JP3476591B2 - 輸液用容器の製造方法 - Google Patents
輸液用容器の製造方法Info
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Description
液用容器の製造方法に関する。
製造するには、図9に示す様に、上下両側に口元を形成
するため、金型19のキャビティー20の上部と下部に
それぞれ絞り部20a、20bを設け、さらにこの絞り
部20a、20bの上下に大径部21a、21bをそれ
それ設け、上部の大径部21aにはブローピン22の差
込口23を設けた金型19を用いてブロー成形しなけれ
ばならなかった。
形品24は、図10に示す様に、上下両側に大径の球状
部25a、25bがあり、最終製品である輸液容器とす
るには、この球状部25a、25bと口元の先端部26
a、26bとの間で一点鎖線に示される領域で切断する
必要があった。なお、図9において、27はパリソンの
プリブロー成形体である。
キャビティーの上部と下部にそれぞれ絞り部を設け、さ
らにこの絞り部の上下に大径部をそれそれ設け、上部の
大径部にはブローピンの差込口を設けた金型を用いてブ
ロー成形した場合、ブロー成形であることに起因して、
口元の口内径を規制することが難しく、寸法精度が出な
い問題があった。
大径の球状部があり、最終製品である輸液容器とするに
は、この球状部と口元の先端部との間で切断しなければ
ならないため、別途切断工程が必要となって工程上煩雑
であった。
口内径を規制し易く寸歩安定性にすぐれ、かつ別途切断
工程を必要としない輸液用容器の製造方法を提供する点
にある。
め、この発明は、閉鎖ピンの挿入口とブローピンの挿入
口を有する金型に、パリソンを押し出した後、該パリソ
ンを挟み込んで型閉めしてプリブロー成形体を成形し、
上記金型における閉鎖ピンの挿入口によって形作られた
プリブロー成形体の一方側開口部内に閉鎖ピンを打ち込
むとともに、上記金型におけるブローピンの挿入口によ
って形作られたプリブロー成形体の他方側開口部内にブ
ローピンを打ち込み、プリブロー成形体の一方側開口部
を上記閉鎖ピンで閉鎖した状態で前記ブローピンから空
気を吹き込んで膨らませる輸液用容器の製造方法を採用
した。
する輸液用容器をブロー成形で一発成形する方法である
が、片側の口元にキャップを装備し、片側の口元を開口
部とする輸液用容器とすることもできる。例えば、閉鎖
ピンの先端にインサート用のキャップ部材を装着し、該
キャップ部材をプリブロー成形体の一方側開口部にイン
サートし、他方側開口部にブローピンを挿入して該ブロ
ーピンにより空気を吹き込んで膨らませことで、輸液用
容器を製造することができる。
有するインサート用のキャップ部材を装着し、該キャッ
プ部材をプリブロー成形体の一方側開口部にインサート
してブローピンから空気を吹き込んで膨らませることも
できる。
動部を設置して作動させることが望ましい。
ブローピンの挿入口を有する金型に、パリソンを押し出
した後、該パリソンを挟み込んで型閉めしてプリブロー
成形体を成形し、上記金型における閉鎖ピンの挿入口に
よって形作られたプリブロー成形体の一方側開口部内に
閉鎖ピンを打ち込むとともに、上記金型におけるブロー
ピンの挿入口によって形作られたプリブロー成形体の他
方側開口部内にブローピンを打ち込み、プリブロー成形
体の一方側開口部を上記閉鎖ピンで閉鎖した状態で前記
ブローピンから空気を吹き込んで膨らませる輸液用容器
の製造方法であるので、ブローピンと閉鎖ピンの打ち込
み部の口径で口元の口径を制御することが可能となり、
特にブローピン及び又は閉鎖ピンの先端にキャップを装
着した場合は、キャップのインサート成形もブロー成形
において同時に行われ、一回のブロー成形で両側又は片
側にキャップが装着された輸液用容器を製造することが
可能となる。
制し易く寸歩安定性にすぐれ、かつ別途切断工程を必要
としないものである。
示す概略図である。図2はブローピンと閉鎖ピンの打ち
込み工程を示す概略図である。図3は吹き込み工程を示
す概略図である。
片方側の金型1aを示している。この金型1には、閉鎖
ピンの挿入口2とブローピンの挿入口3を有しており、
また片方側の金型1aの底部には、閉鎖ピン4が閉鎖ピ
ンの挿入口2に対して上下動可能にするための閉鎖ピン
4の作動部5が片方側の金型1aに一体的に設置されて
いる。なお、6はこの金型1内に押し出し成形で装填さ
れたパリソンである。またPは作動部5のシリンダーで
ある。
す様に、まずこの金型1内にパリソン6を押し出した
後、矢印方向に金型1でパリソン6を挟み込んで型閉め
し、次に、図2に示す様に、ブローピン7を閉鎖ピンの
挿入口2に下降させることでプリブロー成形体8を成形
する。次に、図3に示す様に、上記閉鎖ピンの挿入口2
によって形作られたプリブロー成形体8の一方側開口部
8a内に閉鎖ピン4を打ち込むとともに、上記金型1に
おけるブローピンの挿入口3によって形作られたプリブ
ロー成形体8の他方側開口部8b内にブローピン7を打
ち込む。閉鎖ピン4の打ち込みは、閉鎖ピン4の作動部
5の作動によって行われる。この実施例の作動部5はシ
リンダーPの作動で行われる。そして、プリブロー成形
体8の一方側開口部8aを上記閉鎖ピン4で閉鎖した状
態で前記ブローピンから空気を吹き込んで膨らませる。
程を示す概略図である。図4において、10、11は上
下両側に形成された開口する口元である。通常はこの口
元10又は口元11にキャップを融着するものである。
成形で容器口元に装着する製造方法としては例えば以下
の方法を採用することができる。
を示す概略図である。図6はキャップ部材が装着された
閉鎖ピンの打ち込み工程を示す概略図である。
填した後は、図6に示す様に、閉鎖ピン12を上下動可
能にし、当該閉鎖ピン12の先端にインサート用のキャ
ップ部材13を装着し、該キャップ部材13をプリブロ
ー成形体8の一方側開口部8bにインサートし、他方側
開口部8aにブローピン14を挿入して、図7に示す様
に、該ブローピン14により空気を吹き込んで膨らませ
ることにより、図8に示す様に、片方側にキャップが装
着された輸液用容器とすることができる。 この例は、
前記実施例とは異なり、キャップ部材13をインサート
し易くするために、金型1の底部にブローピン14の作
動部15を一体的に金型1に設置し、閉鎖ピン12が上
下動する構成である。
先端部に取り付けられたキャップ部材13の保持部材で
あり、キャップ部材13はこの保持部材12嵌着してセ
ットされる。また、図7において、Rはキャップ部材1
3に内設されたゴム栓、図8において、17は一方側の
開口した口元であり、18はキャップ部材13が前記ブ
ロー成形によって一体的に装着された他方側の口元であ
る。
れない。例えば、キャップ部材の装着をブローピンの先
端に装着しても可能である。但し、この場合は、吹き込
み孔を有するインサート用のキャップ部材とし、該キャ
ップ部材をプリブロー成形体の一方側開口部にインサー
トしてブローピンから空気を吹き込んで膨らませる必要
がある。
係で、金型の上側で上下動するブローピン又は閉鎖ピン
の先端に装着することが望ましい。金型の底部に設置す
る作動部に設置する閉鎖ピン又はブローピンにキャップ
部材を装着することもできるが、自動化の点からは、金
型の上側で上下動するブローピン又は閉鎖ピンの先端に
装着することが望ましい。
ピンの挿入口を有する金型に、パリソンを押し出した
後、該パリソンを挟み込んで型閉めしてプリブロー成形
体を成形し、上記金型における閉鎖ピンの挿入口によっ
て形作られたプリブロー成形体の一方側開口部内に閉鎖
ピンを打ち込むとともに、上記金型におけるブローピン
の挿入口によって形作られたプリブロー成形体の他方側
開口部内にブローピンを打ち込み、プリブロー成形体の
一方側開口部を上記閉鎖ピンで閉鎖した状態で前記ブロ
ーピンから空気を吹き込んで膨らませる輸液用容器の製
造方法であるので、ブロー成形であるにもかかわらず、
口元の口内径を規制することが容易であり、寸法安定性
にすぐれており、また、最終製品である輸液容器とする
場合に、従来の様に、切断工程を必要としない。
ブローピンの先端に取り付けてブロー成形すれば、一発
成形で寸法精度にすぐれたキャップ部材装着の輸液用容
器を製造することができる。
図である。
略図である。
図である。
図である。
工程を示す概略図である。
図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 閉鎖ピンの挿入口とブローピンの挿入口
を有する金型に、パリソンを押し出した後、該パリソン
を挟み込んで型閉めしてプリブロー成形体を成形し、上
記金型における閉鎖ピンの挿入口によって形作られたプ
リブロー成形体の一方側開口部内に閉鎖ピンを打ち込む
とともに、上記金型におけるブローピンの挿入口によっ
て形作られたプリブロー成形体の他方側開口部内にブロ
ーピンを打ち込み、プリブロー成形体の一方側開口部を
上記閉鎖ピンで閉鎖した状態で前記ブローピンから空気
を吹き込んで膨らませることを特徴とする輸液用容器の
製造方法。 - 【請求項2】 閉鎖ピンの先端にインサート用のキャッ
プ部材を装着し、該キャップ部材をプリブロー成形体の
一方側開口部にインサートし、他方側開口部にブローピ
ンを挿入して該ブローピンにより空気を吹き込んで膨ら
ませるる請求項1記載の輸液用容器の製造方法。 - 【請求項3】 ブローピンの先端に、吹き込み孔を有す
るインサート用のキャップ部材を装着し、該キャップ部
材をプリブロー成形体の一方側開口部にインサートして
ブローピンから空気を吹き込んで膨らませる項1又は2
記載の輸液用容器の製造方法。 - 【請求項4】 金型の底部にブローピン又は閉鎖ピンの
作動部を設置した請求項1、2又は3記載の輸液用容器
の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP12951595A JP3476591B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 輸液用容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12951595A JP3476591B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 輸液用容器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08300453A JPH08300453A (ja) | 1996-11-19 |
JP3476591B2 true JP3476591B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=15011411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12951595A Expired - Fee Related JP3476591B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 輸液用容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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US11858194B2 (en) * | 2019-02-28 | 2024-01-02 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Container mold and method of manufacturing a container |
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-
1995
- 1995-04-27 JP JP12951595A patent/JP3476591B2/ja not_active Expired - Fee Related
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