JP3460011B2 - 流量制御方法および装置 - Google Patents

流量制御方法および装置

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JP3460011B2
JP3460011B2 JP15352096A JP15352096A JP3460011B2 JP 3460011 B2 JP3460011 B2 JP 3460011B2 JP 15352096 A JP15352096 A JP 15352096A JP 15352096 A JP15352096 A JP 15352096A JP 3460011 B2 JP3460011 B2 JP 3460011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量制御方法およ
び装置に係り、特に、流体流路中を流れる流体、例えば
液化天然ガスを指定の方向に流す制御に好適な流量制御
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液化天然ガス(LNG)から都市ガスを
生成するプラントにおいては、複数のタンク内に液化天
然ガスを貯留し、各タンクの出口側にポンプと気化器
(熱交換器)、付臭ポンプを配置し、液化天然ガスを常
温の都市ガスに変換している。各タンクの出口側にはタ
ンク間を繋ぐ配管が接続されており、一方のタンクから
他方のタンクへポンプの作動によって液化天然ガスを
送している。配管内を移動する流体の流量を制御するに
際しては、例えば、特公昭59−30282号公報に記
載されているように、配管中に制御弁を設けるととも
に、流量計測センサを設け、流量計測センサの検出値に
従って制御弁の開度を制御するワンループコントローラ
を設けたものが知られている。
【0003】上記従来技術においては、配管内を流れる
流体の一方の方向を正方向としたときに、正方向に対す
る目標流量値が設定されると、流量計測センサの計測値
と正方向流量目標値との偏差を零に抑制するように制御
弁を制御するフィードバック制御が採用されている。す
なわち、正方向流量目標値に対して正方向流量の計測値
が小さいときには、両者の偏差を補うために、制御出力
を増大して制御弁を開く方向に駆動し、流量を増大させ
て、計測値が目標値に到達するように制御する。また、
配管内の流体を逆方向に流すときには、逆方向の流量を
計測する流量計測センサの計測値と逆方向流量目標値と
の偏差を零に抑制するためにフィードバ ック制御してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、流体の流れる方向を指定するときに、操作員が切替
スイッチを切替えなければならず、操作が煩雑である。
しかもタンク間を結ぶ配管が長く、配管内の流体の圧力
差によっては配管内の流体が指定の方向とは異なる方向
に流れることに配慮されていない。すなわち、配管内の
流体を、例えば、正方向に流すときに、正方向流量目標
値に対して正方向流量の計測値が小さいときには、両者
の偏差を補うために、制御出力を増大して制御弁を開く
方向に駆動し、流量を増大させて、計測値が目標値に到
達するように制御する。
【0005】しかし、このような制御が実行されてると
きに、配管内の流体の圧力差によって流体が逆方向に流
れたときには、正方向の流量目標値に対して、正方向の
流量計測センサの計測値は順次小さい値を示し、計測値
と目標値との偏差が拡大する。このような場合でも正方
向に対する制御を継続すると、流体が逆方向に流れてい
るにも関わらず、制御弁が開方向に駆動され、流体が指
定の方向とは異なる方向に流れ、制御弁の逆動作が拡大
されるのを抑制できない。
【0006】本発明の目的は、流体流路内の流体が指定
の方向とは異なる方向に流れるのを抑制できる流量制御
方法および装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、流体流路中を流れる流体の流量目標値と
して流体を指定の方向へ流すための基準目標値と流体が
指定の方向とは異なる方向に流れるのを制限するための
制限目標値を設定し、各目標値が設定された後流体流路
中を流れる流体の流量を基準目標値に従って制御し、流
体流路中を流れる流体の方向が指定の方向とは異なるこ
とを条件に、流体流路中を流れる流体の流量を制限目標
値に従って制御する流量制御方法において、基準目標値
は、指令の方向を正方向としたときには零よりも大きい
正の値に設定され、指定の方向を 逆方向としたときには
零よりも小さい負の値に設定され、各基準目標値に対す
る制限目標値は零に設定されている流量制御方法を提案
する。
【0008】本発明は、また、流体流路中を流れる流体
の流量を制御信号に従って制御する流量制御手段と、流
体流路中を流れる流体の流量目標値として流体を指定の
方向へ流すための基準目標値と流体が指定の方向とは異
なる方向に流れるのを制限するための制限目標値を設定
する流量目標値設定手段と、流体流路中を流れる流体の
流量を検出する流量検出手段と、流量検出手段の検出値
を基に流体流路中を流れる流体の流量のうち指定の方向
の流量と指定の方向とは異なる方向の流量との偏差を検
出する正逆流量偏差検出手段と、流量検出手段の検出に
よる流量と流量目標値設定手段の設定による基準目標値
との偏差を零に抑制するための主制御信号を生成する主
制御信号生成手段と、流量検出手段の検出による流量と
流量目標値設定手段の設定による制限目標値との偏差を
零に抑制するための補助制御信号を生成する補助制御信
号生成手段と、正逆流量偏差検出手段の検出値が流量目
標値設定手段により基準目標値が設定された指定の方向
の流量を示すときには主制御信号生成手段の生成による
主制御信号を選択し、正逆流量偏差検出手段の検出値が
指定の方向とは異なる方向の流量を示すときには補助制
御信号生成手段の生成による補助制御信号を選択し、選
択した制御信号を流量制御手段へ出力する制御信号選択
手段とを備えた流量制御装置を提案する。
【0009】本発明は、さらに、流体の流れる方向を検
出するようにしたものとして、流体流路中を流れる流体
の流量を制御信号に従って制御する流量制御手段と、流
体流路中を流れる流体の流量目標値として流体を指定の
方向へ流すための基準目標値と流体が指定の方向とは異
なる方向に流れるのを制限するための制限目標値を設定
する流量目標値設定手段と、流体流路中を流れる流体の
方向が指定の方向とは異なることを検出する方向検出手
段と、流体流路中を流れる流体の流量を検出する流量検
出手段と、流量検出手段の検出による流量と流量目標値
設定手段の設定による基準目標値との偏差を零に抑制す
るための主制御信号を生成する主制御信号生成手段と、
流量目標値設定手段の設定による制限目標値に対応した
補助制御信号を生成する補助制御信号生成手段と、正逆
流量偏差検出手段の検出値が流量目標値設定手段により
基準目標値が設定された指定の方向の流量を示すときに
主制御信号生成手段の生成による主制御信号を選択
し、方向検出手段により流体の流れる方向が指定の方向
とは異なると検出されたときには補助制御信号生成手段
の生成による補助制御信号を選択し、選択した制御信号
を流量制御手段へ出力する制御信号選択手段とを備えた
流量制御装置を提案する。
【0010】前記各流量制御装置を構成するに際して
は、以下の要素を付加できる。(1)基準目標値は零よ
りも大きい値に設定され、制限目標値は基準目標値より
も小さい値に設定されている。(2)基準目標値は、指
令の方向を正方向としたときには零よりも大きい正の値
に設定され、指定の方向を逆方向としたときには零より
も小さい負の値に設定され、各基準目標値に対する制限
目標値は零に設定されている。(3)流量目標値設定手
段の設定による指定の方向と方向検出手段の検出結果を
表示する表示手段を備えている。
【0011】前記手段によれば、基準目標値と制御目標
値が設定されたあと、まず基準目標値に従って流体流路
中の流体の流量を制御し、流体流路を流れる流体の方向
が指定の方向とは異なることを条件に制限目標値に従っ
て流体の流量を制御しているため、流体流路中の流体の
流量が指定の方向とは異なる方向に流れるのを抑制でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施の形態を示す流量
制御装置のブロック構成図である。図1において、流量
制御装置は、流量表示設定器10、正逆流量制御器1
2、正方向用目標値変換設定器14、逆方向用目標値変
換設定器16、正方向流量制御器18、逆方向流量制御
器20、出力切替判定器22、制御出力切替器24、制
御弁26、正方向流量計測器28、逆方向流量計測器3
0を備えて構成されており、配管32の管路の途中に制
御弁26、正方向流量計測器28、逆方向流量計測器3
0が配置されている。配管32は、流体として、例え
ば、液化天然ガス(LNG)を貯留するタンクとタンク
とを結ぶ流体流路として構成されており、配管32内を
流れる流体の方向は矢印X方向が正方向に、矢印Y方向
が逆方向(正方向とは異なる方向)に設定されている。
【0014】流量表示設定器10は、配管32を流れる
流体の流量目標値として、流体を指定の方向へ流すため
の基準目標値と流体を指定の方向とは異なる方向に流れ
るのを制限するための制限目標値を設定する流量目標値
設定手段として構成されているとともに、各種計測結果
などを表示する表示手段を構成するようになっている。
基準目標値と制限目標値は正方向または逆方向について
それぞれオペレータによって設定されるようになってい
る。例えば、配管32の流体を正方向に流すときには、
基準目標値としてより大きい正の値が設定され、制限
目標値としてが設定される。また配管32の流体を逆
方向に流すときには基準目標値としてより小さい負の
値が設定され、制限目標値としてが設定される。流量
表示設定器10は信号線100を介して正逆流量制御器
12に接続されており、正逆流量制御器12は信号線1
02を介して正方向用目標値変換設定器14に接続され
ているとともに、信号線104を介して負方向用目標値
変換設定器16に接続されている。
【0015】各目標値変換設定器14、16は、図2お
よび図3に示すように、流量表示設定器10によって設
定された基準目標値と制限目標値を指定の値に変換する
ようになっている。例えば、配管32の流体を正方向に
流すために、基準目標値としてより大きい正の値が設
定され、制限目標値としてが設定されると、正方向用
目標値変換設定器14は、正方向の基準目標値に対応し
た正方向流量目標値として、基準目標値を特性X1(α
より大きい正の値を示す特性)の値に変換し、逆方向選
択時の制限目標値に対応した逆方向流量目標値として、
制限目標値を特性X2の値(正逆流量目標値が0%)に
変換するようになっている。一方、配管32の流体を逆
方向に流すために、基準目標値としてより小さい負の
値が設定され、制限目標値としてが設定されると、逆
方向用目標値変換設定器16は、逆方向の基準目標値に
対応した逆方向流量目標値として、基準目標値を特性Y
1(−αより小さい負の値を示す特性)の値に絶対値で
変換し、正方向選択時の制限目標値を特性Y2(正逆流
量目標値が0%)の値に変換するようになっている。な
お、図2において、横軸方向は、正逆流量目標値であ
り、縦軸方向は正方向流量目標値を示す。そして、便宜
上、正逆流量目標値を−100%から+100%で示し
ている。同様に図3において、横軸方向は、正逆流量目
標値であり、縦軸方向は逆方向流量目標値を示してい
る。また、正方向用目標値変換設定器14は信号線10
6を介して正方向流量制御器18に接続され、逆方向用
目標値変換設定器16は信号線108を介して逆方向流
量制御器20に接続されている。
【0016】正方向流量制御器18は信号線122を介
して正方向流量計測器28に接続されており、逆方向流
量制御器20は信号線126を介して逆方向流量計測器
30に接続されている。正方向流量計測器28は、配管
32中を流れる流体のうち正方向(X方向)における流
体の流量を計測する正方向用流量計測手段として構成さ
れ、逆方向流量計測器30は逆方向(Y方向)に流れる
流体の流量を計測する逆方向用流量計測手段として構成
されている。正方向流量計測器28と逆方向流量計測器
30は、例えば、配管32中に挿入されたオリフィスを
備え、オリフィス両側の流体の圧力差(圧力損)から流
体の流量を検出できる。そして、正方向流量計測値およ
び逆方向流量計測値は以上の正の値として得られるよ
うになっている。
【0017】正方向流量制御器18は、正方向用目標値
変換設定器14で設定された基準目標値および制限目標
値と、正方向流量計測器28で計測された計測値との偏
差を零に抑制するための制御信号を生成するようになっ
ている。すなわち、正方向流量制御器18は、基準目標
値と計測値との偏差を零に抑制するための主制御信号を
生成する主制御信号生成手段を構成するとともに、制限
目標値と計測値との偏差を零に抑制するための補助制御
信号を生成する補助制御信号生成手段として構成されて
おり、生成された各制御信号が信号線116を介して制
御出力切替器24に供給されるようになっている。さら
に正方向流量制御器18は、正方向流量計測器28の計
測値を信号線110を介して正逆流量制御器12へ出力
するようになっている。
【0018】一方、逆方向流量制御器20は、逆方向用
目標値変換設定器16で設定された基準目標値と逆方向
流量計測器30で計測された計測値との偏差を零に抑制
するための主制御信号を生成する主制御信号生成手段を
構成するとともに、逆方向用目標値変換設定器16で設
定された制限目標値と逆方向流量計測器30で計測され
た計測値との偏差を零に抑制するための補助制御信号を
生成する補助制御信号生成手段を構成するようになって
おり、生成された各制御信号が信号線120を介して制
御出力切替器24に供給されるようになっている。さら
に逆方向流量制御器20は、逆方向流量計測器30の計
測値を信号線112を介して正逆流量制御器12へ出力
するようになっている。
【0019】正逆流量制御器12は、正方向流量計測器
28の計測値と逆方向流量計測器30の計測値との偏差
を算出する正逆流量偏差算出手段、すなわち、正逆流量
偏差検出手段として構成されている。そして、本実施の
形態では、正方向流量計測値および逆方向流量計測値は
以上の正の値として得られるため、正方向流量計測値
から逆方向流量計測値を減算し、減算値が正のときには
流体が正方向に流れているとして、正の値を示す正方向
流量値を算出し、減算値が負の値のときには流体が逆方
向に流れているとして、負の値を示す逆方向流量値を算
出し、各算出結果を流量表示設定器10の表示画面上に
表示させると共に、各算出結果を出力切替判定器22へ
出力するようになっている。この正逆流量制御器12は
信号線114を介して出力切替器22に接続されてい
る。
【0020】出力切替判定器22は、流量表示設定器1
0で設定された基準目標値および制限目標値の正、負の
値を判定すると共に、正逆流量制御器12の算出結果を
判定し、各判定結果を信号線118を介して制御出力切
替器24へ出力するようになっている。この制御出力切
替器24は、信号線16に接続された正方向接点24
a、信号線120に接続された逆方向接点24b、信号
線124に接続されたスイッチ24cを備えており、出
力切替判定器22の判定結果に従ってスイッチ24cの
接点を切替え、出力信号を信号線124を介して制御弁
26へ出力するようになっている。すなわち、出力切替
判定器22は、制御出力切替器24とともに制御信号選
択手段として構成されており、スイッチ24cを切替え
に際して、図4に示すような判定論理が出力切替判定
器22に設定されている。
【0021】図4において、出力切替判定器22の判定
論理は、正逆流量目標値と正逆流量計測値との関係を領
域51〜59に分割し、目標値と計測値との関係からス
イッチ24cの切替方向を判定するようになっている。
また図4において、横軸方向は正逆流量目標値を示し、
縦軸方向は正逆流量計測値を示す。さらに、正逆流量目
標値と正逆流量計測値を−100%から+100%で示
している。また、縦軸方向のβ(>0)は流量計測値に
対する値、いわゆるヒステリシス特性を示す値に設定さ
れており、流量計測値が近傍の微小流量になったとき
にも、流量のふらつきによってスイッチ24cの切替え
が頻繁に発生するのを防止するために設けられている。
さらに領域55はスイッチ24cが前回選択された接点
の位置にあることを示す。領域51、52、53、56
はスイッチ24cが正方向接点24a側に選択された状
態を示し、領域54、57、58、59はスイッチ24
cが逆方向接点24b側に選択されたことを示してい
る。
【0022】制御弁26は流量制御手段として配管32
の管路途中に設けられており、正方向流量制御器18ま
たは逆方向流量制御器20からの主制御信号または補助
制御信号に従って弁開度を連続的に開閉(全閉状態から
全開状態まで連続的に開度が変化する。)し、配管32
中の流体の流量を連続的に調整できるようになってい
る。
【0023】上記構成において、出力切替判定器22に
より正逆流量目標値と正逆流量計測値との関係が領域5
5にあると判定されたとき、すなわち正逆流量目標値が
−α%からα%までの範囲にあり、正方向流量目標値
(基準目標値)がであり、逆方向流量目標値(制限目
標値)がのときには、スイッチ24cが正方向接点2
4aまたは逆方向接点24bを選択しているときでも、
制御弁26に入力される制御信号のレベルはとなり、
制御弁26は全閉状態にある。
【0024】次に、オペレータが配管32の流体を正方
向に流すために、基準目標値としてαより大きい正の値
を設定すると、この基準目標値に対応した値として、図
2の特性X1に従った値が選択され、この値が正方向用
目標値変換設定器14を介して正方向流量制御器18へ
与えられる。このとき同時に、逆方向選択時の制限目標
値としての値(特性Y2による値)が逆方向用目標値
変換設定器16を介して逆方向流量制御器20に与えら
れる。さらに正方向流量目標値として正の値が出力切替
判定器22に与えられるため、出力切替判定器22の判
定結果によりスイッチ24cが正方向接点24a側にな
る(前回の状態が正方向のときには、スイッチ24cは
正方向接点24aの位置に維持され、前回の状態が逆方
向のときには、スイッチ24cが逆方向接点24b側か
ら正方向接点24a側に切替わる。)。そして正方向流
量制御器18により目標値と計測値との偏差が求めら
れ、この偏差を零に抑制するための制御信号(主制御信
号)に従って制御弁26の開度が調整される。すなわち
制御弁26は全閉状態から開方向に駆動される。このと
き配管32中の流体の流れが正方向のときには、正方向
流量計測器28の計測値は正側の値として検出され、出
力切替判定器22の判定結果は領域56から領域53へ
遷移し、スイッチ24cは正方向接点24aを選択した
安定状態にある。すなわち正方向流量目標値と正方向流
量計測値との偏差をにするための制御が継続される。
【0025】一方、領域53にあるときに、配管32内
の流体の圧力差などによって流体の方向が逆方向になっ
たときには、逆方向流量計測器30の計測値が正逆流量
制御器12に供給され、正逆流量制御器12の算出値が
負となる。そしてこの算出結果が流量表示設定器10に
表示されるとともに、算出値が正逆流量制御器12に供
給される。そして、正逆流量算出値が負側になったこと
が出力切替判定器22で判定されると、スイッチ24c
を選択するための領域が領域53から領域59に遷移
し、スイッチ24cが逆方向接点24b側に切替られ
る。このとき、逆方向流量制御器20には、逆方向流量
目標値(制限目標値)の値が設定されているため、制
御弁26にはの値を示す制御信号(補助制御信号)が
与えられ、制御弁26は全閉方向に駆動され、制御弁2
6は全閉状態となる。このため、配管32中の流体を正
方向に流すように設定したときに、流体の流れが逆方向
となったときには、流体の流れが逆方向になるのを抑制
でき、制御弁26の逆動作が拡大されるのを防止でき
る。
【0026】また、オペレータが配管32の流体を逆方
向に流すために、基準目標値として−αより小さい負の
値を設定すると、この基準目標値に対応した値として、
図3の特性Y1に従った値が選択され、この値が逆方向
用目標値変換設定器16を介して逆方向流量制御器20
へ与えられる。このとき同時に、正方向選択時の制限目
標値としての値(特性X2による値)が正方向用目標
値変換設定器14を介して正方向流量制御器18に与え
られる。さらに逆方向流量目標値として負の値が出力切
替判定器22に与えられるため、出力切替判定器22の
判定結果によりスイッチ24cが逆方向接点24b側に
なる(前回の状態が正方向のときには、スイッチ24c
が正方向接点24a側から逆方向接点24b側に切替わ
、前回の状態が逆方向のときには、スイッチ24cは
逆方向接点24aの位置に維持される。)。そして逆方
向流量制御器20により目標値と計測値との偏差が求め
られ、この偏差を零に抑制するための制御信号(主制御
信号)に従って制御弁26の開度が調整される。すなわ
ち制御弁26は全閉状態から開方向に駆動される。この
とき配管32中の流体の流れが逆方向のときには、逆方
向流量計測器30の計測値は正側の値として検出され、
出力切替判定器22の判定結果は領域54から領域51
へ遷移し、スイッチ24cは逆方向接点24bを選択し
た安定状態にある。すなわち逆方向流量目標値と逆方向
流量計測値との偏差をにするための制御が継続され
る。
【0027】一方、領域51にあるときに、配管32内
の流体の圧力差などによって流体の方向が正方向になっ
たときには、正方向流量計測器280の計測値が正逆流
量制御器12に供給され、正逆流量制御器12の算出値
が正となる。そしてこの算出結果が流量表示設定器10
に表示されるとともに、算出値が正逆流量制御器12に
供給される。そして、正逆流量算出値が正側になったこ
とが出力切替判定器22で判定されると、スイッチ24
cを選択するための領域が領域51から領域57に遷移
し、スイッチ24cが正方向接点24a側に切替られ
る。このとき、正方向流量制御器18には、逆方向流量
目標値(制限目標値)の値が設定されているため、制
御弁26にはの値を示す制御信号(補助制御信号)が
与えられ、制御弁26は全閉方向に駆動され、制御弁2
6は全閉状態となる。このため、配管32中の流体を逆
方向に流すように設定したときに、流体の流れが正方向
となったときには、流体の流れが正方向になるのを抑制
でき、制御弁26の逆動作が拡大されるのを防止でき
る。
【0028】ところで、図4に示す領域53から領域5
9への遷移または領域51から領域57への遷移は、オ
ペレータが流体を流そうとする方向と異なる方向に流体
が流れた場合、あるいは領域53または領域51で安定
した状況で流体の流れる方向が反転した場合に発生し得
る。このような状態が生じると、正逆流量計測値は
傍となり、出力切替判定器22の判定論理は、領域59
から領域56へ(領域57から領域54へ)再び遷移
し、さらに領域56から領域59(領域54から領域5
7)へと何度も遷移し続けることになる。
【0029】このような運転を防止するに際しては、正
逆流量目標値と正逆流量計測値との偏差が一定値以上に
なったときには警報を出力し、オペレータの適切な判断
に委ねることもできるが、以下のような判定論理を採用
することによって、出力切替判定器22の判定論理が領
域56と領域59(領域54と領域57)とを何度も遷
移し続けるのを防止することできる。
【0030】すなわち、図5に示すように、図4の領域
54を領域61、62に分割するとともに、図4の領域
56を領域63、64に分割し、領域61、64を前回
状態のままの領域とし、領域62を逆側(逆方向)選択
の領域とし、領域63を正側(正方向)選択の領域とす
る。そして領域61と領域62との境界および領域63
と領域64との境界は、正逆流量目標値あるいは正逆計
測値の前回の値と今回の値の変化で検出することとす
る。
【0031】図5に示すような判定論理を設定したとき
に、出力切替判定器22の判定論理が領域55にあると
きには、オペレータが基準目標値として正方向へ流体を
流すための目標値(基準目標値と制限目標値を含む目標
値)を設定すると、出力切替判定器22の判定結果は領
域55から領域63へ遷移し、スイッチ24cは正方向
接点24a側となり、制御弁26は開方向で駆動され
る。このとき流体の流れる方向が逆方向であるならば、
出力切替判定器22の判定結果は領域59に遷移し、制
御弁26が全閉方向に駆動され、正逆流量計測値が
傍となって、領域64へ戻る。このため、スイッチ24
cが前回の状態のままに維持され、流量制御は全閉状態
で安定し(領域55のときと同じ状態)、出力切替判定
器22の判定結果が領域63と領域59とを交互に遷移
するのを防止できる。
【0032】また、本実施の形態においては、流量計測
手段として、正方向流量計測器28と逆方向流量計測器
30を設け、各計測器としてオリフィスを備え、オリフ
ィスの両側の圧力差から流量の方向を検出するもので
成できるが、流量計測手段として、指向性がないもので
あれば、一つの流量計測器で構成することもできる。
【0033】次に、本発明の他の実施の形態を図6に従
って説明する。
【0034】本実施の形態は、配管32中を流れる流体
の流れる方向を検出する手段として、配管32に圧力計
測器34、36を設け、圧力計測器34の計測値を信号
線130を介して出力切替判定器38に出力するととも
に、圧力計測器36の計測値を信号線132を介して出
力切替判定器38へ出力し、出力切替判定器38が各圧
力計測器34、36の計測値に従ってスイッチ24cの
方向を判定をするようにしたものであり、他の構成は図
1のものと同様であるので、図1と同一のものまたは相
当するものには同一符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0035】本実施の形態において、出力切替判定器3
8は、流体の流れる方向を検出する方向検出手段とし
て、圧力計測器34の計測値と圧力計測器36の計測値
との差、すなわち配管32中の流体の圧力差に従って流
体の流れる方向を検出し、この検出結果を基に、スイッ
チ24cを選択するようになっている。具体的には、出
力切替判定器38は、圧力計測器34の計測値が圧力計
測器36の計測値より小さいときには、流体の流れる方
向が正方向にあると判定し、スイッチ24cを正方向接
点24a側に切替え、逆に、圧力計測器34の計測値が
圧力計測器36の計測値より大きいときには、流体の流
れる方向が逆方向にあると判定し、スイッチ24cを逆
方向接点24b側に切替えるようになっている。このた
め、本実施の形態においても、図5に示す論理判定を採
用したときと同様に、出力切替判定器38の判定結果が
正側の選択領域と逆側の選択領域を交互に遷移するよう
なことを防止できる。
【0036】また、本実施の形態においては、前記実施
の形態と同様に、配管32中の流体が指定の方向とは異
なる方向に流れることが検出されたときには、制限目標
値(の値)に従って制御弁26の開度を制御するよう
にしているので、配管32中の流体が指定の方向とは異
なる方向に流れることが検出されたときには、制御弁2
6を閉状態として、配管32中の流体が指定の方向とは
異なる方向に流れるのを抑制できる。
【0037】また前記各実施の形態において、制御弁2
6としては、全閉状態と全開状態とを遷移する所謂ダン
パー制御弁で構成することもできる。この場合、全閉状
態では流速はとなり、全開状態では流速は最大となる
が、単位時間当たりの流速、すなわち流量を計測値ある
いは目標値として捕らえることにより、本発明による制
御に適応することできる。
【0038】また、制御弁26に入力される信号および
スイッチ24cを選択するための信号を流体の流れる方
向を決定する装置、例えば、配管32端部に設置された
ポンプ(LNG移送用ポンプ)にそれぞれ与え、各信号
に従ってポンプを作動すれば、流体の流れる方向が指定
の方向とは異なる方向に流れるのをさらに抑制できる。
【0039】また前記各実施の形態においては、オペレ
ータは単一の操作で基準目標値と制限目標値を設定で
、また、設定された目標値や計測値が流量表示設定器
10の画面上に表示されるため、操作性を高められる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基準目標値に従って流体を指定の方向に流すときに、流
体の流れる方向が指定の方向と異なるときには制限目標
値に従って流体の流量を制御するようにしたため、流体
流路中の流体が指定の方向とは異なる方向に流れるのを
自動的に抑制することでき、操作性および制御性を高め
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック構成図で
ある。
【図2】正逆流量目標値と正方向流量目標値との関係を
示す特性図である。
【図3】正逆流量目標値と逆方向流量目標値との関係を
示す特性図である。
【図4】正逆流量目標値と正逆流量計測値との関係を示
す論理判定図である。
【図5】正逆流量目標値と正逆流量計測値との関係を示
す他の論理判定図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック構成図
である。
【符号の説明】
10 流量表示設定器 12 正逆流量制御器 14 正方向用目標値変換設定器 16 逆方向用目標値変換設定器 18 正方向流量制御器 20 逆方向流量制御器 22 出力切替判定器 24 制御出力切替器 26 制御弁 28 正方向流量計測器 30 逆方向流量計測器 32 配管 34,36 圧力計測器 38 出力切替判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田丸 健一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 高木 大介 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦 斯株式会社内 (72)発明者 荘司 豊 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦 斯株式会社内 (72)発明者 森 忠宏 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦 斯株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−28040(JP,A) 特開 平7−225616(JP,A) 特開 平3−194605(JP,A) 特開 平2−232706(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流路中を流れる流体の流量目標値と
    して流体を指定の方向へ流すための基準目標値と流体が
    指定の方向とは異なる方向に流れるのを制限するための
    制限目標値を設定し、各目標値が設定された後流体流路
    中を流れる流体の流量を基準目標値に従って制御し、流
    体流路中を流れる流体の方向が指定の方向とは異なるこ
    とを条件に、流体流路中を流れる流体の流量を制限目標
    値に従って制御する流量制御方法において、 前記基準目標値は、指令の方向を正方向としたときには
    零よりも大きい正の値に設定され、指定の方向を逆方向
    としたときには零よりも小さい負の値に設定され、各基
    準目標値に対する制限目標値は零に設定されていること
    を特徴とする流量制御方法。
  2. 【請求項2】 流体流路中を流れる流体の流量を制御信
    号に従って制御する流量制御手段と、 流体流路中を流れる流体の流量目標値として流体を指定
    の方向へ流すための基準目標値と流体が指定の方向とは
    異なる方向に流れるのを制限するための制限目標値を設
    定する流量目標値設定手段と、 流体流路中を流れる流体の流量を検出する流量検出手段
    と、 流量検出手段の検出値を基に流体流路中を流れる流体の
    流量のうち指定の方向の流量と指定の方向とは異なる方
    向の流量との偏差を検出する正逆流量偏差検出手段と、 流量検出手段の検出による流量と流量目標値設定手段の
    設定による基準目標値との偏差を零に抑制するための主
    制御信号を生成する主制御信号生成手段と、 流量検出手段の検出による流量と流量目標値設定手段の
    設定による制限目標値との偏差を零に抑制するための補
    助制御信号を生成する補助制御信号生成手段と、正逆流量偏差検出手段の検出値が流量目標値設定手段に
    より基準目標値が設定された指定の方向の流量を示すと
    きには 主制御信号生成手段の生成による主制御信号を選
    択し、正逆流量偏差検出手段の検出値が指定の方向とは
    異なる方向の流量を示すときには補助制御信号生成手段
    の生成による補助制御信号を選択し、選択した制御信号
    を流量制御手段へ出力する制御信号選択手段とを備えた
    流量制御装置。
  3. 【請求項3】 流体流路中を流れる流体の流量を制御信
    号に従って制御する流量制御手段と、流体流路中を流れ
    る流体の流量目標値として流体を指定の方向へ流すため
    の基準目標値と流体が指定の方向とは異なる方向に流れ
    るのを制限するための制限目標値を設定する流量目標値
    設定手段と、流体流路中を流れる流体の方向が指定の方
    向とは異なることを検出する方向検出手段と、流体流路
    中を流れる流体の流量を検出する流量検出手段と、流量
    検出手段の検出による流量と流量目標値設定手段の設定
    による基準目標値との偏差を零に抑制するための主制御
    信号を生成する主制御信号生成手段と、流量目標値設定
    手段の設定による制限目標値に対応した補助制御信号を
    生成する補助制御信号生成手段と、正逆流量偏差検出手
    段の検出値が流量目標値設定手段により基準目標値が設
    定された指定の方向の流量を示すときには主制御信号生
    成手段の生成による主制御信号を選択し、方向検出手段
    により流体の流れる方向が指定の方向とは異なると検出
    されたときには補助制御信号生成手段の生成による補助
    制御信号を選択し、選択した制御信号を流量制御手段へ
    出力する制御信号選択手段とを備えた流量制御装置。
  4. 【請求項4】 基準目標値は零よりも大きい値に設定さ
    れ、制限目標値は基準目標値よりも小さい値に設定され
    ている請求項2または3に記載の流量制御装置。
  5. 【請求項5】 基準目標値は、指令の方向を正方向とし
    たときには零よりも大きい正の値に設定され、指定の方
    向を逆方向としたときには零よりも小さい負の値に設定
    され、各基準目標値に対する制限目標値は零に設定され
    ている請求項2または3に記載の流量制御装置。
  6. 【請求項6】 流量目標値設定手段の設定による指定の
    方向と方向検出手段の検出結果を表示する表示手段を備
    えている請求項2ないし5のいずれか一項に記載の流量
    制御装置。
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JPS6069609A (ja) * 1983-09-26 1985-04-20 Takashi Mori 光分岐・スイツチング装置
CA1258789A (en) * 1984-06-28 1989-08-29 Kei Mori Light diverting device
CH666122A5 (fr) * 1986-04-10 1988-06-30 Hans Ulrich Meyer Capteur capacitif de position.

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