JP3466022B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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JP3466022B2
JP3466022B2 JP15777696A JP15777696A JP3466022B2 JP 3466022 B2 JP3466022 B2 JP 3466022B2 JP 15777696 A JP15777696 A JP 15777696A JP 15777696 A JP15777696 A JP 15777696A JP 3466022 B2 JP3466022 B2 JP 3466022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブザー音によって
洗濯機の動作状態を知らせる洗濯機の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗濯機の動作状態に関する情報を音声に
より使用者に知らせるために、洗濯機に簡易なブザーを
備えることが行われている。例えば、特開平4−367
692号公報や特開昭63−26709号公報には、運
転開始時の釦入力操作に応答するために、あるいは異常
状態が発生したことを警告するために、ブザーを発音さ
せることが記されている。洗濯機に備えられるブザーと
しては他励式のものが多く、例えば、「ピッ」、「ピ
ー」、「ピ、ピ、ピ」のように音の長さや発音回数を変
えることによって、また、駆動電圧の周波数を変化させ
て音程を変化させることによって情報を表している。
【0003】この種のブザーの代表的な駆動回路の構成
を図8に示す。この駆動回路は、所定電位VCCの電源ラ
イン71とトランジスタ72を備えており、ブザー70
の駆動電圧入力端子は、一方が電源ライン71に接続さ
れ、他方がトランジスタ72を介して接地されている。
また、駆動回路はブザー70と並列に接続されたインピ
ーダンス整合用の抵抗73を備えている。駆動回路制御
用のマイクロコンピュータ74から矩形波信号を与えて
トランジスタ72の動作と非動作を短い周期で繰り返
し、これによって抵抗73の両端に矩形波の電圧を生じ
させて、この電圧によってブザー70を駆動する。
【0004】図9にマイクロコンピュータ74の出力信
号、駆動回路内の電圧およびブザー70の音形の関係を
示す。図9において、(a)はマイクロコンピュータ7
4からトランジスタ72のベースに出力される矩形波信
号であり、(b)はブザー70のトランジスタ72に接
続された端子の電位VCC’である。電源ライン71に接
続された端子とこの端子の電位差VCC−VCC’がブザー
70の駆動電圧となる。(c)はブザーの音形であり、
その幅は音量を表す。
【0005】駆動電圧はマイクロコンピュータ74の出
力信号と同周期で変化し、ブザー70はこれと同周期の
音を発する。したがって、ブザー70の発音の周波数は
マイクロコンピュータ74の出力信号の周波数と同じで
あり、マイクロコンピュータ74の矩形波出力の周波数
に応じて、ブザー70の発音の音程が変化する。音程を
変化させることでメロディーが表現され、単に音長や発
音数を変える場合に比べてブザー音でより多くの情報が
表される。例えば、1つの動作の終了を告げる報知音と
他の動作の終了を告げる報知音とで、メロディーを異な
るものにすることができる。
【0006】図9より明らかなように、ブザー70は、
矩形波の駆動電圧が印加されている期間は一定量の音量
で発音し、矩形波の駆動電圧が与えられない期間すなわ
ち駆動電圧が変化しない期間は発音しない。このため、
駆動開始前から駆動終了後までの音の変化は、無音の状
態から突然に大きな音が現れて、その後再び突然に無音
の状態に戻るという急激なものとなる。また、音量は駆
動の全期間に亙って一定不変になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来のブ
ザー音は音量が急激に変化する。このような音の変化は
人の聴覚にとって衝撃的であり、危険等を告げる緊急時
の警告音としては適するが、動作終了等を知らせる通常
時の報知音としては好適なものではない。ブザー音が急
激な変化をすると人によっては不快感や苦痛を感じるこ
とがあり、特に、日常生活で多用される洗濯機では好ま
しくない。
【0008】また、このブザー音は突然開始し突然停止
するため硬い印象を与え、しかも発音中に音量変化がな
いため単調に響く。したがって、ブザー音自体が質感に
乏しく、このブザーを備えた洗濯機の印象も損なわれて
しまう。駆動電圧の周波数を変化させて高さの異なる音
を発音させ、ブザー音でメロディーを表現する場合で
も、発音中の音量は常に一定であるからメロディーは不
自然な響きとなり、ブザー音から高級な印象は得られな
い。
【0009】洗濯機の動作には洗濯、すすぎ、脱水等の
諸工程があり、蓋の閉め忘れ等の使用者の誤操作や洗濯
物の偏在による脱水槽の回転障害等の異常事態も発生し
易く、これら全てを明確に区別して使用者に知らせるに
は、ブザー音が表し得る情報量は多い方が望ましい。と
ころが、上記のブザーの音量は一定であるから、強弱の
変化によっても情報を表すという音の本来の特性を発揮
し得ないブザー音となっている。
【0010】本発明は、響きが柔らかくしかも洗濯機の
動作状態を明確に区別して知らせるブザー音を発する制
御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、駆動電圧に応じた音量で発音するブザ
ーを有し、このブザーの音で構成されるメロディーによ
って洗濯機の動作状態を知らせる洗濯機の制御装置にお
いて、電源からの電力によって充電されブザーに駆動電
圧を供給するコンデンサーと、電源とコンデンサーとの
接続と切断の状態を切り替えるスイッチとを備え、スイ
ッチの設定によってブザーの各音の発音量を、洗濯機の
動作状態が通常動作でのメロディーでは、発音開始から
一定音量で一定時間継続した後、減衰させる第1の制御
の発音量か、発音開始から音量を0から次第に増加させ
て一定音量にし、一定時間継続した後、減衰させる第2
の制御の発音量とし、ブザーの音の回数、持続時間、強
弱の変化、音程の変化を組み合わせて洗濯機の動作状態
ごとにメロディーを相違させ、洗濯機の動作状態が異常
動作でのメロディーでは、発音開始から一定音量を継続
した後、突然終了する発音量とし、ブザーの単音のメロ
ディーとした
【0012】ブザーはコンデンサーから供給される電圧
によって駆動されるが、コンデンサーの充電量が変化す
ると駆動電圧が変化し、これに応じてブザーの発音量も
変化する。スイッチを閉じて電源とコンデンサーを接続
するとコンデンサーが充電される状態になり、コンデン
サーの充電が進むにつれてブザーの発音量は増大する。
コンデンサーが完全に充電された後はブザーの発音量は
一定になる。スイッチを開いて電源とコンデンサーの接
続を遮断すると、コンデンサーの電力はブザーを駆動す
ることによって消費され、充電量が減少していきブザー
の発音量も低下していく。コンデンサーの電力がなくな
るとブザーは発音しなくなる。
【0013】スイッチを閉じた状態で暫時ブザーを発音
させその後スイッチを開いてブザーの発音を継続すれ
ば、一定音量の後に減衰する音が付加されることにな
り、ブザー音に余韻が残る。コンデンサーが充電されて
いない状態からスイッチを閉じてブザーを発音させれ
ば、次第に発音量が増大してその後一定になり、先頭の
丸いブザー音が得られる。また、ブザーを発音させてい
る途中でスイッチの開閉を切り替えれば、これに応じて
ブザーの発音量が変化する。
【0014】したがって、スイッチの設定によってブザ
ーの発音量を自由に調節することができる。制御装置は
自身が洗濯機に対して行う制御処理に応じてスイッチの
設定を変えて、洗濯、すすぎ、脱水の各工程や異常事態
の発生の有無等の洗濯機の動作状態に応じてブザー音の
響きを相違させる。
【0015】電源からの電力によって充電されブザーに
駆動電圧を供給する複数のコンデンサーと、これらのコ
ンデンサーのうち任意の数のコンデンサーを同時に電源
に接続させる手段を備えて、電源に接続されるコンデン
サーの数を変えることによりブザーの発音量の変化率を
加減するようにしてもよい。
【0016】ブザーの発音量はコンデンサーの充電量に
応じて変化するが、その変化率はコンデンサーの容量に
依存する。複数のコンデンサーの全体の容量は一定であ
るが、電源に接続されるコンデンサーの数に応じて利用
可能な容量は変わってくる。電源に同時に接続するコン
デンサーの数を任意に設定して利用可能な容量を段階的
に調節することで、ブザーの発音量の変化率が調節され
る。発音量の変化率が変わると余韻の持続時間や発音量
が増大する期間が変化することになり、ブザー音の響き
も変わる。
【0017】ブザーの発音量の変化率の設定は、変化率
を指定するための入力手段を備えて、この入力手段によ
って指定された変化率に応じた数のコンデンサーを電源
に接続させることで行う。
【0018】本発明では、また、ブザーが発するメロデ
ィーの音程を変化させる指示を受けるための入力手段を
備え、この入力手段から指示を受けるごとに、メロディ
ーを構成する各音の周波数をその時点での周波数に所定
数を乗じた周波数に変化させる。
【0019】ここで所定数は、1より大きい値であって
もよく、1未満の正の値であってもよい。所定数が1よ
りも大きいときには周波数が増加してメロディーはより
高音になり、所定数が1未満のときには周波数が減少し
てメロディーはより低音になる。入力手段から指示を受
けるごとに周波数を変化させることで、メロディーは段
階的に音程が変化していく。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の洗濯機の制御装置
を全自動洗濯機に適用した実施形態について図面を参照
して説明する。図1に洗濯機全体の概略構造を示す。1
1は外箱、12は水槽、13は洗濯槽と脱水槽を兼ねた
洗濯脱水槽、14はパルセータ、15は駆動モータ、1
6は給水管、17は給水弁、18は排水管、19は排水
弁、20は水槽12を防振支持する防振機構、21は
蓋、22は蓋21の開閉状態を検知するスイッチであ
る。23は脱水時における洗濯脱水槽13の回転ぶれを
検知するスイッチであり、24は水槽内の水位を検出す
るセンサーである。
【0021】30は制御装置であり、洗濯、すすぎおよ
び脱水の工程の進行をはじめ、給水弁17の開閉による
水槽12および洗濯脱水槽13への給水と水位設定、排
水弁19の開閉による排水、駆動モータ15の回転とそ
の速度設定等、洗濯機全体の動作を制御する。制御装置
30を中心とする洗濯機全体の回路構成を図2に示す。
【0022】図2において、25は駆動モータ15や制
御装置30に電力を供給する交流電源である。制御装置
30はマイクロコンピュータ31、操作部32、表示部
33、報知部34、スイッチング装置35、布量検知部
36より成る。スイッチング装置35は進相コンデンサ
ー26を備えた駆動モータ15、給水弁17および排水
弁19に電力を供給しており、駆動モータ15の正転と
反転、給水弁17と排水弁19の開閉を制御する。布量
検知部36は進相コンデンサー26の端子電圧を監視し
ており、駆動モータ15の回転方向の逆転時における駆
動モータ15への電力供給停止期間のパルス数から、洗
濯布量の多少を検知する。具体的には、所定時間内のパ
ルス数が多ければ布量が少なく、パルス数が少なければ
布量が多いと判定する。
【0023】マイクロコンピュータ31は、スイッチ2
2の開閉状態に基づいて蓋21の開閉状態を判断し、同
様に、スイッチ23の開閉状態に基づいて脱水時の洗濯
脱水槽13の回転ぶれの有無を判断する。また、水位セ
ンサー24の出力から水槽12内の水位の高低を検知す
る。
【0024】操作部32および表示部33の外観を図3
に示す。操作部32は電源25からの電力の供給と停止
を指示する電源釦41、洗濯機の運転の開始と一時停止
を指示する運転開始釦42、洗濯布の種類や量に応じた
コースを指示するためのコース切替釦43、自動設定さ
れる洗濯、すすぎ、脱水の各時間、すすぎの回数または
水位を変更するための釦群44に加え、後述する報知部
34に対して指示を与えるための、3つの釦45、4
6、47を備えている。
【0025】表示部33は蛍光表示管により、操作部3
2での指定、進行中の工程、全工程終了までの残り時
間、洗濯脱水槽13内の洗濯布量等を表示する。報知部
34はブザー音により、洗濯機が行う動作の進行状況の
報知、操作部32の入力操作に対する応答、異常事態が
発生した場合の警告を行う。報知部34の構成および動
作については後に詳述する。
【0026】電源釦41の操作により電力供給が開始さ
れると、制御装置30は操作部32の他の釦操作を受け
付け、操作が行われるたびに報知部34より応答音を発
する。運転開始釦42によって運転開始の指示が与えら
れると、制御装置30は駆動モータ15を数回正反転さ
せてパルセータ14を正反転させ、この間に布量検知部
36によって布量を検知して、検知した布量とそれに適
する水位を表示部33に表示する。このとき、制御装置
30はスイッチ22によって蓋21が閉じられているか
否かを判定する。
【0027】蓋21が閉じられているときは、給水弁1
7を開いて布量に応じた適切な水位まで給水した後、駆
動モータ15によるパルセータ14の回転を開始して、
洗濯脱水槽13内の水を撹拌して洗濯布を洗濯する。蓋
21が開いていることを検知したときは、洗剤、柔軟仕
上げ剤あるいは漂白剤が専用ボックスに投入されていな
いことが予測されるため、給水せずに蓋21が閉じられ
るのを所定時間待ち、蓋21が閉じられた時点で給水を
開始する。所定時間内に蓋21が閉じられたことを検知
しない場合は、洗濯を開始することができないため、報
知部34によって所定の警告音を発して使用者に対処を
促す。
【0028】報知部34の回路構成を図4に示す。報知
部34は他励式のブザー50と電源25の電力から生成
した定電圧を供給する電源ライン51、52を備えてい
る。一方の電源ライン51の電位VCCであり他方の電源
ライン52は接地されている。2つの電源ライン51、
52間には、互いに直列に接続されたpnp形のトラン
ジスタ53、54、抵抗55、56およびコンデンサー
57、58の2組が設けられており、ブザー50の第1
の端子50aは抵抗55とコンデンサー57の接続点に
接続され、かつ、ダイオード59を介して抵抗56とコ
ンデンサー58の接続点に接続されている。ブザー50
の第2の端子50bはnpn形のトランジスタ60を介
して電源ライン52に接続されており、また、ブザー5
0の両端子50a、50b間にはインピーダンス整合用
の抵抗61が設けられている。
【0029】トランジスタ53、54および60のベー
スはそれぞれマイクロコンピュータ31の出力端子31
a、31b、31cに接続されている。マイクロコンピ
ュータ31は端子31aから出力する信号SP1によっ
てトランジスタ53の動作を制御し、端子31bから出
力する信号SP2によってトランジスタ54の動作を制
御する。マイクロコンピュータ31は、トランジスタ5
3、54のいずれか一方を動作させるか両方とも動作さ
せないように制御する。
【0030】トランジスタ53が動作するとき、コンデ
ンサー57は充電される状態になるが、ダイオード59
によって電流が阻止されるためコンデンサー58は充電
される状態にはならない。一方、トランジスタ54が動
作するときは、コンデンサー57とコンデンサー58の
両方が充電される状態になる。したがって、トランジス
タ53、54のいずれを動作させるかによって、利用し
得るコンデンサー容量が変わることになる。
【0031】マイクロコンピュータ31は、ブザー50
に矩形波の駆動電圧を印加するために、端子31cから
2レベルの信号SDを出力してトランジスタ60の動作
を制御する。以下、この信号SDを駆動制御信号とい
う。駆動制御信号SDが高レベル(以下、Hレベルとい
う)のときトランジスタ60は動作し、低レベル(以
下、Lレベルという)のときトランジスタ60は動作し
ない。マイクロコンピュータ31は、ブザー50を発音
させるとき、その発音周波数に応じた周期で駆動制御信
号SDのレベルを変化させる。
【0032】マイクロコンピュータ31が駆動制御信号
SDとして出力端子31cにLレベルを出力すると、ト
ランジスタ60は動作しないため、抵抗61には電流が
流れない。マイクロコンピュータ31が駆動制御信号S
DをHレベルにすると、トランジスタ60が動作して抵
抗61に電流が流れる。これによりブザー50の両端子
50a、50b間に電位差が生じ、これがブザー50の
駆動電圧となる。ただし、駆動電圧が短期間に反復して
変化しなければブザー50は発音しない。ブザー50の
第1の端子50aの電位はコンデンサー57の充電量に
応じて変動するため、駆動電圧もコンデンサー57の充
電量に応じて変動する。
【0033】トランジスタ53を動作させるとき、コン
デンサー57の充電が完了していなければ、コンデンサ
ー57が充電され、駆動電圧の大きさはコンデンサー5
7の充電量が増大するにつれて増大する。コンデンサー
57が完全に充電されると、抵抗61を流れる電流は一
定になり、駆動電圧も一定になる。トランジスタ54を
動作させるとき、コンデンサー57と58の充電が完了
していなければ、コンデンサー57、58が充電され、
駆動電圧の大きさはコンデンサー57の充電量が増大す
るにつれて増大する。コンデンサー57が完全に充電さ
れると、抵抗61を流れる電流は一定になり、駆動電圧
も一定になる。駆動電圧が増大するときブザー50の発
音量も増大する。
【0034】トランジスタ53、54を動作させないと
き、トランジスタ60を動作させると、コンデンサー5
7、58の電力は消費されていき、駆動電圧は低下して
いく。駆動電圧が低下するにつれてブザー50の発音量
は減少する。なお、トランジスタ53、54の非動作時
において、コンデンサー57、58が全く充電されてい
ない場合や駆動制御信号SDがLレベルでトランジスタ
60が動作しないときは、抵抗61に電流が流れないた
め、ブザー50の駆動電圧は生じない。このとき当然ブ
ザー50は発音しない。
【0035】制御装置30はブザー50を2つのモード
で駆動する。第1のモードは、トランジスタ53または
54を動作させた状態で、トランジスタ60の動作と非
動作を短い周期で反復するものである。第2のモード
は、トランジスタ53と54をともに動作させない状態
で、トランジスタ60の動作と非動作を短い周期で反復
するものである。ブザー50の駆動電力は、第1のモー
ドでは電源ライン51、52から供給され、第2のモー
ドではコンデンサー57、58から供給されるが、いず
れのモードにおいても、ブザー50の端子50aの電位
Vaはコンデンサー57の充電電位に等しいから、ブザ
ー50にはコンデンサー57の電圧に応じた駆動電圧が
印加されることになる。
【0036】駆動モードの切り替えは信号SP1および
SP2によってなされ、矩形波の駆動電圧の生成は駆動
制御信号SDによってなされる。駆動制御信号SDがH
レベルのとき、前述のように、抵抗61の両端には電位
差が生じ、駆動制御信号SDがLレベルのとき、抵抗1
6の両端の電位差は0になる。マイクロコンピュータ3
1が駆動制御信号SDのレベルを短い周期で変化させる
と、抵抗61の両端の電位差も同一周期で変化し、これ
により矩形波の駆動電圧が発生する。ブザー50はこの
矩形波の駆動電圧によって同一周期で励起され、その結
果駆動制御信号SDと同一周波数の音を発する。
【0037】以下、マイクロコンピュータ31によるブ
ザー50の発音の制御について図5、6を参照して説明
する。図5は第1の制御例を示したものである。図5に
おいて横軸は時間の経過を表しており、ここでは、時期
T1から時期T3までの期間にブザー50を発音させ
る。ブザー50は期間T1〜T2において第1のモード
で駆動され、期間T2〜T3において第2のモードで駆
動される。本制御例ではトランジスタ54は動作させな
い。
【0038】(a)はトランジスタ60に与えられる駆
動制御信号SD、(b)はトランジスタ53の動作と非
動作、(c)はブザー50の第1の端子50aにおける
電位Va、(d)はブザー50の第2の端子50bにお
ける電位Vb、(e)はブザー50の音形を表してい
る。第1の端子50aと第2の端子50b間の電位差
(Va−Vb)がブザー50の駆動電圧である。駆動制
御信号SDは人の可聴周波数帯域内の周波数であり、実
際は発音時間長に比べて極めて短い周期であるが、
(a)では周期を拡大して模式的に示している。端子5
0bの電位Vbは駆動制御信号SDのレベル変化に応じ
て変化するものであるが、これも同様に周期を拡大して
模式的に(d)に示している。
【0039】マイクロコンピュータ31は駆動制御信号
SDを、時期T1以前はLレベルに設定し、時期T1か
ら時期T4までの期間はH、L両レベルが交互に現れる
一定周波数の矩形波とし、時期T4以後は再びLレベル
に設定する。また、マイクロコンピュータ31は、トラ
ンジスタ53を時期T1以前に動作させ期間T1〜T3
中の所定時期T2に停止させる。コンデンサー57はブ
ザー50の発音に先だってあらかじめ充電された状態と
なる。
【0040】時期T1以前は、駆動制御信号SDはLレ
ベルでありトランジスタ60は動作しないため、駆動電
圧は0となってブザー50は発音しない。時期T1にお
いて矩形波の駆動制御信号SDの供給が開始されると、
トランジスタ60の断続的な動作が開始し、駆動電圧も
同周波数の矩形波となって、ブザー50が同周波数を発
音する。このとき、トランジスタ53は動作中であり、
端子50aは電源ライン51に接続されているから、そ
の電位Vaはコンデンサー57の最大充電時の電位VC
C’に一定に保たれ、駆動電圧のピーク値も一定に保た
れる。
【0041】時期T2においてトランジスタ53は動作
を停止し、ブザー50の端子50aと電源ライン51と
の接続は遮断される。このとき矩形波の駆動制御信号S
Dの供給は継続されており、ブザー50はコンデンサー
57から供給される電力によって発音を続ける。コンデ
ンサー57の電力消費につれて駆動電圧は低下してい
き、これに応じてブザー50の発音量も低下していく。
コンデンサー57の蓄積電力が消費し尽くされた時期T
3でブザー50は発音を停止する。この後少時経過した
時期T4で駆動制御信号SDはLレベルとなり、トラン
ジスタ60は動作を停止する。
【0042】(e)に示した音形の幅はブザー50の発
音量を表す。コンデンサー57の充電があらかじめ完了
しているから、ブザー50は時期T1における発音の開
始から最大音量で発音する。この発音量はトランジスタ
53の動作が停止する時期T2まで持続する。時期T2
以降ブザー50の発音量は次第に減衰し、時期T3にお
いて消滅する。したがって、上記の制御では一定量での
発音の後に余韻が付加されたブザー音となっており、一
定音量のまま突然終了するブザー音に比べ、柔らかい響
きの印象を与える。
【0043】マイクロコンピュータ31はその後時期T
5で、次回の発音に備えるために、トランジスタ53を
動作させてコンデンサー57を充電する。なお、ブザー
50を長期間発音させないときや下記の第2の制御例に
示す制御を行うときには、トランジスタ53を動作停止
状態に保ち、コンデンサー57の充電は行わない。
【0044】第2の制御例を図6に示す。(a)〜
(e)の表すところは図5と同様である。ここでもトラ
ンジスタ54を動作させない。図5に示した第1の制御
例では、ブザー50の発音開始前にトランジスタ53を
動作させてコンデンサー57をあらかじめ充電しておい
たが、第2の制御ではコンデンサー57に蓄積電力がな
い状態で発音を開始する。マイクロコンピュータ31
は、駆動制御信号SDをLレベルからH、L両レベルが
交互に現れる矩形波に変化させると同時に、トランジス
タ53の動作を開始させる。
【0045】トランジスタ53の動作によってコンデン
サー57の充電が開始されるとともに、矩形波の駆動制
御信号SDによってトランジスタ60の断続する動作が
開始されて矩形波の駆動電圧が生成され、充電と発音が
並行して行われる。発音開始時期T1においてブザー5
0の第1の端子50aの電位Vaは0であり駆動電圧
(不図示)も0であるが、コンデンサー57の充電が進
むにつれて電位Vaは上昇し駆動電圧のピーク値も上昇
する。したがって、ブザー50の発音量は最初0である
が、次第に増大していき、コンデンサー57の充電が完
了した時点で最大音量となる。
【0046】最大音量での発音を暫時継続させた後、時
期T2においてマイクロコンピュータ31はトランジス
タ53の動作を停止させる。これにより第1のモードか
ら第2のモードに切り替わって、コンデンサー57の蓄
積電力によるブザー50の駆動が開始される。モード切
り替え時にコンデンサー57の最大充電時の電位VCC’
に等しかった端子50aの電位Vaは電力消費とともに
低下していき、駆動電圧も次第に低下する。これに応じ
てブザーの発音量も最大音量から次第に減衰して、コン
デンサー57の充電電力がなくなった時点で発音は停止
する。
【0047】上記制御では、最大音量での発音の後に余
韻が付加されるとともに、最大音量での発音の前に発音
量が次第に増大する期間が付加される。このため、ブザ
ー音の先頭が(e)に示したように丸くなり、単に余韻
が付加されただけで発音開始当初から最大音量で発音す
る第1の制御例のブザー音に比べて、一層柔らかな響き
のブザー音となっている。
【0048】発音開始時の音量および音量増大の期間長
はコンデンサー57の蓄積電力の残存量に依存するた
め、発音開始初期のブザー50の発音量はコンデンサー
57の残存電力に応じて発音ごとに変動して不安定にな
る。しかしながら、上記のようにコンデンサー57の残
存電力をなくした状態で発音を開始することにより、発
音開始初期の音量を常時一定にすることができる。
【0049】上記2つの制御例では、トランジスタ54
を動作させずトランジスタ53の動作と非動作の切り替
えによってモードを切り替えているが、トランジスタ5
3を動作させずにトランジスタ54の動作と非動作によ
ってモードの切り替えを行ってもよい。この場合、コン
デンサー57に加えてコンデンサー58も利用されるこ
とになり、容量が増加する。したがって、第2の動作モ
ードでの発音量の減衰率が低下し、図5、6の余韻の期
間T2〜T3が延長される。同様に、コンデンサーが充
電されていない状態からブザーの発音を開始するときの
ブザーの発音量の増大率が減少して、図6の一定音量に
達するまでの時間が長くなる。
【0050】制御装置30はブザー音によって使用者に
洗濯機の動作状態に関する情報を提供するが、提供する
情報は数種類ある。例えば、通常動作を知らせる報知音
として、操作部32の運転開始釦42が操作されたとき
の運転開始音、他の釦が操作されたことを検知したとき
の応答音、全工程を終了したときの運転終了音等があ
り、異常が発生したときの警告音として、運転開始後の
所定時間内に蓋21が閉じられなかったときの蓋開放警
告音、脱水時に洗濯脱水槽13の回転ぶれが生じたとき
の回転ぶれ警告音、断水あるいはホースの接続不良等に
より所定時間内に水位が所定水位まで上昇しなかったと
きの給水異常警告音等がある。
【0051】制御装置30はこれら数種類の状態を、ブ
ザー音の回数、持続時間、強弱の変化、音程の変化を組
み合わせて区別する。ブザー音の音程は、駆動制御信号
SDの周波数を変えるだけで容易に変化させることがで
きる。音程の変化によりメロディーが表現されることに
なる。
【0052】マイクロコンピュータ31は報知音や警告
音として多数のメロディーを記憶しており、使用者は好
みに応じて、報知音や警告音のメロディーを切り替える
ことができる。この操作は操作部32に設けられている
メロディー切替釦46によって行う。マイクロコンピュ
ータ31は、メロディー切替釦46の操作によりメロデ
ィーが切り替えられたときに、そのメロディーを1回発
音させる。これにより、使用者は新たなメロディーを確
認することができる。なお、警告音は切り替え不可と
し、報知音のみを切り替え可能にしてもよい。
【0053】制御装置30が標準的な報知音や警告音と
して使用するメロディーの数例について、音符とブザー
音の音形を図7に示す。(a)は釦操作に対する応答
音、(b)は運転開始音、(c)は運転終了音、(d)
は蓋開放警告音、(e)は回転ぶれ警告音である。これ
らはいずれも4分音符1拍分の音長を0.64秒に設定
されている。
【0054】(a)の操作応答音は、G(783Hz:
ハ調のソ)の音のみから成り、0.19秒の一定音量の
後に0.45秒の余韻が続く。(b)の運転開始音は、
E、G、C、E(659、783、1046、1318
Hz:ミ、ソ、ド、ミ)の4音から成り、音量を増大さ
せつつ初めの3音を各0.08秒発音し、最後の1音を
余韻を含めて0.72秒発音する。なお、洗濯機の運転
を一時停止するときに運転開始釦42を操作した場合
は、(a)の操作応答音を発音する。
【0055】(c)の運転終了音は、B、G、A、B、
G、C、C(987、783、880、987、78
3、1046、1046Hz:シ、ソ、ラ、シ、ソ、
ド、ド)の7音から成り、各音の持続時間は0.32、
0.16、0.16、0.32、0.32、0.64、
0.64秒である。最初の音と4番目、5番目の音は一
定音量の後に減衰し、減衰の途中で次の音が発音され
る。2番目、3番目の音は始めから減衰し、途中で次の
音に代わる。最後の2つの音は、一定音量の後、音が消
滅するまで減衰する。
【0056】(d)の蓋開放警告音はE、C(131
8、1046Hz:ミ、ド)の2音の3回の反復であ
る。Eの音は一定音量で0.16秒間続き、Cの音は減
衰しつつ0.48秒間続いて消滅する。(e)の回転ぶ
れ警告音は、E(1318Hz:ミ)の単音であるが、
一定音量で1.92秒間持続する。回転ぶれ警告音を、
このように高音で硬い音に設定するのは、通常、脱水開
始時には使用者は洗濯機から離れており、遠方の使用者
に対して異常を確実に知らせる必要があるからである。
【0057】各メロディーの音の高さは、使用者の好み
に応じて変えることができる。これは操作部32の音程
切替釦47を操作して行う。マイクロコンピュータ31
は、音程切替釦47が操作されるごとに、メロディーの
各音の周波数をその時点での周波数の所定数倍にして記
憶する。例えば、音程切替釦47の1回の操作により周
波数を1.4倍すれば、2回の釦操作で略1オクターブ
音程が上昇する。メロディーの音の高さを下げるには、
音程切替釦47とメロディー切替釦46を同時に操作す
る。1回の同時操作で周波数を0.71倍すれば、2回
の同時操作で略1オクターブ音程が低下する。
【0058】マイクロコンピュータ31が新たな周波数
を記憶することにより、そのメロディーは次回から新た
な音程で発音される。マイクロコンピュータ31はメロ
ディーの周波数を変化させるごとに、そのメロディーを
1回発音させる。これにより、使用者はメロディーの新
たな音程を確認することができる。
【0059】なお、上述のメロディー例では4分音符1
拍の長さを一定にしたが、メロディーごとに変えるよう
にしてもよい。また、トランジスタ53を動作させるこ
とに代えてトランジスタ54を動作させて、コンデンサ
ー容量を大きくして、ブザー50の発音量の減衰率や増
大率を低下させてもよい。音量の減衰率や増大率を変え
ることで、例えば余韻の持続時間が変わり、ブザー音の
響きは変わってくる。コンデンサー容量の切り替えは、
操作部32に設けられている余韻切替釦45によりメロ
ディーごとに行う。
【0060】マイクロコンピュータ31は余韻切替釦4
5が操作されるごとに、コンデンサー容量の大小を切り
替えて、容量の大小をそのメロディーに関する情報とし
て記憶する。そして、新たなコンデンサー容量に応じて
トランジスタ53、54のいずれかを動作させてそのメ
ロディーを発音させる。これにより、使用者は新たなメ
ロディーの響きを確認することができる。
【0061】図7(e)に示した回転ぶれ警告音は従来
のブザー音と同様に突然終了するが、この音形は動作中
のトランジスタ53または54を停止させると同時に駆
動制御信号SDをLレベルまたはHレベルに固定するこ
とにより得られる。駆動制御信号をLレベルに固定した
場合、トランジスタ60の動作は停止するため、コンデ
ンサー57や58は充電された状態に保たれる。駆動制
御信号をHレベルに固定した場合、ブザー50の発音は
停止するもののトランジスタ60は動作し続けるため、
コンデンサー57と58の電荷は抵抗61とトランジス
ター60を介して放電され暫時経過後に消滅する。
【0062】本実施形態においては、報知部34のコン
デンサーの容量を切り替えるために、トランジスタ5
3、抵抗55、コンデンサー57の組とトランジスタ5
4、抵抗56、コンデンサー58の組を備えて両者をダ
イオード59を介して接続している。これにより2段階
の容量切り替えが可能になっているが、トランジスタ、
抵抗、コンデンサーの組をさらに備えてダイオードによ
って同様に接続すれば、3段階以上の容量切り替えが可
能になる。
【0063】また、ブザー音の調節のために、操作部3
2に余韻切替釦45、メロディー切替釦46および音程
切替釦47を設けているが、これらを設けることなくブ
ザー音を調節することも可能である。その場合、操作部
32の他の釦を2つ以上同時に操作するか、または1つ
の釦を押し続けるという操作により、これら3つの切替
釦45、46、47の1つの機能を代行させる。そのよ
うな構成では、操作がやや複雑になるものの、操作部材
の数を削減することができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1の洗濯機の制御装置によるとき
は、洗濯機のブザーが発する報知音を柔らかな響きにす
ることができ、頻繁に洗濯機を使用する場合でも使用者
に不快感や苦痛を与えることがない上、洗濯機に高級感
が備わる。また、ブザー音に強弱をつけることで音の識
別が容易になり、多種類の報知音や警告音を発するとき
でも、使用者は各報知音や警告音によって洗濯機の状態
を誤りなく知ることができる。
【0065】請求項2の制御装置では、報知音や警告音
の音量変化の度合いを細かく調節することが可能であ
る。
【0066】請求項3の制御装置では、報知音や警告音
を使用者の好みの響きに設定することができる。
【0067】請求項4の洗濯機の制御装置によるとき
は、洗濯機が報知音や警告音として発するメロディーの
音程を、使用者が好みや聞き易さに応じて設定すること
が可能である。また、警告音のメロディーを比較的遠く
からでも聞き取ることが可能な高音にすることにより、
使用者が洗濯機から離れているときに異常が発生した場
合でも、使用者は異常の発生を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した全自動洗濯機の概略構造を
示す図。
【図2】 制御装置を中心とする洗濯機全体の回路構成
を示す図。
【図3】 操作部と表示部の外観を示す図。
【図4】 報知部の回路構成を示す図。
【図5】 ブザーの発音の第1の制御例を示す図。
【図6】 ブザーの発音の第2の制御例を示す図。
【図7】 報知音および警告音のメロディーの例を示す
図。
【図8】 従来のブザーの駆動回路の構成を示す図。
【図9】 従来のブザー駆動回路の制御信号とブザー音
の関係を示す図。
【符号の説明】
12 水槽 13 洗濯脱水槽 14 パルセータ 15 駆動モータ 17 給水弁 19 排水弁 21 蓋 22 蓋開閉検知スイッチ 23 回転ぶれ検知スイッチ 24 水位センサー 25 電源 26 進相コンデンサー 30 制御装置 31 マイクロコンピュータ 32 操作部 33 表示部 34 報知部 35 スイッチング装置 36 布量検知部 41 電源釦 42 運転開始釦 45 余韻切替釦 46 メロディー切替釦 47 音程切替釦 50 他励式ブザー 50a、50b ブザーの端子 51、52 電源ライン 53、54 トランジスタ 55、56 抵抗 57、58 コンデンサー 59 ダイオード 60 トランジスタ 61 抵抗 SD 駆動制御信号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電圧に応じた音量で発音するブザー
    を有し、該ブザーの音で構成されるメロディーによって
    洗濯機の動作状態を知らせる洗濯機の制御装置におい
    て、 電源からの電力によって充電され前記ブザーに駆動電圧
    を供給するコンデンサーと、前記電源と前記コンデンサ
    ーとの接続と切断の状態を切り替えるスイッチとを備
    え、前記スイッチの設定によって前記ブザーの各音の
    音量を 前記洗濯機の動作状態が通常動作でのメロディーでは、 発音開始から一定音量で一定時間継続した後、減衰させ
    る第1の制御の発音量か、 発音開始から音量を0から次第に増加させて一定音量に
    し、一定時間継続した後、減衰させる第2の制御の発音
    量として 前記ブザーの音の回数、持続時間、強弱の変
    化、音程の変化を組み合わせて洗濯機の動作状態ごとに
    メロディーを相違させ 前記洗濯機の動作状態が異常動作でのメロディーでは、 発音開始から一定音量を継続した後、突然終了する発音
    量とし、 前記ブザーの単音のメロディーとした ことを特徴とする
    洗濯機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源からの電力によって充電され前
    記ブザーに駆動電圧を供給する複数のコンデンサーと、
    これらのコンデンサーのうち任意の数のコンデンサーを
    同時に前記電源に接続させる手段を備えて、前記電源に
    接続されるコンデンサーの数を変えることにより前記ブ
    ザーの発音量の変化率を加減することを特徴とする請求
    項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記ブザーの発音量の変化率を指定する
    ための入力手段を備え、該入力手段によって指定された
    変化率に応じた数のコンデンサーを前記電源に接続させ
    ることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】記ブザーが発するメロディーの音程を
    変化させる指示を受けるための入力手段を備え、該入力
    手段から指示を受けるごとに、前記メロディーを構成す
    る各音の周波数をその時点での周波数に所定数を乗じた
    周波数に変化させることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の洗濯機の制御装置。
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