JP3477119B2 - フレキシブル配線板の導体層間の接続方法、およびフレキシブル配線板 - Google Patents

フレキシブル配線板の導体層間の接続方法、およびフレキシブル配線板

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JP3477119B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル配線
板の導体層間の接続方法、および、その接続方法によっ
て、導体層間が接続されているフレキシブル配線板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、導体層間が接続されているフ
レキシブル配線板としては、例えば、図10に示すよう
な両面フレキシブル配線板や、図11に示すような部分
両面フレキシブル配線板が知られている。
【0003】図10に示す両面フレキシブル配線板は、
絶縁層1の両面に、接着剤層2を介して導体層3をそれ
ぞれ積層した後、スルーホール4を形成して、次いで、
各導体層3の全体およびスルーホール4にめっき層5を
形成した後、めっき層5が積層された各導体層3を所定
の導体回路に形成し、その後、めっき層5上に、接着剤
層6を介して絶縁層7をそれぞれ積層することによって
形成されている。
【0004】また、図11に示す部分両面フレキシブル
配線板は、絶縁層11の両面に、接着剤層12を介して
導体層13をそれぞれ積層した後、スルーホール14を
形成して、次いで、各導体層13におけるスルーホール
14の周りおよびスルーホール14に部分的にめっき層
15を形成した後、各導体層13を所定の導体回路に形
成し、その後、めっき層15上および各導体層13上
に、接着剤層16を介して絶縁層17をそれぞれ積層す
ることによって形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両面フレキシ
ブル配線板は、その厚みが厚く、しかも、各導体層3上
にめっき層5が形成されているため、高い屈曲性を得る
ことができず、また、製造のための工数も少なくはな
く、低いコストで製造することが困難である。
【0006】一方、部分両面フレキシブル配線板は、め
っき層15が部分的に形成されているため、比較的高い
屈曲性を得ることはできるが、部分的にめっき層15を
形成するために、製造工程がより煩雑で、より工程数が
かかってしまい、そのため、低いコストで製造すること
がより困難である。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、簡単な作業により低
いコストで、導体層間を正確かつ確実に接続することの
できる、フレキシブル配線板の導体層間の接続方法、お
よび、その接続方法によって、導体層間が接続されてい
るフレキシブル配線板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フレキシブル配線板の導体層間の接続方
法であって、少なくとも第1絶縁層および第1絶縁層上
に積層される第1導体層を備え、第1導体層には、第1
絶縁層が積層される反対側の面に、第3絶縁層が積層さ
れており、第1導体層の接続部分において、貫通孔が形
成され、第3絶縁層に形成される孔が、第1絶縁層およ
び第1導体層に形成される孔よりも大きく形成されてい
る第1フレキシブル配線板を用意する工程と、少なくと
も第2絶縁層および第2絶縁層上に積層される第2導体
層を備え、第2導体層の接続部分が、少なくとも前記貫
通孔と対向する位置において露出するように形成されて
いる第2フレキシブル配線板を用意する工程と、第1フ
レキシブル配線板の第1絶縁層に、第2フレキシブル配
線板を、第2導体層の接続部分が前記貫通孔に臨むよう
に接合する工程と、前記貫通孔にはんだペーストを充填
して、リフローする工程とを含んでいることを特徴とし
ている。
【0009】
【0010】また、この場合には、第1導体層における
前記貫通孔に露出する部分に、この露出部分を分断する
隙間を形成するためのスリットが設けられていることが
好ましい。
【0011】また、第2フレキシブル配線板を用意する
工程においては、第2フレキシブル配線板を、第2絶縁
層および第2導体層により形成して、第1フレキシブル
配線板の第1絶縁層に、第2フレキシブル配線板を接合
する工程においては、第2導体層を第1絶縁層に接合す
ることが好ましい。
【0012】 また、本発明のフレキシブル配線板の導
体層間の接続方法は、第1フレキシブル配線板を用意す
る工程においては、第1導体層を、所定の配線回路とし
て形成するとともに、この配線回路の各配線間を接続す
るための接続部分に、前記貫通孔を形成し、第2フレキ
シブル配線板を用意する工程においては、第2導体層
を、前記配線回路の配線間を接続するための接続回路と
して形成するとともに、前記貫通孔に対向する位置にお
いて、前記接続回路の接続部分が露出するように形成
し、第1フレキシブル配線板の第1絶縁層に、第2フレ
キシブル配線板を、前記接続回路の接続部分が前記貫通
孔に臨むように接合した後、前記貫通孔にはんだペース
トを充填してリフローすることによって、前記配線回路
の配線間を接続するような場合に好適に用いることがで
きる。
【0013】また、本発明は、このようなフレキシブル
配線板の導体層間の接続方法によって、各導体層が接続
されているフレキシブル配線板をも含むものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のフレキシブル配
線板の導体層間の接続方法を、図1〜図6に示すフレキ
シブル配線板の導体層間の接続方法を例にとって説明す
る。
【0015】この実施形態の接続方法においては、ま
ず、図1(a)に示すように、第1絶縁層としての配線
側ベース層21と、この配線側ベース層21上に積層さ
れる第1導体層としての配線側導体層22と、この配線
側導体層22上に積層される第3絶縁層としての配線側
カバー層23とを備える、第1フレキシブル配線板とし
ての配線側フレキシブル配線板24を形成するととも
に、その配線側導体層22の接続部分において、貫通孔
25を形成する。
【0016】この配線側フレキシブル配線板24を形成
するには、図2(a)に示すように、まず、絶縁体をド
ライフィルムに成形するなど公知の方法によって配線側
ベース層21を形成し、この配線側ベース層21上に、
導体箔からなる配線側導体層22を、接着剤層27を介
して接合する。なお、この配線側導体層22は、サブト
ラクティブ法などによりパターン化され、所定の配線側
導体回路26(図7参照)として形成される。その後、
図2(b)に示すように、その配線側導体層22を接続
しようとする接続部分において、この配線側導体層22
および配線側ベース層21を貫通する内側貫通孔25a
を、ドリル加工などにより形成する。
【0017】一方、図2(c)に示すように、配線側カ
バー層23を、絶縁体をドライフィルムに成形するなど
公知の方法によって形成し、この配線側カバー層23お
ける内側貫通孔25aと対向する位置に、予め、ドリル
加工などにより内側貫通孔25aよりも孔径の大きい外
側貫通孔25bを形成する。そして、図2(d)に示す
ように、この配線側カバー層23を、外側貫通孔25b
が内側貫通孔25aを囲うような状態で、接着剤層28
を介して配線側導体層22に接合する。なお、接着剤層
28は、外側貫通孔25bを被覆しないように、例え
ば、予め配線側カバー層23に塗工しておき、配線側カ
バー層23に外側貫通孔25bを形成する時に、この接
着剤層28を同時に穿孔するようにするか、あるいは、
外側貫通孔25bと同形の孔が形成された接着シートを
用いるようにする。
【0018】これによって、外側貫通孔25bと内側貫
通孔25aとで形成される段部には、図3にも示すよう
に、配線側導体層22の表面が外側(図2における上
側)に向かってリング状に露出する導体露出部分36が
形成される。このような導体露出部分36を形成してお
くことにより、後述する貫通孔25にはんだペーストを
充填してリフローする工程において、この導体露出部分
36に、はんだ39が良好に接合するため、配線側導体
層22と接続側導体層30との間の接続をより確実なも
のにすることができ、接続信頼性を向上させることがで
きる。
【0019】配線側ベース層21および配線側カバー層
23を形成するための絶縁体としては、フレキシブル配
線板の絶縁体として通常使用される有機絶縁体、例え
ば、ポリイミド、ポリエーテルニトリル、ポリエーテル
スルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリ塩化ビニルなどのプラスチックフィ
ルムが用いられ、好ましくは、ポリイミドフィルムが用
いられる。また、配線側導体層22を形成するための導
体としては、フレキシブル配線板の導体として通常使用
される、例えば、銅、ニッケル、金、はんだ、またはこ
れらの合金などの金属が用いられ、好ましくは、銅が用
いられる。また、接着剤層27および28を形成するた
めの接着剤としては、フレキシブル配線板の接着剤とし
て通常使用される、例えば、エポキシゴム系接着剤など
が用いられる。
【0020】また、配線側ベース層21および配線側カ
バー層23の厚みは、5〜100μm、好ましくは、5
〜50μmであり、配線側導体層22の厚みは、1〜7
0μm、好ましくは、2〜35μmである。また、接着
剤層27および28の厚みは、5〜100μm、好まし
くは、5〜50μmである。
【0021】また、配線側ベース層21、配線側導体層
22および配線側カバー層23は、接着剤層27および
28を介さずに、その他の公知の方法を用いて積層する
ようにしてもよい。そのような方法としては、例えば、
ポリアミド酸溶液などの単量体溶液を、配線側導体層2
2上に成膜し、これを乾燥硬化させることにより、配線
側ベース層21および/または配線側カバー層23を直
接形成するような方法が例示される。
【0022】また、配線側導体層22を所定のパターン
の配線側導体回路26とするには、サブトラクティブ法
以外に、例えば、アディティブ法、セミアディティブ法
などの公知の方法を用いてもよい。
【0023】また、貫通孔25、すなわち、内側貫通孔
25aおよび外側貫通孔25bを形成するには、ドリル
加工以外に、例えば、金型打抜加工、レーザー加工、プ
ラズマエッチング、ウエットエッチングなどの公知の方
法を用いてもよい。また、導体露出部分36の幅が、
0.01〜3.0mm程度になるように形成することが
好ましい。より具体的には、内側貫通孔25aの孔径
が、0.03〜5.0mmであり、外側貫通孔25bの
孔径が、0.05〜10mmであることが好ましい。
【0024】また、この外側貫通孔25bと内側貫通孔
25aとの段部に形成される導体露出部分36には、図
3および図4に示すように、この導体露出部分36を径
方向に沿って分断するスリット37を形成することが好
ましい。
【0025】このスリット37は、リング状に形成され
た導体露出部分36の配線側導体層22を、径方向に沿
って貫通状(筋状)に分断するように形成されており、
スリット37が形成される隙間には、接着剤層27の表
面が外側に向かって略矩形状に露出する絶縁露出部分3
8が形成される。なお、このスリット37の幅は、例え
ば、0.05〜5.0mmであることが好ましい。ま
た、このようなスリット37は、例えば、図2(a)に
示す工程において、配線側導体層22を所定の配線側導
体回路26にパターン化する時に、その配線側導体回路
26の形成と同時に形成することができる。すなわち、
配線側導体回路26を所定のパターンとする時に、配線
側導体回路26における内側貫通孔25aを形成する部
分の周りに、その内側貫通孔25aの径方向に沿って矩
形状のスリット37を形成しておき、その後に、内側貫
通孔25aを穿孔すれば、スリット37は、リング状に
形成された導体露出部分36の配線側導体層22を分断
するような形状として形成することができる。
【0026】 そして、一方で、図1(b)に示すよう
に、第2絶縁層としての接続側ベース層29と、この
側ベース層29上に積層される第2導体層としての接
続側導体層30と備える、第2フレキシブル配線板と
しての接続側フレキシブル配線板31を形成する。
【0027】この接続側フレキシブル配線板31は、ま
ず、絶縁体をドライフィルムに成形するなど公知の方法
によって接続側ベース層29を形成し、この接続側ベー
ス層29上に、導体箔からなる接続側導体層30を、接
着剤層33を介して接合する。なお、この接続側導体層
30は、サブトラクティブ法などによりパターン化さ
れ、所定の接続側導体回路34(図7参照)として形成
される。
【0028】接続側ベース層29を形成するための絶縁
体、接続側導体層30を形成するための導体、および、
接着剤層33を形成するための接着剤は、上記と同様の
ものを用いることができ、接続側ベース層29の厚み
は、5〜100μm、好ましくは、5〜50μmであ
り、接続側導体層30の厚みは、1〜70μm、好まし
くは、2〜35μmであり、接着剤層33の厚みは、5
〜100μm、好ましくは、5〜50μmである。な
お、上記と同様に、接続側ベース層29および接続側導
体層30は、接着剤層33を設けずに、その他の公知の
方法を用いて積層してもよく、また、接続側導体層30
を所定のパターンの接続回路34とするには、サブトラ
クティブ法以外に、例えば、アディティブ法、セミアデ
ィティブ法などの公知の方法を用いてもよい。
【0029】そして、図1(c)に示すように、配線側
フレキシブル配線板24の配線側ベース層21に、接続
側フレキシブル配線板31の接続側導体層30を、その
接続側導体層30における接続しようとする部分の表面
が貫通孔25内に臨むようにして、接着剤層35を介し
て接合する。接着剤層35は、予め内側貫通孔25aと
同形の孔が形成された接着シートを用いるか、あるい
は、接着剤を、スクリーン印刷などによって、配線側ベ
ース層21における接合面に塗工するか、または、接続
側導体層30における、配線側ベース層21の内側貫通
孔25aが形成される面と対向する面を除く接合面に塗
工することにより設ければよい。
【0030】次いで、図1(d)に示すように、貫通孔
25に、はんだペーストを充填して、リフローすること
によって、配線側導体層22と接続側導体層30とをは
んだ39を介して電気的に接続する。
【0031】はんだペーストは、粒状のはんだとフラッ
クスなどが配合されたペースト状のはんだであって、フ
レキシブル配線板のはんだペーストとして通常使用され
る公知のものであれば、限定されることなく用いること
ができる。また、はんだペーストは、例えば、スクリー
ン印刷などの公知の方法によって充填すればよい。
【0032】また、このはんだペーストをリフローする
には、赤外線加熱法、熱風法、気相はんだ付け法などの
公知の方法を用いればよく、好ましくは、赤外線加熱法
が用いられる。このリフローによって、充填されている
はんだ39が溶融し、これによって、はんだ付けが行な
われる。溶融温度は、例えば、200〜250℃であ
る。
【0033】また、リフロー時においては、溶融される
はんだ39の内部に存在するガスが膨張して、空洞を生
じ、それに起因して導電不良を引き起こすおそれがある
が、スリット37を形成しておくと、図5および図6に
示すように、溶融されるはんだ39が絶縁露出部分38
に付着しないため、その絶縁露出部分38が外部に臨
み、溶融されるはんだ39の内部に存在するガスが、そ
の部分から外部に抜けるので、その結果、はんだ39の
内部に存在するガスの膨張を防止することができ、空洞
が生じることによる導電不良を有効に防止することがで
きる。
【0034】そして、このような接続方法によれば、予
め用意された配線側フレキシブル配線板24と接続側フ
レキシブル配線板31とを接合して、貫通孔25にはん
だペーストを充填してリフローするのみで、配線側導体
層22と接続側導体層30との間を接続することができ
るので、簡単な作業により低いコストで、しかも、接続
された部分以外の屈曲性が低下することもなく、各導体
層間を正確かつ確実に接続することができる。
【0035】したがって、このような接続方法によっ
て、配線側導体層22と接続側導体層30とが接続され
ているフレキシブル配線板は、その導体層間の接続信頼
性が十分に確保されるとともに、高い屈曲性を有し、さ
らには、各導体層間が簡単な作業により接続されている
ので、低コストで製造することができる。
【0036】 そして、このようなフレキシブル配線板
の導体層間の接続方法は、例えば、図7および図8に示
すように、配線側導体回路26の各配線間を、接続側導
体回路34を介して電気的に接続するために用いられ
る。(なお、図8では、各接着剤層27、28および3
3は省略して示されている。)すなわち、図7において
は、配線側フレキシブル配線板24には、配線側導体回
路26が、2つのパートに分かれて、各4本の配線(配
線26a、配線26b、配線26cおよび配線26d
と、配線26e、配線26f配線26gおよび配線2
6h)として形成されており、これら各パートの各配線
が、接続側フレキシブル配線板31の接続側導体回路3
4として形成される4本の配線(配線34a、配線34
b、配線34cおよび配線34d)によってそれぞれ接
続されている。より具体的には、図7においては、配線
側導体回路26の配線26aおよび配線26eが接続側
導体回路34の配線34dによって接続され、配線側導
体回路26の配線26bおよび配線26fが接続側導体
回路34の配線34cによって接続され、配線側導体回
路26の配線26cおよび配線26gが接続側導体回路
34の配線34bによって接続され、配線側導体回路2
6の配線26dおよび配線26hが接続側導体回路34
の配線34aによって接続されている。
【0037】このような配線側導体回路26の各配線間
の接続は、図8に示すように、配線側フレキシブル配線
板24の各配線の接続部分に形成される各貫通孔25
に、接続側フレキシブル配線板31の接続側導体回路3
4の各配線がそれぞれ臨むように配置して、配線側ベー
ス層21と接続側導体層30とを接着剤層35を介して
接合した後、各貫通孔25にはんだペーストを充填して
リフローすることにより、簡単な作業により低いコスト
で、しかも、正確かつ確実に接続することができる。
【0038】 なお、上記の説明では、配線側フレキシ
ブル配線板24を、配線側ベース層21、配線側導体層
22および配線側カバー層23の3層により構成し、接
続側フレキシブル配線板31を、接続側ベース層29お
よび接続側導体層30の2層により構成したが、本発明
では、これに限定されることなく、例えば、配線側フレ
キシブル配線板24を、4層以上の多層として構成し、
接続側フレキシブル配線板31を3層以上の多層として
構成してもよい。例えば、図9には、接続側フレキシブ
ル配線板31を、接続側ベース層29、接続側導体層3
0および接続側カバー層40の3層により構成した態様
が示されている。図9に示す態様では、上記と同様の方
法により、予め内側貫通孔25aと同形の孔を形成した
接続側カバー層40を、接続側導体層30に接着剤層4
1を介して接合し、この接続側カバー層40を、配線側
ベース層21に接着剤層35を介して接合するようにし
ている。なお、このように、接続側導体層30上に接続
側カバー層40を積層すると、はんだペーストを充填す
べき孔の深さが、接続側カバー層40および接着剤層4
1の厚み分だけ深くなり、例えば、はんだペーストの充
填量が少ない時には、はんだ39が十分に充填されない
場合があるが、上記に説明したように、接続側フレキシ
ブル配線板31を、接続側ベース層29および接続側導
体層30の2層により構成すると、その分、はんだペー
ストを充填すべき孔の深さが浅くなり、はんだペースト
の充填量が少なかった時でも、はんだ39は十分に充填
され、より確実な接続を確保することができる。
【0039】また、本実施形態では、スリット37を、
導体露出部分36の配線側導体層22のみを分断するよ
うに形成したが、例えば、導体露出部分36の配線側導
体層22を、その裏面に接合される接着剤層27ととも
に分断するように形成してもよい。
【0040】 また、本実施形態では、内側貫通孔25
aおよび外側貫通孔25bの孔の形状は、円形に限ら
ず、矩形などその形状は問われない。
【0041】また、本発明のフレキシブル配線板の導体
層間の接続方法は、図7および図8に示すような、1つ
のフレキシブル配線板内の各配線間を接続するために用
いられる他、例えば、複数のフレキシブル配線板の間の
配線の接続のために用いることもでき、その用途は問わ
れない。
【0042】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げ、本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明は、何ら実施例およ
び比較例に限定されるものではない。
【0043】実施例1 配線側ベース層として、厚さ25μmのポリイミドフィ
ルムを用い、これにエポキシゴム系接着剤を厚さ10μ
mで塗工した後、その上に、配線側導体層として厚さ1
8μmの銅箔を貼着した。その後、サブトラクティブ法
により、配線側導体層を所定の配線側導体回路に形成す
るとともに、その配線側導体回路の形成と同時に、後に
ドリルで穿孔する各接続部分にスリット(幅0.2m
m)を形成した後、その各接続部分における配線側ベー
ス層および配線側導体層をドリルで穿孔することによ
り、孔径0.5mmの内側貫通孔を形成した。
【0044】また、配線側カバー層として、厚さ25μ
mのポリイミドフィルムを用い、これにエポキシゴム系
接着剤を厚さ15μmで塗工した後、各内側貫通孔と対
向する位置をドリルで穿孔することにより、孔径1.0
mmの外側貫通孔を形成した。
【0045】そして、各内側貫通孔および各外側貫通孔
を対向させた状態で、配線側導体層上に、配線側カバー
層を、接着剤層を介して貼着することにより、配線側フ
レキシブル配線板を作製した。
【0046】一方、接続側ベース層として、厚さ25μ
mのポリイミドフィルムを用い、これにエポキシゴム系
接着剤を厚さ15μmで塗工した後、その上に、接続側
導体層として厚さ18μmの銅箔を接合した。その後、
サブトラクティブ法により接続側導体層を所定の接続側
導体回路に形成することによって、接続側フレキシブル
配線板を作製した。
【0047】そして、配線側フレキシブル配線板の配線
側ベース層に、エポキシゴム系接着剤を厚さ25μmで
塗工した後、配線側フレキシブル配線板の各貫通孔と、
接続側フレキシブル配線板の接続側導体回路の各接続部
分とを対向させた状態で、この配線側ベース層に接続側
フレキシブル配線板を接着剤層を介して貼着した。
【0048】次いで、各貫通孔に、約30μmの粒状の
はんだを含有するはんだペーストを、スクリーン印刷に
よって充填し、230℃でリフローすることにより、配
線側導体回路と接続側導体回路とが電気的に接続された
フレキシブル配線板を得た。
【0049】実施例2 接続側ベース層として、厚さ25μmのポリイミドフィ
ルムを用い、これにエポキシゴム系接着剤を厚さ15μ
mで塗工した後、その上に、接続側導体層として厚さ1
8μmの銅箔を貼着した。その後、サブトラクティブ法
により接続側導体層を所定の接続側導体回路に形成し
た。
【0050】また、接続側カバー層として、厚さ25μ
mのポリイミドフィルムを用い、これにエポキシゴム系
接着剤を厚さ15μmで塗工した後、接続側導体回路の
各接続部分における接続側カバー層をドリルで穿孔する
ことにより、内側貫通孔と同径の接続用の貫通孔を形成
した。この接続側カバー層を、接続側導体層上に貼着す
ることにより、接続側フレキシブル配線板を作製した。
【0051】そして、実施例1と同様の方法によって作
製した配線側フレキシブル配線板の配線側ベース層に、
エポキシゴム系接着剤を厚さ25μmで塗工した後、配
線側フレキシブル配線板の各貫通孔と、接続側フレキシ
ブル配線板の接続用の各貫通孔とを対向させた状態で、
この配線側ベース層に接続側カバー層を接着剤層を介し
て貼着した。
【0052】次いで、各貫通孔に、約30μmの粒状の
はんだを含有するはんだペーストを、スクリーン印刷に
よって充填し、230℃でリフローすることにより、配
線側導体回路と接続側導体回路とが電気的に接続された
フレキシブル配線板を得た。
【0053】実施例3 配線側導体層を、サブトラクティブ法により所定の配線
側導体回路に形成するのみで、同時にスリットを形成し
なかった以外は、実施例1と同様の方法によって、配線
側導体回路と接続側導体回路とが電気的に接続されたフ
レキシブル配線板を得た。
【0054】実施例4 配線側導体層を、サブトラクティブ法により所定の配線
側導体回路に形成するのみで、同時にスリットを形成し
なかった以外は、実施例2と同様の方法によって、配線
側導体回路と接続側導体回路とが電気的に接続されたフ
レキシブル配線板を得た。
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】比較例1 ベース側絶縁層として、厚さ25μmのポリイミドフィ
ルムを用い、このベース側絶縁層の両面に、エポキシゴ
ム系接着剤を厚さ10μmで塗工した後、導体層として
厚さ18μmの銅箔をそれぞれ貼着した。次に、後で形
成する各導体回路を接続する部分に、孔径0.5mmの
スルーホールをドリルによって穿孔した後、各銅箔全面
およびスルーホールを厚み15μmでめっきした。そし
て、めっきした各銅箔を、それぞれ、サブトラクティブ
法により所定の導体回路に形成した。その後、エポキシ
ゴム系接着剤が厚さ25μmで塗工されているカバー側
絶縁層を、めっき層上からそれぞれ貼着することによ
り、各導体回路が電気的に接続された両面フレキシブル
配線板を得た。
【0059】比較例2 ベース側絶縁層として、厚さ25μmのポリイミドフィ
ルムを用い、このベース側絶縁層の両面に、エポキシゴ
ム系接着剤を厚さ10μmで塗工した後、導体層として
厚さ18μmの銅箔をそれぞれ貼着した。次に、後で形
成する各導体回路を接続する部分に、孔径0.5mmの
スルーホールをドリルによって穿孔した後、各銅箔にお
けるスルーホールの周りおよびスルーホールを部分的に
厚み15μmでめっきした。そして、各銅箔を、それぞ
れ、サブトラクティブ法により所定の導体回路に形成し
た。その後、エポキシゴム系接着剤が厚さ25μmで塗
工されているカバー側絶縁層を、めっき層上および各導
体回路上にそれぞれ貼着することにより、各導体回路が
電気的に接続された部分両面フレキシブル配線板を得
た。
【0060】 評価 実施例1〜および比較例1、2で得られたフレキシブ
ル配線板の屈曲性、接続成功率および接続信頼性につい
て、以下の方法により評価した。その結果を表1に示
す。
【0061】屈曲性試験:各実施例および各比較例のフ
レキシブル配線板を試験片とし、FPC屈曲試験機(S
EK−31B4S:信越エンジニアリング製)を用い
て、以下の条件により、IPC−240C(IPC:THE INS
TITUTE FOR INTERCONNECTING AND PACKAGINGELECTRONIC
CIRCUITS) に準拠した方法で屈曲寿命を評価した。
【0062】温度:室温、80℃ 曲率半径:R3.0mm 屈曲速度:1500回/分(25Hz) ストローク:25mm 寿命判定基準:試験片の銅箔の直流抵抗値が、初期の8
0%増しになった回数 接続成功率:各実施例および各比較例のフレキシブル配
線板の2つの導体層間の導通テストにより評価した。
【0063】接続信頼性:各実施例および各比較例のフ
レキシブル配線板を試験片とし、熱衝撃試験機(S62
5V−30DM5:星和理工株式会社製)を用いて、以
下の条件により、IPC−250Aに準拠した方法で接
続信頼性を評価した。
【0064】接続信頼性判定基準:−65℃〜150
℃、各15分を1000サイクルした時点での初期値に
対する抵抗変化率(%)(5回測定の平均値として算
出)
【0065】
【表1】
【0066】 表1から明らかなように、実施例1〜
は、比較例1、2に比べて抵抗変化率が小さく接続信頼
性が良好であることがわかる。また、実施例1〜およ
び比較例2では、良好な屈曲性を示したが、比較例1の
屈曲性は、あまりよくなかった。また、接続成功率につ
いて、各実施例の間においては、実施例1、実施例2、
実施例3、実施例4の順に良好な結果を示した。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のフレキシブ
ル配線板の導体層間の接続方法によれば、予め用意され
た第1フレキシブル配線板と第2フレキシブル配線板と
を接合して、貫通孔にはんだペーストを充填してリフロ
ーするのみで、第1導体層と第2導体層との間を接続す
ることができるので、簡単な作業により低いコストで、
しかも、接続されたフレキシブル配線板の屈曲性が低下
することもなく、各導体層間を正確かつ確実に接続する
ことができる。
【0068】 また、この方法において、第1フレキシ
ブル配線板に第3絶縁層を積層して、その第3絶縁層に
形成される孔が、第1絶縁層および第1導体層に形成さ
れる孔よりも大きく形成されていると、第3絶縁層に形
成される孔に第1導体層が露出するので、この第1導体
層の露出部分に、はんだが良好に接合するため、第1導
体層と第2導体層との間の接続をより確実なものにする
ことができ、接続信頼性を向上させることができる。
【0069】 また、この場合において、第1導体層に
おける貫通孔に露出する部分に、この露出部分を分断す
る隙間を形成するためのスリットを設けると、リフロー
時に溶融されるはんだが、その隙間が形成された部分に
付着せず、そのため、溶融されるはんだの内部に存在す
るガスが、そのはんだが付着していない部分から外部に
抜けるので、その結果、溶融されるはんだの内部に存在
するガスが膨張することにより空洞が生じ、それに起因
して導電不良を引き起こすということがなく、第1導体
層と第2導体層との間の接続信頼性をより一層向上させ
ることができる。
【0070】また、第2フレキシブル配線板を、第2絶
縁層および第2導体層により形成して、第1フレキシブ
ル配線板の第1絶縁層に、第2フレキシブル配線板を接
合するようにすると、例えば、第2フレキシブル配線板
を、第2導体層の両面に絶縁層を積層することによって
形成し、この絶縁層を第1フレキシブル配線板の第1絶
縁層に接合したものに比べて、第1フレキシブル配線板
の貫通孔の開口部分から第2フレキシブル配線板の第2
導体層までの距離を短くすることができるので、例え
ば、はんだペーストの充填量が少なかった時でも、十分
にはんだが充填されて、より確実な接続を確保すること
ができる。
【0071】さらに、本発明のフレキシブル配線板の導
体層間の接続方法を用いて、導体層の配線回路の各配線
間を接続すれば、簡単な作業により低いコストで、しか
も、正確かつ確実に接続することができる。
【0072】そして、このような本発明のフレキシブル
配線板の導体層間の接続方法によって、各導体層が接続
されているフレキシブル配線板は、その導体層間の接続
信頼性が十分に確保されるとともに、高い屈曲性を有
し、さらには、各導体層間が簡単な作業により接続され
ているので、低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレキシブル配線板の導体層間の接続
方法の、一例を示す接続方法の工程図であって、(a)
は、配線側フレキシブル配線板を用意する工程を示す要
部断面図、(b)は、接続側フレキシブル配線板を用意
する工程を示す要部断面図、(c)は、配線側フレキシ
ブル配線板と接続側フレキシブル配線板とを接合する工
程を示す要部断面図、(d)は、貫通孔にはんだペース
トを充填してリフローする工程を示す要部断面図であ
る。
【図2】配線側フレキシブル配線板を用意する工程であ
って、(a)は、配線側ベース層上に接着剤層を介して
配線側導体層を積層する工程を示す要部断面図、(b)
は、内側貫通孔を形成する工程を示す要部断面図、
(c)は、外側貫通孔が形成される配線側カバー層を用
意する工程を示す要部断面図、(d)は、配線側導体層
に配線側カバー層を接合する工程を示す要部断面図であ
る。
【図3】配線側フレキシブル配線板の要部平面図であ
る。
【図4】配線側フレキシブル配線板の要部断面図であ
る。
【図5】はんだペーストをリフローしたときの配線側フ
レキシブル配線板の要部平面図である。
【図6】はんだペーストをリフローしたときの配線側フ
レキシブル配線板の要部断面図である。
【図7】配線側導体回路の各配線間が、接続側導体回路
を介して電気的に接続されている、配線側フレキシブル
配線板の平面図である。
【図8】図7の要部断面図である。
【図9】図1に示すフレキシブル配線板の導体層間の接
続方法と異なる実施形態により、配線側フレキシブル配
線板の配線側導体層と接続側フレキシブル配線板の接続
側導体層とが接続されている状態を示す要部断面図であ
る。
【図10】各導体層間が接続されている両面フレキシブ
ル配線板の要部断面図である。
【図11】各導体層間が接続されている部分両面フレキ
シブル配線板の要部断面図である。
【符号の説明】
21 配線側ベース層 22 配線側導体層 23 配線側カバー層 24 配線側フレキシブル配線板 25 貫通孔 26 配線回路 29 接続側ベース層 30 接続側導体層 31 接続側フレキシブル配線板 34 接続回路 36 導体露出部分 37 スリット 39 はんだ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/40 H05K 1/11 H05K 1/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1絶縁層および第1絶縁層
    上に積層される第1導体層を備え、第1導体層には、第
    1絶縁層が積層される反対側の面に、第3絶縁層が積層
    されており、第1導体層の接続部分において、貫通孔が
    形成され、第3絶縁層に形成される孔が、第1絶縁層お
    よび第1導体層に形成される孔よりも大きく形成されて
    いる第1フレキシブル配線板を用意する工程と、 少なくとも第2絶縁層および第2絶縁層上に積層される
    第2導体層を備え、第2導体層の接続部分が、少なくと
    も前記貫通孔と対向する位置において露出するように形
    成されている第2フレキシブル配線板を用意する工程
    と、 第1フレキシブル配線板の第1絶縁層に、第2フレキシ
    ブル配線板を、第2導体層の接続部分が前記貫通孔に臨
    むように接合する工程と、 前記貫通孔にはんだペーストを充填して、リフローする
    工程と、 を含んでいることを特徴とする、フレキシブル配線板の
    導体層間の接続方法。
  2. 【請求項2】 第1導体層における前記貫通孔に露出す
    る部分に、この露出部分を分断する隙間を形成するため
    のスリットが設けられていることを特徴とする、請求項
    に記載のフレキシブル配線板の導体層間の接続方法。
  3. 【請求項3】 第2フレキシブル配線板を用意する工程
    においては、第2フレキシブル配線板を、第2絶縁層お
    よび第2導体層により形成して、 第1フレキシブル配線板の第1絶縁層に、第2フレキシ
    ブル配線板を接合する工程においては、第2導体層を第
    1絶縁層に接合することを特徴とする、請求項1または
    に記載のフレキシブル配線板の導体層間の接続方法。
  4. 【請求項4】 第1フレキシブル配線板を用意する工程
    においては、第1導体層を、所定の配線回路として形成
    するとともに、この配線回路の各配線間を接続するため
    の接続部分に、前記貫通孔を形成し、 第2フレキシブル配線板を用意する工程においては、第
    2導体層を、前記配線回路の配線間を接続するための接
    続回路として形成するとともに、前記貫通孔に対向する
    位置において、前記接続回路の接続部分が露出するよう
    に形成し、 第1フレキシブル配線板の第1絶縁層に、第2フレキシ
    ブル配線板を、前記接続回路の接続部分が前記貫通孔に
    臨むように接合した後、前記貫通孔にはんだペーストを
    充填してリフローすることによって、前記配線回路の配
    線間を接続することを特徴とする、請求項1〜のいず
    れかに記載のフレキシブル配線板の導体層間の接続方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜のいずれかに記載のフレキ
    シブル配線板の導体層間の接続方法によって、各導体層
    が接続されていることを特徴とする、フレキシブル配線
    板。
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