JP3471782B2 - 平面型蛍光ランプユニット及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
平面型蛍光ランプユニット及びそれを用いた液晶表示装置Info
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Description
ユニット及び平面型蛍光ランプをバックライトとして用
いた液晶表示装置に関するものである。
装置においては、バックライトを必要とする。このバッ
クラトには大きく分けるとエッジラト方式と直下方式の
二つのタイプが存在する。
後から逸れた端部に円管型の蛍光ランプを配置し、アク
リル等からなる導光板により液晶表示パネルの背後に光
を導き、拡散シートによって光を拡散して輝度ムラを緩
和させて、液晶表示パネルに光を入射させる方式であ
る。エッジライト方式の場合、蛍光ランプを光源とする
光を液晶パネルの背後に効率よく均一に導光する技術が
難しい。それは液晶表示装置が大画面になるほど困難と
なる。また、額縁部に蛍光ランプを設置するため、狭額
縁化について不利である。
ネルの背後にランプハウスを形成し、その中に円管型の
蛍光ランプを何本か並設するものがある(仮称:並列ラ
ンプ方式)。この直下方式の場合、独立した光源を複数
用いるために、液晶表示パネルに蛍光ランプをあまり近
づけすぎると局所に集中的に光が照射されてしまい、輝
度ムラが観測される。そこで、光を拡散させるために蛍
光ランプと液晶表示パネルとの間にある程度の距離を設
けるとともに、拡散板を介在させることが必要となる。
そのため、薄型化の要請に応えることは困難である。
も提案されている。その一例として、特表2000−5
00277号公報(PCT/で97/01989)を図
1に示す。図1(a)は平面図であり図1(b)はその
断面図である。58は陰極であり、59は陽極である。
このように、多数の陰極および陽極が底板ガラス60上
に交互に平行に配置された平面型蛍光ランプが開示され
ている。
単に説明する。図2(a)は駆動電圧波形を示し、図2
(b)は放電箇所を示す。陽極に正電圧を陰極に負電圧
を印加すると、図2(b)に示すように陰極に設けられ
た突起部を頂点に対向する陽極を底辺とする△形の所で
放電が起きる。この放電により、蛍光ランプ内に封入さ
れている希ガスにより紫外線励起が発生し、これが上板
ガラス61の内壁に塗られた蛍光層63に当たって可視
光として発光する。ここで、期間T1では陽極と陰極の
間で放電が行われ、期間T2は放電が行われないアフタ
ーグローの期間であり、ガス封入物の原子同士の再結合
が行われる。原子再結合は放電時の発光に寄与するため
に、期間T2を設定することにより発光効率が向上す
る。
の電極対の放電が1枚の蛍光層に対して起こり、外から
見て1つのランプとして働くので、上述の並列ランプ方
式よりも輝度ムラが少ない、という利点がある。従っ
て、平面蛍光ランプを従来の並列ランプよりも液晶表示
パネルいの近づけても、輝度ムラが観測されにくい。よ
って、平面型蛍光ランプは、液晶表示装置の大画面化と
薄型化の双方の要請に応えることができる技術として期
待される。
来の平面型蛍光ランプは、図2に示したように電極間に
電圧パルスを印加すると、ある特定の場所においてのみ
放電が生じる。このため輝度の値が局所的に異なる輝度
ムラが生じる。その結果、液晶表示装置のバックライト
として使用する場合は、輝度ムラを緩和するために、ラ
ンプと表示パネルとの間に挿入する拡散板の厚さを調整
したり、ランプと拡散板との間に空間を設けることが必
要となっていた。
板を用いたり、パネルとランプの間の空間を大きくする
と、液晶表示装置全体の厚みが増加してしまうことにな
り、液晶表示装置の薄型化という要請に反する結果とな
るという問題がある。また、拡散板の厚さが増加するこ
とにより平面型蛍光ランプの重量が増加し、液晶表示装
置等の軽量化という要請に反する結果となるという問題
がある。
みてなされたものであって、放電発生箇所に対応した輝
度ムラの発生を低減することが可能な平面型蛍光ランプ
ユニットを提供することを課題とする。
基板と上基板とが対向配置され枠部材を介して貼り合わ
せられ、内部に略平行に配設された複数の放電電極を備
え、それら放電電極間で構成される放電領域で放電が行
われて発光する平面型蛍光ランプと、前記平面型蛍光ラ
ンプを駆動する駆動回路とを備えた平面型蛍光ランプユ
ニットにおいて、前記放電領域は互いに異なる二つのグ
ループに分けられ、それら異なる放電領域で放電が交互
に行われることを特徴とするものである。
わるので、人の目には放電領域がランプ全体に拡大した
かのように見えるので、場所による輝度ムラが抑制され
る。
き図面を参照して説明する。図3は本願発明の平面型蛍
光ランプを液晶表示装置のバックライトとして使用した
構成を示す。液晶表示パネル6と平面型蛍光ランプ20
とをフロントシャーシ7とリアシャーシ9で挟み、リア
シャーシ裏面には、ランプ20を駆動する電圧波形を発
生するインバータ回路を搭載した回路基板を配し、ラン
プの電源ケーブル13を回路基板に接続した構成を示し
ている。
る。図4は本発明の実施の形態1のランプの構成を示す
ものである。図4(a)は断面構造の一部を、図4
(b)は放電電極の平面的な並びの構成を示す図であ
る。底基板上(例えば、プラスチックやガラス)に電極
AおよびBが略平行に交互に配列され、電極Aはその一
端で互いに接続され、電極Bもその一端で互いに接続さ
れている。ここでは、相互接続された電極Aの集合体を
グループ1の電極、また相互接続された電極Bの集合体
をグループ2の電極と呼ぶことにする。各々のグループ
の電極は所定の間隔で放電突起を備えており、その放電
突起の位置はグループ1と2とで千鳥状に互い違いに配
置されている。
されている。一方、透明な基板である上基板1(例え
ば、プラスチックやガラス)の内面には、蛍光体層21
が被着されている。このような2枚の基板を対向配置
し、枠部材3を介してフリットガラス(低融点ガラス)
11を用いて貼り合わせている。
よびBに印加する電圧波形図である。ここで、期間T1
では電極Aに負電圧を電極Bに正電圧を印加し、期間T
2では電極Aに正電圧を期間Bに負電圧を印加してい
る。期間T1と期間T2は時間的に隣接している。この
例では、極性の異なる2つのパルス波形を用いている
が、これに限らず、正弦波の正側半波整流波形、負側半
波整流波形を用いても良い。要するに、第1のグループ
と第2のグループで相対的に電位が反転するような電圧
波形であれば良いことは自明である。
のグループの電極間の放電領域を模擬的に示したのが、
図6である。電極Aが陰極となり電極Bが陽極となる期
間T1では、電極Aの放電突起部を頂点とし、対向する
電極Bを底辺とする三角領域で放電が起きる。一方、電
極Aが陽極となり電極Bが陰極となる期間T2では、電
極Bの放電突起部を頂点とし、対向する電極Aを底辺と
する三角領域で放電が起きる。このように、連続する2
つの期間で交互に放電領域が入れ替わるように放電す
る。
ガスが紫外線を発生し、それが蛍光体層に当たって可視
光を発生するのだが、電源波形の周波数は通常数10k
Hz〜数100kHzの範囲で使用するので、図6
(a),(b)に示す2つの放電により生成される可視
光が人の目には積分された可視光として、平面蛍光板全
体が常に光っているように認識される。従って、従来の
平面型蛍光ランプよりも約2倍の面積が光っているよう
に見えるので、液晶表示装置のバックライトに使用した
時に輝度ムラ抑えられる。更に、従来のように放電休止
期間がないので輝度も約2倍になる。
も拡散板の厚さを薄くできたり、液晶パネルとランプと
の距離を狭めることができるので、薄型軽量の表示装置
が可能になる。また、期間T1と期間T2とでは、放電
箇所が異なっているので、一方の期間に放電が起きてい
ない領域では、希ガスの原子再結合が起こるので放電時
の発光効率は従来に比較しても低下しない。また、底基
板の表面にアルミなどの反射膜を張りつけると、光が裏
面から漏れるのを防止できるため、より輝度効率の高い
ランプが得られる。尚、他の電極構造の例と放電領域の
模式図も図7に示しておく。動作は、上述したものと同
じである。
る。第1の形態との違いは、グループ1の電極群を底基
板に配置し、グループ2の電極群を上基板に配置したこ
とにある。その構成を図8にしめす。この構成において
も、上から見た電極の平面的な並びは上述した第1の実
施の形態と同様になる。この動作は上述のものと同じな
ので説明は省略する。
基板に電極を設けているので、電極は透明電極(例え
ば、ITOなどの素材)で形成する方が、光の透過度向
が上するので液晶表示装置用のバックライトとして更に
望ましい。
る。上述の二つの実施の形態との違いは、電極のグルー
プが3つあることである。その断面図を図9に、電極構
成を図10(a),(b)に示す。図9に示すように、
電極BとCは対向配置されている。
び電極Bの並びの構成を示すものであり、電極A,Bが
交互に互いに略平行に底基板上(例えば、ガラス、プラ
スチックなど)に配置されている。複数の電極A同志お
よび電極B同志が相互接続されて、それぞれ電極グルー
プ1およびグループ2を構成している点では、第1の形
態と同様である。
3の電極Cと、底基板に設けた電極Aとを上から見た時
の平面的な並びの関係を示したものである。複数の電極
Cも略平行に配列されて互いに接続されている。この複
数の電極Cが第3のグループを構成している。ここで、
図10(a)に示すように、電極Aには突起部は設けら
れておらず、電極Bには所定間隔ごとに突起部が設けら
れている。また、図10(b)に示すように、電極Cに
も所定の間隔毎に突起部が設けられているが、電極Bと
電極Cとではその突起部の位置が互いに千鳥の位置にな
るように設けられている。ここで、電極CにはITOな
どを用いた透明電極にすれば、光が透過するので更に好
ましい。
材を介して2枚の基板を貼り合わせ、ランプ内部には希
ガスを封入している。そして、底基板の内側には誘電体
が被着され、上基板の内側には蛍光体が被着されてい
る。
明する。図11に、上述の3つのグループの電極に印加
する電圧波形の一例を示す。ここでは、駆動電圧として
正弦波信号を用いた例を示しており、グループ1の電極
Aに正弦波信号を全波整流した電圧を印加している。一
方、グループ2の電極B、グループ3の電極Cには、そ
れぞれ前述の正弦波信号の負側半波整流の電圧波形をそ
れぞれ位相を180度ずらした電圧を印加している。こ
こで、駆動波形の周波数は通常数十kHz〜数百kHz
である。
印加することにより、図12(a)および(b)に示す
ように、期間T1では電極AとBの対間で、期間T2で
は電極AとCの対間とで放電が起こる。両放電期間でそ
の放電領域がそれぞれ異なるように電極の突起部が配置
されている。このように、本実施の形態でも、期間T
1,T2で放電領域が交互に変わるので、ランプ表面か
ら見たときに、ランプ全面で光っているように見える。
従って、実施の形態1と同じように、従来に比較して輝
度が役2倍であり且つ輝度ムラの少ないバックライトが
得られる。
の輝度で良ければ、入力する電力を従来に比較して約半
分にすれば、輝度は従来並で輝度ムラの少ないバックラ
イトが得られる。このように入力電力を小さくすると、
従来よりも寿命の長いランプが得られるので、ランプ交
換の回数を少なくできるので、メンテナンス費用が削減
できる。電力を落とすとランプの寿命が延びる理由は、
ランプの寿命は蛍光体の劣化によって起きるが、この劣
化は電子やイオンが蛍光体に衝突する際に徐々に劣化
し、そして電子やイオンの衝突は入力電力に依存するか
らである。
好みに応じて輝度を調整する機能(以後調光と呼ぶ)を
備えている。この調光は、通常バックライトからの絶対
的な輝度の大きさを変化させることによって実現してい
る。以降、調光を伴う時の本発明のランプの使用方法に
ついての発明を説明する。
定の周期内で電圧を印加する期間を制御するPWM(Pu
lse Width Modulation)調光方式が一般的である。この
周期(PWM周期)は、上述の図5や図11で示したラ
ンプ駆動波形の周期(駆動周期)よりも大きい。周期の
逆数である周波数で見れば、PWM調光の周波数(調光
周波数)は駆動周波数よりも小さく、人間の目の分解能
よりも大きい100Hz〜300Hz程度に設定され、
ON時間の比に伴って輝度もほぼリニアに変化する。
示したのが図13である。図13では、駆動波形として
正弦波を使用したときの、駆動周波数と調光周波数の関
係を示している。ON時間と定義している時間帯が放電
電極間に駆動電圧を供給している時間帯で、OFF時間
はその供給を止める時間帯である。ここで、調光10%
とは、ON時間/PWM調光周期×100=10である
ことを指す。また、調光100%とは、OFF時間が零
であることを示し、この時にランプの能力として最大輝
度となる。
ループの電極に印加する駆動電圧のイメージを表した図
である。電極Aに全波整流波形を印加し、電極B、Cに
交互に負の半波整流を印加しているている期間が放電O
N期間であり、それ以外がOFF期間である。
10%以下にすると非放電期間が短くなるために、放電
が安定せずに、発光にちらつきが出る。このために、一
般的に調光を10%以下にできないという制約条件があ
る。従って、最小輝度は最大輝度の10%以下にはでき
なかった。このために、カーナビでは、例えば、昼間は
400カンデラ/m2以上の明るさが必要なのでそれに
合わせて明るいランプを使用すると、今度は、夜は最少
でも40カンデラ/m2までしか輝度を落とすことがで
きないために、夜は明るすぎて見にくい、という問題が
あった。
最小輝度時は、上述した期間T1または期間T2の一方
のみを放電ONにして、他の期間を放電OFFにするも
のである。以降、便宜上片側点灯と呼ぶことにする。す
なわち、表1に示すように、従来ランプでの非調光時の
輝度をmax100とすると、本発明のランプでは期間
T1、T2ともに50%調光すればこれに等しい輝度に
なる。そして、最小輝度minでは、期間T1を10%
調光で点灯し、期間T2Bは完全OFFにすれば、全体
として5%の輝度5にできる。このように、従来は10
0〜10%までが限界であった調光範囲を、本発明の駆
動方法では100〜5%に拡大できる。従って、カーナ
ビなどをで夜間は明るすぎる、という問題を克服でき
る。
ともに100%調光すれば、最大輝度が200%になる
ので、この場合は従来に対する輝度比で200〜5%の
調光範囲が得られることになる。以上は、ちらつきを抑
えた上で調光範囲の拡大を図る発明である。
の色変化を抑制することに関するものである。図15は
液晶パネルを白表示させたまま従来型の平面型蛍光ラン
プをPWM調光した時の、ON時間に対する色度座標の
変化を示したものである。図を見るとON時間が周期の
20%以下になると色度x、y共に値が増加しているこ
とがわかる。これは情報表示の基準となる白の色味が変
化する(黄色づく)ことを示しいる。
表示装置用バックライト向けの蛍光ランプは、一般的に
蛍光体としてRGBの3種の蛍光体を混合して使用して
いる。PWM調光を行うとある一定期間電圧が印加され
ないが、蛍光体のもつ残光効果によって数ms程度発光
が持続する。そこで、RGBの各蛍光体によって残光時
間が異なるため、ON時間が短くなるとRGB各蛍光体
の実効的な発光効率のバランスが変化して色度が変化し
ていると考えられる。このように色変化が起きると、表
示品質を著しく低下させる。
光min時は、上述した期間T1またはT2のどちらか
一方の期間は放電電極対に印加する電圧をOFFにして
消灯期間とし、どちらか他方の点灯期間のみに放電電極
間に電圧を印加するようにしたものである。従って、輝
度は1/2になるので、点灯している方を20%調光で
点灯すれば、全体として輝度は半分の10になる。この
様子を表2に示す。
を10に落とせるので、色変化は起きない。尚、上述の
実施の形態4、5において、片側点灯時には従来と同じ
ように輝度ムラは生じることになるが、アプリケーショ
ンとして輝度ムラよりも、調光範囲の拡大や調光に伴う
色変化の抑制が重要になる場合に置いては、輝度ムラは
さほど重要な問題とはならない。
複数のグループに分け、これら複数のグループの間で放
電領域を交互に切り換えるので、放電面積が従来に比し
て拡大する。よって、平面型蛍光ランプの全体に渡っ
て、放電領域が広がっているように見えるので、輝度ム
ラのないランプが得られる。よって、液晶表示装置のバ
ックライトとして使用したときに、画面全面を均等の明
るさにできる。輝度ムラを低減した結果として、輝度ム
ラを緩和するための拡散板を薄くすることが可能とな
り、液晶表示装置の薄型化および軽量化および製造コス
トの低減を実現することが可能となる。
場合は、最小輝度を得る調光時には片側点灯させること
により、調光範囲の拡大や色変化の抑制がおこなえる。
その結果、カーナビやテレビなどのように、調光範囲が
広くまた色変化の少ない高精細な画面が望まれるアプリ
ケーションに十分対応できる。
断面図
放電領域を示す図
液晶表示装置の断面図
び放電電極の平面的配列を示す図
波形図の例
図
す図
的に示した図、(b)は図9の電極AおよびCの並びを
平面的に示した図
波形図
例にして示した図
時の駆動波形図
Claims (15)
- 【請求項1】 底基板と上基板とが対向配置され枠部材
を介して貼り合わせられ、内部に略平行に配設された複
数の放電電極を備え、それら放電電極間で構成される放
電領域で放電が行われて発光する平面型蛍光ランプと、
前記平面型蛍光ランプを駆動する駆動回路とを備えた平
面型蛍光ランプユニットにおいて、前記放電領域は互い
に異なる二つのグループに分けられ、それら異なる放電
領域で放電が交互に行われ、前記複数の放電電極は相互
接続された第1と第2の二つのグループに分けられ、各
々の前記グループの電極は所定の間隔で放電突起を備え
ているとともに、前記放電突起の位置は前記第1と第2
のグループとで千鳥になっていることを特徴とする平面
型蛍光ランプユニット。 - 【請求項2】前記第1および第2のグループの放電電極
は共に底基板に設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の平面型蛍光ランプユニット。 - 【請求項3】前記第1のグループの放電電極は前記底基
板に設けられ、前記第2のグループの放電電極は前記上
基板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
の平面型蛍光ランプユニット。 - 【請求項4】前記駆動回路は前記第1と第2のグループ
の電極に極性を交互に切り換えた駆動電圧を印加するこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の平面
型蛍光ランプユニット。 - 【請求項5】底基板と上基板とが対向配置され枠部材を
介して貼り合わせられ、内部に略平行に配設された複数
の放電電極を備え、それら放電電極間で構成される放電
領域で放電が行われて発光する平面型蛍光ランプと、前
記平面型蛍光ランプを駆動する駆動回路とを備えた平面
型蛍光ランプユニットにおいて、前記放電領域は互いに
異なる二つのグループに分けられ、それら異なる放電領
域で放電が交互に行われ、前記複数の放電電極は相互接
続された第1、第2および第3の三つのグループに分け
られ、前記第1と第2のグループの電極は前記底基板に
設けられ、前記第3のグループの電極は前記第1のグル
ープの電極と対向配置するように前記上基板に設けら
れ、前記第1および第3のグループの電極は所定の間隔
で互いに千鳥の位置に放電突起を備えていることを特徴
とする平面型蛍光ランプユニット。 - 【請求項6】前記第1のグループと前記第2のグループ
の放電電極間および前記第1のグループと前記第3のグ
ループの放電電極間で放電が交互に行われることを特徴
とする請求項5に記載の平面型蛍光ランプユニット。 - 【請求項7】前記駆動回路は、前記第2と第3のグルー
プの電極に交互に負電位の駆動電圧を印加し、前記負電
位の駆動電圧が印加されている間は前記第1のグループ
の電極には正電位の駆動電圧を印加することを特徴とす
る請求項5乃至6のいずれかに記載の平面型蛍光ランプ
ユニット。 - 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかに記載の平面型
蛍光ランプユニットをバックライトとして備えた液晶表
示装置。 - 【請求項9】前記バックライトの調光において、最大輝
度時は前記2つの放電領域を点灯(両側点灯)させ、最
少輝度時には前記2つの放電の一方は消灯させる(片側
点灯)ことを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装
置。 - 【請求項10】前記バックライトの調光において、その
最大輝度時には前記両側点灯はそれぞれ50%調光であ
ることを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。 - 【請求項11】前記最少輝度時には、前記片側点灯して
いる放電は10%調光であることを特徴とする請求項9
乃至10のいずれかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項12】前記最少輝度時には、前記片側点灯して
いる放電は20%調光であることを特徴とする請求項9
乃至10のいずれかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項13】前記バックライトの調光において、その
最大輝度時には前記2つの放電はそれぞれ100%調光
であることを特徴とする請求項9、11、12のいずれ
かに記載の液晶表示装置。 - 【請求項14】前記バックライトの底基板側には反射膜
が付けられていることを特徴とする請求項8乃至13の
いずれかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項15】前記バックライトの上側基板に設けられ
た放電電極は透明電極であることを特徴とする請求項8
乃至14のいずれかに記載の液晶表示装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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