JP3479743B2 - 無クラッチ変速装置 - Google Patents

無クラッチ変速装置

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    • Y10T74/19056Parallel

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は動力伝達装置に関し、より詳しくは駆動源によ
って発生された動力が遊星変速機及びオーバードライブ
を介して極大化された速度で出力され得るオーバードラ
イブを用いた動力伝達装置に関する。
【0002】背景技術 従来の動力伝達装置は、駆動源から発生された動力を効
率よく伝達及び出力するために複数の付属装置が必要と
なる。
【0003】一般に、動力は動力伝達装置を介して最適
の速度及び回転力で出力される。かかる最適の速度及び
回転力のために変速機の使用は重要である。
【0004】上記した動力伝達装置の代表的は一例とし
て変速機が挙げられるが、この変速機はそれぞれ相異な
る回転比を有する歯車群が組み立てられ、駆動力の増減
に応じて回転速度を変換させる。
【0005】上記変速機は手動変速機と自動変速機とが
ある。このうち、近来多く使用される自動変速機は燃費
の向上及び最適の出力を目的とする。出力速度比を増加
させるために最初遊星歯車群、多重速度歯車群、及び最
終歯車群によって連結されたトルク伝達経路を有する補
助歯車群が更に備えられた自動変速機に対していろいろ
の試みがをあった。
【0006】上記補助歯車群は、通常、駆動源であるエ
ンジンのクランク軸や入力軸と同軸上に設けられる。
【0007】Tanzer等に与えられた米国特許公報
第5、538、482号には、燃費の向上及び速度比の
増加のためにオーバードライブ及び直接駆動を提供する
多重速度軸アセンブリが開示されている。これは、第1
摩擦部を有するクラッチ及びブレーキ装置を用いて速度
比を増加させるオーバードライブモードが可能である。
しかし、2つの主軸にそれぞれ個別的なクラッチ及びブ
レーキ手段が備えられなければならないため、構造が複
雑化すると共に、単一のオーバードライブモードでのみ
作動するという問題点がある。
【0008】また、Bricelandに与えられた米
国特許公報第5、951、424号には、他のオーバー
ドライブ装置が開示されている。これは持続的な歯車の
歯合によるオーバードライブが可能になっている。しか
し、Bricelandによる発明においては、単純な
遊星歯車群のみが請求されているため、従来のオーバー
ドライブ装置の水準に止まっている。このようなBri
celandのフォーミュラによる速度比の増加はωc
1=0に制限され、単に25%の速度だけが増加するか
ら、満足する程度のオーバードライブ装置を開示してい
ない。また、遊星歯車群を調整するバルブに対しても明
確に開示されていないという短所がある。
【0009】更に、Beim等に与えられた米国特許公
報第5、868、645号には、別の多段速度自動変速
機が開示されている。この特許の特徴は多段の速度変換
にあるが、動力源と連結された軸、例えば中間軸、入力
軸、出力軸などの複数の軸が設置されているため、軸間
の動力伝達時にトルク損を招く。特に、駆動クラッチの
設置は、上記軸で損失されたトルクの補償をもたらす
が、これは手動変速機の形式を逸れない駆動方式であ
る。
【0010】また、上記例示した各特許は、それぞれ変
速機やオーバードライブ装置を用いて燃費を向上させる
ためのものであるが、補助装置からの損失は考慮されて
いないという不具合がある。
【0011】発明の開示 本発明の目的は、出力軸の速度を増加させるための多段
のオーバードライブを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、持続的な歯車の歯合
による改善された自動変速機を提供することにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、動力源から多段
のオーバードライブ装置、変速機、及び出力軸までの総
合的な動力伝達装置を提供することにある。
【0014】特に、このような動力伝達装置は単純な構
造を有する。これにより駆動源から最終出力軸まで最小
のトルク損を保障することができる。
【0015】上記課題を達成するために、本発明による
無クラッチ変速装置は、内燃機関を含む単位駆動源と、
上記単位駆動源から発生された動力を伝達するための
第1動力伝達部材と、上記第1動力伝達部材の動力を伝
達し、上歯車及び下歯車からなる第2動力伝達部材と、
上記第2動力伝達部材の動力を出力するための出力軸
と、上記第1動力伝達部材と上記第2動力伝達部材との
間に介在され、上記第1動力伝達部材から入力された駆
動力の出力を制御し、上記出力軸の回転速度を過増速さ
せるためのハイパーオーバードライバーと、上記第2動
力伝達部材と上記出力軸との間に介在され、上記第2動
力伝達部材の下歯車と永久歯合し、軸設手段によって同
軸上に設置された自動変速機とを含み、上記自動変速機
は、上記第2動力伝達部材の下歯車とそれぞれ永久歯合
し、上記第2動力伝達部材から伝達された動力を3つ以
上の回転速度比に変換させる前進変速歯車群と、上記第
2動力伝達部材の下歯車と永久歯合し、上記出力軸の回
転速度を増速させるためのローオーバードライバーと、
上記第2動力伝達部材の下歯車と永久歯合し、上記第2
動力伝達部材の回転方向を逆転させるためのアイドルギ
ヤが介装された後進変速歯車群とを含み、上記前進変速
歯車群、ローオーバードライバー又は後進変速歯車群の
うちいずれかを選択的に拘束して変速作動を行うことを
特徴とする。
【0016】発明を実施するための最良の形態 以下、添付した図面を参照して本発明による動力伝達装
置の望ましい実施例を詳述する。
【0017】図1に示した本発明による動力伝達装置の
構成は次のようである。内燃機関80を含む単位駆動源
Eと、上記単位駆動源Eから発生された動力を伝達する
ための第1動力伝達部材100と、上記第1動力伝達部
材100の動力を伝達し、上歯車220及び下歯車1か
らなる第2動力伝達部材200と、上記第2動力伝達部
材200の動力を出力する出力軸2と、上記第1動力伝
達部材100と第2動力伝達部材200との間に介在さ
れ、上記第1動力伝達部材100から入力される駆動力
の出力を制御し、上記出力軸2の回転速度を過増度させ
るためのハイパーオーバードライブ400と、上記第2
動力伝達部材200と上記出力軸2との間に介在され、
上記第2動力伝達部材の下歯車と永久歯合され、軸設手
段によって同軸上に設置される自動変速機99とから構
成される。
【0018】上記第1動力伝達部材100及び上記動力
伝達部材200としては、歯車又はベルトなどが使用可
能であり、本実施例では歯車が使用されたものを説明す
る。
【0019】図2は本発明による上記自動変速機99を
詳細に示している。本発明による自動変速機99は、上
記第2動力伝達歯車200の下歯車1と永久歯合され
る。上記出力軸2は上記自動変速機99の終端に形成さ
れている。上記自動変速機99は軸設手段60によって
出力軸2と同軸上に設置される遊星歯車群を含む。
【0020】上記遊星歯車群は上記第2動力伝達歯車2
00から伝達された動力を3つ以上の回転速度比に変換
させる前進変速歯車群42A、42B、42Cと、上記
出力軸2の回転速度を増速させるためのローオーバード
ライブギヤ42Dと、上記第2動力伝達歯車200の回
転方向を逆転させるためのアイドルギヤ53が介在され
た後進変速歯車群42Rと、上記自動変速機99が高速
で駆動されるとき、ブレーキ効果を増加させるためのオ
ーバーターンギヤ群42Iとから構成される。上記オー
バーターンギヤ群42Iは高速回転時にのみ上記出力軸
2の方向を逆転させるインバースギヤ43Iを含む。
【0021】図3A〜図3Fに示されたように、上記遊
星歯車群はそれぞれ相異なる歯車比を有し、同一の方向
に回転する。上記遊星歯車群は上記出力軸2と同軸上に
設置され、それぞれ相異なる歯車比を有する複数の太陽
歯車群47A、47B、47C、47D、47R、47
I(47)と、上記太陽歯車群47の外周面と歯合さ
れ、それぞれ相異なる歯車比を有する複数の遊星歯車群
43A、43B、43C、43D、43R、43I(4
3)と、上記遊星歯車群43と歯合される内歯面及び上
記第2動力伝達歯車200の下歯車1と永久歯合される
外歯面が形成され、上記太陽歯車群47及び遊星歯車群
43を内側に収容する複数のリングギヤ群44A、44
B、44C、44D、44R、44I(44)と、上記
リングギヤ群44の両側に対称的に設置され、上記遊星
歯車群43を支持するためのキャリヤ45A、45B、
45C、45D、45R、45I(45)とから構成さ
れる。
【0022】上記遊星歯車群の上記前進変速歯車群42
A、42B、42Cは歯車比が線形に増加する。そし
て、上記ローオーバードライブギヤ42Dは歯車比が上
記前進変速歯車群42A、42B、42Cに対して非線
形に増加する。これにより、上記太陽歯車群47の直径
を線形又は非線形に変換させることができる。
【0023】上記軸設手段60は上記出力軸2を回転可
能に支持するが、ブレーキの効率を高めるためにワンウ
ェイベアリングのアセンブリが設置される。
【0024】上記キャリヤ45は駆動力を遊星歯車群を
介して出力軸2に伝達するようにブレーキ手段によって
拘束される。
【0025】図4は上記ブレーキ手段の作動を示す概略
図である。同図において、上記ブレーキ手段30は、そ
れぞれのキャリヤ45と同数に形成され、このブレーキ
手段は、流体作動機20によって選択的に駆動される。
また、この流体作動機20は電気的信号を発生させる変
速レバー10により駆動される。
【0026】上記ブレーキ手段30は図1及び図5に詳
細に示されている。
【0027】上記ブレーキ手段30は上記キャリヤ45
の外周面と接触及び摩擦させるためのブレーキシュー3
3と、上記ブレーキシュー33を押し込んだり引張った
りするためのプッシュロッド34と、上記プッシュロッ
ド34を駆動させ、上記変速レバー10によって駆動さ
れるシリンダ36とから構成される。上記ブレーキシュ
ー33は上記キャリヤ45の外周面の形状と同一の曲率
を有する。
【0028】本発明によって設置される単位駆動源E
は、少なくとも2つの内燃機関が対称的に設置される。
図6の内燃機関80は斜めに設置され、上記内燃機関の
シリンダヘッド82は一体に形成され、上記内燃機関8
0のクランク軸84は離隔設置される。
【0029】このような一体形エンジンは運動量のベク
トル和によってエンジンの効率を増加させる。
【0030】上記ハイパーオーバードライブ400は、
出力軸2の回転速度を過増速させる。
【0031】これは、図7に示したように、上記ハイパ
ーオーバードライブ400は上記第1動力伝達歯車10
0の駆動力を制御し、一定の歯車比を有する遊星歯車群
により形成されたノーマルギヤ420と、上記出力軸2
の回転速度を過増速させるために上記自動変速機99の
上記ローオーバードライブギヤ42Dに対して非線形に
増加した歯車比を有する遊星歯車群により形成されたハ
イオーバードライブギヤ440とを含む。上記遊星歯車
群は上記第2動力伝達歯車200のお上記上歯車220
と同軸上に設置され、それぞれ相異なる歯車比を有する
複数の太陽歯車群422、442と、上記太陽歯車群4
22、442の外周面と歯合され、それぞれ相異なる歯
車比を有する複数の遊星歯車群426、446と、上記
遊星歯車群426、446と歯合される内歯面及び上記
第1動力伝達歯車100と永久歯合される外歯面が形成
され、上記太陽歯車群422、442及び上記遊星歯車
群426、446を内側に収容するリングギヤ群42
8、448と、上記リングギヤ群428、448の両側
に対称的に設置され、上記遊星歯車群426、446を
支持するためのキャリヤ429、449とから構成され
る。これは、上記自動変速機99の遊星歯車群と相異な
る歯車比を有することを除いて、同様の構造のものであ
る。
【0032】図7に示したように、上記ノーマルギヤ4
20及び上記ハイオーバードライブギヤ440の駆動モ
ードを選択するためにブレーキバー500が設けれられ
る。上記ブレーキバー500にはクランクピン520が
連結され、上記クランクピン520はプッシュプル圧力
機540が連結される。上記プッシュプル圧力機540
は流体作動機560によって駆動され、この流体作動機
560は電気的信号を発生させるセレクタ580によっ
て作動される。
【0033】次に、本発明の望ましい実施例の作用・効
果について説明する。
【0034】本発明による動力伝達装置は単位駆動源E
である内燃機関80の回転効率を極大化させるためにノ
ーマルモード、ローオーバードライブモード及びハイパ
ーオーバードライブモードに選択されて駆動される。
【0035】上記各モードのうち、ノーマルモードにつ
いて説明する。
【0036】本発明のノーマルモードは上記自動変速機
99の駆動を含む。
【0037】上記内燃機関80が作動されると、自動変
速機99はユーザによって最適の運転条件に該当する段
階が選択される。まず、内燃機関80から駆動力が発生
すると、クランク軸84に設置された第1動力伝達歯車
100が回転し、この第1動力伝達歯車100と永久歯
合された上記ハイパーオーバードライブ400のリング
ギヤ群428、448が同時に回転する。上記リングギ
ヤ群428、448が回転する場合、もしブレーキバー
500がリングギヤ群428、448の両方とも拘束し
なければ、駆動力は第1動力伝達歯車100に伝達され
ない。ノーマルモード時、上記ブレーキバー500はノ
ーマルギヤ420のキャリヤ429を拘束した状態であ
る。上記ノーマルギヤ420の拘束によって上記キャリ
ヤ429に設置された遊星歯車群426は自転しながら
駆動力が上記第1動力伝達歯車100に伝達される。こ
の駆動力は第2動力伝達歯車200の下歯車1と永久歯
合された上記自動変速機99のリングギヤ群44を全て
回転させる。
【0038】上記リングギヤ群44の回転時、上記ブレ
ーキ手段30が上記自動変速機99のキャリヤ45を拘
束しなければ、駆動力は出力されない。
【0039】もし、ユーザによって上記自動変速機99
が1段に選択されると、電気的信号が発生され、発生さ
れた電気的信号は外部の電源によって流体作動機20を
作動させる。上記流体作動機20はブレーキ手段30を
作動させて上記シリンダ36を押圧する。上記シリンダ
の押圧力はプッシュロッド34を押し付け、押されるプ
ッシュロッド34に連結されたブレーキシュー33は上
記キャリヤ45側に密接することになる。密接したブレ
ーキシュー33はパッド32と接触しながら摩擦され、
上記キャリヤ45の回転を停止させる。上記キャリヤ4
5が停止すると、キャリヤ45の内側に収容された遊星
歯車群43は自転し、上記第2動力伝達歯車200の下
歯車1によって伝達された駆動力は出力軸2を介して出
力される。これはノーマルモードにおいて、自動変速機
99が1段に変換されて駆動される状態である。
【0040】図8は本発明の他の実施例によるブレーキ
手段30’を示している。上記ブレーキ手段30’は対
称的に設置されたキャリヤ45の底部に設けられる。遊
星歯車群46が設置される筐体70の両下端に貫通孔7
2が設けられ、該貫通孔72には対称のブレーキバー7
4が嵌め込まれる。
【0041】図9に示されたように、上記ブレーキバー
74の端部にはキャリヤ45の底面部に摩擦されるよう
に、上記キャリヤ45の外周曲率と同一に形成された摩
擦面75が形成される。この摩擦面75には下方に凹設
された中空部76が形成され、この中空部76には弾性
手段77が収容される。また、上記弾性手段77の上端
面は三角形の摩擦部78に取り付けられている。上記弾
性手段77は、鋼性の大きいスプリングが設置可能で、
上記摩擦部78は一般なブレーキパッドが設置可能であ
る。
【0042】上記ブレーキバー74の端部にはスプリン
グ79を収容するための孔77Aが設けられている。上
記スプリング79はキャリヤ45から離脱される場合、
他側のブレーキバー74’を押すためのものである。従
って、ブレーキバー74、74’は互いに押しながら上
記筐体70から引き出される。
【0043】上記内燃機関80が持続的に作動してトル
クが増加すれば、出力軸2の速度は上記の1段で選択さ
れた歯車比に限定される。出力軸2の速度を増加させる
ために、ユーザは上記変速レバー10を2段や3段に上
向き調節することになる。上記変速レバー10から発生
された電気的信号によって、ブレーキが押圧されると、
閉回路を構成しているブレーキの油圧は上記流体作動機
20の油圧を解除すると共に、解除手段50を駆動させ
る。上記解除手段50はプッシュ部材52によって上記
ブレーキシュー33を上記キャリヤ45から離脱させ
る。すなわち、動力は無負荷状態となって出力されない
ことになる。
【0044】このように無負荷状態で変速レバー10を
上向きに選択すれば、上記変速レバー10によって発生
された電気的信号は他側の流体作動機20を作動させ
る。該流体作動機20はブレーキ手段30内の他のシリ
ンダ36を作動させるので、それぞれの変速レバー10
の選択時、それぞれ相異なる流体作動機20及びシリン
ダ36が作動する。
【0045】変速レバー10の高段の選択時には、1段
の選択時と同様に作動する。
【0046】特に、オーバードライブのように高速の回
転速度を得るためにローオーバードライブモードが選択
されると、ブレーキ手段30は上記ローオーバードライ
ブギヤ42Dのキャリヤ45を拘束する。更に、上記自
動変速機99の低段の変速時、非線形に増加した歯車比
によって出力軸2は高速に回転するようになる。
【0047】上記出力軸2の逆回転は、上記後進変速歯
車43と上記第2動力伝達歯車200との間にアイドル
ギヤ53を介在させることにより行われる。このような
逆回転は後進変速歯車43のキャリヤ45を拘束するこ
とにより作動し、これは上記した作用と同様である。
【0048】次に、各モードのうち、ハイパーオーバー
ドライブモードについて説明する。
【0049】このハイパーオーバードライブモードは回
転数が2500rpm以上に選択されることが望まし
い。
【0050】まず、上記自動変速機99の前進変速歯車
群42Cやローオーバードライブギヤ42Dによって動
力が伝達される状態でセレクタ580を変換させると、
電気的信号が発生する。発生された電気的信号は流体作
動機560を作動させ、流体作動機はプッシュプル圧力
機540を押したり引張ったりする。これはプッシュプ
ル圧力機540の設置状態に応じて左右される。ブレー
キバー500がノーマルギヤ420のキャリヤ429か
ら離脱すると共に、ハイオーバードライブギヤ440の
キャリヤ449の外周面に摩擦接触してキャリヤ449
の回転を停止させる。上記ハイオーバードライブギヤ4
40のキャリヤ449が止まると共に、上記ノーマルギ
ヤ420のキャリヤ429は回転しながら内側に収容さ
れた遊星歯車群426は公転し始めるため、駆動力は出
力軸2へ伝達されない。
【0051】これと同時に、ハイオーバードライブギヤ
440の内側に収容された遊星歯車群446は公転が止
まり、駆動力はハイオーバードライブギヤ440の太陽
歯車442を介して伝達される。上記遊星歯車群446
及び太陽歯車442の歯車比は上記ローオーバードライ
ブギヤ42Dに対して非線形的に増加するので、出力軸
2の速度は一般のオーバードライブ状態を超える。
【0052】これは単一の単位駆動力から出力される回
転数に対して非線形的に増加して出力されるので、高速
の回転速度を出力することができる。
【0053】上記のハイパーオーバードライブ400は
上記自動変速機99が高速変速状態で作動することが望
ましいため、特に上記自動変速機99の選択状態がロー
オーバードライブモード状態が選択された場合に限っ
て、上記ハイパーオーバードライブ400が作動可能に
制限することが望ましい。
【0054】上記変速機99のオーバーターンギヤ群4
7Iは出力軸2の回転を反対に逆転させる。かかる変速
装置が制動される場合、ブレーキ手段30はキャリヤ4
5Iを拘束する。そのため、出力軸2の速度は急速に低
下する。ここで、ブレーキの効率を高めると、オーバー
ターンギヤ群47Iが駆動される。
【0055】以上説明したように、本発明によればオー
バードライブモードを具備する自動変速機が得られる。
上記自動変速機は入力される動力に対して永久的に歯合
されている状態であるので、変速操作が単純化できると
共に、電気的信号によって変速機を作動させることがで
きるという長所を有する。
【0056】また、ハイパーオーバードライブは自動変
速機のオーバードライブ状態に応じて出力される回転速
度を過増速させることができる。このようなハイパーオ
ーバードライブによって単一の変速装置が設置される動
力伝達装置の制限を克服することができる。更に、単一
の変速機が出力できる最大回転数の制限を克服して過増
速された回転速度を出力することができることになる。
【0057】以上、本発明を望ましい実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更及び改
良が可能なことは勿論である。 [図面の簡単な説明]
【図1】本発明の望ましい一実施例による動力伝達装置
の構成を示した概略図である。
【図2】本発明の一実施例による自動変速機の分解斜視
図である。
【図3】AからFは、本発明の一実施例による遊星歯車
群の断面図である。
【図4】本発明の一実施例によるブレーキ手段の作動構
成図である。
【図5】本発明の一実施例によるブレーキ手段の部分詳
細図である。
【図6】本発明の一実施例による単位動力源の設置断面
図である。
【図7】本発明の一実施例によるハイパーオーバードラ
イブ装置の断面図である。
【図8】本発明の他の実施例によるブレーキ手段を示す
図である。
【図9】図8の詳細図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−43042(JP,A) 特開 昭63−97829(JP,A) 特開 昭58−44228(JP,A) 特開 昭52−135965(JP,A) 特開 平2−236041(JP,A) 特開 昭61−65943(JP,A) 特開 昭61−13049(JP,A) 特開 昭58−180859(JP,A) 実開 昭56−99146(JP,U) 仏国特許出願公開2618866(FR,A 1) 欧州特許出願公開40904(EP,A2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 37/00 - 37/06 F16H 1/00 - 1/48 F16H 3/00 - 3/78

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関を含む単位駆動源と、 上記単位駆動源から発生された動力を伝達するための第
    1動力伝達部材と、 上記第1動力伝達部材の動力を伝達し、上歯車及び下歯
    車からなる第2動力伝達部材と、 上記第2動力伝達部材の動力を出力するための出力軸
    と、 上記第1動力伝達部材と上記第2動力伝達部材との間に
    介在され、上記第1動力伝達部材から入力され駆動力
    の出力を制御し、上記出力軸の回転速度を過増速させる
    ためのハイパーオーバードライバーと、 上記第2動力伝達部材と上記出力軸との間に介在され、
    上記第2動力伝達部材の下歯車と永久歯合、軸設手段
    によって同軸上に設置され自動変速機とを含み、 上記自動変速機は、上記第2動力伝達部材の下歯車とそれぞれ永久歯合し
    上記第2動力伝達部材から伝達された動力を3つ以上の
    回転速度比に変換させる前進変速歯車群と、上記第2動力伝達部材の下歯車と永久歯合し、 上記出力
    軸の回転速度を増速させるためのローオーバードライ
    と、上記第2動力伝達部材の下歯車と永久歯合し、 上記第2
    動力伝達部材の回転方向を逆転させるためのアイドルギ
    ヤが介された後進変速歯車群とを含み、 上記前進変速歯車群、ローオーバードライバー又は後進
    変速歯車群のうちいずれかを選択的に拘束して変速作動
    を行うことを特徴とする無クラッチ変速装置。
  2. 【請求項2】 上記単位駆動源の内燃機関は、対称配置
    されている少なくとも2つ以上のシリンダを具備する
    とを特徴とする請求項1に記載の無クラッチ変速装置
  3. 【請求項3】 上記内燃機関は斜めに設置され、上記内
    燃機関のシリンダヘッドは一体に形成され、クランク軸
    は離隔設置されることを特徴とする請求項1に記載の
    クラッチ変速装置
  4. 【請求項4】 上記自動変速機は、 上記出力軸と同軸上に設置され、それぞれ相異なる歯車
    比を有する複数の太陽歯車群と、 上記太陽歯車群の外周面と歯合、それぞれ相異なる歯
    車比を有する複数の遊星歯車群と、 上記遊星歯車群と歯合る内歯面及び上記第2動力伝達
    部材の下歯車と永久歯合る外歯面が形成され、上記太
    陽歯車群及び遊星歯車群を内側に収容する複数のリング
    ギヤ群と、 上記リングギヤ群の両側に対称配置され、上記遊星歯車
    群を支持するためのキャリヤと、 上記キャリヤを拘束するための複数のブレーキ手段と、 上記ブレーキ手段を選択的に駆動する複数の流体作動機
    と、 電気的信号を発生させることにより上記流体作動機を作
    動させるための変速レバーとを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の無クラッチ変速装置
  5. 【請求項5】 上記ブレーキ手段は、 上記キャリヤの外周面に摩擦接触させるためのブレーキ
    シューと、 上記ブレーキシューを押したり引張ったりするためのプ
    ッシュロッドと、 上記プッシュロッドを駆動させ、上記変速レバーによっ
    て駆動されるシリンダとを含むことを特徴とする請求項
    に記載の無クラッチ変速装置
  6. 【請求項6】 上記ブレーキシューは上記キャリヤの
    外周面の形状と同一の曲率を有することを特徴とする請
    求項に記載の無クラッチ変速装置
  7. 【請求項7】 上記ブレーキ手段は、 ブレーキバーと、 上記ブレーキバーの端部に上記キャリヤの外周曲率と同
    一に形成された摩擦面と、 上記摩擦面に凹設された中空部と、 上記中空部に収容される弾性手段と、 上記弾性手段に取り付けられ、上記キャリヤの外周面を
    拘束するための摩擦部とを含むことを特徴とする請求項
    に記載の無クラッチ変速装置
  8. 【請求項8】 上記軸設手段は、一方向のみへの回転が
    可能なワンウェイベアリングであることを特徴とする請
    求項1に記載の無クラッチ変速装置
  9. 【請求項9】 上記ハイパーオーバードライバーは、 上記第1動力伝達部材の駆動力を制御し、一定の歯車比
    を有する遊星歯車群により形成されたノーマルギヤと、 上記出力軸の回転速度を過増速させるために上記自動変
    速機の上記ローオーバードライブギヤに対して非線形に
    増加した歯車比を有する遊星歯車群により形成されたハ
    イオーバードライブギヤと、 上記ノーマルギヤと上記ハイオーバードライバーギヤの
    駆動モードを選択するためのブレーキバーと、 上記ブレーキバーに連結されたクランクピンと、 上記クランクピンに連結されたプッシュプル圧力機と、 上記プッシュプル圧力機を駆動させるための流体作動機
    と、 電気的信号を発生させることにより上記流体作動機を作
    動させるための選択レバーとを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の無クラッチ変速装置
  10. 【請求項10】 上記ハイオーバードライブギヤは、 上記第2動力伝達部材の上記上歯車と同軸上に設置さ
    れ、それぞれ相異なる歯車比を有する太陽歯車群と、 上記太陽歯車群の外周面と歯合、それぞれ相異なる歯
    車比を有する遊星歯車群と、 上記遊星歯車と歯合る内歯面及び上記第1動力伝達部
    材の下歯車と永久歯合る外歯面が形成され、上記太陽
    歯車群及び遊星歯車群を内側に収容するリングギヤ群
    と、 上記リングギヤ群の両側に対称配置され、上記遊星歯車
    群を支持するためのキャリヤとを含むことを特徴とする
    請求項に記載の無クラッチ変速装置
  11. 【請求項11】 動力を発生させる単位駆動源と機械的
    に連結され、その出力端部に設けられた動力伝達歯車を
    介して上記単位駆動源から発生した動力を伝達する動力
    伝達部材と、 上記動力伝達部材の動力伝達歯車とそれぞれ永久歯合す
    るように設置され、上記動力伝達部材から伝達された動
    力を少なくとも2つ以上の回転速度比に変換させる前進
    変速歯車群と、上記前進変速歯車群と同軸上に上記動力
    伝達歯車と永久歯合するように設置され、上記動力伝達
    部材から伝達された動力の回転方向を逆転させるための
    アイドルギヤとが設けられた後進変速歯車群とを有する
    自動変速機と、 上記前進変速歯車群または後進変速歯車群をそれぞれ拘
    束するための多数の拘束手段と、 上記多数の拘束手段を選択的に駆動させて出力速度及び
    出力回転方向を選択するための作動手段と、 上記自動変速機と同軸上に設置されて上記自動変速機で
    変速された動力を出力するための出力軸とを含むことを
    特徴とする無クラッチ変速装置。
  12. 【請求項12】 上記前進変速歯車群は、 上記出力軸に軸設された太陽歯車と、 上記太陽歯車の外歯面に歯合する多数の遊星歯車と、 上記動力伝達歯車と永久歯合する外歯面及び上記遊星歯
    車と歯合する内歯面が形成され、上記太陽歯車及び遊星
    歯車を収容するリングギヤと、 上記作動手段により上記拘束手段と摩擦接触し、上記遊
    星歯車を一体に支持するキャリヤとを含むことを特徴と
    する請求項11に記載の無クラッチ変速装置。
  13. 【請求項13】 上記前進変速歯車群は、多段変速が可
    能になるように、相異なるギヤ比を有する少なくとも2
    つ以上の変速段を有することを特徴とする請求項11に
    記載の無クラッチ変速装置。
  14. 【請求項14】 上記後進変速歯車群は、 上記出力軸に軸設された太陽歯車と、 上記太陽歯車の外歯面に歯合する多数の遊星歯車と、 上記遊星歯車と歯合する内歯面が形成され、上記太陽歯
    車及び遊星歯車を収容するリングギヤと、 上記作動手段により上記拘束手段と摩擦接触し、上記遊
    星歯車を一体に支持するキャリヤと、 上記リングギヤの外歯面と歯合すると共に上記動力伝達
    歯車と永久歯合するアイドルギヤとを含むことを特徴と
    する請求項11乃至13のいずれかに記載の無クラッチ
    変速装置。
  15. 【請求項15】 上記後進変速歯車群は、 上記出力軸に軸設された太陽歯車と、 上記太陽歯車の外歯面に歯合する多数の第1遊星歯車
    と、 上記第1遊星歯車と歯合する内歯面が形成され、上記太
    陽歯車及び第1遊星歯車を収容する第1リングギヤと、 上記第1リングギヤの外歯面に歯合する多数の第2遊星
    歯車と、 上記動力伝達歯車と永久歯合する外歯面及び上記第2遊
    星歯車と歯合する内歯面が形成された第2リングギヤ
    と、 上記作動手段により上記拘束手段と摩擦接触し、上記第
    1遊星歯車及び第2遊星歯車を一体に支持するキャリヤ
    とを含むことを特徴とする請求項11乃至13のいずれ
    かに記載の無クラッチ変速装置。
  16. 【請求項16】 上記動力伝達部材と上記自動変速機と
    の間には、上記単位駆動源から発生した動力を過増速し
    て上記自動変速機へ伝達するためのハイパーオーバード
    ライバーがさらに設けられることを特徴とする請求項1
    1乃至13のいずれかに記載の無クラッチ変速装置。
  17. 【請求項17】 動力を発生させる単位駆動源と機械的
    に連結され、その出力端部に設けられた動力伝達歯車を
    介して上記単位駆動源から発生した動力を伝達する動力
    伝達部材と、 上記動力伝達部材の動力伝達歯車とそれぞれ永久歯合す
    るように設置され、上記動力伝達部材から伝達された動
    力を少なくとも2つ以上の回転速度比に変換させる多数
    の前進変速歯車群を有する自動変速機と、 上記前進変速歯車群をそれぞれ拘束するための多数の拘
    束手段と、 上記多数の拘束手段を選択的に駆動させて出力速度を選
    択するための作動手段と、 上記自動変速機と同軸上に設置されて上記自動変速機で
    変速された動力を出力するための出力軸とを含むことを
    特徴とする無クラッチ変速装置。
  18. 【請求項18】 上記前進変速歯車群は、 上記出力軸に軸設された太陽歯車と、 上記太陽歯車の外歯面に歯合する多数の遊星歯車と、 上記動力伝達歯車と永久歯合する外歯面及び上記遊星歯
    車と歯合する内歯面が形成され、上記太陽歯車及び遊星
    歯車を収容するリングギヤと、 上記作動手段により上記拘束手段と摩擦接触し、上記遊
    星歯車を一体に支持するキャリヤとを含むことを特徴と
    する請求項17に記載の無クラッチ変速装置。
  19. 【請求項19】 上記多数の前進変速歯車群は、相異な
    る速度を有するようにそれぞれのギヤ比が決定されるこ
    とを特徴とする請求項17に記載の無クラッチ変速装
    置。
  20. 【請求項20】 動力を発生させる単位駆動源と機械的
    に連結され、その出力端部に設けられた動力伝達歯車を
    介して上記単位駆動源から発生した動力を伝達する動力
    伝達部材と、 上記動力伝達部材の動力を出力するための出力軸と、 上記動力伝達部材と上記出力軸との間に介装され、上記
    動力伝達部材から入力された動力を変速し、該変速され
    た動力を上記出力軸へ伝達するための多数の前進変速歯
    車群を有する自動変速機と、 上記多数の前進変速歯車群を選択的に拘束して出力速度
    を制御するための拘束手段とを含み、 上記前進変速歯車群は、 上記出力軸に軸設された太陽歯車と、 上記太陽歯車の外歯面に歯合する多数の遊星歯車と、 上記動力伝達歯車と永久歯合する外歯面及び上記遊星歯
    車と歯合する内歯面が形成され、上記太陽歯車及び遊星
    歯車を収容するリングギヤと、 上記拘束手段により拘束され、上記遊星歯車を一体に支
    持するキャリヤとを含むことを特徴とする無クラッチ変
    速装置。
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