JP3461683B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Description
し、特に装置本体内に画像を形成した用紙の排出部を設
けるのに適する画像形成装置に関する。
成装置の技術開発においては、その設置占有面積をどの
ようにして小さくするかが一つの課題となっており、従
来これを解決する種々の提案がなされてきた(例えば特
開昭61−86335号、実開昭61−68264号、
実開昭63−104369号等)。特にこの種の技術開
発においては、給紙する用紙をストックする給紙カセッ
ト及び画像形成後の用紙をストックする用紙排紙部の配
置が小スペース化においては重要な問題である。
ラス面上に載置した原稿上の画像を走査して画像情報と
して取得するスキャナー部と、画像情報を給紙カセット
または手差しトレイから給紙、搬送される用紙上に転写
する画像形成部との間に、これらに上下方向で重なり合
う位置に給紙カセット及び用紙排紙部を配置し、装置筺
体の前方より給紙カセットへの給紙及び用紙排紙部から
の用紙の取り出しを可能とするものが提案されている。
この技術によって、画像形成装置の前面以外の他の三面
(背面及び両側面)を壁面等に対し当接または近接させ
て、画像形成装置を設置することが可能となり、設置占
有面積の縮小化が図られるようになってきている。
像形成装置においては、画像形成部に搬入され、また搬
出される用紙は、図1に示すように画像形成装置の筺体
1の一方の側面から他方の側面に向けて搬送されるた
め、手差しによる給紙を実現するために設けられる手差
しトレイ2は、必然的に筺体1の側面に設ける必要があ
り、その側面の側は手差しを行うのに十分な壁面等との
間隔を確保しなければならず、この設置形態の自由度に
制約があることにより、結局は設置占有面積の縮小化に
も限界があるという問題があった。
部、5は光書き込み部、6はスキャナ部、7は定着部、
8は給紙トレイ、9は給紙側縦搬送部、10は排紙側縦
搬送部である。用紙排出部4は、スキャナ部6を支える
筺体1とスキャナ部6にて読み取った画像情報を用紙上
に転写する画像形成部3との間に、これらと上下方向に
重なり合う位置に形成してある。手差しトレイ2は、使
用する際には筺体1の図中右側の側面から飛び出すよう
に開く。また画像形成部3の定着部7より送り出された
画像形成後の用紙は、排紙経路11、排紙側縦搬送部1
0を通りスキャナ部6の下の用紙排出部4に排出され、
この中に積層状にスタックされる。
路である給紙側縦搬送部9及び画像形成された用紙の搬
送経路である排紙側縦搬送部10において用紙が詰まっ
てしまった際(ジャムと称する)は、ジャム用紙の取り
出しのために用紙縦搬送部9、10を図中点線で示すよ
うに開く必要があり、その際も壁面との間隔を確保しな
ければならず、やはり設置占有面積の縮小化に限界を生
じさせるという問題があった。
形成装置の前面以外の他の三面を壁面に対し、当接また
は近接させた状態でも手差し給紙の使用や、ジャム処理
のための用紙縦搬送部(給紙側、排紙側)の開閉が可能
な画像形成装置を提供することを目的とする。
うち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、前面以外の他の三面を壁面等に対して当接または近
接させた状態でも手差し給紙の使用や、ジャム処理のた
めの用紙縦搬送部の開閉が可能な画像形成装置であっ
て、ガラス面上に載置した原稿上の画像を走査して画像
情報として取得するスキャナ部と、上記画像情報を給紙
カセットまたは手差しトレイから給紙されて上記用紙縦
搬送部で搬送される用紙上に転写する画像形成部と、上
記スキャナ部及び上記画像形成部と上下方向に重なり合
う位置に配置され、画像形成後の用紙を受け入れる用紙
排出部とを備えた画像形成装置において、上記スキャナ
部を支える筺体内に上記画像形成部や上記用紙排出部を
収納した筺体を収納し、該画像形成部や上記用紙排出部
を収納した筺体を支持手段により回転可能に支持し、該
支持手段が上記画像形成部や用紙排出部を収納した筺体
を回転させた際に、該画像形成部や用紙排出部を収納し
た筺体の一部が上記スキャナ部を支える筺体の開いてい
る前面側から外側へ出るようにしてなることを特徴とす
る。
や上記用紙排出部を収納した筺体を回転可能に支持する
手段が、上記手差しトレイを使用する手差しモードが指
定されると、上記画像形成部や上記用紙排出部を収納し
た筺体を自動的に回転させ、上記手差しトレイをオペレ
ータが作業するのに最適な位置で停止させることを特徴
とする。
トまたは手差しトレイから給紙、搬送される用紙の詰ま
りを検出する手段を備え、上記画像形成部や上記用紙排
出部を収納した筺体の上記支持手段が、詰まった用紙を
取り出すために開放する部分をオペレータが作業するの
に最適な位置で停止させることを特徴とする。
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。図2は本発明に係る
画像形成装置の一実施形態の内部構造を示す断面図であ
る。本実施形態の装置は、スキャナ部6を支える筺体1
内に、画像形成部3や光書き込み部5、定着部7、給紙
トレイ8等を収納した筺体20があり、スキャナ部6と
筺体20の上部と間が用紙排出部4となっている。また
ジャム用紙の処理は、従来と同様に給紙側縦搬送部9や
排紙側縦搬送部10を開いて処理する。
もので、筺体1の底部1aは中心部が凸状に、筺体20
の底部20aは同じく中心部が凹状に形成して嵌合させ
てあり、両底部10a、20aの間にはコロ軸受21を
配し、筺体20が回転テーブルのように回転できるよう
にしてある。コロ軸受21は筺体1または筺体20に固
定しても、固定しなくてもよい。コロ軸受21にはスラ
ストコロ軸受が適するが、タマ軸受や、コロ軸受とタマ
軸受の複合形のものでも採用できる。
6を取り除いて上方から見た平面図であり、図3は給紙
トレイ8から用紙を供給して画像形成を行う際の筺体1
と画像形成部の筺体20との位置関係を示し、図4は手
差しトレイ2から用紙を供給して画像形成を行う際の筺
体1と画像形成部の筺体20との位置関係を示す。図4
は、さらには、給紙側縦搬送部9または排紙側縦搬送部
10で用紙のジャムが発生した際にジャム処理を行う際
の位置関係でもある。なおこの実施形態においては、筺
体20は手動で回転させる。
実施形態の図3相当の平面図である。本実施形態は、筺
体30の上方からの投影形状を回転中心Cに対して円弧
形状とし、装置の奥行き寸法Aを小さくしたものであ
る。即ち先の実施形態では回転中心Cが筺体20の縦横
とも中心位置にあったものを、本実施形態では筺体30
の一側面側の形状を円弧状とし、その円弧の中心に筺体
30の回転中心Cをずらしたものである。先の実施形態
の装置のように、筺体20の上方からの投影形状が長方
形であると、装置の奥行き寸法が、回転中心Cから長方
形の角までの最大長に回転中心Cから筺体1の前面まで
の距離が奥行き寸法となってしまい、サイズが大きくな
ることを解消している。
実施形態の図2相当の断面図である。本実施形態の装置
は、筺体20を自動的に回転させるための駆動装置40
を備える。即ち、筺体20の底部20aの回転中心にギ
ヤ41を固定し、筺体1側に駆動モータ42を配し、駆
動モータ42の出力軸ギヤ43をギヤ41と噛み合わせ
て筺体20を回転させ得るようにしてある。
場合、オペレータが回転方向を間違えたり、回しすぎて
装置を壊してしまうことを防止でき、オペレータが手差
しトレイ2を使用する際に図示せぬ操作部からオペレー
タが手差しモードを選択、入力すると、駆動装置40に
所定の信号が送られ、駆動モータ42が回転してギヤ4
1、43の噛み合いにより筺体20を所定角度回転さ
せ、図4の位置関係のところで回転を止めるようにす
る。
オペレータがジャムが発生している箇所を確認する必要
があり、しかも回転する方向を決めるのに時間がかかっ
たり、さらには上述のように回転する方向を間違えた
り、回しすぎて装置を壊してしまうことがあり得る。そ
こで、例えば画像形成中に給紙側縦搬送部9または排紙
側縦搬送部10で用紙のジャムが発生した際は、各搬送
部9、10に設けてある図示せぬジャム検知センサにて
これを検知し、駆動装置40にてジャムが発生した箇所
が図4のようにオペレータ側になるように筺体20を回
転させる。その後オペレータがジャム紙を処理するた
め、給紙側縦搬送部9または排紙側縦搬送部10を開
け、ジャム紙を処理した後、縦搬送部9、10を閉じれ
ば、その開閉検知とジャム検知センサにてジャム紙の処
理終了を検知し、駆動装置40を逆回転させ、画像形成
装置を図3の位置(ホームポジション)に戻す。
側縦搬送部10の両方で発生した場合は、例えば、まず
給紙側縦搬送部9がオペレータ側になるように筺体20
を回転させ、オペレータがその部分のジャム処理を終え
た後、排紙側縦搬送部10がオペレータ側になるように
筺体20を再び回転させ、オペレータがその部分のジャ
ム処理を終えた後、図3の位置に戻すようにすればよ
い。もちろん、この回転する順番は逆でもよい。またジ
ャム処理の際にカバーやドア等を開いて処理する箇所が
多数箇所(2ヶ以上)ある場合でも、上記と同様順番に
筺体20を順次所要の状態に回転させ、オペレータが全
ての処理を済ませた後に図3の位置へ戻すようにすれば
よい。
明してきたように、画像形成部を回転可能としたので、
画像形成装置の前面以外の他の三面を壁面に対して当接
または近接させた状態でも、手差し給紙の使用や、ジャ
ム処理のための用紙縦搬送部の開閉が前面側から可能に
なり、装置全体としての小サイズ化が可能となるという
効果がある。
してきたように、画像形成部の支持手段が、手差しトレ
イを使用する手差しモードが指定されると、画像形成部
を自動的に回転させて手差しトレイをオペレータが作業
するのに最適な位置で停止させるようにしたので、上記
共通の効果に加え、オペレータが回転方向を間違えた
り、回しすぎて装置を壊すことを防止できるとともに、
オペレータの作業が簡素化されるという効果がある。
してきたように、用紙の詰まりを検出する手段を備え、
画像形成部の支持手段が、画像形成部を詰まった用紙を
取り出すために開放する部分をオペレータが作業するの
に最適な位置で停止させるようにしたので、上記共通の
効果に加え、オペレータがジャムの発生している箇所の
確認をする必要がなくなるという効果がある。
または近接させて設置可能な従来の画像形成装置の断面
図である。
構造を示す断面図である。
ら見て、給紙トレイから用紙を供給して画像形成を行う
際の筺体と画像形成部の筺体との位置関係を示す平面図
である。
行う際の筺体と画像形成部の筺体との位置関係を示す平
面図である。
図3相当の平面図である。
図2相当の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前面以外の他の三面を壁面等に対して当
接または近接させた状態でも手差し給紙の使用や、ジャ
ム処理のための用紙縦搬送部の開閉が可能な画像形成装
置であって、ガラス面上に載置した原稿上の画像を走査
して画像情報として取得するスキャナ部と、上記画像情
報を給紙カセットまたは手差しトレイから給紙されて上
記用紙縦搬送部で搬送される用紙上に転写する画像形成
部と、上記スキャナ部及び上記画像形成部と上下方向に
重なり合う位置に配置され、画像形成後の用紙を受け入
れる用紙排出部とを備えた画像形成装置において、上記
スキャナ部を支える筺体内に上記画像形成部や上記用紙
排出部を収納した筺体を収納し、該画像形成部や上記用
紙排出部を収納した筺体を支持手段により回転可能に支
持し、該支持手段が上記画像形成部や用紙排出部を収納
した筺体を回転させた際に、該画像形成部や用紙排出部
を収納した筺体の一部が上記スキャナ部を支える筺体の
開いている前面側から外側へ出るようにしてなることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記画像形成部や上記用紙排出部を収納
した筺体を回転可能に支持する手段が、上記手差しトレ
イを使用する手差しモードが指定されると、上記画像形
成部や上記用紙排出部を収納した筺体を自動的に回転さ
せ、上記手差しトレイをオペレータが作業するのに最適
な位置で停止させることを特徴とする請求項1の画像形
成装置。 - 【請求項3】 上記給紙カセットまたは手差しトレイか
ら給紙、搬送される用紙の詰まりを検出する手段を備
え、上記画像形成部や上記用紙排出部を収納した筺体の
上記支持手段が、詰まった用紙を取り出すために開放す
る部分をオペレータが作業するのに最適な位置で停止さ
せることを特徴とする請求項2の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07066797A JP3461683B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07066797A JP3461683B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254208A JPH10254208A (ja) | 1998-09-25 |
JP3461683B2 true JP3461683B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=13438258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07066797A Expired - Fee Related JP3461683B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3461683B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP07066797A patent/JP3461683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10254208A (ja) | 1998-09-25 |
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