JP3460226B2 - テーブルタップ及びその製造方法 - Google Patents

テーブルタップ及びその製造方法

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JP3460226B2 JP2001031538A JP2001031538A JP3460226B2 JP 3460226 B2 JP3460226 B2 JP 3460226B2 JP 2001031538 A JP2001031538 A JP 2001031538A JP 2001031538 A JP2001031538 A JP 2001031538A JP 3460226 B2 JP3460226 B2 JP 3460226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテーブルタップに関
し、特にスイッチ付きのテーブルタップの配線構造およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種のテーブル
タップとしては、例えば実用新案第3049723号公
報等に記載されているものが知られている。これは、上
面に複数のコンセントと複数のスイッチとを有する上カ
バー(一方の半割体)と、下部を覆う下カバー(他方の
半割体)とからなる延長コードにおいて、前記複数のス
イッチの電極端子にそれぞれ、金属板を打ち抜き、折り
曲げて形成した第1電気ピース、第2電気ピース、第3
電気ピース(連結片)を半田付け等によって電気的に接
続したものである。そして、このように構成すること
で、複数箇所の半田付けを効率的に行うために行われて
いる、半田槽を用いた電極の半田付けを電極端子と電気
ピースに対して行うことができ、組立性の向上が達成さ
れている。なお、半田槽とは、半田を熔融状態で貯めて
おく槽であり、この槽内の熔融半田に接合したいもの
(この場合は電極端子と電気ピース)を浸して引き揚げ
ることで半田付けを行うことができるものである。
【0003】ところで、このようなテーブルタップに用
いられるスイッチは、一般的にスイッチの操作部とは反
対側に電極端子が突出している。このため、上記従来例
のように、スイッチとコンセントを上カバーの上面に取
り付ける構造では、スイッチの電極端子及び電気ピース
の端部を上カバーの下方開口から突出させることが可能
であり、この下方に突出した電極端子に対して電気ピー
スを取り付けることになるため、半田槽を用いた半田付
けが行い易いといえる。しかしながら、デザイン性や使
い勝手等を考慮して、スイッチと差込口がそれぞれ筐体
の別の面に位置するような構造にした場合、スイッチの
電極端子が殆ど半割体の開口から突出せず、スイッチ自
体の大きさや半割体内部に形成された凹凸等の要因とも
相まって、実質的にスイッチの電極端子と連結片を半田
槽を用いて半田付けすることができなかった。このた
め、このような構造のテーブルタップでは、電極端子と
連結片とを手作業にて半田付けするしかなく、作業工数
が多くなるためコストアップに繋がってしまっていた。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、スイッチ
と差込口が筐体の別の面に位置するような構造であって
も、半田付けできるテーブルタップを提供することを目
的とする。また半田槽を用いて安価に製造することがで
きる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテーブルタップ
は、一対の半割体からなる筐体と、この筐体の正面に取
り付けられる正面パネルと、この正面パネルに取り付け
られる複数のスイッチと、前記筐体の正面以外の面に設
けられる複数の差込口と、前記各スイッチの複数の電極
端子にそれぞれ電気的に接続される複数の連結片を有す
るテーブルタップにおいて、前記各電極端子の突出方向
に対して交差する方向に突出するように、これらの電極
端子にそれぞれ取付片が取り付けられると共に、これら
の取付片の前記スイッチの側面から突出した突出部位に
対して前記各連結片が接続されたものである。
【0006】従って、前記テーブルタップでは各スイッ
チの背面真後ろではなく、取付片と連結片を各スイッチ
の背面の脇側で半田付けを行なうことができる。
【0007】また、本発明のテーブルタップの製造方法
は、正面パネルにスイッチを取り付け、このスイッチの
複数の電極端子の突出方向に対して交差する方向に前記
スイッチの側面から突出するように、これらの電極端子
にそれぞれ取付片を取り付けた後、半田槽を用いてスイ
ッチの電極端子と取付片とを固着し、前記スイッチを取
り付けた正面パネルを筐体の一方の半割体に取り付け、
前記各取付片と連結片と一方の半割体とを位置合わせし
た後、半田槽を用いて前記各取付片と連結片とを固着
し、他方の半割体を一方の半割体に取り付けるものであ
る。
【0008】従って、テーブルタップの製造方法では取
付片と連結片を半田槽に浸して一度に半田付けを行なう
ことができる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図に基づいて説明する。なお、以下の実施形態にお
いては、後述するスイッチ5が設けられている面を正面
とする。1は筐体である。この筐体1は、第一の半割体
2と第二の半割体3とを組み合わせて構成されていると
共に、その正面側には正面パネル4が取り付けられてい
る。この正面パネル4には、スイッチ取付孔4aが4箇所
形成されており、このスイッチ取付孔4aに対して、それ
ぞれスイッチ5が取り付けられている。また、前記両半
割体2,3には、筐体1の正面側となる面の下部に凹部
6,7が形成されており、この凹部6,7の対向する位
置に、それぞれ切欠部が形成されている。これらの切欠
部は、半割体2,3を組み合わせた際に一つの孔になる
ように構成されていると共に、これらの切欠部によって
形成された孔に主スイッチ8が取り付けられている。ま
た、前記第一の半割体2には、筐体1の背面側となる面
に給電用プラグaの差込口9が形成されている。また、
前記筐体1の側面下部及び背面には、クランプ10を取り
付けるための取付孔11が形成されている。更に、前記筐
体1の背面には、外部のコンセントに接続するための受
電用電源コード12の差込口12aが設けられている。
【0010】前記スイッチ5は、本体部5aと、この本体
部5aの正面側に設けられた操作部5bと、本体部5aの背面
側に設けられた電極端子5c,5d,5eとで構成されてい
る。同様に、前記主スイッチ8は、本体部8aと、この本
体部8aの正面側に設けられた操作部8bと、本体部8aの背
面側に設けられた電極端子8c,8d,8eとで構成されてい
る。そして、前記スイッチ5及び主スイッチ8の電極端
子5c,8cには取付片13が半田付けによって取り付けられ
ている。この取付片13には、基端側に前記電極端子5c,
8cを差し込むため電極端子5c,8cの突出方向に形成した
スリット部13aが形成されていると共に、先端側をクラ
ンク状に折り曲げて接続部13bが形成されている。ま
た、前記スイッチ5及び主スイッチ8の電極端子5d,8d
にも、同様に取付片14が半田付けによって取り付けられ
ている。この取付片14には、基端側に前記電極端子5d,
8dを差し込むためのスリット部14aが形成されていると
共に、先端側に接続部14bが形成されている。更に、前
記スイッチ5の電極端子5eには取付片15が半田付けによ
って取り付けられている。この取付片15には、基端側に
前記電極端子5eを差し込むためのスリット部15aが形成
されていると共に、先端側をクランク状に折り曲げて接
続部15bが形成されている。そして、取付片13は、それ
ぞれ前記電極端子5c,8cの突出方向に対してほぼ直交す
ると共に、前記接続部13bが前記本体部5a,8aの側面5
f,8fから突出して取り付けられている。また取付片14
は、前記電極端子5d,8dの突出方向に対してほぼ直交す
ると共に、前記接続部14bが前記本体部5a,8aの側面5
f,8fから突出して取り付けられている。さらに、取付
片15は、前記電極端子5eの突出方向に対してほぼ直交す
ると共に、前記接続部15bが前記本体部5aの側面5fから
突出して取り付けられている。
【0011】そして、前記スイッチ5の電極端子5cに取
り付けられた接続片13の接続部13b同士及び主スイッチ
8の電極端子8cに取り付けられた接続片13の接続部13b
が、第一の連結片16によって接続されている。この第一
の連結片16は、基板部16aと、この基板部16aの一側に
設けられた刃受部16bと、前記電極端子5c,8c近傍で前
記基板部16aに起立して設けられた立設部16cと、この
立設部16cの先端で前記接続部13bと接触するように設
けられたU字形状の接続部16dとで一体に構成されてお
り、これらの接続部16dと接続部13bが半田付けによっ
て接続されている。また、前記スイッチ5の電極端子5d
に取り付けられた取付片14の接続部14bには、それぞれ
第二の連結片17が接続されている。この第二の連結片17
は、基板部17aと、この基板部17aの一端に設けられた
刃受け部17bと、前記電極端子5d近傍において基板部17
aの他端に起立して設けられた立設部17cと、この立設
部17cの先端で前記接続部14bと接触するように設けら
れたU字形状の接続部17dとで一体に構成されており、
これらの接続部17dと接続部14bが半田付けによって接
続されている。更に、前記スイッチ5の電極端子5eに取
り付けられた接続片15の接続部15b同士及び主スイッチ
8の電極端子8dに取り付けられた接続片14の接続部14b
が、第三の連結片18によって接続されている。この第三
の連結片18は、基板部18aと、前記電極端子5e,8d近傍
で前記基板部18aに起立して設けられた立設部18bと、
この立設部18bの先端で前記接続部15b,14bと接触す
るように設けられたU字形状の接続部18cとで一体に構
成されており、これらの接続部18cと接続部15b,14b
が半田付けによって接続されている。そして、前記主ス
イッチ8の電極端子8cに取り付けられた接続片13の接続
部13bには、前記電源コード12の図示しない一端が半田
付けされていると共に、電極端子8eには、電源コード12
の図示しない他端が半田付けされている。このように接
続することによって、前記各スイッチ5の電極端子5c同
士と主スイッチ8の電極端子8cと一方の刃受部16bが電
源コード12と電気的に接続され、前記各スイッチ5の電
極端子5dと他方の刃受部17bが電気的に接続され、更に
前記各スイッチ5の電極端子5e同士と主スイッチ8の電
極端子8dが電気的に接続される。なお、前記第一の連結
片16の刃受部16b及び第二の連結片17の刃受部17bは、
それぞれ第一の半割体2に形成された刃受枠19,20に配
置されている。また、21はバリスタである。
【0012】尚、電気回路図において、22は各スイッチ
5に内蔵したネオンランプであり、このネオンランプは
通光性の操作部5bを通して通電時には光を視認できるよ
うになっている。
【0013】次に前記構成についてその製造方法を説明
する。 図3に示すように正面パネル4のスイッチ取付
孔4aにスイッチ5を取り付ける。次に 図4に示すよう
にスイッチ5の電極端子5c,5d,5eに取付片13,14,15
を取り付ける。電極端子5cへの取付片13の取り付けは、
スリット部13aに電極端子5cを挿入することで、これら
電極端子5に取付片13が取り付けられる。同様にスリ
ット部14a,15aに電極端子5d,5eを挿入する。次に電
極端子5c,5d,5eに取付片13,14,15を半田付けする。
これは 図9、図10、図11に示すように電極端子5c,5
d,5eを斜め下向きにして溶融した半田23の槽24に浸し
て電極端子5c,5d,5eに取付片13,14,15を半田付けす
る。この際半田23にスリット部13a,14a,15aが浸る
ようにすると共に、半田23に接続部13b,14b,15bは
浸ることがないようにする。次に図5に示すように第三
の連結片18を取り付ける。この第三の連結片18の取り付
けは、基板部18aを取付片13,14,15の接続部13b,14b,
15bと反対側、すなわち本体部5aの前記側面5fと反対側
に位置して立設部18bを電極端子5e、取付片15に沿わせ
るように配置すると共に、その先端に設けた接続部18c
を取付片15の接続部15bに嵌合するようにして接続す
る。この状態ではU字形状の接続部18cは取付片15の接
続部15bに嵌合しているので、第三の連結片18はスイッ
チ5に対して取り付けられている。次に 図6に示すよ
うに正面パネル4の片側に第一の半割体2を取り付け
る。さらに、図7に示すように第1の半割体2の凹部6
に主スイッチ8を取り付ける。この際、主スイッチ8の
電極端子8c,8dには取付片13,14を予め半田付けしてい
る。そして、主スイッチ8を第1の半割体2に取り付け
ると、主スイッチ8の電極端子8dに取り付けられた接続
片14の接続部14bが第3の連結片18の接続部18cに嵌合
する。次に図8に示すように第一の連結片16と第二の連
結片17を順次取り付ける。第一の連結片16は基板部16a
を第一の半割体2に沿わせるように配置し、刃受部16b
を刃受枠19に挿入すると共に、立設部16cをスイッチ5
と主スイッチ8のそれぞれの接続部13bに沿わせるよう
に配置し、そして接続部13bに接続部16dを嵌合する。
さらに第二の連結片17は刃受部17bを刃受枠20に挿入す
ると共に、立設部17cをスイッチ5それぞれの接続部14
bに沿わせるように配置し、そして接続部14bに接続部
17dを嵌合する。更に、いずれかのスイッチ5の接続部
15bと、このスイッチ5に隣接した他のスイッチ5の接
続部13bの間にバリスタ21を配する。
【0014】次に接続部13bと接続部16d、接続部14b
と接続部17d及び接続部15bと接続部18cを半田付けす
る。この半田付けは、図10に示すように接続部13b,14
b,15bの先端を下向きとして、半田23の槽24に浸して
接続部13b,14b,15bに接続部16d,17d,18cを半
田付けする。すなわち正面パネル4、第一の半割体2、
スイッチ5及び主スイッチ8、連結片16,17,18、バリ
スタ21を組み込んだ状態で、前記側面5f,8fを水平状態
に配置して接続部16d,17d,18cを嵌合した接続部13
b,14b,15bを半田23の槽24に浸すものである。
【0015】このようにして、半田付けを行った後に主
スイッチ8の電極端子8dの取付片14、電極端子8eにそれ
ぞれ電源コード12が半田コテ等の手作業で接続されるも
のである。この後第二の半割体3を組み合わせて組み立
てを完了するものである。
【0016】以上のように、前記実施例では一対の半割
体2,3からなる筐体1と、この筐体1の正面に取り付
けられる正面パネル4と、この正面パネル4に取り付け
られる複数のスイッチ5と、前記筐体1の背面に設けら
れる複数の差込口9と、前記各スイッチ5の電極端子5
c,5d,5eに電気的に接続される連結片16,17,18を有
するテーブルタップにおいて、前記電極端子5c,5d,5e
の突出方向に対して交差する方向に突出するように、電
極端子5c,5d,5eに取付片13,14,15が取り付けられる
と共に、この取付片13,14,15の突出部位たる接続部13
b,14b,15bに対して前記連結片16,17,18が接続さ
れたことによって、取付片13,14,15の突出方向、すな
わち接続部13b,14b,15b側を下向きとして、すなわ
ちスイッチ5の背面の真後ろ側ではなく、スイッチ5の
背面の脇側で接続部13b,14b,15bとこれらに接続し
た連結片16,17,18の接続部16b,17b,18bを半田槽24
に浸して半田付けを簡単に行なうことができる。従っ
て、筐体1の背面に複数の差込口9が設けられたテーブ
ルタップであっても、簡単に半田付けを行なうことがで
きる。
【0017】また、正面パネル4にスイッチ5を取り付
け、このスイッチ5の電極端子5c,5d,5eの突出方向に
対して交差する方向に突出するように、電極端子5c,5
d,5eに取付片13,14,15を取り付けた後、半田槽24を
用いてスイッチ5の電極端子5c,5d,5eと取付片13,1
4,15とを固着し、前記スイッチ5を取り付けた正面パ
ネル4を筐体1の一方の半割体2に取り付けた後、半田
槽24を用いて取付片13,14,15と連結片16,17,18とを
固着し、他方の半割体3を一方の半割体2に取り付ける
ことにより、取付片13,14,15の突出方向を下向きとし
て、接続部13b,14b,15bとこれらに接続した連結片1
6,17,18を半田槽24に浸して一度に複数箇所の半田付け
を簡単に行なうことができる。
【0018】さらに図9に示すように電極端子5c,5d,
5eとスリット部13a,14a,15aを電極端子5c,5d,5e
の突出方向に形成した取付片13,14,15の半田付けにお
いては、スリット部13a,14a,15aに電極端子5c,5
d,5eを差し込んで固定した後に、接続部13b,14b,1
5bが半田23に浸らないように電極端子5c,5d,5eを斜
め下向きとしてスリット部13a,14a,15a側を半田23
に浸すことにより、電極端子5c,5d,5eと取付片13,1
4,15との半田付けも簡単に行なうことができる。ま
た、スリット部13a,14a,15aに電極端子5c,5d,5e
を差し込んで固定できるので半田付けを簡単に行なうこ
とができる。
【0019】しかも、連結片16,17,18の接続部16d,
17d,18cはU字形状となって接続部13b,14b,15b
に嵌合するものであるので、接続部16d,17d,18cを
接続部13b,14b,15bに固定した状態で半田付けを簡
単に行なうことができる。
【0020】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形
実施が可能である。例えば、上記実施例においては、前
記各接続片は各電極端子に対してほぼ直交して取り付け
られているが、要は各取付片の接続部がスイッチの側面
から突出していればよく、従って、各取付片が各電極端
子に対して90度以外の角度で交差するようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】本発明のテーブルタップは、一対の半割
体からなる筐体と、この筐体の正面に取り付けられる正
面パネルと、この正面パネルに取り付けられる複数のス
イッチと、前記筐体の正面以外の面に設けられる複数の
差込口と、前記各スイッチの複数の電極端子にそれぞれ
電気的に接続される複数の連結片を有するテーブルタッ
プにおいて、前記各電極端子の突出方向に対して交差す
る方向に突出するように、これらの電極端子にそれぞれ
取付片が取り付けられると共に、これらの取付片の前記
スイッチの側面から突出した突出部位に対して前記各連
結片が接続されたものであり、スイッチと差込口が筐体
の別の面に位置するような構造であっても電極端子の突
出方向に対して交差する方向に突出するように、電極端
子に取付片が取り付けられているので、デザインやスイ
ッチの使い勝手を重視してスイッチと差込口をそれぞれ
筐体の別の面に設けたとしても、電極端子の突出方向に
対して交差する方向に突出するように、電極端子に取付
片を取り付けしたので、取付片と連結片の接続位置を半
田槽を用いて半田付けし易い任意の位置に設定して、電
極端子と連結片を簡単に半田付けすることができ、よっ
て安価に構成することができる。
【0022】また、本発明のテーブルタップの製造方法
は、正面パネルにスイッチを取り付け、このスイッチの
複数の電極端子の突出方向に対して交差する方向に前記
スイッチの側面から突出するように、これらの電極端子
にそれぞれ取付片を取り付けた後、半田槽を用いてスイ
ッチの電極端子と取付片とを固着し、前記スイッチを取
り付けた正面パネルを筐体の一方の半割体に取り付け、
前記各取付片と連結片と一方の半割体とを位置合わせし
た後、半田槽を用いて前記各取付片と連結片とを固着
し、他方の半割体を一方の半割体に取り付けるので、デ
ザインやスイッチの使い勝手を重視してスイッチと差込
口をそれぞれ筐体の別の面に設けたとしても、半田槽を
用いて複数の電極端子と連結片を一度に半田付けするこ
とができ、よって安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体の斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態を示す背面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す第1工程の断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態を示す第2工程の断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態を示す第3工程の断面図で
ある。
【図6】本発明の一実施形態を示す第4工程の断面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態を示す第5工程の断面図で
ある。
【図8】本発明の一実施形態を示す第6工程の断面図で
ある。
【図9】本発明の一実施形態を示す電極端子に取付片を
半田付けする工程の説明図である。
【図10】本発明の一実施形態を示すスイッチにおける
第7工程の説明図である。
【図11】本発明の一実施形態を示す主スイッチにおけ
る第7工程の説明図である。
【図12】本発明の一実施形態を示す第1の連結片の右
側面図である。
【図13】本発明の一実施形態を示す第1の連結片の底
面図である。
【図14】本発明の一実施形態を示す第1の連結片の背
面図である。
【図15】本発明の一実施形態を示す第2の連結片の底
面図である。
【図16】本発明の一実施形態を示す第2の連結片の右
側面図である。
【図17】本発明の一実施形態を示す第3の連結片の右
側面図である。
【図18】本発明の一実施形態を示す第3の連結片の平
面図である。
【図19】本発明の一実施形態を示す第3の連結片の背
面図である。
【図20】本発明の一実施形態を示す電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2,3 半割体 4 正面パネル 5 スイッチ 5c,5d,5e 電極端子5f,8f 側面 9 差込口 13,14,15 取付片 13a,14b,15b 接続部 16,17,18 連結片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−8032(JP,A) 特開 平8−138776(JP,A) 登録実用新案3070252(JP,U) 登録実用新案3050425(JP,U) 登録実用新案3076198(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/70 H01R 25/00 H01R 43/00 H01R 43/02 H01R 4/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の半割体からなる筐体と、この筐体
    の正面に取り付けられる正面パネルと、この正面パネル
    に取り付けられる複数のスイッチと、前記筐体の正面以
    外の面に設けられる複数の差込口と、前記各スイッチの
    複数の電極端子にそれぞれ電気的に接続される複数の連
    結片を有するテーブルタップにおいて、前記各電極端子
    の突出方向に対して交差する方向に突出するように、こ
    れらの電極端子にそれぞれ取付片が取り付けられると共
    に、これら取付片の前記スイッチの側面から突出した
    出部位に対して前記各連結片が接続されたことを特徴と
    するテーブルタップ。
  2. 【請求項2】 正面パネルにスイッチを取り付け、この
    スイッチの複数の電極端子の突出方向に対して交差する
    方向に前記スイッチの側面から突出するように、これら
    の電極端子にそれぞれ取付片を取り付けた後、半田槽を
    用いてスイッチの電極端子と取付片とを固着し、前記ス
    イッチを取り付けた正面パネルを筐体の一方の半割体に
    取り付け、前記各取付片と連結片と一方の半割体とを位
    置合わせした後、半田槽を用いて前記各取付片と連結片
    とを固着し、他方の半割体を一方の半割体に取り付ける
    ことを特徴とするテーブルタップの製造方法。
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JP3076198U (ja) 2000-09-07 2001-03-30 鄭 啓文 多孔式電気ソケット

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