JP3477636B2 - 缶の中蓋および外蓋の装着装置 - Google Patents

缶の中蓋および外蓋の装着装置

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JP3477636B2 JP17045598A JP17045598A JP3477636B2 JP 3477636 B2 JP3477636 B2 JP 3477636B2 JP 17045598 A JP17045598 A JP 17045598A JP 17045598 A JP17045598 A JP 17045598A JP 3477636 B2 JP3477636 B2 JP 3477636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷インク、塗料、
ペイント等を充填した缶に中蓋および外蓋を自動的に装
着する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、印刷インク、塗料などを充填し
た円筒缶には、該充填物表面が空気と接触して酸化固化
することを防止するために、中蓋を該表面の全面に密着
させる必要があり、該中蓋を装着するには、人手によ
り、内容物を充填した円筒缶の開口部の上から、中蓋の
中心部を該缶開口部の中心部に載せ、間の空気を排出す
るように、周辺部に手または篦等で撫でながら中蓋を施
していた。空気の排出が完全にできるまでには、可なり
の熟練を要していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は印刷インクを
充填した円筒缶に中蓋及び外蓋の装着を、従来の手作業
を省力化し全自動化することを目的としている。
【0004】
【課題を解決すための手段】上記目的を達成するための
本発明の装置は、課題解決のために円筒缶Yの移送機構
A、中蓋積載供給機構K、中蓋ピックアップ機構M、中
蓋搬送機構I、中蓋密着エア抜き機構E、内蓋嵌合装着
機構F、外蓋積載供給機構L及びL、外蓋搬送機構
J及び外蓋嵌装着機構合H等の諸機構を施した。
【0005】円筒缶Yの移送機構Aは、ローラコンベア
1を基台とし、B位置直後の円筒缶Yの数個分に相当す
る区間の該コンベア1を前進駆動とし、B位置直後の該
コンベアの側部に、シリンダーで前後に作動するストッ
パーを設け、該コンベアの側部に往復シリンダー2で往
復するタクト移送レバー3が設けられ、該移送レバー3
は、アクチュエータで垂直位置から水平位置へ回動可能
な数個のU字形レバーからなり、各U字形レバーのU字
形は円筒缶Yの缶胴を挟込むに適した成型がされてお
り、各レバー3が水平位置で円筒缶Yの缶胴を挟込んだ
状態で、往復移送シリンダー2が前進作動し、円筒缶Y
を次の行程位置へ順次移送し、移送後には該レバー3は
垂直位置に回動した後、タクト移送レバー3が元の位置
に戻る手段を施した円筒缶Yの移送機構A。
【0006】D位置の後方部に設けられている中蓋積載
供給機構Kは、基台となるのターンテーブル5には一定
の角度回転をなし得るゼネバ歯車を設け、該ターンテー
ブル上には数個の中蓋積載盤が設けられ、各中蓋積載盤
の周辺には、中蓋Nの突出部6を挟む両位置に中蓋ガイ
ド棒7、8を直立せしめ、対向の位置にも中蓋ガイド棒
9、10が設けられ、底部にリフト機構が設けられた中
蓋積載盤に積載されている中蓋Nが、該4本の中蓋ガイ
ド棒に沿って上昇し、該上昇が中蓋積載高さ感知センサ
ーにより、一定の高さを維持し、当該中蓋積載盤の中蓋
Nが全部供給された時、ターンテーブル5が回転し、次
順位の中蓋積載盤を供給部の位置に回転移動させる手段
を施した中蓋積載供給機構K。
【0007】中蓋積載供給機構Kの上部からD位置への
上部に亙り、ロッドレスシリンダーを内蔵している中蓋
搬送杆11が設けられ、該中蓋搬送杆11の下を慴動可
能かつ昇降可能な吸気パット12が懸垂されており、該
吸気パット12は底部が凸扁平球形状であって、該機構
Kに積載されている中蓋Nの最頂部に降下し、吸気して
中蓋Nを吸揚げると同時に、直下に重なっている中蓋N
との間隙に、中蓋Nの周辺四方に配置されている複数の
近接ノズルから空気を吹き付け、直下の中蓋Nを剥離落
下させ、最上部の中蓋N1枚のみを吸着する手段を施し
た中蓋ピックアップ機構M。
【0008】中蓋積載供給機構Kの上部からD位置への
上部に亙りロッドレスシリンダーを内蔵している該中蓋
搬送杆11が設けられ、該杆に慴動可能かつ昇降可能に
懸垂されている吸気パット12でピックアップした中蓋
NをD位置に搬送し、D位置にある円筒缶Yの開口部上
で、吸気を吹気に電磁弁で切替え、中蓋Nを円筒缶Yの
開口部に戴置する手段を施した中蓋搬送機構I。
【0009】円筒缶Yの開口部を覆うカバー13の内側
には、円筒缶Yの径より小径の底面が凸状球面の錐体が
設けられ、該カバー13で該缶開口部をカバーし、中蓋
Nが落下載置されている円筒缶Yの開口部に該錐体が降
下し、中蓋Nの上から該錐体が中心部から円周部へと遠
心回動し、中蓋Nを充填物上面に押し当てると同時に充
填物と中蓋Nとの間の空気を排出し、更に吸気ノズルに
よって空気を排出する手段を施した中蓋密着エア抜き機
構E。
【0010】昇降シリンダーの下部に装着されている円
盤プレート14の押圧下降により、中蓋Nの上部周辺折
返し部に、円筒缶Yの開口周辺部を嵌合させるべく上か
ら押圧を加え、中蓋Nを円筒缶Yの開口周辺部に嵌込む
手段を施した中蓋嵌合装着機構F。
【0011】G位置の後方部の外蓋積載供給機構Lは、
ゼネバ歯車を装着したターンテブル上の数箇所に昇降可
能な外蓋積載盤があり、外蓋Sの供給位置において、外
蓋Sの積戴されている最上部に外蓋吸着パット15が下
降し、外蓋Sを吸着すると同時に、直下で重なり合って
いる外蓋Sとの間隙に、その周辺の数箇所の近接ノズル
から空気を吹き付け、直下の外蓋を剥離落下し、最上部
の外蓋1枚のみが吸着供給され、順次下部の外蓋Sが供
給され、当該積載盤上の外蓋Sが全部供給されると、タ
ーンテーブルにより次順位の外蓋積載盤が外蓋供給部へ
回動する手段を施した外蓋積載供給機構L
【0012】外蓋Sの供給数が多く要求される場合は前
記ターンテーブルによる外蓋積載盤で供給する外蓋積載
供給機構Lに代え、外蓋Sの供給を、函形カセットに
より、例えば、横2列、縦4列の30枚重ねの240枚
を1函として、必要に応じ、該カセットをコンベアで連
接する外蓋積載供給機構Lにすれば、多数供給の要求
に対応が可能である。該外蓋積載供給機構Lでは2連
の吸着パットが2枚の外蓋Sを吸着し供給コンベアに移
送載置し、順次上から下の外蓋Sを移送し、更に順次手
前から後部列への積載外蓋Sを移送する。1カセット内
の移送が完了すれば、順次連接するカセットに収納され
ている外蓋Sを移送することゝした外蓋積載機構L
【0013】外蓋積載供給機構LまたはLとG位置
の間の上部には、ロッドレスシリンダーを内蔵している
外蓋移送杆16が設けられ、外蓋吸着パットが吸着した
1枚の外蓋Sを吸着した状態でG位置に搬送し、G位置
の上で該吸気パットの吸気を吹気に電磁弁により切替
え、円筒缶Yの上に外蓋Sを戴置する手段を施した外蓋
搬送機構J。
【0014】押圧円盤17が昇降シリンダー18で下降
し外蓋Sを円筒缶Yの上部に嵌合し装着させる手段を施
した外蓋嵌合装着機構H。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1においてローラコン
ベア1の側部に設けられた往復シリンダー2によりタク
ト移送レバー3は、ローラコンベア1に沿って往復慴動
でき、また、該タクト移送レバー3は、アクチュエータ
の作動で垂直位置から水平位置へ、水平位置から垂直位
置へ回動でき、B位置に押出された円筒缶は、タクト移
送レバー3が水平位置のときには、該レバーで缶胴を挟
込み、その状態で往復シリンダー2が前進し、該缶をC
位置に移送し、移送後には該レバーが垂直位置となり、
往復シリンダー2により後進し元の位置に戻る。この連
続作用で該缶はB位置からH位置へと移送される。円筒
缶のB位置への押出しは、ローラコンベア1のB位置直
後の円筒缶数缶分に相当する区間部分を駆動モータによ
り動力コンベアとし、該タクト移送レバー3が元の位置
に戻ったときに、シリンダーによりストッパーが解放作
動するようにセットされているので、B位置直後の動力
コンベー上の円筒缶は、1缶ずつB位置から押出され
る。また、タクト移送レバー3は、連続7個のU字型の
レバーで構成されているので、該レバーの連続作動で、
円筒缶Yは一定のリズムでB位置からH位置へタイムリ
ーに移送される移送機構Aである。場合により、行程が
増えればレバーを増やし、行程が減少すれば削減し、行
程に即応しての実施が可能である。
【0016】B位置に押出された円筒缶Yがタクト移送
レバー3により、C位置に移送され、C位置では、円筒
缶Yのセット位置を定める機構Cがある。即ち、C位置
においては円筒缶Yの上部を押さえる円盤プレートと、
該円盤プレートを水平回転駆動する駆動モータとが昇降
シリンダーに連接され、該昇降シリンダーの作動で昇降
可能であり、C位置にある円筒缶Yの開口周辺を上から
該円盤プレートで押圧した状態で回転により、該円筒缶
Yを水平回転させ、該缶の缶胴の外周側面の接合継目を
感知したときに該回転駆動を停止させ、該缶を一定位置
に定置する位置きめ機構Cを実施できる。C位置の位置
きめは、H位置に移送された後に、ラベル貼付する際
に、円筒缶Yの缶胴の一定の位置に該ラベルが整然と貼
付する時に実施する。
【0017】D位置の後方部に設けられている中蓋積載
供給機構Kは、基台となるターンテーブル5には、一定
の角度回転をなし得るゼネバ歯車を設け、該ターンテー
ブル上には数個の中蓋積載盤の周辺には、中蓋Nの突出
部6を挟む両位置に、中蓋ガイド棒7、8を直立して設
け、対向の位置にも中蓋ガイド棒9、10が設けられ、
底部にリフト機構が設けられた中蓋積載盤上に積載され
ている中蓋Nが、該4本の中蓋ガイド棒に沿って上昇
し、該上昇が中蓋積載高さ感知センサーにより、一定の
高さを維持し、当該中蓋積載盤上の中蓋Nが全部供給さ
れた時、ターンテーブル5が回転し、次順位の中蓋積載
盤を供給部の位置に回転移送させる中蓋積載供給機構で
ある。該ゼネバ歯車は、ターンテーブル上の中蓋積載盤
が4個の場合は、90度ずつ回転するものとし、6個の
積載盤の場合は、60度ずつ回転するものを装備して実
施する。
【0018】中蓋積載供給機構Kの上部からD位置への
上部に亙るには、ロッドレスシリンダーを内蔵している
中蓋搬送杆11が設けられ、該中蓋搬送杆11の下を慴
動かつ昇降可能な吸気パット12が懸垂されており、該
吸気パット12は底部が凸扁平球状であって、該機構に
積載されている中蓋の最頂部に降下し、吸気して中蓋N
を吸揚げると同時に、直下に重なっている中蓋Nとの間
隙に、該中蓋Nの周辺四方に配置されている複数の近接
ノズルから空気を吹き付け、直下の中蓋Nを剥離落下さ
せ、最上部の中蓋1枚のみを吸着する中蓋ピックアップ
機構Mで実施する。中蓋の吸着と、近接ノズルからの空
気吹き付けは、適宜センサーによりタイムリーなものに
セットして実施する。
【0019】前記中蓋ピックアップ機構Mでピックアッ
プされた1枚の中蓋は、吸気パットで中蓋を吸気した状
態で、中蓋搬送杆11を慴動してD位置上の円筒缶Yの
開口部上まで搬送し、吸気を吹気に電磁弁で切替え、中
蓋Nを円筒缶Yの開口部に載置する中蓋搬送機構Iで、
中蓋をD位置まで搬送実施する。
【0020】D位置からE位置に移送された円筒缶Y
は、該円筒缶の開口部を覆う缶開口カバー13の内側に
は、円筒缶Yの径より小径の底面が凸状球面の錐体が設
けられ、該カバー13で該開口部をカバーし、中蓋が落
下載置されている円筒缶の開口部に該錐体が降下し、中
蓋Nの上から該錐体が、中心部から円周部へと遠心回動
し、中蓋Nを充填物上面に押当てながら、充填物と中蓋
Nとの間の空気を排出し、更に吸気ノズルによって空気
を排出する中蓋密着エア抜き機構Eで、中蓋を充填物に
密着させる。
【0021】D位置での行程が完了した状態では、充填
物が中心部に隆起する状態となっているので、D位置か
らE位置に移送された円筒缶Yは、E位置において、昇
降シリンダーの下部に装着されている円盤プレート14
の押圧下降により、中蓋Nの上部周辺折返し部に、円筒
缶の開口周辺部を嵌合させるべく上から押圧を加え、中
蓋Nを円筒缶Yの周辺部に嵌込む中蓋嵌合装着機構Fを
実施し、中蓋Nを円筒缶に完全に装着する。
【0022】G位置の後部の外蓋積載供給機構Lは、
ゼネバ歯車を装着したターンテーブル上の数箇所に昇降
可能な外蓋積載盤があり、外蓋Sの供給位置において、
外蓋Sの積載されている最上部に外蓋吸着パット15が
下降し、外蓋Sを吸着すると同時に、直下で重なり合っ
ている外蓋Sとの間隙に、その周辺の数箇所の近接ノズ
ルから空気を吹き付け、直下の外蓋を剥離落下し、最上
部の外蓋1枚のみが吸着供給され、順次下部の外蓋Sが
供給され、当該積載盤上の外蓋Sが全部供給されると、
ターンテーブルにより次順位の外蓋積載盤が外蓋供給部
へ回動する外蓋積載供給機構Lにより外蓋の供給を実
施する。外蓋Sは金属製であり、中蓋Nに較べ、材質
上、積載体積が嵩張るので、1ロットの積載数が多くす
る場合は、図11に示す函形カセットの構造のものと
し、多数積載数量の要求に対応が可能である。また、タ
ーンテーブルによる外蓋積載供給機構Lに代え、函形
カセットによる外蓋積載供給機構Lを採用し、該カセ
ット内に仕切板を適宜設け、該カセット手前に位置する
外蓋Sの2枚を連装する2つの吸着パットで吸着し、供
給コンベアに載置する構造の外蓋積載供給機構Lのも
のが適する。
【0023】外蓋積載供給機構LまたはLで供給さ
れた外蓋Sは、該機構LまたはLとG位置の間の上
部には、ロッドレスシリンダーを内蔵している外蓋搬送
桿16が設けられ、外蓋供給部上部で外蓋吸着パットが
ピックアップした1枚の外蓋は、吸着された状態で、G
位置に該外蓋を搬送し、G位置の上で、該吸気パットの
吸気を電磁弁の切替え作用により吹気とし、G位置上の
円筒缶の開口部に外蓋Sを載置する外蓋搬送機構Jで、
外蓋を円筒缶Yに搬送を実施する。
【0024】G位置からH位置に移送された円筒缶Y
は、H位置の上部に設けられている昇降シリンダー18
の下に連接されている押圧円盤17が、円筒缶Yの上か
ら下降し、外蓋Sを円筒缶Yの開口部に嵌合し装着する
外蓋押圧嵌合装着機構Hにより、外蓋Sが装着される。
【0025】上記諸機構が1台の台車に固定して設けら
れ、または、外蓋積載供給機構Lが他の台車によって
連接され、これらの諸機構の作動が一定のリズムで同タ
イム内で行われるセンサーがタイムリーにセットされて
いるので、連続して長時間運転が可能である。1ロット
の所要の時間を予めセットして実施が可能である。該作
業は所望の場所に自由に移動し設置され、充填物充填装
置に連接して、実施することも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】移送機構Aにより、充填物を充填された円
筒缶Yが、ローラコンベア上を一定のリズムでタイムリ
ーに移送可能にできる。
【0028】中蓋積載供給機構Kにより、中蓋Nの積載
を数箇所に設け、その箇所数に応じたゼネバ歯車をセッ
トすれば、1ロットの中蓋Nを供給することが可能であ
る。
【0029】中蓋ピックアップ機構Mにより、中蓋Nが
薄い皮膜材質成型品であっても、容易に1枚ずつのピッ
クアップ供給が可能である。
【0030】中蓋搬送機構Iにより、前記ピックアップ
機構Mでピックアップされた中蓋NがD位置に容易に搬
送でき、D位置で確実に中蓋Nを円筒缶Yの開口部に載
置することが可能である。
【0031】中蓋密着エア抜き機構Eにより、中蓋Nが
円筒缶Yの充填物の上に密着でき、しかも中蓋Nと充填
物間の空気を完全に抜取ることが可能である。
【0032】中蓋嵌合装着機構Fにより、中蓋Nの上部
周辺折返し部を、円筒缶の開口周辺部に嵌合装着できる
と共に、充填物の中心部隆起を全面に平らに形成するこ
とが可能である。
【0033】外蓋積載供給機構Lにより、1枚ずつの
外蓋Sが確実に吸着供給か可能であり、連続して多数の
供給が可能となり、更に、外蓋積載供給機構Lの採用
により、より多数枚の外蓋Sが供給可能である。
【0034】外蓋搬送機構Iにより、1枚の外蓋SがG
位置に連続して搬送可能となる。
【0035】外蓋押圧嵌合装着構機Hにより、外蓋Sが
円筒缶Yに完全に装着可能である。
【0036】以上の諸機能が発揮されながら連続作動す
る諸機構が1台の台車上に設けられ、または、他の台車
に設置された外蓋積載供給機構L連接されているの
で、各機構に設けたセンサーとタイマーの作用で、一定
のリズムをもってタイムリーに連続運転か可能であり
る。更に、充填物の充填装置に連接され、一体として運
転すると、充填物の円筒缶への充填から中蓋及び外蓋の
装着が全自動で可能となる。
【0037】本発明の諸機構の内、処理タイムの一番長
いのが約7秒であるから、タクト移送レバー3が6本の
場合は、本発明装置での中蓋および外蓋の装着が6行程
で42秒を要するが、同時移動なので7秒毎に中蓋及び
外蓋の装着が進行する。此等の1タクトの作動の所要タ
イムを、約5秒に短縮すると6行程で約30秒を要する
が、同時移動なので5秒毎に缶の中蓋及び外蓋の装着が
進行することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の平面図である。
【図2】本発明装置の正面図である。
【図3】位置きめ機構Cの右側面図である。
【図4】中蓋載置機構Dの右側面図である。
【図5】中蓋密着エア抜き機構Eの右側面図である。
【図6】カバー機構の右側面図
【図7】中蓋嵌合装着機構Fの右側面図である。
【図8】外蓋載置機構Gの右側面図である。
【図9】外蓋押圧嵌合装着機構Hの右側面図である。
【図10】外蓋積載供給機構Lの平面図である。
【図11】図10の正面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベア 2 往復移送シリンダー 3 タクト移送レバー 4 ストッパー 5 ターンテーブル 6 中蓋Nの突出部 7、8、9、10 中蓋ガイド棒 11 中蓋搬送杆 12 中蓋吸着パット 13 缶開口部カバー 14 円盤プレート 15 外蓋吸着パット 16 外蓋搬送杆 17 押圧円盤 18 昇降シリンダー A 移送機構 B 押出し機構 C 位置きめ機構 D 中蓋載置機構 E 中蓋密着エア抜き機構 F 中蓋嵌合装着機構 G 外蓋載置機構 H 外蓋嵌合装着機構 I 中蓋搬送機構 J 外蓋搬送機構 K 中蓋積載供給機構 L及びL 外蓋積載供給機構 M 中蓋ピックアップ機構 N 中蓋 S 外蓋 Y 円筒缶

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベア(1)の側部に設けられ
    た往復移送シリンダー(2)とアクチュエータで作動す
    るタクト移送レバー(3)によって、該コンベア(1)
    上を円筒缶YがB位置からH位置まで順次移送でき、B
    位置直前の円筒缶数缶に相当する部分を動力コンベアと
    し、該移送レバー(3)がB位置へ戻ると共に解放作動
    するストッパー(4)をB位置直後に設けた円筒缶Yの
    移送機構Aと、D位置後部の中蓋積載供給機構Kと、中
    蓋積載供給機構Kで供給された中蓋NをD位置へ搬送す
    る中蓋搬送機構Iと、D位置で中蓋Nを円筒缶Yの充填
    物の上表面に密着させエア抜きする中蓋密着エア抜き機
    構Eと、中蓋Nを円筒缶Yの開口に嵌込む中蓋嵌合装着
    機構Fと、G位置後部の外蓋積載供給機構LまたはL
    と、供給された外蓋SをG位置に搬送する外蓋搬送機
    構Jと、H位置で外蓋Sを円筒缶Yの開口部に嵌合する
    外蓋嵌合装着機構Hの諸機構が、基盤上に設けられ、セ
    ンサーの作用で相互にタイムリーに作動する自動制御シ
    ステムにより、内容物が充填された円筒缶Yに中蓋およ
    び外蓋を装着する装置。
  2. 【請求項2】 D位置の後方部に設けられている中蓋積
    載供給機構Kは、基台となるターンテーブル(5)には
    一定の角度回転をなし得るゼネバ歯車を設け、該ターン
    テーブル(5)上には複数個の中蓋積載盤が設けられ、
    各中蓋積載盤の周辺には、中蓋Nの突出部(6)を挟む
    両位置に中蓋ガイド棒(7)、(8)を直立せしめ、対
    向の位置にも中蓋ガイド棒(9)、(10)が設けら
    れ、底部にリフト機構が設けられた中蓋積載盤に積載さ
    れている中蓋Nが、該4本の中蓋ガイド棒に沿って上昇
    し、該上昇が中蓋積載高さ感知センサーにより、一定の
    高さを維持し、当該中蓋積載盤の中蓋Nが全部供給され
    た時、ターンテーブル(5)が回転し、次順位の中蓋積
    載盤を供給部の位置に回転移動させる中蓋積載供給機構
    Kであって、中蓋積載供給機構Kの上部からD位置への
    上部に亙り、ロッドレスシリンダーを内蔵している中蓋
    搬送杆(11)が設けられており、該中蓋搬送杆(1
    1)の下を慴動可能かつ昇降可能な吸気パット(12)
    が懸垂されており、該吸気パット(12)は底部が凸扁
    平球形状であって、該機構Kに積載されている中蓋Nの
    最頂部に降下し、吸気して中蓋Nを吸揚げると同時に、
    直下に重なっている中蓋Nとの隙間の周辺四方に配置さ
    れている複数の近接ノズルから空気を吹き付け、直下の
    中蓋Nを剥離落下させ、最上部の中蓋N1枚のみを吸着
    する、中蓋ピックアップ機構M。
  3. 【請求項3】E位置において、円筒缶Yの開口部を覆う
    缶開口部カバー(13)は、開口部周辺内面に密着用部
    材が設けられており、シリンダーにより該カバー(1
    3)が開口部周辺に密着すると同時に、該カバー(1
    3)の上部内面に円筒缶Yの径より小径の底面が凸状球
    面の錐体が設けられているので、中蓋Nが落下載置され
    ている円筒缶Yの開口部に該錐体が降下し、内蓋Nの上
    から該錐体で押され、空気が、中心部から円周部へと遠
    心回動し、中蓋Nを充填物上面の全面に押し当てると同
    時に、充填物と中蓋Nとの間の空気を排出し、更に該カ
    バー(13)に設けてある吸気ノズルによって残留空気
    を排出する中蓋密着エア抜き機構E。
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