JP3457201B2 - 電子写真方式の現像装置 - Google Patents

電子写真方式の現像装置

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JP3457201B2 JP01296399A JP1296399A JP3457201B2 JP 3457201 B2 JP3457201 B2 JP 3457201B2 JP 01296399 A JP01296399 A JP 01296399A JP 1296399 A JP1296399 A JP 1296399A JP 3457201 B2 JP3457201 B2 JP 3457201B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた画像形成装置の反転現像の現像装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来の技術を図4を用いて説明すると、
感光体ドラム1の周表面には静電潜像が形成されてお
り、当該静電潜像は露光部と非露光部であり、本先行技
術の実施形態においては、現像域での露光部の電位は+
50V近くであり、非露光部は+700V程度であり、
当該それぞれの電位は当該感光体1の性能(帯電性能、
暗減衰、残留電位など)によりほぼ決定される。この静
電潜像に対して第1のスリーブ部材51の周表面の現像
剤及び第2のスリーブ部材61の周表面の現像剤を適用
してトナー像を形成する。これは第1のスリーブ部材5
1の表面の現像剤のプラス帯電したトナーの電荷と第1
のスリーブ部材51に印加されているプラスバイアスと
の斥力により、前記静電潜像のうち露光部にトナーが飛
ばされ、当該露光部をトナー像とし、さらに前記第2の
スリーブ部材61の表面の現像剤のプラス帯電したトナ
ーの電荷と前記第2のスリーブ部材61に印加されてい
るプラスバイアスとの斥力により、前記静電潜像をトナ
ー像にしたもののうち露光部にトナーが飛ばされ、より
はっきりとしたトナー像を形成する。静電潜像のうち非
露光部にトナー像が形成されないのは、当該非露光部の
表面電位がおよそ+700Vあり、前記第1のスリーブ
部材51および前記第2のスリーブ部材61に印加され
ているバイアスはおよそ+600Vであり、前記第1の
スリーブ部材51および前記第2のスリーブ部材61の
現像剤中のプラス帯電したトナーは、前記感光体ドラム
1の非露光部から前記第1のスリーブ部材51および前
記第2のスリーブ部材61方向への電界により、前記第
1のスリーブ部材51および前記第2のスリーブ部材6
1の方向へ力が働き前記感光体ドラム1方向には付着す
るための力がないからである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法によれば、前記静電潜像の露光部の電位と前記
第1のスリーブ部材51及び前記第2のスリーブ部材6
1に印加されているバイアスの電位との電位差が少なく
なり、画像濃度を濃くするためには障害となっていた。
仮に前記バイアスを非露光部の表面電位と同じ+700
Vを印加すると、静電潜像のうち露光部の画像濃度は、
当該露光部の電位とスリーブに印加されてバイアスの電
位差が大きくなるため濃い画像となるが、非露光部の画
像濃度は当該非露光部の電位と前記第1のスリーブ部材
51および前記第2のスリーブ61に印加されてバイア
スの電位差がなくなり、前記第1のスリーブ部材51お
よび前記第2のスリーブ61上の現像剤のトナーは前記
感光体ドラム1からの電気的な斥力がなくなるため、本
来トナー像が形成されてはいけない前記感光体ドラム1
の周表面部分に若干の量のトナーが付着し、カブリ画像
となる。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、現像ハウジングと;現像剤攪拌搬送手
段と;現像剤規制手段と;当該現像ハウジング内に感光
体ドラムと平行に配設され前記現像域において前記感光
体ドラムの周表面の回転移動方向に対して逆方向に回転
移動する第1のスリーブ部材と当該第1のスリーブ部材
内に配設された第1の磁石により構成される第1の現像
ローラと;前記第1のスリーブ部材に第1の現像バイア
スを印加する第1の現像バイアス印加手段と;前記第1
の現像ローラに対して前記感光体ドラムの回転移動方向
の下流側において前記感光体ドラムの周表面の回転移動
方向に対して順方向に回転移動する第2のスリーブ部材
と当該第2のスリーブ部材内に配設された第2の磁石に
より構成される第2の現像ローラと;前記第2のスリー
ブ部材に第1の現像バイアスを印加する第2の現像バイ
アス印加手段と;現像剤返送案内板と;トナー供給手段
と;で構成され、前記現像ハウジングは、内部に前記現
像剤攪拌搬送手段のある攪拌槽と、前記第1の現像ロー
ラと前記第2の現像ローラを内部にもつ現像槽を形成
し、現像剤は当該攪拌槽と当該現像槽を循環しており、
前記現像剤攪拌搬送手段は、キャリア粒子とトナーとか
らなる現像剤を攪拌しつつ前記第2の現像ローラ側に搬
送し、前記現像剤規制手段は、前記第2のスリーブ部材
により汲み上げられた現像剤の層厚を規制し、前記第2
の現像ローラは、前記第1の磁石の磁極および前記第1
のスリーブ部材の回転移動により、前記第2のスリーブ
部材の周表面に前記現像剤攪拌搬送手段から搬送されて
くる現像剤を磁気的に吸着保持し、前記現像剤規制手段
により汲み上げられる現像剤の量を規制され、前記第2
のスリーブ部材の周表面に吸着保持された現像剤の一部
を前記第1のスリーブ部材の周表面に受け渡し、前記第
2のスリーブ部材の前記第1のスリーブ部材に受け渡さ
れない残りの現像剤を、前記第2のスリーブ部材と前記
感光体ドラムの形成する第2の現像域に送り、前記感光
体ドラムの周表面の静電潜像に当該現像剤を適用してト
ナー像を形成し、その後現像剤を前記現像ハウジング内
に返し、前記第1の現像ローラは、前記第1の磁石の磁
極および前記第1のスリーブ部材の回転移動により、受
け渡された現像剤を前記第1のスリーブ部材と前記感光
体ドラムの形成する第1の現像域に送り、前記感光体ド
ラムの周表面の静電潜像に当該現像剤を適用してトナー
像を形成し、その後前記現像剤返送案内板に現像剤を受
け渡し、前記現像剤返送案内板は、前記第1のスリーブ
部材から受け渡された現像剤を前記ハウジング内の前記
現像剤攪拌搬送手段の上流側に返し、前記トナー供給手
段は、現像剤のトナーとキャリアの比率を所定の値に維
持するために、トナーを前記現像ハウジング内に補給す
る、という電子写真方式の反転現像の現像装置におい
て、前記第1のスリーブ部材に印加される第1のバイア
ス電圧は前記感光体ドラム1の前記静電潜像の非露光部
の電位とほぼ同電位であって、かつ前記第2のスリーブ
部材に印加される第2のバイアス電圧は前記第1のバイ
アス電圧より50V乃至150Vグランドレベルに近い
ことを特徴とする電子写真方式の反転現像の現像装置を
提供する。 【0005】 【作用】前記第1のスリーブ部材には、第1の現像領域
でカブリが若干発生する程度まで電界強度のある現像バ
イアスの設定とし、充分に画像濃度を出したあと、前記
第2のスリーブ部材には、第2の現像領域では、前記第
1の現像領域で発生したカブリを除去する程度の電界強
度のある現像バイアスの設定とすることにより、画像濃
度は高くかつカブリのない良好な画像をえることができ
る。 【0006】 【発明の実施形態】本発明の一実施形態が採用される両
面印字可能な印刷装置を図1に基づいて説明する。同図
面において、まず各構成要素の説明をすると、 【0007】感光体ドラム1は、当該現像プロセスに至
るまでに、帯電、露光のプロセスを経ており、周表面に
静電潜像を形成されたものが回転移動している。 【0008】現像ハウジング2は、現像装置本体の筐体
であり、当該現像装置の構成要素を所定の位置関係に維
持し、かつ現像剤の槽である。材質は一般的にガラス繊
維を含む樹脂などを用い寸法精度を出している。 【0009】現像剤攪拌搬送手段3は、攪拌パドルやス
パイラルを用い、キャリア粒子とトナーとからなる現像
剤を攪拌、搬送することにより、摩擦帯電を起こしトナ
ーを帯電させている。 【0010】現像剤規制手段4は、第2のスリーブ部材
61と所定の間隙をもって位置する端部を有し、当該第
2のスリーブ部材61の周表面を搬送される現像剤の層
厚を規制する役割をもつ、いわゆる穂切り板である。材
質は耐摩耗性、トナー付着の予防を考慮して、ステンレ
ス、真鍮、アルミ合金などの金属が用いられる。層厚の
設定は精度を必要とするため、本実施形態では補助板4
1に固定することにより微調整を可能としている。 【0011】第1の現像ローラ5は、前記現像ハウジン
グ2内に前記感光体ドラム1と平行に配設され、前記感
光体ドラム1の周表面の回転移動方向に対して逆方向に
回転移動する第1のスリーブ部材51と当該第1のスリ
ーブ部材内に配設された第1の磁石52により構成され
る。当該第1のスリーブ部材51は周表面に現像剤を吸
着搬送し、当該第1のスリーブ部材51と前記感光体ド
ラム1の形成する第1の現像域に送り、前記感光体ドラ
ム1の周表面の静電潜像に当該現像剤を適用してトナー
像を形成する。ここで当該第1のスリーブ部材51には
適当な現像バイアスが印加されており、前記感光体ドラ
ム1を対向電極とする電界を形成することにより前記感
光体ドラム1の周表面の静電潜像をトナー像にしてい
る。当該第1のスリーブ部材51の材質は一般的にはア
ルミ合金が使われ、その周表面は現像剤の搬送性能の向
上を考慮してロレット加工やサンドブラスト処理、ワイ
ヤーブラシ処理を施されている。前記第1の磁石52は
ラジアル方向に多極の磁極を有し当該磁極の役割は後の
現像剤の流れで説明する。当該第1の磁石52の材質は
フェライト系の永久磁石(焼結やバインダ磁石)を用い
る。 【0012】第2の現像ローラ6は、前記現像ハウジン
グ2内に前記感光体ドラム1と平行に配設され、前記感
光体ドラム1の周表面の回転移動方向に対して順方向に
回転移動する第2のスリーブ部材61と当該第2のスリ
ーブ部材内に配設された第2の磁石62により構成され
る。当該第2のスリーブ部材61は周表面に現像剤を吸
着搬送し、当該第2のスリーブ部材61と前記感光体ド
ラム1の形成する第2の現像域に送り、前記感光体ドラ
ム1の周表面の静電潜像に当該現像剤を適用してトナー
像を形成する。ここで当該第2のスリーブ部材51には
適当な現像バイアスが印加されており、前記感光体ドラ
ム1を対向電極とする電界を形成することにより前記感
光体ドラム1の周表面の静電潜像をトナー像にしてい
る。当該第2のスリーブ部材61の材質は一般的にはア
ルミ合金が使われ、その周表面は現像剤の搬送性能の向
上を考慮してロレット加工やサンドブラスト処理、ワイ
ヤーブラシ処理を施されている。前記第2の磁石62は
ラジアル方向に多極の磁極を有し当該磁極の役割は後の
現像剤の流れで説明する。当該第2の磁石62の材質は
フェライト系の永久磁石(焼結やバインダ磁石)を用い
る。なお後で述べる本実施形態において現像剤の流れに
関係する前記第1の磁石52、前記第2の磁石62のそ
れぞれの磁極のN、Sの極性はすべて逆の極性であって
もよいことは言うまでもない。 【0013】現像剤返送案内板7は前記第1のスリーブ
部材51から受け渡された現像剤を、前記現像ハウジン
グ2の前記攪拌搬送手段3の上流側に返送する役割を持
ち、前記第1のスリーブ部材51の上部から前記現像ハ
ウジング2の前記攪拌搬送手段3の上流側に傾斜した板
である。当該現像剤返送案内板7は現像剤が流れる面に
リブ(図示していない)を有しており、現像剤の流れを
整流している。材質は樹脂、ステンレスなどで特に問題
にしていない。 【0014】トナー濃度検出手段8は透磁率センサーを
用いており、設置個所はトナーとキャリア粒子が充分に
攪拌、混合された現像剤が流れている箇所であればどこ
でもよい。 【0015】トナー供給手段9は、ホッパー91、トナ
ー補給ローラ92などで構成され、トナー補給モータを
回転させることにより前記トナー補給ローラを回転さ
せ、下部の開口部より前記現像ハウジング2の前記現像
剤攪拌搬送手段3の上流側にトナーを落下させている。
前記トナー濃度検出手段8で測定された現像剤のトナー
濃度を設定されたトナー濃度を比較することにより、測
定されたトナー濃度が設定されたトナー濃度より低い場
合にトナーを補給し、測定されたトナー濃度が設定され
たトナー濃度より高くなった時点でトナー補給を止める
という制御をおこなっている。 【0016】次に、現像剤の流れを説明すると、まず現
像剤は前記現像剤攪拌搬送手段3により攪拌されつつ前
記第2の現像ローラ側に搬送され、当該現像剤攪拌搬送
手段3により搬送される現像剤は前記第2の磁石の汲み
上げ磁極S21により、前記第2のスリーブ部材61の
周表面に磁気的に吸着保持され、前記現像剤規制手段4
により汲み上げられる現像剤の量は規制され、さらに前
記第2の磁石62の分配磁極N22と当該分配磁極N2
2と対向する位置にある当該第2の磁石51の分配磁極
S11の極性の異なる前記第1の磁石52の分配磁極S
11により、前記第2のスリーブ部材61の周表面に吸
着保持された現像剤の一部は前記第1のスリーブ部材5
1の周表面に受け渡される。続いて前記第2のスリーブ
部材61の前記第1のスリーブ部材51に受け渡されな
い残りの現像剤は、前記第2のスリーブ部材61の回転
移動と前記第2の磁石62の主極S22と前記第2の磁
石62の分配極N22のつくる磁界により、前記第2の
スリーブ部材61と前記感光体ドラム1の形成する第2
の現像域に送られ、当該第2の現像域では現像剤は前記
第2の磁石62の主極S23により穂立ちを形成し、前
記感光体ドラム1の周表面の静電潜像に当該現像剤を適
用してトナー像を形成する。その後現像剤は前記第2の
スリーブ部材61の回転移動と前記第2の磁石62の主
極S23と前記第2の磁石62の引き剥がし極の上流側
の磁極N24のつくる磁界により、前記第2の磁石62
の隣接する同一極性の引き剥がし磁極N24,N25の
反発磁界を形成する箇所に搬送され、当該反発磁界によ
り、前記第2のスリーブ部材61への吸着される磁気的
な拘束力を失い前記現像ハウジング1内に返される。一
方、前記第2の磁石62の分配磁極N22と当該分配磁
極N22と対向する位置にある当該第2の磁石62の分
配磁極N22との極性の異なる前記第1の磁石52の分
配磁極S11により受け渡された現像剤は、前記第1の
スリーブ部材51の回転移動により前記第1のスリーブ
部材51と前記感光体ドラム1の形成する第1の現像域
に送られ、当該第1の現像域では現像剤は第1の磁石5
1の主極N12により穂立ちを形成し、前記感光体ドラ
ム1の周表面の静電潜像に当該現像剤を適用してトナー
像を形成する。その後現像剤は前記第1のスリーブ部材
51の回転移動と前記第1の磁石52の主極N12と下
流側の搬送磁極S13の作る拘束力及び当該搬送磁極S
13とさらに下流側のN14の磁極により、前記第1の
スリーブ部材51の周表面の前記第1の磁石52の磁極
の影響を受けない前記第1のスリーブ部材51の箇所に
搬送され、前記第1のスリーブへの吸着される磁気的な
拘束力を失うと前記現像剤返送案内板7上に受け渡さ
れ、さらに重力により前記現像ハウジング2内の前記現
像剤攪拌搬送手段3の上流側に至る。 【0017】ここで、本件発明の特徴を図2、図3を用
いて説明すると、前記感光体ドラム1の周表面には静電
潜像が形成されており、当該静電潜像は露光部と非露光
部であり、現像域での露光部の電位は上流側がSP11
で、下流側がSP12であり、非露光部の電位は上流側
がSP21で、下流側がSP22であり、SP11、S
P12は約50V、SP21、SP22は約700Vで
あり、当該それぞれの電位は当該感光体1の性能(帯電
性能、暗減衰、残留電位など)によりほぼ決定され、S
P11,SP12はより低く、SP21,SP22がよ
り高いものほど良い感光体ドラムであると言える。厳密
には感光体の暗案減衰によりSP11>SP12かつS
P21>SP22ではあるが無視して良い程度の差であ
る。この静電潜像は第1のスリーブ部材51の周表面の
現像剤の適用を受けトナー像となるが、SP11と第1
の現像バイアスVb1の差が大きいほど非露光部にトナ
ーがのり、SP21<Vb1までいくと露光部にまでト
ナーがのりカブリ画像となる。本件はSP21とVb1
をほぼ同じ電位としているため当該非露光部に若干のト
ナーがのる。続いて第2の現像領域においてトナー像化
された露光部と非露光部はさらに第2のスリーブ部材6
1の周表面の現像剤を適用されよりはっきりとしたトナ
ー像を形成される。これは露光部はさらに現像剤の適用
をうけるからであり、非露光部は上記第1の現像領域に
おいて若干のトナーによるカブリ画像となっているが、
当該トナーは元々前記感光体ドラム1に対しての拘束力
の少ないトナーであり、第2の現像領域において現像剤
の適用をうけると、Vb2の電位はSP12の電位に対
し、約100Vグランドレベルに近く(当該実施形態で
は低い電圧)、前記感光体ドラム1の下流側の露光部で
は電界の方向がプラス帯電トナーを前記第2のスリーブ
部材61方向へ戻す方向であるために、当該感光体ドラ
ム1の下流側の露光部のカブリトナーは前記第2のスリ
ーブ部材61に回収される。この結果として当該感光体
ドラム1の静電潜像は露光部はより濃い、非露光部はカ
ブリの少ないトナー画像となる。 【0018】本発明の請求項では、前記第1のスリーブ
部材に印加される第1のバイアス電圧は前記感光体ドラ
ム1の前記静電潜像の非露光部の電位とほぼ同電位であ
って、かつ前記第2のスリーブ部材に印加される第2の
バイアス電圧は前記第1のバイアス電圧より50V乃至
150Vグランドレベルに近いことを特徴としていお
り、つまり50V<|Vb1−Vb2|<150V、か
つSP11≒Vb1を特徴とし、さらに上記の実施形態
でも|Vb1−Vb2|≒100Vの設定による実験を
行い効果を得たが、当該50V乃至150Vの意味は、
反転現像の現像装置における非露光部の電位と現像バイ
アスの電位差をこのくらいに設定していれば、カブリ画
像とならないことを理由に請求項の前記50V乃至15
0Vグランドレベルに近いという範囲にしており、当該
電圧の範囲に臨界的な意味はない。むしろ感光体の性
能、現像剤の性能、その他関連するパラメータにより適
宜最適な|Vb1−Vb2|の値を設定することが好ま
しい。 【0019】 【発明の効果】本件の発明を採用すれば、感光体ドラム
の性能、現像剤の性能が決められ条件においても、より
画像濃度の濃い、かつカブリの少ない画像を形成でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の現像装置の概略図である。 【図2】本発明の実施形態の現像領域の概略図である。 【図3】本発明の実施形態の現像領域の概略図である。 【図4】従来技術による現像装置の概略図である。 【符号の説明】 31;上流側攪拌パドル 32;下流側攪拌パドル

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】現像ハウジングと;現像剤攪拌搬送手段
    と;現像剤規制手段と;当該現像ハウジング内に感光体
    ドラムと平行に配設され前記現像域において前記感光体
    ドラムの周表面の回転移動方向に対して逆方向に回転移
    動する第1のスリーブ部材と当該第1のスリーブ部材内
    に配設された第1の磁石により構成される第1の現像ロ
    ーラと;前記第1のスリーブ部材に第1の現像バイアス
    を印加する第1の現像バイアス印加手段と;前記第1の
    現像ローラに対して前記感光体ドラムの回転移動方向の
    下流側において前記感光体ドラムの周表面の回転移動方
    向に対して順方向に回転移動する第2のスリーブ部材と
    当該第2のスリーブ部材内に配設された第2の磁石によ
    り構成される第2の現像ローラと;前記第2のスリーブ
    部材に第1の現像バイアスを印加する第2の現像バイア
    ス印加手段と;現像剤返送案内板と;トナー供給手段
    と;で構成され、 前記現像ハウジングは、内部に前記現像剤攪拌搬送手段
    のある攪拌槽と、前記第1の現像ローラと前記第2の現
    像ローラを内部にもつ現像槽を形成し、現像剤は当該攪
    拌槽と当該現像槽を循環しており、前記現像剤攪拌搬送
    手段は、キャリア粒子とトナーとからなる現像剤を攪拌
    しつつ前記第2の現像ローラ側に搬送し、前記現像剤規
    制手段は、前記第2のスリーブ部材により汲み上げられ
    た現像剤の層厚を規制し、前記第2の現像ローラは、前
    記第1の磁石の磁極および前記第1のスリーブ部材の回
    転移動により、前記第2のスリーブ部材の周表面に前記
    現像剤攪拌搬送手段から搬送されてくる現像剤を磁気的
    に吸着保持し、前記現像剤規制手段により汲み上げられ
    る現像剤の量を規制され、前記第2のスリーブ部材の周
    表面に吸着保持された現像剤の一部を前記第1のスリー
    ブ部材の周表面に受け渡し、前記第2のスリーブ部材の
    前記第1のスリーブ部材に受け渡されない残りの現像剤
    を、前記第2のスリーブ部材と前記感光体ドラムの形成
    する第2の現像域に送り、前記感光体ドラムの周表面の
    静電潜像に当該現像剤を適用してトナー像を形成し、そ
    の後現像剤を前記現像ハウジング内に返し、前記第1の
    現像ローラは、前記第1の磁石の磁極および前記第1の
    スリーブ部材の回転移動により、受け渡された現像剤を
    前記第1のスリーブ部材と前記感光体ドラムの形成する
    第1の現像域に送り、前記感光体ドラムの周表面の静電
    潜像に当該現像剤を適用してトナー像を形成し、その後
    前記現像剤返送案内板に現像剤を受け渡し、前記現像剤
    返送案内板は、前記第1のスリーブ部材から受け渡され
    た現像剤を前記ハウジング内の前記現像剤攪拌搬送手段
    の上流側に返し、前記トナー供給手段は、現像剤のトナ
    ーとキャリアの比率を所定の値に維持するために、トナ
    ーを前記現像ハウジング内に補給する、という電子写真
    方式の反転現像の現像装置において、 前記第1のスリーブ部材に印加される第1のバイアス電
    圧は前記感光体ドラムの前記静電潜像の非露光部の電位
    とほぼ同電位であって、かつ前記第2のスリーブ部材に
    印加される第2のバイアス電圧は前記第1のバイアス電
    圧より50V乃至150Vグランドレベルに近いことを
    特徴とする電子写真方式の反転現像の現像装置。
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