JP3477285B2 - 缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物 - Google Patents

缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物

Info

Publication number
JP3477285B2
JP3477285B2 JP23817095A JP23817095A JP3477285B2 JP 3477285 B2 JP3477285 B2 JP 3477285B2 JP 23817095 A JP23817095 A JP 23817095A JP 23817095 A JP23817095 A JP 23817095A JP 3477285 B2 JP3477285 B2 JP 3477285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
resin
parts
solvent
white coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23817095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0978004A (ja
Inventor
昌一 福本
英明 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink SC Holdings Co Ltd filed Critical Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Priority to JP23817095A priority Critical patent/JP3477285B2/ja
Publication of JPH0978004A publication Critical patent/JPH0978004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3477285B2 publication Critical patent/JP3477285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶用溶剤型ホワイ
トコーチング組成物に関し、特に下地隠蔽力および耐オ
イルハジキ性に優れ、かつ耐レトルト性があって、飲料
缶の外面塗装に好適な缶用溶剤型ホワイトコーチング組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料水等を収容する飲料缶の外面
は、缶材の腐食を防止し、美的商品価値を高め、かつ殺
菌処理時の熱処理工程にも耐え得る塗膜により被覆形成
されている。通常、飲料缶等においては、下地金属のス
チールないしアルミニウムを隠蔽し、美装性を高めるた
めに、いわゆるホワイトコーチングが用いられる。ホワ
イトコーチングには隠蔽力に優れることが求められ、隠
蔽性のある顔料、例えば酸化チタン等を含有する塗料が
用いられる。一方、ホワイトコーチングの乾燥塗膜量と
隠蔽力は、ほぼ比例の関係にあり、一般的に同一の塗料
で隠蔽力を上げようとすると、乾燥塗膜量を増加させな
けれならない。
【0003】従来より、飲料缶は内容物の殺菌のために
各種の加熱処理が施され、飲料缶用の各種塗料の塗膜に
は、加熱処理に対する種々の耐性が求められ、当然なが
ら前記したホワイトコーチング塗膜も隠蔽力以外にも種
々の耐性が求められる。飲料缶内容物がジュースなどの
場合には、パスト処理と呼ばれる80℃×20分程度の
殺菌処理が施される。内容物がお茶やコーヒーなどの場
合は、120℃加圧沸騰水によって、20〜30分間殺
菌処理(レトルト処理)される。パスト処理とレトルト
処理とでは、レトルト処理の方が処理条件が厳しいた
め、パスト処理に対する耐性を有する塗膜を与える塗料
(以下、パスト対応品と略す)を、そのまま対レトルト
処理用に用いることは困難であった。すなわち、塗膜が
レトルト処理に耐え得るようにするためには、アミノ樹
脂などの硬化性樹脂をより増やさなければならないが、
アミノ樹脂を増加すると隠蔽力がパスト対応品より低下
してしまう。これは、アミノ樹脂中ののベンゼン環の為
に樹脂の屈折率が上がり、酸化チタン等の顔料の屈折率
との差が小さくなってしまうためと考えられる。この
為、隠蔽力と耐レトルト性を併せ持つホワイトコーチン
グが待ち望まれてきた。
【0004】また、従来のホワイトコーチングでは、塗
装後、焼き付け硬化する前のウェッット塗膜表面に機械
油等の異物が付着すると、ハジキ不良を引き起こし、美
観の劣る製品が出来てしまうことが多かった。そこで、
ハジキ不良を防ぐ為に、塗料中にシリコーン系添加剤
や、アクリル系共重合物等を添加して、塗膜表面にバリ
アー層を形成させ、ハジキの発生を抑える方法が知られ
ている。しかし、この方法によると、ハジキ不良が改善
されても、乾燥過程で起きる塗液中の熱による対流が、
バリアー層の為に阻害され、凹凸のある美観に劣る塗膜
が形成されてしまう欠点があった。また、特にシリコー
ン系の添加剤を用いた場合、相溶性に難があることが多
く、添加剤の選択を誤ると逆にそれ自身がハジキの原因
になってしまう恐れがあった。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は上記現状に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは飲
料缶殺菌処理の熱処理工程、特にレトルト処理にも耐え
得る耐水性を有し、かつ、隠蔽力および耐オイルハジキ
性に優れる缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記(a)(b)(c) からなる樹脂成分(ただし上記(a),(b)お
よび(c)の合計量を100重量部とする)および顔料を
含有することを特徴とする缶用溶剤型ホワイトコーチン
グ組成物である。 (a) 下記一般式で表される炭素数の長いアルキル基を持
つアクリル酸及び/またはメタクリル酸のアルキルエス
テル5〜60重量%を、共重合可能な不飽和単量体と共
重合せしめたアクリル樹脂;30重量部〜50重量部 一般式 CH2=CHCOOCn2n+1、またはCH2=C (CH3)COOCn2n+1 n≧5 (b) アミノ樹脂;30重量部〜55重量部 (c) エポキシ樹脂;5重量部〜25重量部
【0007】
【発明の実施の形態】以下詳細に本発明を説明する。本
発明において用いられる(a) アクリル樹脂は、炭素数5
以上のアルキル基を有するアクリル酸及び/またはメタ
クリル酸のアルキルエステル(以下、該(メタ)アクリ
ル酸長鎖アルキルエステルと略す。)を5重量%以上6
0重量%以下、共重合可能な不飽和単量体と共重合せし
めたものである。これらの該(メタ)アクリル酸長鎖ア
ルキルエステルは、アクリル樹脂原料中に好ましくは2
5重量%以上含有される。5重量%未満になると、隠蔽
力および耐オイルハジキ性の効果が殆ど期待できない。
一方、60重量%を超えると、焼き付け時の塗料中のワ
ックスの浮きが抑えられ、滑性が劣る場合がある。該
(メタ)アクリル酸長鎖アルキルエステルとしては、ア
クリル酸イソアミル、アクリル酸2−エチルヘキシル、
アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、メタクリ
ル酸n−ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、
メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸トリデシル、メ
タクリル酸ステアリル等があり、特にアクリル酸2−エ
チルヘキシルが、合成後のアクリル樹脂の性状(粘度、
透明性)の点で好ましい。
【0008】本発明のホワイトコーチング組成物は、
(a) アクリル樹脂中の該(メタ)アクリル酸長鎖アルキ
ルエステルによって、酸化チタン等の顔料の分散性が向
上し、その結果隠蔽力を向上できたものである。すなわ
ち、酸化チタン等の顔料は主としてアクリル樹脂中のカ
ルボキシル基によって、塗料中に分散されるものである
が、アクリル樹脂中に長鎖のアルキルエステルを相当量
含有せしめることによって、酸化チタン等の顔料の周囲
に長鎖のアルキルエステルに由来する立体障害の効果が
生じ、分散性が向上したものと考えられる。
【0009】本発明の(a) アクリル樹脂に用いられる、
該(メタ)アクリル酸長鎖アルキルエステルと共重合可
能な不飽和単量体としては、アクリル酸メチル、メタク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチ
ル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−ブチル等
のアクリル酸及び/またはメタクリル酸アルキルエステ
ル、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等のカルボ
キシル基含有の不飽和単量体、アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル等の水酸
基含有の不飽和単量体、メタクリル酸グリシジル等のエ
ポキシ基含有の不飽和単量体、アクリルアミド、メタク
リルアミド等のアミノ基含有の不飽和単量体、その他ス
チレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、ビニルトル
エン等の不飽和単量体等が挙げられる。
【0010】本発明のアクリル共重合物は、通常の溶液
重合法によって得ることができる。すなわち、上記の該
(メタ)アクリル酸長鎖アルキルエステルとその他の不
飽和単量体を有機溶剤中でベンゾイルパーオキサイドの
ような過酸化物を触媒としラジカル重合する。ついで、
溶液中の有機溶剤を減圧下、40〜130℃の範囲内で
留去してアクリル樹脂の溶液が得られる。ここで使用す
る有機溶剤は、後工程の留去を考慮すると、沸点が15
0℃以下の溶剤を少なくとも一種を使用することが好ま
しく、合成時の温度および合成重合体の有機溶剤への溶
解力を考慮に入れると、沸点が40〜150℃の範囲の
ものとしては、イソプロピルアルコール、n−ブタノー
ル、イソブチルアルコール等のアルコール系溶剤および
トルエン、キシレン等の炭化水素系溶剤が好ましい。そ
の他、必要に応じ、エチレングリコールモノブチルエー
テル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ある
いはカルビトール系等の高沸点溶剤を併用しても良い。
本発明のアクリル樹脂は、全樹脂成分の固形分中30重
量部〜50重量部が使用され、30重量部未満では、下
地素材への密着性が低下する。また50重量部を超える
と、硬度が低下し、耐水性も劣る。
【0011】本発明に用いられる(b) アミノ樹脂は、部
分アルキルエーテル化メラミン樹脂、部分アルキルエー
テル化ベンゾグアナミン樹脂、またはスピログアナミン
樹脂から選ばれる。(b) アミノ樹脂は、全樹脂成分の固
形分中30重量部〜55重量部を使用する。30重量部
未満では、硬度が低下し、耐水性も劣る。55重量部を
越えると、塗膜の加工性が低下する。また、樹脂全体の
屈折率が上がり、ホワイトコーチングにした場合、隠蔽
力が劣る傾向がある。
【0012】本発明に用いられる(c) エポキシ樹脂とし
ては、芳香族系のものが好ましく、特にビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等
の1分子中のエポキシ基が0.5以上であって、数平均
分子量300以上、好ましくは900以上のものが使用
される。(c) エポキシ樹脂は全樹脂成分の固形分中5重
量部〜25重量部を使用する。5重量部未満では密着
性、耐食性が低下し、25重量部を超えると、塗料の貯
蔵安定性が低下する。
【0013】本発明は、上記(a) アクリル樹脂、(b) ア
ミノ樹脂、(c) エポキシ樹脂を樹脂成分(ただし(a),
(b) および (c)の合計量を100重量部とする。)と
し、これに、酸化チタン等の顔料を混合、練肉し、次に
溶剤および添加剤を加え、缶用溶剤型ホワイトコーチン
グ組成物を作成するものである。ホワイトコーチング用
の顔料としては、隠蔽性に優れる酸化チタンが最も好ま
しく、更に塗料の色味を調節する目的で適宜その他の顔
料、例えば水酸化アルミニウム等を併用することができ
る。酸化チタン等顔料/樹脂成分(固形分)の重量比
は、1.0/1.0〜1.5/1.0の範囲が望まし
く、1.1/1.0〜1.3/1.0の範囲が更に望ま
しい。顔料分が少ないと隠蔽性を向上し難くなり、一方
顔料分が多い、すなわち樹脂成分が少ないと塗膜耐性の
バランスを欠くばかりでなく、乾燥塗膜が薄くなり、そ
の結果隠蔽性を向上でき難くなる。
【0014】本発明のホワイトコーチング組成物には、
必要に応じて硬化助剤として酸触媒例えば、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、ジ
ノニルナフタレンジスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、p−トルエンベンゼンスルホン酸、リン酸、リン酸
エステル等を樹脂固形分100部に対し、0.1〜1.
0部を添加して塗料化することもできる。
【0015】また、本発明の効果を損なわない範囲で、
塗料用樹脂として一般的に用いられているポリオール樹
脂、ポリエステル樹脂、ケトン樹脂、カプロラクトン樹
脂等を混合することも可能である。また、同様にレベリ
ング剤、消泡剤、潤滑剤を添加することも可能である。
本発明のホワイトコーチング組成物は、ロールコーター
塗装、スプレー塗装、電着塗装、浸漬塗装等の公知の手
段により基材に塗装することができる。適応される基材
としては、電気錫メッキ鋼鈑、亜鉛鋼鈑、鋼鈑、アルミ
ニウム板等の金属基材がある。焼付乾燥条件としては1
50℃〜240℃で50秒〜20分の範囲から選ぶこと
が出来る。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。例中、部とは重量部を、%とは重量%をそれぞれ表
す。
【0017】製造例1 (アクリル樹脂溶液A1の製造)温度計、攪拌機、還流
冷却器、滴下槽、窒素ガス吹込管を備えた四ツ口フラス
コにn−ブタノール400部を仕込み、窒素ガスを導入
しつつかきまぜながら温度を105℃に保ち、滴下槽か
らスチレン20%、メタクリル酸メチル20%、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、45%、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、5%、メタクリル酸10%、およびベ
ンゾイルパーオキサイド2部の混合物を2時間にわたっ
て滴下した。その後、105℃に保ち1時間反応し、ベ
ンゾイルパーオキサイド0.5部を添加し、更に1時間
反応させ、ベンゾイルパーオキサイド0.5部を添加
し、1時間反応後、終了した。減圧下120℃にてn−
ブタノールを留去し、固形分60%の透明で粘稠なアク
リル樹脂溶液A1を得た。
【0018】製造例2〜8 製造例1に従って表1に示したモノマー組成にて同様に
重合させ、アクリル樹脂溶液A2〜8を得た。
【0019】
【表1】
【0020】実施例1〜5 表2に示す各樹脂成分(固形分)を混合し、更に、総樹
脂成分と同重量部の酸化チタンと混合、練肉した後、ブ
チルセロソルブを添加して、固形分を70%に調整し
た。これに、触媒、レベリング剤、滑剤を添加して、缶
用溶剤型ホワイトコーチング組成物を得、種々の試験を
した。結果を表3に示す。
【0021】比較例1〜8 実施例1〜5と同様の方法で表2に示す配合で、缶用溶
剤型ホワイトコーチング組成物を得た、種々の試験をし
た。結果を表3に示す。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】(1) 塗装性試験(耐オイルハジキ性) ブリキ板上にバーコーターにて乾燥後塗膜量が100c
2 当たり210mgになるように塗布後、ピンチェー
ン用オイルを霧状に散布し、ガスオーブンにて焼き付
け、ハジキ程度を評価。 ハジキが拡がらず、良好なレベル:◎ ハジキが少し拡がるが、問題ないレベル:○ ハジキがやや拡がり、目立つレベル:△ ハジキが拡がり、劣る:×
【0025】(2) 下地隠蔽力試験 ブリキ板上にバーコーターにて乾燥後塗膜量が100c
2 当たり250mgになるように塗布後、ガスオーブ
ンにて200℃で2分間焼き付け、日本電色工業(株)
製カラーマシンΣ−80型により、L値を測定、評価し
た。 L値が87.2以上:◎ L値が87.0〜87.2:○ L値が86.8〜87.0:△ L値が86.8以下:×
【0026】(3) 塗膜物性試験 :板厚0.23mmのブ
リキ板上にロールコート塗装により乾燥後塗膜量が10
0cm2 当たり210mgになるように塗装し、ガスオ
ーブンにて雰囲気温度20℃で2分間焼き付ける。これ
に溶剤型仕上げニスを、同様にロールコート塗装で乾燥
後塗膜量100cm2 当たり60mgになるように塗装
し、ガスオーブンにて雰囲気温度200℃で2分間焼き
付ける。更に、5分間の追い焼きを行い、試験パネルを
作成した。 ・耐水性試験 :塗装パネルを水中に浸漬し、130℃−
30分間の熱処理を行った後、塗膜の白化状態を評価し
た。 白化・ブリスター等の変化が生じなかった。:○ 部分的に白化・ブリスターが生じた。:△ 全面に白化・ブリスターが生じた。:× ・加工性試験 :デュポン式、1/2インチ、500g荷
重で試験した。 塗膜にワレ・クラック等が生じなかった。:○ 一部にワレ・クラックが生じた。:△ 全面にワレ・クラックが生じた。:× ・鉛筆硬度試験 :JIS規格に則った鉛筆硬度試験法に
より評価した。 ・密着性試験 :カッターでゴバン目切り込みを入れ、セ
ロテープ剥離率を評価した。 塗膜の剥離が見られなかった。:○ 一部、剥離が生じた。(剥離率0〜20%):△ 塗膜の剥離が著しい。(剥離率20%以上):× ・滑性 :ホワイトコーチング塗装板上の滑性(動摩擦係
数μ)を評価。 鋼球3点支持式、荷重1kg、引っ張り速度:1000
mm/分。 μの値が0.1以下:○ μの値が0.1〜0.2:△ μの値が0.2以上:×
【0027】(4) 貯蔵安定性試験 :塗料を37℃の恒温
器に保存し、5日、10日、30日後の粘度を測定し
た。 貯蔵中の粘度が安定していた。:○ 貯蔵中の粘度の上昇が著しい。:×
【0028】
【発明の効果】本発明により、下地隠蔽力と耐オイルハ
ジキ性に優れ、かつ缶殺菌処理のレトルト処理に耐え得
る耐水性を有する缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物
が得られるようになった。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−79266(JP,A) 特開 平2−163172(JP,A) 特開 昭58−145765(JP,A) 特開 昭62−218454(JP,A) 特開 平4−323277(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 5/00 C09D 133/04 C09D 161/20 C09D 163/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a)(b)(c) からなる樹脂成分(ただ
    し上記(a),(b) および(c)の合計量を100重量部とす
    る)および顔料を含有することを特徴とする缶用溶剤型
    ホワイトコーチング組成物。 (a) 下記一般式で表される炭素数の長いアルキル基を持
    つアクリル酸及び/またはメタクリル酸のアルキルエス
    テル5〜60重量%を、共重合可能な不飽和単量体と共
    重合せしめたアクリル樹脂;30重量部〜50重量部 一般式 CH2=CHCOOCn2n+1、またはCH2=C (CH3)COOCn2n+1 n≧5 (b) アミノ樹脂;30重量部〜55重量部 (c) エポキシ樹脂;5重量部〜25重量部
  2. 【請求項2】 顔料が酸化チタンであることを特徴とす
    る請求項1記載の缶用溶剤型ホワイトコーチング組成
    物。
JP23817095A 1995-09-18 1995-09-18 缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物 Expired - Fee Related JP3477285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23817095A JP3477285B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23817095A JP3477285B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0978004A JPH0978004A (ja) 1997-03-25
JP3477285B2 true JP3477285B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=17026225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23817095A Expired - Fee Related JP3477285B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3477285B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104946043A (zh) * 2015-06-09 2015-09-30 广西柳州高昭贸易有限公司 一种汽车钢圈翻新用漆的制备方法
CN111040549B (zh) * 2019-12-27 2023-03-28 石家庄市油漆厂 一种带油金属表面用水性氨基漆及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0978004A (ja) 1997-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4358510A (en) Metallic painting
JPWO2011013789A1 (ja) コーティング剤用表面調整剤
EP0395439B1 (en) Aqueous coating composition
WO2022148399A1 (zh) 一种氨基树脂醇酸消光漆
JP3477285B2 (ja) 缶用溶剤型ホワイトコーチング組成物
JP3817761B2 (ja) 水性被覆組成物
JPH11148037A (ja) 缶印刷用エネルギー線硬化型印刷インキ組成物及びそれを用いた被覆方法
JPH0138824B2 (ja)
JP2000086968A (ja) 塗料用樹脂組成物
JP3863309B2 (ja) 塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法
JP2008222752A (ja) 水性クリアーワニス組成物
JP3489641B2 (ja) プレコート鋼板用塗料組成物
JPH04500230A (ja) 塗装組成物、その製法及び包装材料の塗装法
JPH1060365A (ja) 被覆用組成物
KR101058352B1 (ko) 자외선 미러 코팅용 도료 조성물
JPH08302274A (ja) 水性塗料組成物
JP3229688B2 (ja) 水性塗料
JPH07316489A (ja) 水性塗料組成物及びそれを用いた金属板
JP2000080324A (ja) 塗料用樹脂組成物
JP2006176689A (ja) ビスフェノールフリー水性塗料
JP3605452B2 (ja) 水性塗料用樹脂及びこれを用いた水性塗料
JP4351856B2 (ja) 被覆組成物およびその製造方法
JPH03149271A (ja) 密着性良好なる熱硬化性溶剤型塗料組成物
JPS6390581A (ja) 熱硬化性防錆塗料
JP4336356B2 (ja) 塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees