JPH0644062U - プリント基板間の接続構造 - Google Patents

プリント基板間の接続構造

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JPH0644062U
JPH0644062U JP7957892U JP7957892U JPH0644062U JP H0644062 U JPH0644062 U JP H0644062U JP 7957892 U JP7957892 U JP 7957892U JP 7957892 U JP7957892 U JP 7957892U JP H0644062 U JPH0644062 U JP H0644062U
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JP7957892U
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Inventor
哲夫 武山
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、プリント基板とプリント基板とを
コネクタを介して電気的接続を図る接続構造に関し、オ
スコンタクトの手作業による半田付けを省き、更にプリ
ント基板どうしの間隔保持のためのスペーサを省くこと
によって、ライン工程上の作業能率の良いプリント基板
間の接続構造を提供することを目的とする。 【構成】 メスコンタクト2を具備したソケットハウジ
ング1をプリント基板20の所定位置に固着するととも
に、オスコンタクト4を挿入させるための貫通孔23を
前記プリント基板20に穿設し、当該プリント基板20
をその反部品面を互いに対向させて配置し、この対向さ
せた両プリント基板20,20の前記貫通孔23にオス
型プラグ3の絶縁ハウジングから両側に突設されたオス
コンタクト4を挿入して前記ソケットハウジングの各々
メスコンタクト2に係合させ、前記両プリント基板2
0,20のメスコンタクト2の導通を図る接続構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板とプリント基板とをコネクタを介して電気的接続を図 る、いわゆるボードトゥボードコネクタの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば移動電話等においては、各種の電子部品をプリント基板に多数で 高密度に配設し、薄型のケースに前記プリント基板をコンパクトに詰め込み、極 力軽量化と高性能化を図っている。 それにはプリント基板間の配線も極力省略しなければならず、また、プリント 基板どうしが非常に近接してケースに配置されるので、プリント基板どうしを直 接コネクタを介して電気的に接続するボードトゥボードコネクタが知られている 。 即ち、図5乃至図6に示すような方法が採られており、これを説明すると、図 5に示す場合では、プリント基板20の部品面にメスコンタクト21を具備した ソケットハウジング22を配置する。そして、このメスコンタクト21の下に、 オスコンタクトピンをパターン面から部品面へと貫通させる孔23を穿設してお く。 次に、他のプリント基板24にオスコンタクト25を部品面に配置し、その近 傍に貫通孔26を穿設し、前記オスコンタクト25のコンタクトピン27をU字 状に曲げて先端部を前記貫通孔26に貫通させてパターン面側に突出させる。 そして、前記プリント基板20のパターン面と前記プリント基板24のパター ン面を対向させて配置し、前記オスコンタクト25のコンタクトピン27をプリ ント基板20の孔23から挿入させ、オスコンタクト25とメスコンタクト21 を電気的に導通させるものである。
【0003】 図6に示す場合には、一方のプリント基板20のメスコンタクト21は図5で 示した場合と同様に構成し、プリント基板28の部品面には、コンタクトピン2 9aを突出させたオスコンタクト29を表面実装で半田付けして配置する。 そして、プリント基板20のパターン面とプリント基板28の部品面とを対向 させ、前記オスコンタクト29のコンタクトピン29aを孔23に挿入させて、 メスコンタクト21とオスコンタクト29を電気的に導通させるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示した方法においては、オスコンタクト25のコンタク トピン27をパターン面側に突出させるので、他の電子部品と同時にライン上で 半田付け作業ができなくなる。 よって、プリント基板の製造ラインで半田槽に流した後に、手作業でオスコン タクト25を取付孔に差し込んで半田付けをしなければならず手間の掛かる作業 となっている。 しかもパターン面どうしを対向させるので、近接配置によるショートを防止す るためにプリント基板20,24間にスペーサ30の介在を必要として、プリン ト基板の組立に手間が掛かるとともに部品のコストアップともなっていた。 図6に示す場合にも、オスコンタクト29を手作業による半田付けとなり、ラ イン工程において手作業の工程を入れなければならず、作業能率が悪くなるとい う欠点があった。
【0005】 本考案は、プリント基板どうしを電気的に導通させる場合に、プリント基板に 配置するオスコンタクトの手作業による半田付けを省き、更にプリント基板どう しの間隔保持のためのスペーサを省くことによって、ライン工程上の作業能率の 良いプリント基板間の接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記課題を解決し上記目的を達成するための要旨は、メスコンタクト を具備したソケットハウジングをプリント基板の所定位置に固着するとともに、 前記メスコンタクトへ部品面の反対側からオスコンタクトを挿入させるための貫 通孔を前記プリント基板に穿設し、当該プリント基板をその反部品面を互いに対 向させて配置し、この対向させた両プリント基板の前記貫通孔にオス型プラグの 絶縁ハウジングから両側に突設されたオスコンタクトを挿入して前記ソケットハ ウジングの各々メスコンタクトに係合させ、前記両プリント基板のメスコンタク トの導通を図ることに存する。
【0007】
【作用】
本考案に係るプリント基板間の接続構造によれば、メスコンタクトを具備した ソケットハウジングをプリント基板に、手半田によることなく自動実装すること ができるので、プリント基板の製造ラインの自動化が可能となる。 また、電気的に接続を図る両プリント基板の間にオス型プラグを介在させるの で、該オス型プラグの絶縁ハウジングが前記両プリント基板の間隔を保持するス ペーサの代わりとなるので、従来のボードトゥボードの接続で使用していたスペ ーサが不要となる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。 図1は、本考案のプリント基板間の接続構造を示す説明図であり、図2はオス 型プラグの平面図と正面図であり、図3はメスコンタクトを具備したソケットハ ウジングの各視図である。そして、図4は組立手順を示す説明図である。図にお いて、符号1はソケットハウジング、2はメスコンタクト、3はオス型プラグ、 4はオスコンタクト、5はオス型プラグの絶縁ハウジング、6は絶縁ハウジング の突起、7はフラックスカバーを各々示している。なお、従来例に対応する部分 には同符号を付けてある。
【0009】 本考案に係るプリント基板間の接続構造は、メスコンタクト2を具備したソケ ットハウジング1をプリント基板20の所定位置に固着するとともに、前記メス コンタクト2へ部品面の反対側からオスコンタクトを挿入させるための貫通孔2 3を前記プリント基板20に穿設し、当該プリント基板20をその反部品面を互 いに対向させて配置し、この対向させた両プリント基板20,20の貫通孔23 ,23にオス型プラグ3の絶縁ハウジング5から両側に突設されたオスコンタク ト4を挿入し各メスコンタクト2,2に係合させ、前記両プリント基板20,2 0のメスコンタクト2,2の導通を図るものである。
【0010】 前記オス型プラグ3は、図2に示すように、本体となる絶縁ハウジング5の両 側からオスコンタクト4が突設され、更にプリント基板の間の間隔を保持する突 起6が設けられている。
【0011】 前記ソケットハウジング1は、図3に示すように、ハウジング本体の上下方向 に貫通させた一対の取付孔を長手方向に並設し、前記各取付孔にメスコンタクト 2を挿入して固定し、メスコンタクト2の回路パターンと接続を図る端子2aを ハウジング本体の周壁から突出させてある。 また、ソケットハウジング1の実装用に半田付けされるフレーム8が側壁から 突出させて設けられ、ソケットハウジング1の取付の位置決めのために位置決め 突起9が突設されている。
【0012】 そして、ソケットハウジング1には、図3(ニ)に示すような所定幅のコ字型 のフラックスカバー7が設けられて、該ソケットハウジング1の長手方向の両端 部側に穿孔された貫通孔に前記フラックスカバー7の立設部7aが下側から差し 込まれ、該フラックスカバー7の底部がソケットハウジング1のメスコンタクト 2用の取付孔の下開口部を全面覆うようにして嵌装されている。 このフラックスカバー7は、プリント基板20にソケットハウジング1を半田 付けして実装するときに、フラックスが前記ソケットハウジング1の取付孔に浸 入しないようにするものであり、ソケットハウジング1が実装された後は撤去さ れるものである。
【0013】 本考案のプリント基板間の接続構造の組立順序を図4を参照して説明すると、 まずプリント基板20の貫通孔23に対して位置合わせしてソケットハウジング 1を端子2a及びフレーム8を半田付けして実装する。この場合、ソケットハウ ジング1を回路パターン上に載置して半田ペーストを溶かして固定する表面実装 型(SMT)で図4(イ)に示したが、これでなくとも通常の片面プリント基板 にソケットハウジング1を実装したものでもよい。
【0014】 次に、図4(ロ)に示すように、前記ソケットハウジング1をプリント基板2 0に実装した後、フラックスカバー7の両立設部7aを下方向に押し込んで、プ リント基板20の貫通孔23から下に抜き去る。 このようにソケットハウジング1を実装したプリント基板20を、図4(ハ) に示すように機器9の取付部にネジで固定する。
【0015】 そして、図4(ニ)に示すように、前記機器9に固定されたプリント基板20 の貫通孔23へ、オス型プラグ3の片側のオスコンタクト4を差し込んでソケッ トハウジング1のメスコンタクト2に係合させる。
【0016】 次に、ソケットハウジング1を実装した他のプリント基板20を搬入して、図 4(ホ)に示すように、機器9に固定された前記プリント基板20と他のプリン ト基板20の各々反部品面を対向させて配置し、前記オス型プラグ3の他側のオ スコンタクト4を前記他のプリント基板20の貫通孔23から挿入させてメスコ ンタクト2に係合させるように2段重ねにする。 これによって、ソケットハウジング1を実装したプリント基板20,20が前 記オス型プラグ3を介して電気的に接続される。また、前記オス型プラグ3の絶 縁ハウジングに設けた突起6により前記プリント基板20,20の間隔も一定に 保持される。
【0017】 このようにして、プリント基板20の自動化が可能になり、高価な両面基板を 使用せずに、プリント基板の反部品面側を対向配置にしてオス型プラグを介在さ せた、いわゆるボトムトゥボトムコネクタ構造により機器9内に高密度なプリン ト基板の実装が達成されるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るプリント基板間の接続構造は、メスコンタ クトを具備したソケットハウジングをプリント基板の所定位置に固着するととも に、前記メスコンタクトへ部品面の反対側からオスコンタクトを挿入させるため の貫通孔を前記プリント基板に穿設し、当該プリント基板をその反部品面を互い に対向させて配置し、この対向させた両プリント基板の前記貫通孔にオス型プラ グの絶縁ハウジングから両側に突設されたオスコンタクトを挿入して前記ソケッ トハウジングの各々メスコンタクトに係合させ、前記両プリント基板のメスコン タクトの導通を図るようにしたものなので、プリント基板の自動実装が可能とな って従来のように後工程でオスコンタクト等を手作業にて半田付けするという手 間がなくなり、プリント基板の製造ラインの効率化の向上となる。 また、2段重ねにするプリント基板間に間隔保持用のスペーサを介在させる必 要がないので、プリント基板の取付や組立に手間がかからず作業能率の向上とな り、コストの低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリント基板間の接続構造を示す説明
図である。
【図2】オス型プラグの平面図(イ)と正面図(ロ)で
ある。
【図3】ソケットハウジングの平面図(イ)、一部を破
断して示す正面図(ロ)、同じく一部を破断して示す側
面図(ハ)、フラックスカバーの斜視図(ニ)である。
【図4】本考案に係るプリント基板の接続構造を示す組
立順序の説明図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、
(ホ)である。
【図5】従来例に係る接続構造を示す説明図である。
【図6】同じく他の従来例に係る接続構造を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 ソケットハウジング、2 メスコンタクト、3 オ
ス型プラグ、4 オスコンタクト、5 オス型プラグの
絶縁ハウジング、6 絶縁ハウジングの突起、7 フラ
ックスカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メスコンタクトを具備したソケットハウ
    ジングをプリント基板の所定位置に固着するとともに、
    前記メスコンタクトへ部品面の反対側からオスコンタク
    トを挿入させるための貫通孔を前記プリント基板に穿設
    し、当該プリント基板をその反部品面を互いに対向させ
    て配置し、この対向させた両プリント基板の前記貫通孔
    にオス型プラグの絶縁ハウジングから両側に突設された
    オスコンタクトを挿入して前記ソケットハウジングの各
    々メスコンタクトに係合させ、前記両プリント基板のメ
    スコンタクトの導通を図ることを特徴としてなるプリン
    ト基板間の接続構造。
JP7957892U 1992-11-18 1992-11-18 プリント基板間の接続構造 Pending JPH0644062U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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