JP3480508B2 - 箱製函装置 - Google Patents

箱製函装置

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JP3480508B2
JP3480508B2 JP03310394A JP3310394A JP3480508B2 JP 3480508 B2 JP3480508 B2 JP 3480508B2 JP 03310394 A JP03310394 A JP 03310394A JP 3310394 A JP3310394 A JP 3310394A JP 3480508 B2 JP3480508 B2 JP 3480508B2
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広綱 藤原
順三 鎌田
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株式会社岡部ロック
石井工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、合成樹脂製
又は金属製の容器を箱体内部に箱詰めする作業に用いら
れる箱製函装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような容器を箱詰めする
方法としては、例えば、自動製函機によりシート状に展
開された段ボール箱を箱形態に製函して箱詰め位置に供
給し、人為的作業又は機械的作業により適宜数の各容器
を段ボール箱内に箱詰めする箱詰め方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
適宜数の各容器を箱詰めする場合、シート状に展開され
た段ボール箱を箱形態に製函してから、同段ボール箱内
に適宜数の各容器を箱詰めするので、段ボール箱の製函
作業が終了するまで箱詰め作業が行えない。且つ、段ボ
ール箱の製函作業に手間及び時間が掛かるため、作業能
率が悪いという問題点を有している。
【0004】また、シート状に展開された段ボール箱上
に適宜数の各容器を載置してから製函する場合、製函時
及び搬送時に発生する機械振動により各容器の箱詰め間
隔が不揃いとなるだけでなく、段ボール箱の載置面上か
ら容器が突出したり、容器が横転したりするため、適宜
サイズに形成された段ボール箱内に対して適宜数の各容
器を箱詰めすることが困難であるという問題点も有して
いる。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、シート状に展
開された箱体を箱形態に製函するときに袋状シート及び
適宜数の各容器を一括箱詰めすることにより、製函作業
及び箱詰め作業に要する時間が短縮され、作業の省力化
及び能率アップを図ることができる箱製函装置の提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シート状に展開された箱体を箱形態に製函するとき適宜
数の各容器を箱詰めして封函する箱製函装置であって、
上記シート状に展開された未製函の箱体を多数枚装填す
る箱装填部を設け、上記箱装填部の後段に、上記箱体を
箱詰め位置及び製函位置に搬送する箱搬送手段を設け、
上記箱装填部と箱搬送手段との間に、上記箱装填部から
引出した箱体の天部側を鉛直姿勢に起立し、該箱体の底
部側長辺を鉛直姿勢に起立して箱搬送手段に供給する箱
引出し手段を設け、上記箱詰め位置の送り側前段及び送
り側後段に、上記箱体の両側部に形成された前後短辺を
内側に折曲げる短辺折曲げ手段を夫々設け、上記箱詰め
位置の一側部に、上記適宜数の各容器が整列される容器
整列台を設け、上記容器整列台側部の袋装填部に装填さ
れた袋状シートを吸着保持して、該容器整列台上に整列
された容器上面に敷設する袋体敷設手段を設け、上記箱
詰め位置の他側部に 、上記袋状シートを容器上面に押し
付けたまま該袋状シート及び適宜数の各容器を箱詰め位
置に搬送された箱体内部に一括箱詰めする容器箱詰め手
段を設け、上記封函位置に、上記箱体の底部側各辺と天
部側各辺とを互いに接合固定する箱体封函手段を設けた
箱製函装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記箱引出し手段を、上記箱装填部に
装填されたシート状の箱体を1枚保持して引出しする引
出しアームと、上記箱装填部から引出しするときに箱体
の天部側を鉛直姿勢に起立するガイド部材と、該箱体の
底部側長辺を鉛直姿勢に起立するガイド部材とで構成し
た箱製函装置であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記短辺折曲げ手段を、上記箱体の一
側部に形成された前側短辺を内側に折曲げるガイド部材
と、該箱体の後側短辺を内側に折曲げる方向に回動する
折曲げ部材とで構成した箱製函装置であることを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記容器箱詰め手段を、上記袋状シー
ト及び適宜数の各容器を上記箱詰め位置に搬送された箱
体内部に水平移動して箱詰する容器箱詰め板で構成した
箱製函装置であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記箱体封函手段を、上記箱体の底部
側に形成された左右短辺を上向きに折曲げるガイド部材
と、該箱体の天部側に形成された左右短辺を下向きに折
曲げる押圧部材と、上記底部側各辺と天部側各辺とを互
いに接合固定する辺部接合手段とで構成した箱製函装置
であることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、箱引出し手段を駆動し
て、箱装填部から引出した箱体の天部側を鉛直姿勢に起
立し、同箱体の底部側長辺を鉛直姿勢に起立して箱搬送
手段により箱詰め位置及び製函位置に搬送する。箱詰め
位置前段の短辺折曲げ手段により箱体の右側部に形成さ
れた前後短辺を内側に折曲げる。適宜数の各容器を容器
整列台に整列した後、袋体敷設手段を駆動して、袋装填
部に装填された袋状シートを吸着保持して、容器整列台
上に整列された容器上面に敷設する。容器箱詰め手段を
駆動して、袋状シートを容器上面に押し付けたまま、袋
状シート及び適宜数の各容器を箱詰め位置に搬送された
箱体内部に一括箱詰めする。箱詰め位置後段の短辺折曲
げ手段により箱体の左側部に形成された前後短辺を内側
に折曲げる。箱体封函手段を駆動して、封函位置に搬送
された袋状シート及び適宜数の各容器が収容済み箱体
底部側各辺と天部側各辺とを互い接合固定するので、製
函途中の箱体内部に対して適宜数の各容器を箱詰めする
作業が容易に行える。
【0012】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の作用と併せて、箱装填部に装填されたシート状の箱体
を引出しアームで保持して1枚だけ引出すると共に、箱
装填部から引出すときに箱体の天部側をガイド部材で鉛
直姿勢に起立し、同箱体の底部側長辺をガイド部材で鉛
直姿勢に起立するので、シート状の箱体を製函するとき
の折曲げ工程が簡素化され、製函作業に要する時間を短
縮できる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の作用と併せて、箱詰め位置前段に設けたガイド部材に
箱体の右側部に形成された前側短辺を当接して内側に折
曲げ、同側に設けた折曲げ部材を箱体の右側部に形成さ
れた後側短辺に当接して内側に折曲げる。箱詰め位置後
段に設けたガイド部材に箱体の左側部に形成された前側
短辺を当接して内側に折曲げ、同側に設けた折曲げ部材
を箱体の左側部に形成された後側短辺に当接して内側に
折曲げるので、上述と同様に、製函途中の箱体内部に対
して適宜数の各容器を箱詰めする作業が容易に行える。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の作用と併せて、箱詰め位置に搬送された箱体内部に対
して袋状シートが敷設された適宜数の各容器を容器箱詰
め板により水平移動して箱詰するので、箱詰作業が容易
に行える。
【0015】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の作用と併せて、箱体の底部側に形成された左右短辺を
ガイド部材で上向きに折曲げ、同箱体の天部側に形成さ
れた左右短辺を押圧部材で下向きに折曲げた後、底部側
各辺と天部側各辺とを辺部接合手段により互いに接合固
定するので、適宜サイズの箱体内部に対して適宜数の各
容器を箱詰めする作業が容易に行える。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、シート状に展開され
た箱体を箱形態に製函するとき、袋状シートを容器上面
に押し付けたまま該袋状シート及び適宜数の各容器を一
括箱詰めするので、袋状シートの敷設位置が変位した
り、容器上面から脱落したりせず、定位置に敷設したま
ま箱詰めすることができ、従来例のようにシート状の段
ボール箱を箱形態に製函した後、袋状シート及び適宜数
の各容器を個々に箱詰めするような手間及び作業が省け
ると共に、製函作業及び箱詰め作業に要する時間が短縮
され、作業の省力化及び能率アップを図ることができ
る。しかも、箱形態に製函される箱体の一側部のみを開
放して適宜数の各容器を保持するので、箱詰め時に於い
て、箱体内から容器が突出したり、容器が横転したりす
るのを防止でき、適宜サイズに形成された箱体内に対し
て適宜数の各容器を確実に箱詰めすることができる。
【0017】且つ、シート状に展開された箱体の天部側
を鉛直姿勢に起立し、同箱体の底部側長辺を鉛直姿勢に
起立して箱詰め位置に供給するので、シート状の箱体を
製函するときの折曲げ工程が簡素化され、製函作業に要
する時間を短縮できる。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は合成樹脂製の容器を箱詰めする作業に用
いられる箱製函装置を示し、図1、図2、図3、図4に
於いて、この箱製函装置1は、多数個の各容器K…を揃
え位置に搬送する整列用コンベア2と、適宜数の各容器
K…を整列位置に供給する容器整列機3と、適宜間隔に
整列された容器K上面に袋状シートFを敷設する袋体敷
設機4と、適宜間隔に整列された各容器K…を段ボール
箱B内に一括収納する容器箱詰め機5と、シート状に展
開された段ボール箱Bを箱送り方向に向けて搬送する箱
送りコンベア6と、多数枚積層された各段ボール箱B…
を箱送りコンベア6上に順次載置する箱引出し機7と、
箱送りコンベア6上に載置された段ボール箱Bを箱形態
に整形する箱折込み機8と、箱形態に整形された段ボー
ル箱Bを封函処理する箱封函機9とから構成される。
【0019】上述の整列用コンベア2は、左右に架設し
た各取付け枠15,15間に多数本の各送りローラ16
…を送り方向に対して所定間隔に隔てて軸架し、送り側
終端部に設定した揃え位置に至るまでの搬送面上に3枚
の各ガイド板17…を所定間隔に隔てて送り方向に架設
し、同揃え位置の搬送面上に2本一組の各ガイド棒18
…を所定間隔に隔てて送り方向に架設し、同各ガイド板
17…及び各ガイド棒18…により搬送面全長を幅方向
に分割して4本の各搬送ラインa,b,c,dを形成し
て、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により適宜
位置に軸架した各送りローラ16…を送り方向に回転さ
せ、各搬送ラインa,b,c,dに振分け供給された多
数個の各容器K…を送り方向に向けて整列搬送する。
【0020】且つ、送り側終端部の揃え位置前段に各ス
トッパ19,20を出没可能に設け、同側下部に配設し
た各出没用シリンダ21,22のピストンロッドを各ス
トッパ19,20の下端部に固定して、同各出没用シリ
ンダ21,22の作動により、各搬送ラインa,b,
c,dに振分けられた各容器K…と当接する突出位置
と、同各容器K…との当接が回避される没入位置とに各
ストッパ19,20を上下動する。
【0021】前述の容器整列機3は、整列用コンベア2
上に設定した揃え位置上部に可動枠23を送り方向と直
交して架設し、同位置側部に配設した進退用シリンダ2
4のピストンロッドを可動枠23の一側端部に固定し、
同可動枠23の他側端部に垂設した昇降用シリンダ25
のピストンロッドを押込み板26の上端部に固定して、
進退用シリンダ23の作動により、各搬送ラインa,
b,c,d上の揃え位置に整列された適宜数の各容器K
…が後述する箱詰め位置の一側部に設けた容器整列台2
上に移載される前進位置と、同揃え位置に整列された
適宜数の各容器K…よりも送り側前段に後退させた後退
位置とに可動枠23全体を前後移動し、昇降用シリンダ
25の作動により、各搬送ラインa,b,c,dに振分
けられた各容器K…と当接する降下位置と、同各容器K
…との当接が回避される上昇位置とに押込み板26を上
下動する。
【0022】上述の容器整列台27は、整列用コンベア
2の送り側終端部に近接して載置板28を水平架設し、
同載置板28上に整列される送出し側後列の各容器K…
と対向する位置に整列突起29を固定し、整列用コンベ
ア2に対応する載置板28上の送込み側上面と、箱送り
コンベア6に対向する載置板28の送出し側上面とを開
放している。且つ、載置板28の送出し側下部にストッ
パ30を出没可能に設け、同側下部に配設した出没用シ
リンダ31のピストンロッドをストッパ30の下端部に
固定して、同出没用シリンダ31の作動により、容器整
列台27上に整列される送出し側前列の各容器K…と当
接する突出位置と、同各容器K…との当接が回避される
没入位置とにストッパ30を上下動する。
【0023】前述の袋体敷設機4は、図5にも示すよう
に、容器整列台27上に設定した整列位置上方と、後述
する供給用コンベア41上に設定した吸着位置上方との
間に各ガイドレール32,32を架設し、同各ガイドレ
ール32,32間に取付けた可動枠33と、吸着位置上
部に配設した進退用シリンダ34のピストンロッドとを
固定して、同進退用シリンダ34の作動により、供給用
コンベア41上の袋装填台45上に装填された袋状シー
トFを吸着パッド39で吸着保持する後退位置と、容器
整列台27上に整列された容器K上面に吸着パッド39
で吸着保持した袋状シートFを敷設する前進位置とに可
動枠33全体を前後移動する。
【0024】且つ、可動枠33上部に垂設した昇降用シ
リンダ35のピストンロッドを昇降枠36の上端部に固
定し、同昇降枠36上部に垂設した昇降用シリンダ37
のピストンロッドを支持板38の一端側に固定し、同支
持板38の他端側に吸気手段(図示省略)と接続された
吸着パッド39と、送気手段(図示省略)と接続された
噴射ノズル40とを垂設すると共に、同吸着パッド39
により吸着保持された袋状シートFと対向する方向及び
角度に噴射ノズル40の吐出方向を設定している。
【0025】つまり、昇降用シリンダ35の作動によ
り、整列位置上方と吸着位置上方とに前後移動が許容さ
れる上昇位置に昇降枠36全体を垂直上昇すると共に、
整列位置上方に停止したとき、容器整列台27上の容器
K上面に対して適宜間隔に近接した降下位置に垂直降下
し、吸着位置上方に停止したとき、供給用コンベア41
上の袋装填台45上面に対して適宜間隔に近接した降下
位置に垂直降下する。且つ、吸着位置上方に停止したと
き昇降用シリンダ37を作動して、供給用コンベア41
上の袋装填台45に装填された袋状シートFを吸着保持
する降下位置と、同袋装填台45よりも上方に上昇した
上昇位置とに吸着パッド39を垂直昇降する。
【0026】上述の供給用コンベア41は、送り側始端
部に軸支した各スプロケット42,42と、送り側終端
部に軸支した各スプロケット43,43との間に各送り
チェーン44,44を張架し、同各送りチェーン44,
44上に多数の各袋装填台45…を送り方向に対して所
定間隔に隔てて固定し、同各袋装填台45…に、例え
ば、適宜本数のスプーンを分離可能に連続包装してなる
袋状シートFを多数枚装填して、終端側下部に配設した
減速機付き送り用モータ46の駆動力により、各スプロ
ケット47,48及び駆動チェーン49を介して各送り
チェーン44,44を送り方向に周回させ、同各送りチ
ェーン44,44間に固定した各袋装填台45…を吸着
位置に1台ずつ移動する。
【0027】前述の容器箱詰め機5は、図6にも示すよ
うに、容器整列台27上に設定した整列位置上方と、後
述する箱送りコンベア6上に設定した箱詰め位置上方と
の間に各ガイドレール50,50を架設し、同各ガイド
レール50,50間に取付けた可動枠51の上端部と、
同位置上段に架設したロッドレスシリンダ52の可動体
53とを固定している。且つ、可動枠51の下端部に容
器箱詰め板54を上下回動可能に連結し、同枠側部に垂
設した回動用シリンダ55のピストンロッドを容器箱詰
め板54の上面側に連結すると共に、同容器箱詰め板5
4の送出し側縁部を容器整列台27上に整列された送出
し側後列の各容器K…に対して係止される角度に折曲げ
形成している。
【0028】つまり、ロッドレスシリンダ52の作動に
より、容器整列台27上に整列された容器K上面に容器
箱詰め板54を傾倒する後退位置と、同台上に整列され
た適宜数の各容器K…を箱送りコンベア6上の箱詰め位
置に供給された段ボール箱Bに箱詰めする前進位置とに
可動枠51全体を前後移動する。回動用シリンダ55の
作動により、容器整列台27上に整列された送出し側後
列の各容器K…に対して係止される傾倒姿勢と、同各容
器K…との係止が解除される起立姿勢とに上下回動す
る。
【0029】前述の箱送りコンベア6は、図3、図4に
示すように、送り側始端部に軸支した各スプロケット5
6,56と、送り側終端部に軸支した各スプロケット5
7,57との間に各送りチェーン58,58を張架し、
同各送りチェーン58,58上に多数の各箱送り板59
…を箱送り方向に対して所定間隔に隔てて固定し、終端
側下部に配設した減速機付き送り用モータ60の駆動力
により、各スプロケット61,62及び駆動チェーン6
3を介して各送りチェーン58,58を箱送り方向に周
回させ、同各送りチェーン58,58上の各箱送り板5
9…間に載置固定された段ボール箱Bを引出し位置と、
箱詰め位置と、折込み位置と、封函位置とに順次搬送す
る。
【0030】前述の箱引出し機7は、箱送りコンベア6
上に設定した引出し位置上部に、例えば、シート状に展
開された未製函の段ボール箱Bを多数枚装填するための
箱装填台64を斜設し、同枠下端部に2本の各旋回アー
ム65,65を上下回動可能に軸受し、同各旋回アーム
65,65の遊端部に吸気手段(図示省略)と接続され
た4個の各吸着パッド66…を取付けている。
【0031】且つ、旋回アーム65の基端部に連結アー
ム67を介してクランクアーム69の上端部を連結し、
同位置下部に配設した減速機付き旋回用モータ70の主
軸に連結アーム68を介してクランクアーム69の下端
部を連結し、旋回用モータ70の駆動力により、各連結
アーム67,68及びクランクアーム69をクランク運
動させて、箱装填台64に装填された段ボール箱Bの底
部Baを各吸着パッド66…で吸着保持する突出位置
と、箱送りコンベア6上の各箱送り板59…間に各吸着
パッド66…で吸着保持した段ボール箱Bの底部Baを
載置固定する没入位置とに各旋回アーム65,65を上
下回動する。
【0032】且つ、箱装填台64の上端側下面部に段ボ
ール箱Bの天部Bbを起立姿勢に折曲げガイドする2本
の各ガイド棒71,71を垂設し、箱送りコンベア6上
の始端側中央部に段ボール箱Bの底側長辺Bcを起立姿
勢に折曲げガイドするガイド板72を立設している。
【0033】上述の引出し位置には、図7に示すよう
に、同位置両側部にロータリ型の各折曲げ用シリンダ7
3,73を配設し、同各折曲げ用シリンダ73,73の
ロータリロッドに各折曲げ板74,74の下端部を固定
して、各折曲げ用シリンダ73,73の作動により、箱
送りコンベア6上に載置された段ボール箱Bの各底側短
辺Bd,Bdを下向き姿勢に折曲げガイドする閉位置
と、同段ボール箱Bの載置が許容される開位置とに各折
曲げ板74,74を左右回動する。
【0034】同位置後段の箱詰め位置には、図6、図8
に示すように、上述した容器整列台27の送出し側端部
に近接して支持台75を水平架設し、同支持台75の上
面側両側部に各ガイド板75a,75aを所定間隔に隔
てて立設し、同各ガイド板75a,75aの送出し側終
端部に各支持板76,76を水平回動可能に連結すると
共に、同各軸上に巻回した各スプリング77,77の弾
性により内向き姿勢に各支持板76,76を回動付勢し
ている。
【0035】且つ、図9に示すように、引出し位置から
箱詰め位置に至る両側部に段ボール箱Bの各底側短辺B
d,Bdを下向き姿勢にガイドする各ガイド板78,7
8を架設し、引出し位置から折込み位置に至る右側部に
段ボール箱Bの各短辺Be,Beを内向き姿勢に折曲げ
ガイドするガイド板79を架設し、箱詰め位置から折込
み位置に至る左側部に段ボール箱Bの各短辺Bf,Bf
を内向き姿勢に折曲げガイドするガイド板79を架設
し、折込み位置から封函位置に至る両側部に段ボール箱
Bの各底側短辺Bd,Bdを起立姿勢に引起しガイドす
る各ガイド板80,80を架設している。
【0036】且つ、左右に架設した各ガイド板79,7
9の始端側下部にロータリ型の各折曲げ用シリンダ8
1,81を配設し、同各折曲げ用シリンダ81,81の
ロータリロッドに各折曲げ板82,82の基端部を固定
して、各折曲げ用シリンダ81,81の作動により、箱
送りコンベア6上に載置された段ボール箱Bの各短辺B
e,Bfを内向き姿勢に折曲げる内向き位置と、同段ボ
ール箱Bの搬送が許容される横向き位置とに各折曲げ板
82,82を左右回動する。
【0037】前述の箱折込み機8は、図4、図10に示
すように、箱送りコンベア6上の折込み位置上方に取付
け枠83を架設し、同枠の前面側下部に支持枠84の基
端部を上下回動可能に軸支し、同支持枠84の突出側両
端部に2枚の各折込み板85,85を固定すると共に、
同各折込み板85,85の下端部を段ボール箱Bの後面
側上端部が内側に折曲げられる適宜角度に折曲げ形成し
ている。且つ、取付け枠82の後端側上部に垂設した折
込み用シリンダ86のピストンロッドを支持板84の基
端部に連結して、同折込み用シリンダ86の作動によ
り、箱送りコンベア6上の折込み位置に搬送された段ボ
ール箱Bの後面側上端部を内側に折曲げる降下位置と、
同段ボール箱Bの搬送が許容される上昇位置とに各折込
み板85,85を上下動する。
【0038】且つ、取付け枠83の下面側後部に押え板
87の基端部を上下回動可能に軸支し、同枠の前端側上
部に垂設した押え用シリンダ88のピストンロッドを押
え板87の上面側中央部に連結して、同押え用シリンダ
88の作動により、箱送りコンベア6上の折込み位置に
搬送された段ボール箱Bの上面部を適宜角度に折曲げる
降下位置と、同段ボール箱Bの搬送が許容される上昇位
置とに押え板87を上下動する。
【0039】前述の箱封函機9は、図9、図11、図1
2にも示すように、箱送りコンベア6上の封函位置上方
に取付け枠89を架設し、同枠の前面側中央部に箱送り
コンベア6上の封函位置に搬送された段ボール箱Bの底
側長辺Bc上端部と対向してホットメルト等の接着剤を
吹付けるための各噴射器90,90を配設し、左右に架
設した各ガイド板80,80の終端側両側部に段ボール
箱Bの各底側短辺Bd,Bdと対向してホットメルト等
の接着剤を吹付けるための各噴射器91,91を配設し
ている。
【0040】且つ、同枠中央部に垂設した押圧用シリン
ダ92のピストンロッドを押圧枠93の上面側前端部に
固定し、同押圧枠93の下面側両端部に固定した各押圧
板93a,93aの外側縁部を段ボール箱Bの各天側短
辺Bg,Bgが下方に折曲げられる適宜角度に折曲げ形
成して、押圧用シリンダ92の作動により、箱送りコン
ベア6上の封函位置に搬送された段ボール箱Bの上面全
体を押圧する降下位置と、同段ボール箱Bの搬送が許容
される上昇位置とに各押圧板93a,93aを上下動す
る。
【0041】且つ、押圧枠93の下面側前端部に各支持
軸94,94を上下摺動可能に軸受し、同各支持軸9
4,94の下端部を押え板95の上面側両端部に固定す
ると共に、同各軸上に圧縮装着した各コイルスプリング
94a,94aの弾性により段ボール箱Bの上面側前端
部を押圧する方向に押え板95を付勢している。
【0042】上述の封函位置には、同位置両側部に配設
した各支持用シリンダ96,96のピストンロッドを各
ガイド棒97,97に連結し、各支持用シリンダ96,
96の作動により、箱送りコンベア6上の封函位置に搬
送された段ボール箱Bの各底側短辺Bd,Bdを起立姿
勢にガイドする上昇位置と、同段ボール箱Bの搬送が許
容される降下位置とに各ガイド棒97,97を上下動す
る。
【0043】且つ、同位置両側部に配設した各押圧用シ
リンダ98,98のピストンロッドを各押圧板99,9
9の背面側中央部に固定して、各押圧用シリンダ98,
98の作動により、箱送りコンベア6上の封函位置に搬
送された段ボール箱Bの各天側短辺Bg,Bgを押圧す
る前進位置と、同段ボール箱Bの搬送が許容される後退
位置とに各押圧板99,99を前後動する。
【0044】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、箱製函装置1による段ボール箱Bの製函動作
及び容器Kの箱詰め動作を説明する。先ず、図1、図2
に示すように、前工程(図示省略)から供給される多数
個の各容器K…を整列用コンベア2の各搬送ラインa,
b,c,d上に分配供給し、各出没用シリンダ21,2
2を作動して、各搬送ラインa,b,c,dに振分けら
れた適宜数の各容器K…を各ストッパ19,20で揃え
位置直前に一旦停止させる。
【0045】次に、出没用シリンダ31を作動して、容
器整列台27の送出し側をストッパ30で閉鎖した後、
出没用シリンダ22を復帰作動して、ストッパ20を搬
送面下に没入させ、各搬送ラインa,b,c,d上に振
分けられた適宜数の各容器K…を揃え位置に搬送する。
同時に、容器整列機3の進退用シリンダ23及び昇降用
シリンダ25を作動して、各搬送ラインa,b,c,d
上の揃え位置に搬送された適宜数の各容器K…を押込み
板26で容器整列台27上に一括移動する。同時に、各
出没用シリンダ21,22を作動して、各ストッパ1
9,20を搬送面上に出没させ、各搬送ラインa,b,
c,d上に振分けられた適宜数の各容器K…を揃え位置
に搬送し、後続の各容器K…を揃え位置直前に一旦停止
させる。
【0046】次に、袋体敷設機4の各昇降用シリンダ3
5,37を降下作動して、供給用コンベア41上の吸着
位置に移動した袋装填台45内に吸着パッド39を挿入
し、袋装填台45内に積重ねられた最上面の袋状シート
Fを吸着パッド39で吸着保持する。各昇降用シリンダ
35,37を上昇作動して、吸着パッド39で吸着保持
した袋状シートFを袋装填台45から取出した後、進退
用シリンダ34を前進作動して、容器整列台27上の整
列位置に吸着パッド39で吸着保持した袋状シートFを
移動する。
【0047】この後、図5に示すように、昇降用シリン
ダ35を降下作動して、吸着パッド39で吸着保持した
袋状シートFを垂直降下し、容器整列台27上に整列さ
れた容器K上面に袋状シートFを近接すると共に、吸着
パッド39で吸着保持した袋状シートFに噴射ノズル4
0から吐出する加圧エアを瞬間的に吹付けて、容器整列
台27上に整列された容器K上面に対して平行となる姿
勢に袋状シートFを付勢した後、吸着パッド39による
吸着保持を解除して容器K上面に袋状シートFを載置す
る。
【0048】次に、進退用シリンダ34及び昇降用シリ
ンダ35を復帰作動して、吸着パッド39を吸着位置上
方に復帰させた後、図6に示すように、容器箱詰め機5
の回動用シリンダ55を作動して、容器整列台27上に
整列された容器K上面に容器箱詰め板54を傾倒し、袋
状シートFを容器K上面に押し付ける。
【0049】同時に、出没用シリンダ31を降下作動し
て、ストッパ30を搬送面下に没入した後、ロッドレス
シリンダ52を前進作動して、容器整列台27上に整列
された各容器K…を容器箱詰め板54で送出し方向に一
括移動し、支持台75に軸支した各支持板76,76を
各容器K…で左右開放すると共に、箱送りコンベア6上
の箱詰め位置に搬送した段ボール箱Bの各短辺Bf,B
fを各支持板76,76で左右開放した状態に支持し、
袋状シートFを容器K上面に押し付けたまま、袋状シー
トF及び適宜数の各容器K…を段ボール箱B内に一括箱
詰めする。
【0050】この後、容器整列機3の進退用シリンダ2
3及び昇降用シリンダ25を復帰作動して、押込み板2
6を初期位置に後退復帰させ、容器箱詰め機5のロッド
レスシリンダ52及び回動用シリンダ55を復帰作動し
て、容器箱詰め板54を初期位置に復帰させる。
【0051】一方、図3に示すように、箱引出し機7の
旋回用モータ70を駆動して、箱装填台64に装填され
たシート状の段ボール箱Bを各吸着パッド66…で吸着
保持し、各吸着パッド66…で吸着保持した段ボール箱
Bを下方に引出すと共に、各ガイド棒71,71で段ボ
ール箱Bの天部Bbを起立姿勢に折曲げ、各ガイド板7
2,72で段ボール箱Bの底側長辺Bcを起立姿勢に折
曲げて、箱送りコンベア6上の各箱送り板59…間に段
ボール箱Bの底部Baを載置固定する。
【0052】同時に、図7、図8に示すように、各折曲
げ用シリンダ73,73を作動して、箱送りコンベア6
上に載置された段ボール箱Bの各底側短辺Bd,Bdを
各折曲げ板74,74で下側に折曲げると共に、段ボー
ル箱Bの各底側短辺Bd,Bdを各ガイド板78,78
の下面側に折曲げたまま搬送する。且つ、段ボール箱B
の前側短辺Beをガイド板79に当接して内側に折込む
と共に、右側の折曲げ用シリンダ81を作動して、段ボ
ール箱Bの後側短辺Beを折曲げ板82で内側に折込
み、段ボール箱Bの各短辺Be,Beをガイド板79で
折曲げたまま箱詰め位置に搬送する。この後、各折曲げ
用シリンダ73,73,81を復帰作動して、各ガイド
板78,78及び折曲げ板82を初期姿勢に復帰させ
る。
【0053】次に、容器整列台27上に整列された適宜
数の各容器K…を段ボール箱B内に箱詰めした後、箱送
りコンベア6上に載置された段ボール箱Bの前側短辺B
fをガイド板79に当接して内側に折込むと共に、左側
の折曲げ用シリンダ81を作動して、段ボール箱Bの後
側短辺Bfを折曲げ板82で内側に折込み、段ボール箱
Bの各短辺Bf,Bfをガイド板79で折曲げたまま折
込み位置に搬送する。この後、折曲げ用シリンダ81を
復帰作動して、折曲げ板82を初期姿勢に復帰させる。
【0054】次に、図4、図10に示すように、箱送り
コンベア6上に載置された段ボール箱Bの天部Bbを箱
折込み機8の押え板87に当接して折曲げ、折込み用シ
リンダ86を作動して、箱送りコンベア6上の折込み位
置に搬送された段ボール箱Bの底側長辺Bcを各折込み
板85,85で内側に折込み、押え用シリンダ88を作
動して、段ボール箱Bの天部Bbに押え板87を上方か
ら押圧して箱形態に整形する。この後、折込み用シリン
ダ86及び押え用シリンダ88を復帰作動して、各折込
み板85,85及び押え板87を初期位置に復帰させ
る。
【0055】次に、図9、図12に示すように、箱送り
コンベア6上の封函位置に段ボール箱Bを搬送すると
き、段ボール箱Bの各底側短辺Bd,Bdを各ガイド板
80,80で起立姿勢に折曲げ、各支持用シリンダ9
6,96を作動して、段ボール箱Bの各底側短辺Bd,
Bdを各ガイド棒97,97で起立姿勢に支持すると共
に、同各底側短辺Bd,Bdに対して各噴射器91,9
1から吐出する接着剤(ホットメルト)を吹付ける。箱
送りコンベア6上の封函位置に段ボール箱Bを搬送した
直後、段ボール箱Bの底側長辺Bcに対して各噴射器9
0,90から吐出する接着剤(ホットメルト)を吹付け
る。
【0056】この後、図11に示すように、箱封函機9
の押圧用シリンダ92を降下作動して、箱送りコンベア
6上の封函位置に搬送された段ボール箱Bの天部Bbに
各押圧板93a,93aを押圧し、段ボール箱Bの各天
側短辺Bg,Bgを各押圧板93a,93aで下方に折
曲げる。各支持用シリンダ96,96を復帰作動して、
各ガイド棒97,97を初期位置に復帰させた後、各押
圧用シリンダ98,98を作動して、段ボール箱Bの各
天側短辺Bg,Bgを各押圧板99,99で左右から同
時押圧して接着固定する。この後、各押圧用シリンダ9
2,98,98を復帰作動して、各押圧板93a,93
a及び各押圧板99,99を初期位置に復帰させる。な
お、段ボール箱Bを封函する場合、例えば、粘着テープ
やホチキス等の固定部材により固定するもよい。
【0057】次に、箱送りコンベア6上に載置された封
函済みの段ボール箱Bを次工程(図示省略)に搬送し、
封函済みの段ボール箱Bを複数段積重ねて出荷処理す
る。以下同様に、各機3,4,5,7,8,9を駆動し
て、整列用コンベア2により搬送される適宜数の各容器
K…を一旦整列し、箱送りコンベア6上により搬送され
る段ボール箱B内に適宜数の各容器K…及び袋状シート
Fを一括箱詰めし、同各容器K…の箱詰め作業を継続し
て行う。
【0058】以上のように、シート状に展開された段ボ
ール箱Bを箱形態に製函するとき、袋状シートFを容器
K上面に押し付けたまま該袋状シートF及び適宜数の各
容器K…を一括箱詰めするので、袋状シートFの敷設位
置が変位したり、容器K上面から脱落したりせず、定位
置に敷設したまま箱詰めすることができ、従来例のよう
にシート状の段ボール箱Bを箱形態に製函した後、袋状
シートF及び適宜数の各容器K…を個々に箱詰めするよ
うな手間及び作業が省けると共に、製函作業及び箱詰め
作業に要する時間が短縮され、作業の省力化及び能率ア
ップを図ることができる。しかも、箱形態に製函される
段ボール箱Bの一側部のみを開放して適宜数の各容器K
…を保持するので、箱詰め時に於いて、段ボール箱B内
から容器Kが突出したり、容器Kが横転したりするのを
防止でき、適宜サイズに形成された段ボール箱B内に対
して適宜数の各容器K…を確実に箱詰めすることができ
る。
【0059】且つ、シート状に展開された段ボール箱B
の天部Bb側を鉛直姿勢に起立し、同段ボール箱Bの底
側長辺Bcを鉛直姿勢に起立して箱詰め位置に搬送する
ので、製函時の折曲げ工程が簡素化され、製函作業に要
する時間を短縮できる。
【0060】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の箱体は、実施例の段ボール箱Bに
対応し、以下同様に、箱装填部は、箱装填台64に対応
し、箱搬送手段は、箱送りコンベア6に対応し、箱引出
し手段は、箱引出し機7及び旋回アーム65と、吸着パ
ッド66とに対応し、引出しアームは、旋回アーム65
に対応し、ガイド部材は、ガイド棒71と、ガイド板7
2とに対応し、短辺折曲げ手段は、ガイド板79と、折
曲げ板82とに対応し、ガイド部材は、ガイド板79と
対応し、折曲げ部材は、折曲げ板82に対応し、袋敷設
手段は、袋体敷設機4及び吸着パッド39に対応し、
器箱詰め手段は、容器箱詰め機5及び容器箱詰め板54
に対応し、箱体封函手段は、箱封函機9及び各噴射器9
0,91と、押圧板93aと、ガイド棒97と、押圧板
99とに対応し、ガイド部材は、ガイド板80に対応
し、押圧部材は、押圧板93aと、押圧板99とに対応
し、辺部接合手段は、各噴射器90,91から吐出され
る接着剤或いは粘着テープやホチキス等の固定部材に対
応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【0061】上述の実施例では、容器整列台27上に整
列された適宜数の各容器K…を容器箱詰め板54により
水平移動して段ボール箱B内に箱詰めするが、例えば、
容器整列台27上に整列された適宜数の各容器K…を吸
着パッド(図示省略)により吸着保持して段ボール箱B
内に箱詰めするもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 箱製函装置の容器整列側を示す側面図。
【図2】 箱製函装置の容器整列側及び箱搬送側を示す
平面図。
【図3】 箱引出し機の引出し動作を示す側面図。
【図4】 箱折込み機の折込み動作及び箱封函機の封函
動作を示す側面図。
【図5】 袋体敷設機の敷設動作を示す正面図。
【図6】 容器箱詰め機の箱詰め動作を示す正面図。
【図7】 段ボール箱の底辺折曲げ動作を示す送り側背
面図。
【図8】 段ボール箱の短辺折曲げ動作を示す平面図。
【図9】 段ボール箱の底辺起立動作を示す平面図。
【図10】 箱折込み機の折込み動作を示す送り側背面
図。
【図11】 箱封函機の封函動作を示す送り側背面図。
【図12】 段ボール箱の底辺折曲げ動作及び天辺折曲
げ動作を示す送り側背面図。
【符号の説明】
K…容器 B…段ボール箱 Ba…底部 Bb…天部 Bc…底側長辺 Bd…底側短辺 Be,Bf…短辺 Bg…天側短辺 1…箱製函装置 2…整列用コンベア 3…容器整列機 4…袋体敷設機 5…容器箱詰め機 6…箱送りコンベア 7…箱引出し機 8…箱折込み機 9…箱封函機 27…容器整列台 54…容器箱詰め板 64…箱装填台 65…旋回アーム 66…吸着パッド 71…ガイド棒 72…ガイド板 74…折曲げ板 78,79,80…ガイド板 82…折曲げ板 85…折込み板 87…押え板 90,91…噴射器 93…押圧枠 93a…押圧板 97…ガイド棒 99…押圧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−102188(JP,A) 特開 昭59−174406(JP,A) 特開 昭53−149493(JP,A) 特開 昭50−55491(JP,A) 特開 昭59−124250(JP,A) 特開 昭62−28327(JP,A) 実開 昭54−34667(JP,U) 実開 昭58−137728(JP,U) 特公 昭55−49289(JP,B2) 特公 昭53−6687(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 5/00 - 5/12 B65B 35/00 - 35/58 B65B 43/00 - 43/62 B65B 61/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状に展開された箱体を箱形態に製函
    するとき適宜数の各容器を箱詰めして封函する箱製函装
    置であって、 上記シート状に展開された未製函の箱体を多数枚装填す
    る箱装填部を設け、 上記箱装填部の後段に、上記箱体を箱詰め位置及び製函
    位置に搬送する箱搬送手段を設け、 上記箱装填部と箱搬送手段との間に、上記箱装填部から
    引出した箱体の天部側を鉛直姿勢に起立し、該箱体の底
    部側長辺を鉛直姿勢に起立して箱搬送手段に供給する箱
    引出し手段を設け、 上記箱詰め位置の送り側前段及び送り側後段に、上記箱
    体の両側部に形成された前後短辺を内側に折曲げる短辺
    折曲げ手段を夫々設け、上記箱詰め位置の一側部に、上記適宜数の各容器が整列
    される容器整列台を設け、 上記容器整列台側部の袋装填部に装填された袋状シート
    を吸着保持して、該容器整列台上に整列された容器上面
    に敷設する袋体敷設手段を設け、 上記箱詰め位置の他側部に、上記袋状シートを容器上面
    に押し付けたまま該袋状シート及び適宜数の各容器を箱
    詰め位置に搬送された箱体内部に一括箱詰めする容器箱
    詰め手段を設け、 上記封函位置に、上記箱体の底部側各辺と天部側各辺と
    を互いに接合固定する箱体封函手段を設けた箱製函装
    置。
  2. 【請求項2】上記箱引出し手段を、上記箱装填部に装填
    されたシート状の箱体を1枚保持して引出しする引出し
    アームと、 上記箱装填部から引出しするときに箱体の天部側を鉛直
    姿勢に起立するガイド部材と、該箱体の底部側長辺を鉛
    直姿勢に起立するガイド部材とで構成した請求項1記載
    の箱製函装置。
  3. 【請求項3】上記短辺折曲げ手段を、上記箱体の一側部
    に形成された前側短辺を内側に折曲げるガイド部材と、
    該箱体の後側短辺を内側に折曲げる方向に回動する折曲
    げ部材とで構成した請求項1記載の箱製函装置。
  4. 【請求項4】上記容器箱詰め手段を、上記袋状シート及
    び適宜数の各容器を上記箱詰め位置に搬送された箱体内
    部に水平移動して箱詰する容器箱詰め板で構成した請求
    項1記載の箱製函装置。
  5. 【請求項5】上記箱体封函手段を、上記箱体の底部側に
    形成された左右短辺を上向きに折曲げるガイド部材と、
    該箱体の天部側に形成された左右短辺を下向きに折曲げ
    る押圧部材と、 上記底部側各辺と天部側各辺とを互いに接合固定する辺
    部接合手段とで構成した請求項1記載の箱製函装置。
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