JP3465645B2 - 用紙類保管用ケース - Google Patents

用紙類保管用ケース

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JP3465645B2
JP3465645B2 JP26630199A JP26630199A JP3465645B2 JP 3465645 B2 JP3465645 B2 JP 3465645B2 JP 26630199 A JP26630199 A JP 26630199A JP 26630199 A JP26630199 A JP 26630199A JP 3465645 B2 JP3465645 B2 JP 3465645B2
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弘昭 秋山
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  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等でプリ
ンタ用紙等の用紙類を好適に保管し得る用紙類保管用ケ
ースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット用紙やワープロ感熱紙等
のプリンタ用紙は、通常、例えば100枚等の所定の枚
数を袋詰めされた状態で販売されている。このようなプ
リンタ用紙としては、種々の規格サイズのものは勿論、
色や絵付きのもの、ラベルシートタイプのもの等、種々
の種類のものがある。
【0003】そして、この種のプリンタ用紙をオフィス
等で保管する場合、従来は、袋詰め状態或いは袋から出
したむき出し状態のまま、プリンタやコピー機の横に積
み重ねて保管したり、机上のブックスタンドに本等と共
に立てて保管したりするのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、特に種々のサイズや種類のものを一緒に積み重ね
ると、所望のサイズ或いは種類の用紙類がどこにあるの
か一見して分かり難く、また下方に積み重ねられたもの
は、すぐに取り出せないなどの不具合がある。また、用
紙類はそれ自身が自立性を有するものではないため、後
者のように立てた状態で保管すると、撓み癖が付きやす
いなど、用紙類を痛める恐れがある。
【0005】さらに、袋詰状態で保存する場合はまだい
いが、むき出しで保存する場合は、用紙類が折れたり、
汚れたりしやすいものであった。このように、従来は用
紙類を購入時の袋詰状態のまま、或いはむき出しで保管
する場合が多く、例えば用紙類を好適に保管しておくこ
とができる専用の用紙類保管用ケースのようなものが望
まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる要望に対応するた
めに、本発明の用紙類保管用ケースは、プリンタ用紙等
の用紙類を専用の保管用ケース内に収納して保管するよ
うにし、さらに保管用ケースを配置場所に出し入れする
出し入れ動作と蓋体の開閉動作とを一連の連続した動作
で行い得る使い勝手の良好な構成としている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の用紙類保管用
ケースは、内部に用紙類を収納した状態で任意の配置場
所に配置される用紙類保管用ケースであって、用紙類の
面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁たる左右側
を少なくとも有し、この左右側壁の一方の長辺側に開
口部を設けたケース本体と、前記ケース本体の開口部を
蓋する位置に設けてあり、一縁を前記左右側壁の一方の
長辺側に開き位置と閉じ位置との間で正逆方向に回転可
能となるように連結した蓋体とを具備してなり、前記蓋
体が、ケース本体を配置場所へ出し入れする際の把手と
して機能し、前記配置場所への出し入れ動作と、前記蓋
体の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得るように
構成しているとともに、前記ケース本体及び蓋体が、各
々、一対の左右側壁と、これら左右側壁の短辺間を連結
する一対の連結壁たる上下壁とを具備してなり、蓋体の
一方の左右側壁をケース本体の一方の左右側壁に回転可
能に連結し、閉じ位置で蓋体の他方の左右側壁をケース
本体の他方の左右側壁にそれぞれの外向面を面一で無い
状態で重合させ且つケース本体の他方の左右側壁の前縁
が部分円弧状に切り欠かれた形状をなし、さらに、その
重合させる蓋体の他方の左右側壁の後縁を部分円弧状に
膨らんだ形状とし、また、蓋体の上下壁の後縁部を、左
方に行くほど漸次後方位置に推移するように略三角形状
に突出させ且つこの突出した部分が閉じ位置で、前記ケ
ース本体の第1、第2の上下内壁部と上下外壁部とを重
合させて形成した上下壁における上下外壁部の略三角形
状に切り欠いた部分内に収まるように構成し、さらに、
クリックストップ機構を、蓋体の他方の左右側壁とケー
ス本体の上下壁の端部に設けた突出部とにより構成し
て、蓋体側を前面側にした状態で前記配置場所に立てて
収納されることを特徴とするものである。
【0008】このような構成のものであると、保管用ケ
ース内に収納することにより用紙類を撓み、折れ、埃等
から有効に保護することができるだけでなく、例えば、
サイズ別、種類別等に分類、整理した状態で好適に保管
することができる。また、自身は自立性を有しない用紙
類を、撓みを防止しながら、起立状態(用紙類の面部を
鉛直方向に配置した状態)で保管することが可能とな
る。このように起立状態で保管できるため、積み重ね状
態で保管する場合と比べて、複数個を並べて配置した場
合に、配置場所からの出し入れの利便性を向上させるこ
とができる。また、蓋体を有しているため、移動時等に
用紙類が保管用ケース外に飛び出し、落下したりするこ
とがない。さらに、ケース本体の開口部が、面部被覆壁
の長辺側に位置しているので、蓋体を開いた場合に、用
紙類の長辺側が開口部側に位置することとなり用紙類が
つかみ易く、さらにケース本体から用紙類を出し入れす
る際の用紙類の移動距離が小さくて済む等、ケース本体
からの用紙類の出し入れの利便性を向上させることが可
能である。
【0009】このように、この保管用ケースは、用紙類
を良好な状態で保管することを可能にしたものである
が、さらに、保管用ケースの配置場所への出し入れ動
作、蓋体の開閉動作を円滑に行い得るものである。すな
わち、この保管用ケースは、蓋体が、ケース本体を配置
場所へ出し入れする際の把手として機能するように構成
されており、保管用ケースの配置場所への出し入れ動作
と、蓋体の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得る
ようにしている。具体的に説明すると、例えば、用紙類
が必要な場合には、任意の配置場所に配置してある保管
用ケースの蓋体を一方の手でつかんで身体側に引き寄せ
た後、そのまま蓋体をつかんだ一方の手を利用して該蓋
体を開き方向に回転させれば、保管用ケースの出し入れ
動作と蓋体の開閉動作との間に無駄な動作を挟むことな
く、また手を持ち替えることもなく連続した一連の動作
でこれらを行うことができ、所望の用紙類を円滑且つ迅
速に取り出すことができる。さらに、前記蓋体をケース
本体の長辺側に設けているので、把手として利用する際
にもつかみ位置の自由度が高い等、使い勝手が良好なも
のとなる。
【0010】また、本発明の好適な実施の形態として
は、部材の弾性変形を利用して蓋体を閉じ位置に保持す
るクリックストップ機構を具備しているものが挙げられ
る。このような構成のものであると、蓋体をケース本体
に止めるために複雑な機構の止め具等を設けずとも、簡
単な構成で蓋体を閉じ位置に保持できる上、開きたい場
合には蓋体に一定の回転力を加えれば簡単にワンタッチ
で開かせることができる。一方、蓋体に一定の回転力を
加えなければ開くことがないため、蓋体を把手として機
能させた場合等に誤って蓋体が開いてしまうことがな
い。
【0011】クリックストップ機構の簡単で有効な構成
としては、前記クリックストップ機構が、蓋体の他方の
面部被覆壁と、前記蓋体の回転支点からの離間距離が前
記蓋体の面部被覆壁間の内法寸法よりも大きくなるよう
にケース本体から突出した突出部とにより構成されるも
のが挙げられる。
【0012】特別な加工を施すことなく、突出部を形成
するには、前記突出部が、ケース本体の連結壁の端部で
あることが望ましい。内部に収容されている用紙類のサ
イズや種類を外部から確認できるようにするには、少な
くとも蓋体が、透過性を有する素材から形成されている
ことが望ましい。
【0013】簡単な加工方法で安価に構成でき、また長
期間の使用に耐え得るものとするには、ケース本体及び
蓋体が、合成樹脂素材からなる一体成型品であることが
望ましい。また、この場合には、蓋体を、樹脂ヒンジ部
を介して前記ケース本体に開閉可能に連結することが望
ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本実施例の用紙類保管用ケース1は、オ
フィス等でプリンタ用紙等の用紙類を保管するものとし
て利用されるものであり、図1に示すように、例えば、
収納家具Aの棚板上等の配置場所Hに縦長に起立させた
状態で配置される。
【0015】以下、この用紙類保管用ケース(以下、保
管用ケースと略す)1について図2〜図9を参照して具
体的に説明する。図4は、前記保管用ケース1を形成す
る前段階におけるケース本体2及び蓋体3の展開図であ
り、同図中、一点鎖線で示す線は、90度の折曲線を示
している。保管用ケース1は、図2及び図3に示すよう
に、例えばA4サイズの用紙類Yを100枚単位で袋詰
めしたものを2〜3冊分、好適に収納できる大きさに設
定されたものである。この保管用ケース1は、側面視略
矩形状で、一方の長辺たる前縁側に開口部21を有する
ケース本体2と、前記ケース本体2の開口部21を蓋す
る位置に設けてあり、後縁を前記ケース本体2の前縁側
に閉じ位置P(図2参照)と開き位置Q(図3参照)と
の間で正逆方向に回転可能となるように連結した蓋体3
とを具備してなる。そして、前記蓋体3が、ケース本体
2を収納家具A内の配置場所Hへ出し入れする際の把手
として機能し、前記配置場所Hへの出し入れ動作と、前
記蓋体3の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得る
ように構成している。なお、本実施例でいうところの開
き位置Qとは、用紙類Yをケース本体2から円滑に取り
出し得る程度に前記開口部21を開放した位置である。
【0016】ケース本体2は、図2〜図4に示すよう
に、弾性変形可能な合成樹脂等の素材で、比較的透過性
の高いものを用いて形成されている。ケース本体2は、
用紙類Yの面部Y1を被覆する一対の略矩形状の面部被
覆壁たる左右側壁22、23と、これら左右側壁22、
23の短辺間を連結する連結壁たる上下壁24と、左右
側壁22、23の他方の長辺たる後縁側を連結する背壁
25とを具備してなり、前記左右側壁22、23、上下
壁24、背壁25を一体的に折り曲げ成形し、左右側壁
22、23の前縁間に開口部21を形成している。左側
壁22は、前縁が部分円弧状に切り欠かれた形状をなし
ている。また、上下壁24は、上下外壁部241と、こ
の上下外壁部241の内側に配置される第1、2の上下
内壁部242、243とからなる二重壁構造となってい
る。前記第1の上下内壁部242は、図4に示すよう
に、組み立て位置で後縁側となる位置に台形状の切欠を
有しており、前記第2の上下内壁部243は、この切欠
内に収まる略台形状をなしている。なお、第1、第2の
上下内壁部242、243と上下外壁部241とを重合
させて上下壁24を形成する際、これら内外壁部は溶着
により固定され、図4中符号kで示すのは、その溶着箇
所である。また、上下外壁部241は、その前縁が、左
方に行くほど漸次後方位置に推移するように、前端部が
略三角形状に切り欠かれた形状をなしている。一方、こ
の上下外壁部241の内側に位置する第1の上下内壁部
242は、前端部側が平面視略矩形状をなしているた
め、該前端部が上下外壁部241の前縁から前方に延び
て位置する。
【0017】蓋体3は、ケース本体2の成形時に一体的
に作り込まれるもので、ケース本体2の開口部21を蓋
する位置に設けてあり、後縁をケース本体2の右側壁2
3の前縁に樹脂ヒンジ部4を介して開閉可能に連結され
ている。この蓋体3も、ケース本体2と同じく弾性変形
可能な合成樹脂等の素材で、比較的透過性の高いものを
用いて形成されており、ケース本体2と同様に、用紙類
Yの面部Y1を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁た
る左右側壁32、33と、これら左右側壁32、33の
短辺間を連結する一対の連結壁たる上下壁34と、左右
側壁32、33の前縁間を連結する前壁35とを具備し
てなり、前記左右側壁32、33、上下壁34、前壁3
5を一体的に折り曲げ成形しているものである。左側壁
32は、後縁が部分円弧状に膨らんだ形状をなしてい
る。また、上下壁34は、後縁が、左方に行くほど漸次
後方位置に推移するように略三角形状に突出し、この突
出した部分が閉じ位置Pで前記ケース本体2の上下外壁
部241の略三角形状の切り欠いた部分内に収まるよう
に構成されている。さらに、この上下壁34は、上下外
壁部341と、この上下外壁部341の内側に配置され
る第1、2の上下内壁部342、343とからなる二重
壁構造となっている。第1の上下内壁部342は、図4
に示すように、組み立て位置で前縁側となる位置に台形
状の切欠を有しており、前記第2の上下内壁部343
は、この切欠内に収まる略台形状をなしている。なお、
第1、第2の上下内壁部342、343と上下外壁部3
41とを重合させて上下壁34を形成する際、これら内
外壁部は溶着により固定されるが、図4中符号kで示す
のはその溶着箇所である。
【0018】前述したように、この蓋体3は、その右側
壁33をケース本体2の右側壁23の前縁に設けた樹脂
ヒンジ部4を介して回転可能に連結されているが、樹脂
ヒンジ部4が設けてあるケース本体2の右側壁23の前
縁は、ケース本体2の左側壁22の前縁よりも後方に奥
まった位置に配置されており、また前述したように、蓋
体3の上下壁34は、後縁が、反樹脂ヒンジ部4側であ
る左方に行くほど漸次後方位置に推移するような形状と
なっているため、閉じ位置Pで、蓋体3はケース本体2
の前端部に重合して被ることとなる。
【0019】また、この保管用ケース1は、ケース本体
2と蓋体3間に部材の弾性変形を利用して蓋体3を閉じ
位置Pに保持するクリックストップ機構5を設けてい
る。クリックストップ機構5は、蓋体3が樹脂ヒンジ部
4を回転支点mとして回転する際の回転端となる蓋体3
の左側壁32と、回転支点mからの離間距離が前記蓋体
3の左右側壁32、33間の内法寸法rよりも大きくな
るようにケース本体2から突出した突出部51とから構
成されている。具体的には、この突出部51は、図5に
示すように、ケース本体2の第1の上下内壁部242の
前端部において、蓋体3の回転支点mを中心とし、蓋体
3の左右側壁32、33の内法寸法rを半径とする円弧
n外に位置する部分(図5中、符号51で示す塗りつぶ
し部分)である。蓋体3は、閉じ位置Pでは、その左側
壁32がケース本体2の第1の上下内壁部242の外側
に位置し、開き方向への一定の回転力を加えられない限
りこの位置に保持される。一方、この閉じ位置Pから蓋
体3を開く場合には、前記突出部51が、蓋体3の左側
壁32の回転軌道上に位置するため、該突出部51が左
側壁32の回転を規制することになる。しかし、ケース
本体2及び蓋体3は、弾性変形可能な合成樹脂素材によ
り形成されているため、一定の回転力を加えて蓋体3を
開き方向に回転すると、蓋体3の左側壁32は、図6中
想像線で示す状態から実線で示す状態まで突出部51に
押されて若干外側に撓んで広がり、逆に突出部51は左
側壁32に押されて若干内側に撓わむため、左側壁32
が突出部51の干渉を回避して通過することができる。
そして、突出部51を通過した後は、回転動作がスムー
ズなものとなり、図中矢印で示す方向へ開き位置Qに向
かって回転すれば、開口部21を用紙類Yを取り出し可
能な状態に開放することができる。
【0020】次に、この保管用ケース1の使用方法につ
いて説明する。この保管用ケース1は、通常は、図1に
示すように収納家具Aの棚板上等の配置場所Hに蓋体3
側を前面側にした状態で複数個を立てて収納されてい
る。そして、所望のサイズ或いは種類の用紙類Yを取り
出したい場合には、先ず、蓋体3の外側から内部の用紙
類Yのサイズ、種類を確認する。前述したように、蓋体
3は、透過性の高い素材により形成されているため、外
側から内部の用紙類Yを確認することが可能である。し
かる後、図7に示すように、所望の用紙類Yが収納され
た保管用ケース1の蓋体3を一方の手Tで掴み、この蓋
体3を把手として利用して前方に引き出し、配置場所H
から保管用ケース1を取り出して身体側に引き寄せる。
このとき、蓋体3とケース本体2間には、前記クリック
ストップ機構5があるので、蓋体3を把手として利用し
ても蓋体3が開いてしまうことがない。次に、蓋体3を
つかんでいるのと別の手でケース本体2を支持する等し
ながら、配置場所Bから引き出す際につかんでいた一方
の手Tをそのまま利用して蓋体3を図8中矢印で示す開
き方向に回転させる。このようにすると、開口部21が
図9に示すように開放状態となり、ケース本体2内に収
納した用紙類Yを取り出すことが可能となる。
【0021】このような構成のものであると、保管用ケ
ース1内に収納することにより用紙類Yを撓み、折れ、
埃等から有効に保護することができるだけでなく、例え
ば、サイズ別、種類別等に分類、整理した状態で好適に
保管することができる。また、自身は自立性を有しない
用紙類Yを、撓みを防止しながら、起立状態(用紙類の
面部を鉛直方向に配置した状態)で保管することが可能
となる。このように起立状態で保管できるため、積み重
ね状態で保管する場合と比べて、複数個を並べて配置し
た場合に、配置場所Hからの出し入れの利便性を向上さ
せることができる。また、蓋体3を有しているため、移
動時等に用紙類Yが保管用ケース1外に飛び出し、落下
したりすることがない。さらに、ケース本体2の開口部
21が、左右側壁22、23の長辺側に位置しているの
で、蓋体3を開いた場合に、用紙類Yの長辺側が開口部
21側に位置することとなり用紙類Yがつかみ易く、さ
らにケース本体2から用紙類Yを出し入れする際の用紙
類Yの移動距離が小さくて済む等、ケース本体2からの
用紙類Yの出し入れの利便性を向上させることが可能で
ある。
【0022】このように、この保管用ケース1は、用紙
類Yを良好な状態で保管することを可能にしたものであ
るが、さらに、この保管用ケース1は、蓋体3が、ケー
ス本体2を配置場所Hへ出し入れする際の把手として機
能するように構成されているため、保管用ケース1の出
し入れ動作と蓋体3の開閉動作との間に無駄な動作を挟
むことなく、また手を持ち替えることもなく連続した一
連の動作でこれらを行うことができ、所望の用紙類Yを
円滑且つ迅速に取り出すことができる。さらに、前記蓋
体3をケース本体2の長辺側に設けているので、把手と
して利用する際にもつかみ位置の自由度が高い等、使い
勝手が良好なものとなる。
【0023】部材の弾性変形を利用して蓋体3を閉じ位
置Pに保持するクリックストップ機構5を具備している
ので、蓋体3をケース本体2に止めるために複雑な機構
の止め具等を設けずとも、簡単な構成で蓋体3を閉じ位
置に保持できる上、開きたい場合には蓋体3に一定の回
転力を加えれば簡単にワンタッチで開かせることができ
る。一方、蓋体3に一定の回転力を加えなければ開くこ
とがないため、蓋体3を把手として機能させた場合等に
誤って蓋体3が開いてしまうことがない。
【0024】また、このクリックストップ機構5が、蓋
体3が樹脂ヒンジ部4を回転支点mとして回転する際の
回転端となる蓋体3の左側壁32と、回転支点mからの
離間距離が前記蓋体3の左右側壁32、33間の内法寸
法rよりも大きくなるようにケース本体2から突出した
突出部51とから構成されているならば、簡単な構成で
蓋体3を閉じ位置Pに保持することを実現し得る。
【0025】前記突出部51が、ケース本体2の第1の
上下内壁部242の端部であるので、特別な加工を施す
ことなく、前記突出部51を形成することができる。蓋
体3が、透過性を有する素材から形成されているので、
内部に収容されている用紙類Yのサイズや種類を外部か
ら確認することができる。ケース本体2及び蓋体3が、
合成樹脂素材からなる一体成型品であるので、簡単な加
工方法で安価に構成でき、また長期間の使用に耐え得る
ものとなる。
【0026】また、この場合に、蓋体3を、樹脂ヒンジ
部4を介して前記ケース本体2に開閉可能に連結してい
るので、簡単な構成でケース本体2及び蓋体3を構成し
ている素材の一部を利用してヒンジ部を形成することが
できる。なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例
に限定されるものではない。例えば、保管用ケース1の
配置場所Hは、前述したものに限定されず、例えば、引
き出し内の収納空間に配置するようにしてもよい。この
場合には、上述した実施例では前壁となるように配置し
ていた蓋体3の連結壁を上壁となるように配置する等、
ケースの配置状態も上述した実施例に限定されない。さ
らに、保管用ケース1の大きさは、本実施例のものに限
定されないのは勿論である。
【0027】その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の用紙類保管用ケースは、プリント用紙等の
用紙類を保管できる保管専用のケースであり、用紙類を
撓みや折れや埃等から有効に保護することができる。ま
た、用紙類を、例えば、サイズ別、種類別等に分類、整
理した状態で保管することができるため、必要な用紙類
を迅速に揃えることができ、オフィス等での作業率の向
上を図ることができる。
【0029】さらに、ケース本体の長辺側に設けた開口
部を蓋する蓋体が、ケース本体を配置場所へ出し入れす
る際の把手として機能するものであり、前記配置場所へ
の出し入れ作業と、前記蓋体の開閉作業とを連続した一
連の動作で行い得るように構成しているので、少ない動
作で所望の用紙類を円滑且つ迅速に取り出すことが可能
になる。
【0030】部材の弾性変形を利用して蓋体を閉じ位置
に保持するクリックストップ機構を具備しているなら
ば、蓋体をケース本体に止めるために複雑な機構の止め
具等を設けずとも、簡単な構成で蓋体を閉じ位置に保持
できる上、開きたい場合には蓋体に一定の回転力を加え
れば簡単にワンタッチで開かせることができる。一方、
蓋体に一定の回転力を加えなければ開くことがないた
め、蓋体を把手として機能させた場合等に誤って蓋体が
開いてしまうことがない。
【0031】ケース本体及び蓋体が、各々、用紙類の面
部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁と、これら面
部被覆壁の短辺間を連結する一対の連結壁とを具備して
なり、蓋体の一方の面部被覆壁をケース本体の一方の面
部被覆壁に回転可能に連結し、閉じ位置で蓋体の他方の
面部被覆壁をケース本体の他方の面部被覆壁に重合させ
るものであって、前記クリックストップ機構が、蓋体の
他方の面部被覆壁と、前記蓋体の回転支点からの離間距
離が前記蓋体の面部被覆壁間の内法寸法よりも大きくな
るようにケース本体から突出した突出部とにより構成さ
れているならば、簡単な構成で蓋体を閉じ位置に保持す
ることを実現し得る。
【0032】前記突出部が、ケース本体の連結壁の端部
であるならば、特別な加工を施すことなく、突出部を形
成することができる。少なくとも蓋体が、透過性を有す
る素材から形成されているならば、内部に収容されてい
る用紙類のサイズや種類を外部から確認することができ
る。ケース本体及び蓋体が、合成樹脂素材からなる一体
成型品であるならば、簡単な加工方法で安価に構成で
き、また長期間の使用に耐え得るものとなる。
【0033】また、この場合に、蓋体を、樹脂ヒンジ部
を介して前記ケース本体に開閉可能に連結するならば、
簡単な構成でケース本体及び蓋体を構成している素材の
一部を利用してヒンジ部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における一使用状態を示す斜
視図。
【図2】同蓋体を閉じた状態を示す斜視図。
【図3】同蓋体を開いた状態を示す斜視図。
【図4】同展開図。
【図5】同断面図。
【図6】同作用説明図。
【図7】同作用説明図。
【図8】同作用説明図。
【図9】同作用説明図。
【符号の説明】
1…用紙類保管用ケース 2…ケース本体 21…開口部 22…面部被覆壁(左側壁) 23…面部被覆壁(右側壁) 24…連結壁(上下壁) 3…蓋体 32…面部被覆壁(左側壁) 33…面部被覆壁(右側壁) 34…連結壁(上下壁) 4…樹脂ヒンジ部 5…クリックストップ機構 51…突出部 m…回転支点 r…内法寸法 H…配置場所 P…開き位置 Q…閉じ位置 Y…用紙類 Y1…面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 7/14 B65D 5/00 - 5/76 B65D 85/00 - 85/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に用紙類を収納した状態で任意の配置
    場所に配置される用紙類保管用ケースであって、 用紙類の面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁
    る左右側壁を少なくとも有し、この左右側壁の一方の長
    辺側に開口部を設けたケース本体と、前記ケース本体の
    開口部を蓋する位置に設けてあり、一縁を前記左右側壁
    の一方の長辺側に開き位置と閉じ位置との間で正逆方向
    に回転可能となるように連結した蓋体とを具備してな
    り、前記蓋体が、ケース本体を配置場所へ出し入れする
    際の把手として機能し、前記配置場所への出し入れ動作
    と、前記蓋体の開閉動作とを連続した一連の動作で行い
    得るように構成しているとともに、前記ケース本体及び
    蓋体が、各々、一対の左右側壁と、これら左右側壁の短
    辺間を連結する一対の連結壁たる上下壁とを具備してな
    り、蓋体の一方の左右側壁をケース本体の一方の左右側
    に回転可能に連結し、閉じ位置で蓋体の他方の左右側
    をケース本体の他方の左右側壁にそれぞれの外向面を
    面一で無い状態で重合させ且つケース本体の他方の左右
    側壁の前縁が部分円弧状に切り欠かれた形状をなし、さ
    らに、その重合させる蓋体の他方の左右側壁の後縁を部
    分円弧状に膨らんだ形状とし、また、蓋体の上下壁の後
    縁部を、左方に行くほど漸次後方位置に推移するように
    略三角形状に突出させ且つこの突出した部分が閉じ位置
    で、前記ケース本体の第1、第2の上下内壁部と上下外
    壁部とを重合させて形成した上下壁における上下外壁部
    の略三角形状に切り欠いた部分内に収まるように構成
    し、さらに、クリックストップ機構を、蓋体の他方の左
    右側壁とケース本体の上下壁の端部に設けた突出部とに
    より構成して、蓋体側を前面側にした状態で前記配置場
    所に立てて収納されることを特徴とする用紙類保管用ケ
    ース。
  2. 【請求項2】部材の弾性変形を利用して蓋体を閉じ位置
    に保持するクリックストップ機構を具備していることを
    特徴とする請求項1記載の用紙類保管用ケース。
  3. 【請求項3】前記クリックストップ機構が、蓋体の他方
    の面部被覆壁と、前記蓋体の回転支点からの離間距離が
    前記蓋体の面部被覆壁間の内法寸法よりも大きくなるよ
    うにケース本体から突出した突出部とにより構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の用紙類保管用ケース。
  4. 【請求項4】少なくとも蓋体が、透過性を有する素材か
    ら形成されていることを特徴とする請求項1、2又は
    記載の用紙類保管用ケース。
  5. 【請求項5】ケース本体及び蓋体が、合成樹脂素材から
    なる一体成型品であることを特徴とする請求項1、2、
    3、又は記載の用紙類保管用ケース。
  6. 【請求項6】蓋体が、樹脂ヒンジ部を介して前記ケース
    本体に開閉可能に連結されていることを特徴とする請求
    記載の用紙類保管用ケース。
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