JP3458931B2

JP3458931B2 - 自走式根菜収穫機の切断部

Info

Publication number: JP3458931B2
Application number: JP00235196A
Authority: JP
Inventors: 弘隆大塚; 陽三郎楢原; 茂樹村田; 徹阿部
Original assignee: KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.; Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.; Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date: 1996-01-10
Filing date: 1996-01-10
Publication date: 2003-10-20
Anticipated expiration: 2016-01-10
Also published as: JPH09187133A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、根菜類、特に、人
参を収穫する自走式根菜収穫機の人参の根を効率良く切
断する尻尾切断部の構成に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、大根や人参等を収穫する自走
式根菜収穫機は公知となっており、走行装置上部の左右
一側に運転席を配置し、他側に進行方向と平行に引抜き
コンベアを配置し、この引抜きコンベアの前部に鍬状の
サブソイラからなる掘起し装置を配置して、この掘起し
装置を土中に挿入して、下方より根菜を土中より掘り起
こし、引抜きコンベアのベルトにて根菜の葉部分を両側
より挟持して斜め上方に根菜を搬送している。そして、
前記引抜きコンベアの下方に根菜の尾部を中央に案内す
る案内ガード、左右一対のディスクカッター等より構成
される尻尾部切断装置を配設しており、尻尾を切断して
いる。尻尾を切断された後の根菜は水平コンベアに受け
継がれ、別のカッターにより根菜の葉の根元部を切断
し、根部を収納容器に収納する技術は公知となってい
る。前記ディスクカッターを支持する支持軸上には、掻
込み部材を放射状に固設して、切断する根菜尾部の上方
を強制的に掻き込んで後方に送り出して、連続して搬送
されてくる根菜をディスクカッターの前部に滞留させる
ことなくスムーズに切断する技術は特願平７─２１２０
５８において提案済みである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この従来の根菜収穫機
における左右のディスクカッターの上方に配設する掻込
み部材は、左右個別のモーターにより駆動しており、掻
き込み作業においては、左右の掻込み部材によって挟み
込んで根菜に傷を付けたりすることがあった。また、従
来においては、複数本の掻込み部材を駆動軸上に放射状
に直接固設する構成となっており、根菜の掻き込み時に
該掻込み部材に発生する多大の負荷に耐えることができ
ずに、一部の掻込み部材が曲がり十分に掻き込みできな
くなったりすることがあった。その為に、より剛性に富
んだ構成の掻込み部材が望まれてきている。更に、ディ
スクカッターによって切断した尻尾部は土等の付着にと
もなってモーター等の駆動ケースとディスクカッターの
下面との間に堆積して、下方に落下せず、尻尾部が駆動
軸に絡まったり、堆積した尻尾部がディスクカッターの
下面に当接して回転の障害となったり、駆動の抵抗とな
る場合があり、堆積した尻尾部等を定期的に除去する作
業が必要となり、収穫作業の連続運転に支障をきたして
いた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、以上の如き課
題を解決するために、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、根菜を掘り起こし、葉部を挟持して後方へ搬
送する途中で根部の尻尾を切断する構成において、左右
一対の駆動軸を根部の搬送経路に向けて突設し、各駆動
軸上に切断刃と、該切断刃の上部に案内羽根を、切断刃
の下部に押出し羽根を配設した。また、前記案内羽根を
平面視略多角形の弾性体の板体で構成し、押出し羽根を
垂直方向に延びる板体で構成した。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の構成の実施例を添付の図
面を用いて説明する。図１は本発明の自走式根菜収穫機
の全体側面図、図２は同じく平面図、図３は尻尾切り装
置と肩揃えガイドを示す側面図、図４は本発明の案内羽
根及び押出し羽根を配設する切断部の正面断面図、図５
は同じく案内羽根及び押出し羽根を配設する切断部の平
面図である。

【０００６】図１、図２より尻尾切り装置Ｎを搭載する
自走式根菜収穫機、特に、人参収穫を主目的とする根菜
収穫機の全体構成について説明する。まず、水平状に配
置したメインフレーム１の下方にクローラ式走行装置２
が配設されており、メインフレーム１の右（進行方向に
向かって右側）前上に運転操作部Ａが配設されている。
運転操作部Ａは前部にフロントコラム４を立設し、その
上部に操向と掘起し装置Ｆを昇降操作を同時に行える操
作レバー５が突設され、側部にアクセルレバーが配設さ
れている。このフロントコラム４の側部にサイドコラム
３が立設され、このサイドコラム３上に作業レバーや副
変速レバー等の各操作レバーが突出されている。前記フ
ロントコラム４の後方に運転座席７が配設され、その下
後方にエンジン室が配設されて、このエンジン室内にエ
ンジンＥが内蔵されていて、エンジンＥはエンジンカバ
ー６によって覆われている。該エンジンカバー６の上部
にコンテナ台８が載置されている。

【０００７】そして、走行機体の左側に根菜を掘取り、
後方へ搬送し、葉部分を切除する機構と、その後部に根
部をコンテナ９に収容する機構が配設されている。つま
り、メインフレーム１左側前部より、引起し装置４０、
引抜きコンベア３０の高さを設定するゲージ輪４３、根
菜の葉部分を引き上げる引上げ装置４１、その下方に土
中の根菜を堀り上げるための掘起し装置Ｆ、引起し装置
４０の後部より、掘り上げた根菜の葉部の両側を挟持搬
送する引抜きコンベア３０、引抜きコンベア３０の後方
に切断部４７、その下方に下部コンベア４８と横送りロ
ーラー４９、その側方にコンテナへ搬送する選別コンベ
ア５０が配置されている。

【０００８】この一連の根菜収穫装置の各装置について
具体的に説明する。まず、掘起し装置Ｆは、前記メイン
フレーム１の前端の上部と下部に回動支点軸２０・２１
が横設されており、この回動支点軸２０・２１に上リン
ク２２と下リンク２３の後部がそれぞれ枢支され、上リ
ンク２２と下リンク２３の前部がブラケット２５と枢結
されている。この上リンク２２と下リンク２３が平行リ
ンクを形成し、このブラケット２５にサブソイラ２４の
上端が固定されている。

【０００９】前記下リンク２３の後端には、アーム２６
を介して油圧シリンダーからなる昇降シリンダー２７と
連結されて、この昇降シリンダー２７を作動させること
によって昇降可能としている。前記上リンク２２の前部
には偏心カムを介してサブソイラ２４の上部が支持さ
れ、該偏心カムを回動させてサブソイラ２４を振動駆動
できるようにし、根菜の下方より土中を振動して、根菜
を浮き上がらせ、引抜きが容易にできるようにしてい
る。

【００１０】そして、前記引抜きコンベア３０の後部が
コンベア支持フレーム３１に支持され、該コンベア支持
フレーム３１がメインフレーム１・１より上方へ突出し
た支持体３２に支持されている。該支持体３２は、左右
回動軸３２ａと上下回動筒３２ｂより構成される一体構
成部材である。前記引抜きコンベア３０は掘起し装置Ｆ
の昇降を利用して、上下回動筒３２ｂを中心にして上下
に回動して、引抜き高さを変更したり、持ち上げたりで
きるようにしている。また、図２の二点鎖線（３０’）
で示すように、前記左右回動軸３２ａを中心に回動し
て、動力伝達機構Ｂを開放することができる。

【００１１】前記引抜きコンベア３０は、搬送フレーム
３０Ｌ・３０Ｒを前後方向平行に、前低後高に傾斜して
配置し、搬送フレーム３０Ｌ・３０Ｒの後部下面が前記
コンベア支持フレーム３１によって支持され、この搬送
フレーム３０Ｌ・３０Ｒの前後両端にプーリー３３・３
３を配置し、その中途部にガイドプーリー３４・３４・
・・を配し、これらプーリーに搬送ベルト３０ａ・３０
ａを巻回し、引抜きコンベア３０の中途部から後部の下
面には、左右一対の搬送ベルトを巻回した補助搬送コン
ベア３６が設けられ、葉部の根菜側を保持している。ま
た、引抜きコンベア３０前端上部にスターホイル３７・
３７が配設されて、根菜の葉部を掻き込んでいる。

【００１２】そして、引抜きコンベア３０の前端部より
アームを前方に突出して、引起し装置４０を上下高さ調
整可能に固設している。この引起し装置４０はタイン４
０ａ・４０ａ・・・を突出したベルトを上下方向に対向
して巻回し、根菜の葉部を中央上方へ引き上げるように
している。そして、前記引起し装置４０より前方に連結
体を前方に突出して引上げ装置４１を固設している。該
引上げ装置４１は引起し装置４０と同様にタイン４１ａ
・４１ａ・・・を突出したベルトを前後面で上下方向に
左右に配置して、収穫条の左右両側から葉部を引き上げ
るようにしている。

【００１３】そして、前記引起し装置４０より前側方に
ゲージ輪４３が配置されている。このゲージ輪４３は、
前記引起し装置４０の側方に突出する支持アーム４２の
先端に回転自在に支持され、該ゲージ輪４３を支持アー
ム４２に上下高さ調整可能にすることで、引起し装置４
０及び引上げ装置４１からなる前処理装置と、引抜きコ
ンベア３０の高さを調節することができ、根菜の葉部の
挟持位置が調節できる。

【００１４】そして、前記引抜きコンベア３０、補助搬
送コンベア３６の後部には葉部排出コンベア４４を前後
方向水平に後方へ延設されている。前記補助搬送コンベ
ア３６の途中部には、水平コンベア４５を前後方向水平
に後方に延出されており、該水平コンベア４５の下方に
は根菜を案内するガイド４６を配設しており、該ガイド
４６と水平コンベア４５の間において、カッター４７を
配置している。補助搬送コンベア３６により搬送された
根菜の葉部は、前記水平コンベア４５に引き継がれ、根
菜の根部上端が位置決めされながら後方へ搬送され、葉
部が所定の位置でカッター４７によって切断され、根部
はその下方に配設された下部コンベア４８上に落とさ
れ、葉部は前記葉部排出コンベア４４に搬送されて後方
から圃場面に落下される。

【００１５】そして、下部コンベア４８は幅広のベルト
コンベアからなり、補助搬送コンベア３６の後部下方か
ら後方に水平方向に配置されて、この下部コンベア４８
の中途部上に斜め方向に横送りローラー４９が配設され
ている。横送りローラー４９の回転と下部コンベア４８
の搬送駆動によって、根菜が側部の選別コンベア５０上
に落下するようにしている。該選別コンベア５０は、本
機後部で左右方向に配設されて幅広のローラーコンベア
よりなり、側方へ送りながら根菜に付着した土を落とす
ようにしている。この選別コンベア５０の終端下方には
コンテナ載置台５４が配置され、このコンテナ載置台５
４はコンテナ９を載置している。

【００１６】また、この自走式根菜収穫機の前記引抜き
コンベア３０の前端部下方には、図３に示す様に、肩揃
えガイド５１・５１と根菜の根部を切断する尻尾切り装
置Ｎを配設している。前記肩揃えガイド５１・５１は、
引抜きコンベア３０の傾斜角度より緩く前低後高に配設
して、前後二段階に配設して、前記引抜きコンベア３０
によって搬送される根菜が２条同時に搬送されても、そ
の受け継ぎ部で一列にして、根部上部の高さを揃えるも
のである。前記尻尾切り装置Ｎは、後側の肩揃えガイド
板５１の後方下方に配設し、根菜の尾部を案内する案内
ガードＧと尻尾を切断する切断部Ｓ及び、切断部Ｓを支
持する支持杆１４により構成されている。また、該切断
部Ｓの下方には、上面を開口する箱体５７を載置してい
る。該箱体５７は栽培の不揃いによって生じる挟持に失
敗した根菜や、極小の根菜等を受けるようにしている。

【００１７】そして、図４、図５に示す如くに、前記切
断部Ｓは、駆動ケース１７と該駆動ケース１７に回動自
在に枢支される左右一対のディスクカッターからなる切
断刃１３・１３により構成されている。前記駆動ケース
１７は、軸芯を左右方向に有する伝動軸１９を枢支する
伝動筒１７ａ、軸芯を上下方向に配する駆動軸１８・１
８を枢支する駆動支持軸１７ｂ・１７ｂより構成されて
いる。各々の駆動軸１８・１８の上部は根菜の根部の搬
送経路側へ突出され、駆動軸１８・１８の上端に後述す
る案内羽根６４・６４を、その下に切断刃１３・１３
を、その下部に押出し羽根６２・６２を配設し、駆動ケ
ース１７内の下部にベベルギア６７・６７を嵌合してい
る。前記ベベルギア６７・６７には、伝動軸１９上に嵌
合する左右対称形状のベベルギア６８・６８と噛合し
て、駆動軸１８・１８を左右逆回転するようにしてい
る。左右の前記切断刃１３・１３は、上下高さを若干ず
らして、左右の切断刃１３・１３を中央において平面視
においてラップさせている。

【００１８】一方、前記駆動ケース１７の左側内部にフ
レキシブルワイヤー６７を挿入し止めボルトにより固定
し、該フレキシブルワイヤー６７の一端に伝動軸１９の
右端を嵌合し、フレキシブルワイヤー６７の他端を図３
に示す如くに支持体３２に枢支する回動軸３９の左端部
に嵌合している。従って、前記回動軸３９をエンジンＥ
の駆動によって回動すると、フレキシブルワイアー６７
を介して伝動軸１９を回動し、図示せぬベベルギア６７
・６８を介して切断刃１３・１３を駆動している。

【００１９】そして、前記案内ガードＧは切断部Ｓの前
方に配設している。該案内ガードＧは、左右対称形状で
あり、引抜きコンベア３０により葉部の挟持されて搬送
される根菜の尾部を中央（左右の搬送ベルト３０ａ・３
０ａの挟持面の鉛直線上）に案内し、左右の切断刃１３
・１３の間に搬送するものである。

【００２０】そして、本発明において、前記駆動軸１８
の上部において、固設筒６１を嵌合している。該固設筒
６１の上面には係合溝６１ａを形設し、切断刃１３を係
合している。更に、前記固設筒６１の外周面上には、垂
直方向に延びる板体で構成した押出し羽根６２を固設し
ている。但し、本実施例では一枚であるが複数枚設ける
こともできる。該押出し羽根６２は略四角形上の板体で
あり、該押出し羽根６２の下部を側面視において駆動ケ
ース１７の上面形状に合わせて形設し、駆動ケース１７
上に尻尾やその他土等が付着しないようにしている。そ
して、左右の前記固設筒６１・６１上の押出し羽根６２
・６２は回転時に当接しないようにズラせて配置してい
る。

【００２１】そして、前記切断刃１３より上方に突出す
る駆動軸１８の外周面上には図４に示す様に案内羽根６
４を配設している。前記案内羽根６４は、弾性体の板体
で構成し、図５に示す如く平面視において略三角形状
（または多角形状）に形設し、板体の頂部と頂部を結ぶ
面は内側に湾曲させて湾曲部６４ａ・６４ａを形設して
根菜の根部が案内羽根６４・６４間に入り易く、傷めら
れないようにし、各頂部は半径方向に突出して羽部６４
ｂ・６４ｂを形設している。また、前記案内羽根６４の
中心部に駆動軸１８と係合する係合筒６５を固設してい
る。即ち、三本の羽部６４ｂ・６４ｂと一体構成にし
て、中心部に嵌合する係合筒６５を介して駆動軸１８に
固定している。更に、該羽部６４ｂ・６４ｂは図４に示
すように、側面視において羽部６４ｂ下面を水平面より
角度θ傾斜状に形設しており、羽部６４ｂ下面と切断刃
１３上面との間隔を広くして、詰まりの無いようにして
いる。

【００２２】また、本実施例において、前記係合筒６５
の内周面にはスプライン溝６５ａを形設し、前記駆動軸
１８の上部外周にスプライン１８ａを形設して、駆動軸
１８に係合筒６５を係合している。但し、スプラインの
代わりに角軸としてもよい。そして、左右の駆動軸１８
・１８の上部より案内羽根６４・６４を平面視において
同じ取付角度となるように挿入し、上方より固定ナット
６６・６６にて螺合している。従って、駆動軸１８・１
８を左右逆回転させると、一方の案内羽根６４の湾曲部
６４ａの間に他方の案内羽根６４の羽部６４ｂを入り込
ませるようにしている。

【００２３】この様に構成し、伝動軸１９を駆動して左
右の駆動軸１８・１８を互いに逆方向に回転させると、
左右の切断刃１３・１３が駆動されて案内ガードＧに沿
って案内されてくる根菜の尾部の尻尾部が、一方の案内
羽根６４の羽部６４ｂで後方に押し出し、他方の案内羽
根６４の湾曲部６４ａにそって後方に案内しながら、切
断刃１３・１３によって切断され、案内羽根６４・６４
の回転によって根部は滞留させることなく強制的に後方
に送り出される。そして、切断された根菜の尻尾部は駆
動ケース１７上面に落下するが、押出し羽根６２・６２
の回転によって堆積することなく押し出されて、駆動軸
１８・１８に絡まったりすることが無いようにしてい
る。

【００２４】

【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項１記
載の如く、切断刃の上部に案内羽根を、切断刃の下部に
押出し羽根を配設したことによって、根菜の根部は、切
断部に確実に案内されて、切断後の根部は案内羽根によ
って滞留することなくスムーズに後方に案内することが
でき、二条植え等高速で多量に搬送された場合にも的確
に切断して排出することができ、切断後の尻尾部は押出
し羽根によって強制的に放出されて、駆動ケース上に堆
積することがなく、土等も堆積せず、駆動軸や切断刃の
回動に負担をかけることがなく、メンテナンス作業を必
要としないので、収穫の連続作業を可能にし、作業時間
の短縮化を図ることができる。

【００２５】また、請求項２記載の如く案内羽根を平面
視略多角形の弾性体の板体で構成したので、簡単な構成
で製造コストを低減化できて、案内時の湾曲も大きくな
く絡みが生じることもない。また、押出し羽根を垂直方
向に延びる板体で構成したので、駆動ケースの形状に合
わせることが可能となり、堆積を除去する範囲が広くな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の自走式根菜収穫機の全体側面図であ
る。

【図２】同じく平面図である。

【図３】尻尾切り装置と肩揃えガイドを示す側面図であ
る。

【図４】本発明の案内羽根及び押出し羽根を配設する切
断部の正面断面図である。

【図５】同じく案内羽根及び押出し羽根を配設する切断
部の平面図である。

【符号の説明】

Ｓ切断部１３切断刃１８駆動軸６２押出し羽根６４案内羽根

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者村田茂樹大阪府大阪市北区茶屋町１番32号ヤンマー農機株式会社内 (72)発明者阿部徹岡山県岡山市中畦684番地小橋工業株式会社内 (56)参考文献特開平９−56236（ＪＰ，Ａ) 特開平７−203739（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A01D 13/00 - 33/14

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】根菜を掘り起こし、葉部を挟持して後方
へ搬送する途中で根部の尻尾を切断する構成において、
左右一対の駆動軸を根部の搬送経路に向けて突設し、各
駆動軸上に切断刃と、該切断刃の上部に案内羽根を、切
断刃の下部に押出し羽根を配設したことを特徴とする自
走式根菜収穫機の切断部。
【請求項２】請求項１記載の案内羽根を平面視略多角
形の弾性体の板体で構成し、押出し羽根を垂直方向に延
びる板体で構成したことを特徴とする自走式根菜収穫機
の切断部。