JP2008192397A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の電池パック収納部への誤挿入が確実に防止されており、外的衝撃が加わった場合に、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが抑制されている電池パックを提供する。
【解決手段】電池パック1は、素電池21の一側面に保護回路基板22を配した電池コア2を一面開口の箱体状のケース3に収納し、開口を蓋部4により閉塞してなる。ケース3は、底板部31に側板部32,33,34,35を周設してなる。側板部32の両端側で、電池コア2を収納したときに、保護回路基板22と対向しない部分の下部には、第1リブ36,36が設けられ、保護回路基板22と対向する部分の上部には、補助リブ37が設けられている。蓋部4の側板部42に設けられた蓋リブ46が補助リブ37に当接され、第2リブ5が構成される。電池パック1は、側壁部に第2リブ5に対応する凹部が凹設された電池パック収納部を有する電子機器のみに収納される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ビデオカメラ,モバイルコンピュータ,携帯電話機,MP3プレーヤー等の携帯電子機器の電源として利用される充放電可能な非水電解質二次電池、具体的にはリチウムイオン二次電池を備える電池パックに関する。
近年、急速に普及しているビデオカメラ,モバイルコンピュータ,携帯電話機等の携帯電子機器の電源としては、充放電可能な直方体状の非水電解質二次電池が主として用いられている。
例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池は、正極及び負極をセパレータを介して巻回した電極群、並びに非水電解質を、アルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収容してなる。この素電池の一側面には、過充電及び過放電を防止するために電池電圧を制御する保護回路を備える保護回路基板が配されており、これらを合成樹脂製のケースに収容した状態の電池パックとして携帯電子機器に装着する。保護回路基板と素電池との間は接続用のリードにより電気的に接続されている。
図6は、特許文献1、特許文献2等の従来の電池パック71を示す斜視図、図7は、電池パック71を携帯電話機12に収納した状態を示す裏面図である。
電池パック71は、素電池75の一側面に保護回路基板76を配し(図7参照)、これを一面開口の箱体状のケース72に収納し、開口を蓋部73により閉塞してなる。
素電池75を収納したときに、素電池75の前記一側面に対向するケース72の側板部の両端側で、保護回路基板76と直接対向しない部分の下部には、角筒状のリブ74,74が設けられている。
携帯電話機12は、折り畳み式の携帯電話機であり、携帯電話機12の裏面の充電器接続側には、電池パック71を収納する角穴状の電池パック収納部13が設けられている。図7において、電池パック収納部13の蓋は取り外してある。
電池パック収納部13の充電器接続側の側壁部の両端側下部で、電池パック71が電池パック収納部13に収納されたときに前記リブ74,74と対向する位置には、前記リブ74,74が嵌合されるように、凹部13a,13aが凹設されている。
電池パック71は、リブ74,74の位置を、携帯電話機12の凹部13a,13aの位置に合わせるように、電池パック収納部13に対して斜めに差し入れ、リブ74,74を凹部13a,13aに嵌合した後、電池パック71の表面を押圧することにより収納される。
以上のように、従来の電池パック71は、ケース72の側板部にリブ74,74を備えており、側壁部にリブ74,74に対応する凹部が設けられていない携帯電話機の電池パック収納部には収納することができないので、対応しない携帯電話機に誤挿入されることが防止されていた。そして、リブ74の突出先を下に向けた状態で電池パック71が落下する等して、電池パック71に外的衝撃が加わった場合に、リブ74,74により保護回路基板76に衝撃が伝わって、保護回路基板76にクラックが生じたり、破損するのを防止するために、リブ74,74は、ケース72の側板部の保護回路基板76に対向しない部分に突設されていた。
特開2005−216632号公報 特開2005−011555号公報
しかし、ケースの側板部にリブを備える電池パック、電池パック収納部の側壁部に前記リブに対応する凹部が設けられた携帯電話機は多数あり、電池パックを異なる携帯電話機に収納することが可能となる場合もあり、前記リブのみでは誤挿入防止効果が不十分であり、携帯電話機の故障等が生じるおそれがあるという問題があった。
そこで、別途、補助リブを設けることが考えられるが、携帯電話機は小型化が要求されているので、補助リブは前記リブが突設されたケースの側板部に突設するのが好ましく、この場合、該側板部の保護回路基板と対向する部分に補助リブを突設することになる。この場合、リブの突出先を下に向けた状態で電池パックが落下する等して、電池パックに外的衝撃が加わったときに、補助リブを介し保護回路基板に衝撃が伝わり、保護回路基板にクラックが生じたり、破損するという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、素電池の一側面及び保護回路基板を覆うカバー部の外面に、保護回路基板に対向しないように突設された第1リブと、保護回路基板と対向し、第1リブより突出長が短くなるように突設された第2リブとを備えることにより、第1リブ及び第2リブに対応する凹部が側壁部に凹設された電池パック収納部を有する電子機器のみに収納可能であり、電池パック収納部への誤挿入が確実に防止されるとともに、電池パックの保護回路基板を配した側面に外的衝撃が加わった場合に、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが抑制されている電池パックを提供することを目的とする。
また、本発明は、前記第1リブの突出長は0.8mm以上3.0mm以下であり、第2リブの突出長は、第1リブの突出長の73%以上87%以下であるように構成することにより、第2リブに対応する凹部が設けられていない電子機器に挿入することがより確実に防止されるとともに、外的衝撃が加わった場合に、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが確実に抑制されている電池パックを提供することを目的とする。
第1発明に係る電池パックは、素電池と、該素電池の一側面に配された保護回路基板と、前記一側面及び保護回路基板を覆うカバー部と、該カバー部の外面の、前記保護回路基板と対向しない位置に設けられた第1リブとを備える電池パックにおいて、前記外面の、前記保護回路基板と対向する位置に、前記第1リブより突出長が短い第2リブを備えることを特徴とする。
本発明においては、第1リブが設けられているカバー部の外面に、第2リブがさらに設けられているので、電池パックは、第1リブ及び第2リブに対応する凹部が設けられた電池パック収納部を有する電子機器のみに収納可能であり、電池パック収納部への誤挿入が確実に防止されている。
また、第2リブの突出長は第1リブの突出長より短く、リブの突出先を下に向けた状態で電池パックが落下する等して、電池パックの保護回路基板を配した側面に外的衝撃が加わった場合に、衝撃は第1リブが受け、第2リブには至らないので、第2リブが対向する保護回路基板に衝撃は伝わらず、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが抑制されている。
そして、第2リブを設けることにより、カバー部の強度も補強される。
第2発明に係る電池パックは、第1発明において、前記第1リブの突出長は0.8mm以上3.0mm以下であり、第2リブの突出長は、前記第1リブの突出長の73%以上87%以下であることを特徴とする。
本発明においては、第1リブの突出長が0.8mm以上3.0mm以下であるので、電子機器に確実に嵌合されるとともに、電子機器の設計上の障害とならない。
そして、第2リブの突出長は第1リブの突出長の73%以上であるので、第2リブに対応する凹部が設けられていない電子機器に挿入することはより確実に抑制されている。また、第1リブの突出長の87%以下であるので、電池パックに外的衝撃が加わった場合に、第2リブが対向する保護回路基板に衝撃が伝わって保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが確実に抑制されている。
第1発明によれば、素電池の一側面及び保護回路基板を覆うカバー部の外面に、保護回路基板に対向しないように突設された第1リブと、保護回路基板と対向し、第1リブより突出長が短くなるように突設された第2リブとを備えているので、電池パックは、第1リブ及び第2リブに対応する凹部が設けられた電池パック収納部を有する電子機器のみに収納可能であり、電池パック収納部への誤挿入が防止されるとともに、リブの突出先を下に向けた状態で電池パックが落下する等して、電池パックに外的衝撃が加わった場合に、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが抑制されている。
第2発明によれば、第1リブの突出長が0.8mm以上3.0mm以下であるように構成されているので、電子機器に確実に嵌合されるとともに、電子機器の設計上の障害とならない。
そして、第2リブの突出長が、前記第1リブの突出長の73%以上87%以下であるように構成されているので、第2リブに対応する凹部が設けられていない電子機器の電池パック収納部に挿入することがより確実に抑止されるとともに、外的衝撃が加わった場合に、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが確実に抑制されている。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電池パック1を示す斜視図、図2は、電池パック1を示す分解斜視図である。
電池パック1は、電池コア2を一面開口の箱体状のケース3に収納し、開口を蓋部4により閉塞してなる。
電池コア2の素電池21は角型平板状であり、その内部に正極及び負極をセパレータを介して巻回した発電要素を含む、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池であり、発電要素をアルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収納してなる。
素電池21の一側面には、絶縁板(図示せず)を介して負極端子21aが設けられている。負極端子21aが設けられた部分以外の素電池21の全体が正極(端子)とされる。
素電池21の負極端子21aが設けられている前記一側面に隣接する側面には、保護回路基板22が配されている。保護回路基板22は、前記一側面と対向する内面に、過充電及び過放電等を防止するための保護回路22aを備え、外面には外部へ電力を取り出し、また逆に充電のために外部から電力を取り込むための外部出力端子22b,22b,22bが金メッキにより設けられている。
第1リード23aにより、保護回路基板22の電極と素電池21の前記一側面に対向する他側面とが接続されている。また、第2リード23bにより、保護回路基板22aの他方の電極とPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタ24とが接続され、第3リード23cによりPTCサーミスタ24と前記負極端子21aとが接続されている。
ケース3は、例えばPC(ポリカーボネート)等の合成樹脂製であり、底板部31に側板部32,33,34,35を周設してなり、縦38mm、横38mm、高さ6.6mmの大きさを有する。
側板部(カバー部)32には、前記外部出力端子22b,22b,22bを表出させるための窓部32a,32a,32aが設けられている。側板部32の厚みは0.2〜0.8mmとされる。
そして、側板部32の外面の両端側で、電池コア2を収納したときに、保護回路基板22aと対向しない部分の下部には、第1リブ36,36が設けられている。第1リブ36,36は、縦2.5mm、横2.5mm、突出長1.6mmの角筒状をなす。
また、側板部32の外面の中心から8mm端部側寄りの、保護回路基板22aと対向する部分の上部には、補助リブ37が設けられている。補助リブ37は、突出先に向かって幅狭となっている角柱状であり、下面側に開口した溝が形成されている。
蓋部4は、例えばPC等の合成樹脂製であり、上板部41に側板部42,43,44,45を垂設してなり、側板部42,43,44,45を、電池コア2を収納したケース3の側板部32,33,34,35に嵌合して溶着されるように構成されている。
蓋部4の側板部42には、角柱状の蓋リブ46が設けられており、側板部42をケース3の側板部32に嵌合するときに、蓋リブ46が補助リブ37に当接され、第2リブ5が構成される。第2リブ5は、縦1.8mm、横1.8mm、突出長1.3mmの角筒状をなす。
図3は、電池パック1を携帯電話機10に収納した状態を示す裏面図である。図3において、電池パック収納部11の蓋は取り外してある。
携帯電話機10は、折り畳み式の携帯電話機であり、携帯電話機10の裏面の充電器接続側には、電池パック1を収納する角穴状の電池パック収納部11が設けられている。電池パック収納部11の充電器接続側の側壁部の両端側の下部で、電池パック1が電池パック収納部11に収納されたときに第1リブ36,36と対向する位置には、第1リブ36,36が嵌合されるように、第1凹部11a,11aが凹設されている。また、前記側壁部の上部の第2リブ5と対向する位置には、第2凹部11bが凹設されている。
電池パック1は、第1リブ36,36の位置を、携帯電話機10の第1凹部11a,11aの位置に合わせ、第2リブ5の位置を第2凹部11bの位置に合わせるように、電池パック収納部11に対して斜めに差し入れ、第1リブ36,36、及び第2リブ5を第1凹部11a,11a、及び第2凹部11bに嵌合した後、電池パック1の表面を押圧することにより収納される。
本実施の形態においては、電池パック1の側面に、第1リブ36,36に加えて第2リブ5を備えているので、側壁部に第2リブ5に対応する凹部が設けられていない、携帯電話機の電池パック収納部に電池パック1を挿入しようとしても、該側壁部の上縁部に第2リブ5が突き当たって、電池パック収納部に電池パック1を差し入れることができず、誤挿入が確実に防止されている。
また、第2リブ5の突出長は第1リブ36,36の突出長より短く、リブの突出先を下に向けた状態で電池パック1が落下する等して、ケース3の側板部32に外的衝撃が加わった場合に、衝撃は第1リブ36,36が受け、第2リブ5には至らないので、第2リブ5が対向する保護回路基板22に衝撃は伝わらず、保護回路基板22にクラックが生じたり、破損することが抑制されている。
そして、第2リブ5を設けることにより、ケース3の強度も補強されている。
以下に、第2リブ5の突出長と、電池パック1の電池パック収納部への誤挿入防止効果、及び保護回路基板の破損抑制性との関係を調べた結果を示す。
第2リブ5の突出長を1.00mm、1.15mm、1.20mm、1.30mm、1.40mm、及び1.50mmに変えて、電池パック1の側面にそれぞれ突設し、下記の試験板6の電池パック収納穴61に挿入するのに要する力を測定するとともに、落下試験を行った。
なお、電池パック1は、縦38mm、横38mm、高さ6.6mmの大きさを有し、第1リブ36は、縦2.5mm、横2.5mm、突出長1.6mmの角筒状であり、第2リブ5は縦2.5mm、横2.5mmの角柱状である。
図4は、電池パック1の挿入に要する力を測定する方法を説明するための平面図、図5は、該方法を説明するための断面図である。
試験板6には、角穴状の電池収納穴61が設けられている。電池収納穴61の縦方向の長さは38.2mmである。電池パック収納穴61の側壁部の両端側の、電池パック1の第1リブ36,36と対向する位置には、凹部61a,61aが凹設されている。携帯電話機10と異なり、前記側壁部の第2リブ5と対向する位置には、凹部が設けられていない。
図5に示すように、電池パック収納穴61の底面の、前記側壁部に対向する側壁部側に、電池パック1の底面の短辺を当接させ、これを中心に電池パック1を回転させ、電池パック1を電池パック収納穴61に嵌め込むのに要する力(kgf(×9.8(N)))を測定した。その結果を下記表1に示す。
Figure 2008192397
落下試験は、まず、各突出長の電池パックを20個作成し、Pタイル(プラスチックタイル)上に、リブの突出先を下に向けた状態で各電池パックを1.5mの高さから落下させ、保護回路基板にクラックが生じたか否かを調べた。例え1個でもクラックが生じたことが確認された場合には×として、その突出長の電池パックの落下試験は終了し、20個落下させてもクラックが生じなかった場合は○とした。その結果を上記表1に示す。
電池パックの挿入に要する力が5kgf以上である場合、通常の使用で、電池パックを携帯電話機の電池パック収納部へ挿入できないとされている。表1より、第2リブの突出長が1.20mm以上である場合、電池パックを電池パック収納部へ挿入できないことが分かる。
また、表1の落下試験結果より、第2リブの突出長が1.40mm未満である場合、保護回路基板にクラックが生じないことが分かる。
従って、第2リブの突出長が1.20mm、1.30mmである場合、電池パックの誤挿入が防止され、かつ保護回路基板におけるクラックの発生が抑制されていることが分かる。
以上より、第2リブの突出長が、第1リブの突出長の73%以上87%以下である場合、第2リブに対応する凹部が設けられていない携帯電話機に挿入することが確実に防止され、電池パックに外的衝撃が加わった場合に、第2リブが対向する保護回路基板に衝撃が加わって、保護回路基板にクラックが生じたり、破損することが確実に抑制されることが分かる。
なお、前記実施の形態においては、ケース3に電池コア2を収納して電池パック1を構成する場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、素電池の側面を外装枠で覆って構成される電池パックに適用することも可能であり、この場合、保護回路基板を配した素電池の側面を覆う枠辺部に第1リブ及び第2リブを突設する。また、保護回路基板を配した素電池の側面を覆うように、樹脂成形部を形成する電池パックにつき、該樹脂成形部の外面に第1リブ及び第2リブを設けることにしてもよい。
そして、前記実施の形態においては、電池パック1の側面に、第2リブ5を1個設けた場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、保護回路基板22に対向させて、適宜の間隔を隔てて第2リブ5を2個以上、設けることにしてもよい。
さらに、第1リブ36及び第2リブ5の形状、並びに第1凹部11a及び第2凹部11bの形状は前記実施の形態において説明した場合に限定されるものではない。また、第1凹部11aに、第1リブ36の内側に係止される突起部を設けて、より強固に嵌合されるようにしてもよい。
そして、前記実施の形態においては、携帯電話機に電池パック1を挿入する場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、本発明は他の電子機器に収納する電池パックにも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る電池パックを示す斜視図である。 電池パックを示す分解斜視図である。 電池パックを携帯電話機に収納した状態を示す裏面図である。 電池パックの挿入に要する力を測定する方法を説明するための平面図である。 電池パックの挿入に要する力を測定する方法を説明するための断面図である。 特許文献1、特許文献2等の従来の電池パックを示す斜視図である。 電池パックを携帯電話機に収納した状態を示す裏面図である。
符号の説明
1 電池パック
2 電池コア
21 素電池
21a 負極端子
22 保護回路基板
22a 保護回路
22b 外部出力端子
23a 第1リード
23b 第2リード
23c 第3リード
24 PTCサーミスタ
3 ケース
31 底板部
32、33、34、35 側板部
32a 窓部
36 第1リブ
37 補助リブ
4 蓋部
41 上板部
42、43、44、45 側板部
46 蓋リブ
5 第2リブ
6 試験板
61 電池パック挿入穴
61a 凹部
10 携帯電話機
11 電池パック収納部
11a 第1凹部
11b 第2凹部

Claims (2)

  1. 素電池と、該素電池の一側面に配された保護回路基板と、前記一側面及び保護回路基板を覆うカバー部と、該カバー部の外面の、前記保護回路基板と対向しない位置に設けられた第1リブとを備える電池パックにおいて、
    前記外面の、前記保護回路基板と対向する位置に、前記第1リブより突出長が短い第2リブを備えることを特徴とする電池パック。
  2. 前記第1リブの突出長は0.8mm以上3.0mm以下であり、第2リブの突出長は、前記第1リブの突出長の73%以上87%以下である請求項1に記載の電池パック。
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