JP3479561B2 - 電子的ビューアおよびフイルム・キャリア - Google Patents

電子的ビューアおよびフイルム・キャリア

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JP3479561B2
JP3479561B2 JP19376394A JP19376394A JP3479561B2 JP 3479561 B2 JP3479561 B2 JP 3479561B2 JP 19376394 A JP19376394 A JP 19376394A JP 19376394 A JP19376394 A JP 19376394A JP 3479561 B2 JP3479561 B2 JP 3479561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明はネガまたはポジ・フイルム,原
稿,その他の対象物を固体電子撮像素子を用いて撮像
し,撮像により得られた映像信号を表示装置に与えて対
象物の像を表示装置に表示することにより,対象物を見
る,またはチェックするために用いられる電子的ビュー
ア,およびこの電子的ビューアを用いてフイルムを見る
ときにフイルムを保持するために用いられるフイルム・
キャリアに関する。
【0002】
【背景技術】ネガ・フイルムに写っている駒を確認,チ
ェックまたは選択するためにネガ・フイルムを肉眼で見
ても分りにくい。そこでネガ・フイルムを固体電子撮像
素子で撮像し,撮像により得られた映像信号をネガ/ポ
ジ反転回路によりポジ画像を表わす映像信号に変換して
出力する電子的ビューア(電子スチル・カメラまたはビ
デオ・カメラ)が知られている。この電子的ビューアか
ら出力される映像信号を表示装置に与えることにより,
ネガ・フイルム上のネガ画像をポジ画像として,しかも
拡大して見ることができる。
【0003】このような電子的ビューアを用いてネガ・
フイルムを見るときには,ネガ・フイルムはフイルム・
キャリアに収められる。キャリアに入れるときにフイル
ムを傷つけたり汚したりする可能性がある。
【0004】フイルムは一般にシース(フイルムを入れ
る透明または半透明の袋)に入れられているので,フイ
ルムの保護の観点からはシースに入ったままの状態でフ
イルムの像を電子的ビューアを用いて見ることができる
ことが好ましい。
【0005】
【発明の開示】フイルム・キャリアに収納された状態で
も,シースに入れられた状態でもフイルムを見ることが
できるとともに,フイルムのみならず,シート,原稿,
その他の対象物を撮影することができる電子的ビューア
を,出願人は既に提案した(特願平5−165018
号)。
【0006】この発明は,出願人が先に提案した電子的
ビューアに適したより詳細な構造,とくにより簡便に使
用できる構造を提供するものである。
【0007】さらにこの発明は上記電子的ビューアに適
したフイルム・キャリアを提供する。
【0008】電子的ビューアは,電子カメラ(電子スチ
ル・カメラ,ビデオ・カメラ,スチル/ビデオ・カメラ
を含む),画像処理装置,原稿等を撮像して大型表示装
置に写し出す電子的プロジェクタの一部の構成または全
部の構成を含む概念である。
【0009】フイルムは,ネガ・フイルム,ポジ・フイ
ルムおよびスライド映写用のスライドを含む。
【0010】この発明による電子的ビューアは,撮像光
学系,この撮像光学系を通して入射する光像を表わす画
像信号を出力する固体電子撮像素子,およびこの固体電
子撮像素子から出力される画像信号を表示装置に供給可
能な映像信号に変換して出力する画像処理回路を内蔵し
たビューア本体,上記撮像光学系の前方の位置にフイル
ム・キャリアを着脱自在に保持する,上記ビューア本体
に設けられたフイルム・キャリア保持部材,上記ビュー
ア本体の側面に設けられ,上記画像処理回路から出力さ
れる映像信号によって表わされる画像を表示する表示装
置,ならびに上記ビューア本体に揺動自在に枢着され,
閉じたときに上記表示装置を覆う支持アームを備えてい
る。
【0011】この電子的ビューアは支持アームによって
支持することによりビューア本体を斜めに起立させて,
またはビューア本体を倒立させて用いることができる。
【0012】いずれにしても,支持アームを開くことに
より表示装置が現われるので,電子的ビューアによって
撮像されている画像をこの表示装置に表示してみること
ができる。したがって,必ずしも別途に表示装置を用意
する必要がなくて簡便である。また,表示装置は支持ア
ームによって覆われるから,表示装置を損傷させること
がなく,表示装置を保護できる。
【0013】この発明による電子的ビューアは,撮像光
学系,この撮像光学系を通して入射する光像を表わす画
像信号を出力する固体電子撮像素子,およびこの固体電
子撮像素子から出力される画像信号を表示装置に供給可
能な映像信号に変換して出力する画像処理回路を内蔵し
たビューア本体,上記撮像光学系の前方の位置にフイル
ム・キャリアを着脱自在に保持する,上記ビューア本体
に設けられたフイルム・キャリア保持部材,ならびに上
記フイルム・キャリア保持部材に保持されたフイルム・
キャリアに形成された駒番号用開口を通して得られる駒
番号を表わす光像を上記ビューア本体の外部に導くよう
に形成された光路を含み,上記撮像光学系とは別に設け
られた光学系を備えているものである。
【0014】この発明による電子的ビューアは,撮像光
学系,この撮像光学系を通して入射する光像を表わす画
像信号を出力する固体電子撮像素子,およびこの固体電
子撮像素子から出力される画像信号を表示装置に供給可
能な映像信号に変換して出力する画像処理回路を内蔵し
たビューア本体,上記撮像光学系の前方の位置にフイル
ム・キャリアを着脱自在に保持する,上記ビューア本体
に設けられたフイルム・キャリア保持部材,上記フイル
ム・キャリア保持部材に保持されたフイルム・キャリア
に形成された駒番号用開口を通して得られる駒番号を表
わす像を撮像する,上記固体電子撮像素子とは別に設け
られた駒番号用撮像装置,ならびに上記ビューア本体の
壁面に,表示面が外部から視認可能に設けられ,上記駒
番号用撮像装置から出力される映像信号によって表わさ
れる駒番号を表示する,上記固体電子撮像素子によって
撮像された画像を表示する表示装置とは別に設けられた
表示装置を備えているものである。
【0015】これらの電子的ビューアにおいては,撮像
されているフイルムの駒の駒番号が上記光学系を通し
て,または上記駒番号用表示装置により視認することが
できるので,どの駒を撮像しているかが即座に分り,便
利である。
【0016】このような電子的ビューアに適したこの発
明によるフイルム・キャリアは,フイルムを受入れかつ
保持する部分を有し,この保持部分に保持されたフイル
ムの駒の位置に駒用窓が,上記フイルムの駒番号が表わ
された位置に駒番号用開口がそれぞれ形成されているも
のである。
【0017】
【実施例の説明】図1および図2は電子的ビューアの全
体を示すものであり,それぞれ反対側側面から見た斜視
図である。図3はキャリア・ホルダを90度回転させかつ
ヘッド・カバーを開いた状態を示している。
【0018】これらの図を参照して,電子的ビューア10
はほぼ直方体状のビューア本体11を備えている。このビ
ューア本体11内に後述する撮像光学系,固体電子撮像素
子としてのCCD,信号処理回路,電源回路等が内蔵さ
れている。図においてビューア本体11の上部に撮像光学
系が位置している。したがって,ビューア本体11の上面
の上央部は光像を取込むために開口している。
【0019】このビューア本体11の上部にキャリア・ホ
ルダ12がベース23とともに回転自在(90度の範囲内で)
に取付けられている。キャリア・ホルダ12およびベース
23は概略正方形の枠体であり,上下方向に貫通する穴が
あけられている。キャリア・ホルダ12およびベース23の
取付構造の詳細については後述する。
【0020】キャリア・ホルダ12の平行な2つの側壁に
はキャリア差込み口21があけられている。このキャリア
差込み口21にはネガ・キャリアまたはスライド・キャリ
アが着脱自在に挿入される。このキャリア差込み口21よ
りも少し下の位置において,キャリア・ホルダ12の上記
穴を塞ぐようにベース23に保護ガラス22が設けられてい
る(図4参照)。保護ガラス22はビューア本体11上部に
収納されている撮像光学系を保護するものである。また
キャリア差込み口21の中央部の上の位置にキャリア・ホ
ルダ12に位置決めマーク21Aが設けられている。
【0021】キャリア・ホルダ22のキャリア差込み口21
が設けられていない他の2つの側壁にはベース23に設け
られたヒンジ32によりヘッド・カバー13が開閉自在に設
けられている。これらのヘッド・カバー13には照明灯31
が設けられている。
【0022】ヘッド・カバー13は閉じられると(図1ま
たは図2参照)ビューア本体11の上部開口を完全に覆
う。ヘッド・カバー13はキャリア・ホルダ12を90度回転
させた状態で完全に開かれると(図3参照),キャリア
・ホルダ12の上面に等しい高さかまたはこれよりも若干
下方に位置する。ヒンジ32はきつく作られており,ヒン
ジ32における摩擦力により,ヘッド・カバー13は閉じら
れた,または任意の角度まで開かれた位置ないしは姿勢
に保持される。
【0023】ビューア本体11の平行な2つの側面には支
持アーム14がその上端においてヒンジ42により開閉自在
に取付けられている。この支持アーム14の開閉位置決め
機構については後に詳述する。図に示すような支持アー
ム14が閉じた状態では支持アーム14はビューア本体11の
側面に沿っており,かつその下端はビューア本体11の下
端よりも下方に突出する。図6に支持アーム14の横断面
図が示されている。支持アーム14の両側部分はビューア
本体11の他の側面を抱くように直角に屈曲している。こ
の屈曲した角部の外側は横断面からみて階段状に形成さ
れている。階段状部14aの各段部は上下方向に筋のよう
にのびている。こ階段状部14aは後述するところから分
るように照明光を外方に反射させるものである。
【0024】一方の支持アーム14には,この電子的ビュ
ーア10をスタンドに取付けるときに用いるスタンド取付
用ねじ穴15が形成されている。
【0025】特に図1を参照して,ビューア本体11の支
持アーム14が取付けられていない他の側面には,ピント
・ダイヤル51,ズーム・ダイヤル52,電源スイッチ53,
電源表示灯54,ネガ黒白/ネガ/ポジ切換スイッチ55,
色合い/明るさ自動ボタン56,色合い/明るさ自動表示
灯57,明るさ調整ダイヤル58,および色合い調整ダイヤ
ル59R,59G,59Bが設けられている。
【0026】ビューア本体11のもう一つの側面には,図
2および図3を参照して,ロック解除ボタン41,S映像
出力端子61,V映像出力端子62,DC入力端子63および
表示スイッチ64が設けられている。
【0027】ビューア本体11のこれらの側面の上部には
位置決め斜面11aが形成されている。この斜面11aはヘ
ッド・カバー13の開き角を定めるものである。
【0028】図4はキャリア・ホルダ12の取付構造を示
している。図5はその分解斜視図である。これらの図を
参照して,ベース23は中央に突出部を有し,この突出部
23Aがビューア本体11の上端面にあけられた円形開口11
Cに回転自在に嵌込まれている。ベース23の突出部23A
の内側には段部が形成され,この段部に保護ガラス22が
収められる。ベース23はまた凹所を有し,この凹所内に
弾性をもつ材料からなるガイド29が収められる。ガイド
29の両側の抱持部にキャリア・ホルダ12に形成されたレ
ール12aが摺動自在にはめ込まれる。レール12aはガイ
ド29の持つ弾性によりきつく挟まれる。ベース23,ガイ
ド29およびキャリア・ホルダ12の中央部には入射光像を
取込む矩形の窓があけられている。キャリア・ホルダ12
がガイド29に対して移動自在であるから撮像する像のト
リミングが可能となる。
【0029】ビューア本体11の上端面にあけられた円形
開口11Cの周縁がベース23とエンド・プレート24とによ
って挟まれ,止めねじ25によって,ガイド29,ベース23
およびエンド・プレート24が3箇所において締結されて
いる。ベース23とエンド・プレート24とによる上記開口
周縁の挟持は比較的ゆるく,キャリア・ホルダ12(およ
びベース23)はビューア本体11に対して回転自在であ
る。
【0030】エンド・プレート24の下面には90度の角度
間隔で2箇所に溝が形成されている。クリックばね26は
ビューア本体11に設けられた支持部材(図示略)に固定
され,エンド・プレート24の下面に接している。クリッ
クばね26がエンド・プレート24下面の溝にはまり込む2
つの角度位置においてキャリア・ホルダ12は位置決めさ
れる。キャリア・ホルダ12の90度以上の回転を防止する
ためのストッパ(図示略)が適所に設けられている。
【0031】ベース23にはヒンジ32を構成する2つの筒
状部分32A,32Bが形成されている。ヘッド・カバー13
にもまた2つの筒状部分32C,32Dが形成されている。
筒状部分32Cと32Dとの間に筒状部分32Aが位置し,こ
れらの筒状部分にねじ33が挿入される。ねじ33は筒状部
分32Dの内部に形成されためねじにねじはめられる。一
方,ヒンジ機能に関与しない筒状部分32Bには溝が形成
されている。ヘッド・カバー13に設けられた照明灯31に
電流を流すためのコード27は,ベース23にあけられた
孔,ベース23内面に形成された溝23B,筒状部分32Bの
溝を通って,筒状部分32Dの孔を経てヘッド・カバー13
に至り,照明灯31までのびている。
【0032】図7は支持アーム14の開閉位置決め機構を
示している。図8は支持アーム14のビューア本体への取
付構造を示している。これらの図を参照して,支持アー
ム14の上端(ヒンジ42の部分)においてカム47が支持ア
ーム14と一体的に形成されている。このカム47はヒンジ
42の中心を中心とする円弧状縁47Aを備えている。この
円弧状縁47Aの下端部に溝のような切込み47bが形成さ
れ,続いて三角形状に突出している部分47aが設けられ
ている。切込み47bの上部においてもう一つの切込み47
eが形成され,この切込み47eは突出部47dを経て切込
み47bにつながっている。円弧状縁47Aの上端が符号47
cで示されている。
【0033】一方,2つの対称的なレバー44が両支持ア
ーム14の間の位置に設けられ,これらのレバー44はその
上端部において支軸45により揺動自在に支持されてい
る。支軸45はビューア本体11の適所に支持される。これ
らのレバー44の受部44b間には押ばね46が介装され,両
レバー44は押ばね46によって外方に付勢されている。ま
た両レバー44の突部間にロック解除ボタン41に連動する
ロック・プレート43が設けられている。ロック・プレー
ト43はばね48(図示略)によって常にロック位置に保持
されている。レバー44は三角形状に突出した部分44aを
備えている。
【0034】ロック・プレート43がレバー44の突部間に
位置する実線で図示の位置(図7)では,レバー44の突
出部44aとカム47の突出部47aとが接している。したが
って,支持アーム14を開くことはできず,支持アーム14
は実線で図示される閉じた位置に保持される。
【0035】ロック解除ボタン41を下方に押すと,これ
に伴ってロック・プレート43も鎖線で示す位置に移動す
る(図7)。これによりロックが解除され,レバー44は
押ばね46に抗して互いの方向に動くことができる。
【0036】両支持アーム14を両側に開いていくと,カ
ム47の突出部47aがレバー44を押しながらその突出部44
aに乗り上っていき,突出部44aを超えると,レバー44
の突出部44aがカム47の切込み47bに入り込む。これが
鎖線14Aで示す支持アーム14の第1の安定位置である。
支持アーム14は少し開いた姿勢に保たれる。
【0037】両支持アーム14をさらに開くと,レバー44
の突出部44aはカム47の突出部47dにそって動き,その
上の切込み47eに入り込むので,支持アーム14は再び安
定する。この位置を第3の安定位置と呼び,この位置の
支持アームを鎖線14Cで示す。
【0038】右側のカム47における突出部47dの大きさ
(切込み47eの位置)と左側のカム47における突出部47
dの大きさ(切込み47eの位置)とは若干異なり,左側
のカム47の突出部47dの方が少し大きい。したがって,
右側の支持アームは90度よりも少し小さい角度(たとえ
ば70度)開いたときに第3の安定位置に至る。これに対
して左側の支持アームはほぼ90度開いたところで第3の
安定位置に至る。
【0039】両支持アーム14をさらに開いていくと,レ
バー44の突出部44aはカム47の円弧状縁47Aにそって動
き,遂にその上端部47cに至り,円弧状縁47Aから外れ
てカムの径方向の直線縁に係止する。この位置において
支持アーム14は再び安定した姿勢を保つ。これが鎖線14
Bで示す支持アームの第2安定位置であり,支持アーム
14はかなり開いている。
【0040】第1,第2および第3安定位置においては
ロック・プレート43を実線で示す元の位置に戻してお
く。ロック・プレート43は上述したばねによってこの元
の位置に戻るよう付勢されている。支持アーム14の2つ
の上端部にはカム47が設けられているが,一方のみが実
際に用いられる。
【0041】とくに図8を参照して,ビューア本体11は
2つの半体(一方の半体11Aのみ図示)からなる。支持
アーム14の先端にあけられた孔141 内にカラー142 が入
る。カラー142 をねじ143 が通り,このねじ143 は半体
11Aに形成されためねじ146にねじはめられる。孔141
の外側に形成された凹所145 にキャップ144 が嵌め入れ
られ,ねじ143 の頭が隠される。これによってヒンジ42
が構成される。ダイヤル58,59R,59G,59Bはビュー
ア本体11内に設けられた基板120 に設けられ,半体11A
にあけられた窓158 ,159 R,159 G,159 Bからその
一部が外方に突出する。
【0042】ビューア本体11の一方の半体11Aの外面に
は液晶表示装置89が設けられている。この表示装置89は
ビューア本体11内の撮像光学系および固体電子撮像素子
(次に説明する)によって撮影された像を表示するもの
である。支持アーム14が閉じた位置にあるときには(図
1から図3参照),表示装置89は支持アーム14によって
隠されて,外力,外圧から保護される。
【0043】図9はビューア本体11に内蔵された光学系
および電気回路の構成を示している。
【0044】撮像光学系71はズーム・レンズを含む。ズ
ーム・レンズの位置はズーム・ダイヤル52を手動で操作
することにより調整され,撮像する対象物の拡大率が任
意に設定される。撮像光学系71における合焦調整もピン
ト・ダイヤル51を用いて手動で操作される。
【0045】対象物の光像は撮像光学系71を経てCCD
72上に結像する。CCD72はムービ・カメラと同じよう
に1/60秒の周期で対象物の像を表わす画像信号を出力
するように駆動される。
【0046】CCD72の出力画像信号は前置増幅器73で
増幅されたのちマトリクス回路74に与えられ,輝度信号
Yおよび三原色信号R,G,Bに変換される。
【0047】これらの信号Y,R,G,Bはゲイン制御
増幅回路(以下,GCAという)75Y,75R,75G,75
Bでそれぞれさらに増幅され,ガンマ補正回路76Y,76
R,76G,76Bに入力する。これらの回路でガンマ補正
された輝度信号Yおよび色信号R,G,Bは次にネガ/
ポジ切換回路77に与えられる。
【0048】この電子的ビューアにおける明るさ調整,
色調整,その他の制御は主制御装置70によって実行され
る。主制御装置70は好ましくはCPU,メモリ,その他
の周辺回路(インターフェイスを含む)により構成され
る。
【0049】GCA75Yから出力される輝度信号Yはピ
ーク検出回路79および平均値検出回路80にも与えられ,
これらの回路で輝度信号Yのピーク値および平均値が検
出され,その検出結果は主制御装置70に入力する。色信
号R,G,Bについてもピーク検出回路81R,81G,81
Bによってそのピーク値が検出され,検出結果は主制御
装置70に与えられる。これらのピーク検出および平均値
検出は1/60秒ごとに繰返される。
【0050】色合い/明るさ自動ボタン56が押されたと
きには,主制御装置70によって,入力する各ピーク検出
結果および平均値検出結果に基づいて,再生画像が適切
な明るさと色合いを持つように,前置増幅器73,GCA
75Y,75R,75G,75Bのゲインが調整される。また色
合い/明るさ自動表示灯57が点灯する。
【0051】自動ボタン56が押されていないときには,
明るさ調整ダイヤル58を用いて明るさを,色合い調整ダ
イヤル59R,59G,59Bを用いて色合いを手動で調整す
ることができる。
【0052】主制御装置70はダイヤル58からの入力信号
に応じて前置増幅器73および/またはGCA75Yのゲイ
ンを制御する。主制御装置70はまた,ダイヤル59R,59
G,59Bからの入力信号に応じてGCA75R,75G,75
Bのゲインをそれぞれ制御する。
【0053】切換スイッチ55はスライド・スイッチであ
り,ネガ黒白,ネガおよびポジの3つの位置を持ち,こ
れらのうちのいずれかのモードが選択される。ネガ/ポ
ジ切換回路77は,切換スイッチ55によって選択されたモ
ードに応じた信号処理を行う。対象物がネガの黒白フイ
ルムのときにはネガ黒白モードが選択されるので,グレ
イ画像表示のために切換回路77において輝度信号Yのみ
が選択されてエンコーダ78に与えられる。ネガ・フイル
ムの場合にはネガ・モードが選択されるので,ネガ/ポ
ジ切換回路77において入力信号Y,R,G,Bの反転処
理が行なわれる。
【0054】ネガ/ポジ切換回路77から出力される信号
はエンコーダ78に与えられ,表示装置に与えられるのに
適した形態の映像信号,すなわちS映像信号およびV映
像信号に変換された上でそれぞれの出力端子61および62
に導かれる。
【0055】商用交流電源はACアダプタ(図示略)を
経て適当な電圧のDC電源に変換され,DC入力端子63
に与えられる。
【0056】DC入力端子63に与えられたDC電源は電
源スイッチ82および83をそれぞれ経て電源回路84および
85にそれぞれ与えられる。電源回路84は上述した各回路
に動作電力を供給するものである。電源回路85は照明灯
31に上述したコード27を経て電源を供給するものであ
る。
【0057】電源スイッチ53は電源切,入および照明灯
の3つの位置をもつスライド・スイッチである。電源切
の位置にあるときにはスイッチ82,83はともにオフであ
る。電源入の位置になるとスイッチ82がオンとなり,電
源回路84にDC入力が与えられるとともに電源表示灯54
が点灯する。表示灯の位置では,スイッチ82,83がとも
にオンとなる。これらのスイッチ82,83は電源スイッチ
53の位置に応じて主制御装置70にオン,オフ制御させて
もよい。
【0058】ネガ/ポジ切換回路77の出力信号Y,R,
G,Bは表示制御回路88にも与えられる。表示制御回路
88は液晶表示装置89に与える画像信号(たとえば間引き
処理等により縮小された画像を表わすR,G,B信号ま
たはY信号)を生成する。したがって,CCD72によっ
て撮影された画像が表示装置89にも表示されることにな
る。表示スイッチ64がオンとされたときに,主制御装置
70の制御の下に表示制御回路88が動作する。すなわち,
表示スイッチ64がオンとされたときのみ表示装置89への
撮影画像の表示が行なわれる。エンコーダ78の出力信号
を表示制御回路88に与えるようにしてもよい。
【0059】上述した構成をもつ電子的ビューアの使い
方について説明する。
【0060】図10は第1の使用態様を示すものであり,
ネガ・キャリア90に収納したネガ・フイルムをポジ画像
で見るものである。
【0061】支持アーム14を第1安定位置まで開き,電
子的ビューア10を立てるとともに支持アーム14で支持さ
せる。電子的ビューアのビューア本体11の下端と支持ア
ーム14の下端は同じ高さ位置,すなわち一水平面上に揃
う。
【0062】ネガ・フイルムを収めたネガ・キャリア90
をキャリア差込み口21に挿入する。ヘッド・カバー13は
閉じた状態に保っておく。電源スイッチ53により照明灯
31を点灯する。切換スイッチ55によりネガ・モードを選
択する。ネガ・キャリア90の背面または照明灯31の前面
には拡散板が設けられている。
【0063】これにより,ネガ・キャリア90のネガ・フ
イルム中の撮像光学系71の前方に位置決めされた駒の画
像が,電子的ビューア10に接続された表示装置110 の表
示画面にポジ画像として表示される。
【0064】ポジ・フイルムの場合には切換スイッチ55
によりポジ・モードが選択されるのはいうまでもない。
ネガ・キャリア90に代えて,スライドが収納されたスラ
イド・キャリアを差込み口21に挿入してスライドの画像
を表示装置110 に表示させることができるのはいうまで
もない。
【0065】電子的ビューア10から出力される映像信号
をビデオ・レコーダによって,磁気テープ上に記録する
こともできる。また,コンピュータ・システムが映像信
号入力端子を持っている場合には,電子的ビューア10か
ら出力される映像信号をコンピュータ・システムに与え
ることも可能である。
【0066】この第1の使用態様では電子的ビューア10
に設けられた液晶表示装置89は利用されない。
【0067】図11は第2の使用態様を示すものであり,
ネガ・キャリア90に収納したネガ・フイルムをポジ画像
で,またはスライド・キャリアに収納されたスライド画
像を見るものであり,これらの画像を見るためにビュー
ア本体11に取付けられた液晶表示装置89が利用される。
【0068】ネガ・フイルムを収めたネガ・キャリア90
またはスライドが収納されたスライド・キャリアが差込
み口21に挿入される。ヘッド・カバー13は閉じた状態に
保たれる。電源スイッチ53により照明灯31が点灯する。
ネガ・フイルムの場合には切換スイッチ55によりネガ・
モードが選択される。
【0069】支持アーム14は第3安定位置まで開かれ
る。右側の支持アーム14は70度程度開かれる。ビューア
本体11が斜めに立たされ,これを右側の支持アーム14が
支持する。左側の支持アーム14は90度程度開かれるの
で,液晶表示装置89を見ることができる。左側の支持ア
ーム14は天井等からの光を遮光し,液晶表示装置89の表
示画面が見やすくなる。
【0070】表示スイッチ64がオンとされると,ネガ・
キャリア90のネガ・フイルム中の撮像光学系71の前方に
位置決めされた駒の画像が表示装置89に表示される。図
10に示す第1の使用態様のように外部表示装置110 を電
子的ビューア10に接続しなくてもよいので,簡便であ
る。
【0071】図12は第3の使用態様を示すものであり,
写真,原稿等を見るものである。
【0072】ヘッド・カバー13を本体11の斜面11aに当
る角度まで広げるとともに,支持アーム14を第2安定位
置まで開ける。電子的ビューア10を倒立させかつ支持ア
ーム14によって支持させる。電子的ビューア10の真下の
位置に見ようとする原稿,写真G等を置く。必要に応じ
て照明灯31を点灯する。照明灯31によって原稿,写真G
等が照明される。表示装置は図示されていないが,電子
的ビューア10によって撮像された画像が表示されるのは
いうまでもない。必要に応じて映像信号を記録すること
もできる。
【0073】ヘッド・カバー13の両側には若干突出した
翼部13Aが形成されているので,この翼部13Aが支持ア
ーム14とヘッド・カバー13との間のすき間をある程度ふ
さぐ。したがって天井灯等の外部からの光が原稿Gに入
射するのをある程度防止して,外乱のない鮮明な画像を
得ることができる。
【0074】照明灯31からの光の一部は支持アーム14の
角部に当る。しかしながらこの角部には階段状部14aが
形成されているので,照明灯31からの光は階段状部14a
で反射して鎖線で示すように外方に向い,破線で示すよ
うに原稿Gに向うことがない。
【0075】この第3の使用態様においても,表示スイ
ッチ64をオンして原稿Gを表示装置89に表示して見るこ
とができる。
【0076】電子的ビューア10は倒立しているので,原
稿Gの上下を逆にして配置すると,原稿Gの像をその上
下と表示装置89の上下とを一致させて見ることができ
る。
【0077】または次のような構成を採用することが好
ましい。ビューア本体11には正立,倒立切換スイッチ88
a(図9参照)を設けておく。この切換スイッチ88aは
手動操作されるものでもよい。または,支持アーム14が
第2安定位置に至ったことを検出するものでもよい。こ
の場合には支持アーム14のヒンジ42の位置に支持アーム
14と一緒に回転するカムを設けておき,このカムにより
切換スイッチをオン,オフ操作させる構成,その他の構
成を採用しうる。表示制御回路88内には表示方向切換回
路を設けておく。この切換回路は,入力する映像信号を
A/D変換ののち一旦画像メモリに格納し,画像メモリ
から逆向きに読出す(ファースト・イン,ラースト・ア
ウト)構成により達成できる。切換スイッチにより倒立
が検知されるとこの切換回路を動作させて,表示装置89
に正立の画像を表示することができる。
【0078】図13はネガ・キャリアの一例を示してい
る。このネガ・キャリア90Aは2枚のプレート91と92と
が一側でヒンジ93により開閉自在に連結されることによ
り構成されている。
【0079】一方のプレート91は乳白色で拡散板(散光
板)として働く。このプレート91の内面にはネガ・フイ
ルムFを格納するための浅い凹所94が形成されている。
他方のプレート92には,収納凹所94に収められたネガ・
フイルムFの各駒の部分がのぞむ窓95が形成されてい
る。
【0080】これらの両プレート91と92の他側におい
て,2箇所に爪96と段部97とが形成されている。両プレ
ート91と92とを開いた状態で凹所94にネガ・フイルムF
を収め,両プレート91と92とを閉じると,段部97に爪96
が係合して両プレート91と92とは閉じた状態に保たれ
る。
【0081】このフイルム・キャリア90Aの窓95が形成
されたプレート92にはスリット99が形成されている。フ
イルムFの両側には一般に駒番号が表わされている。こ
れらのスリット99は,凹所94内に収められたフイルムF
の駒番号が外部から見える位置に形成されている。
【0082】上述した電子的ビューア10において,撮像
光学系71の視野をフイルム・キャリアの窓95のみならず
スリット99を含む範囲に設定しておけばスリット99を通
して現われる駒番号もまた表示装置89または110 に表示
され,表示されている駒の画像の駒番号も視認すること
ができる。
【0083】このようなフイルム・キャリア90Aはま
た,次に説明する図14または図15に示す構成をもつ電子
的ビューアに好適に用いられる。これらの図面におい
て,既に説明したものと同一物には同一符号を付し,重
複説明を避ける。
【0084】図14において,ガイド29は設けられてい
ず,キャリア・ホルダ12がベース23に止めねじ25によっ
て直接に固定されている。ベース23とエンド・プレート
24とによってビューア本体11の上部開口縁を挟持してい
る。キャリア・ホルダ12の内周面は斜面に形成され,こ
こにフイルム・キャリア90Aのガイド溝が形成されてい
る。照明灯31はフイルム・キャリア90Aの中央部のみな
らず側部まで照明できるように斜めに配置され,広い照
明領域が確保されている。
【0085】キャリア・ホルダ12に挿入されたフイルム
・キャリア90Aのスリット99の丁度真下の位置におい
て,キャリア・ホルダ12,ベース23およびエンド・プレ
ート24に透視孔(光路)23aが形成されている。この透
視孔23aの横断面はフイルム・キャリア90Aのスリット
99と同じように細長いことが好ましい。フイルムFにお
いて駒番号が表わされる位置が常に駒の長さ方向の中心
位置というように定まっている場合には,スリット99,
透視孔23aともにほぼ円形断面のもので足りることにな
る。
【0086】照明光による駒番号の光像は透視孔23aを
通り,ビューア本体11内に設けられたプリズム122 を通
って,ビューア本体11の側壁にあけられた覗き窓123 に
導かれる。この覗き窓123 には凹レンズ124 がはめ入れ
られている。凹レンズ124 と透視孔23aに設けられた凸
レンズ121 とによって一種の望遠鏡が構成されている。
このようにして,撮像光学系71によって撮像されている
フイルムFの駒の駒番号を外部から見ることができる。
【0087】図15において,小型撮像装置130 がビュー
ア本体11内に配置されている。この撮像装置130 は透視
孔23aを通してフイルムF上の駒番号を撮像するもの
で,レンズ系131 とCCD132 とを備えている。CCD
132 から出力される映像信号は信号処理回路133 で表示
に適した信号に処理され,液晶表示装置134 に与えられ
る。液晶表示装置134 はキャリア本体11の側壁に外部か
らその表示面が見えるように取付けられている。図示の
ようにビューア本体11の側壁に表示窓をあけ,この窓の
内側に表示装置134 を配置してもよいし,表示装置134
をビューア本体11の側壁の外面に取付けてもよい。
【0088】いずれにしても,撮像光学系71の視野内に
あるフイルムFの駒の駒番号が表示装置134 に表示され
る。
【0089】このようにしてユーザは電子的ビューア10
によって撮影され,表示装置110 または89に表示されて
いる駒の駒番号を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子的ビューアの斜視図である。
【図2】別の角度からみた電子的ビューアの斜視図であ
る。
【図3】ヘッド・カバーを開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図4】キャリア・ホルダの取付構造を示す断面図であ
る。
【図5】キャリア・ホルダおよびその周辺部分の組立斜
視図である。
【図6】支持アームの拡大横断面図である。
【図7】支持アームの開閉位置決め機構を示す。
【図8】支持アームの部分の組立斜視図である。
【図9】電子的ビューアの電気的構成を示すブロック図
である。
【図10】電子的ビューアの第1の使用形態を示す斜視
図である。
【図11】電子的ビューアの第2の使用態様を示す斜視
図である。
【図12】電子的ビューアの第3の使用態様を示す斜視
図である。
【図13】ネガ・キャリアの例を示す斜視図である。
【図14】他の実施例を示すもので,電子的ビューアの
ヘッドの部分の拡大断面図である。
【図15】さらに他の実施例を示すもので,電子的ビュ
ーアのヘッドの部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 電子的ビューア 11 ビューア本体 12 キャリア・ホルダ 13 ヘッド・カバー 14 支持アーム 21 キャリア差込み口 23 ベース 23a 透視孔 31 照明灯 32 ヒンジ 42 ヒンジ 43 ロック・プレート 44 レバー 45 支軸 46 押ばね 47 カム 55 ネガ白黒/ネガ/ポジ切換スイッチ 61 S映像出力端子 62 V映像出力端子 64 表示スイッチ 70 主制御装置 71 撮像光学系 72 CCD 77 ネガ/ポジ切換回路 78 エンコーダ 88 表示制御回路 88a 切換スイッチ 89 液晶表示装置 90,90A ネガ・キャリア 91 プレート(拡散板) 92 プレート 94 フイルム収納凹所 95 窓 99 スリット 121 ,124 レンズ 122 プリズム 123 覗き窓 130 小型撮像装置 133 信号処理回路 134 小型液晶表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−211443(JP,A) 特開 平3−89663(JP,A) 特開 平4−320168(JP,A) 特開 平4−109748(JP,A) 特開 平4−109749(JP,A) 特開 平5−153478(JP,A) 特開 平6−311321(JP,A) 実開 平4−94865(JP,U) 実開 平4−42644(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 5/225

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系,この撮像光学系を通して入射する光像を表
    わす画像信号を出力する固体電子撮像素子,およびこの
    固体電子撮像素子から出力される画像信号を表示装置に
    供給可能な映像信号に変換して出力する画像処理回路を
    内蔵したビューア本体, 上記撮像光学系の前方の位置にフイルム・キャリアを着
    脱自在に保持する,上記ビューア本体に設けられたフイ
    ルム・キャリア保持部材, 上記ビューア本体の側面に設けられ,上記画像処理回路
    から出力される映像信号によって表わされる画像を表示
    する表示装置,ならびに 上記ビューア本体に揺動自在に枢着され,閉じたときに
    上記表示装置を覆う支持アーム, を備えた電子的ビューア。
  2. 【請求項2】 上記ビューア本体が開閉自在な2個の支持アームを備
    え,一方の支持アームが閉じたときに上記表示装置を覆
    い,かつ直角またはそれ以上に開くことが可能であり,
    開かれた角度位置に固定され,他方の支持アームが上記
    ビューア本体を斜めに起立した状態に支持する程度に開
    くことが可能で,開かれた角度位置に固定される,請求
    項1に記載の電子的ビューア。
  3. 【請求項3】 上記ビューア本体が開閉自在な2個の支持アームを備
    え,上記支持アームが,上記ビューア本体を倒立させた
    状態で上記ビューア本体を支持する位置まで開くことが
    可能で,かつその開いた位置に固定される,請求項1に
    記載の電子的ビューア。
  4. 【請求項4】 上記画像処理回路から出力される映像信号を,この映像
    信号によって表わされる画像の上下が反転した画像を表
    わす映像信号に変換する切換回路を備え,この切換回路
    から出力される映像信号が上記表示装置に与えられる,
    請求項3に記載の電子的ビューア。
  5. 【請求項5】 手動操作の反転切換スイッチまたは上記支持アームが上
    記ビューア本体を倒立させた状態で支持するまで開かれ
    たことを検知するスイッチを備え,上記切換回路はこの
    スイッチからの信号に応答して映像信号の反転処理を行
    う,請求項4に記載の電子的ビューア。
  6. 【請求項6】 上記フイルム・キャリア保持部材に保持されたフイルム
    ・キャリアに形成された駒番号用開口を通して得られる
    駒番号を表わす像を,上記ビューア本体の外部に導く光
    学系をさらに備えている,請求項1に記載の電子的ビュ
    ーア。
  7. 【請求項7】 上記フイルム・キャリア保持部材に保持されたフイルム
    ・キャリアに形成された駒番号用開口を通して得られる
    駒番号を表わす像を撮像する駒番号用撮像装置と,上記
    ビューア本体の壁面に,表示面が外部から視認可能に設
    けられ,上記駒番号用撮像装置から出力される映像信号
    によって表わされる駒番号を表示する表示装置とをさら
    に備えている,請求項1に記載の電子的ビューア。
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