時充分な面圧力が生じているようにする必要があ
る。しかし各部の製作上の寸法誤差や歪や経年変化等に
より、シリンダ9の力がうまく按分されず各段部7aと
下ベース部3との間に充分な面圧力が生じないことがあ
るので、ポスト部材7の下端部に支持部材8を挟むよう
に上下にナット8b、8cを設けて支持部材8に対する
ポスト部材7の取付位置を調節可能としてある。
【0059】<実施例5>
【0060】図1のように本発明の材料板供給装置で
は、作業員の安全と異物のワ−クロ−ルへの侵入付着を
防止する保護カバ−がクイックオープン運動と連動し
て、上下のロ−ル群付近で上下に別れるようになされ、
その為に上カバ−部61はポスト部材7の上端に取り付
けられ上カバ−部61だけが上方に移動するようになさ
れ、下カバ−部62は固定されている。なお上カバ−部
61は上べ−ス部11、保持部材10、ポスト部材7の
段部7aなどポスト部材7の上下移動に合わせて移動す
る箇所であればどこに固定してもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明の材料板供給装置では、上下のロ
−ル群の点検、異物の除去、通板及び掃除等の保守の為
の広い空間を素早く確保することができるので、保守作
業が短時間ででき、しかも広い空間が確保できるので保
守作業がやり易い。
【0062】駆動手段がシリンダであると構造が簡単で
あり制御がし易い。また、万一所定より厚い材料板が材
料板供給装置に導入されて、上下のロ−ル群の間隔が所
定値以上に広められた場合でも、上ベ−ス部を支持して
いる駆動手段がシリンダだとシリンダから流体が抜けて
上ロ−ル群を上昇せしめて、ロ−ル群を過負荷より保護
し破損を防止する。またシリンダの流体供給管等に圧力
計を接続しておけば駆動手段にかかる適正な圧力状態を
維持監視するのが容易となる。
【0063】駆動手段がリンク機構であると倍力効果に
より少ない力で大きな力が得られるので駆動手段を小型
にできる。また必要な状況で倍力効果が効率よく得られ
るようにすることもできる。
【0064】上ロ−ル群が、上べ−ス部から垂下するガ
イドピンにリリ−ス分だけ上下動可能に遊嵌されている
リリ−シングプレ−ト部材に固定され、上べ−ス部の上
面にリリ−ス用シリンダが配置されて、そのピストンロ
ッドの下端がリリ−シングプレ−ト部材に固定されてい
ると、リリ−ス運動の際の可動部が少なく、軽量化が図
れるので上下動時の振動の発生が小さくなり、高速高頻
度に有利である。またリリ−シングプレ−ト部材の移動
がガイドピンの段部とディスタンスカラ−部材とで規制
されているため、リリ−ス運動の際の、上ロ−ル群の平
行性が維持され且つ下ロ−ル群に対する位置の再現性が
確保できる。
【0065】上べ−ス部にリリ−ス用シリンダを設け、
リリ−ス用シリンダ内にはピストンと、ピストンの下方
にあって上ロ−ル群に連結されているプランジャ−と、
ピストンを貫通し下端部がプランジャ−に結合されてい
る圧下ネジとが設けられ、ピストンは圧下ネジに回転可
能に保持固定され、圧下ネジを回してプランジャ−の位
置を上下方向に調整することによりワ−クロ−ルの圧下
調整を行うと共に、流体をピストン室に入出することに
よりリリ−ス運動させるようにすると、構造が簡単であ
りまたロ−ル群の圧下調整がし易い。
【0066】リリ−ス運動が、上下動用シリンダや、上
下動用シリンダと直列に一体的に配置されたリリ−ス用
シリンダや、リンク機構により行われるようにすると、
リリ−ス運動用の機構が極めて簡単になるので装置を安
価に提供することができる。
【0067】ポスト部材の上方に保持部材が配置されて
いると、各ポスト部材が垂直且つ定間隔に保持され、ポ
スト部材が下ベ−ス部等を貫通する箇所で擦れることな
くクイックオ−プン運動やリリ−ス運動がスム−スに行
なわれるので、精度の向上と長寿命化が望める。
【0068】ポスト部材に段部を設け下べ−ス部に当接
させるようにすると、駆動手段に過度の負担がかから
ず、またクイックオ−プン運動やリリ−ス運動の後で
も、上下のロ−ル群の状態が運動前の状態に正確に再現
され、材料板の加工精度が維持できる。
【0069】ポスト部材の下端部に支持部材を挟むよう
に上下にナットを設け支持部材に対するポスト部材の取
付位置が調節可能になされていると、材料板を矯正する
際に、駆動手段の力が各ポスト部材に按分され、各ポス
ト部材の段部の下端と下ベース部との間に充分な面圧力
が生じるように調整することができる。
【0070】上べ−ス部と保持部材又はポスト部材の段
部の上端との間隔を規定するロックネジ部材を設ける
と、リリ−ス運動の際に上ロ−ル群の過度の下降が防止
でき、材料板の加工精度が向上する。
【0071】クイックオ−プン運動に合わせて保護カバ
−が上下のロ−ル群付近で上下に分離するようにする
と、上ロ−ル群の上昇と共に作業者は直ちに保守点検作
業等に入ることができ作業能率が向上すると共に、清掃
や目視点検が充分に行えるので、従来困難であった作業
も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の材料板供給装置の全体図で、上下のロ
−ル群間に保守用の空間ができ上カバ−部が上昇した状
態を示す。
【図2】実施例1を示す図。
【図3】実施例1の平面図
【図4】図2のA−A線による断面図。
【図5】実施例1に於て保守用の空間を設けた状態を示
す図。
【図6】実施例2に於て保守用の空間を設けた状態を示
す図。
【図7】実施例3を示す図。
【図8】実施例4を示す図。
【図9】従来の材料板供給装置の外観をアンコイラ−装
置と共に示す図。
【図10】従来の材料板供給装置の一部を示す図。
【符号の説明】
1 材料板供給装置 2 フレ−ム部材 3 下ベ−ス部 4 下ワ−クロ−ルメタル部材 5 下ロ−ル群 6 ワ−クロ−ル 7 ポスト部材 8 支持部材 9 駆動手段(上下動用シリンダ) 10 保持部材 11 上ベ−ス部 12 ウオ−ムボックス 13 スプリング部材 15 リリ−ス用シリンダ 16 ガイドピン 17 リリ−シングプレ−ト部材 18 ディスタンスカラ−部材 19 上ワ−クロ−ルメタル部材 20 上ロ−ル群 21 ワ−クロ−ル 22 ロックネジ部材 31 上方のシリンダ(上下動用) 32 下方のシリンダ(リリ−ス用) 40 駆動手段(リンク機構) 50 リリ−ス用シリンダ 52 プランジャ− 53 ピストン 54 圧下ネジ 55 引上げ部材(スタッド) 56 引上げ部材(バネ部材) 57 供給口 61 上カバ−部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンコイラ−装置から巻き戻された長尺の
    材料板をリリース運動する上下のロ−ル群の間を通過さ
    せて直板状に矯正しながら、プレス機械に間欠的に供給
    する材料板供給装置に於て、下ロ−ル群は固定された下
    べ−ス部に保持され、上ロ−ル群は、下べ−ス部より下
    方に配置された支持部材から上記下べ−ス部の上方にま
    で伸びるポスト部材の上方に支持された上ベ−ス部に
    置されたリリース用シリンダに連結されており、上記支
    持部材には該支持部材を上下動させる上下動用シリンダ
    が連結され、該上下動用シリンダにより支持部材を上昇
    させることにより上ロ−ル群を上昇させて、上下のロ−
    ル群間に保守の為の広い空間を形成することを特徴とす
    る材料板供給装置。
  2. 【請求項2】上ロ−ル群が、上べ−ス部から垂下するガ
    イドピンにリリ−ス運動の上下動が可能に遊嵌されてい
    るリリ−シングプレ−ト部材に固定され、該リリ−シン
    グプレ−ト部材にリリ−ス用シリンダのピストンロッド
    が連結されている請求項1に記載の材料板供給装置。
  3. 【請求項3】リ−ス用シリンダ内ピストンと、該ピ
    ストンの下方にあって上ロ−ル群に連結されているプラ
    ンジャ−と、上記ピストンを貫通し下端部がプランジャ
    −に結合されている圧下ネジが設けられ、圧下ネジを回
    してプランジャ−の位置を上下方向に調整することによ
    りワ−クロ−ルの圧下調整を行うと共に、流体をピスト
    ン室に入出することによりリリ−ス運動をさせる請求項
    に記載の材料板供給装置。
  4. 【請求項4】アンコイラ−装置から巻き戻された長尺の
    材料板をリリース運動する上下のロ−ル群の間を通過さ
    せて直板状に矯正しながら、プレス機械に間欠的に供給
    する材料板供給装置に於て、下ロ−ル群は固定された下
    べ−ス部に保持され、上ロ−ル群は、下べ−ス部より下
    方に配置された支持部材から上記下べ−ス部の上方にま
    で伸びるポスト部材の上方に支持された上ベ−ス部に保
    持されており、下ベース部と支持部材の間又は支持部材
    とそれより下の基台の部分との間に、上下動用シリンダ
    とリリース用シリンダとが直列に配置され、上下動用シ
    リンダにより支持部材を上昇させることにより上ロ−ル
    群を上昇させて、上下のロ−ル群間に保守の為の広い空
    間を形成すると共に、リリース用シリンダにより上ロー
    ル群をリリース運動させることを特徴とする材料板供給
    装置。
  5. 【請求項5】上べ−ス部に螺合し、上べ−ス部と、ポス
    ト部材の上方に各ポスト部材を互いに支持して各ポスト
    部材を垂直且つ定間隔に保持するよう配置されている
    持部材又はポスト部材に設けられた段部の上端との間隔
    を規定するロックネジ部材が設けられている請求項1〜
    に記載の材料板供給装置。
  6. 【請求項6】保護カバ−が、上下のロ−ル群付近で上下
    に分離し、上方のカバ−部がポスト部材に直接又は間接
    的に固定されてポスト部材の上下動に合わせて開閉する
    請求項1〜5に記載の材料板供給装置。
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