JP3464352B2 - 軽量間仕切り用取付け具 - Google Patents
軽量間仕切り用取付け具Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾式工法の壁体に使
用されているリップ溝形鋼形状の軽量間仕切りに配線ボ
ックスや配線配管取付け具を取付けるための軽量間仕切
り用取付け具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、リップ溝形鋼形状の軽量間仕切り
に配線ボックスを取付ける場合、専用の台座を複数本の
タッピングビスで軽量間仕切りに取付け、該台座にビス
で配線ボックスを取付けている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の台座を用いる方
法では、台座を軽量間仕切りに複数本のタッピングビス
で取付けるため、その取付け作業が大変であるととも
に、取付けた台座にビスで配線ボックスを取付ける作業
も狭い場所で行なうため、苦労するという欠点があっ
た。また、台座も寸法の異なる軽量間仕切りには使用で
きないため、軽量間仕切りの寸法に応じた種類の台座が
必要で在庫管理が大変であるとともに、使用者は軽量間
仕切りの寸法を間違えると使用できないという欠点があ
った。 【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
取付けを容易に行なうことができるとともに、軽量間仕
切りの寸法が異なっても確実に取付けることができる軽
量間仕切り用取付け具を提供することを目的としてい
る。 【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は取付け具本体と、配線ボックスの係合部あ
るいは配線配管取付け具の係合部と着脱可能に係合する
取付け具側係合部とからなる軽量間仕切り用取付け具で
あって、前記取付け具本体はリップ溝形鋼形状の軽量間
仕切りの開口を対向して区画する2つの開口端部の一方
の断面L字部分の、リップ溝形鋼形状の溝底面と対向す
る面を着脱可能に挟着固定することができる弾性材で形
成されたコ字状の取付け板、この取付け板のコ字状凹部
のある一側縁部に少なくとも3点で挟着できるように形
成された前記断面L字部分の面の下部側から挟着させる
両側あるいは中央部に延設された下部挟着片および上部
側から挟着させる中央部あるいは両側に延設された上部
挟着片とからなり、前記取付け具側係合部は前記取付け
具本体の取付け板のコ字の中央部に延設されている上部
挟着片あるいは下部挟着片に形成して軽量間仕切り用取
付け具を構成している。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。 【0008】図1ないし図19の本発明の第1の実施の
形態において、1はリップ溝形鋼形状の軽量間仕切り2
の開口端部の一方のL字部分2aに着脱可能に挟着固定
することができる本発明の軽量間仕切り用取付け具で、
この軽量間仕切り用取付け具1は図3ないし図7に示す
ように、板ばねや弾性を有する合成樹脂材でコ字状に形
成された取付け板3、この取付け板3の一端部の中央部
に外方へ突出するように一体成形された前記L字部分2
aを上部より挟着するように押し圧する上部挟着片4、
前記取付け板3の一端部の両側コーナー部寄りの部位に
外方へ突出するように一体成形された前記L字部分2a
の先端部が挿入される挿入溝5を有する該L字部分2a
の下部より挟着するように押し圧する一対の下部挟着片
6、6、前記取付け板3の一端部の両側先端部に外方へ
突出するように一体成形された一対の支持片7、7とか
らなる取付け具本体8と、この取付け具本体8の取付け
板3の中央部に形成された、図8および図9に示すよう
に配線ボックス9の係合部10、10あるいは図10お
よび図11に示す配線配管取付け具11の係合部10、
10と係合する係合部12とで構成されている。 【0009】前記係合部12は前記取付け板3の中央部
の両側寄りの部位に舌片ができるように切欠部13、1
3を形成し、該舌片を上方にC字状に曲げて形成した一
対の係合片14、14と、この一対の係合片14、14
間の取付け板3を切り欠いて形成した前記配線ボックス
9の係止孔15と係止される係止片16とで構成されて
いる。 【0010】前記配線ボックス9は図12ないし図14
に示すように、絶縁材で箱状に形成されたボックス本体
17と、このボックス本体17の両端ほぼ中央部の底面
より上方に突出するように一体成形されたパイプ状の一
対の支柱18、18と、この一対の支柱18、18の上
部寄りの部位にそれぞれ挿入され、該部位を加熱後カシ
メ固定されたスイッチやコンセント等の配線器具が設け
られた器具取付け板をビス止めするためのナット19、
19と、前記ボックス本体17の両端面および両端面寄
りの底面に少なくとも1個以上形成されたケーブル挿入
孔20、20、20、20と、前記ボックス本体17の
外側両側面に形成された係合部10、10Aと、前記ボ
ックス本体17の前記一対の支柱18、18近傍の内側
部位の底面に形成された該一対の支柱18、18に固定
されたナット19、19と螺合するビス21、21を係
止する一対のビス係止孔22、22と、前記ボックス本
体17の上縁部に取付けられた共振回路23とで構成さ
れている。 【0011】前記配線配管取付け具11は図15ないし
図19に示すように、前記軽量間仕切り用取付け具1の
係合部12の一対の係合片14、14および係止片16
と着脱可能に係合される係合部10および係止孔15が
形成された取付け板24と、この取付け板24の一端部
よりほぼ直角方向に突出するように一体形成された固定
板25および挟着板26とで構成され、前記固定板25
は中央部に結束バンド取付け孔27、27、27、この
結束バンド取付け孔27、27、27の外側部位に一対
のビス螺合溝28、28、28、28、28、28およ
び外方へ突出する二対のバインド線取付け片29、2
9、29、29とが形成されている。 【0012】前記挟着板26の先端部には該挟着板26
と前記固定板25との間に挿入されたケーブル線30を
挟着できるように該固定板25の先端部と着脱可能に係
合する係合部31が形成されている。 【0013】上記構成の軽量間仕切り用取付け具1は、
上部挟着片4と下部挟着片6、6とによって軽量間仕切
り2の一方のL字部分2aに図1および図2に示すよう
に取付けた後、係合部12に図8および図9に示すよう
に配線ボックス9の係合部10を係合させて取付けた
り、図10および図11に示すように配線配管取付け具
11の取付け板24の係合部10を係合させて取付ける
ことができる。 【0014】 【発明の異なる実施の形態】次に、図20ないし図33
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。 【0015】図20ないし図26の本発明の第2の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、取付け板3の一端部の中央部に外方へ突出
する挿入溝5を有する下部挟着片6Aと、取付け板3の
一端部の両側コーナー部寄りの部位に外方へ突出する一
対の上部挟着片4A、4Aとを形成した点で、このよう
に構成した軽量間仕切り用取付け具1Aにしても、前記
本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。 【0016】図27ないし図33の本発明の第3の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、取付け板24Aに固定板嵌合部32と挟着
板嵌合部33を形成するとともに、該取付け板24Aの
固定板嵌合部32と嵌合固定される嵌合片34を固定板
25Aに、挟着板嵌合部33と嵌合固定される嵌合片3
5を挟着板26Aに形成した点で、このように形成され
た取付け板24A、固定板25Aおよび挟着板26Aで
構成した配線配管取付け具11Aを用いても、軽量間仕
切り用取付け具1の係合部12に取付け板24Aの係合
部10を係合させて使用することができる。 【0017】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。 【0018】(1)取付け具本体と配線ボックスの係合
部あるいは配線配管取付け具の係合部と着脱可能に係合
する取付け具側係合部とからなる軽量間仕切り用取付け
具であって、前記取付け具本体はリップ溝形鋼形状の軽
量間仕切りの開口を対向して区画する2つの開口端部の
一方の断面L字部分の、リップ溝形鋼形状の溝底面と対
向する面を着脱可能に挟着固定することができる弾性材
で形成されたコ字状の取付け板、この取付け板のコ字状
凹部のある一側縁部に少なくとも3点で挟着できるよう
に形成された前記断面L字部分の面の下部側から挟着さ
せる両側あるいは中央部に延設された下部挟着片および
上部側から挟着させる中央部あるいは両側に延設された
上部挟着片とからなり、前記取付け具側係合部は前記取
付け具本体の取付け板のコ字の中央部に延設されている
上部挟着片あるいは下部挟着片に形成したので、リップ
溝形鋼形状の軽量間仕切りの一方の開口端部のL字部分
に少なくとも3点で挟着できる上部挟着片と下部挟着片
とで挟着固定することができる。したがって、従来のよ
うに軽量間仕切りにタッピングビスで固定するような大
変な作業をしなくてもよく、楽に短時間に取付けること
ができる。 【0019】(2)前記(1)によって、軽量間仕切り
の一方の開口端部のL字部分に3点で挟着固定するの
で、取付け位置を自由に設定することができるととも
に、変更も容易に行なうことができる。 【0020】(3)前記(1)によって、取付け具本体
の係合部に配線ボックスの係合部あるいは配線配管取付
け具の係合部を係合させるだけで取付けることができる
ので、狭い場所でも取付け作業を短時間で楽に行なうこ
とができる。 【0021】(4)前記(1)によって、上部挟着片と
下部挟着片とを軽量間仕切りの一方の開口端部のL字部
分に挟着させるだけでよいので、取付けに工具が不用
で、手作業だけで行なうことができる。
用されているリップ溝形鋼形状の軽量間仕切りに配線ボ
ックスや配線配管取付け具を取付けるための軽量間仕切
り用取付け具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、リップ溝形鋼形状の軽量間仕切り
に配線ボックスを取付ける場合、専用の台座を複数本の
タッピングビスで軽量間仕切りに取付け、該台座にビス
で配線ボックスを取付けている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の台座を用いる方
法では、台座を軽量間仕切りに複数本のタッピングビス
で取付けるため、その取付け作業が大変であるととも
に、取付けた台座にビスで配線ボックスを取付ける作業
も狭い場所で行なうため、苦労するという欠点があっ
た。また、台座も寸法の異なる軽量間仕切りには使用で
きないため、軽量間仕切りの寸法に応じた種類の台座が
必要で在庫管理が大変であるとともに、使用者は軽量間
仕切りの寸法を間違えると使用できないという欠点があ
った。 【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
取付けを容易に行なうことができるとともに、軽量間仕
切りの寸法が異なっても確実に取付けることができる軽
量間仕切り用取付け具を提供することを目的としてい
る。 【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は取付け具本体と、配線ボックスの係合部あ
るいは配線配管取付け具の係合部と着脱可能に係合する
取付け具側係合部とからなる軽量間仕切り用取付け具で
あって、前記取付け具本体はリップ溝形鋼形状の軽量間
仕切りの開口を対向して区画する2つの開口端部の一方
の断面L字部分の、リップ溝形鋼形状の溝底面と対向す
る面を着脱可能に挟着固定することができる弾性材で形
成されたコ字状の取付け板、この取付け板のコ字状凹部
のある一側縁部に少なくとも3点で挟着できるように形
成された前記断面L字部分の面の下部側から挟着させる
両側あるいは中央部に延設された下部挟着片および上部
側から挟着させる中央部あるいは両側に延設された上部
挟着片とからなり、前記取付け具側係合部は前記取付け
具本体の取付け板のコ字の中央部に延設されている上部
挟着片あるいは下部挟着片に形成して軽量間仕切り用取
付け具を構成している。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。 【0008】図1ないし図19の本発明の第1の実施の
形態において、1はリップ溝形鋼形状の軽量間仕切り2
の開口端部の一方のL字部分2aに着脱可能に挟着固定
することができる本発明の軽量間仕切り用取付け具で、
この軽量間仕切り用取付け具1は図3ないし図7に示す
ように、板ばねや弾性を有する合成樹脂材でコ字状に形
成された取付け板3、この取付け板3の一端部の中央部
に外方へ突出するように一体成形された前記L字部分2
aを上部より挟着するように押し圧する上部挟着片4、
前記取付け板3の一端部の両側コーナー部寄りの部位に
外方へ突出するように一体成形された前記L字部分2a
の先端部が挿入される挿入溝5を有する該L字部分2a
の下部より挟着するように押し圧する一対の下部挟着片
6、6、前記取付け板3の一端部の両側先端部に外方へ
突出するように一体成形された一対の支持片7、7とか
らなる取付け具本体8と、この取付け具本体8の取付け
板3の中央部に形成された、図8および図9に示すよう
に配線ボックス9の係合部10、10あるいは図10お
よび図11に示す配線配管取付け具11の係合部10、
10と係合する係合部12とで構成されている。 【0009】前記係合部12は前記取付け板3の中央部
の両側寄りの部位に舌片ができるように切欠部13、1
3を形成し、該舌片を上方にC字状に曲げて形成した一
対の係合片14、14と、この一対の係合片14、14
間の取付け板3を切り欠いて形成した前記配線ボックス
9の係止孔15と係止される係止片16とで構成されて
いる。 【0010】前記配線ボックス9は図12ないし図14
に示すように、絶縁材で箱状に形成されたボックス本体
17と、このボックス本体17の両端ほぼ中央部の底面
より上方に突出するように一体成形されたパイプ状の一
対の支柱18、18と、この一対の支柱18、18の上
部寄りの部位にそれぞれ挿入され、該部位を加熱後カシ
メ固定されたスイッチやコンセント等の配線器具が設け
られた器具取付け板をビス止めするためのナット19、
19と、前記ボックス本体17の両端面および両端面寄
りの底面に少なくとも1個以上形成されたケーブル挿入
孔20、20、20、20と、前記ボックス本体17の
外側両側面に形成された係合部10、10Aと、前記ボ
ックス本体17の前記一対の支柱18、18近傍の内側
部位の底面に形成された該一対の支柱18、18に固定
されたナット19、19と螺合するビス21、21を係
止する一対のビス係止孔22、22と、前記ボックス本
体17の上縁部に取付けられた共振回路23とで構成さ
れている。 【0011】前記配線配管取付け具11は図15ないし
図19に示すように、前記軽量間仕切り用取付け具1の
係合部12の一対の係合片14、14および係止片16
と着脱可能に係合される係合部10および係止孔15が
形成された取付け板24と、この取付け板24の一端部
よりほぼ直角方向に突出するように一体形成された固定
板25および挟着板26とで構成され、前記固定板25
は中央部に結束バンド取付け孔27、27、27、この
結束バンド取付け孔27、27、27の外側部位に一対
のビス螺合溝28、28、28、28、28、28およ
び外方へ突出する二対のバインド線取付け片29、2
9、29、29とが形成されている。 【0012】前記挟着板26の先端部には該挟着板26
と前記固定板25との間に挿入されたケーブル線30を
挟着できるように該固定板25の先端部と着脱可能に係
合する係合部31が形成されている。 【0013】上記構成の軽量間仕切り用取付け具1は、
上部挟着片4と下部挟着片6、6とによって軽量間仕切
り2の一方のL字部分2aに図1および図2に示すよう
に取付けた後、係合部12に図8および図9に示すよう
に配線ボックス9の係合部10を係合させて取付けた
り、図10および図11に示すように配線配管取付け具
11の取付け板24の係合部10を係合させて取付ける
ことができる。 【0014】 【発明の異なる実施の形態】次に、図20ないし図33
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。 【0015】図20ないし図26の本発明の第2の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、取付け板3の一端部の中央部に外方へ突出
する挿入溝5を有する下部挟着片6Aと、取付け板3の
一端部の両側コーナー部寄りの部位に外方へ突出する一
対の上部挟着片4A、4Aとを形成した点で、このよう
に構成した軽量間仕切り用取付け具1Aにしても、前記
本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。 【0016】図27ないし図33の本発明の第3の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、取付け板24Aに固定板嵌合部32と挟着
板嵌合部33を形成するとともに、該取付け板24Aの
固定板嵌合部32と嵌合固定される嵌合片34を固定板
25Aに、挟着板嵌合部33と嵌合固定される嵌合片3
5を挟着板26Aに形成した点で、このように形成され
た取付け板24A、固定板25Aおよび挟着板26Aで
構成した配線配管取付け具11Aを用いても、軽量間仕
切り用取付け具1の係合部12に取付け板24Aの係合
部10を係合させて使用することができる。 【0017】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。 【0018】(1)取付け具本体と配線ボックスの係合
部あるいは配線配管取付け具の係合部と着脱可能に係合
する取付け具側係合部とからなる軽量間仕切り用取付け
具であって、前記取付け具本体はリップ溝形鋼形状の軽
量間仕切りの開口を対向して区画する2つの開口端部の
一方の断面L字部分の、リップ溝形鋼形状の溝底面と対
向する面を着脱可能に挟着固定することができる弾性材
で形成されたコ字状の取付け板、この取付け板のコ字状
凹部のある一側縁部に少なくとも3点で挟着できるよう
に形成された前記断面L字部分の面の下部側から挟着さ
せる両側あるいは中央部に延設された下部挟着片および
上部側から挟着させる中央部あるいは両側に延設された
上部挟着片とからなり、前記取付け具側係合部は前記取
付け具本体の取付け板のコ字の中央部に延設されている
上部挟着片あるいは下部挟着片に形成したので、リップ
溝形鋼形状の軽量間仕切りの一方の開口端部のL字部分
に少なくとも3点で挟着できる上部挟着片と下部挟着片
とで挟着固定することができる。したがって、従来のよ
うに軽量間仕切りにタッピングビスで固定するような大
変な作業をしなくてもよく、楽に短時間に取付けること
ができる。 【0019】(2)前記(1)によって、軽量間仕切り
の一方の開口端部のL字部分に3点で挟着固定するの
で、取付け位置を自由に設定することができるととも
に、変更も容易に行なうことができる。 【0020】(3)前記(1)によって、取付け具本体
の係合部に配線ボックスの係合部あるいは配線配管取付
け具の係合部を係合させるだけで取付けることができる
ので、狭い場所でも取付け作業を短時間で楽に行なうこ
とができる。 【0021】(4)前記(1)によって、上部挟着片と
下部挟着片とを軽量間仕切りの一方の開口端部のL字部
分に挟着させるだけでよいので、取付けに工具が不用
で、手作業だけで行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の取付け状態を示す
正面図。 【図2】本発明の第1の実施の形態の取付け状態を示す
斜視図。 【図3】本発明の第1の実施の形態の正面図。 【図4】本発明の第1の実施の形態の背面図。 【図5】本発明の第1の実施の形態の平面図。 【図6】本発明の第1の実施の形態の左側面図。 【図7】本発明の第1の実施の形態の右側面図。 【図8】配線ボックスの取付け状態の正面図。 【図9】配線ボックスの取付け状態の平面図。 【図10】配線配管取付け具の取付け状態の正面図。 【図11】配線配管取付け具の取付け状態の平面図。 【図12】配線ボックスの正面図。 【図13】配線ボックスの平面図。 【図14】配線ボックスの側面図。 【図15】配線配管取付け具の正面図。 【図16】配線配管取付け具の背面図。 【図17】配線配管取付け具の平面図。 【図18】配線配管取付け具の左側面図。 【図19】配線配管取付け具の右側面図。 【図20】本発明の第2の実施の形態の取付け状態を示
す斜視図。 【図21】本発明の第2の実施の形態の取付け状態を示
す平面図。 【図22】本発明の第2の実施の形態の正面図。 【図23】本発明の第2の実施の形態の背面図。 【図24】本発明の第2の実施の形態の平面図。 【図25】本発明の第2の実施の形態の左側面図。 【図26】本発明の第2の実施の形態の右側面図。 【図27】本発明の第3の実施の形態の取付け状態を示
す正面図。 【図28】本発明の第3の実施の形態の取付け状態を示
す平面図。 【図29】配線配管取付け具の正面図。 【図30】配線配管取付け具の背面図。 【図31】配線配管取付け具の平面図。 【図32】配線配管取付け具の左側面図。 【図33】配線配管取付け具の右側面図。 【符号の説明】 1、1A:軽量間仕切り用取付け具、 2:軽量間仕切り、 3:取付け板、 4、4A:上部挟着片、 5:挿入溝、 6、6A:下部挟着片、 7:支持片、 8:取付け具本体、 9:配線ボックス、 10:係合部、 11、11A:配線配管取付け具、 12:係合部、 13:切欠部、 14:係合片、 15:係止孔、 16:係止片、 17:ボックス本体、 18:支柱、 19:ナット、 20:ケーブル挿入孔、 21:ビス、 22:ビス係止孔、 23:共振回路、 24、24A:取付け板、 25、25A:固定板、 26、26A:挟着板、 27:結束バンド取付け
孔、 28:ビス螺合溝、 29:バインド線取付け
片、 30:ケーブル線、 31:係合部、 32:固定板嵌合部、 33:挟着板嵌合部、 34:嵌合片、 35:嵌合片。
正面図。 【図2】本発明の第1の実施の形態の取付け状態を示す
斜視図。 【図3】本発明の第1の実施の形態の正面図。 【図4】本発明の第1の実施の形態の背面図。 【図5】本発明の第1の実施の形態の平面図。 【図6】本発明の第1の実施の形態の左側面図。 【図7】本発明の第1の実施の形態の右側面図。 【図8】配線ボックスの取付け状態の正面図。 【図9】配線ボックスの取付け状態の平面図。 【図10】配線配管取付け具の取付け状態の正面図。 【図11】配線配管取付け具の取付け状態の平面図。 【図12】配線ボックスの正面図。 【図13】配線ボックスの平面図。 【図14】配線ボックスの側面図。 【図15】配線配管取付け具の正面図。 【図16】配線配管取付け具の背面図。 【図17】配線配管取付け具の平面図。 【図18】配線配管取付け具の左側面図。 【図19】配線配管取付け具の右側面図。 【図20】本発明の第2の実施の形態の取付け状態を示
す斜視図。 【図21】本発明の第2の実施の形態の取付け状態を示
す平面図。 【図22】本発明の第2の実施の形態の正面図。 【図23】本発明の第2の実施の形態の背面図。 【図24】本発明の第2の実施の形態の平面図。 【図25】本発明の第2の実施の形態の左側面図。 【図26】本発明の第2の実施の形態の右側面図。 【図27】本発明の第3の実施の形態の取付け状態を示
す正面図。 【図28】本発明の第3の実施の形態の取付け状態を示
す平面図。 【図29】配線配管取付け具の正面図。 【図30】配線配管取付け具の背面図。 【図31】配線配管取付け具の平面図。 【図32】配線配管取付け具の左側面図。 【図33】配線配管取付け具の右側面図。 【符号の説明】 1、1A:軽量間仕切り用取付け具、 2:軽量間仕切り、 3:取付け板、 4、4A:上部挟着片、 5:挿入溝、 6、6A:下部挟着片、 7:支持片、 8:取付け具本体、 9:配線ボックス、 10:係合部、 11、11A:配線配管取付け具、 12:係合部、 13:切欠部、 14:係合片、 15:係止孔、 16:係止片、 17:ボックス本体、 18:支柱、 19:ナット、 20:ケーブル挿入孔、 21:ビス、 22:ビス係止孔、 23:共振回路、 24、24A:取付け板、 25、25A:固定板、 26、26A:挟着板、 27:結束バンド取付け
孔、 28:ビス螺合溝、 29:バインド線取付け
片、 30:ケーブル線、 31:係合部、 32:固定板嵌合部、 33:挟着板嵌合部、 34:嵌合片、 35:嵌合片。
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭48−105097(JP,U)
実開 平1−94506(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02G 3/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 取付け具本体と配線ボックスの係合部あ
るいは配線配管取付け具の係合部と着脱可能に係合する
取付け具側係合部とからなる軽量間仕切り用取付け具で
あって、前記取付け具本体はリップ溝形鋼形状の軽量間
仕切りの開口を対向して区画する2つの開口端部の一方
の断面L字部分の、リップ溝形鋼形状の溝底面と対向す
る面を着脱可能に挟着固定することができる弾性材で形
成されたコ字状の取付け板、この取付け板のコ字状凹部
のある一側縁部に少なくとも3点で挟着できるように形
成された前記断面L字部分の面の下部側から挟着させる
両側あるいは中央部に延設された下部挟着片および上部
側から挟着させる中央部あるいは両側に延設された上部
挟着片とからなり、前記取付け具側係合部は前記取付け
具本体の取付け板のコ字の中央部に延設されている上部
挟着片あるいは下部挟着片に形成されていることを特徴
とする軽量間仕切り用取付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21531196A JP3464352B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 軽量間仕切り用取付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21531196A JP3464352B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 軽量間仕切り用取付け具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000301851A Division JP2001169436A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 配線配管取付け具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051930A JPH1051930A (ja) | 1998-02-20 |
JP3464352B2 true JP3464352B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=16670226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21531196A Expired - Fee Related JP3464352B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 軽量間仕切り用取付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3464352B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7353205B2 (ja) * | 2020-02-10 | 2023-09-29 | 日動電工株式会社 | 間仕切用固定具 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP21531196A patent/JP3464352B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1051930A (ja) | 1998-02-20 |
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