JP3461977B2 - 金型位置決め装置 - Google Patents
金型位置決め装置Info
- Publication number
- JP3461977B2 JP3461977B2 JP18669295A JP18669295A JP3461977B2 JP 3461977 B2 JP3461977 B2 JP 3461977B2 JP 18669295 A JP18669295 A JP 18669295A JP 18669295 A JP18669295 A JP 18669295A JP 3461977 B2 JP3461977 B2 JP 3461977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- locate
- fixed platen
- center
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1742—Mounting of moulds; Mould supports
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機に用いて好適
な金型位置決め装置に関する。
な金型位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックの射出成形では、金型の段
取り替えに多くの時間を要し、その短縮が課題になって
いる。従来の金型位置決め装置は、図5に示す如く、金
型1のスプル中心1Aが、成形機の固定プラテン2のノ
ズル中心2Aに合致するように、金型1を固定プラテン
2に位置決め固定せしめるため、固定プラテン2にロケ
ートバー3を設けるとともに、金型1の下端面にV溝4
を設けている。そして、金型1をクレーン等で徐々に降
ろしていき、金型1のV溝4をロケートバー3の逆V字
状係合突部に係合させるとともに、金型1の下端面をロ
ケートバー3に預ける如くとする。この状態で、金型1
を固定プラテン2に締結するのである。
取り替えに多くの時間を要し、その短縮が課題になって
いる。従来の金型位置決め装置は、図5に示す如く、金
型1のスプル中心1Aが、成形機の固定プラテン2のノ
ズル中心2Aに合致するように、金型1を固定プラテン
2に位置決め固定せしめるため、固定プラテン2にロケ
ートバー3を設けるとともに、金型1の下端面にV溝4
を設けている。そして、金型1をクレーン等で徐々に降
ろしていき、金型1のV溝4をロケートバー3の逆V字
状係合突部に係合させるとともに、金型1の下端面をロ
ケートバー3に預ける如くとする。この状態で、金型1
を固定プラテン2に締結するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、図5の従
来技術では、成形機にて各種の金型1を交換使用すると
き、各金型1のスプル中心1AからV溝4を備えた下端
面までのL寸法を一定にしなければならない。このため
には、各種の金型1の外形寸法(L寸法)を同一にしな
ければならず、設計上、コスト上の困難を伴う。
来技術では、成形機にて各種の金型1を交換使用すると
き、各金型1のスプル中心1AからV溝4を備えた下端
面までのL寸法を一定にしなければならない。このため
には、各種の金型1の外形寸法(L寸法)を同一にしな
ければならず、設計上、コスト上の困難を伴う。
【0004】本発明は、金型の外形寸法に関係なく、金
型を成形機の固定プラテンに容易に位置決め固定可能と
することを目的とする。
型を成形機の固定プラテンに容易に位置決め固定可能と
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、成形機の固定プラテンのノズル中心と、金型のスプ
ル中心とが合致するように、金型を固定プラテンに位置
決め固定する金型位置決め装置において、固定プラテン
のノズル中心まわりにロケートリングを設けるととも
に、該ロケートリングの直下にロケートピンを設け、金
型の固定プラテン取付面のスプル中心まわりに前記ロケ
ートリングが係脱できるロケートリング係合孔を設け、
前記ロケートリングを金型下方側から該ロケートリング
係合孔にガイドするロケートリングガイド溝を固定プラ
テン取付面の金型下端面側から該ロケートリング係合孔
に渡って設けるとともに、前記ロケートピンを金型下方
側から導入するロケートピン係合溝を固定プラテン取付
面の金型下端面側から該ロケートリング係合孔の直下に
渡って設けてなるようにしたものである。
は、成形機の固定プラテンのノズル中心と、金型のスプ
ル中心とが合致するように、金型を固定プラテンに位置
決め固定する金型位置決め装置において、固定プラテン
のノズル中心まわりにロケートリングを設けるととも
に、該ロケートリングの直下にロケートピンを設け、金
型の固定プラテン取付面のスプル中心まわりに前記ロケ
ートリングが係脱できるロケートリング係合孔を設け、
前記ロケートリングを金型下方側から該ロケートリング
係合孔にガイドするロケートリングガイド溝を固定プラ
テン取付面の金型下端面側から該ロケートリング係合孔
に渡って設けるとともに、前記ロケートピンを金型下方
側から導入するロケートピン係合溝を固定プラテン取付
面の金型下端面側から該ロケートリング係合孔の直下に
渡って設けてなるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、成形機の固定
プラテンのノズル中心と、金型のスプル中心とが合致す
るように、金型を固定プラテンに位置決め固定する金型
位置決め装置において、 固定プラテンのノズル中心ま
わりに角形ロケート部材を設け、金型の固定プラテン取
付面のスプル中心まわりに前記角形ロケート部材が係脱
できる角形係合孔を設けてなるようにしたものである。
プラテンのノズル中心と、金型のスプル中心とが合致す
るように、金型を固定プラテンに位置決め固定する金型
位置決め装置において、 固定プラテンのノズル中心ま
わりに角形ロケート部材を設け、金型の固定プラテン取
付面のスプル中心まわりに前記角形ロケート部材が係脱
できる角形係合孔を設けてなるようにしたものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記、の
作用効果がある。 金型を固定プラテンに固定するに際しては、クレーン
等で吊り上げた金型のロケートリングガイド溝を、ロケ
ートリングに沿わせる。そして、金型を徐々に下げてい
き、ロケートピンをロケートピン係合溝に挿入する。各
溝からロケートリングとロケートピンが外れないように
押えながら、金型を降ろしていくと、いずれロケートリ
ングがロケートリング係合孔の端面に衝合し、金型がロ
ケートリングにぶら下がった状態になる。この状態で、
金型を固定プラテンに締結する。
作用効果がある。 金型を固定プラテンに固定するに際しては、クレーン
等で吊り上げた金型のロケートリングガイド溝を、ロケ
ートリングに沿わせる。そして、金型を徐々に下げてい
き、ロケートピンをロケートピン係合溝に挿入する。各
溝からロケートリングとロケートピンが外れないように
押えながら、金型を降ろしていくと、いずれロケートリ
ングがロケートリング係合孔の端面に衝合し、金型がロ
ケートリングにぶら下がった状態になる。この状態で、
金型を固定プラテンに締結する。
【0008】この作業により、金型のロケートリング係
合孔が固定プラテンのロケートリングに係合して上下左
右位置が定まり、同時に金型のロケートピン係合溝が固
定プラテンの係合ピンに係合して金型の傾きを生じさせ
ることがないので、金型は水平に固定される。
合孔が固定プラテンのロケートリングに係合して上下左
右位置が定まり、同時に金型のロケートピン係合溝が固
定プラテンの係合ピンに係合して金型の傾きを生じさせ
ることがないので、金型は水平に固定される。
【0009】金型の固定プラテン取付面のスプル中心
まわりにロケートリング係合孔を設け、このロケートリ
ング係合孔の下方にロケートリングガイド溝、ロケート
ピン係合溝を設けるものであるから、金型の外形寸法に
関係なくそれらのロケートリング係合孔、ロケートリン
グガイド溝、ロケートピン係合溝を設けることができ
る。従って、金型の外形寸法に関係なく、金型を成形機
の固定プラテンに容易に位置決め固定可能とすることが
できる。
まわりにロケートリング係合孔を設け、このロケートリ
ング係合孔の下方にロケートリングガイド溝、ロケート
ピン係合溝を設けるものであるから、金型の外形寸法に
関係なくそれらのロケートリング係合孔、ロケートリン
グガイド溝、ロケートピン係合溝を設けることができ
る。従って、金型の外形寸法に関係なく、金型を成形機
の固定プラテンに容易に位置決め固定可能とすることが
できる。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば下記、
の作用効果がある。 金型を固定プラテンに固定するに際しては、クレーン
等で吊り上げた金型の角形係合孔を、角形ロケート部材
に合わせ、金型を角形ロケート部材にぶら下げた状態と
する。この状態で、金型を固定プラテンに締結する。こ
の作業により、金型の角形係合孔が固定プラテンの角形
ロケート部材に係合して上下左右位置が定まる。そし
て、金型は、角形係合孔と角形ロケート部材の角形の係
合により位置決めされるので、傾きを生ずることなく、
水平に固定される。
の作用効果がある。 金型を固定プラテンに固定するに際しては、クレーン
等で吊り上げた金型の角形係合孔を、角形ロケート部材
に合わせ、金型を角形ロケート部材にぶら下げた状態と
する。この状態で、金型を固定プラテンに締結する。こ
の作業により、金型の角形係合孔が固定プラテンの角形
ロケート部材に係合して上下左右位置が定まる。そし
て、金型は、角形係合孔と角形ロケート部材の角形の係
合により位置決めされるので、傾きを生ずることなく、
水平に固定される。
【0011】金型の固定プラテン取付面のスプル中心
まわりに角形係合孔を設けるものであるから、金型の外
形寸法に関係なく角形係合孔を設けることができる。従
って、金型の外形寸法に関係なく、金型を成形機の固定
プラテンに容易に位置決め固定可能とすることができ
る。
まわりに角形係合孔を設けるものであるから、金型の外
形寸法に関係なく角形係合孔を設けることができる。従
って、金型の外形寸法に関係なく、金型を成形機の固定
プラテンに容易に位置決め固定可能とすることができ
る。
【0012】
【実施例】図1は金型位置決め装置の第1実施例を示す
模式図、図2は第1実施例の金型を示す模式図、図3は
金型位置決め装置の第2実施例を示す模式図、図4は第
2実施例の金型と固定プラテンを示す模式図、図5は従
来例を示す模式図である。
模式図、図2は第1実施例の金型を示す模式図、図3は
金型位置決め装置の第2実施例を示す模式図、図4は第
2実施例の金型と固定プラテンを示す模式図、図5は従
来例を示す模式図である。
【0013】(第1実施例)(図1、図2)
図1において、11は金型(固定金型)、12は射出成
形機の固定プラテンである。尚、13は可動金型、14
は製品押出部、15は可動プラテンである。金型の段取
り替えに際しては、金型11、13、製品押出部14を
一体としてクレーン等で吊り、金型11を固定プラテン
12に固定するとともに、可動金型13、製品押出部1
4を可動プラテン15に固定して金型11から離すもの
である。
形機の固定プラテンである。尚、13は可動金型、14
は製品押出部、15は可動プラテンである。金型の段取
り替えに際しては、金型11、13、製品押出部14を
一体としてクレーン等で吊り、金型11を固定プラテン
12に固定するとともに、可動金型13、製品押出部1
4を可動プラテン15に固定して金型11から離すもの
である。
【0014】然るに、本実施例では、固定プラテン12
のノズル中心12Aと、金型11のスプル中心11Aと
が合致するように、金型11を固定プラテン12に位置
決め固定するため、以下の如くの構成を採用している。
のノズル中心12Aと、金型11のスプル中心11Aと
が合致するように、金型11を固定プラテン12に位置
決め固定するため、以下の如くの構成を採用している。
【0015】固定プラテン12の側では、図1に示す如
く、ノズル中心12Aまわりにロケートリング21
(リング中心をノズル中心12Aと同心とする外径B)
を設けるとともに、ロケートリング21の直下にロケ
ートピン22を設けている。
く、ノズル中心12Aまわりにロケートリング21
(リング中心をノズル中心12Aと同心とする外径B)
を設けるとともに、ロケートリング21の直下にロケ
ートピン22を設けている。
【0016】金型11の側では、図1、図2に示す如
く、固定プラテン取付面11Bのスプル中心11Aま
わりにロケートリング21が係脱できるロケートリング
係合孔23(孔中心をスプル中心11Aと同心とする内
径B)を設け、ロケートリング1を金型11の下方側
からロケートリング係合孔23にガイドするロケートリ
ングガイド溝24(溝幅B)を、固定プラテン取付面1
1Bの金型下端面からロケートリング係合孔23に渡っ
て設けるとともに(ガイド溝24は金型下端面側に存在
するものであれば金型下端面に開放されていなくてもよ
い)、ロケートピン22を金型11の下方から導入す
るロケートピン係合溝25を固定プラテン取付面11B
の金型下端面からロケートリング係合孔23の直下に渡
って設ける(係合溝25は金型下端面側に存在するもの
であれば金型下端面に開放されていなくてもよい)。
く、固定プラテン取付面11Bのスプル中心11Aま
わりにロケートリング21が係脱できるロケートリング
係合孔23(孔中心をスプル中心11Aと同心とする内
径B)を設け、ロケートリング1を金型11の下方側
からロケートリング係合孔23にガイドするロケートリ
ングガイド溝24(溝幅B)を、固定プラテン取付面1
1Bの金型下端面からロケートリング係合孔23に渡っ
て設けるとともに(ガイド溝24は金型下端面側に存在
するものであれば金型下端面に開放されていなくてもよ
い)、ロケートピン22を金型11の下方から導入す
るロケートピン係合溝25を固定プラテン取付面11B
の金型下端面からロケートリング係合孔23の直下に渡
って設ける(係合溝25は金型下端面側に存在するもの
であれば金型下端面に開放されていなくてもよい)。
【0017】以下、本実施例の作用効果について説明す
る。 金型11を固定プラテン12に固定するに際しては、
クレーン等で吊り上げた金型のロケートリングガイド溝
24を、ロケートリング21に沿わせる。そして、金型
11を徐々に下げていき、ロケートピン22をロケート
ピン係合溝25に挿入する。各溝24、25からロケー
トリング21とロケートピン22が外れないように押え
ながら、金型11を降ろしていくと、いずれロケートリ
ング21がロケートリング係合孔23の端面に衝合し、
金型11がロケートリング21にぶら下がった状態にな
る。この状態で、金型11を固定プラテン12に締結す
る。
る。 金型11を固定プラテン12に固定するに際しては、
クレーン等で吊り上げた金型のロケートリングガイド溝
24を、ロケートリング21に沿わせる。そして、金型
11を徐々に下げていき、ロケートピン22をロケート
ピン係合溝25に挿入する。各溝24、25からロケー
トリング21とロケートピン22が外れないように押え
ながら、金型11を降ろしていくと、いずれロケートリ
ング21がロケートリング係合孔23の端面に衝合し、
金型11がロケートリング21にぶら下がった状態にな
る。この状態で、金型11を固定プラテン12に締結す
る。
【0018】この作業により、金型11のロケートリン
グ係合孔23が固定プラテン12のロケートリング21
に係合して上下左右位置が定まり、同時に金型11のロ
ケートピン係合溝25が固定プラテン12の係合ピンに
係合して金型11の傾きを生じさせることがないので、
金型11は水平に固定される。
グ係合孔23が固定プラテン12のロケートリング21
に係合して上下左右位置が定まり、同時に金型11のロ
ケートピン係合溝25が固定プラテン12の係合ピンに
係合して金型11の傾きを生じさせることがないので、
金型11は水平に固定される。
【0019】金型11の固定プラテン取付面11Bの
スプル中心11Aまわりにロケートリング係合孔23を
設け、このロケートリング係合孔23の下方にロケート
リングガイド溝24、ロケートピン係合溝25を設ける
ものであるから、金型11の外形寸法に関係なくそれら
のロケートリング係合孔23、ロケートリングガイド溝
24、ロケートピン係合溝25を設けることができる。
従って、金型11の外形寸法に関係なく、金型11を成
形機の固定プラテン12に容易に位置決め固定可能とす
ることができる。
スプル中心11Aまわりにロケートリング係合孔23を
設け、このロケートリング係合孔23の下方にロケート
リングガイド溝24、ロケートピン係合溝25を設ける
ものであるから、金型11の外形寸法に関係なくそれら
のロケートリング係合孔23、ロケートリングガイド溝
24、ロケートピン係合溝25を設けることができる。
従って、金型11の外形寸法に関係なく、金型11を成
形機の固定プラテン12に容易に位置決め固定可能とす
ることができる。
【0020】(第2実施例)(図3、図4)
本実施例が第1実施例と異なる点は、金型11を固定プ
ラテン12に位置決め固定するために、以下の如くの構
成を採用したことにある。
ラテン12に位置決め固定するために、以下の如くの構
成を採用したことにある。
【0021】固定プラテン12の側では、図3、図4に
示す如く、ノズル中心12Aまわりに逆V字状をなす2
個の交差状突片からなる角形ロケート部材31(角形の
頂点をノズル中心12Aから距離Hとする頂角θ)を設
ける。
示す如く、ノズル中心12Aまわりに逆V字状をなす2
個の交差状突片からなる角形ロケート部材31(角形の
頂点をノズル中心12Aから距離Hとする頂角θ)を設
ける。
【0022】金型11の側では、図3、図4に示す如
く、固定プラテン取付面11Bのスプル中心11Aま
わりに角形ロケート部材31が係脱できる三角もしくは
五角形状の角形係合孔32(角形の頂点をスプル中心1
1Aから距離Hとする頂角θ)を設け、角形ロケート
部材31を金型11の下方側から角形係合孔32にガイ
ドするロケート部材ガイド溝33(溝幅B)を、固定プ
ラテン取付面11Bの金型下端面から角形係合孔32に
渡って設ける(ガイド溝33は金型下端面側に存在する
ものであれば金型下端面に開放されていなくてもよ
い)。尚、角形係合孔32が角形ロケート部材31に比
して十分に大きければ、ガイド溝33は必要ない。
く、固定プラテン取付面11Bのスプル中心11Aま
わりに角形ロケート部材31が係脱できる三角もしくは
五角形状の角形係合孔32(角形の頂点をスプル中心1
1Aから距離Hとする頂角θ)を設け、角形ロケート
部材31を金型11の下方側から角形係合孔32にガイ
ドするロケート部材ガイド溝33(溝幅B)を、固定プ
ラテン取付面11Bの金型下端面から角形係合孔32に
渡って設ける(ガイド溝33は金型下端面側に存在する
ものであれば金型下端面に開放されていなくてもよ
い)。尚、角形係合孔32が角形ロケート部材31に比
して十分に大きければ、ガイド溝33は必要ない。
【0023】以下、本実施例の作用効果について説明す
る。 金型11を固定プラテン12に固定するに際しては、
クレーン等で吊り上げた金型11のロケート部材ガイド
溝33をロケート部材31に沿わせる。そして、金型1
1を徐々に下げていき、角形係合孔32を、角形ロケー
ト部材31に合わせ、金型11を角形ロケート部材31
にぶら下げた状態とする。この状態で、金型11を固定
プラテン12に締結する。この作業により、金型11の
角形係合孔32が固定プラテン12の角形ロケート部材
31に係合して上下左右位置が定まる。そして、金型は
11、角形係合孔32と角形ロケート部材31の角形の
係合により位置決めされるので、傾きを生ずることな
く、水平に固定される。
る。 金型11を固定プラテン12に固定するに際しては、
クレーン等で吊り上げた金型11のロケート部材ガイド
溝33をロケート部材31に沿わせる。そして、金型1
1を徐々に下げていき、角形係合孔32を、角形ロケー
ト部材31に合わせ、金型11を角形ロケート部材31
にぶら下げた状態とする。この状態で、金型11を固定
プラテン12に締結する。この作業により、金型11の
角形係合孔32が固定プラテン12の角形ロケート部材
31に係合して上下左右位置が定まる。そして、金型は
11、角形係合孔32と角形ロケート部材31の角形の
係合により位置決めされるので、傾きを生ずることな
く、水平に固定される。
【0024】金型11の固定プラテン取付面11Bの
スプル中心11Aまわりに角形係合孔32を設けるもの
であるから、金型11の外形寸法に関係なく角形係合孔
32を設けることができる。従って、金型11の外形寸
法に関係なく、金型11を成形機の固定プラテン12に
容易に位置決め固定可能とすることができる。
スプル中心11Aまわりに角形係合孔32を設けるもの
であるから、金型11の外形寸法に関係なく角形係合孔
32を設けることができる。従って、金型11の外形寸
法に関係なく、金型11を成形機の固定プラテン12に
容易に位置決め固定可能とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金型の外
形寸法に関係なく、金型を成形機の固定プラテンに容易
に位置決め固定可能とすることができる。
形寸法に関係なく、金型を成形機の固定プラテンに容易
に位置決め固定可能とすることができる。
【図1】図1は金型位置決め装置の第1実施例を示す模
式図である。
式図である。
【図2】図2は第1実施例の金型を示す模式図である。
【図3】図3は金型位置決め装置の第2実施例を示す模
式図である。
式図である。
【図4】図4は第2実施例の金型と固定プラテンを示す
模式図である。
模式図である。
【図5】図5は従来例を示す模式図である。
11 金型
11A スプル中心
11B 固定プラテン取付面
12 固定プラテン
12A ノズル中心
21 ロケートリング
22 ロケートピン
23 ロケートリング係合孔
24 ロケートリングガイド溝
25 ロケートピン係合溝
31 角形ロケート部材
32 角形係合孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−182823(JP,A)
特開 平7−9451(JP,A)
実開 昭57−86320(JP,U)
実開 平1−127813(JP,U)
実開 昭61−102515(JP,U)
日経メカニカル,日本,日経BP社,
1995年 1月 9日,1月9日号,p.
3、p.68
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B29C 33/00 - 33/76
B29C 45/26 - 45/37
Claims (2)
- 【請求項1】 成形機の固定プラテンのノズル中心と、
金型のスプル中心とが合致するように、金型を固定プラ
テンに位置決め固定する金型位置決め装置において、 固定プラテンのノズル中心まわりにロケートリングを設
けるとともに、該ロケートリングの直下にロケートピン
を設け、 金型の固定プラテン取付面のスプル中心まわりに前記ロ
ケートリングが係脱できるロケートリング係合孔を設
け、前記ロケートリングを金型下方側から該ロケートリ
ング係合孔にガイドするロケートリングガイド溝を固定
プラテン取付面の金型下端面側から該ロケートリング係
合孔に渡って設けるとともに、前記ロケートピンを金型
下方側から導入するロケートピン係合溝を固定プラテン
取付面の金型下端面側から該ロケートリング係合孔の直
下に渡って設けてなることを特徴とする金型位置決め装
置。 - 【請求項2】 成形機の固定プラテンのノズル中心と、
金型のスプル中心とが合致するように、金型を固定プラ
テンに位置決め固定する金型位置決め装置において、 固定プラテンのノズル中心まわりに角形ロケート部材を
設け、 金型の固定プラテン取付面のスプル中心まわりに前記角
形ロケート部材が係脱できる角形係合孔を設けてなるこ
とを特徴とする金型位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18669295A JP3461977B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 金型位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18669295A JP3461977B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 金型位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0911241A JPH0911241A (ja) | 1997-01-14 |
JP3461977B2 true JP3461977B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=16192971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18669295A Expired - Fee Related JP3461977B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 金型位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3461977B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4797544B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-10-19 | コニカミノルタオプト株式会社 | 樹脂成形装置 |
KR101474342B1 (ko) * | 2008-04-04 | 2014-12-19 | 삼성전자 주식회사 | 사출성형장치 |
KR102322848B1 (ko) * | 2020-07-17 | 2021-11-04 | 오충근 | 수직 사출성형기의 금형셋트 센터링 방법 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18669295A patent/JP3461977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
日経メカニカル,日本,日経BP社,1995年 1月 9日,1月9日号,p.3、p.68 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0911241A (ja) | 1997-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69713533D1 (de) | Revolvermaschine zum Formen von Gegenständen | |
JP3461977B2 (ja) | 金型位置決め装置 | |
JP3358487B2 (ja) | 樹脂成形用金型装置 | |
US4049225A (en) | Mounting bracket having hinged base | |
US4337026A (en) | Mold-carrier assembly | |
JPH053807B2 (ja) | ||
JP3055106U (ja) | テープ付き雌スナップ | |
KR950007993A (ko) | 저압주조방법 및 장치 | |
JP2000301578A (ja) | インサート成形装置およびその使用方法 | |
JP3201572B2 (ja) | ホットランナを有する射出成形装置及び金型交換方法 | |
JP3103492B2 (ja) | 空気吹込装置の変形防止方法およびフック装置 | |
SE9001437D0 (sv) | Vridbar anordning samt saett foer framstaellning daerav | |
JPS6212574Y2 (ja) | ||
CN214687694U (zh) | 一种高散热远近光二合一组合式车灯模具 | |
JPH05253979A (ja) | アンダーカット処理型 | |
JPH0647706Y2 (ja) | 射出成形機用金型 | |
JPH024761Y2 (ja) | ||
KR0160740B1 (ko) | 코너 벤딩 장치 | |
JP3112510B2 (ja) | ブロー成形品及びその成形方法 | |
JP2969611B2 (ja) | フロッピーディスクのケースハーフ成形用金型装置 | |
JPH0229309A (ja) | 射出成形機における金型固定装置 | |
JPH01204711A (ja) | 射出ユニットの旋回装置 | |
JPH09155874A (ja) | 金型装置及びこれの成形機への取付方法 | |
JP3096505B2 (ja) | 金属キャップに設けられるプラスチックタブリングの成形装置 | |
JPH0361519A (ja) | 射出成形機の金型装着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030708 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |