JP3475577B2 - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JP3475577B2
JP3475577B2 JP14665495A JP14665495A JP3475577B2 JP 3475577 B2 JP3475577 B2 JP 3475577B2 JP 14665495 A JP14665495 A JP 14665495A JP 14665495 A JP14665495 A JP 14665495A JP 3475577 B2 JP3475577 B2 JP 3475577B2
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    • G11B23/08778Driving features, e.g. belt

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカートリッジ、
例えば、コンピュータの外部記憶媒体等に用いられてい
るテープカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶媒体に用いるテ
ープカートリッジとして図5〜図6に示すものが知られ
ている。
【0003】図5は上記テープカートリッジの分解斜視
図であり、上記テープカートリッジ101は、ベースプ
レート102と、該ベースプレート102に植立された
第1,第2のリール軸103,104に回転自在に支持
された第1,第2のテープリール105,106と、上
記第1,第2のテープリール105,106に巻回され
ていて、上記ベースプレート102に植立された第1,
第2のテープガイド107,108によって走行をガイ
ドされる磁気テープ109と、上記ベースプレート10
2に植立された第1〜第3のローラ軸111〜113に
回転自在に支持された第1〜第3のベルトローラ114
〜116に掛けられていて、上記第1,第2のテープリ
ール105,106に巻回されている磁気テープ109
の外周面に圧着させることにより、摩擦抵抗により上記
磁気テープ109を走行させるドライブベルト117を
備えている。
【0004】また、ベースプレート102上には、磁気
テープ109の種類やテープ始端やテープ終端を検出す
るのに用いる反射ミラー118が設けられている。
【0005】上記反射ミラー118は、ドライブ装置の
発光部から発射された検出光を反射させて磁気テープ1
09に当てるようになっている。
【0006】上記ベースプレート102上には、上記第
1,第2のテープリール105,106や磁気テープ1
09等を覆うようにカバー121がねじ122…122
により取付けられている。
【0007】上記カバー121は、前面側にヘッド挿入
部121aを有し、該ヘッド挿入部121a内を上記磁
気テープ109が走行する。上記ヘッド挿入部121a
は、蓋122で開閉されるようになっているとともに、
スプリング123で閉方向に付勢されている。
【0008】上記ドライブベルト117は、ウレタンゴ
ム等の弾性素材で作られていて、所定の張力で上記第1
〜第3のドライブローラ114〜116に掛けられてい
る。
【0009】従って、上記第1〜第3のベルトローラ1
14〜116は、上記ドライブベルト117の張力に耐
えながら垂直度を保つようにベースプレート102上に
取付ける必要がある。
【0010】また、反射ミラー118は、ドライブ装置
から発射された検出光を磁気テープ109の所定の位置
に向けて正確に反射させるために、精度よくベースプレ
ート102上に取付ける必要がある。
【0011】また、ベースプレート102は、錆が発生
すると、該錆が磁気テープ109等に付着すると記録・
再生不良等の原因になることから錆が発生しないことが
要求される。
【0012】上記要求に応えるべく、ベースプレート1
02は、一般に2〜3mmのアルミ合金の地金131の
表面に硬質保護膜層132と、歪消去用の微小窪部13
3…133を設けることにより形成されている。
【0013】上記保護膜層132は、アルミ合金の地金
131に陽極酸化処理、所謂アルマイト処理を施して陽
極酸化皮膜を設けることにより形成され、上記微小窪部
133…133は、硬質保護膜層132の上から凹部を
転写することにより形成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
テープカートリッジ、特にベースプレート102には次
に述べるような問題点があった。
【0015】(1)ベースプレート102のアルミ合金
の地金131の表面を覆っている硬質保護膜層132の
上から微小窪部133…133をプレス加工等により形
成する場合に、図6に示したように、微小窪部133…
133のコーナー部133a等において、硬質保護膜層
132の一部が破断されて、ベースプレート102のア
ルミ合金の地金131が露出してしまう虞れがある。
【0016】上記アルミ合金の地金131は、錆が発生
しやすく、該錆が磁気テープ109に付着すると磁気テ
ープへの記録・再生が不可能となり、商品の信頼性を損
なう。また、錆が発生すると見栄えも悪くなり商品のイ
メージを損なう。
【0017】(2)プレス加工等で歪消去用の微小窪部
133…133を転写する際における硬質保護膜層13
2の破断の発生を防止する方法として、ベースプレート
102に微小窪部133…133を形成し、これら微小
窪部133…133で予め歪を消去したのちに、硬質保
護膜層132を形成することが考えられる。
【0018】しかし、この方法はプリアルマイト材やプ
リコーティング材を使用してベースプレート102を製
造する場合には適用できない。
【0019】上記プリアルマイト材やプリコーティング
材とは、ベースプレートを打抜く前のアルミ合金原反の
段階でアルマイト処理やコーティング処理を施して、硬
質保護膜層を形成した素材をいう。
【0020】上記プリアルマイト材やプリコーティング
材を打抜いてベースプレートを形成すると、該ベースプ
レートの表面には既に硬質保護膜層が作られているの
で、従来のようにアルミ合金原反からベースプレートを
打抜いたのち、これらベースプレートごとに硬質保護膜
層を形成するという作業工程が省けることから、ベース
プレートの新たな製造方法として着目されている。
【0021】本発明は、硬質保護膜層を破断しないで歪
消去用の微小窪部を形成することができるようにして上
記従来の問題点を解決することができるようにしたもの
である。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ベー
スプレートと、該ベースプレート上に植立された一対の
リール軸に回転自在に支持された一対のテープリール
と、これら一対のテープリールに巻回されていて、上記
ベースプレート上に植立されたテープガイドによって走
行をガイドされる磁気テープとを備え、上記ベースプレ
ートは、アルミ合金の地金の表面に硬質保護膜層と、歪
消去用の微小窪部を有するテープカートリッジにおい
て、上記硬質保護膜層を、陽極酸化皮膜で形成するとと
もに、上記歪消去用の微小窪部を、上記硬質保護膜層の
肉厚の範囲内で、該硬質保護膜層を凹ますことにより形
成した
【0023】請求項2の発明は、ベースプレートと、該
ベースプレート上に植立された一対のリール軸に回転自
在に支持された一対のテープリールと、これら一対のテ
ープリールに巻回されていて、上記ベースプレート上に
植立されたテープガイドによって走行をガイドされる磁
気テープとを備え、上記ベースプレートは、アルミ合金
の地金の表面に硬質保護膜層と、歪消去用の微小窪部を
有するテープカートリッジにおいて、上記硬質保護膜層
を、アルミ合金の地金に硬質保護膜層形成用のコーティ
ング剤を塗布することにより形成するとともに、上記歪
消去用の微小窪部を、上記硬質保護膜層の変形量の範囲
内で、かつ上記硬質保護膜層の肉厚の範囲内でアルミ合
金の地金を凹ますことにより形成した。請求項3、4の
発明は、請求項1、2のテープカートリッジにおいて、
微小窪部を、略半球形状に形成した。
【0024】
【作用】請求項1のテープカートリッジは、上記硬質保
護膜層を、陽極酸化皮膜で形成するとともに、上記歪消
去用の微小窪部を、上記硬質保護膜層の肉厚の範囲内
で、該硬質保護膜層を凹ますことにより形成したので硬
質保護膜層の上からプレス加工等で垂直方向の円形穴状
の微小窪部等を形成する場合においても、円形穴状の微
小窪部が硬質保護膜層を貫通破断するのを防止して、ア
ルミ合金の地金が露出するのを防止することができる。
【0025】請求項2のテープカートリッジは、硬質保
護膜層を、アルミ合金の地金に硬質保護膜層形成用のコ
ーティング剤を塗布することにより形成するとともに、
上記歪消去用の微小窪部を、上記硬質保護膜層の変形量
の範囲内で、かつ上記硬質保護膜層の肉厚の範囲内で
ルミ合金の地金を凹ますことにより形成したので硬質保
護膜層の上からプレス加工等で微小窪部を形成する場合
にも硬質保護膜層が破断するのを防止して、破断によ
り、アルミ合金の地金が露出するのを防止することがで
きる。請求項3,4ののテープカートリッジは、微小窪
部を、略半球形状に形成したのでプレス加工時に硬質保
護膜層は略均一に伸びて部分的に破断されるのを防止す
る。
【0026】
【実施例】次に本発明のテープカートリッジを図1〜
に基づいて説明する。
【0027】図1は、テープカートリッジ1の分解斜視
図である。
【0028】上記テープカートリッジ1は、ベースプレ
ート2と、該ベースプレート2上に植立された第1,第
2のリール軸3,4に回転自在に支持された第1,第2
のテープリール5,6と、これら第1,第2のテープリ
ール5,6に巻回されていて、上記ベースプレート2上
に植立された一対のテープガイド7,8およびガイドピ
ン9によって走行をガイドされる磁気テープ10と、上
記ベースプレート2上に植立された第1〜第3のローラ
軸11〜13に回転自在に支持された第1〜第3のベル
トローラ14〜16に掛けられたドライブベルト17
と、ベースプレート2に設けたテープエンド検出光導入
用の切欠部18に臨んで設けられた反射ミラー19と、
上記第1,第2のテープリール5,6、テープガイド
7,8、ガイドピン9、磁気テープ10等を覆うように
ねじ20等でベースプレート2上に取付けられたカバー
21を有している。
【0029】上記カバー21は、前面21a側にヘッド
挿入部21bを有していて、該ヘッド挿入部21b内を
上記磁気テープ10が走行するようになっている。
【0030】上記カバー21のヘッド挿入部21bは、
蓋22によって開閉されるようになっている。上記蓋2
2は、ベースプレート2上に植立した蓋支持軸23に回
動自在に支持されていて、スプリング24のばね力で上
記ヘッド挿入部21bを閉じる方向に付勢されている。
【0031】上記ドライブベルト17は、上記第1のベ
ルトローラ14と第2のベルトローラ15の間17aが
上記第1のテープリール5に巻回されている磁気テープ
10の外周面に圧着されているとともに、上記第1のベ
ルトローラ14と第2のベルトローラ16の間17bが
上記第2のテープリール6に巻回されている磁気テープ
10の外周面に圧着されている。
【0032】上記ベースプレート2は、2〜3mmのア
ルミ合金の地金2aの表面に硬質保護膜層2bを有して
いる。
【0033】上記硬質保護膜層2bは、上記アルミ合金
の地金2aに陽極酸化処理を施して、陽極酸化皮膜を設
けることにより形成されている。上記陽極酸化皮膜の硬
質保護膜層2bは、9μm程度の肉厚に形成されてい
る。上記微小窪部31…31は、上記硬質保護膜層2b
を凹ませて深さ5〜8μmの凹部を設けることにより形
成されている。
【0034】上記ベースプレート2は、図2に示したよ
うに、アルミ合金の地金2aの上,下面陽極酸化処理を
施すことにより陽極酸化皮膜の硬質保護膜層2bを形成
したロール状或は長尺のプレート状のアルミ合金原反4
1をベースプレートの形状に打ち抜き、しかるのちに上
記硬質保護膜層2bに微小窪部31…31をプレス加工
により形成して、ベースプレート2の歪を消去するよう
になっている。
【0035】上記プレス加工には、図3に示したよう
に、窪部形成用の凸部51…51を有するローラやパン
チ52が使用され、上記凸部51…51を硬質保護膜層
2bに転写して、微小窪部31…31を形成し、これら
微小窪部31…31でベースプレート2の歪を吸収して
消去するようになっている。
【0036】上記微小窪部31…31を形成する際にベ
ースプレート2の表面に発生した突起等は必要に応じて
ベースプレート2の表面を研磨するなどの手段により除
去される。
【0037】第1実施例のテープカートリッジは、上述
のような構成であって、アルミ合金の地金2aの表面に
陽極酸化皮膜によって硬質保護膜層2bを形成し、該硬
質保護膜層2bに、歪消去用の微小窪部31…31を形
成したので、これら微小窪部31…31によってベース
プレート2の歪は消去されて、歪のないベースプレート
2を得ることができる。
【0038】また、硬質保護膜層2bの肉厚の範囲内で
微小窪部31…31を形成したのでアルミ合金の地金2
aが露出するのを防止し、錆の発生などを未然に防ぐこ
とができる。
【0039】因に、9μmの肉厚の硬質保護膜層2bに
対して14μmの深さの微小窪部31…31を形成し、
塩水に漬したところ塩化アルミニュウムの錆が発生し、
ベースプレート2の表面に浮き出たが、硬質保護膜層2
bの肉厚9μmに対して、微小窪部31…31の深さを
8μm以下に形成したベースプレート2を塩水につけて
も塩化アルミニュウムの錆は全く発生しなかった。
【0040】図4は、アルミ合金の地金2aの表面にコ
ーティング処理によって合成樹脂の硬質保護膜層2bを
形成した場合を示す。
【0041】上記硬質保護膜層2bは、アクリル、シリ
コン系の硬質保護膜層形成用のコーティング剤をロール
コート法等に塗布することにより9μmの肉厚に形成さ
れている。また、微小窪部31…31は、上記合成樹脂
の硬質保護膜層2bの上からプレス加工により、該合成
樹脂の硬質保護膜層2bの変形量(延び量)の範囲内で
5〜8μmの深さの凹みを設けることにより形成されて
いる。
【0042】上記微小窪部31…31のプレス加工に
は、図4に示したように、半球形状の窪部形成用の凸部
61…61を有するパンチ62が使用され、上記凸部6
1…61を合成樹脂の硬質保護膜層2bの上から打ち込
んで微小窪部31…31を形成する際に、硬質保護膜層
2bの破断を惹起しやすいエッジ部が発生するのを抑制
し、硬質保護膜層2bの破断により、アルミ合金の地金
2aが露出した状態になるのを防止するようになってい
る。
【0043】他の構成は、第1実施例の場合と同様であ
るので重複する説明を省略する。
【0044】なお、第1実施例の陽極酸化皮膜により硬
質保護膜層2bを形成した場合においても、微小窪部3
1…31を略半球形にすることにより、微小窪部31…
31を硬質保護膜層2bの上からプレス加工で形成する
場合に、硬質保護膜層2bに亀裂が入ったりするのを抑
制することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明のテープカートリッジには次に述
べるような効果がある。
【0046】請求項1のテープカートリッジは、上記硬
質保護膜層を、陽極酸化皮膜で形成し、該硬質保護膜層
の肉厚の範囲内で、歪み除去用の微小窪部を形成したの
で、微小窪部を形成する際にアルミ合金の地金が露出す
るのを防止し、ベースプレートの錆等が発生するのを防
止することができる。従って、予め陽極酸化皮膜を形成
したプリアルマイト材を使用してベースプレートを安価
に製造することが可能になる。
【0047】(2)請求項2のテープカートリッジは、
硬質保護膜層を、アルミ合金の地金に硬質保護膜層形成
用のコーティング剤を塗布ことにより形成するととも
に、上記歪消去用の微小窪部を、上記硬質保護膜層の変
形量の範囲内で、かつ上記硬質保護膜層の肉厚の範囲内
アルミ合金の地金を凹ますことにより形成したので硬
質保護膜層の上からプレス加工等で微小窪部を形成する
場合にも硬質保護膜層が破断するのを防止して、破断に
より、アルミ合金の地金が露出するのを防止することが
できる。
【0048】(3)請求項3又は4のテープカートリッ
は、微小窪部を、略半球形状に形成したのでプレス加
工時に硬質保護膜層は略均一に伸びて部分的に破断され
るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカートリッジの分解斜視図。
【図2】プリアルマイト材のロール状のベースプレート
原反の斜視図。
【図3】第1実施例の要部の拡大側面図。
【図4】第2実施例の要部の拡大断面図。
【図5】従来例の分解斜視図。
【図6】従来例の問題点を示す断面図。
【符号の説明】
1…テープカートリッジ 2…ベースプレート 2a…アルミ合金の地金 2b…硬質保護膜層 3,4…リール軸 5,6…テープリール 7,8…テープガイド 31…歪消去用の微小窪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/087

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレート上
    に植立された一対のリール軸に回転自在に支持された一
    対のテープリールと、これら一対のテープリールに巻回
    されていて、上記ベースプレート上に植立されたテープ
    ガイドによって走行をガイドされる磁気テープとを備
    え、上記ベースプレートは、アルミ合金の地金の表面に
    硬質保護膜層と、歪消去用の微小窪部を有するテープカ
    ートリッジにおいて、 上記硬質保護膜層は、陽極酸化皮膜で形成されていると
    ともに、 上記歪消去用の微小窪部は、上記硬質保護膜層の肉厚の
    範囲内で、該硬質保護膜層を凹ますことにより形成され
    ていることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 ベースプレートと、該ベースプレート上
    に植立された一対のリール軸に回転自在に支持された一
    対のテープリールと、これら一対のテープリールに巻回
    されていて、上記ベースプレート上に植立されたテープ
    ガイドによって走行をガイドされる磁気テープとを備
    え、上記ベースプレートは、アルミ合金の地金の表面に
    硬質保護膜層と、歪消去用の微小窪部を有するテープカ
    ートリッジにおいて、 上記硬質保護膜層は、アルミ合金の地金に硬質保護膜層
    形成用のコーティング剤を塗布することにより形成され
    ているとともに、上記歪消去用の微小窪部は、上記硬質
    保護膜層の変形量の範囲内で、かつ上記硬質保護膜層の
    肉厚の範囲内でアルミ合金の地金を凹ますことにより形
    成されていることを特徴とするテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 微小窪部は、略半球形状に形成されていることを特徴と
    するテープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 微小窪部は、略半球形状に形成されていることを特徴と
    するテープカートリッジ。
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