JP3481889B2 - リード切断装置及びリード切断方法 - Google Patents

リード切断装置及びリード切断方法

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JP3481889B2
JP3481889B2 JP24222099A JP24222099A JP3481889B2 JP 3481889 B2 JP3481889 B2 JP 3481889B2 JP 24222099 A JP24222099 A JP 24222099A JP 24222099 A JP24222099 A JP 24222099A JP 3481889 B2 JP3481889 B2 JP 3481889B2
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cutting
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die
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潤司 居倉
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程で用いられる、樹脂封止済みのリードフレームの外
部リードの先端部分を切断、分離するために用いられる
リード切断装置及びリード切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は樹脂封止済みのリードフレームの
構成を示す平面図である。ここでは以下、SIP(Si
ngle Inline Package)型半導体装
置をもって説明する。図5に示すリードフレーム11に
は、半導体装置本体13が複数設けられている。半導体
装置本体13は、リードフレーム11の図示しないアイ
ランドに半導体素子が搭載され、半導体素子のボンディ
ングパッドとリードフレーム11の外部リード14とが
ボンディングワイヤで接続され、半導体素子とボンディ
ングワイヤと外部リード14のボンディング部とが封止
樹脂にて覆うように封止されているものである。そし
て、外部リード14が半導体装置本体13から延出し外
枠部分であるフレーム12に連結されており、外部リー
ド14のリード間にはリード間を連結するタイバー15
が設けられている。また、フレーム12と半導体装置本
体13(アイランド)とを連結する吊りリード16が設
けられている。そしてまた、フレーム12にはフレーム
位置決め用の基準孔17が設けられていて、基準孔17
を用いて樹脂封止から吊りリード16の切断つまり半導
体装置本体13および外部リード14のリードフレーム
11からの分離・取り出しまでの各工程でリードフレー
ム11の位置決めが行なわれる。
【0003】樹脂封止済みのリードフレーム11は、ま
ず、外部リード14の表面にはんだ等のメッキ被膜を形
成させる外装メッキ処理が行われる。そして、リード間
を連結するタイバー15の切断除去、半導体装置本体1
3から延出しフレーム12に連結されている外部リード
14の先端部分の切断、および半導体装置本体13とフ
レーム12とを連結する吊りリード16の切断が行わ
れ、半導体装置本体13および外部リード14がリード
フレーム11から分離され取り出される。これにより半
導体装置が出来上がる。
【0004】なお、SOP型半導体装置やQFP型半導
体装置等半導体装置の外部リードが真っ直ぐな形状では
なくガルウィング形状等曲がっているものでは、外部リ
ード14の先端部分の切断後曲げ加工が行なわれる。そ
して、その後吊りリード16の切断が行われ、半導体装
置本体13および曲げ加工が行なわれた外部リード14
がリードフレーム11から分離され取り出される。
【0005】このうち、外部リード14の先端部分の切
断には、プレスによるリード切断金型を用いたリード切
断装置が用いられる。従来のリード切断装置のリード切
断金型の構成及びリード切断方法は、図6の説明図で説
明される。図6に示すように、リード切断金型は、搬送
されたリードフレーム11に設けられている半導体装置
本体13から延出している切断する外部リード14を挟
み込む下金型を構成するダイ1と上金型を構成するパッ
ト3と、挟み込んだ外部リード14を切断するパンチ2
とで構成されている。
【0006】またリード切断方法は、リード切断金型内
に搬送されたリードフレーム11に設けられている半導
体装置本体13から延出している外部リード14を、パ
ット3を下降させダイ1とで挟み込み、パンチ2を下降
させ剪断加工により外部リード14の先端部分を切り落
とし切断する。ここで切断後の外部リード14は、切断
され所定の長さに成った(長さが短くなった)切断後の
外部リード14aと、リードフレーム11に残っている
不要リード14bと、切り落とされた切断屑14cとに
なる。そして、下死点に達したパンチ2を上昇させ外部
リード14から抜き、パット3を上昇させてダイ1との
間に間隔を設け、外部リード14の先端部分が切断され
たリードフレーム11を次工程へ搬送(排出)する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリード
切断装置及びリード切断方法は、リード切断金型内に搬
送されたリードフレーム11に設けられている半導体装
置本体13から延出している外部リード14をパット3
とダイ1とで挟み込み、パンチ2を下降させ剪断加工に
より外部リード14の先端部分を切り落とし切断し、そ
して、下死点に達したパンチ2を上昇させ外部リード1
4から抜く動作のため、一回の切断動作において二回パ
ンチ2が外部リード14と接触する。
【0008】ここで、パンチ2の構造は、外観形状を示
す斜視図である図4(b)に示すように、一体物であ
る。
【0009】そして、切断動作が行われたパンチ2の表
面に、切断した外部リード14の表面に形成されたメッ
キ被膜であるはんだが付着する。
【0010】このことを詳細に説明する。図7は、従来
のリード切断装置及びリード切断方法を説明する説明図
である図6に示すA部を拡大した断面図である。まず、
図6および図7(a)に示すように、リード切断金型内
に半導体装置本体13が設けられているリードフレーム
11を搬送し、ダイ1上に載置し、図5に示すリードフ
レーム11に設けられたフレーム位置決め用の基準孔1
7を用い、ダイ1に設けられた位置決めピン(図示せ
ず)等により位置決めする。ここで、リードフレーム1
1の外部リード14の表面にはメッキ被膜であるはんだ
18が形成されている。
【0011】そして、図7(b)に示すように、パット
3を下降させ、リードフレーム11に設けられている半
導体装置本体13から延出している外部リード14を載
置しているダイ1とで挟み込む。そしてパンチ2を下降
させ、剪断加工により外部リード14の先端部分を切り
落とし切断する。切断後の外部リード14は、切断され
所定の長さに成った(長さが短くなった)切断後の外部
リード14aと、リードフレーム11に残っている不要
リード14bと、切り落とされた切断屑14cとにな
る。ここでパンチ2は、外部リード14の先端部分を切
り落とし切断すると共に、外部リード14の表面に形成
されたメッキ被膜であるはんだ18を、外部リードの切
断面19に擦り付ける。この、外部リードの切断面19
に擦り付けられたはんだ18a、特に切断後の外部リー
ド14aの切断面19に擦り付けられたはんだ18a
は、SOP型半導体装置やQFP型半導体装置等表面実
装型半導体装置において、完成後の半導体装置を実装基
板に実装(はんだ付け)する時にはんだフィレット形成
のため必要である。しかしこの時、パンチ2の表面に、
切断した外部リード14の表面に形成されたメッキ被膜
であるはんだ18が付着する。
【0012】そして、図7(c)に示すように、下死点
に達したパンチ2を上昇させ外部リード14から抜く。
そして、パット3を上昇させてダイ1との間に間隔を設
け、外部リード14の先端部分が切断されたリードフレ
ーム11を次工程へ搬送(排出)する。しかしこの時、
パンチ2は外部リードの切断面19に擦りながら上昇す
るため、パンチ2の表面にさらに外部リードの切断面1
9に擦り付けられたはんだ18aが付着する。
【0013】そして、パンチ2を長時間使用することに
より、パンチ2表面に付着したはんだが蓄積されていく
(以下蓄積されたはんだをはんだ屑20という)。その
ため、パンチ2が切断動作(下降および上昇)を行なっ
た時、パンチ2表面に付着したはんだ屑20が切断後の
外部リード14aの切断面19に擦り付けられたはんだ
18aを剥ぎ取ってしまい、完成後の半導体装置を実装
基板に実装(はんだ付け)した時に十分なはんだフィレ
ットが形成されないと問題が生じる。また、パンチ2が
切断動作を行なった時、パンチ2表面に付着したはんだ
屑20が逆に切断後の外部リード14aの表面またはリ
ード間に付着し(転写され)、完成後の半導体装置を実
装基板に実装した時に外部リード14aのリード間のシ
ョートを引き起こすという問題が生じる。
【0014】従って、本発明の目的は、パンチを長時間
使用しても、パンチ表面に付着するはんだ屑が少なく、
このことにより切断された外部リードの先端部分の切断
状態が良い(外部リードの切断面に擦り付けられたはん
だが剥ぎ取られるという問題が生じにくく、また外部リ
ードの表面またはリード間にはんだ屑が転写されるとい
う問題が生じにくい)リード切断装置及びリード切断方
法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のリード切断装置
は、搬送したリードフレームに設けられている半導体装
置本体から延出している外部リードを挟み込む下金型を
構成するダイと、上金型を構成するパットと、前記パッ
トと前記ダイとに挟み込まれた前記外部リードの先端部
分を切断するパンチと、前記リードフレームに設けられ
ている前記半導体装置本体と外枠部分であるフレームと
を連結する吊りリードを切断する吊りリード切断用パン
チと、前記リードフレームから切断、分離された前記半
導体装置本体および前記外部リードを取り出す取出手段
とで構成されたリード切断金型を用いたリード切断装置
において、前記パンチは前記外部リードの先端部分を切
断するパンチ部と、前記パンチ部の上部に設けられた
記パンチ部の内部を貫通する開口により構成された切欠
部とを有することを特徴とする。
【0016】また、前記パンチは、前記外部リードの切
断動作時、前記パンチ部が前記外部リードの切断面を通
り越し、前記切欠部が前記外部リードの切断面に位置す
る。
【0017】また、前記切欠部は、前記リードフレーム
から切断、分離された前記半導体装置本体および前記外
部リードを取出手段により通過して取り出すための製品
取出用切欠部である。
【0018】また、前記取出手段は、前記半導体装置本
体を吸着して取り出す吸着アームによるものである。
【0019】本発明のリード切断方法は、リード切断金
型内に半導体装置本体が設けられているリードフレーム
を搬送し、下型を構成するダイ上に載置し位置決めし、
上型を構成するパットを下降させ、前記リードフレーム
に設けられている前記半導体装置本体から延出している
外部リードを載置している前記ダイとで挟み込み、パン
チを下降させ挟み込まれた前記外部リードの先端部分を
切断するリード切断方法において、前記パンチ下死点
に達して停止した状態で前記リードフレームから切断、
分離された前記半導体装置本体および前記外部リードを
取出手段により取り出すことを特徴とする。
【0020】また、前記パンチを下降させ、前記パンチ
のパンチ部で前記外部リードの先端部分を切断し、前記
パンチ部が前記外部リードの切断面を通り越し、前記パ
ンチ部の上部に設けられた前記パンチ部の内部を貫通す
る開口により構成された切欠部が前記外部リードの切断
面に位置して停止する。
【0021】また、前記下死点に達した前記パンチを停
止させた状態で、前記パットを上昇させて前記ダイとの
間に間隔を設け、取出手段により前記リードフレームか
ら分離させた前記半導体装置および前記外部リードを載
置している前記ダイ上から、前記パンチに設けられた前
記切欠部内および前記パットと前記ダイの間を通過さ
せ、取り出す。
【0022】また、前記取出手段は、前記半導体装置本
体を吸着して取り出す吸着アームによるものである。
【0023】この様な本発明によれば、半導体装置本体
から延出している外部リードの先端部分をパンチにて切
断する切断動作において、パンチは一回の切断動作にお
いて切断時(下降時)の一回しか外部リードに接触せ
ず、また切断時下死点に達し停止したパンチは、パンチ
部が外部リードの切断面を通り越し、切欠部が外部リー
ドの切断面に位置している(パンチ部が外部リードの切
断面に接触していない)。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施形態を説明する説明図、図2は図1に示すA部を
拡大した断面図、図4(a)は図1および図2に示すパ
ンチの外観形状を示す斜視図である。
【0025】第1の実施形態は、SIP型半導体装置に
関してのものである。
【0026】リード切断装置はプレスによるリード切断
金型を用いたものである。本実施形態のリード切断装置
のリード切断金型及びリード切断方法は、図1の説明図
で説明される。図1に示すように、本実施形態のリード
切断装置のリード切断金型は、搬送されたリードフレー
ム11に設けられている半導体装置本体13から延出し
ている切断する外部リード14を挟み込む下金型を構成
するダイ1、上金型を構成するパット3、パット3とダ
イ1とに挟み込まれた外部リード14の先端部分を切断
するパンチ2、リードフレーム11に設けられている半
導体装置本体13と外枠部分であるフレーム12とを連
結する吊りリード16を切断する吊りリード切断用パン
チ(図示せず)、リードフレーム11から切断、分離さ
れた半導体装置本体13および外部リード14aを取り
出す吸着アーム4から構成されている。
【0027】そして、図4(a)に示すように、パンチ
2は外部リード14の先端部分を切断するパンチ部2
a、リードフレーム11から切断、分離された半導体装
置本体13および外部リード14aを吸着アーム4によ
り吸着して通過して取り出すための製品取出用切欠部2
bを有している。
【0028】またリード切断方法は、まず、図1(a)
に示すように、リード切断金型内に半導体装置本体13
が設けられているリードフレーム11を搬送し、ダイ1
上に載置し、図5に示すリードフレーム11に設けられ
たフレーム位置決め用の基準孔17を用い、ダイ1に設
けられた位置決めピン(図示せず)等により位置決めす
る。ここで、リードフレーム11の外部リード14の表
面にはメッキ被膜であるはんだ18が形成されている
(図2(a)に図示)。そして、パット3を下降させ、
リードフレーム11に設けられている半導体装置本体1
3から延出している外部リード14を載置しているダイ
1とで挟み込む。
【0029】そしてまず、吊りリード切断用パンチ(図
示せず)を下降させ、吊りリード16を切断し、リード
フレーム11から半導体装置本体13を分離する。そし
て吊りリード切断用パンチは下死点に達した後上昇させ
リードフレーム11から抜く。
【0030】そして、図1(b)および図2(a)に示
すように、パンチ2を下降させ、パンチ2のパンチ部2
aにより剪断加工により外部リード14の先端部分を切
り落とし切断する。切断後の外部リード14は、切断さ
れ所定の長さに成った(長さが短くなった)切断後の外
部リード14aと、リードフレーム11に残っている不
要リード14bと、切り落とされた切断屑14cとにな
る。ここでパンチ2は、外部リード14の先端部分を切
り落とし切断すると共に、外部リード14の表面に形成
されたメッキ被膜であるはんだ18を、外部リードの切
断面19に擦り付ける(図2(a)において符号18a
は外部リードの切断面19に擦り付けられたはんだを示
す)。そしてこの時下死点に達し停止させたパンチ2
は、パンチ部2aが外部リードの切断面19を通り越
し、製品取出用切欠部2bが外部リードの切断面19に
位置している(パンチ部2aが外部リードの切断面19
を通り越し外部リードの切断面19に接触していな
い)。
【0031】そして、図1(c)および図2(b)に示
すように、下死点に達したパンチ2を停止させた状態の
まま、パット3を上昇させてダイ1との間に間隔を設け
る。そして、吸着アーム4を間隔を設けたパット3とダ
イ1の間を通過させ、パンチ2の製品取出用切欠部2b
内を通過させ、リードフレーム11から分離させた半導
体装置本体13の上方に移動させ、吸着アーム4を下降
させ、吸着アーム4の吸着パット4aにて半導体装置本
体13および外部リード14aを吸着する。そして吸着
アーム4にて吸着した半導体装置本体13および外部リ
ード14aを載置しているダイ1上から上昇させ、再度
パンチ2の製品取出用切欠部2b内を通過させ、間隔を
設けたパット3とダイ1の間を通過させ、取り出す。そ
して吸着アーム4にて取り出した半導体装置本体13お
よび外部リード14aをトレー等収納容器に収納する。
【0032】そして、下死点にて停止状態のパンチ2を
上昇させリードフレーム11から抜く。そして、半導体
装置本体13および外部リード14aが取り出されたリ
ードフレーム11を搬送(搬出)する。
【0033】なおここで、図4(a)に示すパンチ2の
パンチ部2aの大きさは例えばZ=5mmであり、製品
取出用切欠部2bの大きさは例えばY=30mm、X=
取り出す半導体装置本体13の大きさ以上である。
【0034】図3は本発明の第2の実施形態を説明する
説明図である。第2の実施形態は、外部リードがガルウ
ィング形状であるSOP(Small Outline
Package)型半導体装置に関してのものであ
る。そのためまず前工程にて、リードフレーム11に設
けられた半導体装置本体13から延出しフレームに連結
されている真っ直ぐな形状の外部リードが従来技術によ
り先端部分で切断され、そしてガルウィング形状に曲げ
加工されている。
【0035】そして、図3に示すように、第1の実施形
態と同様に、リード切断金型内に搬送されたリードフレ
ーム11に設けられている半導体装置本体13から延出
している切断するガルウィング形状の外部リード21を
パット3とダイ1とで挟み込み、まず、吊りリード切断
用パンチ(図示せず)を下降させ吊りリード(図示せ
ず)を切断し、リードフレーム11から半導体装置本体
13を分離する。そして、パンチ部2aおよび製品取出
用切欠部2bを有するパンチ2を下降させ挟み込んだガ
ルウィング形状の外部リード21の先端部分を再度切断
(切断し直し)する。そして、第1の実施形態と同様
に、吸着アーム4にてリードフレーム11から分離させ
た半導体装置本体13および外部リード21を取り出
し、トレー等収納容器に収納するものである。
【0036】本実施形態では、SIP型半導体装置およ
びSOP型半導体装置に関して説明したが、本発明はこ
れに限定されず、半導体装置本体から延出している外部
リードの先端部分を切断する半導体装置であればどのよ
うな外部リードの形状のものでも良い。
【0037】また、本実施形態では、パンチを下降させ
外部リードの先端部分を切断し下死点に達し停止させた
が、本発明はこれに限定されず、パンチを上昇させ外部
リードの先端部分を切断し上死点に達し停止させるよう
にしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、半
導体装置本体から延出している外部リードの先端部分を
パンチにて切断する切断動作において、パンチは一回の
切断動作において切断時(下降時)の一回しか外部リー
ドに接触せず(従来は下降時、上昇時の2回)、また切
断時下死点に達し停止したパンチは、パンチ部が外部リ
ードの切断面を通り越し、製品取出用切欠部が外部リー
ドの切断面に位置している(パンチ部が外部リードの切
断面に接触していない)ので、パンチを長時間使用して
も、パンチ表面に付着するはんだ屑が少ないという効果
が得られる。このことにより切断された外部リードの先
端部分の切断状態が良い(外部リードの切断面に擦り付
けられたはんだが剥ぎ取られるという問題が生じにく
く、また外部リードの表面またはリード間にはんだ屑が
転写されるという問題が生じにくい…共に従来の約1/
2である)という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード切断装置及びリード切断方法の
第1の実施形態を説明する説明図である。
【図2】図1に示すA部を拡大した断面図である。
【図3】本発明のリード切断装置及びリード切断方法の
第2の実施形態を説明する説明図である。
【図4】図1、図2および図6に示すパンチの外観を示
す斜視図である。
【図5】樹脂封止済みのリードフレームの構成を示す平
面図である。
【図6】従来技術を説明する説明図である。
【図7】図6に示すA部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1 ダイ 2 パンチ 2a パンチ部 2b 製品取出用切欠部 3 パット 4 吸着アーム 4a 吸着パット 11 リードフレーム 12 フレーム 13 半導体装置本体 14 外部リード 14a 外部リード(切断後) 14b 不要リード 14c 切断屑 15 タイバー 16 吊りリード 17 基準孔(フレーム位置決め用) 18 はんだ(メッキ被膜) 18a 擦り付けられたはんだ 19 外部リードの切断面 20 はんだ屑 21 外部リード(ガルウィング形状)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送したリードフレームに設けられてい
    る半導体装置本体から延出している外部リードを挟み込
    む下金型を構成するダイと、上金型を構成するパット
    と、前記パットと前記ダイとに挟み込まれた前記外部リ
    ードの先端部分を切断するパンチと、前記リードフレー
    ムに設けられている前記半導体装置本体と外枠部分であ
    るフレームとを連結する吊りリードを切断する吊りリー
    ド切断用パンチと、前記リードフレームから切断、分離
    された前記半導体装置本体および前記外部リードを取り
    出す取出手段とで構成されたリード切断金型を用いたリ
    ード切断装置において、前記パンチは前記外部リードの
    先端部分を切断するパンチ部と、前記パンチ部の上部に
    設けられた前記パンチ部の内部を貫通する開口により構
    成された切欠部とを有することを特徴とするリード切断
    装置。
  2. 【請求項2】 前記パンチは、前記外部リードの切断動
    作時、前記パンチ部が前記外部リードの切断面を通り越
    し、前記切欠部が前記外部リードの切断面に位置する請
    求項1記載のリード切断装置。
  3. 【請求項3】 前記切欠部は、前記リードフレームから
    切断、分離された前記半導体装置本体および前記外部リ
    ードを取出手段により通過して取り出すための製品取出
    用切欠部である請求項1または2記載のリード切断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記取出手段は、前記半導体装置本体を
    吸着して取り出す吸着アームによるものである請求項1
    または3記載のリード切断装置。
  5. 【請求項5】 リード切断金型内に半導体装置本体が設
    けられているリードフレームを搬送し、下型を構成する
    ダイ上に載置し位置決めし、上型を構成するパットを下
    降させ、前記リードフレームに設けられている前記半導
    体装置本体から延出している外部リードを載置している
    前記ダイとで挟み込み、パンチを下降させ挟み込まれた
    前記外部リードの先端部分を切断するリード切断方法に
    おいて、前記パンチ下死点に達して停止した状態で前
    記リードフレームから切断、分離された前記半導体装置
    本体および前記外部リードを取出手段により取り出す
    とを特徴とするリード切断方法。
  6. 【請求項6】 前記パンチを下降させ、前記パンチのパ
    ンチ部で前記外部リードの先端部分を切断し、前記パン
    チ部が前記外部リードの切断面を通り越し、前記パンチ
    部の上部に設けられた前記パンチ部の内部を貫通する開
    口により構成された切欠部が前記外部リードの切断面に
    位置して停止する請求項5記載のリード切断方法。
  7. 【請求項7】 前記下死点に達した前記パンチを停止さ
    せた状態で、前記パットを上昇させて前記ダイとの間に
    間隔を設け、取出手段により前記リードフレームから分
    離させた前記半導体装置および前記外部リードを載置し
    ている前記ダイ上から、前記パンチに設けられた前記切
    欠部内および前記パットと前記ダイの間を通過させ、取
    り出す請求項6記載のリード切断方法。
  8. 【請求項8】 前記取出手段は、前記半導体装置本体を
    吸着して取り出す吸着アームによるものである請求項7
    記載のリード切断方法。
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