JP3481013B2 - 自動二輪車における車高調整装置 - Google Patents

自動二輪車における車高調整装置

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JP3481013B2
JP3481013B2 JP17896495A JP17896495A JP3481013B2 JP 3481013 B2 JP3481013 B2 JP 3481013B2 JP 17896495 A JP17896495 A JP 17896495A JP 17896495 A JP17896495 A JP 17896495A JP 3481013 B2 JP3481013 B2 JP 3481013B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後端に後輪が回転
自在に支承されるスイングアームの前端が車体フレーム
に揺動可能に支承され、車体フレームおよびスイングア
ーム間に設けられるリンク機構に、上端部が車体フレー
ムに連結されるクッションユニットの下端部が連結され
る自動二輪車において、車高を調整するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車の車高を車速に応じて
変化させるようにしたものが、特開平5−16639号
公報等により、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
クッションユニットの上端部の車体フレームへの取付け
位置をアクチュエータの駆動力により前後に移動させ
て、車高を調整するようにしているが、アクチュエータ
が後輪側からの荷重を常時受けることになり、アクチュ
エータの大型化および大重量化が避けられない。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、アクチュエータの大型化および大重量化を避
けて車高を自動的に調整し得るようにした自動二輪車に
おける車高調整装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、後端に後輪が回転自在に支承さ
れるスイングアームの前端が車体フレームに揺動可能に
支承され、車体フレームおよびスイングアーム間に設け
られるリンク機構に、上端が車体フレームに連結される
クッションユニットの下端が連結される自動二輪車にお
いて、車体フレームに一端部が回動可能に連結される第
1リンクアームと、第1リンクアームの他端部に連結軸
を介して一端部が回動可能に連結されるとともに他端部
がスイングアームに回動可能に連結される第2リンクア
ームとでリンク機構が構成され、前記連結軸の軸線から
ずれた位置で該連結軸と平行な軸線まわりの角変位を可
能として第2リンクアームに支承される回動軸にクッシ
ョンリンクアームの一端部が固定され、該クッションリ
ンクアームの他端部にクッションユニットの下端部が連
結され、前記回動軸にアクチュエータが連結され、この
アクチュエータは、クッションリンクアームおよびクッ
ションユニットの連結部を第1リンクアームから離反さ
せた高車高位置と、前記連結部を第1リンクアームに近
接させた低車高位置との間で回動軸を回動可能であり、
該回動軸が低車高位置に在るときのクッションユニット
の伸長作動に伴なうクッションリンクアームの第1リン
クアーム側への回動作動を規制すべくクッションリンク
アームに当接可能な規制部が第2リンクアームに設けら
れることを特徴とする。
【0006】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記回動軸には、アクチュエー
タを含みクッションリンクアームから離れて車体フレー
ムに支持された駆動部が連結されることを特徴とし、さ
らに請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明
の構成に加えて、前記アクチュエータがトルクリミッタ
を介して回動軸に連結されることを特徴とする。
【0007】
【作 用】上記各請求項の発明の構成によれば、アクチ
ュエータにより回動軸を角変位駆動すると、回動軸の角
変位に応じてクッションリンクアームの第2リンクアー
ムへの連結姿勢が変化し、それに伴って車体フレームに
対するスイングアームの姿勢が変化することにより車高
が調整されることになる。しかも低車高位置とした状態
で自動二輪車から運転者が降車する等により車体フレー
ムにかかる荷重が減小したときに、クッションユニット
の反力によってクッションリンクアームおよび第2リン
クアームが固定され、リンク形状が低車高状態で安定す
ることにより、車体フレームが路面に対して上昇するの
を防止することができる。
【0008】さらに上記請求項記載の発明の構成によ
れば、路面から作用する過大な荷重がアクチュエータに
作用することをトルクリミッタにより防止することがで
き、路面からの過大入力によってアクチュエータが破損
することを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図8は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は高車高
状態での図1の要部拡大縦断側面図、図3は低車高状態
での図2に対応する縦断側面図、図4は図3の4−4線
に沿う断面図、図5は駆動部の縦断側面図、図6は図5
の6−6線拡大断面図、図7は図4の7−7線拡大断面
図、図8は図4の8−8線拡大断面図である。
【0011】先ず図1において、自動二輪車における車
体フレーム15の前部には前輪懸架装置16を介して前
輪WF が懸架される。また車体フレーム15の後部に
は、エンジンおよび変速機を含むパワーユニット17、
燃料タンク18およびシート19等が搭載されるととも
に後輪懸架装置20を介して後輪WR が懸架され、パワ
ーユニット17からの動力が無端状のチェーン等を含む
動力伝達手段21を介して後輪WR に伝達される。
【0012】図2および図3を併せて参照して、後輪懸
架装置20は、前端部がピボット軸22により車体フレ
ーム15に揺動可能に支承されるとともに後端部には後
輪WR が回転自在に支承されるスイングアーム23と、
車体フレーム15およびスイングアーム23の下部間に
設けられるリンク機構24と、車体フレーム15および
リンク機構24間に設けられるクッションユニット25
とを備える。
【0013】リンク機構24は、一端部が連結軸26に
よって上下揺動可能にして車体フレーム15に連結され
る第1リンクアーム27と、第1リンクアーム27の他
端部に連結軸28を介して一端部が回動可能に連結され
るとともに他端部がスイングアーム23の下部に連結軸
29を介して回動可能に連結される第2リンクアーム3
0とで構成され、各連結軸26,28,29の軸線はピ
ボット軸22に平行である。また第1および第2リンク
アーム27,30を連結する連結軸28の軸線からずれ
た位置で第2リンクアーム30には、連結軸28と平行
な軸線を有する回動軸31がその軸線まわりの角変位を
可能として支承される。さらにクッションユニット25
は、上端が車体フレーム15に連結される油圧ダンパ3
2と、該油圧ダンパ32の上下両端間に設けられるコイ
ルばね33とで構成されるものであり、前記回動軸31
に一端部が固定されるクッションリンクアーム34の他
端部が、回動軸31と平行な軸線を有する連結軸35を
介して油圧ダンパ32の下端に回動可能に連結される。
【0014】図4を併せて参照して、車体フレーム15
の下端部に設けられたブラケット15aには連結軸26
が固定されており、該連結軸26と第1リンクアーム2
7との間に軸受36が介装される。また第2リンクアー
ム30の一端部は二叉に分岐するように形成されてお
り、この第2リンクアーム30の一端部には連結軸28
が固定され、第1リンクアーム27の他端部および連結
軸28間に軸受37が介装される。さらにスイングアー
ム23の下部に設けられたブラケット23aには連結軸
29が固定されており、該連結軸29と第2リンクアー
ム30の他端部との間に軸受38が介装される。
【0015】回動軸31は、第2リンクアーム30の二
叉分岐部に角変位可能に支承されるものであり、該回動
軸31の両端部および第2リンクアーム30間には軸受
39,40がそれぞれ介装される。而してクッションリ
ンクアーム34の一端部は、両軸受39,40間で回動
軸31の中間部にセレーション41によって固定され
る。クッションユニット25における油圧ダンパ32の
下端部にはブラケット32aが設けられており、該ブラ
ケット32aに固定された連結軸35とクッションリン
クアーム34の他端部との間に軸受42が介装される。
【0016】回動軸31には車高変更手段44が連結さ
れるものであり、該車高変更手段44は、アクチュエー
タとしてのモータ50を含む駆動部45と、回動軸31
を回動せしめる作動部46と、駆動部45から作動部4
6に動力を伝達する一対の伝動ケーブル47,48とを
備える。
【0017】図5において、駆動部45は、車体フレー
ム15の前部側に固定的に支持されるものであり、車体
フレーム15に固定的に支持されたケース49に固定さ
れる正逆回転自在のモータ50と、ケース49内に収納
される歯車列51と、モータ50の出力軸50aおよび
歯車列51の入力側間に設けられるトルクリミッタ52
と、前記歯車列51の出力側に連結されてケース49内
で該ケース49に回転自在に支承される第1駆動プーリ
53とを備える。
【0018】而してトルクリミッタ52は、外周がモー
タ50の出力軸50aに噛合される複数枚の摩擦板54
…と、それらの摩擦板54…間に重合配置されるととも
に内周が歯車列51の入力側にスプライン係合される複
数枚の摩擦板55…と、隣接配置される摩擦板54…,
55…を相互に摩擦係合させる方向のばね力を発揮する
皿ばね56とを備えるものであり、このトルクリミッタ
52は、モータ50から歯車列51側への駆動力を伝達
するが、歯車列51からモータ50側に過大な荷重が作
用したときには摩擦板54…,55…を相互に滑らせて
モータ50に過大な荷重が作用することを防止する働き
をする。
【0019】図6を併せて参照して、第1駆動プーリ5
3には、一対の伝動ケーブル47,48が相互に逆方向
から巻掛けられ、各伝動ケーブル47,48の一端は第
1駆動プーリ53に係合、固定される。
【0020】図7および図8を併せて参照して、作動部
46は、回動軸31の一端部に設けられる被動歯車57
と、回動軸31と平行な軸線を有する被動軸58と、該
被動軸58の一端部に固定される被動プーリ59と、被
動軸58の他端部に一体に設けられて前記被動歯車57
に噛合する伝動歯車60とを備える。
【0021】第2リンクアーム30には、回動軸31の
一端部を覆うようにしてケース61が結合される。被動
軸58は、該ケース61と第2リンクアーム30とで回
転自在に支承されるものであり、被動軸58とケース6
1および第2リンクアーム30との間に軸受62,63
がそれぞれ介装される。この被動軸58の一端部に設け
られた被動プーリ59には、駆動部45からの動力を伝
達する一対の伝動ケーブル47,48が相互に逆方向に
巻付けられ、両伝動ケーブル47,48の他端は被動プ
ーリ59に係合、固定される。
【0022】このような車高変更手段44によると、モ
ータ50の作動により、回動軸31すなわちクッション
リンクアーム34を、図2で示すように後方側に回動さ
せてクッションリンクアーム34およびクッションユニ
ット25の連結部すなわち連結軸35を第1リンクアー
ム27から離反させた高車高位置と、図3および図4で
示すようにクッションリンクアーム34を前方側に回動
させて前記連結軸35を第1リンクアーム27に近接さ
せた低車高位置との間で回動させることができる。而し
て、回動軸31すなわちクッションリンクアーム34を
高車高位置および低車高位置間で回動せしめることによ
り、リンク機構24へのクッションユニット25からの
作用点のピボット軸22からの長さすなわちレバー比が
変更され、それに応じて車体フレーム15すなわちシー
ト19は、図1の実線で示す高車高位置と図1の鎖線で
示す低車高位置との間で車高を変化させることになる。
【0023】ところで、高車高位置にあるときのリンク
機構24の作動安定化を図るために、クッションリンク
アーム34には、該クッションリンクアーム34が高車
高位置となったときに第2リンクアーム30に当接して
クッションリンクアーム34および第2リンクアーム3
0の相対姿勢を一定に保持するストッパ34a(図2参
照)が設けられる。また低車高位置にあるときのリンク
機構24の作動安定化を図るために、第2リンクアーム
30には、クッションリンクアーム34が第1リンクア
ーム27側に近接した低車高位置となったときに該クッ
ションリンクアーム34に当接してクッションリンクア
ーム34および第2リンクアーム30の相対姿勢を一定
に保持する規制部30a(図3参照)が設けられる。
【0024】さらに回動軸31の他端部には、第2リン
クアーム30に配設されたロータリーエンコーダ64が
連結されており、回動軸31の角変位量すなわちクッシ
ョンリンクアーム34の作動量が該ロータリーエンコー
ダ64で検出される。
【0025】ところで、車体フレーム15における前端
上部には、図1で示すように、ヘッドライト65が配設
されるものであるが、このヘッドライト65は、その光
軸を上、下に変更可能として車体フレーム15に取付け
られており、車高変更手段44の作動による車高変化に
伴ってヘッドライト15の光軸を変化させるために、図
6で示すように、車高変更手段44における駆動部45
の第1駆動プーリ53には第2駆動プーリ66が一体に
設けられており、第2駆動プーリ66には、車高変更時
のモータ50の作動力を伝達してヘッドライト65の光
軸を変化させるためのケーブル67の一端が連結され
る。
【0026】次にこの実施例の作用について説明する
と、車体フレーム15に一端部が回動可能に連結される
第1リンクアーム27と、第1リンクアーム27の他端
部に連結軸28を介して一端部が回動可能に連結される
とともに他端部がスイングアーム23に回動可能に連結
される第2リンクアーム30とでリンク機構24が構成
され、連結軸28の軸線からずれた位置で該連結軸28
と平行な軸線まわりの角変位を可能として第2リンクア
ーム30に支承される回動軸31にクッションリンクア
ーム34の一端部が固定され、該クッションリンクアー
ム34の他端部にクッションユニット25の下端部が連
結され、回動軸31にモータ50が連結されている。こ
れによりモータ50によって回動軸31を角変位駆動す
ると、クッションリンクアーム34の第2リンクアーム
30への連結姿勢が変化し、それに伴って車体フレーム
15に対するスイングアーム23の姿勢が変化すること
により車高が調整されることになる。したがってモータ
50の作動制御により車高を自動的に変化させることが
可能となる。
【0027】しかも後輪WR 側からの荷重がモータ50
に常時作用することがないことから、モータ50に大荷
重に耐える強度を持たせる必要がなく、モータ50の小
型化および重量低減を図ることができる。
【0028】また回動軸31が低車高位置に回動した状
態でもクッションユニット25がクッションリンクアー
ム34を介して第2リンクアーム30側に連結されてい
ることにより、スイングアーム23の上、下揺動量に対
するクッションユニット25の上下ストロークの比を比
較的大きくすることが可能であり、低車高状態での走破
性を向上することができる。
【0029】さらに、低車高位置とした状態で自動二輪
車から運転者が降車する等により車体フレーム15にか
かる荷重が減小したときには、クッションユニット25
の伸長作動に伴ってクッションリンクアーム34が第1
リンクアーム27側に回動作動しようとするが、クッシ
ョンユニット25の伸長作動に伴なうクッションリンク
アーム34の第1リンクアーム27側への回動作動を規
制すべくクッションリンクアーム34に当接可能な規制
部30aが第2リンクアーム30に設けられており、ク
ッションユニット25の反力によってクッションリンク
アーム34および第2リンクアーム30が固定されてリ
ンク機構24のリンク形状が低車高位置で安定し、シー
ト19が上昇することを防止することができる。
【0030】しかもモータ50および回動軸31間の動
力伝達機構にトルクリミッタ52が介設されていること
により、路面から作用する過大な荷重がモータ50に作
用することを防止することができ、路面からの過大入力
によってモータ50およびモータ駆動系が破損すること
を防止することができる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば、
アクチュエータにより回動軸を角変位駆動することによ
り、クッションリンクアームの第2リンクアームへの連
結姿勢を変化させてリンクレシオの極端な変化を防止し
つつ車高を調整することが可能であり、低車高状態での
走破性を向上することができ、またアクチュエータに後
輪側からの荷重が作用することを回避してアクチュエー
タの小型化および重量低減を図ることができる。しかも
アクチュエータは、クッションリンクアームおよびクッ
ションユニットの連結部を第1リンクアームから離反さ
せた高車高位置と、前記連結部を第1リンクアームに近
接させた低車高位置との間で回動軸を回動可能であり、
該回動軸が低車高位置に在るときのクッションユニット
の伸長作動に伴なうクッションリンクアームの第1リン
クアーム側への回動作動を規制すべくクッションリンク
アームに当接可能な規制部が第2リンクアームに設けら
れるので、低車高位置とした状態で車体フレームにかか
る荷重が減小したときに、クッションユニットの伸長作
動に伴なうクッションリンクアームの作動を規制し、リ
ンクレシオ変化を抑えることができる。
【0033】また特に請求項2の発明によれば、クッシ
ョンリンクアームから離れて車体フレームに支持した駆
動部のアクチュエータにより、クッションリンクアーム
一端部を固定した回動軸を角変位駆動することができ
る。
【0034】また特に請求項3の発明によれば前記ア
クチュエータがトルクリミッタを介して回動軸に連結さ
れるので、路面から作用する過大な荷重がアクチュエー
タに作用することをトルクリミッタで防止することがで
き、路面からの過大入力によってアクチュエータが破損
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の側面図である。
【図2】高車高状態での図1の要部拡大縦断側面図であ
る。
【図3】低車高状態での図2に対応する縦断側面図であ
る。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】駆動部の縦断側面図である。
【図6】図5の6−6線拡大断面図である。
【図7】図4の7−7線拡大断面図である。
【図8】図4の8−8線拡大断面図である。
【符号の説明】
15・・・車体フレーム 23・・・スイングアーム 24・・・リンク機構 25・・・クッションユニット 27・・・第1リンクアーム 28・・・連結軸 30・・・第2リンクアーム 30a・・規制部 31・・・回動軸 34・・・クッションリンクアーム 45・・・駆動部 50・・・アクチュエータとしてのモータ 52・・・トルクリミッタ WR ・・・後輪
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−143969(JP,A) 特開 平2−109786(JP,A) 特開 平3−45487(JP,A) 特開 平5−16639(JP,A) 特開 昭57−191178(JP,A) 実開 昭58−132238(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 25/00 - 27/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端に後輪(WR )が回転自在に支承さ
    れるスイングアーム(23)の前端が車体フレーム(1
    5)に揺動可能に支承され、車体フレーム(15)およ
    びスイングアーム(23)間に設けられるリンク機構
    (24)に、上端部が車体フレーム(15)に連結され
    るクッションユニット(25)の下端部が連結される自
    動二輪車において、 車体フレーム(15)に一端部が回動可能に連結される
    第1リンクアーム(27)と、第1リンクアーム(2
    7)の他端部に連結軸(28)を介して一端部が回動可
    能に連結されるとともに他端部がスイングアーム(2
    3)に回動可能に連結される第2リンクアーム(30)
    とでリンク機構(24)が構成され、前記連結軸(2
    8)の軸線からずれた位置で該連結軸(28)と平行な
    軸線まわりの角変位を可能として第2リンクアーム(3
    0)に支承される回動軸(31)にクッションリンクア
    ーム(34)の一端部が固定され、該クッションリンク
    アーム(34)の他端部にクッションユニット(25)
    の下端部が連結され、前記回動軸(31)にアクチュエ
    ータ(50)が連結され、このアクチュエータ(50)
    は、クッションリンクアーム(34)およびクッション
    ユニット(25)の連結部を第1リンクアーム(27)
    から離反させた高車高位置と、前記連結部を第1リンク
    アーム(27)に近接させた低車高位置との間で回動軸
    (31)を回動可能であり、該回動軸(31)が低車高
    位置に在るときのクッションユニット(25)の伸長作
    動に伴なうクッションリンクアーム(34)の第1リン
    クアーム(27)側への回動作動を規制すべくクッショ
    ンリンクアーム(34)に当接可能な規制部(30a)
    が第2リンクアーム(30)に設けられることを特徴と
    する、自動二輪車における車高調整装置。
  2. 【請求項2】 前記回動軸(31)には、アクチュエー
    タ(50)を含みクッションリンクアーム(34)から
    離れて車体フレーム(15)に支持された駆動部(4
    5)が連結されることを特徴とする、請求項1に記載の
    自動二輪車における車高調整装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータ(50)が、トルク
    リミッタ(52)を介して回動軸(31)に連結される
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の自動二輪車に
    おける車高調整装置。
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