JP3467149B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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JP3467149B2
JP3467149B2 JP07327496A JP7327496A JP3467149B2 JP 3467149 B2 JP3467149 B2 JP 3467149B2 JP 07327496 A JP07327496 A JP 07327496A JP 7327496 A JP7327496 A JP 7327496A JP 3467149 B2 JP3467149 B2 JP 3467149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置から
排出された用紙を受け入れて、複数枚の用紙に対してス
テープル針による綴じを行う用紙処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ、これ
らの複合機又は印刷機等の画像形成装置から排出された
用紙を受け入れて、複数枚の用紙をステープル打ちによ
って綴じるようにした用紙処理装置は従来より周知であ
る。
【0003】このような用紙処理装置として、複数枚の
用紙を位置決め整合した後、その用紙の搬送方向である
縦方向の一方の端部側をステープル打ちによって綴じる
ことが可能であり、しかもその縦方向におけるほぼ中央
部をも綴じることができる装置が提案されている(例え
ば特願平7−158393号)。前者の綴じ形態を端部
綴じ、後者の綴じ形態を中央綴じと称することにする
と、この提案に係る用紙整合装置においては、1つのス
テープラ装置によって、端部綴じと中央綴じを選択的に
行えるように構成されている。かかるステープラ装置
を、用紙の横方向に移動させて、用紙横方向の任意の位
置を端部綴じ又は中央綴じすることができるのである。
【0004】ところが、このような用紙処理装置による
と、そのステープラ装置として一体型のものは使用でき
ず、セパレート型のステープラ装置を用いなければなら
ない。一般に、ステープラ装置には、ステープル針を収
容したステープラ本体と、この本体から送り出されたス
テープル針を当該本体と協働して折り曲げるクリンチャ
ーとが互いに分離されているセパレート型のものと、ス
テープラ本体とクリンチャーとが互いに連結された一体
型のものが公知であるが、上記提案に係る用紙処理装置
においては、セパレート型のステープラ装置を用いなけ
ればならないのである。この用紙処理装置によって、用
紙に対し、中央綴じを実行するには、整合された複数枚
の用紙を、ステープラ本体とクリンチャーとの間に通し
て移動させ、その縦方向中央部を、ステープラ本体とク
リンチャーとによるステープル打ち位置にもたらさなけ
ればならないからである。一体型のステープラ装置を用
いれば、そのステープラ本体とクリンチャーとが互いに
連結されているので、これらの間を通して用紙を移送さ
せることはできない。
【0005】このような理由で従来提案されている用紙
処理装置においては、セパレート型ステープラ装置を用
い、そのステープラ本体とクリンチャーとを用紙の横方
向に移動させ、用紙の横方向における所定の位置を端部
綴じ又は中央綴じするのであるが、その際、ステープラ
本体とクリンチャーとの相対位置を常に正しく保ってい
ないと、所定のステープル打ちを行うことができず、用
紙に対する綴じ不良が発生する。従って、互いに分離し
たステープラ本体とクリンチャーとを用紙に対して横方
向に移動させるとき、これらを高精度に対応させながら
移動させる必要がある。しかしながら、両者の位置関係
を高精度に保ちつつこれらを移動させることは技術的に
難しく、またこれが可能であったとしても、両者の位置
を高精度に保ちながらこれらを移動させるように構成す
るには、装置のコストが著しく上昇する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去し、端部綴じと中央綴じとを、綴じ不
良を生じることなく確実に行えるようにした用紙処理装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、用紙処理装置本体に受け入れられて該本体
内を搬送される用紙を、その搬送方向である縦方向及び
該方向と直交する横方向に位置決め整合する用紙整合手
段と、互いに分離されて対向配置されたステープラ本体
とクリンチャーとを有していて、該ステープラ本体とク
リンチャーとによるステープル打ちの行われる部分が、
整合位置に搬送された用紙を挟んで位置し、用紙整合手
段により整合された複数枚の用紙の縦方向におけるほぼ
中央部を綴じる中央綴じ用のセパレート型ステープラ装
置と、互いに連結されたステープラ本体及びクリンチャ
ーとを有し、用紙整合手段によって位置決め整合された
複数枚の用紙の縦方向における一方の端部側を綴じる端
部綴じ用の一体型ステープラ装置と、該一体型ステープ
ラ装置のステープラ本体及びクリンチャーを、用紙に対
して、その横方向に移動させて、当該方向の任意の位置
で位置決めする一体型ステープラ装置駆動手段とを具備
することを特徴とする用紙処理装置を提案する。
【0008】その際、中央綴じ用のセパレート型ステー
プラ装置のステープラ本体とクリンチャーとが、綴じ待
機位置にあるときよりも、整合位置に用紙が搬送されて
くるときの方が、互いに大きく離間するように、当該セ
パレート型ステープラ装置を作動させるセパレート型ス
テープラ装置駆動手段を具備すると有利である。
【0009】また、用紙整合手段によって複数枚の用紙
が整合されたあと、該複数枚の用紙を整合位置から、中
央綴じ用のセパレート型ステープラ装置によってステー
プル打ちの行われる中央綴じ位置に横方向に移送して、
該位置に位置決めする用紙横方向移送手段を具備すると
特に有利である。
【0010】さらに、用紙整合手段によって整合された
複数枚の用紙を、その縦方向に移送し、当該用紙に対す
る中央綴じ個所を調整する用紙縦方向移送手段を具備す
ると有利である。
【0011】また、用紙整合手段によって整合された複
数枚の用紙を移送するとき、当該用紙をクランプするク
ランプ手段を具備すると特に有利である。
【0012】さらに、端部綴じ用の一体型ステープラ装
置によるステープル打ちの向きを調整できるように、用
紙整合手段によって整合された複数枚の用紙に対して、
一体型ステープラ装置の姿勢を調整するステープラ首振
り手段を具備すると一層有利である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明一実施形態例の用紙処理装
置に具備される用紙処理機構部の斜視図である。かかる
機構部の構成及び作用を説明する前に、本例の用紙処理
装置の全体的な構成と作用について以下に明らかにして
おく。
【0015】図2において、用紙処理装置10の装置本
体10Aには、用紙受け入れ開口2が設けられ、図示し
ていない複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複
合機又は印刷機などの画像形成装置から排出されたプリ
ント済みの用紙Pは、その用紙受け入れ開口2を通って
装置本体10A内に入る。
【0016】装置本体10A内に入った用紙Pは、後述
するステープル綴じを行わない場合は、用紙進行方向切
り換え部材3によってガイドされつつ搬送路4に導か
れ、そのまま排出ローラ5によって排出トレイ6に排出
される。一方、綴じ処理を行う場合、用紙Pは、これが
搬送路7に進行するように位置の切り換えられた用紙進
行方向切り換え部材3によってガイドされつつ、その搬
送路7に導かれる。
【0017】搬送路7に導かれた用紙Pは、この搬送路
7を通ってブラシローラより成る紙送りローラ8とロー
ラ9との間から、用紙排出ベルト14に向けて排出され
る。この排出された用紙は、図1に示した一対のサイド
フェンス11,12Aによって、用紙の搬送方向(縦方
向)と直交する横方向に位置決め整合される。この詳細
については後述する。
【0018】寄せローラ15を自由端部に回転自在に軸
装した腕杆16は、図示していない駆動手段により、周
期的に揺動駆動されるようになっていて、この揺動時
に、寄せローラ15によって、紙送りローラ8とローラ
9との間から排出された用紙Pが、たたかれつつ、用紙
排出ベルト14の側に寄せられる。用紙排出ベルト14
は、装置本体に回転自在に支持された複数のプーリ14
B,14C,14Dに巻き掛けられ、これらのプーリの
1つが駆動プーリとなっている。
【0019】用紙Pは、後述するように用紙の搬送方
向、すなわちその縦方向にも位置決め整合されるように
なっていて、この整合された用紙は複数枚となった状態
で、後述する如く、ステープル打ちされて綴じ処理され
る。このあと、用紙排出ベルト14が図における反時計
方向に回転駆動されることによって、該ベルト14に設
けられたストッパ爪14Aにより押し上げられつつ、排
出ローラ5によって排出トレイ6上に排出される。
【0020】図1に戻って、用紙搬送方向には、ガイド
ステー20が装置本体の他の部材に不動状態に保持さ
れ、このガイドステー20の中央部に縦方向に設けた溝
20Aには用紙排出ベルト14の図における上側のベル
ト辺部が入っている。
【0021】本体側板17とガイドステー20との間に
はガイド軸19が固定的に横架され、この軸19にはサ
イドフェンス11が用紙搬送方向と直交する方向、すな
わち用紙の横方向に移動自在に支持されている。サイド
フェンス11は、そのほぼ中央部が、一対のプーリに巻
き掛けられた無端のタイミングベルト22の一方のベル
ト辺部に係止され、ステッピングモータ等より成るモー
タ23が正転したり逆転したりすることにより、一方の
プーリが回転駆動され、これによってタイミングベルト
22が駆動され、サイドフェンス11が用紙搬送方向と
直交する横方向に移動駆動される。
【0022】本体側板17に相対向したもう一方の本体
側板18にはモータ固装ブラケット24が固定され、こ
のモータ固装ブラケット24と、ガイドステー20との
間にはガイド軸25が固定的に横架されている。ガイド
軸25と、これに平行したガイドレール26とには、横
移動ホルダ27が横方向に移動自在に支持されている。
【0023】モータ固装ブラケット24には、ステッピ
ングモータ等より成るモータ35が固装され、このモー
タの回転によって、モータ固装ブラケット24と、ガイ
ドステー20との間に横方向に張設された無端のタイミ
ングベルト36が回転駆動される。タイミングベルト3
6は、モータ固装ブラケット24とガイドステー20、
すなわち装置本体に回転自在に支持された一対のプーリ
に巻き掛けられ、その一方のプーリがモータ35により
回転駆動される。そして、このタイミングベルト36の
一方のベルト辺部には横移動ホルダ27が係止されてい
る。モータ35が正転したり逆転したりすることによっ
て、タイミングベルト36も同じく正転したり逆転した
りして、そのベルトに係止された横移動ホルダ27が横
方向に走行駆動される。
【0024】横移動ホルダ27には、ガイド軸28が縦
方向に固定的に架設されている。横移動ホルダ27の上
にはクランプホルダ12が設けられ、このクランプホル
ダ12はガイド軸28によって縦方向に移動自在に支持
されている。横移動ホルダ27には下部にステッピング
モータ等より成るモータ31が固装され、横移動ホルダ
27上に縦方向に張設された無端のタイミングベルト3
2は、そのモータ31によって回転駆動される。タイミ
ングベルト32は、横移動ホルダ27に回転自在に支持
された一対のプーリに巻き掛けられ、その一方のプーリ
がモータ31により回転駆動されることによって、タイ
ミングベルト32が駆動される。
【0025】タイミングベルト32の一方のベルト辺部
にはクランプホルダ12が係止部12a(図3)におい
て係止され、モータ31が正転及び逆転すると、タイミ
ングベルト32も同様に正転及び逆転し、これに伴い、
該ベルトに係止されたクランプホルダ12が縦方向に走
行駆動される。
【0026】クランプホルダ12にはサイドフェンス1
2Aが固定されるか、若しくはクランプホルダの一部分
として一体形成されていて、クランプホルダ12が縦方
向に移動すると、サイドフェンス12Aもクランプホル
ダ12と一体となって同じ方向に移動する。サイドフェ
ンス12Aには、この上端の蝶番部33によってクラン
プ部材34が回動自在に枢着されている。サイドフェン
ス12Aと、これに相対向したサイドフェンス11の、
それぞれの端部には上方に折れ曲がった爪11a,12
Aaが一体に付設されている。
【0027】ここで、図2に示した両ローラ8,9から
は、用紙Pが、図1に示したガイドステー20及び停止
している用紙排出ベルト14に向けて矢印a方向に排出
されるのであるが、この際、両サイドフェンス11,1
2Aは、用紙幅よりわずかに外側に広がった位置にあ
り、この位置で、用紙Pが、寄せローラ15によって寄
せられつつ、両サイドフェンス間に入る。
【0028】用紙が両サイドフェンス間に入ると同時
に、制御部(不図示)からモータ駆動信号が出力され、
図1に示したモータ35が回転を始める。これに伴い、
タイミングベルト36が回転を始め、このベルトに係止
された横移動ホルダ27がクランプホルダ12もろと
も、ガイドステー20に接近する方向に移動する。すな
わち、一方のサイドフェンス12Aが、もう一方のサイ
ドフェンス11に接近する向きの横方向に移動するので
ある。このとき、サイドフェンス12Aは、この爪12
Aaが用紙の図における下側の端部に素早く入り込みつ
つ、用紙の側縁部を押して、用紙を横方向に移動させ、
用紙の他方の側縁部をサイドフェンス11の中に入れ込
み、該フェンス11の立ち上り部に軽く突き当てる。
【0029】かかる状態で、用紙Pは横方向と縦方向に
位置決め整合される。すなわち、縦方向の整合は、用紙
が両爪11a,12Aaによって受け止められることに
より行われ、横方向の整合は、両サイドフェンス11,
12Aによって行われるのである。なお、用紙は、例え
ばこの幅方向中心が用紙排出ベルト14の中心にほぼ合
致するように、位置決め整合される。
【0030】続いて次の用紙が搬送されて来ると、モー
タ35が逆転して、横移動ホルダ27がクランプホルダ
12もろともモータ35に接近する方向に若干移動し、
これに伴い、サイドフェンス12Aが元の位置に広が
り、次の用紙を受け入れる。そして、再び、サイドフェ
ンス12Aはガイドステー20に接近する方向に移動し
て、次の用紙を位置決め整合する。このときのサイドフ
ェンス12Aの移動ストロークは、例えば5mm程の極く
わずかなものであり、従ってこの作動時に、両爪11
a,12Aaによって既に保持されている前の用紙が爪
11a,12Aaから外れて落下することはない。
【0031】用紙1枚毎に、一対のサイドフェンスのう
ち、一方のサイドフェンス12Aのみが、横方向に小刻
みに往復動することによって、用紙が位置決め整合され
るのである。かかる位置決め整合を、一方のサイドフェ
ンス12Aを移動させると共に、他方のサイドフェンス
11を移動させることによっても行うことができる。両
サイドフェンス11,12Aを、共に、用紙が用紙排出
ベルト14に向けて排出される度毎に、広げたり狭めた
りするのである。他方のサイドフェンス11の移動は、
モータ23を正転又は逆転することによって、タイミン
グベルト22を作動させて行うことができる。
【0032】いずれにしても、用紙は、両爪11a,1
2Aaに受け止められることによって縦方向に位置決め
整合され、両サイドフェンス11,12Aによって横方
向に位置決め整合されるのである。
【0033】用紙搬送方向と直交する横方向に少なくと
も一方が選択的に駆動されるサイドフェンス11,12
Aと、各サイドフェンスに設けられた爪11a,12A
aとは、用紙処理装置本体10A内に受け入れられて、
該本体内を搬送される用紙を、その搬送方向である縦方
向及びこの方向と直交する横方向に位置決め整合する用
紙整合手段の一例を構成している。
【0034】本実施形態例の用紙処理装置においては、
各サイドフェンス11,12Aがそれぞれ別の独立した
駆動手段によって駆動される構成となっているので、両
サイドフェンスを共に移動させて用紙を位置決め整合す
ることもできるし、また、両者の一方を停止させ、他方
のみを移動させて、用紙を位置決め整合することもでき
る。位置決め整合の仕方の選択が自在となるのである。
【0035】図1において、両本体側板17,18間に
は、互いに平行に横方向に延びるガイド軸37とガイド
ステー38とがそれぞれ固定的に横架され、両者には、
端部綴じ用の一体型ステープラ装置41が横方向に移動
自在に支持されている。本例では、一体型ステープラ装
置41が、ブラケット41Bに後述するように組付けら
れていて、そのブラケット41Bに突設された係止部4
1aが、無端のタイミングベルト39の一方のベルト辺
部に係止されている。タイミングベルト39は装置本体
に回転自在に支持された一対のプーリに巻き掛けられ、
その一方のプーリがステッピングモータ等より成るモー
タ43に連結され、このモータ43が正転したり逆転し
たりすることによって、当該ベルト39が用紙搬送方向
である縦方向に対して直交する方向、すなわち横方向に
移送される。
【0036】一体型ステープラ装置41は、図示してい
ないステープル針を収容したステープラ本体41Aと、
この本体41Aから送り出されたステープル針を、当該
本体41Aと協働して折り曲げ、複数枚の用紙をステー
プル綴じするクリンチャー41Cとを有し、そのステー
プラ本体41Aとクリンチャー41Cが互いに連結され
ている。例えば、一般のオフィスなどで使用されている
ホッチキスと同様にステープラ本体41Aとクリンチャ
ー41Cとが、その基端側において互いに回動開閉可能
に枢着されている。そして、ステープラ本体41Aとク
リンチャー41Cとの間の隙間Sに用紙の端部側を挿入
した状態で、ステープラ装置41の図示していないモー
タが作動することによりステープラ本体41Aとクリン
チャー41Cの先端部側が互いに近づき、ステープラ本
体41Aから送り出されたステープル針を折り曲げて用
紙を綴じることができるように構成されている。
【0037】複数枚の用紙が、両サイドフェンス11,
12A及びこれらに設けられた爪11a,12Aaによ
って、それが位置決め整合されると、モータ駆動信号が
出力され、これに伴いモータ43が回転し、一体型ステ
ープラ装置41は、そのステープラ本体41Aとクリン
チャー41Cが一体となってが所定の綴じ位置まで移動
する。そして、モータ43が停止すると、一体型ステー
プラ装置41はその綴じ位置で停止し、かかる綴じ位置
において、制御部からのステープラ装置作動信号の出力
によって一体型ステープラ装置41が上述した態様で作
動し、複数枚の用紙に対してステープル打ちが行われ
て、用紙の縦方向における一方の端部側が綴じられる。
例えば、図5(a)に示すように、複数枚の用紙P′に
対して、図における下側の左隅部がステープル針30に
より綴じられる。一体型ステープラ装置41は、かよう
なステープル打ちの行われる綴じ位置に位置決めされる
のである。
【0038】上述のように、端部綴じ用の一体型ステー
プラ装置41は、用紙整合手段によって位置決め整合さ
れた複数枚の用紙の縦方向における一方の端部側を綴じ
るものである。
【0039】ステープラ装置41を横移動させ、かつ、
それを別の位置に位置決めすることによって、図5
(b)に示すように、複数枚の用紙P′の図における下
側の右隅部をステープル針30によって綴じることもで
きる。更に、一体型ステープラ装置41を2個所にわた
って位置決めし、それぞれの位置で、それを作動させる
ことにより、同図(c)に示すように、複数枚の用紙
P′の図における右隅部と左隅部とをステープル針30
で綴じることもできる。
【0040】図1に示したガイド軸37、ガイドステー
38、ブラケット41B、モータ43、これによって駆
動されるタイミングベルト39等は、端部綴じ用の一体
型ステープラ装置41のステープラ本体41A及びクリ
ンチャー41Cを、用紙に対して、その横方向に一体に
移動させて、当該方向の任意の位置で位置決めする一体
型ステープラ装置駆動手段の一例を構成している。
【0041】なお、図1に示すように、一体型ステープ
ラ装置41を支持するブラケット41Bは、ガイド軸3
7とガイドステー38により横方向に移動自在に支持さ
れるようになっているが、ブラケット41Bの折り曲げ
端部に転子44を設け、その転子44を、図2及び図6
示すように、装置本体の側に固定されたガイドレール4
5に転動自在に嵌入し、これによっても、ブラケット4
1B、ひいては一体型ステープラ装置41を横方向に移
動自在に支持することもできる。
【0042】ここで、端部綴じ用の一体型ステープラ装
置41は、複数枚の用紙に対して斜め綴じを行うことも
できるように構成されている。すなわち、このステープ
ラ装置41は、枢軸46によってブラケット41Bに枢
着され、枢軸46の中心軸線周りに旋回が可能になって
いる。ステープラ本体41Aの内部には、ステープラ装
置41を旋回させて任意の旋回位置に位置決めする駆動
機構(不図示)が設けられている。また、図6に示すよ
うに、ステープラ本体41Aにはガイドローラ48が、
ブラケット41Bには円弧状ガイド穴41B1がそれぞ
れ設けられ、ステープラ装置41の旋回時に、それらに
より、ステープラ本体がガイドされるようになってい
る。
【0043】今、図7に示す複数枚の用紙P′が整合位
置にあるものとして、ステープラ装置41を、例えば綴
じ位置Aにおいて位置決めし、且つ、上記駆動機構によ
って、ステープラ装置41を、図6に示した傾斜位置に
旋回させ、且つ、この旋回位置で位置決めした上、ステ
ープラ装置41を作動させると、位置決め整合された複
数枚の用紙P′(図7)が、A部のところで、ステープ
ル針30により綴じられる。
【0044】同様にして、一体型ステープラ装置41を
B位置に位置決めし、且つ、そのステープラ装置41を
前述した場合と逆方向に旋回させて、この旋回位置で位
置決めした上、ステープラ装置41を作動させれば、B
部のところで、ステープル針30により用紙は綴じられ
る。すなわち、図7における左隅部と右隅部との任意の
一方の位置、又はその他の位置において、斜め綴じを行
うことができるのである。この斜め綴じも、端部綴じの
はんちゅうに入る。
【0045】このように、本例の端部綴じ用の一体型ス
テープラ装置41は、図5に示す綴じ方を平行綴じとす
るならば、図7に示すような斜め綴じを可能にする首振
り式のステープラ装置となっている。
【0046】ブラケット41B、枢軸46、ステープラ
本体41A内の駆動機構、ガイドローラ48、円弧状ガ
イド穴41B1等は、端部綴じ用の一体型ステープラ装
置41によるステープル打ちの向きを調整できるよう
に、用紙整合手段によって整合された複数枚の用紙P′
に対して、一体型ステープラ装置41の姿勢を調整する
ステープラ首振り手段の一例を構成している。かかるス
テープラ首振り手段を設けることによって、複数枚の用
紙に対し、所望する角度姿勢でステープル針を打ち込む
ことができる。
【0047】上述した如き端部綴じを終了すると、平行
綴じ、斜め綴じに拘らず、制御部から、図1に示した用
紙排出ベルト14を駆動する駆動モータ(不図示)に駆
動信号が出力され、これに伴い、そのモータが回転を始
める。すると、用紙排出ベルト14も、図2において反
時計方向に回転を始め、このベルトに設けられたストッ
パ爪14Aによって、綴じられた複数枚の用紙が押し上
げられつつ、ベルト14によって排出ローラ5に向けて
搬送され、このローラによって排出トレイ6に排出され
る。
【0048】本実施形態例の用紙処理装置は、次に述べ
るように、上述した端部綴じはもとより、中央綴じも可
能になっている。
【0049】図1において符号42で示すものは、中央
綴じ用のセパレート型ステープラ装置である。このステ
ープラ装置42は、前述の用紙整合手段により整合され
た複数枚の用紙の縦方向におけるほぼ中央部を綴じるも
のである。かかるステープラ装置42は、図示していな
いステープル針を収容したステープラ本体42Aと、こ
の上に配置され、ステープラ本体42Aから送り出され
たステープル針を、その本体42Aと協働して折り曲
げ、複数枚の用紙をステープル綴じするクリンチャー4
2Bとを有し、両者の間には連結関係がなく、互いに分
離され、両者の間を用紙が通過可能となっている。
【0050】このような中央綴じ用のセパレート型ステ
ープラ装置42は、そのステープラ本体42Aとクリン
チャー42Bとによるステープル打ちの行われる部分
が、用紙を前述のように縦方向と横方向に位置決め整合
する整合位置に搬送された用紙を挟んで位置するように
配置されている。そして、一方のステープラ本体42A
と、他方のクリンチャー42Bは装置本体にそれぞれ支
持されている。ステープラ本体42Aとクリンチャー4
2Bは、後述するように、互いに接近又は離間する方向
に作動すると共に、用紙の綴じ動作を行うときも、相対
的にわずかに動くものの、これらが用紙の平面方向に移
動することはない。このように中央綴じ用のセパレート
型ステープラ装置42は、整合位置に送り込まれる用
紙、ないしは整合位置に送り込まれた用紙の平面方向に
位置不動に装置本体の側に支持されているのである。
【0051】ここで、前述のように整合位置へ送り込ま
れてくる各用紙は、中央綴じ用のセパレート型ステープ
ラ装置42のステープラ本体42Aとクリンチャー42
Bとの間に入り込む。このようにして整合位置に送り込
まれる中央綴じの行われる各用紙も、前述のように、図
1に示したサイドフェンス11,12Aのいずれか一
方、又は両者の横方向の移動によって、該方向に位置決
め整合され、且つ、両爪11a,12Aaによって縦方
向に位置決め整合される。
【0052】全ての用紙に対して、かかる位置決め整合
を終了すると、制御部からソレノイド励磁信号が出力さ
れ、これに伴い、クランプホルダ12上に固設されたソ
レノイド49が励磁される。これにより、ソレノイド4
9と作動レバー50との間に介装されたバネ51が引か
れ、作動レバー50が、この回動支点となっている枢軸
53(図3)の周りに、クランプ部材34に形成した延
出片34aを押し上げる方向に回動する。この回動によ
って、クランプ部材34は、蝶番部33の部位を回動支
点として、その側縁部34bが下降する方向に回動す
る。この回動は、延出片34aの先端部と、クランプホ
ルダ12との間に介装されたバネ52(図3)の緊縮弾
力に抗して行われる。
【0053】クランプ部材34が回動することによっ
て、位置決め整合された複数枚の用紙が、そのクランプ
部材34によってサイドフェンス12Aの平坦な本体部
12cの間でクランプされる。このクランプ位置は、複
数枚の用紙の側縁部側となる。
【0054】図3は、複数枚の用紙(以下、必要に応じ
て用紙束という)P′の側縁部側がクランプ部材34に
よってクランプされている状態を示す。また、図8は、
用紙束P′が、位置決め整合されたあと、上述の如くク
ランプされた状態を示す。すなわち、用紙束P′が両サ
イドフェンス11,12Aの立ち上り部によって、横方
向に位置決め整合されると共に、両爪11a,12Aa
によって縦方向に位置決め整合され、更に、クランプ部
材34(図1,図3)によって、用紙束P′の側縁部
P′a側のE部が押さえ付けられて、用紙束が本体部1
2c(図3)との間でクランプされているのである。ま
た、このとき、用紙束P′は、前述のように図1に示し
たステープラ本体42Aとクリンチャー42Bとの間に
入り込んでいる。
【0055】中央綴じ用のセパレート型ステープラ装置
42は、図8において実線で示す如く、用紙の平面方向
に位置不動に設けられていて、用紙束P′の整合と、こ
れに対するクランプを終了すると、制御部からステープ
ラ作動信号が出力され、これに伴い、図1に示したステ
ープラ装置42が前述のように作動して、図9に示すよ
うに、用紙束P′のC部にステープル打ちが行われる。
すなわち、用紙縦方向(用紙搬送方向)の中央位置の片
側(C部)にステープル打ちが行われるのである。この
ステープル打ちが行われるときは、図1に示したクラン
プ部材34は、用紙束をクランプしたままである。
【0056】片側のステープル打ちを終了すると、制御
部からモータ駆動信号が出力され、図1に示したモータ
35が回転を始める。すると、タイミングベルト36が
駆動され、これに伴い、横移動ホルダ27がクランプホ
ルダ12もろとも、図1においてモータ35に接近する
方向に移動する。すなわち、用紙束P′が、クランプ部
材34によってクランプされたまま、用紙整合位置でも
ある、今までの片側の中央綴じ位置から、次の別の中央
綴じ位置まで、横方向に移送されるのである。
【0057】この際、サイドフェンス11については、
これを停止させたままとしてもよいし、このサイドフェ
ンス11も、このフェンス側の用紙束側縁を押えなが
ら、サイドフェンス12Aの動きに追従して、図1にお
いて左方へ横移動するように構成することもできる。こ
のときの横移動は、モータ23の駆動によってタイミン
グベルト22を介して行われる。
【0058】図3は上記別の中央綴じ位置に用紙束P′
が移送された状態を示し、用紙束がかかる位置にくる
と、モータ35は停止し、用紙束P′はこの位置に位置
決めされる。すなわち図9に示したD部が、図8におい
て実線で示したステープラ装置42の位置に来る。用紙
束P′がかかる位置に位置決めされると、再び、制御部
からステープラ作動信号が出力され、これに伴いステー
プラ装置42が前述のように作動し、図9のD部にステ
ープル打ちが行われる。この例では、用紙束P′の縦方
向の中央部に2個所にわたって、ステープル針30によ
り用紙束P′が綴じられるのである。
【0059】かかる中央綴じを終了すると、制御部から
モータ逆転駆動信号が出力され、これによって図3に示
したステッピングモータ35が逆転し、これに伴い横移
動ホルダ27はクランプホルダ12もろとも元の位置、
すなわち図1に示した位置まで戻る。中央綴じを終えた
用紙束P′が整合位置に戻されるのである。次いで、制
御部からソレノイド励磁解除信号が出力され、図3に示
したソレノイド49の励磁が解除されるようになってい
て、これに伴って作動レバー50が図1の位置まで回動
し、図3に示したクランプ部材34はバネ52に引かれ
て図1の位置に回動復帰する。
【0060】このあと、制御部からモータ駆動信号が出
力され、図2に示した用紙排出ベルト14を駆動するモ
ータ(不図示)が回転し始め、これによって用紙排出ベ
ルト14が回転を始め、中央綴じされた用紙束は、スト
ッパ爪14Aによって押し上げられつつ、排出ローラ5
を経て排出トレイ6に排出される。
【0061】図1に示したモータ固装ブラケット24、
ガイド軸25、ガイドレール26、モータ35、タイミ
ングベルト36、横移動ホルダ27、クランプホルダ1
2等は、前述の用紙整合手段によって複数枚の用紙が整
合されたあと、該複数枚の用紙を、整合位置から、中央
綴じ用のセパレート型ステープラ装置42によってステ
ープル打ちの行われる中央綴じ位置に横方向に移送し
て、該位置に位置決めする用紙横方向移送手段の一例を
構成している。
【0062】上述した用紙横方向移送手段を設けること
によって、図8及び図9に例示したように、1つの中央
綴じ用のステープラ装置42を用いるだけで、用紙束
P′の縦方向中央部の複数個所にステープル打ちを行う
ことができる。その際、上述した具体例のように、用紙
整合手段により整合された複数枚の用紙に対し、これを
横方向に移動させることなく、1回目のステープル打ち
を行うようにすれば、短時間でそのステープル綴じ動作
を実行できる。
【0063】この例では、図8に示した用紙束P′は、
例えば、この横方向中央線Lが図1に示した用紙排出ベ
ルト14の中央位置にほぼ合致するように、横方向に位
置決め整合され、また両爪11a,12Aaによって縦
方向に位置決め整合されるのであるが、この整合状態
で、すぐに、中央綴じ用ステープラ装置42によって片
側のステープル打ちを行うと、用紙束をn(n≧2)個
所で綴じる場合、用紙束P′を(n−1)回だけ横方向
に用紙整合位置から移送させるだけで済む。汎用サイズ
の用紙に対して、ステープラ装置42を、初めから中央
片側綴じが可能な図8において実線で示した位置に設置
しておくことにより、汎用サイズの用紙の場合には、中
央を2個所で綴じるときは、用紙束を1回だけ移送すれ
ば良いのである。
【0064】これに対して、横方向のサイズが異なる用
紙束をその縦方向中央部で複数個所にわたって綴じる場
合、用紙束を前述の整合位置に位置決めした上、目的と
する1個所目の綴じ位置が、図8において、実線で示し
たセパレート型ステープラ装置42の位置に来るよう
に、用紙束を、用紙横方向移送手段によって前述のよう
に横方向に移送して、その位置に位置決めし、ここでス
テープル打ちを行い、さらに同様に用紙束を横方向に移
送し、ここでステープル打ちを行う。かかる動作を所定
回数実行し、その全てのステープル打ちを終えたあと
は、前述のようにその用紙束を元の位置に戻し、クラン
プを解除して当該用紙束を排出トレイ6に排出させる。
【0065】これに対し、用紙横方向移送手段を設けず
に用紙処理装置を構成することもできる。この場合に
は、例えば、図8に示した中央綴じ用のセパレート型ス
テープラ装置42を、用紙束P′の横方向に複数個配置
し、或いは1つのステープラ装置42を中央線L上に配
置し、当該ステープラ装置42により、整合された用紙
束P′を横方向に移送することなく、その用紙束P′に
対してステープル打ちすることができる。
【0066】上述したところからも判るように、中央綴
じ個所は、1個所であっても、又は複数個所であっても
よい。
【0067】図3に示した用紙束P′に対して、これよ
りも縦方向に大きいサイズの用紙束の中央綴じを行う場
合には、次のようにして、その用紙束を移送する。
【0068】図4において、符号P′aで示すものは、
その大きいサイズの複数枚の用紙の束であるとする。こ
の用紙束P′aが、前述の用紙整合手段によって用紙搬
送方向である縦方向及びこの方向と直交する横方向につ
き、位置決め整合されると、ソレノイド49が励磁さ
れ、作動レバー50が回動し、更にクランプ部材34が
回動して、用紙束P′aの側縁部側がクランプされる。
【0069】このあと、図3に示したステッピングモー
タ31が回転を始めるようになっていて、これに伴いタ
イミングベルト32が回転を始め、このベルトに係止さ
れたクランプホルダ12がガイド軸28にガイドされつ
つ、図3に示した位置から図4に示した位置まで移動す
る。すなわち、用紙束P′aはクランプ部材34によっ
てクランプされたまま、用紙束の縦方向中央部がセパレ
ート型ステープラ装置42の位置にくるように、移送さ
れるのである。これで、用紙束の縦方向の位置決めは終
了する。
【0070】縦方向の位置決めを終了したあとは、先に
説明したところと全く同様に、例えば、図8に示した中
央綴じ用のセパレート型ステープラ装置42によって、
図9のC部に相当する位置に初めのステープル打ちを行
う。次いでステッピングモータ35の回転により用紙束
P′aを横方向に移送させ、用紙束P′aを2個所目の
綴じ位置(図8においてDに相当する位置)に位置決め
し、ここで、ステープル打ちを行う。図4は、このとき
の様子を示している。この例の場合も、勿論、1個所又
は3個所以上中央綴じを行ってもよい。このように用紙
の縦方向サイズが異なっていても、これに合せて、その
用紙に対する中央綴じ個所を調整することができるので
ある。
【0071】上述したステープル打ちを終了すると、図
4に示したモータ35が逆転し、これに伴い、横移動ホ
ルダ27が図4から図1の位置まで戻される。更に、ス
テッピングモータ31が逆転し、クランプホルダ12
が、図4から図3の位置まで戻される。そして、ソレノ
イド49がオフされて、クランプ部材34は図1に示し
たクランプ解除位置に回動復帰する。このあと、図2に
示す用紙排出ベルト14が回転して、中央綴じされた用
紙束P′aが排出トレイ6に向けて排出されるのであ
る。
【0072】上述のように、モータ31、タイミングベ
ルト32、クランプホルダ12、ガイド軸28等は、用
紙整合手段によって整合された複数枚の用紙を、その縦
方向に移送し、当該用紙に対する中央綴じ個所を調整す
る用紙縦方向移送手段の一例を構成している。かかる移
送手段を設けることによって、縦方向サイズの異なる各
種の用紙に対しても、支障なく中央綴じを行うことがで
きる。
【0073】また、前述のように用紙整合手段によって
整合された複数枚の用紙P′,P′aは、用紙横方向移
送手段又は用紙縦方向移送手段によって移送されるが、
このように複数枚の用紙を移送するとき、その用紙は前
述のようにクランプ手段によってクランプされる。本例
では、クランプホルダ12、クランプ部材34、蝶番部
33、ソレノイド49、作動レバー50、バネ51,5
2等が、そのクランプ手段の一例を構成している。かか
るクランプ手段を設けることによって、複数枚の用紙
P′,P′aを揃えたまま、これを移送でき、これらを
正しくステープル綴じすることができる。
【0074】以上の説明から理解されるように、本例の
用紙処理装置の特徴とするところは、図8に示す如く、
用紙束の端部綴じには一体型ステープラ装置41を用
い、そのステープラ装置41を、用紙の縦方向yと直交
する方向、すなわち用紙の横方向xにその端部に沿って
移送し、用紙束の中央綴じにはセパレート型ステープラ
装置42を用い、整合位置に送り込まれる用紙を、この
ステープラ装置のステープラ本体とクリンチャーとの間
に通し、必要に応じて、所定の中央綴じ位置にその用紙
束を縦方向、横方向又はその両者の方向に移送する点に
ある。中央綴じ用のステープラ装置42を分割型にし
て、これを用紙の平面方向に位置不動に支持する。そし
て、必要に応じて、かかるステープラ装置42に対し
て、用紙束の方を、その用紙の縦方向と直交する横方向
xに移送させ、またその縦方向yに移送させ、用紙束
の、綴じ位置における位置決めを行うのである。
【0075】従来の提案に係る用紙処理装置のように、
ステープラ装置41をセパレート型のものにして、用紙
束をステープラ本体とクリンチャーの間で通しながら、
用紙束を移送すると共に、ステープラ装置を用紙束の横
方向移動させることによっても、端部綴じと中央綴じを
行うことができる。
【0076】しかしながら、横方向に移動するステープ
ラ装置をセパレート型とすると、それを横方向に移動さ
せるとき、ステープラ本体とクリンチャーの相対位置関
係が狂うおそれがあり、綴じ不良が発生し易くなる。ま
たこのような狂いが生じないようにステープラ装置を構
成すると、そのコストが大きく上昇する。
【0077】これに対し、本実施形態例においては、横
方向に移動する端部綴じ用のステープラ装置として、ス
テープラ本体とクリンチャーとの間の位置関係が狂いに
くい一体型ステープラ装置を用いているので、かかるス
テープラ装置を横方向に移動させたとき、ステープラ本
体41Aとクリンチャー41Cとの相対位置が狂うこと
を阻止でき、綴じ不良の発生を防止することができる。
用紙束の端部を確実に正しく綴じることができるのであ
る。
【0078】また、中央綴じ用のステープラ装置として
セパレート型のステープラ装置を用いるものの、この装
置を構成するステープラ本体と、クリンチャーとが用紙
の平面方向に位置不動に保持され、これらが用紙の横方
向に移動することはないので、用紙束を移送させること
なく、或いは用紙束を前述のように所定の中央綴じ位置
に移送させることにより、端部綴じの場合と同様に、綴
じ不良を生じることなく、確実に用紙束を中央綴じする
ことができる。
【0079】また、端部綴じ用のステープラ装置41は
一体型であるため、前述のように、そのステープラ装置
41に首振り手段を設けることができ、これによって用
紙に対して各種の傾きにステープル針を打ち込むことが
できる。従来の提案に係る用紙処理装置のように、端部
綴じ用のステープラ装置としてセパレート型のものを用
いると、これを首振り可能に構成することはできず、用
紙に対して異なった向きからステープル打ちを行うこと
は不可能である。本例の用紙処理装置のように、端部綴
じ用のステープラ装置として一体型のものを使用するこ
とによって、これに首振り手段を付設することが可能と
なるのである。
【0080】ここで、本例の用紙処理装置においては、
前述のように、中央綴じ用のセパレート型ステープル装
置42のステープラ本体42Aと、クリンチャー42B
とによるステープル打ちの行われる部分、すなわちステ
ープラ本体42Aからのステープル針の送り出し部と、
このステープル針を折り曲げるクリンチャー部とが、整
合位置に搬送された用紙を挟んで位置している。かかる
構成により奏せられる作用効果については後述するが、
このような構成を採用した場合、整合位置に送り込まれ
てくる用紙がステープラ本体42Aとクリンチャー42
Bとの間に詰まり、その進行が阻害されることもあり得
る。
【0081】そこで、本例の用紙処理装置は、中央綴じ
用のセパレート型ステープラ装置42のステープラ本体
42Aとクリンチャー42Bとが、綴じ待機位置にある
ときよりも、整合位置に用紙が搬送されてくるときの方
が、互いに大きく離間するように、当該セパレート型ス
テープラ装置42を作動させるセパレート型ステープラ
装置駆動手段を具備している。以下、その具体例の構成
と作用を明らかにする。
【0082】図2に示したステープラ装置42において
は、そのクリンチャー42Bが、ステープラ本体42A
から離間する方向に変位可能になっている。図1に示す
ように、本体側板18と、ガイドステー20との間に
は、断面L字形のステー54が固定的に横架され、この
ステー54には、図10及び図12に示すように、互い
に離間した一対のブラケット55が固定されている。そ
の両ブラケット55には、枢軸56によって、端部にク
リンチャー42Bを固設した取り付け部材57が枢着さ
れている。また、ステー54に固定された一対の支持ブ
ラケット58の一方には、モータ59、2段ギア60及
びギア61より成る回転駆動機構62が設けられてい
る。そして、ギア61の中心軸61Aは、両支持ブラケ
ット58に回転自在に支持され、その中心軸61Aの各
端部には偏心ローラ65がそれぞれ一体的に取り付けら
れ、その各偏心ローラ65は、取り付け部材57にピン
軸63によって枢着された各ロッド64に嵌め込まれて
いる。
【0083】一方、ステープラ本体42Aは、図11に
示すように、枢軸66を介して装置本体に枢支されてい
る。
【0084】図2及び図8において、用紙処理装置本体
内に受け入れられた用紙Pは、搬送路7を経て両ローラ
8,9により矢印a方向に排出されるのであるが、この
際、1枚の用紙Pは、図10に示すように、互いに大き
く離間したステープラ本体42Aとクリンチャー42B
との間に進入する。すなわち、装置本体に支持されたス
テープラ本体42Aと、これから離間しているクリンチ
ャー42Bとの間に、用紙Pが進入するのである。全て
の用紙の整合を終了するまで、クリンチャー42Bは、
ステープラ本体42Aから大きく離間した図10に示す
位置に保持される。
【0085】全ての用紙の整合を終了し、その用紙束が
前述のようにクランプ手段によってクランプされると、
制御部からモータ駆動信号が出力され、これに伴い、図
10に示したステッピングモータ等より成るモータ59
が回転を始める。すると、このモータの駆動ピニオン5
9Aに噛み合う、2段ギア60の大径ギア60Aが回転
し、更に小径ギア60Bに噛み合うギア61が回転す
る。
【0086】ギア61が回転すると、これと共軸一体の
偏心ローラ65が偏心回転し、これに伴いロッド64が
図11に示す位置まで下降する。ロッド64が図10か
ら図11の位置まで下降すると、取り付け部材57は、
枢軸56の周りに、図10から図11の位置まで回動
し、この回動位置で、モータ59が停止し、取り付け部
材57に固設されたクリンチャー42Bが、図11に示
すように、ステープラ本体42Aに接近した位置に保持
される。すなわち、クリンチャー42Bは綴じ待機位置
に保持されるのである。
【0087】上記モータ59が停止すると、前述の如く
用紙束P′に対する中央綴じ動作が実行される。
【0088】すなわちモータ59の停止後に、制御部か
らステープラ作動信号が出力され、これに伴い、枢軸6
6の周りに揺動可能となっているステープラ本体42A
が、図示していないステープラ駆動手段により、図11
に仮想線で示す位置に回動するようになっていて、この
回動によって、位置決め整合され、かつクランプされた
用紙束P′の縦方向中央部の1個所がステープル針によ
り綴じられる。続いて、前述したように、用紙束が横方
向に移送され、次の1個所がステープル針により綴じら
れる。かかる綴じを終了すると、用紙束が用紙横方向移
送手段によって元の位置へ横方向に移送され、用紙束
P′に対するクランプが解除される。
【0089】次いで、制御部からのモータ駆動信号出力
により、図11に示したモータ59が再度、回転を始
め、クリンチャー42Bが、図10に示すステープラ本
体42Aから離間した上昇位置に移動復帰し、この状態
で用紙束が排出トレイ(図2)に向けて搬送され、ここ
に排出される。ステープラ本体42Aとクリンチャー4
2Bは互いに大きく離間した状態で、次の用紙の進入に
備える。なお、図12は、図11に示したクリンチャー
昇降機構部を矢印b方向から見た図である。
【0090】上述したセパレート型ステープル装置駆動
手段によって、整合位置へ送り込まれてくる用紙が詰ま
る不具合を確実に阻止することができる。
【0091】ここで、図8及び図11に示すように、中
央綴じ用のセパレート型ステープラ装置42は、ステー
プラ本体42Aとクリンチャー42Bとによるステープ
ル打ちの行われる部分が、整合位置に搬送された用紙を
挟んで位置する。すなわち、このステープラ装置42
は、図8において実線で示すように、整合位置に搬送さ
れた用紙が位置する領域内に、用紙の平面方向に位置不
動に設置されるのであるが、そのセパレート型ステープ
ラ装置42を用紙束P′の側縁部P′aよりも外側の、
仮想線で示す位置に設けても、中央綴じは可能である。
ところが、セパレート型ステープラ装置42をかような
外側位置に設けると、用紙束P′の移送量、就中、用紙
束の横方向の移送量が多くなってしまう。すなわち、仮
想線で示したステープラ装置42まで用紙束を大きく移
送させなければ、その用紙束を中央綴じできないのであ
る。
【0092】翻って、本例の用紙処理装置においては、
セパレート型ステープラ装置42が用紙領域内に設けら
れているので、用紙束の移送量を少なくでき、この移送
量をゼロにすることも可能である。前述の例のように、
1個所目の中央綴じ位置が、初めから、実線で示した位
置にあるステープラ装置42の位置に来るように、ステ
ープラ装置42を設置する構成を採用する場合には、次
の綴じ位置がステープラ装置42の位置に来るまで、整
合位置にある用紙束を横方向に移送するだけでこと足り
る。
【0093】セパレート型ステープラ装置42を用紙領
域内に設置する場合、用紙処理装置本体内に受け入れた
複数枚の用紙は、1枚毎にステープラ本体42A(図1
0)とクリンチャー42Bとの間に進入することになる
が、この際、図10に示したように、両者の間が大きく
開くようになっていれば、用紙が円滑且つ確実に両者の
間に入ってゆく。整合位置に搬送される用紙が、ステー
プラ本体とクリンチャーとの間で詰まったり、或いはそ
の進行が阻害されたりするのを免れることができるので
ある。
【0094】
【発明の効果】請求項1に記載の用紙処理装置によれ
ば、複数枚の用紙に対して、綴じ不良を生じることな
く、端部綴じと中央綴じを確実に行うことができる。ま
た、中綴じを行う際、複数枚の用紙の移送量を少なくす
ることができ、その移送量をゼロにすることも可能であ
る。
【0095】請求項2に記載の用紙処理装置によれば、
用紙処理装置本体内に受け入れられて、用紙整合位置に
用紙が搬送される際、用紙がセパレート型ステープラ装
置のステープラ本体とクリンチャーとの間で詰まること
を確実に阻止でき、該用紙を整合位置で確実に位置決め
することができる。
【0096】請求項3に記載の用紙処理装置によれば、
中央綴じ用のセパレート型ステープラ装置の数を少なく
しても、複数枚の用紙に対して複数個所で中央綴じを行
うことができる。
【0097】請求項4に記載の用紙処理装置によれば、
用紙の縦方向サイズが異なったときも、これを確実に正
しく中央綴じすることができる。
【0098】請求項5に記載の用紙処理装置によれば、
複数枚の用紙が乱されることなく、これを揃えた状態で
移送でき、かかる複数枚の用紙を正しく中央綴じするこ
とができる。
【0099】請求項6に記載の用紙処理装置によれば、
用紙の端部側を、異なった向きにステープル綴じするこ
とができる。平行綴じに限らず、斜め綴じも自由に行う
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態例の用紙処理装置に具備され
る用紙処理機構部の斜視図である。
【図2】本発明一実施形態例の用紙処理装置の全体構成
図である。
【図3】用紙横方向移送手段の作用を説明する拡大斜視
図である。
【図4】用紙縦方向移送手段の作用を説明するため、大
サイズの用紙束が中央綴じ位置に保持された状態を示す
斜視図である。
【図5】用紙束に対して、端部綴じの仕方の違いを、各
例につき説明するための図である。
【図6】首振リ式の一体型ステープラ装置が斜め綴じ位
置に旋回することを説明するためのステープラ装置の平
面図である。
【図7】用紙束に対して、斜め綴じを行うことを説明す
るための図である。
【図8】端部綴じと中央綴じを行う端部綴じ用ステープ
ラ装置及び中央綴じ用ステープラ装置の作用を説明する
図である。
【図9】用紙束に対して、中央綴じを行うことを説明す
るための図である。
【図10】セパレート型ステープラ装置のクリンチャー
昇降機構の一例を示す側面図である。
【図11】図10に示したクリンチャー昇降機構におい
て、クリンチャーが、ステープラ本体に接近した綴じ待
機位置に保持された状態を示す図である。
【図12】図11に示したクリンチャー昇降機構部を用
紙進入方向側から見た図である。
【符号の説明】
10 用紙処理装置 10A 用紙処理装置本体 41 一体型ステープラ装置 41A ステープラ本体 41C クリンチャー 42 セパレート型ステープラ装置 42A ステープラ本体 42B クリンチャー P 用紙 P′ 複数枚の用紙 P′a 複数枚の用紙 x 横方向 y 縦方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−12174(JP,A) 特開 平7−69514(JP,A) 特開 平6−107368(JP,A) 特開 平6−191715(JP,A) 特開 平6−24179(JP,A) 特開 平8−295448(JP,A) 実開 昭63−201766(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 37/04 B65H 31/34 G03G 15/00 534

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙処理装置本体に受け入れられて該本
    体内を搬送される用紙を、その搬送方向である縦方向及
    び該方向と直交する横方向に位置決め整合する用紙整合
    手段と、互いに分離されて対向配置されたステープラ本
    体とクリンチャーとを有していて、該ステープラ本体と
    クリンチャーとによるステープル打ちの行われる部分
    が、整合位置に搬送された用紙を挟んで位置し、用紙整
    合手段により整合された複数枚の用紙の縦方向における
    ほぼ中央部を綴じる中央綴じ用のセパレート型ステープ
    ラ装置と、互いに連結されたステープラ本体及びクリン
    チャーとを有し、用紙整合手段によって位置決め整合さ
    れた複数枚の用紙の縦方向における一方の端部側を綴じ
    る端部綴じ用の一体型ステープラ装置と、該一体型ステ
    ープラ装置のステープラ本体及びクリンチャーを、用紙
    に対して、その横方向に移動させて、当該方向の任意の
    位置で位置決めする一体型ステープラ装置駆動手段とを
    具備することを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 中央綴じ用のセパレート型ステープラ装
    置のステープラ本体とクリンチャーとが、綴じ待機位置
    にあるときよりも、整合位置に用紙が搬送されてくると
    きの方が、互いに大きく離間するように、当該セパレー
    ト型ステープラ装置を作動させるセパレート型ステープ
    ラ装置駆動手段を具備する請求項1に記載の用紙処理装
    置。
  3. 【請求項3】 用紙整合手段によって複数枚の用紙が整
    合されたあと、該複数枚の用紙を整合位置から、中央綴
    じ用のセパレート型ステープラ装置によってステープル
    打ちの行われる中央綴じ位置に横方向に移送して、該位
    置に位置決めする用紙横方向移送手段を具備する請求項
    1又は2に記載の用紙処理装置。
  4. 【請求項4】 用紙整合手段によって整合された複数枚
    の用紙を、その縦方向に移送し、当該用紙に対する中央
    綴じ個所を調整する用紙縦方向移送手段を具備する請求
    項1乃至3のいずれかに記載の用紙処理装置。
  5. 【請求項5】 用紙整合手段によって整合された複数枚
    の用紙を移送するとき、当該用紙をクランプするクラン
    プ手段を具備する請求項3又は4に記載の用紙処理装
    置。
  6. 【請求項6】 端部綴じ用の一体型ステープラ装置によ
    るステープル打ちの向きを調整できるように、用紙整合
    手段によって整合された複数枚の用紙に対して、一体型
    ステープラ装置の姿勢を調整するステープラ首振り手段
    を具備する請求項1乃至5のいずれかに記載の用紙処理
    装置。
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