JP3475261B2 - 暖房便座 - Google Patents

暖房便座

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、便座の内面側にヒ
ータを設置し、便座を暖かくして使用するようにした暖
房便座に関するものである。 【0002】 【従来の技術】便座の内面側にヒータを設置し、便座を
暖かくして使用できるようにした暖房便座は、通常は図
2に示すように回路構成されている。すなわち、ヒータ
1とコントローラ2と電源3とをそれぞれ並列接続し、
ヒータ1に近接して設置したサーミスタ4をコントロー
ラ2に対して閉回路を形成すべく電気的に接続してい
る。 【0003】そして、ヒータ1と電源とを接続する回路
の途中に、コントローラ2によってON,OFF制御さ
れるトライアック等のスイッチング素子5を接続してい
る。なお、この場合、ヒータ1とサーミスタ4とは便座
に設置され、コントローラ2とスイッチング素子5とは
シャワートイレ本体等の内部へ設置されている。 【0004】ヒータ1が適正な発熱動作をしている通常
の使用状態にあっては、サーミスタ4がヒータ1の近傍
の温度を計測して適正であることをコントローラ2へ出
力しており、スイッチング素子5は回路を閉に接続した
ままである。 【0005】このような状態から何らかの原因によりヒ
ータ1が異常発熱を起こした場合には、サーミスタ4が
その温度を検知し、コントローラ2へヒータ1が異常発
熱をしていることを知らせる。これにより、コントロー
ラ2はスイッチング素子5を開動作させ、ヒータ1への
通電を遮断するようになっている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
暖房便座では、ヒータ1のリード線が二本と、サーミス
タ4へのリード線が二本の合計四本がシャワートイレ本
体等から便座側へ配線接続されている。そのため、何ら
かの原因によりヒータ1側のリード線が断線してもサー
ミスタ4はそのリード線が断線しておらず、動作可能で
あり、しかもヒータ1側のリード線が断線した直後にお
いてはヒータ1の温度が急激に低下することはない。断
線後のヒータ1は、徐々に温度が低下し、その温度低下
をサーミスタ4が検知する。 【0007】従って、サーミスタ4はヒータ1が正常に
作動している場合と同じ状態の出力信号をコントローラ
2へ出力するようになる。その結果、ヒータ1側のリー
ド線が断線しているにも拘らずヒータ1側への通電が継
続されることがあるという問題があった。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、シャワート
イレ本体等と便座とを接続する電子部品のリード線を全
部で二本にすることにより、ヒータ側へのリード線が断
線した場合には回路の全体が遮断されるようになし、ヒ
ータ側への通電が行われないようにした暖房便座を提供
せんとするものである。 【0009】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した手段は、便座のヒータと帯域フィルタとを直
列接続した回路と、前記ヒータの発熱温度を検知するサ
ーミスタと前記帯域フィルタとは別の帯域を有する帯域
フィルタとを直列接続した回路と、発振回路と、ヒータ
への通電制御を行うコントローラと、電源とをそれぞれ
並列接続して回路構成し、発振回路の所定周波数成分の
電気信号値を検出することでコントローラのヒータへの
通電状態を制御するようにしたことを特徴とする暖房便
座である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1は本発明の一実施の形態に係る暖房便座の電気回路を
示す図面である。同図に示す如く、この実施の形態にあ
っては、便座のヒータ1及びローパスフィルタ6を直列
接続した回路と、前記ヒータ1の発熱温度を検知するサ
ーミスタ4及びハイパスフィルタ7を直列接続した回路
と、発振回路8及びハイパスフィルタ9並びに電圧検出
器10を直列接続した回路と、ヒータ1への通電制御を
行うコントローラ2と、交流電源3とをそれぞれ並列接
続して回路構成している。 【0011】そして、電圧検出器10とコントローラ2
との間に、ローパスフィルタ11とスイッチング素子5
とを直列接続して配置し、また発振回路8のハイパスフ
ィルタ9とコントローラ2との間にもローパスフィルタ
12を接続している。前記交流電源3は50Hz又は6
0Hzであり、発振回路8は例えば数KHzの高周波を
発振して電源電圧へ重畳するようにしている。 【0012】このように構成された回路にあって、通常
の使用状態では、50Hz又は60Hzの低周波の交流
電源は、ローパスフィルタ12及び6と、ヒータ1と、
ローパスフィルタ11と、スイッチング素子5とを通る
閉回路を形成して作動し、ヒータ1は所定の発熱動作を
行う。これにより、便座が所定の温度範囲に暖められ、
使用者は冬季等の気温の低い環境下であっても、便座と
直接接触する臀部が冷たく感じることはなく、快適な使
用が可能である。 【0013】一方、発振回路8で励起された高周波は、
ハイパスフィルタ9及び7と、サーミスタ4と、電圧検
出器10とを通る閉回路を形成する。そのため、サーミ
スタ4は、高周波電源により作動し、前記便座ヒータ1
の近傍の温度を検出する。温度変化があるとサーミスタ
4の抵抗値が変化するので、前記高周波回路の電圧検出
器10で検出される値が変化する。従って、この電圧検
出器10の出力値の変化を検知することにより、便座ヒ
ータ1の温度制御を行うことができる。コントローラ2
は、前記電圧検出器10の出力信号に応じてスイッチン
グ素子5をON,OFF制御することで、便座ヒータ1
の温度制御を行っている。 【0014】このような通常の使用状態から、例えばシ
ャワートイレ本体等の回路と便座側の回路とを接続する
リード線部分が断線した場合には、回路の全体が断線状
態となり、便座ヒータ1側へ通電が継続されることはな
い。 【0015】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、発振回路8で励起される高周波の周波数やこれに対
応するハイパスフィルター7及び9等の周波数帯域は、
任意に設定すればよい。またサーミスタ4の抵抗値の変
化は、高周波回路の電流値を計測することによっても検
知可能である。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
シャワートイレ本体等の回路と、便座側の回路とを二本
のリード線で接続するようにし、しかも便座ヒータの温
度制御を行うサーミスタの検知信号を低周波電源へ重畳
した高周波を利用して行うようにしたから、二本のリー
ド線で接続した回路であっても、ヒータ側への通電と、
サーミスタによるヒータの温度検知とを同一の配線回路
内で別々に且つ同時に行うことが可能である。 【0017】従って、リード線を二本に少なくした分だ
け、断線の起こる可能性が少なくなり、また材料の節
約、配線接続作業の簡略化等が図れる。更には、リード
線が断線した場合には、全体の回路が通電不可能な状態
となるので、ヒータ側への通電が直ちに遮断され、安全
性においても優れている。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る暖房便座の電気回路図である。 【図2】従来の暖房便座の電気回路図である。 【符号の説明】 1…便座のヒータ 2…コントローラ 3…電源 4…サーミスタ 5…スイッチング素子 6,11,12…
ローパスフィルタ 7,9…ハイパスフィルタ 8…発振回路 10…電圧検出器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】便座のヒータと帯域フィルタとを直列接続
    した回路と、前記ヒータの発熱温度を検知するサーミス
    タと前記帯域フィルタとは別の帯域を有する帯域フィル
    タとを直列接続した回路と、発振回路と、ヒータへの通
    電制御を行うコントローラと、電源とをそれぞれ並列接
    続して回路構成し、発振回路の所定周波数成分の電気信
    号値を検出することでコントローラのヒータへの通電状
    態を制御するようにしたことを特徴とする暖房便座。
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