JPS6295612A - 高差圧調節弁の制御装置 - Google Patents

高差圧調節弁の制御装置

Info

Publication number
JPS6295612A
JPS6295612A JP23577585A JP23577585A JPS6295612A JP S6295612 A JPS6295612 A JP S6295612A JP 23577585 A JP23577585 A JP 23577585A JP 23577585 A JP23577585 A JP 23577585A JP S6295612 A JPS6295612 A JP S6295612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
control valve
signal
differential pressure
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23577585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0574845B2 (ja
Inventor
Toshio Inoue
敏男 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP23577585A priority Critical patent/JPS6295612A/ja
Publication of JPS6295612A publication Critical patent/JPS6295612A/ja
Publication of JPH0574845B2 publication Critical patent/JPH0574845B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、火力発電用ボイラあるいは化学プラント等に
おいて入口圧力と出口圧力との差が大きい条件のもとで
用いられる高差圧調節弁の制御装置に係り、特に、前記
高差圧調節弁の微開制御動作に起因する弁のエロージョ
ンを防止するための改良に関する。
〔発明の技術的背景〕
例えば火力発電用ボイラあるいは化学プラント等には、
管または圧力容器等に装着され、流体または加圧体を制
御するいわゆる調節弁が数多く用いられている。第4図
は、この調節弁のうちでも特に入口圧力と出口圧力との
差が大きい条件のもとで、例えばタンク内流体のレベル
制御を行なうために用いられる従来の高差圧調節弁と、
その制御装置の構成を示したものである。この第4図に
よれば、前記高差圧調節弁1は、流入配管2からタンク
3内に流入する流体4をポンプ5によって送出される系
に装着され、前記タンク3内の流体レベルが設定値以上
となったときに弁を開け、流出配管6を通して前記流体
4を排出させることにより、前記タンク3内の流体レベ
ルを、前記設定値に保とうとするものである。尚、ここ
で示した被制御系ではタンク3側の圧力が調節弁lの排
出側圧力に比して充分高く、上述した如く高差圧を呈し
ているのは上述した通りである。これに対して制御装置
は、レベル検出器7、減算器8、比例積分調節器9から
成り、前記レベル検出器7により検出される前記流体4
のレベル信号を、前記減算器8に入力し、図示しないレ
ベル設定器から入力されるレベル設定値との間で減算を
行なうことにより偏差を求めるとともに、該偏差を前記
比例積分調節器9に入力し、当該偏差にもとづく前記調
節弁1の開閉制御を実行させることによって上述した流
体4のレベル制御を行なっている。
〔背景技術の問題点〕
係る従来の高差圧調節弁の制御装置によれば、前記レベ
ル設定値を超える前記流体4のレベル全域で、当該流体
4のレベルに応じた前記調節弁1の開閉制御を実行する
ものであったため、状況によっては、前記調節弁1が微
開状態に維持されることが生じていた。このような調節
弁1の微開状態のもとでは、上述した如く高差圧をもっ
て当該調節弁1より排出される前記流体4の流速が極め
て高速となるため、当該調節弁1内のステム(弁棒)お
よびシート部等にエロージョン(浸食)が生じ易く、当
該調節弁1の寿命が極端に短かくなるとともに、当該エ
ロージョンに起因して発生する弁リーク(漏れ)等のた
めに、プラント効率が低下するという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を除去するためになされたものであ
り、前記調節弁1の微開状態のもとてのステム、シート
部等のエロージョンを防止し、当該調節弁1の長寿命化
を図るとともに、プラント効率の低下防止にも寄与する
ことのできる高差圧調節弁の制御装置を提供することを
目的とする。
〔発明の概要〕
そこで本発明では、前記調節弁1の最小開度を前記エロ
ージョンが発生しない開度に制限するとともに、当該調
節弁1の最小開度以下の開閉は、全速で行なう弁開閉制
御手段を設け、前記最小開度より小さい開度での前記流
体4のレベル制御を禁止することにより上述した目的を
達成している。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて詳細に説明
する。第1図は本発明の一実施例を示すものであり、第
4図に示したものと同様に流入配管2からタンク3内に
流入する流体4を、ポンプ5によって送出する系に装着
され、前記タンク3内の流体レベルに応じて弁の開閉を
行ない、全量分の流体4を、前記タンク3内の圧力に比
して充分に圧力が低い排出路に排出させることにより、
前記タンク3内の流体レベルを基準値に維持するための
高差圧調整弁1と、該高差圧調整弁1の制御装置の構成
を示したものである。
この第1図において被制御系の構成は、上述した如〈従
来のものと同様であるが、制御装置は、レベル検出器7
、減算器8、比例積分調節器9に加え、新規に、前記レ
ベル検出器7により検出されるレベル信号に応じてそれ
ぞれa端子およびb端子から入力される信号を選択的に
出力する2つの切替リレー10.11、それぞれ異なる
規定の信号を発生する3つの信号発生器12,13.1
4前記レベル信号をモニタし、前記タンク3内に充填さ
れる流体4に対する調節弁閉レベルsAおよび調節弁開
レベルSRとの比較結果に応じて前記切替リレー10.
11を制御するモニタスイッチ15を具備して構成され
ている。
以下にその動作を詳述する。まず、前記タンク3内にお
ける流体4のレベルは、前記レベル検出器7によってレ
ベル信号S!に変換され、前記モニタスイッチ15およ
び前記切替リレー10のb端子iこ入力される。ここで
前記モニタスイッチ15は、上述した如く入力されたレ
ベル信号S1をモニタするとともに、該レベル信号S、
と前記調節弁閉レベルsAおよび調節弁開レベルSsと
比較しており、その比較結果に応じて前記切替リレー1
0.11を下表に示す如くに制御する。
表 ここで前記切替リレー10および11のa端子、b端子
に入力される各信号は、図からも明らかであるように、
それぞれ調節弁強制閉信号S’、レベル信号Slおよび
全閉信号S7、規定開度信号S6である。従って前記タ
ンク3内の流体4のレベルが、例えばSR(調節弁開レ
ベル)<St(レベル信号)の状態となり、前記モニタ
スイッチ15による前記表に示した制御態様(「)及び
(■)の動作がとられるとき、前記切替リレー10およ
び11の出力である制御用レベル信号S3および下限信
号S6はそれぞれ前記レベル信号S1および規定開度信
号S8となり、結果として当該制御系では以下ζこ示す
如くの制御が実行される。
すなわち、前記レベル検出器7から前記切替リレ。
−10のb端子に入力されたレベル信号SLは、当該切
替リレー10から前記制御用レベル信号S3として減算
器8に入力され、該減算器8での図示しないレベル設定
器から入力されるレベル設定値S4の減算により偏差が
求められ、該偏差信号S。
として出力され、前記比例積分調節器9に入力される。
ここで当該比例積分調節器9は、前記入力された偏差信
号Ssにもとづき前記高差圧調節弁1を開閉制御すべく
調節弁開度指令信号SIOを出力するが、該出力は、前
記モニタスイッチ15の制御により前記切替リレー11
から下限信号S6として入力される前記切替リレー11
のb端子入力すなわち規定開度信号S8により制限され
る。従って前記高差圧調節弁1は、前記比例積分調節器
9から出力される前記規定開度信号88以上のレベルの
調節弁開度指令信号S1゜により駆動され、当該規定開
度以上の弁開度−こよるレベル制御が実行される。尚、
前記高差圧調節弁1の最大開度は、上限信号S9により
制限される。また状況に応じて例えば、前記検出レベル
信号S、が前記調整弁閉レベルsA以下(SA>St)
となり、前記モニタスイッチ15が前記表に示した制御
態様(1)及び(III)をとるときには、前記制御用
レベル信号Ssは、前記切替リレー10の切替により、
前記検出レベル信号S、から調節弁強制閉信号S2に切
替えられ、見かけ上Oレベル(Om)となる。
またこの状態すなわちsA>s、は、前記モニタスイッ
チ15に制御態様(III)をとらせ得る比較結果をも
満足するため、このときの前記下限信号S6は、前記切
替リレー11の切替動作に応じ前記規定開度信号S8か
ら全閉信号S7に切替えられることになる。この結果、
前記減算器8を通じて比例積分調節器9から出力される
調節弁開度信号SIOは、調節弁全閉指令となり、当該
出力により前記高差圧調節弁1は、全閉状態に維持され
る。また、上述した高差圧調節弁1の制御装置の制御動
作を総括する意味で、該制御動作中における前記レベル
信号S1、制御用レベル信号S3、調節弁開度指令信号
SIGの変化をそれぞれ第2図(a) 、 (b) 、
 (C)に示している。
すなわちこの第2図によれば、同図(a)に示すレベル
信号S、が、前記高差圧調節弁1の全閉動作によりOm
である状態から(タイミングTo )、前記流入配管2
からタンク3内への流体4の流入により次第にそのレベ
ルが上昇し、前記調節弁閉レベルSAを超えると(タイ
ミングT+  )、前記モニタスイッチ15により前記
切替リレー10の出力すなわち同図(b)に示す制御用
レベル信号S。
が、調節弁強制閉信号82 (Omを示す)から前記レ
ベル信号Slに切替わる。但し、レベル設定値は84 
 (≧SB)なので比例積分調節器9は、全閉指令のま
まである。更iこ、このレベル信号S。
が調節弁開レベルSnを超えると(タイミングT2)。
前記モニタスイッチ15により、前記切替リレー11の
出力かすなわち下限信号S6が前記全閉信号S7から規
定開度信号S8に切替わるため、同図(C)に示す調節
弁開度指令信号SSOは、前記下限信号S6である規定
開度信号88以上の出力状態を呈することになる。
係る調節弁開度指令信号810によるレベル制御が確実
に行なわれると、前記レベル信号S1は前記調節弁開レ
ベルS B s調節弁閉レベルSAを経て(タイミング
TsrT<)、再びQmまで下がるが(タイミングTs
 )、この途中で前記レベル信号SRが、前記調節弁閉
レベルsA以下となるとき(タイミングT4 )、前記
モニタスイッチ15により選択される調節弁強制閉信号
S2により、前記制御レベル信号S3はQmとなる。こ
れと同時に、前記切替スイッチ11では、その出力すな
わち下限信号S6として前記全閉信号S7が選択される
ため、前記調節弁開度指令信号SIGも全閉指令となる
。このため前記モニタスイッチ15は、実際には一端規
定開度によるレベル制御が実行された後には、もしこの
間に前記レベル信号Slが調節弁開レベルsBより小さ
くなっても、前記レベル信号が次に前記調節弁閉レベル
Sム以下になるまでは前記態様(IV)を維持するよう
に構成されなければならない。尚、上述した制御動作に
おいて、全開状態と規定開度間の弁の開閉はそれぞれ全
速で行なうように構成しても良い。また上記動作を実現
するための前記切替リレー10および11のロジック構
成の1例を第3図に示している。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の高差圧調節弁の制御装置
によれば、高差圧調節弁の最小開度をエロージョンが生
じない開度に制限するとともに、弁開閉は全速で行ない
、レベル制御等のための微小開度での連続運転を禁止す
るようにしたため、前記エロージョン防止に伴ない前記
高差圧調節弁の長寿命化を果せるとともに、該エロージ
ョンに起因する弁リーク等によるプラント効率の低下防
止にも寄与できるという優れた効果を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る高差圧調節弁による被制御系と
この高差圧調節弁の制御系の構成を示す概念図、第2図
(a) 、 (b) 、 (0月よ、第1図に示した制
御系で扱われるレベル信号、制御用レベル信号、調節弁
開度指令信号の変化態様を示す図、第3図は本発明の高
差圧調節弁の制御装置に用いられる切替リレーのロジッ
ク構成の1例を示す図、第4図は従来の高差圧調節弁に
よる被制御系とこの高差圧調節弁の制御系の構成を示す
概念図である。 1−・・高差圧調節弁、2−・流入配管、3・・・タン
ク、4・流体、5・・ポンプ、6 ・流出配管、7・・
レベル検出器、8・・減算器、9・・比例積分調節器、
10゜11・・切替リレー、12,13.14・・・信
号発生器、15・・・モニタスイッチ、S^・・・調節
弁閉レベ/L/、SB・・p節弁開レベル、SI ・・
レベル信号、S2・・・調節弁強制閉信号、S3・・・
制御用レベル信号、S4・・・レベル設定値、S5・・
・偏差信号、S6・・・下限信号、S7・・・全閉信号
、Ss・・・規定開度信号、S9・・・全開信号、St
O・・調節弁開度指令信号用’:、6′i′、代理人 
木村高久 ^         ^        ^0    
 、Ω     0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流入側と流出側との圧力差が大きい系に用いられる高差
    圧調節弁の制御装置において、前記高差圧調節弁の最小
    開度をエロージョンが生じない開度に制限するとともに
    、前記高差圧調節弁の最小開度以下の開閉は全速で行な
    う弁開閉制御手段を具備することを特徴とする高差圧調
    節弁の制御装置。
JP23577585A 1985-10-22 1985-10-22 高差圧調節弁の制御装置 Granted JPS6295612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23577585A JPS6295612A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 高差圧調節弁の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23577585A JPS6295612A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 高差圧調節弁の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295612A true JPS6295612A (ja) 1987-05-02
JPH0574845B2 JPH0574845B2 (ja) 1993-10-19

Family

ID=16991053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23577585A Granted JPS6295612A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 高差圧調節弁の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6295612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362696B1 (ko) * 2000-07-26 2002-11-27 한화종합화학 주식회사 카슈도료를 포함하는 바닥재

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362696B1 (ko) * 2000-07-26 2002-11-27 한화종합화학 주식회사 카슈도료를 포함하는 바닥재

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0574845B2 (ja) 1993-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6021169A (en) Feedwater control over full power range for pressurized water reactor steam generators
JPS6295612A (ja) 高差圧調節弁の制御装置
JP2539403B2 (ja) プロセス制御装置
JP2010009330A (ja) 減圧装置
JP2599026B2 (ja) 給水調節弁切替時の蒸気ドラム水位制御方法
JPH10253007A (ja) 熱交換器形蒸気発生器の給水流量制御装置
JP2938277B2 (ja) 流入弁制御装置
JPH0849505A (ja) 蒸気弁試験装置
JP2001323805A (ja) 蒸気タービンシステム、及びボイラー給水ポンプタービンの真空上昇方法
JPS6227322B2 (ja)
JP3780590B2 (ja) 流量調節弁の制御装置
JP2574779B2 (ja) 給水加熱器の水位制御装置
JPS63278101A (ja) プロセス制御装置
JPH10228322A (ja) 流量制御方法及びその装置
JP2002267784A (ja) 原子炉注水系統の注水流量調整設備
JP3649680B2 (ja) 主機タービンの抽気蒸気圧力制御装置とその制御方法
JPH0252947A (ja) 給湯器
JPH0233404A (ja) 蒸気タービンの弁テスト装置
JPH10267214A (ja) 排熱回収ボイラ制御装置
JPS5847269Y2 (ja) キユウスイポンプカネツボウシサイジユンカンリユウリヨウセイギヨソウチ
JPH0820111B2 (ja) 並列型給湯装置の運転制御方法
JPS5818506A (ja) ボイラ−タ−ビン変圧運転の制御方法
JP2000146108A (ja) 排熱回収ボイラとその制御方法
SU1092284A2 (ru) Система регулировани теплофикационной паротурбинной установки
JPH06123487A (ja) 複数給湯器制御方法