JP3471102B2 - インモールド転写成形装置およびインモールド転写成形方法 - Google Patents

インモールド転写成形装置およびインモールド転写成形方法

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂成形用のキャビテ
ィブロックの成形面に予め転写フィルムを密着させてお
くことによって、成形品の射出成形と同時にその転写フ
ィルム側の加飾模様を成形品表面に転写させるようにし
たインモールド転写成形装置およびインモールド転写成
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のインモールド転写成形装置にお
いては、図5に示すように、キャビティブロック51と
コアブロック52との型開き状態において、そのキャビ
ティブロック51の前方側にセットされた転写フィルム
53を図示外のクランパーにてキャビティブロック51
側に引き込み、その転写フィルム53をキャビティブロ
ック51とコアブロック52との対向間隙内に配置され
たヒータユニット54で加熱する一方で、吸引孔55に
作用する負圧吸引力で真空引きしてキャビティブロック
51の成形面51aに転写フィルム53を密着させるも
のである。そして、前記ヒータユニット54がキャビテ
ィブロック51とコアブロック52との対向間隙内から
退避するのを待って、それらキャビティブロック51と
コアブロック52とを型締めして常法により射出成形を
行うことにより、樹脂成形品の表面に成形と同時に転写
フィルム53側の加飾模様が転写されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のイ
ンモールド転写成形装置においては、成形品が比較的大
きな曲率をもつ自動車内装品等のような大物部品になる
と、それに応じてキャビティブロック51側への転写フ
ィルム53の絞り込み深さも大きくなることから、その
転写フィルム53の真空引き時に転写フィルム53にし
わが発生したり、あるいは転写フィルム53がキャビテ
ィブロック51の成形面51a形状に忠実に密着しない
ことがあり、成形品質の向上が望めない。
【0004】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、特にキャビティ
ブロック側への転写フィルムの絞り込み深さが大きくな
った場合にも、しわの発生や密着不良等の発生を未然に
防止できるようにしたインモールド転写成形装置および
成形方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、キャビティブロックの型合わせ面側に供給される転
写フィルムを、そのキャビティブロックとコアブロック
との対向間隙内に位置しているヒータユニットで加熱し
ながら真空引き作用によりキャビティブロックの成形面
に密着させ、前記ヒータユニットの退避後にキャビティ
ブロックとコアブロックとを型締めして射出成形を行う
ことにより、前記転写フィルム側の加飾模様を成形品の
表面に転写させるようにしたインモールド転写成形装置
において、前記キャビティブロックに、該キャビティブ
ロックの成形面に密着する後退位置と該成形面側からコ
アブロック側に突出する前進位置との間で進退移動して
前記転写フィルムをキャビティブロックの成形面側に引
き込む枠状のクランプ部材を設ける一方、前記ヒータユ
ニットには、クランプ部材によるキャビティブロックの
成形面側への転写フィルムの引き込み動作と並行してそ
の転写フィルムをクランプ部材と協働してクランプしな
がらキャビティブロックの成形面側に押し込む進退可能
な押圧部材を設けたことを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加えて、前記後退位置におけるクランプ部材の
一端部がキャビティブロックの型合わせ面と略面一とな
るように設定されていることを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の構成に加えて、前記押圧部材の押圧面にはキ
ャビティブロックの成形面の凹凸面形状に合わせた凹凸
面が形成されていることを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
インモールド転写成形装置によりインモールド転写成形
を行う方法であって、前記クランプ部材と押圧部材とで
クランプした転写フィルムをキャビティブロックの成形
面側に引き込む工程と、前記キャビティブロックの成形
面側への転写フィルムの引き込み完了を待って押圧部材
をその成形面から後退させる工程と、前記キャビティブ
ロックの成形面側に引き込まれた転写フィルムをヒータ
ユニットで加熱しながら真空引きしてキャビティブロッ
クの成形面に密着させる工程と、前記ヒータユニットが
キャビティブロックとコアブロックとの対向間隙から退
避するのを待ってこれらキャビティブロックとコアブロ
ックとを型締めして射出成形を行って、成形品の表面に
転写フィルム側の加飾模様を転写させる工程とを含んで
いることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によると、クランプ部材
と押圧部材とで実質的にクランプされた転写フィルムが
そのままクランプ部材および押圧部材の移動によりキャ
ビティブロックの成形面側に引き込まれた上で真空引き
されて、その成形面に密着することになる。したがっ
て、真空引き作用のみによって転写フィルムを引き込む
場合に比べて、その成形面で転写フィルムの過不足が生
じることがなく、転写フィルムのしわ寄りや密着不良等
を未然に防止できる。
【0010】請求項2に記載の発明によると、クランプ
部材が成形面側の後退位置まで引き込まれた状態におい
ても、その一端部がキャビティブロックの型合わせ面と
略面一となる状態にあるため、より一層転写フィルムの
しわの発生が防止されることになる。すなわち、クラン
プ部材の一端部が型合わせ面と略面一となる状態にある
ため、少なくとも該一端部においては転写フィルムが無
理な変形を伴うことなく型面に押圧され位置決めされる
からである。また、この一端部は成形面から見て転写フ
ィルムの進行側端部であれば、より確実にしわの発生を
防止できる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、押圧部材
の押圧面にキャビティブロックの成形面の凹凸面形状に
合わせた凹凸面が形成されているため、クランプ部材と
押圧部材とで転写フィルムをクランプした段階でその凹
凸面形状に合わせたたるみを予め持たせることができ、
その凹凸面形状に追従させるようにして転写フィルムを
忠実に密着させることができる。
【0012】請求項4に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明と同様に、クランプ部材と押圧部材とで実
質的にクランプされた転写フィルムがそのままクランプ
部材および押圧部材の移動によりキャビティブロックの
成形面側に引き込まれた上で真空引きされてその成形面
に密着することから、真空引き作用のみによって転写フ
ィルムを引き込む場合に比べて、その成形面で転写フィ
ルムの過不足が生じることがなく、転写フィルムのしわ
寄りや密着不良等を未然に防止できる。
【0013】
【実施例】図1,2は本発明の一実施例を示す図で、同
図に示すインモールド転写成形装置は、大別して、キャ
ビティブロック1と、このキャビティブロック1と対を
なすコアブロック2、ヒータユニット3、および転写フ
ィルム4等から構成されている。
【0014】前記ヒータユニット3は、ヒータエレメン
ト5を中心に構成されていて、図1に示すような型開き
状態ではキャビティブロック1とコアブロック2との対
向間隙内に位置しているものの、型締め時にはそれに先
立って図示しない駆動手段の作動により前記対向間隙外
へ退避するようになっている。また、前記転写フィルム
4は金型の成形サイクルに同期してフィルム送り出しロ
ーラ6から所定量ずつ送り出される一方で、フィルム巻
き取りローラ7に順次巻き取られるようになっている。
【0015】前記キャビティブロック1には、所定の成
形品形状に応じたキャビティ8が形成されているととも
に、吸引孔9が形成されている。この吸引孔9の一端9
aはホース10を介して図示外の真空ポンプに接続され
ているとともに、他端は前記キャビティ8の一部である
成形面11に十字状のスリット12を介して開口してい
る。
【0016】ここで、前記キャビティ8は図1のキャビ
ティブロック1の型合わせ面1aに凹状の窪みとして形
成されているものであるが、図1ではそのキャビティ8
の型合わせ面1a上での開口部の外形を仮想線で示し、
内部がよくわかるように本来見えない部分までも実線で
描いてある。
【0017】また、前記成形面11には成形品の外形形
状に応じた枠状のクランプ部材としてのクランパー13
が設けられている。このクランパー13は4本のガイド
ロッド14を介してキャビティブロック1に進退可能に
支持されているとともに、各ガイドロッド14にはコイ
ルスプリング15が外挿されていて、これによりクラン
パー13は成形面11に圧接する方向に常時付勢されて
いる。また、前記ガイドロッド14の端部にはエアシリ
ンダ16のピストンロッド17が連結されており、した
がってコイルスプリング15の力に抗してエアシリンダ
16を伸長動作させることにより、前記クランパー13
を成形面11から離間させてコアブロック2側に突出さ
せることができるようになっている。
【0018】つまり、前記クランパー13は、成形面1
1に密着する後退位置P1とその成形面11からコアブ
ロック2側に突出した前進位置P2との間で進退移動可
能となっていて、クランパー13が後退位置P1にある
状態ではその一端部13aが型合わせ面1a上に位置す
るように設定されている。
【0019】一方、前記ヒータユニット3側には略十文
字状の押圧部材としてのプッシャー18が設けられてい
て、このプッシャー18はエアシリンダ19のピストン
ロッド20に連結されている。そして、このプッシャー
18はエアシリンダ19の伸縮作動により進退移動する
ようになっていて、図1に示すように前進位置P2にあ
るクランパー13に対してプッシャー18を前進させた
時には、該プッシャー18はクランパー13の中央部に
入り込んで両者ともにほぼ面一状態となり、さらにその
クランパー13とプッシャー18は互いに面一状態のま
までクランパー13の後退位置P1すなわちキャビテイ
ブロック8の成形面11に密着する位置まで一体的に移
動できるようになっている。
【0020】したがって、以上のように構成されたイン
モールド転写成形装置においては、図1に示す型開き状
態においてエアシリンダ16を伸長動作させることによ
り、クランパー13が後退位置P1から前進位置P2まで
移動して、実質的に成形面11から浮上する。この状態
で、予めクランパー13の幅に合わせてある転写フィル
ム4を送り込んだ後、エアシリンダ16を収縮動作させ
る。これにより、クランパー13はコイルスプリング1
5の力により成形面11に向かって移動するとともに、
そのクランパー13の全面で転写フィルム4を案内しな
がらその転写フィルム4を成形面11側に絞り込むよう
にして引き込み、最終的にはクランパー13が成形面1
1に密着することにより転写フィルム4もまた成形面1
1に押し付けられる。
【0021】この時、クランパー13が成形面11側に
向かって移動し始めるのと相前後して、ヒータユニット
3側のプッシャー18が前進してクランパー13とほぼ
面一状態となり、これによってクランパー13とプッシ
ャー18とで挾まれるようにして転写フィルム4がクラ
ンプされる。さらに前記クランパー13が成形面11側
に向かって移動し始めるとこれに同期してプッシャー1
8も徐々に前進し、実質的にクランパー13とプッシャ
ー18とが一体となって成形面11まで移動することに
より、転写フィルム4がクランパー13から外れること
なく正確に成形面11に押し付けられる。
【0022】またこの時、クランパー13が成形面11
に密着する後退位置P1にあっても、その一端部13a
は図2に示すように型合わせ面1a上に位置しているこ
とから、該一端部13aでは転写フィルム4が無理な変
形を伴うことなくキャビティブロック1に押圧されて位
置決めされることになり、これにより転写フィルム4の
しわの発生をより確実に防止することができ、特に一端
部13aが成形面11から見て転写フィルム4の反進行
側端部にある場合よりも進行側端部にある場合の方が顕
著となる。
【0023】この後、転写フィルム4が成形面11に押
し付けられるとエアシリンダ19の収縮動作によりプッ
シャー18のみが後退し、ヒータユニット3が加熱動作
を開始するとともにキャビティブロック1側の吸引孔9
に負圧吸引力が作用するようになる。これにより、転写
フィルム4は真空引き作用により成形面11の凹凸形状
に倣ってこれに忠実に密着するようになる。
【0024】上記のように転写フィルム4が成形面11
に密着すると、ヒータユニット3がキャビティブロック
1とコアブロック2との対向間隙から退避する一方、そ
のキャビティブロック1とコアブロック2とが型合わせ
面1aで型締めされる。そして、前記キャビティ8に樹
脂材料が射出されて常法により樹脂成形品の射出成形が
行われる。すなわち、射出成形と同時に転写フィルム4
側の加飾インク層が成形品の表面に転写されて加飾が施
されることになる。
【0025】ここで、前記プッシャー18の押圧面18
aに図3に示すように成形面11側の凹凸形状に合わせ
て凹凸形状にするべく突起部21を形成したり、あるい
は図4に示すようにプッシャー22そのものを成形品形
状に合わせた上で、その押圧面に上記と同様に成形面1
1側の凹凸形状に合わせた突起部23を形成するのが望
ましい。
【0026】このようにすることにより、クランパー1
3とプッシャー21,23とで転写フィルム4をクラン
プした段階で、成形面11側の凹凸形状に応じた転写フ
ィルム4のたるみ分を確保できることから、転写フィル
ム4を真空引きによって成形面11に密着させる際に引
き伸ばされる量が少なくなり、特に転写フィルム4が大
きく引き伸ばされることによってその加飾インク層が局
部的に薄くなるいわゆる色あせ等の発生を一段と防止で
きるようになる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
に記載の発明によれば、クランプ部材と押圧部材とでク
ランプされた転写フィルムがそのままクランプ部材およ
び押圧部材の移動によりキャビティブロックの成形面側
に引き込まれた上で真空引きされて成形面に密着するこ
とから、従来のように真空引き作用のみによって転写フ
ィルムを引き込む場合と比べて成形面での転写フィルム
の過不足が生じることがなく、転写フィルムのしわの発
生や密着不良等を未然に防止して成形品質の向上に大き
く貢献できる。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、ク
ランプ部材がキャビティブロックの成形面側まで引き込
まれた状態においても、その一端部がキャビティブロッ
クの型合わせ面とほぼ面一となる状態にあるために、転
写フィルムの無理な変形を伴うことなく一段と転写フィ
ルムのしわの発生を防止できる利点がある。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、押圧部材
の押圧面にキャビティブロックの成形面の凹凸面形状に
合わせた凹凸面が形成されているため、クランプ部材と
押圧部材とで転写フィルムをクランプした段階でその凹
凸面形状に合わせたたるみを予め持たせることができ、
その凹凸面形状に追従させるようにして転写フィルムを
忠実に密着させることができる。その結果、転写フィル
ムが大きく引き伸ばされることによって加飾インク層が
局部的に薄くなるいわゆる色あせ等の欠陥を未然に防止
することができる。
【0030】請求項4に記載の発明によるば、請求項1
に記載の発明と同様に、クランプ部材と押圧部材とで実
質的にクランプされた転写フィルムがそのままクランプ
部材および押圧部材の移動によりキャビティブロックの
成形面側に引き込まれた上で真空引きされてその成形面
に密着することから、従来のように真空引き作用のみに
よって転写フィルムを引き込む場合と比べて成形面での
転写フィルムの過不足が生じることがなく、転写フィル
ムのしわの発生や密着不良等を未然に防止して成形品質
の向上に大きく貢献できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインモールド転写成形
装置の分解斜視図。
【図2】図1に示すキャビティブロックの断面説明図。
【図3】プッシャーの他の例を示す斜視図。
【図4】プッシャーのさらに他の例を示す斜視図。
【図5】従来のインモールド転写成形装置の一例を示す
構成説明図。
【符号の説明】
1…キャビティブロック 1a…型合わせ面 2…コアブロック 3…ヒータユニット 4…転写フィルム 8…キャビティ 9…吸引孔 11…成形面 13…クランパー(クランプ部材) 13a…一端部 18,22…プッシャー(押圧部材) 21,23…突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/14 B29C 33/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティブロックの型合わせ面側に供
    給される転写フィルムを、そのキャビティブロックとコ
    アブロックとの対向間隙内に位置しているヒータユニッ
    トで加熱しながら真空引き作用によりキャビティブロッ
    クの成形面に密着させ、前記ヒータユニットの退避後に
    キャビティブロックとコアブロックとを型締めして射出
    成形を行うことにより、前記転写フィルム側の加飾模様
    を成形品の表面に転写させるようにしたインモールド転
    写成形装置において、 前記キャビティブロックに、該キャビティブロックの成
    形面に密着する後退位置と該成形面側からコアブロック
    側に突出する前進位置との間で進退移動して前記転写フ
    ィルムをキャビティブロックの成形面側に引き込む枠状
    のクランプ部材を設ける一方、 前記ヒータユニットには、クランプ部材によるキャビテ
    ィブロックの成形面側への転写フィルムの引き込み動作
    と並行してその転写フィルムをクランプ部材と協働して
    クランプしながらキャビティブロックの成形面側に押し
    込む進退可能な押圧部材を設けたことを特徴とするイン
    モールド転写成形装置。
  2. 【請求項2】 前記後退位置におけるクランプ部材の一
    端部がキャビティブロックの型合わせ面と略面一となる
    ように設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    インモールド転写成形装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材の押圧面にはキャビティブ
    ロックの成形面の凹凸面形状に合わせた凹凸面が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載のイ
    ンモールド転写成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインモールド転写成形装
    置によりインモールド転写成形を行う方法であって、 前記クランプ部材と押圧部材とでクランプした転写フィ
    ルムをキャビティブロックの成形面側に引き込む工程
    と、 前記キャビティブロックの成形面側への転写フィルムの
    引き込み完了を待って押圧部材をその成形面から後退さ
    せる工程と、 前記キャビティブロックの成形面側に引き込まれた転写
    フィルムをヒータユニットで加熱しながら真空引きして
    キャビティブロックの成形面に密着させる工程と、 前記ヒータユニットがキャビティブロックとコアブロッ
    クとの対向間隙から退避するのを待ってこれらキャビテ
    ィブロックとコアブロックとを型締めして射出成形を行
    って、成形品の表面に転写フィルム側の加飾模様を転写
    させる工程、 とを含むことを特徴とするインモールド転写成形方法。
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