JP3468956B2 - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

Info

Publication number
JP3468956B2
JP3468956B2 JP31423495A JP31423495A JP3468956B2 JP 3468956 B2 JP3468956 B2 JP 3468956B2 JP 31423495 A JP31423495 A JP 31423495A JP 31423495 A JP31423495 A JP 31423495A JP 3468956 B2 JP3468956 B2 JP 3468956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
weight
battery
parts
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31423495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09161770A (ja
Inventor
薫 井上
肇 西野
祐之 村井
秀 越名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP31423495A priority Critical patent/JP3468956B2/ja
Publication of JPH09161770A publication Critical patent/JPH09161770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3468956B2 publication Critical patent/JP3468956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解液二次電
池、特にその正極の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、AV機器あるいはパソコン等の電
子機器のポータブル化、コードレス化が急速に進んでお
り、これらの駆動用電源として小型、軽量で高エネルギ
ー密度を有する二次電池への要求が高い。この中でリチ
ウムを活物質とする負極を用いた非水電解液二次電池
は、とりわけ高電圧、高エネルギー密度を有する電池と
して期待が大きい。従来、この非水電解液二次電池で
は、負極にリチウム金属、正極に二酸化マンガン、五酸
化バナジウムなどが用いられ、3V級の電池が実現され
ていた。
【0003】ところが、負極にリチウム金属を用いた場
合には、充電時に負極上にリチウムが樹枝状(デンドラ
イト状)に析出し、このデンドライト状リチウムによっ
て内部短絡が発生して電池が発熱し、析出リチウムと電
解液とが化学反応を起こし、さらに発熱、温度上昇し、
熱暴走状態となり発火に至る可能性があった。また、電
池が高温下に置かれた場合についても、負極上に析出し
たリチウムと電解液とが化学反応を起こして発熱、温度
上昇を起こし、熱暴走状態となり発火に至る可能性があ
り、電池の安全性確保に問題があった。
【0004】デンドライト状リチウムが負極上で生成す
ることを防止するために、負極に炭素材料を用い、この
炭素材料の層間にリチウムをインターカーレートおよび
デインターカーレートさせるタイプのものが提案されて
いる。このタイプの電池は、リチウムイオン二次電池と
呼ばれている。この負極においては、充電時にリチウム
の析出電位よりも貴な電位でリチウムが炭素の層間にイ
ンターカーレートされるために、負極板上でリチウムが
析出することは原理的に起こらず、析出リチウムと電解
液との化学反応による発熱は生じない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リチウ
ムを可逆的にインターカーレートおよびデインターカー
レートし得る炭素材料を負極に用いた場合でも、充放電
サイクルを繰り返すにつれ徐々に負極の容量低下や分極
特性が低下するサイクル劣化が始まるので、充電時にお
ける負極のリチウムの受入れ性は低下してくる。つま
り、サイクル寿命末期においては、負極の炭素材料の層
間にリチウムが容易にインターカーレートしなくなるの
で、負極表面上でリチウムが析出するようになる。そし
て、このようなサイクル寿命末期の電池が異常な高温下
に置かれた場合には、析出したリチウムと電解液とが化
学反応を起こして電池が発熱、温度上昇を起こし、熱暴
走状態となり電池が発火したりする危惧がある。
【0006】本発明らは、このような課題を解決する方
法として、電池容量が初期容量の半分になるサイクル寿
命末期における正極の容量低下分を負極の容量低下分よ
り大きくして、負極表面上にリチウムが析出しないよう
に電池を設計することを提案した。具体的には、サイク
ル寿命末期における正極板の集電性が低下するように、
導電材と結着剤の種類および添加量を最適化することで
ある。しかしながら、サイクル寿命末期に正極の集電性
が低下するように導電材の量および結着剤量を少なくす
ると、電池のインピーダンスが増大し、特に野外用の電
源として求められる低温放電や高率放電を行った場合
に、放電電圧の低下が著しく、容量が低下するといった
問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決し、インピー
ダンスが小さく、低温放電特性および高率放電特性に優
れ、かつサイクル寿命末期において負極上へのリチウム
析出が抑制され、熱安定性の向上した安全性の高い非
水電解液二次電池を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、再充電可能な
正極と負極、および非水電解液を具備し、電池容量が初
期容量の半分になるサイクル寿命末期における正極の容
量低下分を負極の容量低下分より大きくなるように設計
した非水電解液二次電池において、前記正極が、正極活
物質100重量部に対して、鱗片状黒鉛を3〜8重量部
および結着剤を4〜10重量部含み、前記結着剤が、
(a)テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、もしくは(b)ポリテトラフルオロエチ
レンとテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体との混合物であってポリテトラフルオロエ
チレンに対するテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体の重量混合比が0.1以上である
混合物からなることを特徴とする。本発明はまた、Li
CoO2からなる正極活物質を含む正極、黒鉛からなる
負極活物質を含む負極、および非水電解液を具備した非
水電解液二次電池において、前記正極が、正極活物質1
00重量部に対して、鱗片状黒鉛を3〜8重量部および
結着剤を4〜10重量部含み、前記結着剤が、(a)テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体、もしくは(b)ポリテトラフルオロエチレンとテ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体との混合物であってポリテトラフルオロエチレンに
対するテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体の重量混合比が0.1以上である混合物か
らなることを特徴とする。
【0009】
【0010】従来のリチウムイオン二次電池のサイクル
劣化原因を検討したところ、充放電サイクルを繰り返し
た際、電池容量が初期容量の半分になるサイクル寿命末
期においては、電池の容量低下分の10%程度のみが正
極の容量低下に起因していることがわかった。すなわ
ち、電池の容量低下分の90%が負極の容量低下に起因
しており、負極のリチウム受け入れ性が著しく低下して
負極表面上にリチウムが析出し、電池容量が急激に低下
するのである。本発明者らが、先に提案した方法、すな
わちサイクル寿命末期における正極板の集電性が低下す
るように導電材と結着剤の種類および添加量を最適化す
る方法は、前述のように電池のインピーダンスが増大す
るという不都合がある。
【0011】ところが、正極の導電材に鱗片状黒鉛を用
い、かつ結着剤としてテトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体またはこれとポリテトラフ
ルオロエチレンとの混合物を用いることにより、インピ
ーダンスが小さく、高率放電特性に優れ、かつサイクル
寿命末期においても安全性の高い電池が得られることを
見いだした。電池のインピーダンスが小さくなる原因に
ついては明らかではないが、例えば、鱗片状黒鉛と一般
的な結着剤であるポリテトラフルオロエチレンとを用い
た正極板で電池を構成した場合には、インピーダンスが
大きい。ポリテトラフルオロエチレンは繊維が絡まった
状態で結着し、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
プロピレン共重合体はフィルム状に結着する。この結
着機能の違いがインピーダンスを低下させる原因の一つ
であると考えられる。
【0012】正極板の乾燥温度としては100℃以上、
250℃以下が望ましく、特に250℃を越える高温で
乾燥を行った場合には、極板からの合剤の脱離が激し
く、インピーダンスは著しく増大する。テトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体の融点は
約250℃であるところから、高温で乾燥すると合剤の
脱離が激しくなるのは、結着剤が融解して結着性がなく
なるためであると考えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。 [実施例1]図1に本実施例で用いた円筒形電池の概略
構成を示す。リード1を有する正極板およびリード2を
有する負極板をセパレータを介して渦巻状に巻回した極
板群3は、上下にそれぞれ絶縁リング4および5を配し
て耐有機電解液性のステンレス鋼製電池ケース6に収納
されている。正極のリード1は封口板7に、また負極の
リード2は電池ケース6の底部にそれぞれ接続されてい
る。電池ケース6の開口部は、注液後、安全弁を設けた
組立封口板7および絶縁パッキング8により気密に封口
されている。
【0014】正極活物質には、Li2Co3とCo34
の混合物を900℃で10時間焼成して合成したLiC
oO2を用いた。このLiCoO2粉末100重量部に対
して、鱗片状黒鉛を2、3、5、8および10重量部を
混合し、さらにそれらの各々にテトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(以下、FEPで
表す。)を3、4、8、10および12重量部混合し
た。これらの混合物をそれぞれカルボキシメチルセルロ
ース水溶液に懸濁させてペースト状にし、そのペースト
を厚さ0.03mmのアルミニウム箔の両面に塗工し、
250℃で乾燥後、圧延して厚さ0.18mm、幅51
mm、長さ400mmの正極板とした。
【0015】負極はメソフェーズ小球体を2800℃の
高温で黒鉛化したもの(以下、メソフェーズ黒鉛と称
す)を用いた。このメソフェーズ黒鉛100重量部に対
して、スチレンブタジエンゴムを5重量部混合した後、
カルボキシメチルセルロース水溶液に懸濁させてペース
ト状にした。そして、このペーストを厚さ0.02mm
の銅箔の両面に塗工し、乾燥後圧延して、厚さ0.02
mm、幅53mm、長さ420mmの負極板とした。そ
して、正極板にはアルミニウム製、負極板にはニッケル
製のリードをそれぞれ取り付け、厚さ0.05mm、幅
59mm、長さ1100mmのポリプロピレン製セパレ
ータを介して渦巻状に巻回し、直径18.0mm、高さ
65mmの電池ケースに収納した。電解液にはエチレン
カーボネートトジエチルカーボネートとプロピオン酸メ
チルとを体積比30:50:20の割合で混合した溶媒
に1モル/リットルのLiPF6を溶解したものを用い
た。これを上記の極板群を収納した電池ケースに注液し
た後封口した。こうして電池群Aを作製した。
【0016】[実施例2]ポリテトラフルオロエチレン
(以下、PTFEと称する)に対するFEPの混合割合
(以下、FEP/PTFEと表す)を重量比で0.0
5、0.10、1.0、4.0とした混合物を結着剤と
して用いた。実施例1と同様にして合成したLiCoO
2粉末100重量部に、鱗片状黒鉛を5重量部、上記結
着剤を8重量部混合し、カルボキシメチルセルロース水
溶液に懸濁させてペースト状にした。このペーストを厚
さ0.03mmのアルミニウム箔の両面に塗工し、乾燥
後圧延して厚さ0.18mm、幅51mm、長さ400
mmの正極板とした。こうして得た正極板を用いて実施
例1と同様の電池を構成した。これを電池群Bとする。
【0017】[比較例1]実施例1と同様にして合成し
たLiCoO2粉末100重量部に対して、鱗片状黒鉛
を5重量部、PTFEを7重量部混合し、カルボキシメ
チルセルロース水溶液に懸濁させてペースト状にした。
このペーストを厚さ0.03mmのアルミニウム箔の両
面に塗工し、乾燥後圧延し手厚さ0.18mm、幅51
mm、長さ400mmの正極板とした。この正極板を用
いて実施例1と同様の電池を構成した。これを電池Cと
する。
【0018】[比較例2]実施例1と同様にして合成し
たLiCoO2粉末100重量部に対して、アセチレン
ブラック(以下、ABと称する)を3重量部、PTFE
を7重量部混合し、カルボキシメチルセルロース水溶液
に懸濁させてペースト状にした。このペーストを厚さ
0.03mmのアルミニウム箔の両面に塗工し、乾燥後
圧延して厚さ0.18mm、幅51mm、長さ400m
mの正極板とした。この正極板を用いて実施例1と同様
の電池を構成した。これを電池Dとする。
【0019】次に、上記の電池群A、Bのそれぞれの電
池、および比較例の電池C、Dについて各2セルずつ用
意してインピーダンス(1kHzの交流で測定した抵抗
値)を測定後、充放電サイクル寿命試験を行った。充放
電条件は20℃において行い、充電は充電電圧4.1
V、制限電流800mA、充電時間2時間の定電圧定電
流充電とし、放電は放電電流2000mA、放電終止電
圧3.0Vの定電流放電とした。そして、それぞれ10
サイクル目の放電容量を初期容量とし、初期容量の半分
の容量に低下した時点をサイクル寿命末期とした。サイ
クル寿命末期電池のうち1セルを充電状態とし、室温か
ら毎分5℃で165℃まで昇温し、165℃で10分間
維持する加熱試験を行い、発火の有無を調べた。
【0020】また、他の1セルは、放電電流100m
A、放電終止電圧2.0Vの定電流放電を行い、メソフ
ェーズ黒鉛に吸蔵されているリチウムを放電した後、電
池を分解して、負極板上のリチウムの析出形態および析
出量を調べた。電池のインピーダンス、初期容量、およ
びサイクル末期におけるリチウム析出量と加熱試験の結
果を表1、表2に示す。なお、表1および2において、
鱗片状黒鉛、アセチレンブラックおよびPTFEなどの
結着剤の添加量は、正極活物質100重量部当たりの量
である。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】負極上に析出したリチウムの形態は、金属
リチウムを負極に用いた場合に見られるデンドライト状
ではなく、平板状の形態であり、内部短絡の可能性はな
いと考えられる。電池群Aは、リチウムの析出量はいず
れの場合も約100mAh以下であり、加熱試験で発火
した電池はなかった。電池群Aと同様に、導電材として
鱗片状黒鉛を用いた電池Cにおいても、加熱試験で電池
が発火することはなかった。しかしながら、電池Cは、
インピーダンスが95mΩと高く、電池容量が900m
Ahであった。これに対して、電池群Aは、インピーダ
ンスは40〜50mΩと低く、電池容量が増加してい
る。また、導電材にアセチレンブラック(AB)を用い
た比較例の電池Dは、インピーダンスが38mΩと低
く、電池容量は1095mAhであり高率放電特性に優
れているが、加熱試験で発火した。
【0024】電池群Aにおいて、正極活物質100重量
部に対して、鱗片状黒鉛を3〜8重量部、FEPを4〜
10重量部用いた場合については、1000mAh以上
の電池容量が得られ、加熱試験においても発火すること
はなかった。以上に示したように、正極活物質100重
量部に対して、鱗片状黒鉛を3〜8重量部、FEPを4
〜10重量部用いることにより、インピーダンスが低
く、高率放電特性に優れ、かつサイクル寿命末期におい
ても安全性の高い電池が得られることが明らかである。
PTFEとFEPの混合物を結着剤として用いた電池群
Bについても、インピーダンスが小さく、高率放電特性
に優れ、かつサイクル寿命末期においても安全性の高い
電池が得られることがわかる。特に、PTFEに対する
FEPの混合比を0.1以上とすることにより、100
0mAh以上の電池容量が得られ、加熱試験においても
発火することはなかった。
【0025】上記の実施例では、ペースト状にした正極
合剤を芯材に塗工し、250℃で乾燥する例のみを示し
たが、250℃より高い温度で乾燥した場合について
は、正極合剤の脱離が激しく、インピーダンスは200
〜350mΩと高かった。従って、正極板の乾燥温度と
しては、水の沸点である100℃以上で、250℃以下
であることが望ましいのは明らかである。また、実施例
では、正極活物質にLiCoO2を用いたが、この種電
池に用いれれている他のリチウム含有金属酸化物、例え
ばLiNiO2やLiMn24であっても同様の効果が
得られることは明らかである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インピー
ダンスが低く、高率放電特性に優れ、かつ安全性の高い
非水電解液電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における円筒形電池の一部を断
面にした正面図である。
【符号の説明】
1 正極リード 2 負極リード 3 極板群 4、5 絶縁リング 6 電池ケース 7 封口板 8 絶縁パッキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越名 秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−215252(JP,A) 特開 平6−13081(JP,A) 特公 平7−5319(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/00 - 4/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再充電可能な正極と負極、および非水電
    解液を具備し、電池容量が初期容量の半分になるサイク
    ル寿命末期における正極の容量低下分を負極の容量低下
    分より大きくなるように設計した非水電解液二次電池で
    あって、 前記正極が、正極活物質100重量部に対して、鱗片状
    黒鉛を3〜8重量部および結着剤を4〜10重量部含
    み、前記結着剤が、(a)テトラフルオロエチレン−ヘ
    キサフルオロプロピレン共重合体、もしくは(b)ポリ
    テトラフルオロエチレンとテトラフルオロエチレン−ヘ
    キサフルオロプロピレン共重合体との混合物であってポ
    リテトラフルオロエチレンに対するテトラフルオロエチ
    レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体の重量混合比
    が0.1以上である混合物からなることを特徴とする非
    水電解液二次電池。
  2. 【請求項2】 LiCoO2からなる正極活物質を含む
    正極、黒鉛からなる負極活物質を含む負極、および非水
    電解液を具備し、 前記正極が、正極活物質100重量部に対して、鱗片状
    黒鉛を3〜8重量部および結着剤を4〜10重量部含
    み、前記結着剤が、(a)テトラフルオロエチレン−ヘ
    キサフルオロプロピレン共重合体、もしくは(b)ポリ
    テトラフルオロエチレンとテトラフルオロエチレン−ヘ
    キサフルオロプロピレン共重合体との混合物であってポ
    リテトラフルオロエチレンに対するテトラフルオロエチ
    レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体の重量混合比
    が0.1以上である混合物からなることを特徴とする非
    水電解液二次電池。
  3. 【請求項3】 負極に含まれる前記黒鉛が、メソフェー
    ズ黒鉛からなる請求項2記載の非水電解液二次電池。
JP31423495A 1995-12-01 1995-12-01 非水電解液二次電池 Expired - Fee Related JP3468956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31423495A JP3468956B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 非水電解液二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31423495A JP3468956B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 非水電解液二次電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09161770A JPH09161770A (ja) 1997-06-20
JP3468956B2 true JP3468956B2 (ja) 2003-11-25

Family

ID=18050906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31423495A Expired - Fee Related JP3468956B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 非水電解液二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3468956B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4883661B2 (ja) * 1999-11-26 2012-02-22 日立マクセルエナジー株式会社 非水電解液電池
JP2002359003A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Gs-Melcotec Co Ltd 非水電解質二次電池
JP5509644B2 (ja) * 2009-03-24 2014-06-04 ダイキン工業株式会社 リチウム二次電池の電極合剤用スラリー、電極、その製造方法およびリチウム二次電池

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09161770A (ja) 1997-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20070100957A (ko) 리튬 이온 2차 배터리
JP2002050398A (ja) 非水電解液二次電池と充電制御システムとを含む非水電解液二次電池システムおよびこれを搭載した機器
JP4507284B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP5082198B2 (ja) リチウムイオン二次電池
US6114065A (en) Secondary battery
JP2009123424A (ja) 非水電解質二次電池
JP3440638B2 (ja) 非水電解液二次電池
JPH08335465A (ja) 非水電解液電池
JP3052760B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP2001023685A (ja) 電解液およびそれを用いた二次電池
JP3468956B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP2003045433A (ja) 非水二次電池
JP3232953B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP3456771B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP4456668B2 (ja) 非水二次電池とその正極
JP4795509B2 (ja) 非水電解質電池
JP2005005208A (ja) 非水電解質二次電池および非水電解質二次電池用正極の製造方法
JP2001297763A (ja) 非水電解質二次電池
JP3267867B2 (ja) 有機電解液リチウム二次電池
JP3424419B2 (ja) 非水電解液二次電池用負極炭素物質の製造法
JPH08138743A (ja) 非水電解液二次電池
JP2001291519A (ja) 非水二次電池
JPH09129240A (ja) 非水電解液二次電池
JP2003077478A (ja) リチウムイオン2次電池
JP3506386B2 (ja) 非水電解液二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees