JP3479234B2 - プリント基板設計方法 - Google Patents

プリント基板設計方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メイン基板とサブ
基板を備えたプリント基板の設計技術に係り、特にメイ
ン基板とサブ基板を備えたプリント基板の設計を同一の
設計ウィンドウ上で設計ができ回路部品の重なりを瞬時
に検証することができるプリント基板設計方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】メイン基板とサブ基板を備えたプリント
基板の設計を目的とする従来のプリント基板CADシス
テムとしては、例えば、特開平4−364582号公報
に記載のものがある。すなわち、従来技術は、基板上の
手書きパターンデータとCAD設計データを付き合わせ
て、両者間データの不一致を検知し自動的に部品取り付
けの不具合を修正するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリント基板CADシステムは基板単位でしか設計でき
ず、メイン基板とサブ基板を備えたプリント基板の設計
ではメイン基板とサブ基板の設計を別々に行い部品の重
なりを人手により確認しながら行っていたため、部品の
重なりが発生するという問題点があった。 【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、メイン基板とサブ
基板を備えたプリント基板の設計を同一の設計ウィンド
ウ上で設計ができ回路部品の重なりを瞬時に検証するこ
とができるプリント基板設計方法を提供する点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の要旨は、プリント基板CADシステムのCAD画面と
してメイン基板とサブ基板を備えたプリント基板の設計
を行う設計ウィンドウを構築するプリント基板設計方法
であって、前記メイン基板の回路設計用の少な くとも1
つ以上のメイン基板設計用回路データと前記サブ基板の
回路設計用のサブ基板設計用回路データとが同一の設計
データ上に回路データとして構成される行程と、前記回
路データに基づいて、前記メイン基板の実装設計用のメ
イン基板設計用実装データ、前記サブ基板の実装設計用
のサブ基板設計用実装データ、および前記サブ基板設計
用実装データに配置された部品状態まで含んで前記メイ
ン基板設計用実装データと前記サブ基板設計用実装デー
タとに基づいて作成され前記メイン基板の電子回路部品
と前記サブ基板の電子回路部品との重なりを検証するた
めのメイン・サブ基板合体実装データが同一の実装デー
タとして構成される行程と、前記メイン基板設計用実装
データ、前記サブ基板設計用実装データ、および前記メ
イン・サブ基板合体実装データが同一の設計ウィンドウ
上に構築される行程と、前記メイン基板の配置・配線設
計が行われる際に前記メイン・サブ基板合体実装データ
で電子回路部品の重なりを検証して前記サブ基板の電子
回路部品と前記メイン基板の電子回路部品との重複を検
知する工程とを有し、前記メイン・サブ基板合体実装デ
ータには、前記サブ基板の部品の実装データと、前記メ
イン基板と前記サブ基板とを結合する結合部品の前記メ
イン基板端子の実装データとが含まれ、 前記メイン基
板実装データには、前記メイン・サブ基板合体実装デー
タと、前記メイン基板の部品の実装データとが含まれて
いることを特徴とするプリント基板設計方法に存する。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に示す実施の形態の特徴は、
メイン基板とサブ基板を備えたプリント基板の設計にお
いて、メイン基板回路設計用の少なくとも1つ以上のメ
イン基板設計用回路データとサブ基板回路設計用のサブ
基板設計用回路データを同一の設計データ上に回路デー
タとして構成し、この回路データに基づいて、メイン基
板実装設計用のメイン基板設計用実装データ、サブ基板
実装設計用のサブ基板設計用実装データ、およびサブ基
板設計用実装データに配置された部品状態まで含んでメ
イン基板設計用実装データとサブ基板設計用実装データ
とに基づいて作成されメイン基板とサブ基板との部品重
なりを検証するためのメイン・サブ基板合体実装データ
を同一の実装データとして構成する点にある。また、実
装データに基づいてメイン基板の実装設計およびサブ基
板の実装設計を同一の設計ウィンドウ内で設計する点に
ある。さらに、メイン基板の配置・配線設計を行うと
き、サブ基板設計用実装データに配置された部品状態ま
で含んでメイン基板設計用実装データとサブ基板設計用
実装データとに基づいて作成されたメイン・サブ基板合
体実装データで部品重なりを検証しながら、メイン基板
とサブ基板間の部品重なりを検証して配置・配線設計す
る点にある。これにより、1つの基板単位でしか設計で
きず人手で部品の重なりを検証していたためメイン基板
とサブ基板間での部品重なりが発生する等の問題を回避
できるようになるとともに、設計工数も削減できる。以
下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。 【0007】図1は本発明のプリント基板設計方法の一
実施の形態が適用されるプリント基板CADシステムで
用いられる回路データのデータ構造を示している。図1
を参照すると、本実施の形態のプリント基板CADシス
テムは、ワークステーション上のプログラムコード(ソ
フトウェア)で実現されており、少なくとも1つ以上の
メイン基板設計用回路データ11a,11bとサブ基板
設計用回路データ12で同一の回路データを構成してい
る。メイン基板設計用回路データ11aには、集積回路
部品IC1,IC2,IC3、コンデンサ(電子回路部
品)C1,C2、結合回路部品CON1の端子N1,N
2,N3,N4、および集積回路部品IC1に接続され
た端子A1,A2,A3,A4の回路データが含まれて
いる。同様に、メイン基板設計用回路データ11bに
は、集積回路部品IC7,IC8、コンデンサ(電子回
路部品)C6,C7、結合回路部品CON2の端子N
1,N2,N3,N4、集積回路部品IC7に接続され
た端子D1,D2、および集積回路部品IC8に接続さ
れた端子D3,D4の回路データが含まれている。同様
に、サブ基板設計用回路データ12には、集積回路部品
IC4,IC5,IC6、コンデンサ(電子回路部品)
C3,C4,C5、結合回路部品CON1の端子S1,
S2,S3,S4、および結合回路部品CON2の端子
S1,S2,S3,S4の回路データが含まれている。 【0008】図2は図1のプリント基板CADシステム
で用いられる実装データのデータ構造を示している。図
2を参照すると、本実施の形態のプリント基板CADシ
ステムでは、生成した回路データを基に図2に示すよう
な実装データの配置・配線設計を行うとき、サブ基板設
計用実装データ22に配置された部品状態まで含んでメ
イン基板設計用実装データ21とサブ基板設計用実装デ
ータ22とに基づいて作成されたメイン・サブ基板合体
実装データ23で部品重なりを検証しながら、メイン基
板設計用実装データ21とサブ基板設計用実装データ2
2を同一の設計ウィンドウ(ウィンドウ表示形態のCA
D画面)上に構築して配置・配線設計を行う。図2に示
す実装データには、メイン基板設計用実装データ21、
サブ基板設計用実装データ22およびメイン・サブ基板
合体実装データ23の実装データが含まれている。 【0009】メイン基板設計用実装データ21には、メ
イン・サブ基板合体実装データ23の実装データ、集積
回路部品IC1,IC2,IC3,IC7,IC8、お
よびコンデンサ(電子回路部品)C6,C7の実装デー
タが含まれている。メイン・サブ基板合体実装データ2
3には、コンデンサ(電子回路部品)C1,C2、C
3,C4,C5、集積回路部品IC4,IC5,IC
6、結合回路部品CON1の端子N1,N2,N3,N
4、および結合回路部品CON2の端子N1,N2,N
3,N4の実装データが含まれている。サブ基板設計用
実装データ22には、集積回路部品IC4,IC5,I
C6、コンデンサ(電子回路部品)C3,C4,C5、
結合回路部品CON1の端子S1,S2,S3,S4、
および結合回路部品CON2の端子S1,S2,S3,
S4の実装データが含まれている。 【0010】メイン基板設計用実装データ21の配置・
配線設計を行うときには、サブ基板設計用実装データ2
2に配置された部品状態まで含んでメイン基板設計用実
装データ21とサブ基板設計用実装データ22とに基づ
いて作成されたメイン・サブ基板合体実装データ23で
部品重なりを検証しながら、配置・配線設計を進めるこ
とができる。 【0011】次に、図1のプリント基板CADシステム
の動作(プリント基板設計方法)について説明する。本
実施の形態のプリント基板CADシステム(プリント基
板設計方法)は、ワークステーション上のプログラムコ
ード(ソフトウェア)で実現されており、少なくとも1
つ以上のメイン基板設計用回路データ11a,11bお
よびサブ基板設計用回路データ12を備えた回路データ
を基に配置・配線設計を行うときメイン基板上にサブ基
板を実装する。例えば、このサブ基板が実装されるメイ
ン基板には既にコンデンサ(電子回路部品)C1とコン
デンサ(電子回路部品)C2が実装されておりサブ基板
に実装されている集積回路部品IC6とは部品の重なり
が発生してしまうケースを想定すると、このとき従来は
人手により部品重なりを検出しなくてはならなかったの
に対し、本発明では部品が重なった瞬間にCADシステ
ム側がエラーとなり設計者はメイン基板の配置・配線設
計中にコンデンサ(電子回路部品)C1とコンデンサ
(電子回路部品)C2を移動させることができる。 【0012】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、メイン基板とサブ基板を備えたプリント基板の設計
を同一の設計ウィンドウ上で設計ができるとともに、回
路部品の重なりを瞬時に検証することができるといった
効果を奏する。 【0013】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また上記構成部
材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、
本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にするこ
とができる。また、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。 【0014】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、メイン基板とサブ基板を備えたプリント基板の設計
を同一の設計ウィンドウ上で設計ができるとともに、回
路部品の重なりを瞬時に検証することができるといった
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のプリント基板設計方法の一実施の形態
が適用されるプリント基板CADシステムで用いられる
回路データのデータ構造を示している。 【図2】図1のプリント基板CADシステムで用いられ
る実装データのデータ構造を示している。 【符号の説明】 11a,11b…メイン基板設計用回路データ 12…サブ基板設計用回路データ 21…メイン基板設計用実装データ 22…サブ基板設計用実装データ 23…メイン・サブ基板合体実装データ A1,A2,A3,A4…端子 C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7…コンデン
サ(電子回路部品) CON1,CON2…結合回路部品(電子回路部品) D1,D2,D3,D4…端子 IC1,IC2,IC3,IC4,IC5,IC6,I
C7,IC8…集積回路部品(電子回路部品) N1,N2,N3,N4…端子 S1,S2,S3,S4…端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プリント基板CADシステムのCAD画
    面としてメイン基板とサブ基板を備えたプリント基板の
    設計を行う設計ウィンドウを構築するプリント基板設計
    方法であって、 前記メイン基板の回路設計用の少なくとも1つ以上のメ
    イン基板設計用回路データと前記サブ基板の回路設計用
    のサブ基板設計用回路データとが同一の設計データ上に
    回路データとして構成される行程と、 前記回路データに基づいて、前記メイン基板の実装設計
    用のメイン基板設計用実装データ、前記サブ基板の実装
    設計用のサブ基板設計用実装データ、および前記サブ基
    板設計用実装データに配置された部品状態まで含んで前
    記メイン基板設計用実装データと前記サブ基板設計用実
    装データとに基づいて作成され前記メイン基板の電子回
    路部品と前記サブ基板の電子回路部品との重なりを検証
    するためのメイン・サブ基板合体実装データが同一の実
    装データとして構成される行程と、 前記メイン基板設計用実装データ、前記サブ基板設計用
    実装データ、および前記メイン・サブ基板合体実装デー
    タが同一の設計ウィンドウ上に構築される行程と、 前記メイン基板の配置・配線設計が行われる際に前記メ
    イン・サブ基板合体実装データで電子回路部品の重なり
    を検証して前記サブ基板の電子回路部品と前記メイン基
    板の電子回路部品との重複を検知する工程とを有し、 前記メイン・サブ基板合体実装データには、前記サブ基
    板の部品の実装データと、前記メイン基板と前記サブ基
    板とを結合する結合部品の前記メイン基板側端子の実装
    データとが含まれ、 前記メイン基板実装データには、前記メイン・サブ基板
    合体実装データと、前記メイン基板の部品の実装データ
    とが含まれており、 前記プリント基板CADシステムがワークステーション
    上のプログラムコード(ソフトウェア)で実現され、前
    電子回路部品間の重なりを検出した場合に、設計者
    にエラーが通知されることを特徴とするプリント基板設
    計方法。
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