JP3473565B2 - バッテリーパック - Google Patents

バッテリーパック

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JP3473565B2
JP3473565B2 JP2000250381A JP2000250381A JP3473565B2 JP 3473565 B2 JP3473565 B2 JP 3473565B2 JP 2000250381 A JP2000250381 A JP 2000250381A JP 2000250381 A JP2000250381 A JP 2000250381A JP 3473565 B2 JP3473565 B2 JP 3473565B2
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cathode
battery case
anode
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカメ
ラ装置等の電源供給用として用いて好適なバッテリーパ
ックに関する。 【0002】 【従来の技術】今日において、例えば8mm幅のビデオ
デープに動画等を簡単に記録することができる等のこと
から、いわゆるハンディタイプのビデオカメラ装置が普
及してきている。このハンディタイプのビデオカメラ装
置は、軽量小型で持ち運び簡単なことを特徴としている
ことから、一般には電源として、いわゆる二次電池を内
蔵したバッテリーパックが用いられる。 【0003】従来のバッテリーパックは、例えば図5に
示すように、平面が略々長方形の箱型の形状を有するバ
ッテリーケース50と、該バッテリーケース50内に収
納される複数回における充電が可能な第1〜第5の二次
電池51a〜51eと、上記第1の二次電池51aの陽
極に接続される陽極端子である陽極板52と、上記第5
の二次電池51eの陰極に接続される陰極端子である陰
極板53とを有している。 【0004】上記バッテリーケース50は、例えば充電
器やビデオカメラ装置の電源供給面に接合する面である
接合部50aが略々平面状となっており、この接合部5
0aの例えば上側に横方向に並べるように所定の間隔を
空けて、略々楕円状の陽極端子用空洞部54及び陰極端
子用空洞部55が設けられている。この陽極端子用空洞
部54及び陰極端子用空洞部55には、上記接合部50
aの裏側から蓋をするように上記陽極板52及び陰極板
53が設けられている。 【0005】一方、上記第1〜第5の二次電池51a〜
51eは、それぞれ略々円柱形状で、長手方向の長さが
上記バッテリーケース50の横幅よりも若干短くなって
おり、図5中点線で示すように、各陽極及び陰極が互い
違いになるように横に並べられ上記バッテリーケース5
0内に収納されている。そして、上記バッテリーケース
50内に収納されている上記第1の二次電池51aの陰
極及び第2の二次電池51bの陽極は接続板(図示せ
ず)で接続されており、上記第2の二次電池51bの陰
極及び第3の二次電池51cの陽極は接続板56で接続
されており、上記第3の二次電池51cの陰極及び第4
の二次電池51dの陽極は接続板(図示せず)で接続さ
れており、上記第4の二次電池51dの陰極及び第5の
二次電池51eの陽極は接続板57で接続されている。
すなわち、上記第1〜第5の二次電池51a〜51eは
直列接続されており、上記第1の二次電池51aの陽極
が上記陽極板52と接続され、上記第5の二次電池51
eの陰極が上記陰極板53と接続されている。 【0006】なお、上記バッテリーバックの接合面50
aに相対向する面である上面部50bは、当該バッテリ
ーパックを上記充電器やビデオカメラ装置の電源供給面
に接合する際に、掌に当たる部分のため、4つの角部5
0cには扱いやすくするために丸みをおびるような加工
が施されている。 【0007】上記充電器やビデオカメラ装置の電源供給
面には、該電源供給面と上記バッテリーパックの接合部
50aとを接合した際に、上記陽極板52及び陰極板5
3と接触するような陽極接触ピン及び陰極接触ピンがそ
れぞれ設けられており、この陽極接触ピン及び陰極接触
ピンの各頭頂部が、上記バッテリーパックの上記陽極板
52及び陰極板53とそれぞれ接触するようになってい
る。 【0008】そして、上記バッテリーパックは、充電時
には、上記陽極接触ピン,陰極接触ピン及び上記陽極板
52,陰極板53を順に介して上記充電器から供給され
る電力を蓄積し、電源供給の際には、上記陽極板52,
陰極板53及び上記陽極接触ピン,陰極接触ピンを介し
て上記充電時に蓄積した電力を上記ビデオカメラ装置に
供給するようになっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
バッテリーパックは、上記接合部50aに上記陽極端子
及び陰極端子(陽極板52及び陰極板53)の特別な設
置場所を設けていたため、該陽極端子及び陰極端子の設
置場所を設ける分、当該バッテリーパック自体が大型化
し、上記ビデオカメラ装置等の機器の縮小化の妨げにな
っていた。 【0010】また、上記陽極端子及び陰極端子が板状で
あり、この陽極端子及び陰極端子に、上記充電器やビデ
オカメラ装置側に設けられている陽極接触ピン及び陰極
接触ピンの各頭頂部を接触させて上記充電及び電力の供
給を行うようにしているため、上記陽極接触ピンと陽極
端子及び上記陰極接触ピンと陰極端子の確実な接触が図
れず、接触不良を生じていた。また、このように板とピ
ンとを接触させる方式のため、上記バッテリーパックが
上記充電器やビデオカメラ装置に確実に支持されず、該
バッテリーパックが使用中にぐらついたり、上記充電器
やビデオカメラ装置から外れてしまう等の不都合を生じ
ていた。 【0011】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、特別な設置場所を設けることなく上記陽極端
子及び陰極端子を設けることができ、上記陽極端子及び
陰極端子を確実に接触させることができるうえ、電子機
器に不適切な向きに装着されてしまうのを防止できるよ
うにしたバッテリーパックの提供を目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明に係るバッテリー
パックは、略々筒状の形状を有する陽極端子及び陰極端
子を介して供給される電力を蓄積し、この蓄積した電力
を上記陽極端子及び上記陰極端子を介して出力する二次
電池と、上記二次電池を収納し、正面部、該正面部の対
面である背面部、及び該正面部と背面部とを結ぶ側面部
とからなる略々長方形の箱状の形状を有するバッテリー
ケースと、複数個の上記二次電池を収納する上記バッテ
リーケースに収納する際に生ずる該二次電池と該バッテ
リーケースとの側面部間の空隙部分に上記正面部側から
上記側面部の途中まで設けられた断面が略台形形状の逆
挿入防止溝と、上記バッテリーケースに上記二次電池を
収納した際に生ずる間隙部とを有し、上記略々筒状の形
状を有する陽極端子及び陰極端子を、上記バッテリーケ
ースに上記二次電池を収納した際に生ずる間隙部に、略
々筒状の一端を上記正面部に第1の開口部として開口さ
せ、少なくとも他端と側面部とを連結する第2の開口部
を上記側面部に開口させて、それぞれ設けるとともに、
上記バッテリーケースが電子機器に不適切な向きに装着
される際に、上記正面部側から上記側面部の途中まで設
けられている上記逆挿入防止溝によって嵌合させないこ
とを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバッテリーパ
ックの好ましい実施例について図面を参照しながら説明
する。本実施例に係るバッテリーパックは、例えば図1
に示すように略々長方形の箱状となっているバッテリー
ケース1と、該バッテリーケース1内に収納される複数
回における充電が可能な第1,第2の二次電池2,3
と、上記第1の二次電池2の陽極2aに接続される陽極
端子4と、上記第2の二次電池3の陰極3bに接続され
る陰極端子5とを有している。 【0014】上記第1,第2の二次電池2,3はそれぞ
れ円柱形状を有しており、長手方向の長さが上記バッテ
リーケース1の長手方向の長さよりも若干短く、また、
上記第1の二次電池2の直径と上記第2の二次電池3の
直径とを合わせた長さが上記バッテリーケース1の横幅
よりも若干短く、また、上記第1,第2の二次電池2,
3の各直径は、それぞれ上記バッテリーケース1の高さ
よりも若干低くなっている。このため、上記第1,第2
の二次電池2,3は、上記バッテリーケース1内に余す
ことなく収納される。なお、上記第1,第2の二次電池
2,3は上記バッテリーケース1に収納された際に、該
第1の二次電池2の陽極2a及び該第2の二次電池3の
陰極3bが、それぞれ上記バッテリーケース1の正面部
1c側にくるように収納される。また、この状態で、上
記第1の二次電池2の陰極2b及び上記第2の二次電池
3の陽極3aは図示しない接続板で接続されている。す
なわち、上記第1,第2の二次電池2,3は、直列接続
されている。また、上記第1,第2の二次電池2,3
は、上記バッテリーケース1に収納されると、該第1,
第2の二次電池2,3の側面部どおしが接触するように
なっている。 【0015】上記略々長方形の箱状となっているバッテ
リーケース1は、上述のように上記第1,第2の二次電
池2,3を収納すると、該第1,第2の二次電池2,3
の側面部どおしが接触するようになっており、該バッテ
リーケース1の上面部1aには、上記第1,第2の二次
電池2,3の側面部どおしが接触することにより形成さ
れる空隙である第1の中央空隙8を利用して、正面部1
cの略々中央から長手方向の全長に亘って横断面長方形
状のガイド溝6が設けられている。また、上記バッテリ
ーケース1の下面部1bには、同じく上記第1,第2の
二次電池2,3の側面部どおしが接触することにより形
成される空隙である第2の中央空隙9を利用して、正面
部1cの略々中央から上記ガイド溝6の略々2/3位の
長さとなるように横断面台形状の逆挿入防止溝7が上記
ガイド溝6と相対向するように設けられている。 【0016】なお、上記バッテリーバック1の下面部1
bの角部には、扱いやすくするために丸みをおびるよう
な加工が施されている。このため、上記バッテリーケー
ス1は、正面部1c側から見ると図2に示すように、い
わゆる蒲鉾型の形状を有している。 【0017】上記陽極端子4及び上記陰極端子5は、そ
れぞれ円筒形状を有しており、該陽極端子4は上記第1
の二次電池2の陽極2aと接続されており、また、上記
陰極端子5は、上記第2の二次電池3の陰極3bと接続
されている。 【0018】ここで、上記第1,第2の二次電池2,3
をそれぞれ上記バッテリーケース1内に収納すると、上
記バッテリーケース1が上述のように蒲鉾型となってい
るため、上記第1,第2の中央空隙8,9の他に、図2
に示すように正面部1c側から見て上記バッテリーケー
ス1内の右上角部と第1の二次電池2との間に右上空隙
10が、また、上記バッテリーケース1内の左上角部と
第2の二次電池3との間に左上空隙11が形成される。
上記右上空隙10及び左上空隙11には、上記陽極端子
4及び陰極端子5の直径よりも若干大きい径で、かつ、
略々同じ長さの陽極挿入孔16及び陰極挿入孔17が上
記第1の二次電池2及び上記第2の二次電池3と平行し
て設けられている。上記陽極端子4は上記陽極挿入孔1
6に挿入されて設けられ、上記陰極端子5は上記陰極挿
入孔17に挿入されて設けられている。 【0019】なお、上記バッテリーケース1は、上記陽
極挿入孔16及び上記陰極挿入孔17とともに、絶縁部
材で成形されている。このため、上記陽極端子4及び陰
極端子5を上記陽極挿入孔16及び上記陰極挿入孔17
に挿入して設けることにより、該陽極端子4及び陰極端
子5が上記第1,第2の二次電池2,3に接触して生ず
る、いわゆるショート等を防止することができる。 【0020】このように、上記円筒形状の陽極端子4及
び陰極端子5を上記バッテリーケース1内に上記第1,
第2の二次電池2,3を収納することにより生ずる上記
右上空隙10及び左上空隙11に設けることにより、上
記陽極端子4及び陰極端子5を設けるために特別な設置
場所を設ける必要がないため、当該バッテリーパックの
縮小化を図ることができる。従って、当該バッテリーパ
ックを接続する機器(例えば、充電器やビデオカメラ装
置等)の小型化に貢献することができる。 【0021】このような、円筒形状の陽極端子4及び陰
極端子5を有するバッテリーパックが接続される例えば
ビデオカメラ装置は、上記バッテリーパックを外側に接
続する外付け方式を採用しても良いが、上記バッテリー
パックをそのまま収納することができるようなバッテリ
ーパック収納孔を設け、このバッテリーパック収納孔に
上記バッテリーパックを収納して接続を図る投げ込み方
式を採用することにより、上記陽極端子4及び陰極端子
5をより確実に接続し、また、当該バッテリーパックを
確実に支持することができる。 【0022】上記投げ込み方式を採用する際には(上記
外付け方式を採用する場合もそうであるが)、上記ビデ
オカメラ装置に設けられるバッテリーパック収納孔の突
き当たり部分には、上記バッテリーパックの上記陽極端
子4及び陰極端子5の内径よりも若干小さめの径を有
し、該陽極端子4及び陰極端子5と嵌合するような陽極
接続ピン及び陰極接続ピンが、上記陽極端子4及び陰極
端子5が上記バッテリーケース1に設けられている間隔
と同じ間隔で突設される。また、上記陽極接続ピン及び
陰極接続ピンの先頭部は、上記陽極端子4及び陰極端子
5内に挿入しやすいように尖頭状とされる。 【0023】また、上記バッテリーパック収納孔の挿入
口部分には、上記バッテリーケースを挿入する際に、上
記バッテリーケース1の上面1aに設けられている横断
面長方形状のガイド溝6と嵌合する横断面長方形状の第
1の突起部と、上記横断面台形状の逆挿入防止溝7が嵌
合する横断面台形状の第2の突起部とが、それぞれ相対
向して設けられる。 【0024】上述のように、上記バッテリーケース1の
上記逆挿入防止溝7の横断面は台形状であり、また、上
記ビデオカメラ装置のバッテリーパック収納孔の挿入口
部分に設けられている第2の突起部の横断面形状は台形
状であるため、上記バッテリーパック収納孔に当該バッ
テリーパックを上下逆にして挿入しようすると、上記逆
挿入防止溝7及び上記第2の突起部が嵌合せず挿入する
ことができない。また、上記バッテリーパック収納孔に
当該バッテリーパックを前後逆にして挿入しようする
と、上述のように上記逆挿入防止溝7は、上記バッテリ
ーケース1の長手方向の全長に亘って設けられていない
ため、上記第2の突起部が上記バッテリーケース1の背
面部1dにつかえてしまい挿入することができない。従
って、上記バッテリーケース1に、上記バッテリーケー
ス1の正面部1c側から該バッテリーケース1の長手方
向の全長にわたらないような長さの横断面台形状の上記
逆挿入防止溝7を設けることにより、上記バッテリーパ
ックが上下逆及び前後逆に挿入されることを防止するこ
とができる。 【0025】上記バッテリーパックを上下及び前後正し
く上記バッテリーパック収納孔に挿入すると、横断面長
方形状の上記ガイド溝6が、上記バッテリーパック収納
孔の挿入口部分に設けられている横断面長方形状の第1
の突起部と嵌合し、上記ガイド溝6により当該バッテリ
ーパックが上記バッテリーパック収納孔に導かれ、上記
図1に示すバッテリーパックのA−A線縦断側面図であ
る図3に示すように、上記バッテリーパック収納孔の突
き当たり部分に設けられている陰極接続ピン13が該バ
ッテリーパック1の上記陰極端子5に挿入接続されると
ともに、陽極接続ピンが上記陽極端子4に挿入接続され
る(陽極側は図示せず)。 【0026】上述のように、上記陽極接続ピン及び陰極
接続ピン13は、上記陽極端子4及び上記陰極端子5と
嵌合して接続されるため、上記陽極接続ピン及び陰極接
続ピン13により当該バッテリーパックが確実に支持さ
れる。このため、当該バッテリーパックを上記バッテリ
ーパック収納孔に挿入し、陽極及び陰極の接続を図った
場合に、当該バッテリーパックのぐらつき及び抜け落ち
を防止することができる。 【0027】ここで、当該バッテリーパックに設けられ
ている陽極端子4及び陰極端子5は円筒形状、すなわち
中が空洞となっているため、この空洞部にごみ等が詰ま
ってしまう場合がある。上記空洞部にごみが詰まったま
ま上述のような接続を図ると、上記各接続ピンにより上
記ごみが上記陽極端子4及び陰極端子5に押し込まれて
しまい、接触不良等の原因となってしまう。このため、
上記バッテリーケースの上面部1cには、図3及び図4
に示すように、上記陽極端子4及び陰極端子5とそれぞ
れ貫通するように、ごみ排除孔14,15が設けられて
いる。これにより、上記陽極端子4及び陰極端子5に詰
まってしまったごみは、上記各接続ピンにより上記ごみ
排除孔14,15を介して外部に押し出され、上記陽極
端子4及び陰極端子5を常にクリーンな状態に保つこと
ができ、上記接触不良等を防止することができる。 【0028】以上の説明から明らかなように、本実施例
に係るバッテリーパックは、上記円筒形状の陽極端子4
及び陰極端子5を、上記バッテリーケース1内に上記第
1,第2の二次電池2,3を収納することにより生ずる
右上空隙10及び左上空隙11に設けることにより、上
記陽極端子4及び陰極端子5を設けるために特別な設置
場所を設ける必要がないため、当該バッテリーパックの
縮小化を図ることができる。従って、当該バッテリーパ
ックを接続する機器(例えば、充電器やビデオカメラ装
置等)の小型化に貢献することができる。 【0029】また、上記陽極端子4及び上記陰極端子5
は、機器側に設けられている陽極接続ピン及び陰極接続
ピンと嵌合され接続されるため、上記陽極接続ピン及び
陰極接続ピンにより当該バッテリーパックを確実に支持
することができる。このため、当該バッテリーパックの
ぐらつき及び抜け落ちを防止することができる。 【0030】なお、上述の実施例の説明では、上記バッ
テリーケース1内に、上記第1及び第2の二次電池2,
3の計2本の二次電池を収納することとしたが、これ
は、例えば1本や3本以上収納するようにしてもよい。
また、上記筒型の陽極端子及び陰極端子の横断面形状を
それぞれ円筒形状とすることとして説明したが、これ
は、例えば上記横断面が多角形状や楕円形状等のよう
に、筒型であれば上記円筒形状に限定されないことは勿
論である。 【0031】 【発明の効果】本発明に係るバッテリーパックでは、略
々筒状の形状を有する陽極端子及び陰極端子を、バッテ
リーケースに二次電池を収納した際に生ずる間隙部に、
略々筒状の一端を上記正面部に第1の開口部として開口
させ、少なくとも他端と側面部とを連結する第2の開口
部を上記側面部に開口させて、それぞれ設けるようにし
ているので、上記陽極端子及び陰極端子を設けるために
特別な設置場所を設けることなく、該陽極端子及び陰極
端子の設置面積の省略化を図ることができるため、当該
バッテリーパックの縮小化を達成することができる。こ
のため、充電器やビデオカメラ装置等の当該バッテリー
パックに関係する機器の小型化に貢献することができ
る。また、上記陽極端子及び陰極端子を略々筒状の形状
としているため、他の機器の陽極端子及び陰極端子に、
上記曲面形状の陽極端子及び陰極端子を確実に接触させ
ることができ、接触不良を防止することができる。さら
に、上記バッテリーケースが電子機器に不適切な向きに
装着される際に上記逆挿入防止溝によって嵌合させない
ようにしたので、バッテリーパックが電子機器に不適切
な向きに装着されてしまうのを防止できる。また、略々
筒状の形状を有する陽極端子及び陰極端子にはごみ等が
詰まってしまう虞があるが、本発明に係るバッテリーパ
ックでは、略々筒状の形状を有する陽極端子及び陰極端
子を、バッテリーケースに二次電池を収納した際に生ず
る間隙部に、略々筒状の一端を上記正面部に第1の開口
部として開口させ、少なくとも他端と側面部とを連結す
る第2の開口部を上記側面部に開口させて、それぞれ設
けるようにしているので、上記バッテリーケースが電子
機器に適切な向きに装着される際に、略々筒状の形状を
有する陽極端子及び陰極端子に挿入嵌合される各接続ピ
ンにより、陽極端子及び陰極端子に詰まってしまったご
みが上記第2の開口部を介して外部に押し出され、上記
陽極端子及び陰極端子を常にクリーンな状態に保つこと
ができ、上記接触不良等を防止することができる。 【0032】したがって、本発明によれば、特別な設置
場所を設けることなく上記陽極端子及び陰極端子を設け
ることができ、上記陽極端子及び陰極端子を確実に接触
させることができるうえ、上記陽極端子及び陰極端子を
常にクリーンな状態に保つことができ、しかも、電子機
器に不適切な向きに装着されてしまうのを防止できるよ
うにしたバッテリーパックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るバッテリーパックの実施例の斜視
図である。 【図2】上記実施例のバッテリーパックの正面図であ
る。 【図3】上記図1に示す実施例のバッテリーパックのA
−A線縦断側面図である。 【図4】上記実施例のバッテリーパックの平面図であ
る。 【図5】従来のバッテリーパックの斜視図である。 【符号の説明】 1 バッテリーケース、1a バッテリーケースの上面
部、1b バッテリーケースの下面部、1c バッテリ
ーケースの正面部、1d バッテリーケースの背面部、
2 第1の二次電池、2a 第1の二次電池の陽極、2
b 第1の二次電池の陰極、3 第2の二次電池、3a
第2の二次電池の陽極、3b 第2の二次電池の陰
極、4 陽極端子、5 陰極端子、6 ガイド溝、7
逆挿入防止溝、8 第1の中央空隙、9 第2の中央空
隙、10 右上空隙、11 左上空隙、13 陰極接続
ピン、14,15 ごみ排除孔、16 陽極挿入孔、1
7 陰極挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/10 H01M 2/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 略々筒状の形状を有する陽極端子及び陰
    極端子を介して供給される電力を蓄積し、この蓄積した
    電力を上記陽極端子及び上記陰極端子を介して出力する
    二次電池と、 上記二次電池を収納し、正面部、該正面部の対面である
    背面部、及び該正面部と背面部とを結ぶ側面部とからな
    る略々長方形の箱状の形状を有するバッテリーケース
    と、 複数個の上記二次電池を収納する上記バッテリーケース
    に収納する際に生ずる該二次電池と該バッテリーケース
    との側面部間の空隙部分に上記正面部側から上記側面部
    の途中まで設けられた断面が略台形形状の逆挿入防止溝
    と、 上記バッテリーケースに上記二次電池を収納した際に生
    ずる間隙部とを有し、 上記略々筒状の形状を有する陽極端子及び陰極端子を、
    上記バッテリーケースに上記二次電池を収納した際に生
    ずる間隙部に、略々筒状の一端を上記正面部に第1の開
    口部として開口させ、少なくとも他端と側面部とを連結
    する第2の開口部を上記側面部に開口させて、それぞれ
    設けるとともに、上記バッテリーケースが電子機器に不
    適切な向きに装着される際に、上記正面部側から上記側
    面部の途中まで設けられている上記逆挿入防止溝によっ
    て嵌合させないことを特徴とするバッテリーパック。
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