JP3463079B2 - 播種装置 - Google Patents

播種装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はカボチャ又はキュウリ等
の偏平種子を一定方向の姿勢で播種できる播種装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、偏平種子は通常の播種装置を用い
て播種していて偏平種子を播種する専用の播種装置はな
い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】通常の播種装置で偏平
種子を播種するとセルの中での子葉の向きが一定になら
ない。例えば接木装置を用いて機械で接木をしてやる場
合は子葉の向きが一定でないとうまく接木できない。
又、セルの中で子葉が重なり合い発育不良をおこすとい
う不具合も生じる場合がある。したがって偏平種子を一
定方向の適正な姿勢で播種できる専用の播種装置をうる
ことを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するため次のような播種装置を提供するもので
ある。すなわち、種子整列装置の次工程に播種部へ扁平
種子を供給する供給路を設けると共に、該供給路の中途
部に一定方向の姿勢に配列された種子であるかどうかを
判別する画像処理装置、又は種子形状が認識可能な光セ
ンサーを設け、該画像処理装置又は光センサーで一定方
向でない姿勢配列であると判別された種子を放出する種
子放出装置を設けてなる播種装置である。 【0005】 【作用】播種整列装置で一定方向に整列された偏平種子
は供給部へ供給され、供給路の途中に設けた偏平種子が
一定姿勢にあるかどうかを判別する画像処理装置又は光
センサーにより一定方向でない不適正姿勢の種子が判別
されて、これが種子放出装置で放出され、適正な姿勢の
一定方向の偏平種子のみが播種部に供給されて播種され
る。 【0006】 【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。先
ず播種プラントの全体構成を図13及び図14で説明す
る。育苗ポットを内包するトレイがトレイ供給装置
(A)において積載され、搬送装置(3)上に搬送され
ていく。トレイ供給装置(A)より搬出されたトレイは
用土充填装置(B)でポット内に用土が充填される。
(B’)は余分の用土を回収する用土回収装置である。
そして灌水装置(C)にて灌水された後、播種装置
(D)における鎮圧具で表土に播種用の穴が施され吸着
ノズルが種子を真空吸着して該穴内に落下させることに
より播種される。そして覆土装置(E)で覆土された
後、再び灌水装置(F)により灌水され、播種完了する
ものである。 【0007】また、搬送装置(3)の駆動はモーター
(M1)がトレイ供給装置(A)においてチェーン駆動
を行い用土充填装置(B)及び灌水装置(C)における
ローラー駆動はモーター(M2)で行い、播種装置
(D)におけるベルト駆動とその先のローラー駆動はモ
ーター(M3)が行い覆土装置及び灌水装置下における
ローラー駆動はモーター(M4)で行われる。 【0008】本発明は以上のような播種プラントに用い
られる偏平種子専用の播種装置である。播種装置として
のパーツフィーダ(4)は図10、図11に示す如く加
振機(4a)で振動されるホッパー(4b)に偏平種子
が投入されると、ホッパー(4b)の振動により螺旋通
路(4c)上を一方向に整列されて進行するようになっ
ている。かかるパーツフィーダ(4)につづいて図1に
示す如く播種部(9)に種子を供給する供給路(5)が
設けられ、整列された種子が図3の如く進行する。この
供給路(5)の途中に画像処理装置としてのカメラ
(6)か又は光センサーが設けられる。かかるカメラ又
は光センサー(6)で一定方向姿勢の種子を判別する。
一定方向姿勢でない種子は、種子放出装置であるエア吹
き出しパイプ(7)から吹き出されて種子受け皿(8)
で回収される。又は受け皿(8)の代わりに図示しない
コンベアによって、再度パーツフィーダ(4)に戻るよ
うに構成してもよい。 【0009】かくして供給路(5)からは一定方向に整
列された偏平種子のみが播種部(9)に供給され、トレ
イ(2)のポット(1)に播種される。偏平種子(a)
は図2に示す如くR側(a1 )と鋭角側(a2 )と
があり、このR側か又は鋭角側かを判別することにより
一定方向の種子を選別する。すなわち、数ミリsec毎
に種子巾を検知し、種子巾が減少から増加に転じるポイ
ント(変曲点)を1つ1つの種子の区切りとし、該変曲
点での種子巾が一定値以上か否かでR側(a1 )と鋭
角側(a2 )を判別するのである。供給路(5)には
図3に示す如くR側と鋭角側とが交錯した状態でパーツ
フィーダ(4)から送られるがこれを例えば図4に示す
フォトアレイのような光センサー(6)を用いて判別す
る。フォトアレイは数個のON、OFFセンサーが配列
され形状のものでその分解能は図6、又は図7に示すO
N状態のセンサーの数で識別する。 【0010】そこで図8に示すフローシートでフォトア
レイによる識別順序を説明するとフォトアレイの電源を
入れてスタート(10)すると数ミリsec毎に種子巾
を検知し、種子巾増加中か否か(12)で増加中なら種
子巾検知(11)を続行し、種子巾減少中か否か(1
4)で減少中なら種子巾検知(13)を続行し、種子巾
減少中でないなら、換言すれば種子巾が減少から増加に
転じるポイントで種子末端巾は一定値以上か否か(1
5)を検知し、一定値以上の場合現在検知しているのは
R側(17)となる。種子末端巾は一定値以上でないと
き現在検知しているのは鋭角側(16)となる。 【0011】以上のような識別は図5で示すようにフォ
トアレイを配置して供給路(5)中の偏平種子の姿勢を
識別するのである。所定の姿勢でない偏平種子は図1に
示すように種子受け皿(8)で受ける場合の他、図9の
ように供給路(18)から送られてくる種子はその姿勢
が画像処理装置、又は光センサーで識別され、分岐路の
識別シャッター(21)で供給路(20)又は供給路
(19)の何れかに先頭部がR側か又は鋭角側の状態の
ものに振り分けられて一定方向の種子を分配して供給す
ることもできる。 【0012】次に播種装置の具体的な装置を図12で説
明すると、側板(22)(22)が搬送装置(3)上に
固設され、側板(22)(22)前部に支持プレート
(23)を横架して前後方向調節具(24)を固定し、
前後方向調節具(24)はツマミ(25)を回動するこ
とにより嵌装したロッド(26)を前後方向に移動可能
とし、ロッド(26)先端にはロッド(27)が配設さ
れ、ロッド(27)上に上下方向調節具(28)が外嵌
されて、ツマミ(29)を回動することにより上下方向
調節具(28)に付設したシリンダー(30)を上下に
調節可能とし、シリンダー(30)のピストンロッド
(30a)先端に鎮圧具(31)が配設されている。鎮
圧具(31)はトレイ(2)に載置した育苗ポットの数
と同数の突起を設けており、ツマミ(25)又はツマミ
(29)によって鎮圧具(31)を前後、上下自在に調
節してシリンダー(30)を伸長させることによって育
苗ポットに充填した用土に種子を嵌入させるための穴を
穿つのである。 【0013】側板(22)の側部には前後方向に伸縮す
る横シリンダー(32)が配設され該横シリンダー(3
2)はそのピストンロッド(32a)(3a)で側板
(22)に固定して横シリンダー(32)を左右に摺動
可能とし、横シリンダー(32)の側面には連結プレー
ト(33)が固設され、該連結プレート(33)上部に
第1シリンダー(34)が固設され、該ピストンロッド
(34a)上端にノズル(36)のノズル支持体(3
5)が固定されている。 【0014】ノズル支持体(35)はノズル高さ調節ネ
ジ(37)がスプリング(38)を外嵌して螺装され、
ノズル支持体(35)上面にはノズル高さ調節ネジ(3
7)の位置にノズル支持体(35)先端に固設した吸着
ノズル(36)の供給路(5)への嵌入深さを指示する
ためのインジケータ(39)が付設され、第1上下シリ
ンダー(34)を縮小してノズル支持体(35)を下降
させたときにノズル高さ調節ネジ(37)の下端が第1
上下シリンダー(34)の上面に当たり、下降量が調節
され、供給路(5)内の種子(a)と吸着ノズル(3
6)先端との距離が調節される。前記した第1上下シリ
ンダー(34)には、又図示しない第2上下シリンダー
が固設され、第1上下シリンダー(34)で下降したノ
ズル支持体(35)を更に下降せしめてトレイ(2)の
ポット(1)に播種できるようにする。 【0015】以上のような構成の播種装置(D)におい
てトレイ(2)上に載置された育苗ポット(1)が搬送
されて鎮圧具(31)により穴が形成される。そして吸
着ノズル(36)は第1上下シリンダー(34)の下降
によって供給路(5)から種子を吸着し、第1上下シリ
ンダー(34)によって原位置に上昇し、原位置に上昇
した状態で、横シリンダー(32)の摺動により連結プ
レート(33)と共に第1上下シリンダー(34)とノ
ズル支持体(35)は横移動し、搬送装置(3)のトレ
イ(2)上の対応した位置で第1上下シリンダー(3
4)によって下降し、次に第2上下シリンダーによって
更に下降して停止し、低圧で吸着口より吐出して種子を
放出し、ポット上に種子を落下させて播種が終了する。
播種したノズル支持体(35)は第2上下シリンダーで
上昇し、更に第1上下シリンダー(34)で上昇した状
態で横シリンダー(32)の摺動によりノズル(36)
は原位置に復帰し、次の播種のために待機する。 【0016】以上何れにしても本発明は、種子整列装置
の次工程に播種部へ扁平種子を供給する供給路を設ける
と共に、この供給路の中途部に一定方向の姿勢に配列さ
れた種子であるかどうかを判別する画像処理装置、又は
種子形状が認識可能な光センサーを設け、この画像処理
装置又は光センサーで一定方向でない姿勢配列であると
判別された種子を放出する種子放出装置を設けてなる播
種装置を特徴とするもので偏平種子の播種に適した播種
装置をうる目的を達成できる。又、他の実施態様として
は種子整列装置に引続いて播種部へ偏平種子を供給する
供給路の中途部に画像処理装置又は種子形状認識可能な
光センサーを設け、この画像処理装置、又は光センサー
位置より播種部寄りの供給路を二叉状とし、この二叉部
に画像処理装置又は光センサーと連動したシャッター部
を設けた播種装置を特徴とするもので、画像処理装置、
又は光センサーと連動したシャッターにより、二叉部の
何れか一方の供給路に播種種子のR側が先頭となる整列
された種子を供給し、他方の供給路に偏平種子の鋭角側
が先頭となる整列された種子を供給することができ、種
子放出装置を設けることなく、播種部に一定方向に整列
された種子を供給でき、簡単な構造で複数列の播種部へ
偏平種子を供給できるという目的を達成できる。 【0017】 【発明の効果】本発明によれば種子整列装置において種
子が整列され、この整列された種子が供給路を通じて播
種部に供給される際、画像処理装置又は種子形状が認識
可能な光センサーによって一定方向の、適正な姿勢配列
の種子が判別されて放出され、播種部に送られるので偏
平種子を適正な姿勢で播種でき、これによってセル又は
ポットの中での子葉の向きが一定にならず子葉が重なり
合って発育不良を起こすという不具合をなくすることが
でき、又子葉の向きを一定として機械的な接木が良好に
行なうことができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明原理説明図 【図2】偏平種子の説明図 【図3】供給路における種子の整列状態説明図 【図4】フォトアレイの斜面図 【図5】フォトアレイによる判別状態を示す説明図 【図6】フォトアレイによる偏平種子のR側の検知状態
を示す説明図 【図7】フォトアレイによる偏平種子の鋭角側の検知状
態を示す説明図 【図8】フォトアレイによる判別順序を示すフローシー
ト 【図9】本発明の変型実施例図 【図10】パーツフィーダの平面図 【図11】パーツフィーダの側面図 【図12】本発明播種部正面図 【図13】従来の播種プラントの正面図 【図14】同上の平面図 【符号の説明】 1 育苗ポット 2 トレイ 3 搬送装置 4 パーツフィーダ 5 供給路 6 カメラ又は光センサー 7 エア吹き出しパイプ 8 種子受け皿 9 播種部 18 供給路 19 二叉路 20 二叉路 21 シャッター

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 種子整列装置の次工程に播種部へ扁平種
    子を供給する供給路を設けると共に、該供給路の中途部
    に一定方向の姿勢に配列された種子であるかどうかを判
    別する画像処理装置、又は種子形状が認識可能な光セン
    サーを設け、該画像処理装置又は光センサーで一定方向
    でない姿勢配列であると判別された種子を放出する種子
    放出装置を設けてなる播種装置。
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