JP3478942B2 - ナビゲーション装置制御方法 - Google Patents

ナビゲーション装置制御方法

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JP3478942B2
JP3478942B2 JP14154997A JP14154997A JP3478942B2 JP 3478942 B2 JP3478942 B2 JP 3478942B2 JP 14154997 A JP14154997 A JP 14154997A JP 14154997 A JP14154997 A JP 14154997A JP 3478942 B2 JP3478942 B2 JP 3478942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両外部から送信
されてくる交通規制情報や渋滞情報を音声で乗員に報知
することができるナビゲーション装置制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその問題点】FM多重放送電波や光ビー
コンあるいは電波ビーコンから送られてくる交通情報を
表示画面上に図形で表示したり、文字で表示するナビゲ
ーション装置が知られている。一方、車両現在地から目
的地までの経路を設定して交差点などの誘導ポイントで
進路を誘導するナビゲーション装置が知られている。こ
の場合、設定された経路上に車線規制箇所、ランプ閉鎖
箇所、あるいは渋滞箇所がある場合には速やかに音声で
乗員に報知することが望ましい。
【0003】 本発明の目的は、経路上の規制箇所や渋
滞箇所を音声で報知するようにしたナビゲーション装置
制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ナビ
ゲーション装置制御方法に適用され、経路設定手段によ
り、目的地までの経路を設定し、現在位置検出手段によ
り、現在位置を検出し、受信手段により、外部からの交
通情報を受信し、音声出力制御手段により、受信した交
通情報の中に設定された経路上で渋滞もしくは規制箇所
が複数ある場合、設定された経路上で現在位置に最も近
い箇所までの距離を音声により出力することを特徴とす
るものである。請求項2の発明は、請求項1のナビゲー
ション装置制御方法において、音声出力制御手段によ
り、距離とともに渋滞長を併せて音声により出力するこ
とを特徴とするものである。請求項3の発明は、ナビゲ
ーション装置制御方法に適用され、経路設定手段によ
り、目的地までの経路を設定し、現在位置検出手段によ
り、現在位置を検出し、受信手段により、外部からの交
通情報を受信し、音声出力制御手段により、受信した交
通情報の中に設定された経路上で渋滞もしくは規制箇所
がある場合、その箇所と現在位置との間の経路上の距離
が所定距離内にある箇所について距離を音声により出力
することを特徴とするものである。請求項4の発明は、
ナビゲーション装置制御方法に適用され、経路設定手段
により、目的地までの経路を設定し、現在位置検出手段
により、現在位置を検出し、受信手段により、外部から
の交通情報を受信し、距離演算手段により、受信した交
通情報の中に設定された経路上の渋滞箇所がある場合に
は、検出されている現在位置と渋滞箇所までの距離を演
算し、音声出力制御手段により渋滞箇所について音声に
よる出力が前回なされている場合、該音声出力制御手段
により、演算した距離に基づいて、渋滞箇所についての
音声による出力を禁止することを特徴とするものであ
る。請求項5の発明は、ナビゲーション装置制御方法に
適用され、経路設定手段により、目的地までの経路を設
定し、受信手段により、外部からの交通情報を受信し、
音声出力制御手段により、受信した交通情報の中に設定
された経路上の渋滞箇所がある場合には、渋滞箇所につ
いて音声により出力し、演算手段により、前回音声によ
り出力した地点からの走行距離を演算し、音声出力制御
手段により、演算された走行距離が所定値以上になるま
で、渋滞箇所についての音声による出力を禁止すること
を特徴とするものである。請求項6の発明は、ナビゲー
ション装置制御方法に適用され、経路設定手段により、
目的地までの経路を設定し、受信手段により、外部から
の交通情報を受信し、音声出力制御手段により、受信し
た交通情報の中に設定された経路上の渋滞箇所がある場
合には、渋滞箇所について音声により出力し、演算手段
により、前回音声により出力した時点からの経過時間を
演算し、音声出力制御手段により、演算された経過時間
が所定時間以上になるまで、渋滞箇所についての音声に
よる出力を禁止することを特徴とするものである。請求
項7の発明は、ナビゲーション装置制御方法に適用さ
れ、設定手段により、目的地までの経路および誘導地点
での誘導案内を設定し、受信手段により、外部からの交
通情報を受信し、音声出力制御手段により、誘導案内を
音声で行うための操作部材が操作されたとき、誘導案内
を音声により出力するとともに、受信した交通情報の中
に設定された経路上の渋滞箇所がある場合には、誘導案
内の音声による出力に引き続き渋滞箇所について音声に
より出力することを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるナビゲーショ
ン装置の一実施の形態のブロック図である。ナビゲーシ
ョン装置は車両の現在地を検出する現在地検出装置を備
え、本例では、車両の進行方位を検出するジャイロ1
a、ジャイロ1aからの信号を処理する信号処理回路1
b、車速に応じた車速信号を出力する車速センサ1c、
車速センサ1cからの信号を処理する信号処理回路1
d、およびGPS(Global Positioning System)衛星
からのGPS信号を受信するGPS受信機1eによって
現在位置検出装置を構成している。2aはCD−ROM
2bに格納されている平面道路地図データを読み込むC
D−ROMドライブ、2cはCD−ROMインターフェ
ース回路である。
【0006】3は装置全体を制御する中央演算処理装置
であり、マイクロプロセッサ、RAM、ROMおよびそ
の他の周辺回路から成る。RAMには、平面道路地図描
画用データや、ディスプレイ5aに表示するための画像
データ、あるいは、受信した交通情報を表示し音声出力
するための各種データテーブルが格納される。地図描画
用データはCD−ROM2bから読み出した平面道路地
図データに基づいて作成され、画像データは平面地図描
画用データと各種交通情報の図形データから作成され
る。画像データは適宜読み出されてディスプレイ5aに
表示される。また、データテーブルは受信した交通情報
に基づいて作成される。4aは各種スイッチを有する入
力装置、4bは入力スイッチ4aからのスイッチ信号を
処理する信号処理回路である。入力装置4aは音声要求
スイッチやその他の各種スイッチを備える。なお、ディ
スプレイ5aは表示回路5bに接続されて制御され、デ
ィスプレイ5aの表示画面上にも各種のタッチパネルス
イッチが設定される。
【0007】6はFM多重受信機であり、FM多重放送
電波による交通情報(以下、VICS情報と呼ぶ)を受
信する。本明細書で説明するVICS情報は、渋滞情
報、規制情報を含む。渋滞情報は、渋滞している(渋滞
データ種別3)、混雑している(渋滞データ種別2)、
渋滞混雑なしで順調に流れている(渋滞データ種別
1)、および不明(渋滞データ種別0)の4種類であ
り、道路の上下線ごとに分けて、渋滞を赤色で、混雑を
黄色で、渋滞混雑なし順調を緑色で表示する。規制情報
は通行止め情報(規制データ種別1)、高速道路のラン
プ閉鎖情報(規制データ種別2)、および規制なし(規
制データ種別0)である。車線規制情報を含めてもよ
い。このようなVICS情報は、道路地図データである
メッシュ番号、リンク番号に対応させて、リンク始点か
ら渋滞最後尾までの距離、リンク始点から渋滞先頭まで
の距離、渋滞データ種別、リンク始点から規制地点まで
の距離、規制データ種別などから構成される。
【0008】7aは、渋滞箇所までの距離や規制箇所ま
での距離を音声で報知するためのスピーカ、7bは音声
合成回路およびアンプである。
【0009】図2および図3は道路地図データを説明す
る図である。図2において、1本の道路R1が2本の道
路R2,3と交差している。道路R1と道路R2との交
差点をノードN1、道路R1と道路R3との交差点をノ
ードN2と呼び、ノードN1とN2をそれぞれ始点、終
点とする素線をリンク1と呼ぶ。ノードN1とノードN
2の間には補間点A1〜A3が設けられ、ノードN1、
N2、補間点A1〜A3はそれぞれ座標位置(X2,Y
2)〜(X6,Y6)データ、各点間の距離データ、リ
ンク長データなどを有する。道路地図は複数の領域に分
割され、それぞれの分割領域は固有のメッシュ番号で定
義される。ここで、1つのメッシュ番号(たとえば、5
33946)の地図分割領域内における道路R1が10
0個のリンクで構成されているとすると、道路R1は図
3のように、リンク番号1〜100、各リンクを構成す
るノードと補間点の点数、各点のX、Y座標で定義され
る。すなわち図3は1メッシュの道路データテーブルを
示す。なお、リンク番号、ノード番号はメッシュ領域ご
とに1〜所定番号まで割当てられる。
【0010】図4は同一のメッシュ内に始点と終点が設
定された推奨経路RRを太い黒線で示し、FM多重受信
機6で受信した渋滞箇所と規制箇所を合わせて示すもの
である。推奨経路RRは、リンク番号9,10,10
6,105,3,4の順に設定され、リンク番号10と
3に渋滞箇所が、リンク番号105に混雑箇所が、リン
ク番号4に順調に流れている箇所がある場合を示してい
る。また、リンク番号3に通行止めがある場合を示して
いる。推奨経路以外のリンク上にも渋滞箇所や規制箇所
がある。以下で説明する各テーブルはこの図示例に基づ
いて作成されるものである。
【0011】図11〜図19は中央演算処理装置3の各
種処理を示すフローチャートであり、以下これらのフロ
ーチャートに基づいて本実施の形態の動作を説明する。
なお、中央演算処理装置3は、キーがイグニッションオ
ン位置に操作されたときに図11〜図19のフローチャ
ートで表されたプログラムを実行する。
【0012】図11は入力された目的地にしたがって推
奨経路を設定する処理のフローチャートである。ステッ
プS1では、現在位置から目的地までの推奨経路を演算
して設定する。目的地は入力装置4を介して操作者によ
って設定され、推奨経路は例えば周知のダイクストラ法
等を用いた演算によって自動的に設定される。この場
合、現在地は現在地検出装置で検出した位置を使用する
ことができる。あるいは、ROM等に推奨経路の候補を
予め記憶しておき、その中からいずれかを推奨経路とし
て選択してもよい。ステップS2では、中央演算処理装
置3のRAMの所定領域に推奨経路のデータを格納して
推奨経路データテーブルを作成する。ステップS3で
は、推奨経路上の誘導ポイントでの誘導案内のデータを
中央演算処理装置3のRAMに格納して誘導ポイントテ
ーブルを作成する。
【0013】図5は推奨経路データテーブルの一例を示
す。推奨経路データテーブルは、基本的にはメッシュ番
号とリンク番号が現在地から目的地に向って順番に格納
されて構成される。たとえば、図5においては、同一メ
ッシュ領域内でリンク番号9、リンク番号10、リンク
番号106……リンク番号4で推奨経路を表している。
各リンク番号に対応して、リンク始点から渋滞箇所の最
後尾までの距離のデータ、リンク始点から渋滞箇所の先
頭までの距離のデータ、渋滞データ種別、始点から規制
箇所までの距離、規制データ種別の情報がそれぞれ格納
されている。
【0014】図6は誘導ポイントテーブルの一例を示
す。誘導ポイントテーブルは、推奨経路の始点から誘導
ポイントまでの距離のデータと、各誘導ポイントで案内
する方向のデータから構成される。
【0015】図12は交通情報受信処理を説明するフロ
ーチャートである。まず、FM多重放送受信機6で受信
した交通情報データについて説明する。図7は渋滞情報
提供テーブルの一例を示し、メッシュ番号とリンク番号
に対応して、リンク始点から渋滞箇所の最後尾までの距
離と、リンク始点から渋滞箇所の先頭までの距離と、渋
滞データ種別がそれぞれ格納されている。また、データ
数も格納されている。
【0016】図8は規制情報提供テーブルの一例を示
し、メッシュ番号とリンク番号に対応して、リンク始点
から規制箇所までの距離と、規制データ種別とがそれぞ
れ格納されている。また、データ数も格納されている。
【0017】図12において、ステップS11で推奨経
路が設定されていると判定されるとステップS12に進
み、受信した交通情報の中に渋滞情報があるかを判定す
る。ステップS12が肯定されるとステップS13で推
奨経路データテーブル上に渋滞情報を格納する。ステッ
プS13の詳細は図13により後述する。ステップS1
4では、受信した交通情報の中に規制情報があるかを判
定する。ステップS14が肯定されるとステップS15
で推奨経路データテーブル上に規制情報を格納する。ス
テップS15の詳細は図14により後述する。なお、推
奨経路が設定されていない場合はステップS11が否定
され、渋滞情報がない場合はステップS12が否定さ
れ、規制情報がない場合はステップS15が否定され
る。
【0018】図13は、図12のステップS13での推
奨経路上の渋滞情報を登録する処理の詳細フローチャー
トを示す図である。ステップS131において、受信し
た渋滞データ種別を有するリンク番号が推奨経路上のリ
ンク番号であるか判定する。肯定されるとステップS1
32に進み、該当するメッシュ番号とリンク番号に対応
付けて、リンク始点から渋滞最後尾までの距離と、リン
ク始点から渋滞先頭までの距離と、渋滞データ種別とを
格納する。ステップS131が否定されるとステップS
132はスキップされる。ステップS133では、受信
した全渋滞情報について以上の処理を終了したか判定
し、全情報に対するチェックが終了するとステップS1
34に進む。ステップS134では、各リンク始点から
渋滞最後尾と先頭までの距離のそれぞれを推奨経路の始
点からの距離に変換する。ステップS135で全リンク
に対して変換処理が終了したと判定されるとこの処理を
終了する。
【0019】図5の推奨経路データテーブルはこの処理
が終了した後のテーブルである。例えば、リンク番号9
については渋滞情報が不明、規制なしであり、リンク番
号10については渋滞箇所があり、規制なしを、リンク
番号105は混雑箇所があるが規制はないことを、ま
た、リンク番号3は渋滞があり、通行止め規制もあるこ
とを、さらにリンク番号4は順調に流れているが、規制
はないことを示している。
【0020】図14は、図12のステップS15での推
奨経路上の規制情報を登録する処理の詳細フローチャー
トを示す図である。ステップS151において、受信し
た規制データ種別を有するリンク番号が推奨経路上のリ
ンク番号であるか判定する。肯定されるとステップS1
52に進み、該当するメッシュ番号とリンク番号に対応
付けて、リンク始点から規制箇所までの距離と、規制デ
ータ種別とを格納する。ステップS151が否定される
とステップS152はスキップされる。ステップS15
3では、受信した全規制情報について以上の処理を終了
したか判定し、全情報に対するチェックが終了するとス
テップS154に進む。ステップS154では、各リン
ク始点から規制箇所までの距離のそれぞれを推奨経路の
始点からの距離に変換する。ステップS155で全リン
クに対して変換処理が終了したと判定されるとこの処理
を終了する。
【0021】図9は渋滞規制データテーブルの一例を示
し、推奨経路始点から渋滞箇所の最後尾までの距離と、
渋滞長と、渋滞データ種別と、推奨経路始点から規制箇
所までの距離と、規制データ種別とがそれぞれ格納され
ている。推奨経路始点から渋滞箇所の最後尾までの距離
は、推奨経路を構成する各リンクの長さのデータと、渋
滞箇所のあるリンクの始点から渋滞最後尾までの距離と
に基づいて計算でき、また、リンク始点から渋滞最後尾
までの距離とリンク始点から先頭までの距離とに基づい
て渋滞長が計算できる。推奨経路始点から規制箇所まで
の距離も同様にして求められる。
【0022】図10は図9の渋滞規制データテーブルの
内容を具体的に示すもので、推奨経路始点から各渋滞箇
所最後尾までの距離と規制箇所までの距離をそれぞれ示
すとともに渋滞長を示す。
【0023】図15は、音声要求スイッチを操作した時
に処理されるフローチャートを示す。音声要求スイッチ
が操作されると、ステップS21において、図6の誘導
ポイントテーブルを検索して現在位置に最も近い誘導ポ
イントの案内方向を音声合成回路とアンプ7aを介して
スピーカ7bから出力する。ステップS22で推奨経路
上に渋滞箇所があると判定されるとステップS23に進
み、現在地から渋滞最後尾までの距離と渋滞長を音声で
出力する。ステップS24で推奨経路上に規制箇所があ
ると判定されるとステップS25に進み、現在地から規
制箇所までの距離を音声で出力する。渋滞箇所も規制箇
所もない場合には、ステップS22やステップS24が
否定され、音声出力は行われない。
【0024】図16は、一定走行距離、たとえば10m
ごとに処理を行なうフローチャートである。ステップS
31において推奨経路が設定されていると判定される
と、ステップS32において、設定されている推奨経路
上を車両が走行しているか判定する。推奨経路上を走行
している場合にはステップS33において、推奨経路始
点から現在地までの推奨経路上の距離を算出する。ステ
ップS34において、推奨経路上に渋滞箇所があると判
定されるとステップS35において、現在地が渋滞箇所
の中か判定する。現在地が渋滞箇所内でなければステッ
プS36において渋滞の発声条件をチェックする。この
チェックの詳細は図17で後述する。現在地が渋滞箇所
内であれば、ステップS43において現在地から渋滞先
頭までの距離を音声で報知する。
【0025】ステップS37に進むと、図17の渋滞の
発声条件チェック処理でオン・オフされる発声フラグが
オンか否かを判定する。すなわち、渋滞箇所が推奨経路
上にあっても、所定の条件下では耳障りとなりがちな音
声出力を禁止する場合があり、音声出力禁止のときに発
声フラグがオフ、音声出力許可のときに発声フラグがオ
ンである。
【0026】ステップS37で発声フラグがオンであれ
ばステップS38において、現在地から渋滞箇所最後尾
までの距離と渋滞長を発声する。次いで、ステップS3
9において、推奨経路上に規制箇所があると判定される
とステップS40において規制の発声条件をチェックす
る。このチェックの詳細は図18で後述する。
【0027】ステップS41に進むと、図18の規制の
発声条件チェック処理でオン・オフされる発声フラグが
オンか否かを判定する。すなわち、規制箇所が推奨経路
上にあっても、所定の条件下では耳障りとなりがちな音
声出力を禁止する場合があり、音声出力禁止のときに発
声フラグをオフ、音声出力許可のときに発声フラグをオ
ンする。ステップS41で発声フラグがオンであればス
テップS42において、現在地から規制箇所までの距離
を発声する。規制箇所については、規制箇所が複数個あ
っても現在地に最も近い規制箇所の距離だけを音声出力
で報知する。
【0028】図17は渋滞箇所についての発声条件チェ
ック処理の詳細を示すフローチャートである。ステップ
S361において、現在地よりも先で渋滞箇所の手前に
規制箇所があると判定されると、ステップS375にお
いて発声フラグをオフし、ステップS376において、
距離カウンタに所定値を加算する。この距離カウンタは
初めて渋滞箇所について音声出力をしたときから現在ま
での走行距離を計測するカウンタである。
【0029】ステップS361が否定されると、ステッ
プS362に進み、推奨経路上の渋滞箇所を今回初めて
受信したか判定する。今回初めての受信であれば、ステ
ップS371において発声フラグをオンし、さらにステ
ップS372において現在地から渋滞箇所最後尾までの
距離を記憶する。さらにステップS373で距離カウン
タをクリアし、ステップS374でタイマをクリアす
る。このタイマは初めて渋滞箇所について音声出力をし
たときから現在までの経過時間を計測するタイマであ
る。
【0030】ステップS362が否定されると、ステッ
プS363において、渋滞最後尾までの距離が前回は5
0km以上であり今回が50km未満であるか判定し、
このステップS363が否定されるとステップS364
に進む。ステップS364では、渋滞最後尾までの距離
が前回は10km以上であり今回が10km未満である
か判定する。ステップS364が否定されるとステップ
S365において、渋滞最後尾までの距離が前回は2k
m以上であり今回が2km未満であるか判定する。ステ
ップS365が否定されると、ステップS366におい
て、前回報知した渋滞箇所の最後尾までの距離と、今回
新たにステップS34で検出された渋滞箇所であって自
車位置に近い地点に発生した渋滞箇所の渋滞最後尾まで
の距離が10km以上離れているか判定する。
【0031】ステップS363〜366が肯定されると
ステップS367に進み、前回報知した渋滞箇所最後尾
までの距離と、前回と同じ渋滞箇所について今回算出さ
れる渋滞箇所最後尾までの距離とが2km以上離れてい
るか判定する。ステップS367が否定されるとステッ
プS375で発声フラグをオフする。ステップS367
が肯定されるとステップS368に進み、前回発声地点
から5km以上走行しているかを判定する。否定される
とステップS375で発声フラグをオフする。ステップ
S368が肯定されるとステップS369に進み、前回
発声時点から10分以上経過しているかを判定する。否
定されるとステップS375で発声フラグをオフする。
ステップS369が肯定されるとステップS370に進
み、現在地から渋滞最後尾までの距離が100km以内
かを判定し、否定されるとステップS375で発声フラ
グをオフする。ステップS370が肯定されるとステッ
プS371へ進む。以上のステップS367〜370の
処理は頻繁に音声報知が行われると耳障りであり、むや
みに音声出力しないようにしたものである。
【0032】図18は規制箇所についての発声条件チェ
ック処理の詳細を示すフローチャートである。ステップ
S411において、推奨経路上の規制箇所を今回初めて
受信したか判定する。今回初めての受信であれば、ステ
ップS419において発声フラグをオンし、さらにステ
ップS420において規制箇所までの距離を記憶する。
さらにステップS421で距離カウンタをクリアし、ス
テップS422でタイマをクリアする。
【0033】ステップS411が否定されると、ステッ
プS412において、規制箇所までの距離が前回は50
km以上であり今回が50km未満であるか判定し、こ
のステップS412が否定されるとステップS413に
進む。ステップS413では、規制箇所までの距離が前
回は10km以上であり今回が10km未満であるか判
定する。ステップS413が否定されるとステップS4
14において、規制箇所までの距離が前回は2km以上
であり今回が2km未満であるか判定する。ステップS
414が否定されると、ステップS415において、前
回の規制箇所までの距離と今回の規制箇所までの距離が
10km以上離れているか判定する。
【0034】ステップS412〜415が肯定されると
ステップS416に進み、前回報知した規制箇所までの
距離と今回の規制箇所までの距離とが2km以上離れて
いるか判定する。ステップS416が否定されるとステ
ップS423で発声フラグをオフし、ステップS424
で距離カウンタに所定値を加算する。
【0035】ステップS416が肯定されるとステップ
S417に進み、前回発声地点から5km以上走行して
いるかを判定する。否定されるとステップS423で発
声フラグをオフする。ステップS417が肯定されると
ステップS418に進み、前回発声時点から10分以上
経過しているかを判定する。否定されるとステップS4
23で発声フラグをオフする。ステップS418が肯定
されるとステップS419に進む。
【0036】図19は一定時間毎に割込み処理されるフ
ローチャートであり、ステップS51においてタイマカ
ウンタを所定値だけカウンタアップする。
【0037】現在地から渋滞箇所までの距離と渋滞長は
図20(a)のように発声され、現在地が渋滞箇所内に
あるときに現在地から渋滞先頭までの距離は図20
(b)のように発声され、現在地から規制箇所までの距
離は図20(c)のように発声され、現在地からランプ
閉鎖箇所までの距離は図20(d)のように発声され、
誘導ポイントでの進路方向は図20(e)のように発声
される。
【0038】以上の実施の形態によれば次のようにして
渋滞箇所と規制箇所についての情報が音声で報知され
る。 (1)推奨経路を設定して推奨経路データテーブル(図
5)と誘導ポイントテーブル(図6)を作成する。 (2)FM多重受信機でVICS情報として渋滞情報と
交通規制情報を受信して、渋滞情報提供テーブル(図
7)と規制情報提供テーブル(図8)を作成する。
【0039】(3)渋滞情報提供テーブルと規制情報提
供テーブルの中に、推奨経路データテーブルの各リンク
と同一のメッシュ番号で同一リンク番号のものがあれ
ば、推奨経路データテーブルにそれらの渋滞情報と規制
情報を格納する。 (4)推奨経路データテーブルに格納されたリンク始点
から渋滞箇所最後尾までの距離とリンク始点から規制箇
所までの距離を経路始点からの距離に変換し、その変換
後の距離に対応づけて、渋滞長さ、渋滞データ種別、経
路始点からの規制箇所までの距離、および規制データ種
別を格納して渋滞規制データテーブル(図9)を作成す
る。
【0040】(5)音声要求スイッチが操作されると、
現在地に最も近い誘導ポイントでの進路の案内を音声出
力するとともに、それに引続いて、渋滞箇所までの距離
と規制箇所までの距離を音声出力する。 (6)一定距離走行するごとに、渋滞箇所および規制箇
所について音声出力する条件を満足するか判定し、音声
出力条件を満足する場合に発声フラグをオンし、条件を
満足しない場合は発声フラグをオフする。発声フラグが
オンで車両が渋滞箇所内に位置していれば、現在地から
渋滞箇所先頭までの距離を音声出力する。発声フラグが
オンで車両が渋滞箇所の手前に位置していれば、渋滞箇
所最後尾までの距離を音声出力する。発声フラグがオフ
ならば音声出力を行なわない。
【0041】(7)次の場合に発声フラグがオンされて
渋滞箇所や規制箇所までの距離が音声出力される。 今回初めて渋滞情報が受信されたとき、および初めて
規制情報が受信されたとき。 渋滞情報を音声で報知した後、つぎのような条件a、
b、c、d、eの全てが成立するまで(図17のステッ
プS363、364、365のいずれかが肯定され、そ
の後ステップS367、368、369、370が肯定
されるまで)は音声出力を禁止する。 a:前回報知された渋滞の最後尾までの距離が50km
以上で、同一の渋滞箇所について今回算出された渋滞最
後尾までの距離が50km未満の場合、前回の渋滞最後
尾までの距離が10km以上で、同一の渋滞箇所につい
て今回算出された渋滞最後尾までの距離が10km未満
の場合、または前回の渋滞最後尾までの距離が2km以
上で、同一の渋滞箇所について今回算出された渋滞最後
尾までの距離が2km未満であり、 b:前回音声報知した渋滞最後尾までの距離と、同一の
渋滞箇所について今回算出された渋滞最後尾までの距離
が2km以上離れていて、 c:前回音声報知から5km以上走行し、 d:前回音声報知から10分以上経過し、 e:渋滞箇所が現在地から100km以内である。
【0042】規制情報を音声で報知した後、つぎのよ
うな条件a、b、c、dの全てが成立するまで(図18
のステップS412、413、414のいずれかが肯定
され、、その後ステップS416、417、418が肯
定されるまで)は音声出力を禁止する。 a:前回の規制箇所までの距離が50km以上で、同一
の規制箇所について今回算出された距離が50km未満
の場合、前回の規制箇所までの距離が10km以上で、
同一の規制箇所について今回算出された距離が10km
未満の場合、または前回の規制箇所までの距離が2km
以上で今回が2km未満であり、 b:前回音声報知した規制箇所までの距離と、同一の規
制箇所について今回算出された距離とが2km以上離れ
ていて、 c:前回音声報知から5km以上走行し、 d:前回音声報知から10分以上経過している。 渋滞情報を音声で報知した後、その渋滞箇所とは別の
渋滞が自車位置に近い地点で発生したときは、それら2
つの渋滞箇所の最後尾が10km以上離れていれば、上
記条件(a)が成立しなくても、条件(b)、(c)、
(d)、(e)が成立すれば渋滞最後尾までの距離が再
度報知される(図17のステップS363、364、3
65が否定され、その後ステップS366、367、3
68、369、370が肯定される場合)。 規制情報を音声で報知した後、その規制箇所とは別の
規制が自車位置に近い地点で発生したときは、それら2
つの規制箇所が10km以上離れていれば、上記条件
(a)が成立しなくても、条件(b)、(c)、(d)
が成立すれば規制箇所までの距離が再度報知される(図
18のステップS412、413、414が否定され、
その後ステップS415、416、417、418が肯
定されるまで)。 渋滞箇所の手前に規制箇所があるときは渋滞箇所まで
の距離の音声出力は行なわない(図17のステップS3
61)。
【0043】(8)渋滞箇所と規制箇所がそれぞれ存在
するときは、連続して音声出力する。
【0044】以上の説明では、渋滞箇所が複数ある場合
でも現在地に最も近い1つの渋滞箇所についてのみ音声
で報知するようにしたが、渋滞箇所が複数個ある場合に
それらを全て音声報知したり、所定条件を満足する複数
の渋滞箇所を音声報知してもよい。図21および図22
はそのような場合の一定距離走行ごとに割込まれるフロ
ーチャートと渋滞発声条件チェック処理フローチャート
の一例を示す。
【0045】図21は図16に対応するもので10m走
行ごとに実行されるフローチャートである。図16との
相違点はステップS38Aの判定である。ステップS3
8Aにおいて、現在地から100km以内にまだ音声報
知していない渋滞箇所があるか判定し、あればステップ
S38に戻ってその渋滞箇所最後尾までの距離と渋滞長
を発声する。これにより、100km以内にある全ての
渋滞箇所が音声報知される。100kmを2000km
など大きな数値にすれば、全部の渋滞情報を音声報知す
ることができる。
【0046】図22は図17に対応するもので渋滞情報
発声条件チェック処理のフローチャートである。図17
との相違点は、耳障りな音声出力を抑制するステップS
367〜ステップS370の判定を省略したものであ
る。すなわち、ステップS361〜ステップS366の
音声出力条件の判定にしたがって音声出力を行い、また
は、条件が整っていなければ音声出力を行わないように
するものである。
【0047】なお以上のように渋滞箇所までの距離や規
制箇所までの距離を種々の方式で音声にて報知する処理
プログラムを各種の記憶媒体に記憶させて提供すること
もできる。この場合、乗員はCD−ROMなどの形態で
提供されるプログラムを車両のコンピュータに転送して
使用することになる。あるいは、基地局から無線電波で
そのようなプログラムの提供を受けてもよい。この場
合、上記の方式で渋滞箇所や規制箇所までの距離を音声
で報知するプログラムが基地局のコンピュータに格納さ
れることになる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、推奨経路上に渋滞箇所
や規制箇所が存在する場合に、文字図形データである渋
滞箇所や規制箇所の情報(たとえば現在地からの距離情
報)を音声で出力するようにしたので、乗員は表示画面
を確認することなく、推奨経路上の渋滞箇所や規制箇所
を把握することができる。とくに現在位置に最も近い
渋滞もしくは規制箇所までの距離だけを報知するように
したから、渋滞や規制箇所が複数ある場合にむやみに報
知されず、耳触りな音声報知が防止できる。また、渋滞
箇所を報知する場合に渋滞長を併せて報知するようにし
たので、渋滞通過に要する時間を考慮することができ、
どの経路を通ればよいかを判断しやすくなくる。また、
渋滞や規制箇所が複数ある場合に現在位置から所定距離
内のものを報知するようにしたので、現在位置から所定
距離内の経路上の渋滞や規制を予め把握することができ
る。また、例えば今回報知しようとしている渋滞箇所ま
での距離が前回報知したときの距離よりも短くなるまで
は報知しないようにできるので、渋滞箇所までの距離が
前回よりも近づかないのに報知されるのが防止される。
また、前回報知してから所定距離以上走行しないときは
再度報知しないようにしたので、渋滞箇所までの距離が
頻繁に報知されるのが防止される。また、前回報知して
から所定時間以上経過しないときは再度報知しないよう
にしたので、渋滞箇所までの距離が頻繁に報知されるの
が防止される。また、設定された経路上の誘導案内を音
声で行なうような設定がなされた場合に、誘導案内に続
いて渋滞箇所までの距離を報知するようにしたので、誘
導案内の音声報知が禁止されている場合に渋滞箇所まで
の距離が報知されることがなく、静かな運転室環境で旅
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナビゲーション装置の一実施の形
態を示すブロック図
【図2】道路地図データを説明する図
【図3】道路地図データテーブルを説明する図
【図4】推奨経路、渋滞情報、規制情報の具体例を説明
する図
【図5】推奨経路データテーブルを説明する図
【図6】誘導ポイントテーブルを説明する図
【図7】渋滞情報提供データテーブルを説明する図
【図8】規制情報提供データテーブルを説明する図
【図9】渋滞規制情報データテーブルを説明する図
【図10】推奨経路始点から渋滞箇所と規制箇所までの
距離を説明する図
【図11】推奨経路設定処理を示すフローチャート
【図12】交通情報受信処理を示すフローチャート
【図13】推奨経路データテーブル上に渋滞情報を登録
する処理を示すフローチャート
【図14】推奨経路データテーブル上に規制情報を登録
する処理を示すフローチャート
【図15】音声要求スイッチ操作時の処理を示すフロー
チャート
【図16】一定距離走行ごとに実行される音声出力処理
を示すフローチャート
【図17】渋滞情報の発声条件をチェックする処理を示
すフローチャート
【図18】規制情報の発声条件をチェックする処理を示
すフローチャート
【図19】一定時間で割込まれる時間計時処理のフロー
チャート
【図20】音声内容を説明する図
【図21】複数の渋滞箇所を音声報知するための一定走
行距離ごとに実行されるフローチャート
【図22】複数の渋滞箇所を音声報知するための渋滞発
声条件チェック処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1a ジャイロ 1c 車速センサ 2a CD−ROMドライバ 2b CD−ROM 3 中央演算装置 4a 入力装置 5 ディスプレイ 6 FM多重受信機 7b スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 - 21/36 G08G 1/09 - 1/0969 G09B 29/00 - 29/10 G09F 27/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経路設定手段により、目的地までの経路を
    設定し、現在位置検出手段により、 現在位置を検出し、受信手段により、 外部からの交通情報を受信し、音声出力制御手段により、 前記受信した交通情報の中に
    前記設定された経路上で渋滞もしくは規制箇所が複数あ
    る場合、前記設定された経路上で前記現在位置に最も近
    い箇所までの距離を音声により出力することを特徴とす
    るナビゲーション装置制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1のナビゲーション装置制御方法に
    おいて、前記音声出力制御手段により、 前記距離とともに渋滞長
    を併せて音声により出力することを特徴とするナビゲー
    ション装置制御方法。
  3. 【請求項3】経路設定手段により、目的地までの経路を
    設定し、現在位置検出手段により、 現在位置を検出し、受信手段により、 外部からの交通情報を受信し、音声出力制御手段により、 前記受信した交通情報の中に
    前記設定された経路上で渋滞もしくは規制箇所がある場
    合、その箇所と現在位置との間の経路上の距離が所定距
    離内にある箇所について前記距離を音声により出力する
    ことを特徴とするナビゲーション装置制御方法。
  4. 【請求項4】経路設定手段により、目的地までの経路を
    設定し、現在位置検出手段により、 現在位置を検出し、受信手段により、 外部からの交通情報を受信し、距離演算手段により、 前記受信した交通情報の中に前記
    設定された経路上の渋滞箇所がある場合には、前記検出
    されている現在位置と前記渋滞箇所までの距離を演算
    し、音声出力制御手段により前記渋滞箇所について音声によ
    る出力が前回なされている場合、該音声出力制御手段に
    より、 前記演算した距離に基づいて、前記渋滞箇所につ
    いての音声による出力を禁止することを特徴とするナビ
    ゲーション装置制御方法。
  5. 【請求項5】経路設定手段により、目的地までの経路を
    設定し、受信手段により、 外部からの交通情報を受信し、音声出力制御手段により、 前記受信した交通情報の中に
    前記設定された経路上の渋滞箇所がある場合には、前記
    渋滞箇所について音声により出力し、演算手段により、 前回音声により出力した地点からの走
    行距離を演算し、前記音声出力制御手段により、 前記演算された走行距離
    が所定値以上になるまで、渋滞箇所についての音声によ
    る出力を禁止することを特徴とするナビゲーション装置
    制御方法。
  6. 【請求項6】経路設定手段により、目的地までの経路を
    設定し、受信手段により、 外部からの交通情報を受信し、音声出力制御手段により、 受信した交通情報の中に前記
    設定された経路上の渋滞箇所がある場合には、前記渋滞
    箇所について音声により出力し、演算手段により、 前回音声により出力した時点からの経
    過時間を演算し、前記音声出力制御手段により、 前記演算された経過時間
    が所定時間以上になるまで、渋滞箇所についての音声に
    よる出力を禁止することを特徴とするナビゲーション
    制御方法。
  7. 【請求項7】設定手段により、目的地までの経路および
    誘導地点での誘導案内を設定し、受信手段により、 外部からの交通情報を受信し、音声出力制御手段により、 前記誘導案内を音声で行うた
    めの操作部材が操作されたとき、前記誘導案内を音声に
    より出力するとともに、前記受信した交通情報の中に前
    記設定された経路上の渋滞箇所がある場合には、前記誘
    導案内の音声による出力に引き続き前記渋滞箇所につい
    て音声により出力することを特徴とするナビゲーション
    装置制御方法。
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