JP3476802B2 - 光ファイバ固定装置、光ファイバ処理機、及び光ファイバ融着処理機、光ファイバホルダ - Google Patents

光ファイバ固定装置、光ファイバ処理機、及び光ファイバ融着処理機、光ファイバホルダ

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JP3476802B2 JP2001289865A JP2001289865A JP3476802B2 JP 3476802 B2 JP3476802 B2 JP 3476802B2 JP 2001289865 A JP2001289865 A JP 2001289865A JP 2001289865 A JP2001289865 A JP 2001289865A JP 3476802 B2 JP3476802 B2 JP 3476802B2
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを固定
する光ファイバ固定装置、光ファイバに対してファイバ
処理(例えば融着処理、カプラ製造処理、グレーティン
グ処理等)を行う光ファイバ処理機、光ファイバに対し
て融着処理を行う光ファイバ融着処理機、光ファイバを
保持する光ファイバホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】左寄りの光ファイバの右端部と右寄りの
光ファイバの左端部を融着処理する従来の光ファイバ融
着処理機について簡単に説明すると、以下のようにな
る。
【0003】即ち、融着処理機本体には左右に離隔した
一対のホルダ台が左右方向へ移動可能に設けてあり、各
ホルダ台には光ファイバを支持する支持部を表面に有し
たホルダベースがセット可能にそれぞれ設けてある。各
ホルダベースにおける上記支持部の一方側には開閉方向
(開方向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋の基部がそれ
ぞれ連結してあり、各ホルダベースにおける支持部の他
方側には上記ホルダ蓋の先端部が磁着可能なマグネット
がそれぞれ埋設してある。
【0004】また、左寄りの偏波保持光ファイバの右端
と右寄りの偏波保持光ファイバの左端を融着処理する光
ファイバ融着処理機にあっては、上記構成要素の他に、
各ホルダ台をファイバ軸心を中心として回転させる回転
手段をそれぞれ備えている。
【0005】従って、予め、各ホルダベースを対応する
ホルダ台にそれぞれセットしておく。次に、ホルダ蓋を
開いた状態の下で、各ホルダベースにおける支持部に光
ファイバをそれぞれ支持せしめる。そして、各ホルダ蓋
を閉方向へ揺動させて、マグネットにそれぞれ磁着せし
める。これによって、一対の光ファイバを対応するホル
ダベースに対してそれぞれ固定することができる。
【0006】一対の光ファイバを対応するホルダベース
に対してそれぞれ固定した後に、一対のホルダ台を左右
方向へ移動させて、左寄りの光ファイバの右端部と右寄
りの光ファイバの左端部を接触させる。そして、左寄り
の光ファイバの右端部と右寄りの光ファイバの左端部に
対して融着処理を行う。
【0007】なお、左寄りの偏波保持光ファイバの右端
部と右寄り偏波保持光ファイバの左端部を融着処理する
場合にあっては、融着処理する前に、各回転手段によ対
応するホルダ台をファイバ軸心を中心としてそれぞれ回
転させて、左寄りの偏波保持光ファイバの偏波方向と右
寄りの偏波保持光ファイバの偏波方向を合わせておく。
【0008】光ファイバに対して融着処理を行った後
に、各ホルダ蓋を開方向へそれぞれ揺動させることによ
り、各ホルダ蓋をそれぞれ開く。そして、光ファイバを
一対のホルダベースから取り外す。
【0009】また、左寄りの偏波保持光ファイバの右端
部と右寄り偏波保持光ファイバの左端部を融着処理する
場合にあっては、一対の偏波保持光ファイバを対応する
ホルダベースに対してそれぞれ固定した後に、次のよう
に行う。
【0010】即ち、各回転手段により対応するホルダ台
をファイバ軸心を中心として回転させて、左寄りの偏波
保持光ファイバの偏波方向と右寄りの偏波保持光ファイ
バの偏波方向を合わせる。また、一対のホルダ台を左右
方向へそれぞれ移動させて、左寄りの偏波保持光ファイ
バの右端部と右寄りの偏波保持光ファイバの左端部を接
触させる。そして、左寄りの偏波保持光ファイバの右端
部と右寄りの偏波保持光ファイバの左端部に対して融着
処理を行う。
【0011】偏波保持光ファイバに対して融着処理を行
った後に、一方のホルダ蓋を僅かに開いて、一方のホル
ダベースに対する偏波保持光ファイバの固定状態を解除
する。そして、偏波保持光ファイバを他方のホルダベー
スに対して固定した状態の下で、各回転手段によって対
応するホルダ台をファイバ軸心を中心として回転させ
て、元の姿勢位置(ホルダベースのセット面が真上を向
いてあって、ホルダ台にホルダベースをセットするとき
のホルダ台の姿勢位置)にそれぞれ復帰せしめる。この
とき、偏波保持光ファイバはファイバ軸心を中心として
回転するが、一方のホルダベースに対する偏波保持光フ
ァイバの固定状態を解除しているため、偏波保持光ファ
イバにねじれが生じることはない。
【0012】各ホルダ台を元の姿勢位置に復帰させた後
に、各ホルダ蓋を開方向へそれぞれ揺動させることによ
り、各ホルダ蓋をそれぞれ大きく開く。そして、偏波保
持光ファイバを一対のホルダベースからそれぞれ取り外
す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ファ
イバ融着処理機にあっては、光ファイバをホルダベース
から取り外すべくホルダ蓋を開方向へ揺動させる際に、
ホルダベースをホルダ台から離れないように押し付ける
必要があって、ホルダ蓋を開く操作が容易でなく、光フ
ァイバに対する融着処理を含めた一連の作業が煩雑化す
るという問題がある。
【0014】また、偏波保持光ファイバを融着処理する
光ファイバ融着処理機にあっては、ホルダ台を上記元の
姿勢位置に復帰させる際に偏波保持光ファイバにねじれ
が生じないように、一方のホルダ蓋を僅かに開方向へ僅
かに揺動させるときに、ホルダベースをホルダ台から離
れないように押し付ける必要があって、ホルダ蓋を開く
操作が容易でなく、偏波保持光ファイバに対する融着処
理を含めた一連の作業が煩雑化するという問題がある。
特に、ホルダ蓋を揺動させるときにホルダ台が上記元の
姿勢位置から大きく外れた姿勢位置、例えば上記元の姿
勢位置に対して反転した姿勢位置に位置している場合に
あっては、上記問題点はより顕著になる。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、光ファイバ処理機に用いられ、光ファイバを
固定する光ファイバ固定装置において、ホルダ台を設
け、このホルダ台に光ファイバを支持する支持部を表面
に有したホルダベースをセット可能に設け、このホルダ
ベースにおける上記支持部の一方側に開閉方向(開方
向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋の基部を連結し、上
記ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能なマグネット
を埋設し、上記ホルダベースに貫通穴を形成し、この貫
通穴を、上記ホルダ蓋によって覆われるカバー領域と、
このカバー領域から外れた解放領域に渡って位置するよ
うに構成し、上記ホルダ台に上記貫通穴を通って上記ホ
ルダベースの表面に対して突出する作動片を備えた操作
部材を移動操作可能に設け、上記ホルダ蓋が上記マグネ
ットに磁着した状態の下で、上記操作部材を移動操作し
て上記作動片を上記解放領域から上記カバー領域へ上記
貫通穴に沿って移動させると、上記作動片によって上記
ホルダ蓋が押上げられて開方向へ揺動するように構成
し、更に、上記作動片に、上記ホルダベースが上記ホル
ダ台から離れることを規制する規制部を有してなること
を特徴とする。
【0016】請求項1に記載の発明特定事項によると、
予め、作動片を貫通穴に通して、ホルダベースをホルダ
台にセットしておく。次に、ホルダ蓋を開いた状態の下
で、光ファイバをホルダベースにおける支持部に支持せ
しめる。そして、ホルダ蓋を閉方向へ揺動させて、マグ
ネットに磁着せしめる。これによって、ホルダ蓋により
光ファイバを保持して、ホルダベースに対して固定する
ことができる。
【0017】光ファイバをホルダベースに対して固定し
た後に、上記操作部材を移動操作して作動片を解放領域
からカバー領域へ貫通穴に沿って移動させることによ
り、作動片における規制部によりホルダベースがホルダ
台に対して離れることを規制しつつ、作動片によってホ
ルダ蓋が押上げられて開方向へ揺動する。これによっ
て、ホルダ蓋を開いて、光ファイバをホルダベースから
取外すことができる。
【0018】請求項2に記載の発明にあっては、光ファ
イバに対してファイバ処理を行う光ファイバ処理機にお
いて、請求項1に記載の光ファイバ固定装置を備えてな
ることを特徴とする。
【0019】請求項2にに記載の発明特定事項による
と、請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、
光ファイバをホルダベースに対して固定した後に、光フ
ァイバに対してファイバ処理(例えば融着処理、カプラ
製造処理、グレーティング処理等)を行う。
【0020】光ファイバに対してファイバ処理を行った
後に、ホルダ蓋を開いて、光ファイバをホルダベースか
ら取外す。
【0021】請求項3に記載の発明にあっては、左寄り
の光ファイバの右端部と右寄りの光ファイバの左端部を
融着処理する光ファイバ融着処理機において、左右に離
隔した一対のホルダ台を左右方向へ移動可能に設け、各
ホルダ台に光ファイバを支持する支持部を表面に有した
ホルダベースをセット可能にそれぞれ設け、各ホルダベ
ースにおける上記支持部の一方側に開閉方向(開方向,
閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋の基部をそれぞれ連結
し、各ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能なマグネ
ットをそれぞれ埋設し、少なくとも一方のホルダベース
に貫通穴を形成し、この貫通穴を、上記ホルダ蓋によっ
て覆われるカバー領域と、このカバー領域から外れた解
放領域に渡って位置するように構成し、上記いずれかの
ホルダベースに上記貫通穴を通って上記ホルダベースの
表面に対して突出する作動片を備えた操作部材を移動操
作可能に設け、上記ホルダ蓋が上記マグネットに磁着し
た状態の下で、上記操作部材を移動操作して上記作動片
を上記解放領域から上記カバー領域へ上記貫通穴に沿っ
て移動させると、上記作動片によって上記ホルダ蓋が押
上げられて開方向へ揺動するように構成し、更に、上記
作動片に、上記ホルダベースが上記ホルダ台から離れる
ことを規制する規制部を有してなることを特徴とする。
【0022】請求項3に記載の発明特定事項によると、
予め、各ホルダベースを対応するホルダ台にそれぞれセ
ットしておく。次に、ホルダ蓋を開いた状態の下で、各
ホルダベースにおける支持部に光ファイバをそれぞれ支
持せしめる。そして、一対のホルダ蓋を閉方向へ揺動さ
せて、マグネットにそれぞれ磁着せしめる。これによっ
て、一対の光ファイバを対応するホルダベースに対して
それぞれ固定することができる。
【0023】一対の光ファイバを対応するホルダベース
に対してそれぞれ固定した後に、一対のホルダ台を左右
方向へ移動させて、左寄りの光ファイバの右端部と右寄
りの光ファイバの左端部を接触させる。そして、左寄り
の光ファイバの右端部と右寄りの光ファイバの左端部に
対して融着処理を行う。
【0024】光ファイバに対して融着処理を行った後
に、各ホルダ蓋を開方向へそれぞれ揺動させることによ
り、各ホルダ蓋をそれぞれ開く。そして、光ファイバを
一対のホルダベースから取外す。
【0025】ここで、上記一方のホルダベースから光フ
ァイバを取り外す場合には、次のように行う。即ち、上
記操作部材を移動操作して作動片を解放領域からカバー
領域へ貫通穴に沿って移動させることにより、作動片に
おける規制部により上記一方のホルダベースが対応する
ホルダ台に対して離れることを規制しつつ、作動片によ
って対応するホルダ蓋が押上げられて開方向へ揺動す
る。これによって、ホルダ蓋を開いて、光ファイバを上
記一方のホルダベースから取り外すことができる。
【0026】請求項4に記載の発明にあっては、左寄り
の偏波保持光ファイバの右端部と右寄りの偏波保持光フ
ァイバの左端部を融着処理する光ファイバ融着処理機に
おいて、左右に離隔した一対のホルダ台を左右方向へ移
動可能に設け、各ホルダ台に偏波保持光ファイバを支持
する支持部を表面に有したホルダベースをセット可能に
それぞれ設け、各ホルダベースにおける上記支持部の一
方側に開閉方向へ揺動可能なホルダ蓋の基部をそれぞれ
連結し、各ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能なマ
グネットをそれぞれ埋設し、各ホルダ台を偏波保持光フ
ァイバのファイバ軸心を中心として回転させる回転手段
をそれぞれ設け、少なくともいずれか一方のホルダベー
スに貫通穴を形成し、この貫通穴を、上記ホルダ蓋によ
って覆われるカバー領域と、このカバー領域から外れた
解放領域に渡って位置するように構成し、上記一方のホ
ルダベースに上記貫通穴を通って上記ホルダベースの表
面に対して突出する作動片を備えた操作部材を移動操作
可能に設け、上記ホルダ蓋が上記マグネットに磁着した
状態の下で、上記操作部材を移動操作して上記作動片を
上記解放領域から上記カバー領域へ上記貫通穴に沿って
移動させると、上記作動片によって上記ホルダ蓋が押上
げられて開方向へ僅かに揺動するように構成し、上記ホ
ルダ蓋を僅かに開いた状態を保つことができるように構
成し、更に、上記作動片に、上記ホルダベースが上記ホ
ルダ台から離れることを規制する規制部を有してなるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項4に記載の発明特定事項によると、
予め、各ホルダベースを対応するホルダ台にそれぞれセ
ットしておく。次に、ホルダ蓋を開いた状態の下で、各
ホルダベースにおける支持部に偏波保持光ファイバをそ
れぞれ支持せしめる。そして、各ホルダ蓋を閉方向へ揺
動させて、マグネットにそれぞれ磁着せしめる。これに
よって、一対の偏波保持光ファイバを対応するホルダベ
ースに対してそれぞれ固定することができる。
【0028】一対の偏波保持光ファイバを対応するホル
ダベースに対してそれぞれ固定した後に、各回転手段に
より対応するホルダ台をファイバ軸心を中心としてそれ
ぞれ回転させて、左寄りの偏波保持光ファイバの偏波方
向と右寄りの偏波保持光ファイバの偏波方向を合わせ
る。また、一対のホルダ台を左右方向へ移動させて、左
寄りの偏波保持光ファイバの右端部と右寄りの偏波保持
光ファイバの左端部を接触させる。そして、左寄りの偏
波保持光ファイバの右端部と右寄りの偏波保持光ファイ
バの左端部に対して融着処理を行う。
【0029】偏波保持光ファイバに対して融着処理を行
った後に、上記操作部材を移動操作して作動片を解放領
域からカバー領域へ貫通穴に沿って移動させることによ
り、作動片における規制部により上記一方のホルダベー
スが対応するホルダ台に対して離れることを規制しつ
つ、作動片によって対応するホルダ蓋が押上げられて開
方向へ僅かに揺動する。これによって、上記一方のホル
ダ蓋を僅かに開いて、上記一方のホルダベースに対する
偏波保持光ファイバの固定状態を解除する。そして、偏
波保持光ファイバを他方のホルダベースに対して固定し
た状態の下で、各回転手段によって対応するホルダ台を
ファイバ軸心を中心として回転させて、元の姿勢位置
(ホルダベースのセット面が真上を向いてあって、ホル
ダ台にホルダベースをセットするときのホルダ台の姿勢
位置)に復帰せしめる。このとき、偏波保持光ファイバ
はファイバ軸心を中心として回転するが、上記一方のホ
ルダベースに対する偏波保持光ファイバの固定状態を解
除しているため、偏波保持光ファイバにねじれが生じる
ことはない。
【0030】各ホルダ台を元の姿勢位置にそれぞれ復帰
させた後に、各ホルダ蓋を開方向へそれぞれ揺動させる
ことにより、各ホルダ蓋をそれぞれ大きく開く。そし
て、偏波保持光ファイバを一対のホルダベースからそれ
ぞれ取り外す。
【0031】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
4に記載の発明特定事項の他に、上記ホルダ蓋を僅かに
開いた状態を保つことができるようにするため、上記ホ
ルダ蓋に上記作動片の先端部が係止可能な凹部を設ける
と共に、上記作動片を上記凹部に係止する方向へ付勢す
る付勢部材を設けてなることを特徴とする。
【0032】請求項5に記載の発明特定事項によると、
請求項4に記載の発明特定事項による作用の他に、作動
片を解放領域からカバー領域へ貫通穴に沿って移動させ
ることにより、作動片によって対応するホルダ蓋が押上
げられて開方向へ僅かに揺動すると共に、作動片が上記
凹部に係止し、付勢部材の付勢力によって作動片を係止
する方向へ付勢する。これによって、上記ホルダ蓋を僅
かに開いた状態に保つことができる。
【0033】請求項6に記載の発明にあっては、光ファ
イバを保持する光ファイバホルダにおいて、光ファイバ
を支持する支持部を表面に有したホルダベースを設け、
このホルダベースにおける上記支持部の一方側に開閉方
向(開方向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋の基部を連
結し、上記ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能なマ
グネットを埋設し、上記ホルダベースの表面にガイド穴
を形成し、このガイド穴を、上記ホルダ蓋によって覆わ
れるカバー領域と、このカバー領域から外れた解放領域
に渡って位置するように構成し、上記ホルダベースに上
記ガイド穴から上記ホルダベースの表面に対して突出し
た作動片を備えた操作部材を移動操作可能に設け、上記
ホルダ蓋の先端部が上記マグネットに磁着した状態の下
で、上記操作部材を移動操作して上記作動片を上記解放
領域から上記カバー領域へ移動させると、上記作動片に
よって上記ホルダ蓋が押上げられて開方向へ揺動するよ
うに構成してなることを特徴とする。
【0034】請求項6に記載の発明特定事項によると、
ホルダ蓋を開いた状態の下で、光ファイバをホルダベー
スにおける支持部に支持せしめる。そして、ホルダ蓋を
閉方向へ揺動させて、マグネットに磁着せしめる。これ
によって、ホルダ蓋とホルダベースの協働により光ファ
イバを保持することができる。
【0035】光ファイバを保持した後に、作動片を解放
領域からカバー領域へ貫通穴に沿って移動させることに
より、作動片によってホルダ蓋が押上げられて開方向へ
揺動する。これによって、ホルダ蓋を開いて、光ファイ
バをホルダベースから取外すことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】第1の発明の実施の形態について
説明する。
【0037】図1から図3に示すように、第1の発明の
実施の形態に係わる光ファイバ融着処理機1は、左(図
1,図2(a),図3(a)において左、図2(b),
図3(b)において紙面に向かって表)寄りの光ファイ
バFの右端部と右寄りの光ファイバFの左端部を融着処
理するものであって、左右方向へ延びた処理機本体3を
ベースにしている。
【0038】処理機本体3には一対のスライダ5が左右
に離隔してそれぞれ設けてあり、各スライダ5は移動モ
ータ(図示省略)の駆動により左右方向へそれぞれ移動
可能である。各スライダ5には光ファイバFを固定する
光ファイバ固定装置7がそれぞれ設けてあり、一対のス
ライダ5の間には特開平8−194127号公報に示す
ように電極等を備えた融着処理手段9が設けてある。
【0039】以下、第1の発明の実施の形態の要部であ
る光ファイバ固定装置7について詳細に説明する。
【0040】各ホルダ台11にはホルダベース13がセ
ット可能にそれぞれ設けてあり、各ホルダベース13の
表面には光ファイバFを支持する支持部15がそれぞれ
有してある。各ホルダベース13をセット可能にするた
め、各ホルダ台11には複数のガイドピン17がそれぞ
れ立設してあって、各ホルダベース13の裏面には対応
するガイドピン17が係合可能な複数の係合穴19がそ
れぞれ形成してあると共に、各ホルダ台11の表面には
ホルダベース13が磁着可能なマグネット21がそれぞ
れ埋設してある。
【0041】各ホルダベース13における支持部15の
一方側には開閉方向(開方向,閉方向)へ揺動可能なホ
ルダ蓋23の基部がヒンジピン25を介してそれぞれ連
結してあり、各ホルダベース13における支持部15の
他方側にはホルダ蓋23の先端部が磁着可能なマグネッ
ト27がそれぞれ埋設してある。
【0042】各ホルダベース13における支持部15の
一方側には貫通穴29がそれぞれ形成してあり、各貫通
穴29は、ホルダ蓋23によって覆われるカバー領域A
1と、このカバー領域A1から外れた解放領域A2に渡
って位置するようにそれぞれ構成してある。
【0043】各ホルダ台11には操作部材31が移動操
作可能にそれぞれ設けてあり、各操作部材31は、貫通
穴29を通ってホルダベース13の表面に対して突出す
る作動片33と、ホルダベース13の側面から突出した
一対の操作把持片35とをそれぞれ備えている。ここ
で、図4及び図5に示すように、各作動片33の先端部
はホルダ蓋23への進入側が低くなるように傾斜してあ
って、ホルダ蓋23がマグネット27に磁着した状態の
下で、各操作部材31を移動操作して作動片33を解放
領域A2からカバー領域A1へ貫通穴29に沿って移動
させると、各作動片33によってホルダ蓋23が押上げ
られて開方向へ揺動するようにそれぞれ構成してある。
更に、各作動片33は、ホルダベース13がホルダ台1
1から離れることを規制する規制突起33aをそれぞれ
有している。
【0044】また、各ホルダ台11には固定部材37が
それぞれ設けてあり、各固定部材37は一対の操作把持
片35に対向した一対の固定把持片39をそれぞれ備え
ている。
【0045】次に、第1の発明の実施の形態の作用につ
いて説明する。
【0046】予め、各ホルダベース13を対応するホル
ダ台11にそれぞれセットしておく。次に、ホルダ蓋2
3を開いた状態の下で、各ホルダベース13における支
持部15に光ファイバFをそれぞれ支持せしめる。そし
て、各ホルダ蓋23を閉方向へ揺動させて、マグネット
27にそれぞれ磁着せしめる。これによって、一対の光
ファイバFを対応するホルダベース13に対してそれぞ
れ固定することができる。
【0047】一対の光ファイバFを対応するホルダベー
ス13に対してそれぞれ固定した後に、一対のスライダ
5を移動モータの駆動によって接近する左右方向へ移動
させることにより、一対のホルダ台11を接近する左右
方向へそれぞれ移動させて、左寄りの光ファイバFの右
端部と右寄りの光ファイバFの左端部を接触させる。そ
して、融着処理手段9によって左寄りの光ファイバFの
右端部と右寄りの光ファイバFの左端部に対して融着処
理を行う。
【0048】光ファイバFに対して融着処理を行った後
に、対向する操作把持片35と固定把持片39を把持す
るようにして各操作部材31をそれぞれ移動操作して各
作動片33を解放領域A1からカバー領域A2へ貫通穴
29に沿ってそれぞれ移動させることにより、各作動片
33における規制突起33aによりホルダベース13が
対応するホルダ台11に対して離れることを規制しつ
つ、各作動片33によって対応するホルダ蓋23が押上
げられて開方向へそれぞれ揺動する。これによって、各
ホルダ蓋23をそれぞれ開いて、光ファイバFを一対の
ホルダベース11から取外すことができる。
【0049】以上の如き、第1の発明の実施の形態によ
れば、各操作部材31をそれぞれ移動操作して各作動片
33を解放領域A1からカバー領域A2へ貫通穴29に
沿ってそれぞれ移動させることにより、各作動片33に
おける規制突起33aによりホルダベース13がホルダ
台11に対して離れることを規制しつつ、各作動片33
によってホルダ蓋23が押上げられて開方向へそれぞれ
揺動するため、光ファイバFをホルダベース13から取
り外すべくホルダ蓋23を開方向へ揺動させる際に、ホ
ルダベース13をホルダ台11に押し付ける必要がなく
なり、ホルダ蓋23を開く操作が容易になって、光ファ
イバFに対するファイバ処理を含めた一連の作業の能率
が向上する。
【0050】第2の発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0051】図6から図8に示すように、第2の発明の
実施の形態に係わる光ファイバ融着処理機41は、左
(図6,図7(a),図8(a)において左、図7
(b),図8(b)において紙面に向かって表)寄りの
偏波保持光ファイバFaの右端部と右寄りの偏波保持光
ファイバFaの左端部を融着処理するものであって、左
右方向へ延びた処理機本体43をベースにしている。
【0052】処理機本体43には一対のスライダ45が
左右に離隔してそれぞれ設けてあり、各スライダ45は
移動モータ(図示省略)の駆動により左右方向へそれぞ
れ移動可能である。各スライダ45には回転モータ47
がそれぞれ設けてあり、各回転モータ47の出力軸には
回転支持部材49がそれぞれ設けてある。各回転支持部
材49には光ファイバFaを固定する光ファイバ固定装
置51がそれぞれ設けてあり、処理機本体43における
一対のスライダ45の間には特開平8−194127号
公報等に示すような融着処理手段53が設けてある。
【0053】以下、第2の発明の実施の形態の要部であ
る光ファイバ固定装置51について詳細に説明する。
【0054】各ホルダ台55にはホルダベース57がセ
ット可能にそれぞれ設けてあり、各ホルダベース57の
表面には偏波保持光ファイバFaを支持する支持部59
がそれぞれ有してある。ここで、各回転モータ47の駆
動により回転支持部材49をそれぞれ回転させると、対
応するホルダ台55はファイバ軸心を中心として回転す
るように構成してある。各ホルダベース57をセット可
能にするため、各ホルダ台55には複数のガイドピン6
1がそれぞれ立設してあって、各ホルダベース57の裏
面には対応するガイドピン61が係合可能な複数の係合
穴63がそれぞれ形成してあると共に、各ホルダ台55
の表面にはホルダベース57が磁着可能なマグネット6
5がそれぞれ埋設してある。
【0055】各ホルダベース57における支持部59の
一方側には開閉方向(開方向,閉方向)へ揺動可能なホ
ルダ蓋67の基部がヒンジピン69を介してそれぞれ連
結してあり、各ホルダベース57における支持部59の
他方側にはホルダ蓋67の先端部が磁着可能なマグネッ
ト71がそれぞれ埋設してある。
【0056】右寄り光ファイバ固定装置51は、次のよ
うな特徴を有している。
【0057】即ち、右寄りの光ファイバ固定装置51に
おけるホルダベース57の支持部59の他方側には貫通
穴73が形成してあり、貫通穴73は、ホルダ蓋67に
よって覆われるカバー領域A1と、このカバー領域A1
から外れた解放領域A2に渡って位置するようにそれぞ
れ構成してある。
【0058】右寄り光ファイバ固定装置51におけるホ
ルダ台55には操作部材75が移動操作可能に設けてあ
り、操作部材75は、貫通穴73を通ってホルダベース
57の表面に対して突出する作動片77と、ホルダベー
ス57の側面から突出した一対の把持片79とを備えて
いる。ここで、図9及び図10に示すように、作動片7
7の先端部はホルダ蓋67への進入側が低くなるように
傾斜してあって、ホルダ蓋67がマグネット71に磁着
した状態の下で、操作部材75を移動操作して作動片7
7を解放領域A2からカバー領域A1へ貫通穴73に沿
って移動させると、作動片77によってホルダ蓋67が
押上げられて開方向へ揺動するように構成してある。ま
た、作動片77は、ホルダベース57がホルダ台55か
ら離れることを規制する規制突起77aを有している。
更に、右寄りの光ファイバ固定装置51におけるホルダ
蓋67を僅かに開いた状態を保つことができるようにす
るため、右寄りの光ファイバ固定装置51におけるホル
ダ蓋67には作動片77の先端部が係止可能な凹部81
が設けてあると共に、右寄りの光ファイバ固定装置51
におけるホルダ台55には作動片77を凹部81に係止
する右方向へ付勢するスプリング83が設けてある。
【0059】また、右寄りファイバ固定装置51におけ
るホルダ台55には固定部材85が設けてあり、固定部
材85は一対の操作把持片79に対向した一対の固定把
持片87を備えている。
【0060】上述の発明特定事項に基づいて、第2の発
明の実施の形態の作用について説明する。
【0061】予め、各ホルダベース57を対応するホル
ダ台55にそれぞれセットしておく。次に、ホルダ蓋6
7を開いた状態の下で、各ホルダベース57における支
持部59に偏波保持光ファイバFaをそれぞれ支持せし
める。そして、各ホルダ蓋67を閉方向へ揺動させて、
マグネット71にそれぞれ磁着せしめる。これによっ
て、一対の偏波保持光ファイバFaを対応するホルダベ
ース57に対してそれぞれ固定することができる。
【0062】一対の偏波保持光ファイバFaを対応する
ホルダベース57に対してそれぞれ固定した後に、各回
転支持部材49を回転モータ47の駆動によってそれぞ
れ回転させることにより、図11(a)に示すように、
各ホルダ台55をファイバ軸心を中心としてそれぞれ回
転させて、左寄りのファイバ固定装置51における偏波
保持光ファイバFaの偏波方向と右寄りの偏波保持光フ
ァイバFaの偏波方向を合わせる(なお、図11(a)
においては、説明の便宜上、右寄りのファイバ固定装置
51を180度回転させた状態を示しており、左寄りフ
ァイバ固定装置51は回転させる前の状態を示してい
る)。また、一対のスライダ45を移動モータの駆動に
よって接近する左右方向へ移動させることにより、一対
のホルダ台55を左右方向へ移動させて、左寄りの偏波
保持光ファイバFaの右端部と右寄りの偏波保持光ファ
イバFaの左端部を接触させる。そして、融着処理手段
53によって左寄りの偏波保持光ファイバFaの右端部
と右寄りの偏波保持光ファイバFaの左端部に対して融
着処理を行う。
【0063】偏波保持光ファイバFaに対して融着処理
を行った後に、右寄りのファイバ固定装置51における
対向する操作把持片79と固定把持片83を把持するよ
うに操作部材75を移動操作して作動片77をスプリン
グ83の付勢力に抗して解放領域A2からカバー領域A
1へ貫通穴73に沿って移動させることにより、作動片
77における規制突起77aによりホルダベース57が
対応するホルダ台55に対して離れることを規制しつ
つ、作動片77によってホルダ蓋67が押上げられて開
方向へ僅かに揺動する。これによって、右寄りのファイ
バ固定装置5におけるホルダ蓋67を僅かに開いて、右
寄りのファイバ固定装置51におけるホルダベース57
に対する偏波保持光ファイバFaの固定状態を解除す
る。
【0064】ここで、作動片77をスプリング83の付
勢力に抗して解放領域A2からカバー領域A1へ貫通穴
73に沿って移動させることにより、ホルダ蓋67が僅
かに揺動する他に、作動片77が凹部81に係止し、ス
プリング83の付勢力によって作動片77を係止する右
方向へ付勢する。これによって、右寄りのファイバ固定
装置51におけるホルダ蓋67を僅かに開いた状態に保
つことができる。
【0065】右寄りのファイバ固定装置51におけるホ
ルダベース57に対する偏波保持光ファイバFaの固定
状態を解除した後に、偏波保持光ファイバFaを左寄り
のファイバ固定装置51におけるホルダベース57に対
して固定した状態の下で、各回転支持部材49を回転モ
ータ47の駆動によってそれぞれ回転させることによ
り、図11(b)に示すように、各ホルダ台55をファ
イバ軸心を中心として回転させて、元の姿勢位置(ホル
ダベースのセット面が真上を向いてあって、ホルダ台5
5にホルダベース57をセットするときのホルダ台55
の姿勢位置)にそれぞれ復帰せしめる。このとき、偏波
保持光ファイバFaはファイバ軸心を中心として回転す
るが、右寄りのファイバ固定装置51におけるホルダベ
ース57に対する偏波保持光ファイバFaの固定状態を
解除しているため、偏波保持光ファイバFaにねじれが
生じることはない。
【0066】各ホルダ台55を元の姿勢位置にそれぞれ
復帰させた後に、各ホルダ蓋67を開方向へそれぞれ揺
動させることにより、各ホルダ蓋67をそれぞれ大きく
開く。そして、偏波保持光ファイバFaを一対のホルダ
ベース57からそれぞれ取り外す。なお、右寄りの光フ
ァイバ固定装置51における作動片77はスプリング8
3の付勢力によって元の状態に復帰する。
【0067】第2の発明の実施の形態よれば、右寄りの
光ファイバ固定装置51における作動片77を解放領域
A2からカバー領域A1へ貫通穴73に沿って移動させ
ることにより、作動片77における規制突起77aによ
りホルダベース57がホルダ台55に対して離れること
を規制しつつ、作動片77によってホルダ蓋67が押上
げられて開方向へ僅かに揺動するため、ホルダ台55を
上記元の姿勢位置に復帰させる際に偏波保持光ファイバ
Faにねじれが生じないように、右寄りの光ファイバ固
定装置51におけるホルダ蓋67を僅かに開方向へ揺動
させるときに、ホルダベース57をホルダ台55に押し
付ける必要がなくなり、ホルダ蓋67を開く操作が容易
になって、偏波保持光ファイバFaに対する融着処理を
含めた一連の作業の能率が向上する。
【0068】第3の発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0069】図12及び図13に示すように、第3の発
明の実施の形態に係わる光ファイバホルダ89は、ホル
ダベース91を備えており、このホルダベース91の表
面には光ファイバFを支持する支持部93が有してあ
る。ホルダベース91における支持部93の一方側には
開閉方向(開方向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋95
の基部がヒンジピン97を介して連結してあり、ホルダ
ベース91における支持部93の他方側にはホルダ蓋9
5の先端部が磁着可能なマグネット99が埋設してあ
る。
【0070】ホルダベース91における支持部93の一
方側には貫通穴101が形成してあり、貫通穴101
は、ホルダ蓋95によって覆われるカバー領域A1と、
このカバー領域A1から外れた解放領域A2に渡って位
置するようにそれぞれ構成してある。ホルダベース91
は操作部材103が移動操作可能に設けてあり、操作部
材103は、貫通穴101を通ってホルダベース91の
表面に対して突出する作動片105を備えている。ここ
で、作動片105の先端部はホルダ蓋95への進入側が
低くなるように傾斜してあって、ホルダ蓋95がマグネ
ット99に磁着した状態の下で、操作部材103を移動
操作して作動片105を解放領域A2からカバー領域A
1へ貫通穴101に沿って移動させると、作動片105
によってホルダ蓋95が押上げられて開方向へ揺動する
ように構成してある。
【0071】上述の発明特定事項に基づいて第3の発明
の実施の形態の作用について説明する。
【0072】ホルダ蓋95を開いた状態の下で、光ファ
イバFをホルダベース91における支持部93に支持せ
しめる。そして、ホルダ蓋95を閉方向へ揺動させて、
マグネット99に磁着せしめる。これによって、ホルダ
蓋95とホルダベース91の協働により光ファイバFを
保持することができる。
【0073】光ファイバFを保持した後に、操作部材1
03を移動操作して作動片105を解放領域A2からカ
バー領域A1へ貫通穴101に沿って移動させることに
より、作動片105によってホルダ蓋95が押上げられ
て開方向へ揺動する。これによって、ホルダ蓋95を開
いて、光ファイバFをホルダベース91から取外すこと
ができる。
【0074】第3の発明の実施の形態によれば、作動片
105を解放領域A2からカバー領域A1へ貫通穴10
1に沿って移動させることにより、作動片105によっ
てホルダ蓋95が押上げられて開方向へ揺動するため、
ホルダ蓋95を開く操作が容易になって、光ファイバホ
ルダ89を用いた作業の能率が向上する。
【0075】なお、本発明は、前述の如き発明の実施の
形態の説明に限るものでなく、適宜の変更を行うことに
より、その他種々の態様で実施可能である。
【0076】
【発明の効果】請求項1から請求項3のうちのいずれか
の請求項に記載の発明によれば、作動片を解放領域から
カバー領域へ貫通穴に沿って移動させることにより、作
動片における規制部によりホルダベースがホルダ台に対
して離れることを規制しつつ、作動片によってホルダ蓋
が押上げられて開方向へ揺動するため、光ファイバ(偏
波保持光ファイバを含む)をホルダベースから取り外す
べくホルダ蓋を開方向へ揺動させる際に、ホルダベース
をホルダ台に押し付ける必要がなくなり、ホルダ蓋を開
く操作が容易になって、光ファイバに対するファイバ処
理を含めた一連の作業の能率が向上する。
【0077】また、請求項4又は請求項5に記載の発明
によれば、作動片を解放領域からカバー領域へ貫通穴に
沿って移動させることにより、作動片における規制突起
によりホルダベースがホルダ台に対して離れることを規
制しつつ、作動片によってホルダ蓋が押上げられて開方
向へ僅かに揺動するため、ホルダ台を前記元の姿勢位置
に復帰させ際に偏波保持光ファイバにねじれが生じない
ように、予めいずれか一方のホルダ蓋を僅かに開方向へ
揺動させるときに、ホルダベースをホルダ台に押し付け
る必要がなくなり、ホルダ蓋を開く操作が容易になっ
て、偏波保持光ファイバに対する融着処理を含めた一連
の作業の能率が向上する。
【0078】請求項6に記載の発明によれば、作動片を
解放領域からカバー領域へ貫通穴に沿って移動させるこ
とにより、作動片によってホルダ蓋が押上げられて開方
向へ揺動するため、ホルダ蓋を開く操作が容易になっ
て、光ファイバホルダを用いた作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の形態に係わる光ファイバ融
着処理機の概略的な平面図である。
【図2】(a)は、第1の発明の実施の形態に係わる光
ファイバ固定装置を示す平面図であって、ホルダ蓋が閉
じた状態を示してあり、(b)は、(a)の左側面図で
ある。
【図3】(a)は、第1の発明の実施の形態に係わる光
ファイバ固定装置を示す平面図であって、ホルダ蓋が開
いた状態を示してあり、(b)は、(a)の左側面図で
ある。
【図4】(a)は、第1の発明の実施の形態に係わる光
ファイバ固定装置の動作を説明する図であって、(b)
は、(a)におけるI-I線に沿った図である。
【図5】(a)は、第1の発明の実施の形態に係わる光
ファイバ固定装置の動作を説明する図であって、(b)
は、(a)におけるII-II線に沿った図である。
【図6】第2の発明の実施の形態に係わる光ファイバ融
着処理機の概略的な平面図である。
【図7】(a)は、第2の発明の実施の形態に係わる光
ファイバ固定装置を示す平面図であって、ホルダ蓋が閉
じた状態を示してあり、(b)は、(a)の左側面図で
ある。
【図8】(a)は、第2の発明の実施の形態に係わる光
ファイバ固定装置を示す平面図であって、ホルダ蓋が開
いた状態を示してあり、(b)は、(a)の左側面図で
ある。
【図9】(a)は、第2の発明の実施の形態の光ファイ
バ固定装置の動作を説明する図であって、(b)は、
(a)におけるIII-III線に沿った図である。
【図10】(a)は、第2の発明の実施の形態の光ファ
イバ固定装置の動作を説明する図であって、(b)は、
(a)におけるIV-IV線に沿った図である。
【図11】第2の発明の実施の形態の作用を説明する図
である。
【図12】(a)は、第3の発明の実施の形態に係わる
光ファイバホルダを示す図であって、ホルダ蓋が閉じた
状態を示してあり、(b)は、(a)におけるV-V線に
沿った図である。
【図13】(a)は、第3の発明の実施の形態に係わる
光ファイバホルダを示す図であって、ホルダ蓋が開いた
状態を示してあり、(b)は、(a)におけるV-V線に
沿った図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ融着処理機 11 ホルダ台 13 ホルダベース 15 支持部 23 ホルダ蓋 27 マグネット 29 貫通穴 31 操作部材 33 作動片 33a 規制突起 41 光ファイバ融着処理機 47 回転モータ 55 ホルダ台 57 ホルダベース 59 支持部 67 ホルダ蓋 71 マグネット 73 貫通穴 75 操作部材 77 作動片 77a 規制突起 83 スプリング 87 光ファイバホルダ 91 ホルダベース 93 支持部 95 ホルダ蓋 101 貫通穴 103 操作部材 105 作動片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−304961(JP,A) 特開2000−131550(JP,A) 特開 平11−352353(JP,A) 特開 平11−23879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/255 G02B 6/00 G02B 6/287

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ処理機に用いられ、光ファイ
    バを固定する光ファイバ固定装置において、 ホルダ台を設け、このホルダ台に光ファイバを支持する
    支持部を表面に有したホルダベースをセット可能に設
    け、このホルダベースにおける上記支持部の一方側に開
    閉方向(開方向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋の基部
    を連結し、上記ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能
    なマグネットを埋設し、上記ホルダベースに貫通穴を形
    成し、この貫通穴を、上記ホルダ蓋によって覆われるカ
    バー領域と、このカバー領域から外れた解放領域に渡っ
    て位置するように構成し、上記ホルダ台に上記貫通穴を
    通って上記ホルダベースの表面に対して突出する作動片
    を備えた操作部材を移動操作可能に設け、上記ホルダ蓋
    が上記マグネットに磁着した状態の下で、上記操作部材
    を移動操作して上記作動片を上記解放領域から上記カバ
    ー領域へ上記貫通穴に沿って移動させると、上記作動片
    によって上記ホルダ蓋が押上げられて開方向へ揺動する
    ように構成し、更に、上記作動片に、上記ホルダベース
    が上記ホルダ台から離れることを規制する規制部を有し
    てなることを特徴とする光ファイバ固定装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバに対してファイバ処理を行う
    光ファイバ処理機において、 請求項1に記載の光ファイバ固定装置を備えてなること
    を特徴とする光ファイバ処理機。
  3. 【請求項3】 左寄りの光ファイバの右端部と右寄りの
    光ファイバの左端部を融着処理する光ファイバ融着処理
    機において、 左右に離隔した一対のホルダ台を左右方向へ移動可能に
    設け、各ホルダ台に光ファイバを支持する支持部を表面
    に有したホルダベースをセット可能にそれぞれ設け、各
    ホルダベースにおける上記支持部の一方側に開閉方向
    (開方向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋の基部をそれ
    ぞれ連結し、各ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能
    なマグネットをそれぞれ埋設し、 少なくとも一方のホルダベースに貫通穴を形成し、この
    貫通穴を、上記ホルダ蓋によって覆われるカバー領域
    と、このカバー領域から外れた解放領域に渡って位置す
    るように構成し、上記いずれかのホルダベースに上記貫
    通穴を通って上記ホルダベースの表面に対して突出する
    作動片を備えた操作部材を移動操作可能に設け、上記ホ
    ルダ蓋が上記マグネットに磁着した状態の下で、上記操
    作部材を移動操作して上記作動片を上記解放領域から上
    記カバー領域へ上記貫通穴に沿って移動させると、上記
    作動片によって上記ホルダ蓋が押上げられて開方向へ揺
    動するように構成し、更に、上記作動片に、上記ホルダ
    ベースが上記ホルダ台から離れることを規制する規制部
    を有してなることを特徴とする光ファイバ融着処理機。
  4. 【請求項4】 左寄りの偏波保持光ファイバの右端部と
    右寄りの偏波保持光ファイバの左端部を融着処理する光
    ファイバ融着処理機において、 左右に離隔した一対のホルダ台を左右方向へ移動可能に
    設け、各ホルダ台に偏波保持光ファイバを支持する支持
    部を表面に有したホルダベースをセット可能にそれぞれ
    設け、各ホルダベースにおける上記支持部の一方側に開
    閉方向へ揺動可能なホルダ蓋の基部をそれぞれ連結し、
    各ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁着可能なマグネット
    をそれぞれ埋設し、各ホルダ台を偏波保持光ファイバの
    ファイバ軸心を中心として回転させる回転手段をそれぞ
    れ設け、 少なくともいずれか一方のホルダベースに貫通穴を形成
    し、この貫通穴を、上記ホルダ蓋によって覆われるカバ
    ー領域と、このカバー領域から外れた解放領域に渡って
    位置するように構成し、上記一方のホルダベースに上記
    貫通穴を通って上記ホルダベースの表面に対して突出す
    る作動片を備えた操作部材を移動操作可能に設け、上記
    ホルダ蓋が上記マグネットに磁着した状態の下で、上記
    操作部材を移動操作して上記作動片を上記解放領域から
    上記カバー領域へ上記貫通穴に沿って移動させると、上
    記作動片によって上記ホルダ蓋が押上げられて開方向へ
    僅かに揺動するように構成し、上記ホルダ蓋を僅かに開
    いた状態を保つことができるように構成し、更に、上記
    作動片に、上記ホルダベースが上記ホルダ台から離れる
    ことを規制する規制部を有してなることを特徴とする光
    ファイバ融着処理機。
  5. 【請求項5】 上記ホルダ蓋を僅かに開いた状態を保つ
    ことができるようにするため、上記ホルダ蓋に上記作動
    片の先端部が係止可能な凹部を設けると共に、上記作動
    片を上記凹部に係止する方向へ付勢する付勢部材を設け
    てなることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ融
    着処理機。
  6. 【請求項6】 光ファイバを保持する光ファイバホルダ
    において、 光ファイバを支持する支持部を表面に有したホルダベー
    スを設け、このホルダベースにおける上記支持部の一方
    側に開閉方向(開方向,閉方向)へ揺動可能なホルダ蓋
    の基部を連結し、上記ホルダベースに上記ホルダ蓋が磁
    着可能なマグネットを埋設し、上記ホルダベースの表面
    にガイド穴を形成し、このガイド穴を、上記ホルダ蓋に
    よって覆われるカバー領域と、このカバー領域から外れ
    た解放領域に渡って位置するように構成し、上記ホルダ
    ベースに上記ガイド穴から上記ホルダベースの表面に対
    して突出した作動片を備えた操作部材を移動操作可能に
    設け、上記ホルダ蓋の先端部が上記マグネットに磁着し
    た状態の下で、上記操作部材を移動操作して上記作動片
    を上記解放領域から上記カバー領域へ移動させると、上
    記作動片によって上記ホルダ蓋が押上げられて開方向へ
    揺動するように構成してなることを特徴とする光ファイ
    バホルダ。
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