JPH09103762A - 使用済みcrtの回収装置及び方法 - Google Patents

使用済みcrtの回収装置及び方法

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JPH09103762A
JPH09103762A JP29068495A JP29068495A JPH09103762A JP H09103762 A JPH09103762 A JP H09103762A JP 29068495 A JP29068495 A JP 29068495A JP 29068495 A JP29068495 A JP 29068495A JP H09103762 A JPH09103762 A JP H09103762A
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JP
Japan
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crt
metal
pieces
crushed
fragments
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Application number
JP29068495A
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English (en)
Inventor
Koji Kanehira
幸二 金平
Hajime Koike
肇 小池
Fujio Yabuki
藤男 矢吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄されたCRT機器内から取り出されたC
RTの再利用をし易くする。 【解決手段】 CRT103のファンネル部113等を
破砕し、掻き混ぜながら洗浄する洗浄部と、破砕及び洗
浄の済んだCRT103の破片内から金属異物を排出す
るための金属選別機42と、破砕及び洗浄の済んだCR
T103の破片にエアを吹きかけて粉塵を飛ばしながら
破片を大きさ別に分ける風力選別機71とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みCRTの
回収装置及び方法に係り、さらに詳述すれば例えば廃棄
処分されるCRT機器に組み込まれているCRTを取り
出し、これを簡単な装置により低コストで再利用し易く
するための使用済みCRTの回収装置及び方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、資源の大切さや環境破壊の防止が
クローズアップされると同時に、廃棄物処理場の不足も
叫ばれ、廃材(ダスト)を極力出さずに再利用しようと
する運動が進められつつある。また、廃棄されたものを
処理する過程において、環境に悪い影響を及ぼすことが
ないリサイクルへの要求も強まっている。こうした要求
に応え、使用済み製品の再利用化の研究が各方面で進め
られている。その中の一つにCRT機器も含まれてい
る。
【0003】図4は一般的なCRT機器の外観斜視図
で、図5はそのCRT機器の内部構造の概略構成配置図
である。図4及び図5に示しているCRT機器101で
は、キャビネット(機器本体)102内にCRT103
や、各種電子部品が実装された回路基板類104等が配
置されている。このうち、CRT103は、このCRT
103の外周に取り付けられている防爆バンド105に
設けられているブラケット部分106をキャビネット1
02の前面内側に設けられている固定用座部107に当
接させ、さらにブラケット部分106と固定用座部10
7との間を図示せぬ取付用ネジで固定してキャビネット
102に取り付けられている。また、キャビネット10
2の前面側には、スピーカー108が取り付けられてい
る他に、スイッチやチャンネル切替部等、各種の外部操
作を行うための外部操作部材109等が取り付けられて
いる。そして、同じくキャビネット102内で、その後
面側には回路基板類104等が配設されていて、この回
路基板類104とCRT103,スピーカー108,外
部操作部材109との間がそれぞれコネクター付ケーブ
ル(不図示)等で電気的に接続された状態になってい
る。
【0004】一方、CRT103は、外観的には背面側
に電子銃部110や偏向ヨーク部111等が取り付けら
れている。また、CRT103自体は、パネル部112
とファンネル部113がフリットガラス(半田ガラス)
により溶着され、さらに溶着されている部分には防爆バ
ンドテープ(不図示)を介して防爆バンド105が強く
締め付けられている状態で装着されている。ここで、C
RT103自体はガラスで構成されている部分がほとん
どであり、このため比較的再利用化もし易い。このた
め、CRT機器の分野では、再生処理がし易いCRT1
03に付いて再利用をしようとする研究が進められてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このC
RT機器101からCRT103を回収する場合に問題
となるのは、CRT103において、パネル部112は
画像が表示される部分であり、ファンネル部113を構
成するガラスに比べて、その組成を厳密に管理する必要
がある。例えば、ファンネル部113には、X線吸収特
性を向上させる目的等で鉛が含有されるが、パネル部1
12に鉛が所定量以上含有されると、ブラウニング現象
が生じることから、その含有量は制限される。したがっ
て、回収されたCRT(廃棄CRT)の再利用を図るに
はパネル部112とファンネル部113とに区分けして
処理する必要等がある。また、再生されるガラス内に例
えば解体時に取り外された金属材や塵等が混入されると
品質の低下を招く恐れがあるので、再生をするに先立っ
て可能な限り不純物となるものを取り除いておく必要が
ある。さらに、再生する場合も、ガラスの塊の大きさが
違うと、溶かす迄に要する時間も異なる。したがって、
できるだけ大きさを揃え、これを処理する方が効率も良
く、再生コストを抑えることができる。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は廃棄されたCRT機器内から取り
出されたCRTの再利用をし易くするための使用済みC
RTの回収装置及び回収方法を提供することにある。さ
らに、他の目的は、以下に説明する内容の中で順次明ら
かにして行く。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、廃棄用CRTの回収装置において、前記CR
Tを破砕し、掻き混ぜながら洗浄するための手段と、前
記破砕及び洗浄の済んだ前記CRTの破片内から金属異
物を排出するための金属選別手段と、前記破砕及び洗浄
の済んだ前記CRTの破片にエアを吹きかけて粉塵を飛
ばしながら前記破片を大きさ別に分ける風力選別手段と
を備える構成としたものである。
【0008】また、上記目的を発生するため本発明は、
廃棄用CRTの回収方法において、前記CRTを破砕
し、掻き混ぜながら洗浄する工程と、前記破砕及び洗浄
の済んだ前記CRTの破片内から金属異物を選別し排出
する工程と、前記破片にエアを吹きかけて前記破片内に
混入されている粉塵を吹き飛ばしながら前記破片を大き
さ別に分ける風力選別工程とを備えたものである。
【0009】これによれば、洗浄手段の部分でCRTを
破砕し、それを所定の大きさの小片迄に変え、続いて破
砕されている破片内から金属選別手段により金属材を選
別して取り出し、次いで金属材の無くなった破片を風力
選別手段により大きさの違い別に分け、この分けるとき
にエアを破片に吹き付けて塵を飛ばし、不純物の原因と
なるものを取り除くので、不純物の少ないガラス屑に変
え、これを再生に供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る使用済みCR
Tの回収装置及び回収方法の一実施の形態例を図面を用
いて詳細に説明する。なお、この形態例では、図4及び
図5に示した廃棄用CRT機器101を解体する場合を
一例として以下説明する。したがって、図4及び図5と
対応する符号を付して説明するものは、図4及び図5に
示している廃棄用CRT機器101に対応しているもの
である。そして、図1は本発明の一実施形態例に係るC
RTの回収工程図、図2及び図3は回収装置部分のレイ
アウトを示した図で、図2は上層階におけるレイアウト
図、図3は下層階におけるレイアウト図である。すなわ
ち、この回収装置では、解体に直接寄与する装置部分を
上層階のフロア上に配置し、上層階で分解された廃材を
処理する部分を下層階のフロア上に配置した構成を採っ
ている。
【0011】図1において、この回収装置では、大きく
分けると、予備工程S1a、予備工程S1b、回収工程
S1、回収工程S2、回収工程S3、回収工程S4、回
収工程S5、回収工程S6、回収工程S7、回収工程S
7a、回収工程S8、リサイクル処理工程S8a、リサ
イクル処理工程S8b、回収工程S9、回収工程S1
0、回収工程S11、リサイクル処理工程S11a、リ
サイクル処理工程S11bとで構成されている。
【0012】さらに詳述すると、図2において、上層階
のフロア13には、予備工程S1aから予備工程S1b
を通って回収工程S1に廃棄CRT機器101を搬送す
るためのコンベヤ14と、廃棄CRT機器101が解体
されて最終のCRT103の回収に至るまでの間、すな
わちCRT103を回収工程S1から回収工程S11ま
で搬送するための縦型フリーフローコンベア15の他
に、上記各工程に対応して次の装置が配置されている。
【0013】(1)予備工程S1aには、廃棄されて戻
されて来たCRT機器101(以下、単に「廃棄CRT
機器101」と言う)が下層階のフロア44(図3参
照)側より運ばれて来るエレベータ16と、このエレベ
ータ16で運ばれて来た廃棄CRT機器101を一次ス
トックしておく廃棄CRT機器載置部12と、この廃棄
CRT機器載置部12上の廃棄CRT機器101をコン
ベア14上に移し変えるバランサアーム17が配置され
ている。なお、廃棄CRT機器載置部12はコンベアと
して形成されており、またエレベータ16は下層階から
運んで来た廃棄CRT機器101を、上層階で廃棄CR
T機器載置部12上に移し変えることができる。さら
に、廃棄CRT機器載置部12では、エレベータ16か
ら移し変えられた廃棄CRT機器101を、バランサア
ーム17が保持し易い位置まで送って待機させておくこ
とができる構造になっている。
【0014】(2)予備工程S1bには、予備工程S1
aと回収工程S1との間を結んで上記コンベア14が配
置され、このコンベア14上に投入パレット18が載せ
られている。この投入パレット18は、バランサアーム
17で予備工程S1a側から運ばれて来た廃棄CRT機
器101を受け、これをコンベア14の移動により回収
工程S1側に搬送する。また、コンベア14の側部に
は、廃棄CRT機器101の前面にCRT103を覆っ
てフロントガラス123(図1参照)が取り付けられて
いる構造の場合に、これを人手により取り外し、この取
り外したフロントガラス123を入れておくための箱1
9が配設されている。さらに、箱19が配置されている
反対側には廃棄CRT機器101の外形等のサイズを検
出するためのセットサイズチェッカー20が配設されて
いる。このセットサイズチェッカー20は、テレビカメ
ラ等で構成されており、写し込んだ画像を電気的に処理
して外形等のサイズを決定する構造になっている。
【0015】(3)回収工程S1には、投入パレット1
8に載せられ、コンベア14により搬送されて来た廃棄
CRT機器101をつかんでコンベア15上の移動パレ
ット21にセットするためのパレットセッター(移載
機)22が配置されている。また、このパレットセッタ
ー22で廃棄CRT機器101がセットされる側の移動
パレット21には、図示せぬ真空吸着機構が設けられて
いて、この真空吸着機構でCRT103の前面(パネル
部112)を真空吸着して保持し、以後、移動パレット
21に載せられたままの状態で、コンベア15により次
工程へと送られて行く構造になっている。
【0016】(4)回収工程S2には、廃棄CRT機器
101のキャビネット102(図4参照)を切断して、
前側キャビネット部102aと後側キャビネット部10
2bとに分離し、CRT103の部分を前側キャビネッ
ト部102aと共に後側キャビネット部102bから取
り外すためのキャビネットカッター(リヤカバー分離
機)25が設けられている。また、この回収工程S2に
は、この分離された後側キャビネット部102bや回路
基板類104等を廃棄するためのダストシュート26が
設けられている。なお、ダストシュート26は下層階に
通じており、その取り外された後側キャビネット部10
2b等はダストシュート26を通じて下層階に移行され
る。
【0017】(5)回収工程S3には、ダストシュート
27が設けられている。このダストシュート27は、ダ
ストシュート26と同様に下層階に通じている。そし
て、この回収工程S3では、廃棄CRT機器101に取
り付けられている外シールドケース124や基板類が人
手により取り外される。したがって、CRT103には
電子銃部110や偏向ヨーク部111、防爆バンド10
5等の最小限の周辺部品が取り付けられた状態になる。
また、ここで取り外された外シールドケース124や基
板類はダストシュート27を通して下層階に移行され
る。
【0018】(6)回収工程S4には、回収工程S3を
経たCRT103のサイズを図るCRTサイズチェッカ
ー29が配設されている。このCRTサイズチェッカー
29は、テレビカメラ等で構成されており、写し込んだ
画像を電気的に処理してCRT103のサイズを決定す
る構造になっている。
【0019】(7)回収工程S5には、CRT103内
の真空状態を解き、かつCRT103に取り付けられて
いる電子銃部110や偏向ヨーク部111を取り外すた
めの偏向ヨーク取り外し機(真空解除機を含む)30が
配設されているとともに、ここで取り外した電子銃部1
10や偏向ヨーク部111を廃棄し、格納しておくため
の箱31が配設されている。
【0020】(8)回収工程S6には、CRT103の
外周に防爆バンドテープを介して取り付けられている防
爆バンド105を抜き取るための防爆バンド取り外し機
32が取り付けられている。この防爆バンド取り外し機
32は、例えば対角線上にある各ブラケット106(図
5参照)に電流を流し、CRT103の外周を強く締め
付けている防爆バンド105の全体を加熱・膨張させた
状態で、この防爆バンド105をCRT103より取り
外す。
【0021】(9)回収工程S7には、回収工程S6で
加熱・膨張されて取り外された防爆バンド105の排除
と前側キャビネット部102aを取り外すための前キャ
ビネット外し機33が配設されているとともに、ここで
排除される防爆バンド105や前側キャビネット部10
2a等を廃棄するためのダストシュート34が設けられ
ている。なお、このダストシュート34はダストシュー
ト26,27と同様に下層階に通じており、ダストシュ
ート34内に廃棄された防爆バンド105や前側キャビ
ネット部102aは下層階に移行される。
【0022】(10)回収工程S7aには、CRT103の
特にファンネル部113の外面部に付着されている有機
成分や防爆バンドテープ(不図示)の残りかす等の付着
物(以下、これを単に「付着物」と言う)を掻き落とし
て前洗浄処理を行うための付着物除去機33aが配設さ
れているとともに、ここで掻き落とされた付着物を廃棄
するためのダストボックス34aが設けられている。
【0023】(11)回収工程S8には、CRT103の
パネル部112とファンネル部113とを分離するため
のパネル/ファンネル分割機35が3台配設されてい
る。また、ここで分離されたパネル部112は移動パレ
ット21側に保持されたままで、ファンネル部113だ
けが取り出され、この取り出されたファンネル部113
は回収工程S9,S10へ送られ、パネル部112は回
収工程S11へと送られる。
【0024】(12)回収工程S9には、内シールド・ア
パーチャーグリル(またはシャドウマスク)除去機45
が配されており、分離されたファンネル部113内に配
設されている上記金属材を取り外すことができる構造に
なっている。また、この回収工程S9には、ここで取り
外された内シールド・アパーチャーグリル(またはシャ
ドウマスク)等の金属材を廃棄するためのダストシュー
ト46が設けられており、このダストシュート46がダ
ストシュート26,27,34と同様に下層階に通じて
いる。したがって、ダストシュート46内に廃棄された
上記金属材は下層階に移行される。
【0025】(13)一方、各回収工程S10には、セラ
ミックピン除去機47が配設され、パネルスカート部
(不図示)に取り付けられているピンを除去することが
できる構造になっている。また、この回収工程S10に
は、金属材が取り除かれた後のファンネル部113を下
層階に移行させるためのシュート48が設けられてお
り、このシュート48は下層階のインデックス・テーブ
ル37上に通じた状態となっている。そして、インデッ
クス・テーブル37上に移行されたファンネル部113
は、下層階のフロア44上に設置されているリサイクル
処理工程S8a,S8bにて所定の処理が成される。
【0026】ここで、そのリサイクル処理工程S8aの
インデックス・テーブル37は、ファンネル部113の
供給を受ける供給部37aと、ファンネル部113を破
砕しながら洗浄するファンネルガラス洗浄部37bと、
洗浄後のファンネル部113を排出するための排出部3
7cの、3つの部分に分割されている。そして、シュー
ト36より送られて来るファンネル部113はまずイン
デックス・テーブル37上のミキサ(不図示)で受けら
れ、このミキサによりシェークされながらファンネルガ
ラス洗浄部37bを通って排出部37cまで送られる。
すると、この間にファンネル部113の破砕と洗浄が行
われる。また、排出部37cまで送られたファンネル部
113はミキサから取り出され、リサイクル処理工程S
8b側に送られる。
【0027】一方、リサイクル処理工程S8bはリサイ
クル処理工程S8aの後部に設けられており、破砕され
て排出部37cより排出されて来るファンネル部113
をファンネルガラスカレット収納ボックス40まで導く
ためのベルトコンベア41と、このベルトコンベア41
の途中に設けられてファンネル部113を磁気的に選別
して内部に混入されている金属部品を磁石で吸引して排
除するための金属選別機42と、この金属選別機42で
選別されて取り出された金属部品を収納するための金属
収納ボックス43と、金属選別機42を通って来た破砕
後のファンネル部113に対してエアを吹き付けて塵を
飛ばして排除しながら、細粒,粗粒等とに分離してリサ
イクルを容易にするための風力選別機71が配設されて
いる。ここでの風力選別機71は、目の異なる篩(不図
示)を有し、この篩に金属選別機42を通ったファンネ
ル部113を通して細粒,粗粒等とに分離するととも
に、エアの吹き付けでカーボン等の塵を除去する。ま
た、ここで選別されたファンネル部113はベルトコン
ベア41によりファンネルガラスカレット収納ボックス
40まで送られて収納される。その後、さらに図示しな
いが別工程に送られ、そこで熱で溶かされて再利用され
る。一方、金属部品収納ボックス43内に収納された金
属部品も図示しない手段により処理される。
【0028】(14)回収工程S11には、パネル移載取
り出し機49が設けられているとともに、このパネル移
載取り出し機49で移動パレット21側から取り出され
たパネル部112を下層階に移行させるためのダストシ
ュート50が設けられている。そして、このダストシュ
ート50を通してパネル部112を下層階に設けられて
いるリサイクル処理工程S11a,S11bに移行でき
る。
【0029】次に、下層階におけるリサイクル処理工程
S11aとS11bの構成について説明すると、下層階
のフロア44上には、ダストシュート50に対応して、
ダストシュート50から落下されて来るパネル部112
が順次載せられる移載機51と、蛍光体回収機62と、
ブラシ法を用いたパネルガラス洗浄機52と、移載機5
3と、パネルガラス破砕機54と、ベルトコンベア55
と、パネルガラスカレット収納ボックス56の他に、ベ
ルトコンベア55の途中に設けられている金属選別機5
7、金属部品収納ボックス58等が配設されている。そ
して、ダストシュート50を通って落下されて来るパネ
ル部112は、移載機51に載せられて蛍光体回収機6
2まで運ばれ、この蛍光体回収機62でパネル部112
の内側蛍光面に設けられている蛍光体を回転しているブ
ラシ等で掻き落とし、かつ吸引して回収される。こうし
て回収された蛍光体は図示せぬ手段により再生されて再
利用される。
【0030】また、蛍光体の回収が終わったパネル部1
12は、次にパネルガラス洗浄機52まで運ばれ、この
パネルガラス洗浄機52で洗浄されてゴミ等が取り除か
れる。その後、別の移載機53に載せられてパネル破砕
機54まで運ばれ、このパネル破砕機54で再利用可能
にプレス破砕されてガラス屑のカレットにされる。さら
に、このガラス屑がベルトコンベア55に載せられてパ
ネルガラスカレット収納ボックス56まで送られた後、
さらに別工程に送られ、熱で溶かされて再利用される
【0031】また、下層階のフロア44上には、ダスト
シュート26,27,34を通って上層階より破棄され
て落下して来る廃棄物を図示せぬ廃棄処理施設部に搬送
するためのベルトコンベア59a,59bが設けられて
いる。なお、図2の上層階のフロア13上に付される領
域60と、図3の下層階のフロア44上に付される領域
61は、それぞれ作業者や台車等が通る通路である。
【0032】次に、このように構成された使用済みCR
Tの回収装置の動作を説明する。まず、廃棄CRT機器
101は、下層階のエレベータ16の位置まで運ばれ、
このエレベータ16を通して上層階に移行されて、予備
工程Sb1のコンベアで成る廃棄CRT載置部12上に
載せられる。また、廃棄CRT載置部12上に載せられ
た廃棄CRT機器101は、倒れたりせずに正しい姿勢
で載せられているか否かが作業者の目視によって確認さ
れ、正しくなければ作業者により直される。
【0033】次いで、バランサアーム17が駆動され、
廃棄CRT載置部12上の廃棄CRT機器101がコン
ベア14上に移され、投入パレット18内に載せられ
る。そして、投入パレット18内に載せられた状態で回
収工程S1に向かって搬送される。また、回収工程S1
に向かう途中では、予備工程Sb1で廃棄CRT機器1
01の前面にフロントガラス123(図1参照)が取り
付けられているタイプのものかどうかが作業者の目で調
べられ、フロントガラス123が取り付けられているタ
イプのものでは、それが作業者の手により取り外されて
箱19内に廃棄される。なお、この箱19内に廃棄され
たフロントガラス123は、箱19に入れられたまま別
の位置に搬送され、そこで洗浄された後に、図示せぬ破
砕機を使用して再利用可能にプレス破砕され、ガラス屑
のカレットにされて再利用に供される。
【0034】また、フロントガラス123が取り外され
た廃棄CRT機器101及び始めからフロントガラス1
23が装着されてなかった廃棄CRT機器101はセッ
トサイズチェッカー20により廃棄CRT機器101の
外形等のサイズが検出され、これが上記制御部に情報と
して入力される。そして、ここでは、この回収装置で処
理可能か否かが判定される。こで処理不能と判定された
場合はこれが図示せぬ制御部に入力されるとともに、コ
ンベア14上より除去され、図示せぬ手段により別の方
法で処理される。
【0035】一方、処理可能と判定された廃棄CRT機
器101の場合は、回収工程S1においてパレットセッ
ター22によりつかまれ、CRT103のパネル部11
2を移動パレット21上に保持する。また、これ以後
は、このコンベア15で移動されて移動パレット21と
共に各工程に順次移動されることになる。
【0036】そして、移動パレット21に載せられて回
収工程S2に送られると、この回収工程S2では廃棄C
RT機器101のキャビネット102がキャビネットカ
ッター25により切断されて前側キャビネット部102
aと後側キャビネット部102bとに分離され、前側キ
ャビネット部102aに配置されているCRT103と
後キャビネット部102b側に配置されている回路基板
類104とが互いに分離され、このうち後側キャビネッ
ト部102b側がダストシュート26を介して下層階の
コンベア58上に移されて廃棄処理される。
【0037】一方、前側キャビネット部102a側は、
移動パレット21に載せられたまま回収工程S3へ移行
され、この回収工程S3でシールドケースの除去、ボル
ト外し、外シールド除去等が行われる。また、ここで取
り外された各部品はダストシュート28を介して下層階
のコンベア58上に落下されて廃棄処理される。これに
より、CRT103には、電子銃部110や偏向ヨーク
部111、防爆バンド105等の最小限の周辺部品だけ
が取り付けられた状態になる。そして、その後、回収工
程S4へ移行され、この回収工程S4でCRT103の
サイズのチェックがCRTサイズチェッカー29により
行われ、このデータが図示せぬ制御部に送られる。
【0038】次に、回収工程S5に移行され、この回収
工程S5でCRT103内の真空状態を解除しながら、
CRT103に取り付けられている電子銃部110や偏
向ヨーク部111を偏向ヨーク取り外し機(真空解除機
を含む)30で取り外す。また、ここで取り外した電子
銃部110や偏向ヨーク部111等は箱31に入れら
れ、他の部品とは別にされて処理を待つ。
【0039】次いで、回収工程S6に移行され、この回
収工程S6でパネル部112の前面側に装着されている
防爆バンド105に電流が防爆バンド取り外し機32に
よって流され、防爆バンド105の全体を加熱・膨張さ
せた状態にして、この防爆バンド105をCRT10よ
り取り外す。その後、回収工程S7に送られ、この回収
工程S7で防爆バンド105が排除されると共に前側キ
ャビネット部102aが前キャビネット外し機33によ
って取り外される。また、ここで取り外された防爆バン
ド105や前側キャビネット部102a等はダストシュ
ート34を介して下層階のコンベア58上に落下されて
廃棄処理される。
【0040】続いて、回収工程S7aに移行され、この
回収工程S7aでCRT103の特にファンネル部11
3の外面部に付着されている有機成分や防爆バンドテー
プの残りかす等の付着物を付着物除去機33aで掻き落
として前洗浄を行う。
【0041】続いて回収工程S8に移行され、この回収
工程S8でパネル/ファンネル分割機35によりCRT
2がパネル部112とファンネル部113とに分離さ
れ、パネル部112を移動パレット21に保持させたま
まで、ファンネル部113側だけがアパーチャーグリル
(またはシャドウマスク)やシールド板等の金属板と共
に取り外される。そして、回収工程S9,S10を通し
てファンネル部113内の大まかな金属材が取り除か
れ、その後ファンネル部113がシュート48を介して
下層階のインデックス・テーブル37上に移行され、リ
サイクル処理工程S8a,S8bにて所定の処理が順次
なされる。
【0042】すなわち、リサイクル処理工程S8aで
は、インデックス・テーブル37上でファンネル部11
3の破砕と洗浄が行われ、また破砕・洗浄後は排出部3
7cよりリサイクル処理工程S8b側に送られる。リサ
イクル処理工程S8bではファンネルガラス洗浄部37
bを通ったファンネル部113をベルトコンベア41の
途中に設けられている金属選別機42によりファンネル
部113を磁気的に選別して異種部品(金属材)を排除
するとともに、この金属材選別機42で選別された後の
破砕済みのファンネル部113を風力選別機71内に通
す。この風力選別機71では、エアを吹き付けながら破
砕後のファンネル部113を篩に一回または複数回通す
ことによって細粒,粗粒等に選別するとともに塵を排除
する。また、その選別後のファンネル部113をファン
ネルガラスカレット収納ボックス40まで導き、さらに
図示しない別工程に送られて、熱で溶かされて再利用さ
れる。
【0043】一方、ファンネル部113が取り外された
パネル部112側は、回収工程S11まで運ばれる。こ
の回収工程S11では、パネル部112を移動パレット
21から取り外し、この取り外したパネル部112をダ
ストシュート50を通して下層階に設けられているリサ
イクル処理工程S11a,S11bに移行させる。
【0044】そして、ダストシュート50を通って落下
されたパネル部112は、移載機51に載せられて蛍光
体回収機62まで運ばれ、この蛍光体回収機62でパネ
ル部112の内側蛍光面に設けられている蛍光体を回転
しているブラシ等で掻き落とし、これを吸引して回収さ
れ、その後、パネルガラス洗浄機52まで運ばれる。ま
た、このパネルガラス洗浄機52で洗浄され、ゴミ等が
取り除かれた後、別の移載機53に載せられてパネル破
砕機54まで運ばれ、このパネル破砕機54で再利用可
能にプレス破砕されてガラス屑のカレットにされる。次
いで、このガラス屑がベルトコンベア55に載せられて
パネルガラスカレット収納ボックス56まで送られた
後、さらに別工程に送られ、熱で溶かされて再利用され
る。また、パネルガラスカレット収納ボックス56に送
られる途中では金属選別機57により不要物(金属材)
が取り除かれて図示しない手段により処理される。これ
により、使用済みCRTの回収における1つのサイクル
が完了し、これが順次繰り返される。
【0045】したがって、この実施形態例によれば、リ
サイクル処理工程S8aのインデックステープ37に設
けた仕上げ洗浄部37bでCRT103のファンネル部
113を破砕し、それを所定の大きさのガラス玉となる
小さな破片迄に変え、続いて金属選別機42に送って破
砕されている破片内からアパーチャーグリル(またはシ
ャドウマスク)やシールド板等の金属材を選別して取り
出し、次いで金属材の無くなった破片を風力選別手段7
1により大きさの違い別に分け、しかもこの分けるとき
にエアを破片に吹き付けて塵を飛ばし、不純物の原因と
なるものを取り除くので、最終的には不純物の少ないガ
ラス屑に変えることができる。そして、これを再生に供
するので、再生する後工程の処理がし易くなる。これに
より、後処理工程での効率が良くなり、再生コストを抑
えることができる。
【0046】なお、上記実施形態例では、ファンネル部
113について、破砕・洗浄と、金属選別と、風力選別
の各工程を通して処理する場合について説明したが、パ
ネル部112側も同様にして処理することが可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
洗浄の部分でCRTを破砕し、それを所定の大きさのガ
ラス小片に変え、続いて破砕されている破片内から金属
選別手段により金属材を選別して取り出し、次いで金属
材の無くなった破片を風力選別手段により大きさの違い
別に分け、この分けるときにエアを破片に吹き付けて塵
を飛ばし、不純物の原因となるものを取り除いて不純物
の少ないガラス屑に変え、これを再生に供することがで
きる。これにより、後処理工程での効率が良くなり、再
生コストを抑えることができ、再利用が計り易くなり、
より積極的に進めることができる等の効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCRTの回収工程図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係る回収装置部分のレイア
ウトを示した図である。
【図3】本発明の一実施例に係る回収装置部分のレイア
ウトを示した図である。
【図4】一般的なCRT機器の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示したCRT機器の内部構造を概略的に
示す斜視図である。
【符号の説明】
42 金属選別機 71 風力選別機 101 CRT機器 102 キャビネット 103 CRT 112 パネル部 113 ファンネル部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄用CRTの回収装置において、 前記CRTを破砕し、掻き混ぜながら洗浄するための手
    段と、 前記破砕及び洗浄の済んだ前記CRTの破片内から金属
    異物を排出するための金属選別手段と、 前記破砕及び洗浄の済んだ前記CRTの破片にエアを吹
    きかけて粉塵を飛ばしながら前記破片を大きさ別に分け
    る風力選別手段、 とを備えたことを特徴とする使用済みCRTの回収装
    置。
  2. 【請求項2】 前記金属選別手段は、前記金属材を磁石
    で吸引して非磁性材より分離する手段を備えた請求項1
    に記載の使用済みCRTの回収装置。
  3. 【請求項3】 前記風力選別手段は、前記破片を大きさ
    で選別する篩と、この篩を通る前記破片に対してエアを
    吹き付けて粉塵を飛ばすためのエア吹き付け手段とを備
    えた請求項1に記載の使用済みCRTの回収装置。
  4. 【請求項4】 廃棄用CRT機器のキャビネット内に固
    定して設置されているCRTを回収するための使用済み
    CRTの回収装置において、 前記CRTをパネル部とファンネル部とに前後で分離す
    る手段と、 前記分離後のファンネル部を破砕し、掻き混ぜながら洗
    浄するための手段と、 前記破砕及び洗浄の済んだ前記ファンネル部の破片内か
    ら金属異物を排出するための金属選別手段と、 前記破砕及び洗浄の済んだ前記ファンネル部の破片にエ
    アを吹きかけて粉塵を飛ばしながら前記破片を大きさ別
    に分ける風力選別手段、 とを備えたことを特徴とする使用済みCRTの回収装
    置。
  5. 【請求項5】 廃棄用CRTの回収方法において、 前記CRTを破砕し、掻き混ぜながら洗浄する工程と、 前記破砕及び洗浄の済んだ前記CRTの破片内から金属
    異物を選別し排出する工程と、 前記破片にエアを吹きかけて前記破片内に混入されてい
    る粉塵を吹き飛ばしながら前記破片を大きさ別に分ける
    風力選別工程、 とを備えたことを特徴とする使用済みCRTの回収方
    法。
  6. 【請求項6】 前記金属異物を選別する工程を前記風力
    選別工程の前に設けてなる請求項5に記載の使用済みC
    RTの回収方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101270115B1 (ko) * 2012-03-15 2013-06-03 사단법인 한국전자산업환경협회 폐 crt 유리 재활용 시스템
CN104673270A (zh) * 2015-02-16 2015-06-03 陕西安信显像管循环处理应用有限公司 一种从电子废弃物粉体中分离稀土荧光粉的方法

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