JP3474656B2 - パソコン用拡張ボード - Google Patents

パソコン用拡張ボード

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JP3474656B2
JP3474656B2 JP30299994A JP30299994A JP3474656B2 JP 3474656 B2 JP3474656 B2 JP 3474656B2 JP 30299994 A JP30299994 A JP 30299994A JP 30299994 A JP30299994 A JP 30299994A JP 3474656 B2 JP3474656 B2 JP 3474656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン(パーソナル
コンピュータ)の拡張スロットに挿入されるPCカード
等の試験を行うパソコン用拡張ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のノート型あるいはデスクトップ型
のパソコンにはPCMCIA(Personal Computer Memo
ry Card International Association)スロットが装備
されており、メモリの増設や外部機器の接続が容易に行
えるよう考慮されている。このPCMCIAスロットに
は、PCMCIA規格に準拠したICカード(以後、
「PCカード」と称する)が挿入される。このPCカー
ドには、メモリカードやモデムあるいはハードディスク
装置等を内蔵する各種のタイプ(タイプI ,II,III )
が用意されており、必要に応じてPCMCIAスロット
に挿入して使用される。
【0003】ところで、このようなPCカードを実機テ
ストする場合、例えば開発や製造時における機能試験を
行う場合、あるいは評価試験を行う場合等においては、
PCカードをパソコン本体のPCMCIAスロットに挿
入して実際に動作させる必要がある。したがって、試験
を行うPCカードが複数枚ある場合には、各PCカード
について脱着を行って試験を行っていた。
【0004】図9は、PCカードの実機テストを行う場
合の概略を示す図である。同図に示すように、試験を行
おうとするPCカード100,102,…を順番にパソ
コン本体110に挿入する。パソコン本体110にはP
Cカード100等の試験を行うためのプログラムがあら
かじめ記憶されており、この試験プログラムを実行する
ことにより各PCカード100等の機能試験が実施され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の試験方式においては、パソコン本体110のPCM
CIAスロットに対して試験対象となるPCカード10
0等を順番に装着していって機能試験を行っているた
め、PCMCIAスロットの端子部分が破損するといっ
た問題があった。例えば、PCカードの装着と脱着を繰
り返すことによりPCMCIAに設けられた接続ピンが
磨耗して十分な電気特性が得られなくなったり、過度の
圧力による接続ピンの変形等が生じていた。
【0006】図10は、上述したパソコン本体110内
に設けられた基板112の概略を示す図であり、この基
板112の一部にPCMCIAスロット114が取付け
固定されている。したがって、このPCMCIAスロッ
ト114の接続ピンが磨耗あるいは破損等すると、基板
112からPCMCIAスロット114を取り外し、再
び新品のPCMCIAスロット114を取り付け固定し
て半田付けを行う必要がある。ところが、このPCMC
IAスロット114は、本来取り外し可能に形成されて
いないため交換自体が難しく、最悪の場合にはCPUや
メインメモリが搭載された基板112の全体が使いもの
にならなくなってしまう。このため、複数のPCカード
100等に対して機能試験あるいは評価試験を行う場合
であっても、パソコン本体110に備わったPCMCI
Aスロット114の破損が生じない方式が望まれてい
た。
【0007】また、従来の試験方式においては、完成品
であるPCカード100等の機能試験を行う際に外部と
の間での信号の入出力及び外部からの電源供給等が不可
能であり、詳細な試験が行えないという不都合があっ
た。すなわち、完成品であるPCカード100等は完全
にパッケージされた状態にあるため、パッケージの一部
を改造しない限り信号の入出力は不可能である。また、
パソコン本体110の裏面等に設けられたGP−IB端
子やRS232C端子からデータを取り出すことによ
り、試験結果データを間接的に取り出すことは可能であ
るが、各種の信号波形を直接観察することは不可能であ
った。さらに、より正確な試験を行うために、例えば外
部の安定化電源をPCカード100等に接続することも
できなかった。
【0008】本発明はこのような点に鑑み創作されたも
のであり、その目的はパソコン本体の拡張カード用スロ
ットを破損させることなく各種の試験が可能であり、パ
ソコン本体および試験対象となる拡張カードを改造せず
に各種信号の入出力および外部からの電源供給が可能な
パソコン用拡張ボードを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1のパソコン用拡張ボードは、パソコン
本体に設けられた拡張カード用スロットに対応したコネ
クタと、前記拡張カード用スロットと同じ形状を有する
引出し用スロットと、前記コネクタと前記引出し用スロ
ットとを取付け固定するとともに対応する端子間の接続
を行う配線基板と、を備えることを特徴とする。
【0010】請求項2のパソコン用拡張ボードは、パソ
コン本体に並べて設けられた複数の拡張カード用スロッ
トのそれぞれに対応した複数のコネクタと、前記拡張カ
ード用スロットと同じ形状を有する複数の引出し用スロ
ットと、複数の前記コネクタと複数の前記引出し用スロ
ットとを取付け固定するとともに対応する端子間の接続
を行う1あるいは複数の配線基板と、を備えることを特
徴とする。
【0011】請求項3のパソコン用拡張ボードは、請求
項2のパソコン用拡張ボードにおいて、前記複数の引出
し用スロットを所定の間隔離して配置することを特徴と
する。
【0012】請求項4のパソコン用拡張ボードは、請求
項2のパソコン用拡張ボードにおいて、前記引出し用ス
ロットが2個設けられており、これらの引出し用スロッ
トの各端子の配列を2個の引出し用スロットが背中合わ
せとなるように設定することを特徴とする。
【0013】請求項5のパソコン用拡張ボードは、請求
項1〜4のいずれかのパソコン用拡張ボードにおいて、
前記配線基板には、前記コネクタを前記拡張カード用ス
ロットに挿入したときにパソコン本体から露出した位置
に、電源ラインに接続された電源用ピンが設けられてお
り、前記電源用ピンに外部から電源供給を行うことを特
徴とする。
【0014】請求項6のパソコン用拡張ボードは、請求
項1〜5のいずれかのパソコン用拡張ボードにおいて、
前記配線基板には、前記コネクタを前記拡張カード用ス
ロットに挿入したときにパソコン本体から露出した位置
に、信号ラインに接続された入出力ピンが設けられてお
り、前記入出力ピンと外部との間で信号の入出力を行う
ことを特徴とする。
【0015】請求項7のパソコン用拡張ボードは、請求
項1〜6のいずれかのパソコン用拡張ボードにおいて、
前記配線基板は、一部が接地された金属製のシールド面
が両面に被覆形成されており、前記シールド面により挟
まれた領域に前記コネクタと前記引出し用スロットとの
間を接続する信号ラインを配置することを特徴とする。
【0016】請求項8のパソコン用拡張ボードは、請求
項1〜7のいずれかのパソコン用拡張ボードにおいて、
前記配線基板は、前記コネクタと前記引出し用スロット
との間を接続する信号ラインに挿入されたバッファある
いは波形整形回路をさらに備えることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の発明は、配線基板にコネクタと引き
出し用スロットを取り付け、それらを配線することによ
り、パソコン本体に設けられた拡張カード用スロットを
外部に引き出している。したがって、この引き出し用ス
ロットに対して試験対象である拡張カードを抜き差しす
ることにより機能試験等を行うことができ、パソコン本
体に設けられた拡張カード用スロットに対して複数の拡
張カードを頻繁に抜き差しするわけではないため、この
拡張カード用スロットが破損することを防止することが
できる。
【0018】また、請求項2の発明は、パソコン本体に
拡張カード用の2連あるいはそれ以上の多連スロットが
設けられている場合であっても、請求項1の発明と同様
にそのまま外部にスロットを引き出すことができ、この
引き出された複数の引き出し用スロットに対して試験対
象である拡張カードを抜き差しすればよいことから、パ
ソコン本体に設けられた拡張カード用スロットの破損を
防止することができる。
【0019】また、請求項3の発明では、複数の引き出
し用スロットを引き出す際に所定の間隔離して配置して
いるため、厚みを持った拡張カードであってもスロット
の個数分同時に装着することが可能であり、機能試験等
の効率を上げることができる。
【0020】また、請求項4の発明は、引き出された2
個の引き出し用スロットが背中合わせとなるように配置
されており、一方の面側のみ厚みが増した拡張カードで
あってもその反対面同士が向かい合うように各引き出し
用スロットに装着することにより、2枚の拡張カードを
同時に装着することが可能となり、機能試験等の効率を
上げることができる。
【0021】また、請求項5の発明は、上述した配線基
板の電源ラインに電源用ピンを設けることにより、この
電源用ピンに外部から電源供給を行うことが可能とな
り、例えば安定化電源を用いることによる、より正確な
試験が可能となる。
【0022】また、請求項6の発明は、配線基板の信号
ラインに入出力ピンが設けられており、この入出力ピン
を介して外部に信号を取り出したり、外部から試験用の
擬似的な信号を入力することが可能となり、拡張カード
に対するより詳細な試験を行うことができる。
【0023】また、請求項7の発明は、配線基板の両面
を金属製のシールド面によって被覆形成し、その内部に
各種の信号ラインを配置することにより、これら各信号
ラインに対するノイズの混入等を防止することができ、
正確な機能試験の実施が可能となる。
【0024】また、請求項8の発明は、配線基板内の信
号ラインにバッファあるいは波形整形回路を備えてお
り、信号ラインを引き出すことにより生じる各種信号の
減衰を防止して正確な試験を行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を適用した一実施例のパソコン
用拡張ボードについて、図面を参照しながら具体的に説
明する。
【0026】図1は、第1実施例のパソコン用拡張ボー
ドの外観を示す斜視図である。同図に示す拡張ボード1
0は、PCMCIA基準に準拠したPCカードとほぼ同
じ大きさを有する本体ケース12と、本体ケース12の
一方端に形成されたコネクタ14と、一方端にこのコネ
クタ14が取り付け固定されているとともに他方端側が
本体ケース12から露出した配線基板18と、配線基板
18の他方端に取り付け固定されたスロット16とを含
んで構成されている。
【0027】コネクタ14は、パソコン本体に設けられ
たPCMCIAスロットに装着される部分であり、PC
カードが有するコネクタと同一形状に形成されている。
また、本体ケース12は、PCカードと同一形状に形成
されているため、PCカードに使用するものをそのまま
流用することもできる。
【0028】スロット16は、パソコン本体に設けられ
たPCMCIAスロットと同一形状を有しており、この
スロット16とコネクタ14との対応する各端子間が配
線基板18内の各配線によって電気的に接続されてい
る。
【0029】第1実施例の拡張ボード10はこのような
構造を有しており、その一方端に設けられたコネクタ1
4をパソコン本体のPCMCIAスロットに挿入して拡
張ボード10の装着を行うことにより、パソコン本体の
外部にスロット16が露出するようになっている。
【0030】図2は、パソコン本体に本実施例の拡張ボ
ード10を装着する場合の概略を示す図である。同図に
示すように、パソコン本体20のPCMCIAスロット
22に対して、PCカードを挿入する場合と同じ要領で
本実施例の拡張ボード10を装着する。図3には、拡張
ボード10が装着された状態のパソコン本体20が示さ
れており、PCMCIAスロットから拡張ボード10の
配線基板18の一部およびその先端に取り付け固定され
たスロット16が露出した状態になっている。したがっ
て、PCカードの製造時あるいは開発時の機能試験等を
行う場合には、この外部に露出した拡張ボード10のス
ロット16に対して試験対象であるPCカード24の装
着を行い、パソコン本体20による所定の試験が実施さ
れる。また、試験対象となるPCカード24を他のPC
カードに取り替える場合には、今まで試験を行っていた
PCカード24をスロット16から引き抜いて、次に試
験を行うPCカード26を装着すればよい。
【0031】このように、本実施例の拡張ボード10を
用いることにより、複数のPCカード24等を抜き差し
して所定の機能試験を行う場合であっても、パソコン本
体20に設けられたPCMCIAスロット22には常に
拡張ボード10を装着しておけばよいため、このPCM
CIAスロット22が破損することはない。
【0032】ところで、拡張ボード10に設けられた引
き出し用のスロット16には入れ替わり立ち替わりPC
カード24等が抜き差しされることになるため、このス
ロット16に設けられた接続ピンが磨耗あるいは破損す
る等の事態が生じる恐れがある。この場合には、拡張ボ
ード10の全体を交換すればよく、簡単な交換作業によ
り対応することができる。
【0033】図4は、配線基板18のみを抜き出した斜
視図である。同図(A)に示すように、配線基板18は
3つの領域a,b,cを有している。一方端近傍の領域
aはコネクタ14が取り付けられる部分であり、反対に
他方端近傍に設けられた領域cはスロット16が取り付
けられる部分である。これらの各領域a,cには、コネ
クタ14あるいはスロット16の取付けに必要な多数の
スルーホールが設けられている。また、これらの中間に
位置する領域bは、コネクタ14とスロット16との間
の配線を行う部分であり、4層構造の中の中間の2層が
配線に使用され、その両側の2層はシールド面として使
用される。
【0034】図3(B)には、同図(A)のA−A線拡
大断面図が示されており、同図に示すように、配線基板
18の表面および裏面のほぼ全面に金属のシールド面を
形成することにより電気的なシールドを行って、外部か
らの信号線に対するノイズの混入を防止している。
【0035】なお、図3(B)に示すように、中間の2
層によって信号ラインの配線が行われているが、これは
PCMCIAスロットの2列の接続端子のそれぞれに対
応させたものであり、必ずしも2層を使用して配線をし
なくてもよい。すなわち、3層基板を用いて、その中間
層において信号ラインの配線を行うようにしてもよい。
また、試験対象となるPCカードの種類や動作速度によ
っては外部からのノイズの混入を考慮しなくてもよい場
合があるため、このような場合には配線基板18のb領
域の両面に設けられたシールド面が不要であり、構造が
簡単な2層基板あるいは1層基板を用いることもでき
る。
【0036】図5は、図1に示した拡張ボード10を部
分的に改良した拡張ボード30の概略を示す図である。
同図に示す拡張ボード30は、図1に示した拡張ボード
10に対して、配線基板18の一部に電源ピン32,グ
ランドピン34および複数の信号ラインのそれぞれに対
応した入出力ピン36を有する点が異なっている。すな
わち、配線基板18内の電源ラインの一部に電気的に接
続された電源ピン32が配線基板18の表面に突出する
ように形成されており、アース電極の一部に電気的に接
続されたグランドピン34が配線基板18の外部に露出
するように形成されている。
【0037】したがって、スロット16に試験対象とな
るPCカード24等が装着された状態において、このグ
ランドピン34と電源ピン32との間に外部の安定化電
源(図示せず)を接続して定電圧の印加等を行うことに
より、電源電圧の変動等がほとんどない安定した動作環
境を確保することができ、所定の機能試験をよりよい環
境で実施することができる。
【0038】また、配線基板18内の各種の信号ライン
(必ずしもすべての信号ラインである必要はない)に電
気的に接続された入出力ピン36が配線基板18の外部
に露出するように形成されている。
【0039】したがって、この入出力ピン36がパソコ
ン本体20からPCカード24等へ各種の信号を送る出
力ラインに接続されている場合には、この入出力ピン3
6に対してファンクションジェネレータ等から擬似的な
信号をPCカード24等に送って、そのときのPCカー
ド24等の動作を確認するといったことも可能となり、
パソコン本体20によって所定のプログラムを実行した
だけでは不可能な各種の状態を作り出してより詳細な機
能試験を行うことが可能となる。
【0040】また、反対にPCカード24等からパソコ
ン本体20に向けて信号が送られる入力ラインに接続さ
れた入出力ピン36を用いることにより、具体的にはオ
シロスコープ等の各種の計測機器をこの入出力ピン36
に接続することにより、信号波形そのものを観察するこ
とができるため、より正確な動作確認を行うことができ
る。例えば、パソコン本体20からみれば所定の範囲内
の信号をデジタル的に処理しているため、機能試験の結
果が同じであっても、完全に同じ仕様のPCカード24
等が製造されたとはいえない場合がある。ところが、信
号波形そのものを観察することができれば、より詳細な
状況を把握することができるため、製造ラインの異常等
をいち早く検出することができ、便利である。
【0041】なお、図1に示すように、配線基板18内
の信号ラインの一部にバッファ38あるいは波形整形回
路40を挿入することもできる。これらを用いることに
より、配線基板18によって配線を引き延ばした際に生
じる信号の減衰や信号波形のなまりをなくして、誤差の
少ない入出力信号のやりとりを行うことが可能となる。
【0042】また、図1の二点鎖線で示した領域(両
面)を金属板8によって形成することにより、シールド
の効果を高めるようにしてもよい。
【0043】図6は、第2実施例の拡張ボードの構造を
示す斜視図である。同図に示す拡張ボード50は、PC
MCIA基準に準拠したPCカードを2枚重ねた大きさ
にほぼ等しい本体ケース52と、本体ケース52の一方
端に並行に形成された2つのコネクタ54a,54b
と、それぞれの一方端にコネクタ54a,54bのいず
れか一方が取り付け固定されているとともに他方端側が
本体ケース52から露出した2枚の配線基板58a,5
8bと、配線基板58a,58bの他方端に取り付け固
定された2つのスロット56a,56bとを含んで構成
されている。
【0044】このような構成を有する本実施例の拡張ボ
ード50は、上述した第1実施例において示した拡張ボ
ード10を2枚所定間隔で配置するとともにこれらの間
隔が変動しないように固定されたものであるといえる。
また、2つのコネクタ54a,54bの間隔は、パソコ
ン本体にPCMCIAの2連スロットが設けられている
場合に、これら2つのスロット間隔に一致するように設
定されている。したがって、この2連スロットに対して
第2実施例の拡張ボード50をそのまま装着することが
可能となり、この2連スロットがそのままの状態でパソ
コン本体の外部に引き出された状態を作り出している。
【0045】このため、例えばタイプI あるいはIIのP
Cカードを2枚同時に装着することができ、この装着し
た2枚のPCカードに対して並行して機能試験を実施す
ることができ、試験の効率化を図ることができる。
【0046】なお、第2実施例の拡張ボード50におい
ても第1実施例の拡張ボード10と同様に、配線基板5
8a,58bのそれぞれ両面には図4に示した配線基板
18と同様にシールド面が形成されており、ノイズの進
入等を防止することができる。また、図5に示したよう
に、配線基板58a,58bに電源ピン32,グランド
ピン34,入出力ピン36を形成することにより、安定
した電源の供給や擬似的な信号の入力あるいは電圧波形
の測定が可能となる。さらに、図1に示すように、配線
基板58a,58b内の各種信号ラインに図1に示すよ
うなバッファ38あるいは波形整形回路40を挿入する
ことにより、信号の減衰や波形のなまりによる誤動作お
よび誤診断を防止することができる。
【0047】なお、図6においては説明を簡単なものと
するためにコネクタ54aとスロット56aとを配線基
板58aによって配線し、コネクタ54bとスロット5
6bとを配線基板58bによってそれぞれ別々に配線す
るようにしたが、1枚の共通した配線基板を用いてこれ
ら各コネクタ54a,54bと各スロット56a,56
bとの間の配線を行ってもよい。この場合には、各種の
電源ピンやグランドピンあるいは入出力ピンのすべてが
1枚の配線基板上に形成されることになるため、外部の
装置との間の接続が容易となる。
【0048】ところで、現在市販されているパソコン本
体が有するPCMCIA準拠の2連スロットは、タイプ
I ,IIのPCカードを2枚同時に装着可能に形成されて
いるものが多く、タイプIII のPCカードを装着する場
合には2連スロットの一方のみを利用して1枚のPCカ
ードのみを装着するようになっている。これは、タイプ
III のPCカードの厚みがタイプI ,IIの約2枚分に相
当するため、一枚のタイプIII のPCカードを装着して
しまうと他のPCカードを装着する空間が物理的になく
なってしまうためである。したがって、タイプIII のP
Cカードの機能試験を行う場合には、パソコン本体に2
連スロットが備わっている場合であってもそのいずれか
一方に1枚のPCカードを装着しなければならず、無駄
が生じていた。
【0049】図7は、このような不都合を回避するため
に、上述した図6に示した拡張ボード50を部分的に変
形した拡張ボードの構造を示す図である。同図に示す拡
張ボード60は、図6に示した拡張ボード50に対して
2つのスロット56a,56bのうち、一方のスロット
56aの位置をPCカードの厚み方向にずらした点に特
徴がある。すなわち、コネクタ54a,54bには変更
がないため、一般に市販されているパソコン本体に設け
られた2連スロットに拡張ボード60をそのまま装着す
ることができる。2つのスロット56a,56bは、タ
イプIII のPCカードの厚みを考慮して間隔が設定され
ており、一方のスロット56bにタイプIII のPCカー
ドを装着した場合であっても、他方のスロット56aに
もタイプIII のPCカードを装着することができる。し
たがって、パソコン本体では不可能であったタイプIII
の2枚のPCカードを同時に装着して試験することが可
能となり、機能試験等の効率をあげることができる。な
お、当然ながら、タイプIあるいはIIのPCカードを装
着して機能試験を行うこともできる。
【0050】図8は、図6に示した拡張ボード50の他
の変形例を示す図である。同図に示す拡張ボード70
は、一方のコネクタ(下側)が反転して設置されてお
り、これに伴い一方の配線基板内の各種信号ラインや電
源ラインあるいはアースラインが交差するように配線さ
れている点に特徴がある。すなわち、図7に示すよう
に、タイプIII のPCカードは一方の面側にのみ厚みが
増しているため、図6に示すように2つのスロットを隣
接して配置した場合であっても、一方のスロットの向き
を反転させた場合には、各スロットに同時にタイプIII
のPCカードを装着することができる。図8に示す一方
のスロット56cは、図6に示した一方のスロット56
bの上下面を反対にして配置したものであり、上下面を
反対にすることに伴い一方の配線基板58c内では、コ
ネクタ54aとスロット56cの対角位置にある接点同
士が接続されている。
【0051】このように、パソコン本体に設けられたP
CMCIAの2連スロットをそのまままあるいは改良を
加えて外部に引き出すことにより、2枚のPCカードを
抜き差しして同時に機能試験等を行うことができ、効率
的な試験が可能となる。特に、パソコン本体では不可能
だったタイプIII のPCカードを2枚装着することも可
能となり、さらに試験の効率化を図ることができること
となる。また、外部に引き出したいずれかのスロット5
6a等が破損した場合には、拡張ボード50等を交換す
るだけで済むため、従来であればパソコン本体を分解し
て修理するといった手間を大幅に削減することができ
る。
【0052】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0053】例えば、上述した第2実施例ではPCMC
IAの2連スロットに装着する拡張ボード50等を説明
したが、3連以上の拡張スロットがある場合にはその個
数のコネクタを有する拡張ボードとすることができる。
この場合であっても、同じ個数のスロットを備え、これ
らコネクタとスロット間を配線することにより外部に複
数のスロットを引き出すことができ、この引き出された
スロットに対して3枚以上のPCカードを同時に装着す
ることにより、機能試験を行うことができる。また、こ
れらの各スロットを所定間隔離して配置することによ
り、タイプIII のPCカードを複数枚同時に装着するこ
ともできる。
【0054】また、上述した各実施例においては、PC
MCIA準拠のPCカードを試験するための拡張ボード
について説明したが、他の規格あるいはいずれの規格に
も準拠しない各種のICカードやメモリカードを試験す
る場合の拡張ボードについても適用することができる。
すなわち、これらのICカードあるいはメモリカードの
試験を行う場合にも、パソコン本体に抜き差しして実機
テストを行う場合があり、その際にスロットが破損する
点については同じである。したがって、このスロットを
拡張ボードを用いることにより外部に引き出すことによ
り、パソコン本体のスロットの破損を防止することがで
きる。
【0055】
【発明の効果】上述したように請求項1の発明によれ
ば、パソコン本体に設けられた拡張カード用スロットを
外部に引き出して、この引き出したスロットに対して試
験対象である拡張カードを抜き差しすることにより機能
試験等を行うことができ、パソコン本体に設けられた拡
張カード用スロットに対して複数の拡張カードを頻繁に
抜き差しするわけではないため、この拡張カード用スロ
ットが破損することを防止することができる。
【0056】また、請求項2の発明によれば、パソコン
本体に拡張カード用の2連あるいはそれ以上の多連スロ
ットが設けられている場合であっても、請求項1の発明
と同様にそのまま外部にスロットを引き出すことがで
き、この引き出された複数の引き出し用スロットに対し
て試験対象である拡張カードを抜き差しすればよいこと
から、パソコン本体に設けられた拡張カード用スロット
の破損を防止することができる。
【0057】また、請求項3の発明によれば、複数の引
き出し用スロットを引き出す際に所定の間隔離して配置
しているため、厚みを持った拡張カードであってもスロ
ットの個数分同時に装着することが可能であり、機能試
験等の効率を上げることができる。
【0058】また、請求項4の発明によれば、引き出さ
れた2個の引き出し用スロットが背中合わせとなるよう
に配置されており、一方の面側のみ厚みが増した拡張カ
ードであってもその反対面同士が向かい合うように各引
き出し用スロットに装着することにより、2枚の拡張カ
ードを同時に装着することが可能となり、機能試験等の
効率を上げることができる。
【0059】また、請求項5の発明によれば、上述した
配線基板の電源ラインに電源用ピンを設けることによ
り、この電源用ピンに外部から電源供給を行うことが可
能となり、例えば安定化電源を用いることによる、より
正確な試験が可能となる。
【0060】また、請求項6の発明によれば、配線基板
の信号ラインに入出力ピンが設けられており、この入出
力ピンを介して外部に信号を取り出したり、外部から試
験用の擬似的な信号を入力することが可能となり、拡張
カードに対するより詳細な試験を行うことができる。
【0061】また、請求項7の発明によれば、配線基板
の両面を金属製のシールド面によって被覆形成し、その
内部に各種の信号ラインを配置することにより、これら
各信号ラインに対するノイズの混入等を防止することが
でき、正確な機能試験の実施が可能となる。
【0062】また、請求項8の発明によれば、配線基板
内の信号ラインにバッファあるいは波形整形回路を備え
ており、信号ラインを引き出すことにより生じる各種信
号の減衰を防止して正確な試験を行うことができる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のパソコン用拡張ボードの外観を示
す斜視図である。
【図2】パソコン本体に本実施例の拡張ボード10を装
着する場合の概略を示す図である。
【図3】拡張ボードが装着されたパソコン本体を示す図
である。
【図4】拡張ボードから配線基板のみを抜き出した斜視
図である。
【図5】図1に示した拡張ボードを部分的に改良した拡
張ボードの概略を示す図である。
【図6】第2実施例の拡張ボードの構造を示す斜視図で
ある。
【図7】図6に示した拡張ボードを部分的に変形した変
形例を示す図である。
【図8】図6に示した拡張ボードの他の変形例を示す図
である。
【図9】PCカードの実機テストを行う場合の概略を示
す図である。
【図10】パソコン本体内に設けられた基板の概略を示
す図である。
【符号の説明】
10 拡張ボード 12 本体ケース 14 コネクタ 16 スロット 18 配線基板 20 パソコン本体 22 PCMCIAスロット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/00 G01R 31/28 G06F 1/18 G06F 11/22 320 G06F 11/22 330

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン本体に設けられた拡張カード用
    スロットに対応したコネクタと、 前記拡張カード用スロットと同じ形状を有する引出し用
    スロットと、 前記コネクタと前記引出し用スロットとを取付け固定す
    るとともに対応する端子間の接続を行う配線基板と、を備え、前記配線基板には、前記コネクタを前記拡張カ
    ード用スロットに挿入したときにパソコン本体から露出
    した位置に、電源ラインに接続された電源用ピンが設け
    られており、前記電源用ピンに外部から電源供給を行う
    ことを特徴とするパソコン用拡張ボード。
  2. 【請求項2】 パソコン本体に並べて設けられた複数の
    拡張カード用スロットのそれぞれに対応した複数のコネ
    クタと、 前記拡張カード用スロットと同じ形状を有する複数の引
    出し用スロットと、 複数の前記コネクタと複数の前記引出し用スロットとを
    取付け固定するとともに対応する端子間の接続を行う1
    あるいは複数の配線基板と、を備え、前記配線基板には、前記コネクタを前記拡張カ
    ード用スロットに挿入したときにパソコン本体から露出
    した位置に、電源ラインに接続された電源用ピンが設け
    られており、前記電源用ピンに外部から電源供給を行う
    ことを特徴とするパソコン用拡張ボード。
  3. 【請求項3】 パソコン本体に設けられた拡張カード用
    スロットに対応したコネクタと、 前記拡張カード用スロットと同じ形状を有する引出し用
    スロットと、 前記コネクタと前記引出し用スロットとを取付け固定す
    るとともに対応する端子間の接続を行う配線基板と、 を備え、前記配線基板には、前記コネクタを前記拡張カ
    ード用スロットに挿入したときにパソコン本体から露出
    した位置に、信号ラインに接続された入出力ピンが設け
    られており、前記入出力ピンと外部との間で信号の入出
    力を行うことを特徴とするパソコン用拡張ボード。
  4. 【請求項4】 パソコン本体に並べて設けられた複数の
    拡張カード用スロッ トのそれぞれに対応した複数のコネ
    クタと、 前記拡張カード用スロットと同じ形状を有する複数の引
    出し用スロットと、 複数の前記コネクタと複数の前記引出し用スロットとを
    取付け固定するとともに対応する端子間の接続を行う1
    あるいは複数の配線基板と、 を備え、前記配線基板には、前記コネクタを前記拡張カ
    ード用スロットに挿入したときにパソコン本体から露出
    した位置に、信号ラインに接続された入出力ピンが設け
    られており、前記入出力ピンと外部との間で信号の入出
    力を行うことを特徴とするパソコン用拡張ボード。
  5. 【請求項5】 パソコン本体に並べて設けられた複数の
    拡張カード用スロットのそれぞれに対応した複数のコネ
    クタと、 前記拡張カード用スロットと同じ形状を有する複数の引
    出し用スロットと、 複数の前記コネクタと複数の前記引出し用スロットとを
    取付け固定するとともに対応する端子間の接続を行う1
    あるいは複数の配線基板とを備え、 前記引出し用スロットの個数が2個であり、これらの引
    出し用スロットの各端子の配列を2個の引出し用スロッ
    トが背中合わせとなるように設定することを特徴とする
    パソコン用拡張ボード。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記配線基板は、一部が接地された金属製のシールド面
    が両面に被覆形成されており、前記シールド面により挟
    まれた領域に前記コネクタと前記引出し用スロットとの
    間を接続する信号ラインを配置することを特徴とするパ
    ソコン用拡張ボード。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記配線基板は、前記コネクタと前記引出し用スロット
    との間を接続する信号ラインに挿入されたバッファある
    いは波形整形回路をさらに備えることを特徴とするパソ
    コン用拡張ボード。
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