JP3558083B2 - バッテリーパック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビデオカメラ装置等の電源供給用として用いて好適なバッテリーパックに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日において、例えば8mm幅のビデオデープに動画等を簡単に記録することができる等のことから、いわゆるハンディタイプのビデオカメラ装置が普及してきている。このハンディタイプのビデオカメラ装置は、軽量小型で持ち運び簡単なことを特徴としていることから、一般には電源として、いわゆる二次電池を内蔵したバッテリーパックが用いられる。
【0003】
従来のバッテリーパックは、例えば図5に示すように、平面が略々長方形の箱型の形状を有するバッテリーケース50と、該バッテリーケース50内に収納される複数回における充電が可能な第1〜第5の二次電池51a〜51eと、上記第1の二次電池51aの陽極に接続される陽極端子である陽極板52と、上記第5の二次電池51eの陰極に接続される陰極端子である陰極板53とを有している。
【0004】
上記バッテリーケース50は、例えば充電器やビデオカメラ装置の電源供給面に接合する面である接合部50aが略々平面状となっており、この接合部50aの例えば上側に横方向に並べるように所定の間隔を空けて、略々楕円状の陽極端子用空洞部54及び陰極端子用空洞部55が設けられている。この陽極端子用空洞部54及び陰極端子用空洞部55には、上記接合部50aの裏側から蓋をするように上記陽極板52及び陰極板53が設けられている。
【0005】
一方、上記第1〜第5の二次電池51a〜51eは、それぞれ略々円柱形状で、長手方向の長さが上記バッテリーケース50の横幅よりも若干短くなっており、図5中点線で示すように、各陽極及び陰極が互い違いになるように横に並べられ上記バッテリーケース50内に収納されている。そして、上記バッテリーケース50内に収納されている上記第1の二次電池51aの陰極及び第2の二次電池51bの陽極は接続板(図示せず)で接続されており、上記第2の二次電池51bの陰極及び第3の二次電池51cの陽極は接続板56で接続されており、上記第3の二次電池51cの陰極及び第4の二次電池51dの陽極は接続板(図示せず)で接続されており、上記第4の二次電池51dの陰極及び第5の二次電池51eの陽極は接続板57で接続されている。すなわち、上記第1〜第5の二次電池51a〜51eは直列接続されており、上記第1の二次電池51aの陽極が上記陽極板52と接続され、上記第5の二次電池51eの陰極が上記陰極板53と接続されている。
【0006】
なお、上記バッテリーバックの接合面50aに相対向する面である上面部50bは、当該バッテリーパックを上記充電器やビデオカメラ装置の電源供給面に接合する際に、掌に当たる部分のため、4つの角部50cには扱いやすくするために丸みをおびるような加工が施されている。
【0007】
上記充電器やビデオカメラ装置の電源供給面には、該電源供給面と上記バッテリーパックの接合部50aとを接合した際に、上記陽極板52及び陰極板53と接触するような陽極接触ピン及び陰極接触ピンがそれぞれ設けられており、この陽極接触ピン及び陰極接触ピンの各頭頂部が、上記バッテリーパックの上記陽極板52及び陰極板53とそれぞれ接触するようになっている。
【0008】
そして、上記バッテリーパックは、充電時には、上記陽極接触ピン,陰極接触ピン及び上記陽極板52,陰極板53を順に介して上記充電器から供給される電力を蓄積し、電源供給の際には、上記陽極板52,陰極板53及び上記陽極接触ピン,陰極接触ピンを介して上記充電時に蓄積した電力を上記ビデオカメラ装置に供給するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来のバッテリーパックは、上記接合部50aに上記陽極端子及び陰極端子(陽極板52及び陰極板53)の特別な設置場所を設けていたため、該陽極端子及び陰極端子の設置場所を設ける分、当該バッテリーパック自体が大型化し、上記ビデオカメラ装置等の機器の縮小化の妨げになっていた。
【0010】
また、上記陽極端子及び陰極端子が板状であり、この陽極端子及び陰極端子に、上記充電器やビデオカメラ装置側に設けられている陽極接触ピン及び陰極接触ピンの各頭頂部を接触させて上記充電及び電力の供給を行うようにしているため、上記陽極接触ピンと陽極端子及び上記陰極接触ピンと陰極端子の確実な接触が図れず、接触不良を生じていた。また、このように板とピンとを接触させる方式のため、上記バッテリーパックが上記充電器やビデオカメラ装置に確実に支持されず、該バッテリーパックが使用中にぐらついたり、上記充電器やビデオカメラ装置から外れてしまう等の不都合を生じていた。
【0011】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、特別な設置場所を設けることなく上記陽極端子及び陰極端子を設けることができ、上記陽極端子及び陰極端子を確実に接触させることができるうえ、電子機器に不適切な向きに装着されてしまうのを防止できるようにしたバッテリーパックの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の端面、該第1の端面に対向する第2の端面、及び該第1の端面と該第2の端面を連結する連結面とからなるバッテリーケースと、上記バッテリーケースに収納され、その端面をそれぞれ上記第1の端面及び第2の端面に向けて収納された複数個の円柱形状の二次電池と、上記バッテリーケースと上記二次電池との間隙部に該二次電池と平行して設けられ、上記電子機器の電極接続ピンの挿入用の第1の開口部を上記第1の端面に有し、上記二次電池の電極に接続される電極端子が設けられた略々筒状の形状を有する電極挿入穴とを備えた電子機器用のバッテリーパックにおいて、上記バッテリーケースは平面が略々長方形の箱状をなし、上記連結面の一の面の中央部であって上記二次電池と該バッテリーケースとの間隙部に該二次電池と平行して上記第1の端面から上記一の面の途中まで逆挿入防止溝状部が設けられ、上記電極挿入穴は上記箱状のバッテリーケースの角部近傍に設けられると共に、上記電極挿入穴は、上記バッテリーケースの連結面側に開口された第2の開口部を有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るバッテリーパックの好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例に係るバッテリーパックは、例えば図1に示すように略々長方形の箱状となっているバッテリーケース1と、該バッテリーケース1内に収納される複数回における充電が可能な第1,第2の二次電池2,3と、上記第1の二次電池2の陽極2aに接続される陽極端子4と、上記第2の二次電池3の陰極3bに接続される陰極端子5とを有している。
【0014】
上記第1,第2の二次電池2,3はそれぞれ円柱形状を有しており、長手方向の長さが上記バッテリーケース1の長手方向の長さよりも若干短く、また、上記第1の二次電池2の直径と上記第2の二次電池3の直径とを合わせた長さが上記バッテリーケース1の横幅よりも若干短く、また、上記第1,第2の二次電池2,3の各直径は、それぞれ上記バッテリーケース1の高さよりも若干低くなっている。このため、上記第1,第2の二次電池2,3は、上記バッテリーケース1内に余すことなく収納される。なお、上記第1,第2の二次電池2,3は上記バッテリーケース1に収納された際に、該第1の二次電池2の陽極2a及び該第2の二次電池3の陰極3bが、それぞれ上記バッテリーケース1の正面部1c側にくるように収納される。また、この状態で、上記第1の二次電池2の陰極2b及び上記第2の二次電池3の陽極3aは図示しない接続板で接続されている。すなわち、上記第1,第2の二次電池2,3は、直列接続されている。また、上記第1,第2の二次電池2,3は、上記バッテリーケース1に収納されると、該第1,第2の二次電池2,3の側面部どおしが接触するようになっている。
【0015】
上記略々長方形の箱状となっているバッテリーケース1は、上述のように上記第1,第2の二次電池2,3を収納すると、該第1,第2の二次電池2,3の側面部どおしが接触するようになっており、該バッテリーケース1の上面部1aには、上記第1,第2の二次電池2,3の側面部どおしが接触することにより形成される空隙である第1の中央空隙8を利用して、正面部1cの略々中央から長手方向の全長に亘って横断面長方形状のガイド溝6が設けられている。また、上記バッテリーケース1の下面部1bには、同じく上記第1,第2の二次電池2,3の側面部どおしが接触することにより形成される空隙である第2の中央空隙9を利用して、正面部1cの略々中央から上記ガイド溝6の略々2/3位の長さとなるように横断面台形状の逆挿入防止溝7が上記ガイド溝6と相対向するように設けられている。
【0016】
なお、上記バッテリーバック1の下面部1bの角部には、扱いやすくするために丸みをおびるような加工が施されている。このため、上記バッテリーケース1は、正面部1c側から見ると図2に示すように、いわゆる蒲鉾型の形状を有している。
【0017】
上記陽極端子4及び上記陰極端子5は、それぞれ円筒形状を有しており、該陽極端子4は上記第1の二次電池2の陽極2aと接続されており、また、上記陰極端子5は、上記第2の二次電池3の陰極3bと接続されている。
【0018】
ここで、上記第1,第2の二次電池2,3をそれぞれ上記バッテリーケース1内に収納すると、上記バッテリーケース1が上述のように蒲鉾型となっているため、上記第1,第2の中央空隙8,9の他に、図2に示すように正面部1c側から見て上記バッテリーケース1内の右上角部と第1の二次電池2との間に右上空隙10が、また、上記バッテリーケース1内の左上角部と第2の二次電池3との間に左上空隙11が形成される。上記右上空隙10及び左上空隙11には、上記陽極端子4及び陰極端子5の直径よりも若干大きい径で、かつ、略々同じ長さの陽極挿入孔16及び陰極挿入孔17が上記第1の二次電池2及び上記第2の二次電池3と平行して設けられている。上記陽極端子4は上記陽極挿入孔16に挿入されて設けられ、上記陰極端子5は上記陰極挿入孔17に挿入されて設けられている。
【0019】
なお、上記バッテリーケース1は、上記陽極挿入孔16及び上記陰極挿入孔17とともに、絶縁部材で成形されている。このため、上記陽極端子4及び陰極端子5を上記陽極挿入孔16及び上記陰極挿入孔17に挿入して設けることにより、該陽極端子4及び陰極端子5が上記第1,第2の二次電池2,3に接触して生ずる、いわゆるショート等を防止することができる。
【0020】
このように、上記円筒形状の陽極端子4及び陰極端子5を上記バッテリーケース1内に上記第1,第2の二次電池2,3を収納することにより生ずる上記右上空隙10及び左上空隙11に設けることにより、上記陽極端子4及び陰極端子5を設けるために特別な設置場所を設ける必要がないため、当該バッテリーパックの縮小化を図ることができる。従って、当該バッテリーパックを接続する機器(例えば、充電器やビデオカメラ装置等)の小型化に貢献することができる。
【0021】
このような、円筒形状の陽極端子4及び陰極端子5を有するバッテリーパックが接続される例えばビデオカメラ装置は、上記バッテリーパックを外側に接続する外付け方式を採用しても良いが、上記バッテリーパックをそのまま収納することができるようなバッテリーパック収納孔を設け、このバッテリーパック収納孔に上記バッテリーパックを収納して接続を図る投げ込み方式を採用することにより、上記陽極端子4及び陰極端子5をより確実に接続し、また、当該バッテリーパックを確実に支持することができる。
【0022】
上記投げ込み方式を採用する際には(上記外付け方式を採用する場合もそうであるが)、上記ビデオカメラ装置に設けられるバッテリーパック収納孔の突き当たり部分には、上記バッテリーパックの上記陽極端子4及び陰極端子5の内径よりも若干小さめの径を有し、該陽極端子4及び陰極端子5と嵌合するような陽極接続ピン及び陰極接続ピンが、上記陽極端子4及び陰極端子5が上記バッテリーケース1に設けられている間隔と同じ間隔で突設される。また、上記陽極接続ピン及び陰極接続ピンの先頭部は、上記陽極端子4及び陰極端子5内に挿入しやすいように尖頭状とされる。
【0023】
また、上記バッテリーパック収納孔の挿入口部分には、上記バッテリーケースを挿入する際に、上記バッテリーケース1の上面1aに設けられている横断面長方形状のガイド溝6と嵌合する横断面長方形状の第1の突起部と、上記横断面台形状の逆挿入防止溝7が嵌合する横断面台形状の第2の突起部とが、それぞれ相対向して設けられる。
【0024】
上述のように、上記バッテリーケース1の上記逆挿入防止溝7の横断面は台形状であり、また、上記ビデオカメラ装置のバッテリーパック収納孔の挿入口部分に設けられている第2の突起部の横断面形状は台形状であるため、上記バッテリーパック収納孔に当該バッテリーパックを上下逆にして挿入しようとすると、上記逆挿入防止溝7及び上記第2の突起部が嵌合せず挿入することができない。また、上記バッテリーパック収納孔に当該バッテリーパックを前後逆にして挿入しようすると、上述のように上記逆挿入防止溝7は、上記バッテリーケース1の長手方向の全長に亘って設けられていないため、上記第2の突起部が上記バッテリーケース1の背面部1dにつかえてしまい挿入することができない。従って、上記バッテリーケース1に、上記バッテリーケース1の正面部1c側から該バッテリーケース1の長手方向の全長にわたらないような長さの横断面台形状の上記逆挿入防止溝7を設けることにより、上記バッテリーパックが上下逆及び前後逆に挿入されることを防止することができる。
【0025】
上記バッテリーパックを上下及び前後正しく上記バッテリーパック収納孔に挿入すると、横断面長方形状の上記ガイド溝6が、上記バッテリーパック収納孔の挿入口部分に設けられている横断面長方形状の第1の突起部と嵌合し、上記ガイド溝6により当該バッテリーパックが上記バッテリーパック収納孔に導かれ、上記図1に示すバッテリーパックのA−A線縦断側面図である図3に示すように、上記バッテリーパック収納孔の突き当たり部分に設けられている陰極接続ピン13が該バッテリーパック1の上記陰極端子5に挿入接続されるとともに、陽極接続ピンが上記陽極端子4に挿入接続される(陽極側は図示せず)。
【0026】
上述のように、上記陽極接続ピン及び陰極接続ピン13は、上記陽極端子4及び上記陰極端子5と嵌合して接続されるため、上記陽極接続ピン及び陰極接続ピン13により当該バッテリーパックが確実に支持される。このため、当該バッテリーパックを上記バッテリーパック収納孔に挿入し、陽極及び陰極の接続を図った場合に、当該バッテリーパックのぐらつき及び抜け落ちを防止することができる。
【0027】
ここで、当該バッテリーパックに設けられている陽極端子4及び陰極端子5は円筒形状、すなわち中が空洞となっているため、この空洞部にごみ等が詰まってしまう場合がある。上記空洞部にごみが詰まったまま上述のような接続を図ると、上記各接続ピンにより上記ごみが上記陽極端子4及び陰極端子5に押し込まれてしまい、接触不良等の原因となってしまう。このため、上記バッテリーケースの上面部1cには、図3及び図4に示すように、上記陽極端子4及び陰極端子5とそれぞれ貫通するように、ごみ排除孔14,15が設けられている。これにより、上記陽極端子4及び陰極端子5に詰まってしまったごみは、上記各接続ピンにより上記ごみ排除孔14,15を介して外部に押し出され、上記陽極端子4及び陰極端子5を常にクリーンな状態に保つことができ、上記接触不良等を防止することができる。
【0028】
以上の説明から明らかなように、本実施例に係るバッテリーパックは、上記円筒形状の陽極端子4及び陰極端子5を、上記バッテリーケース1内に上記第1,第2の二次電池2,3を収納することにより生ずる右上空隙10及び左上空隙11に設けることにより、上記陽極端子4及び陰極端子5を設けるために特別な設置場所を設ける必要がないため、当該バッテリーパックの縮小化を図ることができる。従って、当該バッテリーパックを接続する機器(例えば、充電器やビデオカメラ装置等)の小型化に貢献することができる。
【0029】
また、上記陽極端子4及び上記陰極端子5は、機器側に設けられている陽極接続ピン及び陰極接続ピンと嵌合され接続されるため、上記陽極接続ピン及び陰極接続ピンにより当該バッテリーパックを確実に支持することができる。このため、当該バッテリーパックのぐらつき及び抜け落ちを防止することができる。
【0030】
なお、上述の実施例の説明では、上記バッテリーケース1内に、上記第1及び第2の二次電池2,3の計2本の二次電池を収納することとしたが、これは、例えば1本や3本以上収納するようにしてもよい。また、上記筒型の陽極端子及び陰極端子の横断面形状をそれぞれ円筒形状とすることとして説明したが、これは、例えば上記横断面が多角形状や楕円形状等のように、筒型であれば上記円筒形状に限定されないことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係るバッテリーパックでは、バッテリーケースは、第1の端面、該第1の端面に対向する第2の端面、及び該第1の端面と該第2の端面を連結する連結面とからなり、平面が略々長方形の箱状をなし、上記連結面の一の面の中央部であって二次電池と該バッテリーケースとの間隙部に該二次電池と平行して上記第1の端面から上記一の面の途中まで逆挿入防止溝状部が設けられ、上記バッテリーケースと上記二次電池との間隙部に該二次電池と平行して設けられ、電子機器の電極接続ピンの挿入用の第1の開口部を上記第1の端面に有し、上記二次電池の電極に接続される電極端子が設けられた略々筒状の形状を有する電極挿入穴が上記箱状のバッテリーケースの角部近傍に設けられているので、上記電極挿入穴を設けるために特別な設置場所を設けることなく、電極端子の設置面積の省略化を図ることができ、当該バッテリーパックの縮小化を達成することができる。このため、充電器やビデオカメラ装置等の当該バッテリーパックに関係する機器の小型化に貢献することができる。また、上記略々筒状の形状を有する電極挿入穴を用いているため、他の機器の電極端子に確実に接触させることができ、接触不良を防止することができる。
【0032】
ここで、バッテリーケースと二次電池との間隙部に該二次電池と平行して設けられ、電子機器の電極接続ピンの挿入用の第1の開口部を有する略々筒状の電極挿入穴には、ゴミ等が詰まってしまう虞があるが、本発明に係るバッテリーパックでは、バッテリーケースの連結面側に開口された第2の開口部が電極挿入穴に設けられているので、バッテリーケースが電子機器に適切な向きに装着される際に、略々筒状の電極挿入穴に挿入嵌合される各接続ピンにより、電極挿入穴に詰まってしまったごみが上記第2の開口部を介して外部に押し出され、上記電極挿入穴を常にクリーンな状態に保つことができ、接触不良等を防止することができる。
【0033】
したがって、このような本願発明では、特別な設置場所を設けることなく電極端子を設けることができ、上記電極端子を確実に接触させることができるうえ、上記電極端子を常にクリーンな状態に保つことができるバッテリーパックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリーパックの実施例の斜視図である。
【図2】上記実施例のバッテリーパックの正面図である。
【図3】上記図1に示す実施例のバッテリーパックのA−A線縦断側面図である。
【図4】上記実施例のバッテリーパックの平面図である。
【図5】従来のバッテリーパックの斜視図である。
【符号の説明】
1 バッテリーケース、1a バッテリーケースの上面部、1b バッテリーケースの下面部、1c バッテリーケースの正面部、1d バッテリーケースの背面部、2 第1の二次電池、2a 第1の二次電池の陽極、2b 第1の二次電池の陰極、3 第2の二次電池、3a 第2の二次電池の陽極、3b 第2の二次電池の陰極、4 陽極端子、5 陰極端子、6 ガイド溝、7 逆挿入防止溝、8 第1の中央空隙、9 第2の中央空隙、10 右上空隙、11 左上空隙、13 陰極接続ピン、14,15 ごみ排除孔、16 陽極挿入孔、17 陰極挿入孔
Claims (1)
- 第1の端面、該第1の端面に対向する第2の端面、及び該第1の端面と該第2の端面を連結する連結面とからなるバッテリーケースと、
上記バッテリーケースに収納され、その端面をそれぞれ上記第1の端面及び第2の端面に向けて収納された複数個の円柱形状の二次電池と、
上記バッテリーケースと上記二次電池との間隙部に該二次電池と平行して設けられ、上記電子機器の電極接続ピンの挿入用の第1の開口部を上記第1の端面に有し、上記二次電池の電極に接続される電極端子が設けられた略々筒状の形状を有する電極挿入穴とを備えた電子機器用のバッテリーパックにおいて、
上記バッテリーケースは平面が略々長方形の箱状をなし、上記連結面の一の面の中央部であって上記二次電池と該バッテリーケースとの間隙部に該二次電池と平行して上記第1の端面から上記一の面の途中まで逆挿入防止溝状部が設けられ、上記電極挿入穴は上記箱状のバッテリーケースの角部近傍に設けられると共に、
上記電極挿入穴は、上記バッテリーケースの連結面側に開口された第2の開口部を有することを特徴とする電子機器用のバッテリーパック。
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