JPH10228322A - 流量制御方法及びその装置 - Google Patents

流量制御方法及びその装置

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JPH10228322A
JPH10228322A JP3053997A JP3053997A JPH10228322A JP H10228322 A JPH10228322 A JP H10228322A JP 3053997 A JP3053997 A JP 3053997A JP 3053997 A JP3053997 A JP 3053997A JP H10228322 A JPH10228322 A JP H10228322A
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JP
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valve
flow control
valve opening
opening
valves
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JP3053997A
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Akira Sakamoto
晃 坂本
Yasuo Watanabe
安夫 渡辺
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本の配管に複数個の流量調節弁を直列に配
置して各弁に減圧量を分散して流量制御をするときのキ
ャビテーション発生を抑止し安定に制御を行う。 【解決手段】 1本の配管1に直列に複数個の流量調節
弁3,5を配置し各流量調節弁3,5の弁開度を自動制
御するに際し、1台の流量調節弁だけで前記配管中の流
体流量を制御すると仮定したときの単一弁開度目標値を
求め、流量調節弁3,5の各キャビテーション係数が同
一となり且つ流量調節弁3,5の合成損失係数が前記仮
定した1台の流量調節弁の損失係数と同じになる各流量
調節弁3,5の夫々の弁対応の目標開度を前記単一弁開
度目標値から求め(14,15)、各流量調節弁の弁開
度16,17を前記弁対応の目標開度に制御する(1
2,13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1本の配管内に流れ
る流体を該配管に直列に設けた複数の流量調節弁にて制
御する流量制御方法及びその装置に係り、各流量調節弁
のキャビテーション発生を防止するのに好適な流量制御
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高所に設けられた上流側池の水を低所の
下流側池に供給して各所の浄水場に配水するシステム等
では、上流側池と下流側池とを配管で接続すると共にこ
の配管途中に流量調節弁を設け、配管内を流れる流体流
量を流量調節弁にて制御し上流側池から下流側池への水
の供給量を調節するようになっている。この場合、上流
側池と下流側池の高低差が大きく、1台の流量調節弁で
減圧できる減圧量よりも上流側池と下流側池の差圧量が
大きいと、1台の流量調節弁ではキャビテーションが発
生して流量調節弁が破損してしまう虞がある。
【0003】そこで、1台の流量調節弁での減圧量がこ
の流量調節弁のキャビテーション限界を超える場合に
は、複数の流量調節弁が直列に配管に設けられる。この
複数の流量調節弁を制御する従来技術として、例えば、
特公昭63−4202号公報,特開平1−219912
号公報,特開平6−324748号公報記載のものがあ
る。
【0004】これらの従来技術では、複数の流量調節弁
のうち1台の弁の開度を制御し他の弁はこの弁とキャビ
テーション係数が同じになるように弁開度を制御した
り、また、複数の流量調節弁の減圧量を考慮した(キャ
ビテーション防止用)開度比あるいは各弁の減圧量比を
演算して各弁の開度を制御したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のう
ち、1台の流量調節弁を制御して他の弁をこの弁と同一
キャビテーション係数になるように追従させる従来技術
では、1台目の弁を制御する制御回路とこれに追従させ
る他の弁の制御回路との間で干渉が生じ易く、制御の安
定性に問題がある。また、開度比,減圧量比による制御
を行う従来技術では、複数設置した流量調節弁の間に圧
力計が必要となり、更に現場で弁開度操作を直接手動で
行った状態から自動制御を開始する場合に、流量変動の
少ないスムースな制御開始が困難であるなどの問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、配管に直列に複数の流量
調節弁を設置したシステムにおいて、キャビテーション
発生を防止し、しかも、流量調節弁間に圧力計を必要と
せず、更に、現場での直接的な弁開度操作状態からも流
量変動の少ないスムースな自動制御を開始を可能とし且
つ安定した流量制御を可能とする流量制御方法及びその
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、1本の配管
に直列に複数個の流量調節弁を配置し各流量調節弁の弁
開度を自動制御する際に、1台の流量調節弁だけで前記
配管中の流体流量を制御すると仮定したときの単一弁開
度目標値を求め、前記複数個の流量調節弁の各キャビテ
ーション係数が同一となり且つ前記複数個の流量調節弁
の合成損失係数が前記仮定した1台の流量調節弁の損失
係数と同じになる各流量調節弁の夫々の弁対応の目標開
度を前記単一弁開度目標値から求め、各流量調節弁の弁
開度を前記弁対応の目標開度に制御することで、達成さ
れる。
【0008】上記目的はまたは、1本の配管に直列に複
数個の流量調節弁を配置し各流量調節弁の弁開度を現場
にて直接操作した後に各流量調節弁の弁開度の自動制御
を開始する際に、前記直接操作したときの前記配管の流
量計測値から1台の流量調節弁だけで前記配管中の流体
流量を制御していると仮定したときの単一弁開度目標値
を求め、前記複数個の流量調節弁の各キャビテーション
係数が同一となり且つ前記複数個の流量調節弁の合成損
失係数が前記仮定した1台の流量調節弁の損失係数と同
じになる各流量調節弁の夫々の弁対応の目標開度を前記
単一弁開度目標値から求め、各流量調節弁の弁開度を前
記弁対応の目標開度に制御するように前記自動制御を開
始することで、達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0010】尚、具体的な実施形態の説明に先立ち、本
発明実施形態の原理を図5を参照して説明する。 [1] 上流側池と下流側池をつなぐ配管に1台の流量
調節弁のみが設置されていた場合の、流量,配管損失,
弁1次圧,弁2次圧,弁差圧,弁内流速,弁損失係数,
弁開度,キャビテーション係数の関係を求める。この
時、上流側池と下流側池の水位は通常運用水位を用い
る。計算式を下記に示す。
【0011】
【数1】 流量 :Q (m3/s)
【0012】
【数2】 配管損失:ΔH=F(Q) (m)
【0013】
【数3】 弁1次圧:H1=Hu−ΔH (m)
【0014】
【数4】 弁2次圧:H2=Hd (m)
【0015】
【数5】 弁差圧 :Δh=H1−H2 (m)
【0016】
【数6】 弁内流速:V=Q/S (S:弁内断面積) (m/s)
【0017】
【数7】弁損失係数:η=(2g・Δh)/V2
【0018】
【数8】 キャビテーション係数:σ=(H2+10.1)/Δh また、弁開度θと弁損失係数ηとの換算は下記近似式を
用いる。
【0019】
【数9】logη=a・θ+b これらの式により、1台の流量調節弁で流量を調節する
場合の流量,配管損失等の各パラメータの関係を求める
ことができる。
【0020】[2] 次に流量調節を2台の流量調節弁
で行った場合の流量,配管損失,弁1次圧,弁2次圧,
弁差圧,弁内流速,弁損失係数,弁開度,キャビテーシ
ョン係数の関係を求める。図6は、配管に直列に2台の
流量調節弁を設置したときのキャビテーション係数と、
1台設置の場合のキャビテーション係数の関係を示す図
である。2台設置の場合は、キャビテーション係数を2
台とも同じにする事から次式が成り立つ。
【0021】
【数10】σ=(P2+K)/(P1−P2)=(P3
+K)/(P2−P3) また1台のみ設置の場合は次式が成り立つ。
【0022】
【数11】σc=(P3+K)/(P1−P3) これらの数10,数11より
【0023】
【数12】σc=σ2/(1+2σ) の関係が成り立つ。
【0024】ここで2台の流量調節弁を設置した場合
に、同じキャビテーション係数となるときの夫々の弁開
度を求める。
【0025】
【数13】 P1−P2=η1・(1/2g)・(4/πD22・Q2
【0026】
【数14】 P2−P3=η2・(1/2g)・(4/πD22・Q2 これらの数13,数14より
【0027】
【数15】η2(P2+K)=η1(P3+K) 数14,数15より
【0028】
【数16】C・Q2・η2 2+(P3+K)・η2―(P3
+K)・η1=0 ここで、C=(1/2g)・(4/πD22である。
【0029】合成損失係数をηcとすると
【0030】
【数17】ηc=η1+η2 数16,数17より
【0031】
【数18】C・Q2・η2 2+2(P3+K)η2―(P3
+K)ηc=0 よって
【0032】
【数19】η2={−(P3+K)+√[(P3+K)2
+(P3+K)CQ2ηc]}/CQ2 このようにして得られたη2を、数9に代入する事によ
り、弁開度を計算することができる。
【0033】[3] 前記[1][2]の方法により、
1台の流量調節弁のみで流量制御を行った場合の流量,
弁損失係数,弁開度,キャビテーション係数と、2台の
流量調節弁を使い両弁共にキャビテーション係数を同じ
にした場合の流量,各弁の損失係数,各弁の弁開度,キ
ャビテーション係数を計算することができる。
【0034】すなわち、目標流量と流量計測値との偏差
により1台の流量調節弁で制御したときの弁開度を演算
し、この弁開度から2台の流量調節弁で流量制御したと
きの弁合成損失係数が等価で且つ各弁のキャビテーショ
ン係数が同一となる弁開度をそれぞれ求める事により、
流量制御回路と、弁操作回路が同期して実行でき安定し
た流量制御が可能となる。
【0035】以下、具体的実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る流量制御装置の構成図
である。図1において、上流側池21と下流側池22は
配管1により接続され、上流側池21に貯えられている
水を下流側池22に配管1を通して配水する。この時、
上流側池21と下流側池22との高低差すなわち圧力
は、1台の流量調節弁で減圧できる減圧量よりも大き
い。このため、1台の流量調節弁だけではキャビテーシ
ョンを発生させてしまう為、流量調節弁3と流量調節弁
5の2台の弁を直列に配管1に設け、各弁3,5により
段階的に減圧する事により、流量制御を行う。この流量
制御を行う流量制御装置20は、本実施形態では、目標
流量設定値と配管1の流量を検出する流量検出器2の流
量計測値7とから単一弁開度を演算する演算装置19
と、該演算装置19の演算した単一弁弁開度目標値18
を第1弁3の弁開度に変換する第1弁弁開度変換装置1
4と、前記目標値18を第2弁5の弁開度に変換する第
2弁弁開度変換装置15と、第1弁弁開度変換装置14
で変換した弁開度目標値16と第1弁3の弁開度を検出
する検出器4の計測値8とから操作量10を求め第1流
量調節弁3の弁開度を制御する第1弁弁開度制御装置1
2と、第2弁弁開度変換装置15で変換した弁開度目標
値17と第2弁5の弁開度を検出する検出器6の計測値
9とから操作量11を求め第2流量調節弁5の弁開度を
制御する第2弁弁開度制御装置13と、流量検出器2の
流量計測値7から初期弁開度の目標値23を求め該目標
値23を単一弁開度演算器19に出力する初期弁開度演
算装置24とを備える。
【0036】上述した構成の流量制御装置20では、ま
ず、単一弁開度演算装置19が、目標流量設定値と流量
検出器2の流量計測値7との偏差から、例えばPID演
算により、配管1内の流量を1台の流量調節弁で制御し
たと仮定した場合の開度目標値18(θSV)を次式によ
り演算する。
【0037】
【数20】θSV=α{EN(100/PB)+(1/T)∫E
Ndt+KD(dEN/dt)} ここで、α:ループゲイン EN:PV−SV (PV:流量計測値,SV:流量目
標値) PB:比例帯 T :積分定数 KD:微分定数 である。
【0038】ここで、θSVは1台の流量調節弁で流量制
御をした場合の弁開度目標値であり、流量調節弁のキャ
ビテーション発生を考慮していない開度目標値である。
【0039】次に、このθSVを基に、キャビテーション
発生を防止する為に2台の流量調節弁を設けたそれぞれ
の弁に対して、キャビテーション係数が同じになるよう
に弁開度目標値を、弁開度変換装置14,15で求め
る。このとき、1台の流量調節弁で流量制御した場合の
弁損失係数と、2台の流量調節弁で流量制御を行った場
合の合成損失係数とは、前述した数17により等しくな
っている。
【0040】図6は、1台の流量調節弁で制御した場合
(B)と、2台の流量調節弁で制御した場合(A)のキ
ャビテーション係数と弁損失係数の関係を示す図であ
る。1台の流量調節弁で制御した場合の目標開度θSV
から、数9により弁損失係数ηが求められる。このη
は、図6(B)に示す弁合成損失係数ηCに相当するも
のである。よって、2台の流量調節弁で制御する場合
は、2台のキャビテーション係数を等しくした場合のそ
れぞれの弁損失係数(η1、η2)が数19と数17から
求めることができる。さらに弁損失係数(η1、η2)か
ら、数9により各々の弁開度に変換することができる。
【0041】このように、単一弁開度演算装置19で
は、1台の流量調節弁で制御した場合の目標開度すなわ
ち単一弁開度目標値18をPID演算により求め、この
単一弁開度目標値18から、2台の弁の各々の目標開度
16,17を弁開度変換装置14,15で求める。弁開
度変換装置14,15は、予め、単一弁開度18から夫
々の弁開度目標値16,17を求める変換データ(図2
のデータ)を記憶しており、この変換データを用いて目
標値16,17を求める。
【0042】弁開度目標値16は流量調節弁3の開度目
標値であり、弁開度目標値17は流量調節弁5の開度目
標値である。弁開度制御装置12は弁開度目標値16と
弁開度計測値8と偏差がなくなるように開度操作量10
を出力する。同様に、弁開度制御装置13は弁開度目標
値17と弁開度計測値9との偏差が無くなるように開度
操作量11を出力する。
【0043】次に、現場にて流量調節弁3,5を直接手
動にて操作した状態から、流量制御装置20による自動
制御に切り替え、流量変動を少なくして制御を開始する
方法について説明する。
【0044】一般に、現場にて流量計,流量調節弁の保
守点検等を行う場合、流量制御装置20による自動制御
は中断され、流量調節弁を現場にて直接操作した状態か
ら自動制御に制御を切り換える。このとき、現場にて通
常運用の流量すなわち目標流量設定値とほぼ同じ流量に
調節されるが、必ずしも2台の流量調節弁のキャビテー
ション係数が同じとは限らない。このため、2台の流量
調節弁の適切な制御開始開度を初期設定しないと、流量
変動および流量制御の不安定要因となる。
【0045】そこで、本実施形態では、このような現場
操作状態からでもスムースな自動制御を開始可能とする
構成としてある。まず、現場での流量調節弁3,5の直
接操作状態における流量計測値7を基に、1台の流量調
節弁で制御を行った時の弁開度すなわち単一弁の弁開度
目標値18(θSV)を、数6,7,9により逆算する。
この流量と、単一弁の開度目標値18の関係を予め例え
ば図3のように記憶しておく。
【0046】初期開度演算装置24は、流量計測値7を
基に、初期開度目標値23を図3の関係から演算する。
単一弁開度演算装置19は、流量制御装置20による自
動制御開始時に、初期開度目標値23を単一弁の弁開度
目標値18として弁開度変換装置14,15に出力す
る。弁開度変換装置14,15は初期開度目標値23と
同じ値である単一弁の弁開度目標値18を基に、2台の
流量調節弁が同一キャビテーション係数となる夫々の弁
開度目標値16,17を数13〜19により求める。本
実施形態の場合には、予め、数13〜19に基づき、単
一弁の弁開度目標値と各弁の弁開度目標値との関係を求
めておき、これをテーブルデータとして図2に示すよう
に記憶しておく。そして、単一弁開度目標値18からこ
の図2のテーブルを参照して弁開度目標値16,17を
求める。
【0047】弁開度制御装置12,13は夫々の弁開度
計測値8,9が弁開度目標値16,17になるように開
度操作量10,11を出力する。これにより、現場直接
操作状態から流量変動を少なくして流量制御装置20に
よる自動制御を開始する事が可能となる。
【0048】図4は、上述した実施形態を、3台以上の
流量調節弁を設けた例に適用した場合の流量制御装置の
構成図である。この場合には、図1での説明と同様に、
単一弁開度目標値を演算して求め、この単一弁開度目標
値から、各流量調節弁の夫々の開度目標値を求め、各流
量制御弁の弁開度を制御することで、図1の実施形態と
同様の効果を得ることができる。また、同様に、現場で
の直接操作から自動制御への切り替えをスムースに制御
することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、キャビテーション発生
が防止でき、しかも、流量調節弁間に圧力計を設ける必
要がなく、さらに現場での弁開度直接操作からも流量変
動の少ないスムースな弁開度の自動制御を開始すること
ができ、且つ安定した流量制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る流量制御装置の構
成図である。
【図2】単一弁開度目標値から各流量調節弁の制御目標
開度への変換データの一例を示す図である。
【図3】流量計測値から単一弁開度への変換データの一
例を示す図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る流量制御装置の構
成図である。
【図5】上流側池と下流側池の水位の関係を表す図であ
る。
【図6】1台の流量調節弁を使用した場合(B)と、2
台の流量調節弁を使用した場合(A)のキャビテーショ
ン係数,弁損失係数の関係を示した図である。
【符号の説明】
1…流路配管、2…流量検出器、3…流量調節弁、4…
流量調節弁開度検出器、5…流量調節弁、6…流量調節
弁開度検出器、7…流量計測値、8…開度計測値、9…
開度計測値、10…開度操作量、11…開度操作量、1
2…弁開度制御装置、13…弁開度制御装置、14…弁
開度変換装置、15…弁開度変換装置、16…弁開度目
標値、17…弁開度目標値、18…単一弁の弁開度目標
値、19…単一弁開度演算装置、20…流量制御装置、
21…上流側池、22…下流、側池、23…初期弁開度
目標値、24…初期弁開度演算装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の配管に直列に複数個の流量調節弁
    を配置し各流量調節弁の弁開度を自動制御する流量制御
    方法において、1台の流量調節弁だけで前記配管中の流
    体流量を制御すると仮定したときの単一弁開度目標値を
    求め、前記複数個の流量調節弁の各キャビテーション係
    数が同一となり且つ前記複数個の流量調節弁の合成損失
    係数が前記仮定した1台の流量調節弁の損失係数と同じ
    になる各流量調節弁の夫々の弁対応の目標開度を前記単
    一弁開度目標値から求め、各流量調節弁の弁開度を前記
    弁対応の目標開度に制御することを特徴とする流量制御
    方法。
  2. 【請求項2】 1本の配管に直列に複数個の流量調節弁
    を配置し各流量調節弁の弁開度を現場にて直接操作した
    後に各流量調節弁の弁開度の自動制御を開始する流量制
    御方法において、前記直接操作したときの前記配管の流
    量計測値から1台の流量調節弁だけで前記配管中の流体
    流量を制御していると仮定したときの単一弁開度目標値
    を求め、前記複数個の流量調節弁の各キャビテーション
    係数が同一となり且つ前記複数個の流量調節弁の合成損
    失係数が前記仮定した1台の流量調節弁の損失係数と同
    じになる各流量調節弁の夫々の弁対応の目標開度を前記
    単一弁開度目標値から求め、各流量調節弁の弁開度を前
    記弁対応の目標開度に制御するように前記自動制御を開
    始することを特徴とする流量制御方法。
  3. 【請求項3】 1本の配管に直列に複数個の流量調節弁
    を配置し各流量調節弁の弁開度を自動制御する流量制御
    装置において、1台の流量調節弁だけで前記配管中の流
    体流量を制御すると仮定したときの単一弁開度目標値を
    求める手段と、前記複数個の流量調節弁の各キャビテー
    ション係数が同一となり且つ前記複数個の流量調節弁の
    合成損失係数が前記仮定した1台の流量調節弁の損失係
    数と同じになる各流量調節弁の夫々の弁対応の目標開度
    を前記単一弁開度目標値から求める手段と、各流量調節
    弁の弁開度を前記弁対応の目標開度に制御する手段とを
    備えることを特徴とする流量制御装置。
  4. 【請求項4】 1本の配管に直列に複数個の流量調節弁
    を配置し各流量調節弁の弁開度を現場にて直接操作した
    後に各流量調節弁の弁開度の自動制御を開始する流量制
    御装置において、前記直接操作したときの前記配管の流
    量計測値から1台の流量調節弁だけで前記配管中の流体
    流量を制御していると仮定したときの単一弁開度目標値
    を求める手段と、前記複数個の流量調節弁の各キャビテ
    ーション係数が同一となり且つ前記複数個の流量調節弁
    の合成損失係数が前記仮定した1台の流量調節弁の損失
    係数と同じになる各流量調節弁の夫々の弁対応の目標開
    度を前記単一弁開度目標値から求める手段と、各流量調
    節弁の弁開度を前記弁対応の目標開度に制御するように
    前記自動制御を開始する手段とを備えることを特徴とす
    る流量制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006234000A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Orion Mach Co Ltd キャビテーション騒音低減方法及びバルブ装置
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