JP3479956B2 - 使用済みcrtの回収装置及び方法 - Google Patents

使用済みcrtの回収装置及び方法

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JP3479956B2
JP3479956B2 JP05825095A JP5825095A JP3479956B2 JP 3479956 B2 JP3479956 B2 JP 3479956B2 JP 05825095 A JP05825095 A JP 05825095A JP 5825095 A JP5825095 A JP 5825095A JP 3479956 B2 JP3479956 B2 JP 3479956B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/52Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/50Repairing or regenerating used or defective discharge tubes or lamps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済みCRTの回収
装置及び方法に係り、さらに詳述すれば例えば廃棄処分
されるCRT機器に組み込まれているCRTを、簡便な
装置により、容易かつ低コストで分割し、資源の再利用
を図ることができる使用済みCRTの回収装置及び方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、資源の再利用と環境破壊が見直さ
れ、使用済み製品の再利用化の研究が各方面で進められ
ており、その中の一つにCRT機器も含まれる。
【0003】図6はユニット化された一般的なCRTの
概略構成図で、図7はユニット化されたCRTが機器内
に設置された状態を示す図である。図6及び図7に示し
ているCRT機器1では、CRT2が、このCRT2側
に取り付けられているブラケット3及び機器本体(キャ
ビネット)4側に形成されている取付用ボス5とを対応
させて取付用ネジ6で取り付けられている。一方、CR
T2は、外観的には背面側に電子銃部7や偏向ヨーク部
8等が取り付けられており、またCRT2自体はパネル
部10とファンネル部11とがフリットガラス(半田ガ
ラス)により溶着され、パネル部10の前面側には防爆
バンド12が装着されている。ここで、CRT2自体は
ガラスで構成されている部分がほとんどで、このため比
較的再利用化もし易い。そこで、現在では、まずCRT
機器1に使用されているCRT2のガラスを再利用しよ
うとする研究が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このC
RT機器1からCRT2を回収する場合に問題となるこ
とは、CRT機器1が異形多品種に渡って存在すること
である。そこで、これらを同じ解体作業ラインで、しか
も自動化が図れ、かつ安定した解体分別作業を効率良く
行うことができることが要求される。
【0005】また、CRT2において、パネル部10は
画像が表示される部分であり、ファンネル部11を構成
するガラスに比べて、その組成を厳密に管理する必要が
ある。例えば、ファンネル部11には、X線吸収特性を
向上させる目的等で鉛が含有されるが、パネル部10に
鉛が所定量以上含有されると、ブラウニング現象が生じ
ることから、その含有量は制限される。したがって、回
収されたCRT(廃棄CRT)の再利用を図るにはパネ
ル部10とファンネル部11とに区分けして処理する必
要等がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は廃棄されたCRT機器よりCRT
を、簡単な装置により容易かつ低コストで回収し、資源
の再利用を図ることができる使用済みCRTの回収装置
及び回収方法を提供することにある。さらに、他の目的
は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の使用済みCRTの回収装置は、請求項1に
記載のごとく、廃棄されるCRT機器からCRTを回収
して再生処理するための使用済みCRTの回収装置にお
いて、前記CRTのパネル部を解除可能に保持するため
の移動パレットを有し、この移動パレットを所定の位置
へ順次搬送するためのコンベアと、前記移動パレットに
保持されている前記CRT機器を解体して前記CRTだ
けを残し、機器本体側を分離するための手段と、前記分
離された機器本体側を搬出する搬出手段と、前記分離さ
れたCRTをパネル部とファンネル部とに分割し、それ
ぞれ異なる位置に搬送して各部毎に再生処理するための
手段とを備える構成とした。
【0008】前記移動パレットは、前記コンベアに対し
ガイドローラを介し当接した状態で移動されるパレット
本体と、前記パレット本体に設けられて前記CRTのパ
ネル部を保持する真空吸引部とを有していることが好ま
しい(請求項2)
【0009】上記目的を達成するため、本発明の使用済
みCRTの回収方法は、請求項3のごとく、廃棄される
CRT機器からCRTを回収して再生処理するための使
用済みCRTの回収方法において、コンベアに案内され
て所定の位置へ順次搬送される移動パレットにCRTの
パネル部を解除可能に保持させ、前記移動パレットに
持されている前記CRT機器を解体して前記CRTだけ
を残し、機器本体側を分離するとともに、前記分離され
たCRTをパネル部とファンネル部とに分割し、それぞ
れ異なる位置に搬送して各部毎に再生処理するようにし
た。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の使用済
みCRTの回収装置は、請求項4のごとく、廃棄される
CRT機器からCRTを回収して再生処理するための使
用済みCRTの回収装置において、前記CRTのパネル
部を解除可能に保持するための保持部を有した移動パレ
ットと、前記移動パレットに設けられて前記保持部を前
記CRTのサイズに応じた位置に移動調整する移動機構
と、前記移動パレットを所定の位置へ順次搬送するため
のコンベアとを備える構成とした。
【0011】前記保持部は真空吸着部であり、前記移動
機構は前記移動パレットに配置されたガイド部材と、前
記ガイド部材に沿って前記真空吸着部と一体に移動する
スライダーとを有していることが好ましい(請求項
5)。
【0012】
【作用】これによれば、コンベアにより案内される移動
パレットによって廃棄CRT機器を、そのCRTの前面
を保持したままの状態で所定の位置に順次搬送し、その
搬送された位置で、しかも移動パレットに載せたままの
状態で廃棄CRT機器の解体処理を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る使用済みCRTの回収装
置及び回収方法を、図面に示す実施例に基づき詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係るCRTの回収工
程図、図2及び図3は回収装置部分のレイアウトを示し
た図で、図2は上層階におけるレイアウト図、図3は下
層階におけるレイアウト図である。すなわち、この回収
装置では、解体に直接寄与する装置部分を上層階のフロ
ア上に配置し、上層階で分解された廃材を処理する部分
を下層階のフロア上に配置した構成を採っている。
【0014】図1において、この回収装置では、大きく
分けると、予備工程S1a、予備工程S1b、回収工程
S1、回収工程S2、回収工程S3、回収工程S4、回
収工程S5、回収工程S6、回収工程S7、回収工程S
8、リサイクル処理工程S8a、リサイクル処理工程S
8b、回収工程S9、回収工程S10、回収工程S1
1、リサイクル処理工程S11a、リサイクル処理工程
S11bとで構成されている。
【0015】さらに詳述すると、図2において、上層階
のフロア13には、予備工程S1aから予備工程S1b
を通って回収工程S1に廃棄CRT機器1を搬送するた
めのコンベヤ14と、廃棄CRT機器1が解体されて最
終のCRT2の回収に至るまでの間、すなわちCRT2
を回収工程S1から回収工程S11まで搬送するための
縦型フリーフローコンベア15の他に、上記各工程に対
応して次の装置が配置されている。
【0016】(1)予備工程S1aには、廃棄されて戻
されて来たCRT機器1(以下、単に「廃棄CRT機器
1」と言う)が下層階のフロア44側より運ばれて来る
エレベータ16と、このエレベータ16で運ばれて来た
廃棄CRT機器1を一次ストックしておく廃棄CRT機
器載置部17と、この廃棄CRT機器載置部17上の廃
棄CRT機器1をコンベア14上に移し変えるバランサ
アーム17が配置されている。なお、廃棄CRT機器載
置部17はコンベアとして形成されており、またエレベ
ータ16は下層階から運んで来た廃棄CRT機器1を、
上層階で廃棄CRT機器載置部17上に移し変えること
ができる。さらに、廃棄CRT機器載置部17では、エ
レベータ16から移し変えられた廃棄CRT機器1を、
バランサアーム17が保持し易い位置まで送り待機させ
ておくことができる構造になっている。
【0017】(2)予備工程S1bには、予備工程S1
aと回収工程S1との間を結んで上記コンベア14が配
置され、このコンベア14上に投入パレット18が載せ
られている。この投入パレット18は、バランサアーム
17で予備工程S1a側から運ばれて来た廃棄CRT機
器1を受け、これをコンベア14の移動により回収工程
S1側に搬送する。また、コンベア14の側部には、廃
棄CRT機器1の前面にCRT2を覆ってフロントガラ
ス23(図1参照)が取り付けられている構造の場合
に、これを人手により取り外し、この取り外したフロン
トガラス23を入れておくための箱19が配設されてい
る。さらに、箱19が配置されている反対側には廃棄C
RT機器1の外形等のサイズを検出するためのセットサ
イズチェッカー20が配設されている。このセットサイ
ズチェッカー20は、テレビカメラ等で構成されてお
り、写し込んだ画像を電気的に処理して外形等のサイズ
を決定する構造になっている。
【0018】(3)回収工程S1には、投入パレット1
8に載せられ、コンベア14により搬送されて来た廃棄
CRT機器1を掴んでコンベア15上の移動パレット2
1にセットするためのパレットセッター(移載機)22
が配置されている。また、パレットセッター22によっ
て廃棄CRT機器1がセットされる側の移動パレット2
1には、後述する真空吸着機構が設けられていて、この
真空吸着機構でCRT2の前面(パネル部10)を吸着
して保持し、以後、移動パレット21に載せられたまま
の状態でコンベア15により次工程へと送られて行く構
造になっている。
【0019】(4)回収工程S2には、廃棄CRT機器
1のキャビネット(図1参照)を切断してキャビネット
や裏カバー、基板類を取り外すためのキャビネットカッ
ター(リヤカバー分離機)25が設けられているととも
に、この取り外されたキャビネット24や裏カバー、基
板類を廃棄するためのダストシュート26が設けられて
いる。なお、ダストシュート26は下層階に通じてお
り、その取り外されたキャビネット24等はダストシュ
ート26を通じて下層階に移行される。
【0020】(5)回収工程S3には、ダストシュート
27が設けられている。また、このダストシュート27
は、ダストシュート26と同様に下層階に通じている。
そして、この回収工程S3では、廃棄CRT機器1に取
り付けられている外シールドケースやパネル類が人手に
より取り外されて、CRT2には電子銃部7や偏向ヨー
ク部8、防爆バンド12等の最小限の周辺部品が取り付
けられた状態になる。また、ここで取り外された外シー
ルドケースやパネル類はダストシュート27を通して下
層階に移行される。
【0021】(6)回収工程S4には、回収工程S3を
経たCRT2のサイズを図るCRTサイズチェッカー2
9が配設されている。このCRTサイズチェッカー29
は、テレビカメラ等で構成されており、写し込んだ画像
を電気的に処理してCRT2のサイズを決定する構造に
なっている。
【0022】(7)回収工程S5には、CRT2内の真
空状態を解除しながら、CRT2に取り付けられている
電子銃部7や偏向ヨーク部8を取り外すための偏向ヨー
ク取り外し機(真空解除機を含む)30が配設されてい
るとともに、ここで取り外した電子銃部7や偏向ヨーク
部8を廃棄し、格納しておくための箱31が配設されて
いる。
【0023】(8)回収工程S6には、パネル部10の
前面側に装着されている防爆バンド12を取り外すため
の防爆バンド予備取り外し機32が取り付けられてい
る。この防爆バンド予備取り外し機32は、例えば対角
線上にある各ブラケット3に電流を流し、防爆バンド1
2の全体を加熱・膨張させてパネル部10より取り外し
易くする。
【0024】(9)回収工程S7には、回収工程S6で
加熱・膨張されて取り出された防爆バンド12と前キャ
ビネットを取り外すための前キャビネット外し機33が
配設されているとともに、ここで取り外された防爆バン
ド12や前キャビネット類を廃棄するためのダストシュ
ート34が設けられている。なお、このダストシュート
34はダストシュート26,27と同様に下層階に通じ
ており、ダストシュート34内に廃棄された防爆バンド
12や前キャビネット類は下層階に移行される。
【0025】(10)回収工程S8には、CRT2のパネ
ル部10とファンネル部11とを分離するためのパネル
/ファンネル分割機35が3台配設されている。また、
ここでは分離されたパネル部10は移動パレット21側
に保持されたままで、ファンネル部11だけが取り外さ
れる。なお、ここでパネル/ファンネル分割機35を3
台設けている理由は、ここでの作業は他の部分に比べて
時間を多く必要とすることから、3台設けることによっ
て一度に多数のCRT2におけるパネル部10とファン
ネル部11との分離を行うことができるようにしている
ものである。そして、各パネル/ファンネル分割機35
の部分には取り外したファンネル部11を下層階に移行
させるためのシュート36が設けられており、また各シ
ュート36は下層階に設けられている同じストッカー3
7内に通じた状態となっている。そらに、ストッカー3
7内に移行されたファンネル部11は下層階のフロア4
4上に設置されているリサイクル処理工程S8a,S8
bにて所定の処理が成される。
【0026】ここで、そのリサイクル処理工程S8aに
は、シェーキング法を用いたファンネルガラス洗浄機3
8と仕上げ洗浄機39とが設けられており、このファン
ネルガラス洗浄機38と仕上げ洗浄機39を順番に通す
ことによってファンネル部11の洗浄が行われる。一
方、リサイクル処理工程S8bはリサイクル処理工程S
8aの後部に設けられており、仕上げ洗浄機39を通っ
たファンネル部11をファンネルガラスカレット収納ボ
ックス40まで導くためのベルトコンベア41と、この
ベルトコンベア41の途中に設けられてファンネル部1
1を磁気的に選別して異種部品を排除するための磁選別
機42と、この磁選別機42で選別されて取り出された
異種部品を収納するための磁選別収納ボックス43が配
設されている。そして、ファンネルガラスカレット収納
ボックス40に格納されたファンネル部11は再利用可
能にプレス破砕されてガラス屑のカレットにされ、さら
に図示しないが別工程に送られ、熱で溶かされて再利用
される。また、磁選別収納ボックス43内に収納された
異種部品も図示しない手段により処理される。
【0027】(11)回収工程S9には、内シールド・マ
スク除去機45が配設されており、ファンネル部11が
分離されたパネル部10内側にシールド板が配設されて
いた場合や、マスク等が配設されていた場合に、そのシ
ールド板及びマスクばねを取り外すことができる構造に
なっている。また、この回収工程S9には、ここで取り
外されたシールド板及びマスクばね等を廃棄するための
ダストシュート46が設けられており、このダストシュ
ート46がダストシュート26,27,34と同様に下
層階に通じている。したがって、ダストシュート46内
に廃棄されたシールド板やマスクばね類は下層階に移行
される。
【0028】(12)回収工程S10には、マスクピン除
去機47が配設され、マスクに取り付けられているピン
を除去することができる構造になっている。また、この
回収工程S10には、このマスクピン除去機47により
除去されたピンを収納しておくための廃棄収納ボックス
48が配設されている。
【0029】(13)回収工程S11には、パネル移載取
り出し機49が設けられているとともに、このパネル移
載取り出し機49で移動パレット21側から取り出され
たパネル部10を下層階に移行させるためのダストシュ
ート50が設けられている。して、このダストシュー
ト50を通してパネル部10を下層階に設けられている
リサイクル処理工程S11a,S11bに移行できる。
【0030】次に、下層階におけるリサイクル処理工程
S11aとS11bの構成について説明すると、下層階
のフロア44上には、ダストシュート50に対応して、
ダストシュート50から落下されて来るパネル部10が
順次載せられる移載機51と、ブラスト法を用いたパネ
ルガラス洗浄機52と、移載機53と、パネルガラス破
砕機54と、ベルトコンベア55と、パネルガラスカレ
ット収納ボックス56の他に、ベルトコンベア55の途
中に設けられている磁選別機57、磁選別収納ボックス
58等が配設されている。そして、ダストシュート50
を通って落下されて来るパネル部10は、移載機51に
載せられてパネルガラス洗浄機52まで運ばれ、このパ
ネルガラス洗浄機52で洗浄されてゴミ等が取り除かれ
た後に、別の移載機53に載せられてパネル破砕機54
まで運ばれ、このパネル破砕機54で再利用可能にプレ
ス破砕されてガラス屑のカレットにされる。さらに、こ
のガラス屑がベルトコンベア55に載せられてパネルガ
ラスカレット収納ボックス56まで送られた後、さらに
別工程に送られ、熱で溶かされて再利用される。また、
パネルガラスカレット収納ボックス56に送られる途中
では磁選別機57により不要物が取り除かれて図示しな
い手段により処理される。
【0031】また、下層階のフロア44上には、ダスト
シュート26,27,34を通って上層階より破棄され
て落下して来る廃棄物を図示せぬ廃棄処理施設部に搬送
するためのベルトコンベア59a,59bが設けられて
いる。なお、図2の上層階のフロア13上に付される領
域60と、図3の下層階のフロア44上に付される領域
61は、それぞれ作業者や台車等が通る通路である。
【0032】図4は縦型フリーフローコンベア15に取
り付けられた移動パレット21を示す概略構成斜視図で
ある。移動パレット21は、パレット本体62と、この
パレット本体62上に取り付けられた4つの真空吸着部
63a,63b,63c,63dと、この真空吸着部6
3a〜63dを図5中の矢印C−D方向に移動させるた
めの真空吸着部移動機構64(図5参照)等で構成され
ている。
【0033】さらに詳述すると、パレット本体62は、
上端部21aが断面略コ字状に形成されており、この上
端部21aにガイドローラ65,66が取り付けられて
いる。また、下端部側にもガイドローラ67が取り付け
られている。そして、これらガイドローラ65,66,
67をコンベア15に当接させて図示せぬ手段により各
回収工程S1〜回収工程S11に向かって移動され、ま
た回収工程S11に到達するとコンベア15の下側を通
って戻され、回収工程S1に至り、再び回収工程S1か
ら回収工程S11に向かって移動される構造になってい
る。さらに、パレット本体62には、CRT2が取り付
けられて来る面に対応して、略X状に切り欠かれた開口
68が形成されており、この開口68にガイドされる形
で、上記真空吸着部63a〜63dがそれぞれ放射方向
に移動できる状態になっている。なお、ここでの各真空
吸着部63a〜63dは、図示しないがホース69を介
して真空ポンプに接続されていて、各真空吸着部63a
〜63dをCRT2のパネル部10に密着させた状態
で、真空ポンプを駆動させると、この真空吸着部63a
〜63dでCRT2を吸着してパレット本体52に保持
しておくことができる。
【0034】真空吸着部移動機構64は、図5に詳細に
示すように、パレット本体62の裏面側に配置されてお
り、各開口68の略中心を通って4つのガイド部材70
と、このガイド部材70上を真空吸着部63a〜63d
と一体に移動するスライダー71と、各開口68が交わ
る点に対応して前後方向(図5では上下方向)に移動さ
れるロッド72と、各スライダー71上に一端側がリン
ク結合されているとともに他端側がロッド72の端部7
2aにリンク結合されている4つのリンクバー73等で
形成されている。そして、ロッド72は図示せぬ油圧シ
リンダーにより図5中の矢印A−B方向に移動されるも
ので、ロッド72が矢印A方向に移動されると各スライ
ダー71は図5中の矢印C方向に移動され、ロッド72
が矢印B方向に移動されると各スライダー71は図5中
の矢印D方向に移動される。したがって、ロッド72が
矢印A方向に移動されて各スライダー71が矢印C方向
に移動されると真空吸着部63a〜63dが全体に内側
に集まり、小さいサイズのCRT2を吸着保持するのに
適した状態になり、逆にロッド72が矢印B方向に移動
されて各スライダー71か矢印D方向に移動されると真
空吸着部63a〜63dが全体に外側に広がり、大きい
サイズのCRT2を吸収保持するのに適した状態にな
る。なお、この真空吸着部におけるロッド72を矢印A
−B方向に動かす油圧シリンダーは、マイクロプロセッ
サを主体として構成されている図示せぬ制御部からの指
示により駆動されるもので、また制御部ではセットサイ
ズチェッカー20及びCRTサイズチェッカー29等で
検出された各サイズに応じた値だけ制御する。さらに、
この制御部による制御は油圧シリンダーに限ることな
く、回収装置全体を制御するもので、その制御手順は上
記マイクロプロセッサの記憶装置内に予めプログラムさ
れて格納されている。
【0035】次に、このように構成された使用済みCR
Tの回収装置の動作を説明する。まず、廃棄CRT機器
1は、下層階のエレベータ16の位置まで運ばれ、この
エレベータ16を通して上層階まで運ばれて、予備工程
S1Aのコンベアで成る廃棄CRT載置部17上に載せ
られる。また、廃棄CRT載置部17上に載せられた廃
棄CRT機器1は、倒れたりせずに正しい姿勢で載せら
れているか否かが作業者の目視によって確認され、正し
くなければ作業者により直される。
【0036】次いで、バランサアーム17が駆動され、
廃棄CRT載置部17上の廃棄CRT機器1がコンベア
14上に移され、投入パレット18内に載せられる。そ
して、投入パレット18内に載せられた状態で回収工程
S1に向かって搬送される。また、回収工程S1に向か
う途中では、予備工程S1で廃棄CRT機器1の前面に
フロントガラス23が取り付けられているタイプのもの
かどうかが作業者の目で調べられ、フロントガラス23
が取り付けられているタイプのものでは、それが作業者
の手により取り外されて箱19内に廃棄される。なお、
この箱19内に廃棄されたフロントガラス23は、箱1
9に入れられたまま別の位置に搬送され、そこで洗浄さ
れた後に、図示せぬ破砕機を使用して再利用可能にプレ
ス破砕され、ガラス屑のカレットにされて再利用に供さ
れる。
【0037】また、フロントガラス23が取り外された
廃棄CRT機器1及び始めからフロントガラスが装着さ
れてなかった廃棄CRT機器1はセットサイズチェッカ
ー20により廃棄CRT機器1の外形等のサイズが検出
され、これが上記制御部に情報として入力される。そし
て、ここでは、この回収装置で処理可能か否かが判定さ
れる。ここで処理不能と判定された場合はこれが制御部
に入力されるとともに、コンベア14上より除去され、
図示せぬ手段により別の方法で処理される。これに対し
て、処理可能と判断された場合は、制御部からの信号に
より油圧シリンダーが駆動され、これが真空吸着部移動
機構64を介して各真空吸着部63a〜63dの位置を
変える。なお、ここでの位置調整は、廃棄CRT機器1
全体の形状及び重心等を考慮して調整される。
【0038】一方、処理可能と判定された廃棄CRT機
器1の場合は、真空吸着部移動機構64における油圧シ
リンダーが駆動されて、真空吸着部63a〜63dがそ
れぞれ廃棄CRT機器1を吸着保持するのに適した位置
に移動される。そして、回収工程S1においてパレット
セッター22により掴まれ、CRT2のパネル部10を
移動パレット21上の真空吸着部63a〜63dに押し
付け、さらに真空吸着部63a〜63d内の空気を抜い
て負圧化して廃棄CRT機器1を保持する。また、これ
以後は、このコンベア15で移動される移動パレット2
1により順次各工程に移動されることになる。
【0039】そして、移動パレット21に載せられて回
収工程S2に送られると、この回収工程S2では廃棄C
RT機器1の裏側で、この機器の外形を覆っているキャ
ビネットの一部や裏カバー、基板類等がキャビネットカ
ッターにより切断されて外され、これがダストシュート
26を介して下層階のコンベア58上に落下されて廃棄
処理される。
【0040】続いて、移動パレット21に載せられたま
ま回収工程S3へ移行され、この回収工程S3でシール
ドケースの除去、ボルト外し、外シールド除去等が行わ
れて、ここで取り去られた各部品がダストシュート28
を介して下層階のコンベア58上に落下されて廃棄処理
される。これにより、CRT2は、電子銃部7や偏向ヨ
ーク部8、防爆バンド12等の最小限の周辺部品が取り
付けられた状態になる。そして、その後、回収工程S4
へ移行され、この回収工程S4でCRT2のサイズのチ
ェックがCRTサイズチェッカー29により行われ、こ
のデータが制御部に送られる。
【0041】次に回収工程S5に移行され、この回収工
程S5でCRT2内の真空状態を解除しながら、CRT
2に取り付けられている電子銃部7や偏向ヨーク部8を
偏向ヨーク取り外し機(真空解除機を含む)30で取り
外す。また、ここで取り外した電子銃部7や偏向ヨーク
部8等は箱31に入れられ、他の部品とは別にされて処
理を待つ。
【0042】次いで、回収工程S6に移行され、この回
収工程S6でパネル部10の前面側に装着されている防
爆バンド12に防爆バンド予備取り外し機32で電流が
流され、防爆バンド12の全体を加熱・膨張させてパネ
ル部10より取り外す。その後、回収工程S7に送ら
れ、この回収工程S7で防爆バンド12と前キャビネッ
トが前キャビネット外し機33によって取り外される。
また、ここで取り外された防爆バンド12や前キャビネ
ット類はダストシュート34を介して下層階のコンベア
58上に落下されて廃棄処理される。
【0043】続いて回収工程S8に移行され、この回収
工程S8でパネル/ファンネル分割機35によりCRT
2がパネル部10とファンネル部11とに分離され、パ
ネル部10を移動パレット21に保持させたままで、フ
ァンネル部11だけが取り外される。そして、ここで取
り外されたファンネル部11はシュート36を介して下
層階に設けられているストッカー37内に一度配置され
た後、下層階のフロア44上に設置されているリサイク
ル処理工程S8a,S8bにて所定の処理が順次なされ
る。
【0044】すなわち、リサイクル処理工程S8aで
は、ファンネルガラス洗浄機38と仕上げ洗浄機39を
順番に通してファンネル部11の洗浄が行われ、リサイ
クル処理工程S8bでは仕上げ洗浄機39を通ったファ
ンネル部11をファンネルガラスカレット収納ボックス
40まで導き、再利用可能にプレス破砕されてガラス屑
のカレットにされ、さらに図示しないが別工程に送られ
て、熱で溶かされて再利用される。
【0045】一方、ファンネル部11が取り外されたパ
ネル部10側は移動パレット21に取り付けられたまま
の状態で回収工程S9に移行され、ファンネル部11が
分離されたパネル部10内側にシールド板が配設されて
いた場合や、マスク等が配設されていた場合に、そのシ
ールド板及びマスクばねを内シールド・マスク除去機4
5により取り外す。これにより、パネル部10は略ガラ
スだけの状態になる。また、ここで取り外されたシール
ド板及びマスクばね等はダストシュート46を介して下
層階のベルトコンベア58上に落下されて廃棄処理され
る。次いで、回収工程S10に移行され、マスクに取り
付けられているピンをマスクピン除去機47で除去し、
この除去されたピンを廃棄収納ボックス48に廃棄収納
させ、その後の廃棄処理を待つ。
【0046】続いて回収工程S11に移行し、この回収
工程S11では真空吸着部63a〜63d内の負圧を解
除して吸着力を無くし、パネル移載取り出し機49でパ
ネル部10を移動パレット21より取り外し、この取り
外したパネル部10をダストシュート50を通して下層
階に設けられているリサイクル処理工程S11a,S1
1bに移行させる。
【0047】そして、ダストシュート50を通って落下
されたパネル部10は、移載機51に載せられてパネル
ガラス洗浄機52まで運ばれ、このパネルガラス洗浄機
52で洗浄されてゴミ等が取り除かれる。その後、別の
移載機53に載せられてパネル破砕機54まで運ばれ、
このパネル破砕機54で再利用可能にプレス破砕されて
ガラス屑のカレットにされる。さらに、このガラス屑が
ベルトコンベア55に載せられてパネルガラスカレット
収納ボックス56まで送られた後、さらに別工程に送ら
れ、熱で溶かされて再利用される。また、パネルガラス
カレット収納ボックス56に送られる途中では磁選別機
57により不要物が取り除かれて図示しない手段により
処理される。これにより、使用済みCRTの回収におけ
る1つのサイクルが完了し、これが順次繰り返される。
【0048】なお、リサイクル処理工程S11aにおい
て、パネル部10を洗浄した後、パネル破砕機54で破
砕する構造を開示したが、傷等が付いていない場合に
は、洗浄後破砕せずにそのまま再利用しても差し支えな
いものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
コンベアにより案内される移動パレットによって廃棄C
RT機器を、そのCRTの前面を保持したままの状態で
所定の位置に順次搬送し、その搬送された位置で、しか
も移動パレットに載せたままの状態で廃棄CRT機器の
解体処理を行うことができるので、解体作業時間の短縮
が図れ、簡単な装置で、容易かつ低コストで回収するこ
とができ、資源の再利用化を簡単に図ることができる、
等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るCRTの回収工程図
である。
【図2】 本発明の一実施例に係る回収装置部分のレイ
アウトを示した図である。
【図3】 本発明の一実施例に係る回収装置部分のレイ
アウトを示した図である。
【図4】 本実施例装置における移動パレットの要部構
成斜視図である。
【図5】 本実施例装置における移動パレットの要部構
成斜視図である。
【図6】 一般的なCRTの概略構成図である。
【図7】 CRTをCRT機器内に組み込んだ状態を示
す概略構成斜視図である。
【符号の説明】
1 CRT機器 2 CRT 4 機器本体 7 電子銃部 8 偏向ヨーク部 10 パネル部 11 ファンネル部 15 コンベア21 移動パレット 62 パレット本体 65〜67 ガイドローラ 63a〜63d 真空吸着部(保持部) 64 真空吸着部移動機構(移動機構) 70 ガイド部材 71 スライダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金平 幸二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−50687(JP,A) 特表 平7−502204(JP,A) 欧州特許94026434(EP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00 B09B 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄されるCRT機器からCRTを回収
    して再生処理するための使用済みCRTの回収装置にお
    いて、 前記CRTのパネル部を解除可能に保持するための移動
    パレットを有し、この移動パレットを所定の位置へ順次
    搬送するためのコンベアと、 前記移動パレットに保持されている前記CRT機器を解
    体して前記CRTだけを残し、機器本体側を分離するた
    めの手段と、 前記分離された機器本体側を搬出する搬出手段と、 前記分離されたCRTをパネル部とファンネル部とに分
    割し、それぞれ異なる位置に搬送して各部毎に再生処理
    するための手段とを備えることを特徴とする使用済みC
    RTの回収装置。
  2. 【請求項2】 前記移動パレットは、前記コンベアに対
    しガイドローラを介し当接した状態で移動されるパレッ
    ト本体と、前記パレット本体に設けられて前記CRTの
    パネル部を保持する真空吸引部とを有している請求項1
    に記載の使用済みCRTの回収装置。
  3. 【請求項3】 廃棄されるCRT機器からCRTを回収
    して再生処理するための使用済みCRTの回収方法にお
    いて、 コンベアに案内されて所定の位置へ順次搬送される移動
    パレットにCRTのパネル部を解除可能に保持させ、 前記移動パレットに保持されている前記CRT機器を解
    体して前記CRTだけを残し、機器本体側を分離すると
    ともに、 前記分離されたCRTをパネル部とファンネル部とに分
    割し、それぞれ異なる位置に搬送して各部毎に再生処理
    する、 ことを特徴とする使用済みCRTの回収方法。
  4. 【請求項4】 廃棄されるCRT機器からCRTを回収
    して再生処理するための使用済みCRTの回収装置にお
    いて、 前記CRTのパネル部を解除可能に保持するための保持
    部を有した移動パレットと、 前記移動パレットに設けられて前記保持部を前記CRT
    のサイズに応じた位置に移動調整する移動機構と、 前記移動パレットを所定の位置へ順次搬送するためのコ
    ンベアとを備えことを特徴とする使用済みCRTの回
    収装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部は真空吸着部であり、前記移
    動機構は前記移動パレットに配置されたガイド部材と、
    前記ガイド部材に沿って前記真空吸着部と一体に移動す
    るスライダーとを有している請求項4に記載の使用済み
    CRTの回収装置。
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