JP3618848B2 - 電子写真用現像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真用現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真装置に用いる現像装置のうち、特に二成分現像剤(キャリア,トナー)を用いた磁気ブラシ現像方式では、現像時にキャリアが感光体(記録体)に付着すると、感光体上に形成されたトナー画像を記録紙に静電的に転写する時に、感光体上のキャリアに付着した周囲のトナーが記録紙に転写されずに感光体に残り、画像欠陥を引き起こす。
【0003】
この対策として、感光体に近接設置したいわゆるキャリアクリーナとよばれる磁気ロールを用い感光体に付着したキャリア(磁性材)を磁気的に吸引して除去する方法が取られている。この感光体へのキャリア付着現象はキャリアの粒径を小さくしたり、キャリアの抵抗を下げて現像性能を高めると発生しやすく、一般的に現像効率とトレードオフの関係にある。従って、特に高い現像効率が必要な高速印刷時には現像機の内部または外部にキャリアクリーナの設置が必要となる。
【0004】
図5に従来の電子写真用現像装置の現像ロールとキャリアクリーナとの関係を表す模式図を示す。
【0005】
図5において、71は現像用の記録体となるべき感光体(ドラム)、72は現像ロール、75はキャリアクリーナである。現像ロール72は固定のマグネットロール73とその周囲を回転する非磁性スリーブ74より成り、キャリアクリーナ75は固定のマグネットロール76とその周囲を回転する非磁性スリーブ77より成る。
【0006】
現像剤78におけるトナー79はキャリア80との摩擦帯電による静電力によりキャリア80に付着して、現像ロール72(スリーブ74)上をマグネットロール73の磁気力で保持されつつ搬送され、感光体71上に形成された静電潜像を現像する。現像ロール72上の現像剤78のうち現像に供されない現像剤は、現像ロール72によって保持されるが、そのうちのキャリヤ80が感光体71に付着して記録体71・現像ロール72間を通過すると、現像ロール72の下方に配置されたキャリアクリーナ75によりこのキャリア80が磁気吸引により捕獲される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、この種の現像装置、現像機の内部または外部にキャリアクリーナの設置が必要となる。ところで、電子写真方法において現像効率を高め、高速印刷が要求される場合においては、現像ロールを複数設置する機種もあるが、このように現像ロールを複数設置する場合には、前記キャリアクリーナも含めて設置スペースひいては現像装置が大型化する傾向がある。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目的は、高い現像効率とキャリアクリーニングの双方を保証しつつ現像装置の小型化を可能にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基本的には、表面に静電潜像を形成しながら回転する記録体と、前記静電潜像を磁性及び帯電性を有する現像剤にて現像する現像ロールとを備えた電子写真用現像装置において、
前記現像ロール・記録体間を通過した後の現像剤の少なくとも一部或いは通過前の現像剤の一部を前記現像ロールから強制的に離して記録体表面に沿って流下させる現像剤流下手段と、
前記記録体と同じ方向に回転し、且つ前記現像ロールの下方にて前記記録体に近接配置されて前記流下する現像剤を磁気的に捕獲する磁気ロールと、
捕獲後に前記磁気ロールに乗った現像剤を該磁気ロールの回転位置の途中で除去して、該磁気ロール回転方向から前記記録体の対向位置に現像剤が到ることを阻止する現像剤除去手段とを備えることにより、
前記磁気ロールを現像ロール兼キャリアクリーナとして構成とした。
【0010】
上記構成によれば、現像ロール上の現像剤により記録体の静電潜像を現像しつつ、現像に供されなかった現像剤(残留現像剤)の少なくとも一部が、該現像ロール表面から強制的に離されて記録体表面に沿って流下する。流下した現像剤は、磁気ロール(現像ロール兼キャリアクリーナ)により記録体表面と磁気ロール上面との間で磁気的に捕獲されて溜るため、この磁気ロール上でも記録体の静電潜像に対して再度現像を行うことになる。また、この磁気ロールは、記録体と同一方向に回転するので、該磁気ロールで現像に供されなかった現像剤が磁気ロールに乗って記録体と離れる方向に運ばれ、その磁気ロール回転位置の途中で磁気ロール上から除去される。したがって、磁気ロール上に乗って移動する現像剤は、記録体に向かって一回転する間に除去されるので、この磁気ロールがキャリアクリーナとしての役割もなす。したがって、専用の現像ロールの他に現像ロール兼キャリアクリーナを存在させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0012】
図1は、本発明の第1例に係る構成図、図2は、本例の適用対象となる電子写真装置の概略説明図である。
【0013】
まず、図2により本発明の適用対象たる電子写真装置(ここでは、レーザプリンタを例示する)を概略的に説明する。
【0014】
1は表面に静電潜像を形成する記録体(回転体)で、ここでは、代表的なものとして有機光導電体をドラム状に形成した感光体が例示してあり、以下、感光体なる用語を使用する。
【0015】
図2では、感光体1は時計方向に回転し、この回転の途中で帯電器2により一様に負に帯電した後、画像情報により変調されたレーザ光線3が照射し、感光体1表面にネガ型の静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像機4中にて現像剤5のトナーで反転現像される。この反転現像されたトナー画像7が転写器9により記録紙10に静電的に転写される。
【0016】
その後、感光体1表面の残留電荷をイレーザ11により消去し、又、感光体1上の残留トナーがクリーナ12により除去される。記録紙10上のトナー画像は定着器13にて熱的に定着される。
【0017】
この電子写真方法において、現像効率を高めるには現像ロール43が複数必要になる。また、感光体1に現像剤のキャリアが付着して転写部に運ばれるのを防止するため、いわゆる専用のキャリアクリーナ(磁気ロール)6´を現像機4の内部または外部に設置すると、キャリアクリーナを含めた現像装置が大きくなるという問題がある。本実施例では、この問題に対処するため、現像ロールの下方に設置されるキャリアクリーナ(磁気ロール)を次のようにして、現像ロールとして兼用させる。
【0018】
ここで、本例を図1により説明する。
【0019】
負に帯電した感光体1は、前述したように、時計方向に回転し、ネガ型の静電潜像を形成したのち現像部に運ばれる。
【0020】
現像機4は、その内部に現像材収容部(現像剤撹拌槽)4A、現像ロール43、磁気ロール(現像ロール兼キャリアクリーナ)6、ガイド電極板45、撹拌パドル44等を備える。
【0021】
現像ロール43は、固定のマグネットロール42とその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブ41より成り、一方、現像ロール兼キャリアクリーナとなる磁気ロール6は、固定のマグネットロール62とその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブ61より成る。現像ロール43と磁気ロール6との位置関係は、いずれも感光体1の表面に近接して、現像ロール43が上方に、磁気ロール6が下方に位置し、現像ロール43側のスリーブ41が感光体1と反対方向(反時計方向)に回転し、磁気ロール6側のスリーブ61が時計方向に回転する。
【0022】
現像ロール43のマグネットロール42は、上部にスリーブ41上に乗った現像剤5(現像剤はトナーとキャリアよりなる二成分現像剤で、トナーは負に、キャリアは正に摩擦帯電する)を磁気的に保持するようN,S磁極が着磁してあり、また、マグネットロール42の一部(感光体1と対向する側及びその下側)には、現像ロール43・感光体1間を通過する現像後の残留現像剤をその非磁性スリーブ41から強制的に離して感光体1側に押し返すように同極磁極(N極)を隣合って着磁してあり、該同極磁極によって現像剤を流下させる手段を構成する。また、このように同極磁極配置により感光体1・現像ロール43間を通過する現像剤を感光体1側に押し返すことで現像効率をあげる配慮がなされている。
【0023】
一方、磁気ロール6のマグネットロール62は、その上部に現像ロール43側から流下してくる現像剤を磁気的に捕獲するための少なくと一対のN,S磁極が着磁してあり、その下部は無着磁としてあり、また、感光体1と反対側に位置して非磁性スリーブ61に接触するスクレーパ(クリーナスクレーパ)63が配置してあり、このスクレーパ63の一端(スリーブ61と接触しない側の一端)が現像剤収容槽4Aに臨むようにしてある。
【0024】
現像剤収容槽4Aには、少なくとも1個(図1では2個)の撹拌パドル44が設けてあり、その一方がスクレーパ63の近くに配置され、他方が現像剤5を現像ロール43側に搬送するための搬送体20の一端近くに配してある。現像ロール43の上方にはスリーブ41上の現像剤の厚みを一定に調整するドクタブレード431が設けてある。
【0025】
現像ロール43と磁気ロール6との間には、現像ロール43のスリーブ41から離れて流下する現像剤を感光体1の表面に沿って案内させるガイド電極板(負の電極)45が感光体1に近接して配置してある。ガイド電極板45は、ガイド電圧印加手段451に接続されて、流下する現像剤に負の電界を印加する。
【0026】
また、現像ロール43のスリーブ41も、現像電極となり得るように現像電圧印加手段411によって負の電圧が印加される。
【0027】
また、磁気ロール61のスリーブ61も現像電極となり得るように、また、キャリアの静電的な吸引付着を可能にするため現像電圧印加手段611により負の電圧が印加される。
【0028】
現像機4にはトナー供給ローラ46、トナーホッパ461が接続されている。
【0029】
次に本例の一連の動作について説明する。
【0030】
現像剤搬送手段20を介して現像ロール43に搬送される現像剤は、現像スリーブ41上でドクタブレード431にて層厚を規制されつつ、スリーブ41の回転によりマグネットロール43の上部磁極に保持されて感光体1・現像ロール43間に搬送されていき、感光体1に形成された静電潜像を磁気ブラシ現像する。
【0031】
現像後に感光体1・現像ロール43間を通過する残留現像剤は、マグネットロール42の下部に設けた同極磁極(ここではN極)の磁気反発力を受けて現像スリーブ41表面から強制的に離されて感光体1側に押しやられて下方に流下し、この流下現像剤がガイド電極板45によって感光体1の表面に沿って案内される。
【0032】
現像剤は感光体1とガイド電極板45の間を流下していわゆるカスケード現像する。
【0033】
カスケード現像後の現像剤は磁気ロール62の磁力により捕獲され、感光体1とスリーブ61の間に溜り静電潜像を再度現像して、その残余の現像剤が現像機内部に送られ、クリーナスクレーパ63によりスリーブ61の表面から除去される。すなわち、スリーブ61は感光体1と同一方向に回転しているため、スリーブ61上に溜った現像剤は、感光体1から離れる方向に搬送されて、その途中でスクレーパ63により除去され、スリーブ61の下半分では現像剤が保持されないので、スリーブ61の回転方向から現像剤が感光体1の対向位置に到ることが阻止される。また、磁気ロール62の磁力により捕獲された現像剤は、磁気ブラシを形成して強く結合しているため感光体1とスリーブ61の最近接位置より下流側に進入できず、このようにして感光体1の表面へのキャリア付着が抑制され、磁気ロール6が現像ロール兼キャリアクリーナを兼用する。
【0034】
本方式で特徴的なことは、現像ロール43の残留現像剤(現像に供されなかった現像剤)を現像スリーブ41から強制的に離して流下させること、その流下現像剤が感光体1と磁気ロール6側のスリーブ61の間に捕獲されて溜っていること、スリーブ61が感光体1の回転方向と同じ時計方向に回転していることと、現像剤がクリーナスクレーパ63によりスリーブ61の表面から除去されクリーナスクレーパ63の下流に位置するスリーブ61の表面には現像剤を存在させない点にある。この点に対しスリーブ61が反時計方向に回転する場合、あるいはスリーブ61が時計方向に回転していてもスリーブ61の表面に現像剤が存在したまま感光体1側へ再びスリーブ6に搬送される場合には、磁気ロール6は単に通常の現像ロールと同じで、キャリアクリーナとしては作用しない。本実施例において、現像スリーブ41、ガイド電極板45、スリーブ61には負の直流電圧あるいは直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を印加する。
【0035】
本例によれば、現像ロール43による磁気ブラシ現像、流下現像剤によるガイド電極板45位置におけるカスケード現像、現像ロール兼キャリアクリーナ(磁気ロール)6による磁気ブラシ現像を行い得るので、高効率の高速現像を保証し、しかも、キャリアクリーナが現像ロールと兼用する構成としてあるので、この種現像装置の小型化に貢献することができる。また、現像剤流下手段を現像ロール43のマグネットロール41における着磁構造に工夫をなすことで実現できるので、そのスペース及び部品点数の合理化を図り得る。
【0036】
次に本発明の第2例を図3により説明する。
【0037】
本例では、現像スリーブ41は時計方向(感光体1と同方向)に回転し、撹拌ロール44から供給される現像剤5は現像ロール43の下側から感光体1・現像ロール43(現像スリーブ41)間に供給される。また、ドクタブレード431は上記感光体1に近接して現像スリーブ41の下面に臨むように配置してある。
【0038】
現像ロール43のマグネットロール42は、現像用の磁極N,Sが少なくとも感光体1側に寄るようにして配設してある。
【0039】
その他の構成は、第1例と同様の構成をなしている。
【0040】
上記構成によれば、供給される現像剤が現像ロール43・感光体1間を通過する前に、その一部がドクタブレード431で層厚を規制されて現像部に運ばれ、残りの現像剤が感光体1とガイド電極板45の間を流下する。現像ロール43は感光体1に静電潜像に対して磁気ブラシ現像を行い、また、感光体1に沿って流下する現像剤はガイド電極板45の位置でカスケード現像に供される。
【0041】
カスケード現像後の現像剤は第1の実施例と同様に磁気ロール6の磁極により捕獲され、感光体1とスリーブ61の間に溜った現像剤により静電潜像を再度現像した後、現像機内部に送られ、クリーナスクレーパ63によりスリーブ61の表面から除去される。
【0042】
本実施例では第1例同様の効果を奏するほかに、ガイド電極板45と現像ロール43に使用前の現像剤がそれぞれ分かれて供給されるために、現像効率が高まるという特長を有する。また、ドクタブレード431が、現像剤流下手段を兼用するため、部品点数の簡略化とスペースの合理化を図ることができる。
【0043】
本発明の第3例を図4により説明する。
【0044】
本例に用いる現像装置は、本来、現像剤53として一成分磁性トナーを使用するものである。
【0045】
従って、本例の場合,磁気ロール6は現像ロールとして作用する。本例における現像ロールは、対称着磁されたマグネットロール42が時計方向に回転し、現像スリーブ41は固定する。一成分磁性トナー53は磁気ブラシを形成し、ドクタブレード431にて層厚を規制され、現像スリーブ41の表面を自転しながら反時計方向に移動して、感光体1の対向位置で静電潜像を現像する。ガイド電極板45は、スクレーパを兼ねるようにその上端を現像スリーブ41表面に接触させた。ガイド電極板45とスリーブ41への負の印加電圧手段を符号411に示すように共有としている。
【0046】
現像ロール43で感光体1の静電潜像を現像した後、その残りの現像剤はガイド電極板45により除去されて、ガイド電極板45と感光体1との間を流下し、磁気ロール6の磁力により捕獲される。この捕獲された現像剤は、感光体1とスリーブ61の間に溜り静電潜像を再度現像しつつ現像機内部に送られ、クリーナスクレーパ63によりスリーブ61の表面から除去される。
【0047】
本例では、現像剤として一成分磁性トナーのみを用いているが、一成分磁性トナーの帯電性を安定させるためキャリアを加えた現像剤も使用できる。この場合、キャリアの粒径を小さくし、トナー濃度を高くすると現像剤は一成分磁性トナーと同じように搬送する。また、この場合には磁気ロール6は現像装置およびキャリアクリーナとして作用する。
【0048】
本発明に使用する現像剤のキャリアとしては、鉄、マグネタイト、フェライト、樹脂キャリアなど特に限定されない。専用の現像ロールは複数であっても良い。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、専用の現像ロールのほかにキャリアクリーナが現像ロールを兼ねるので、高い現像効率とキャリアクリーニングの双方を保証しつつ現像装置の小型化を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す現像装置の断面図。
【図2】本発明の適用対象となるプリンタの構成図。
【図3】本発明の第2実施例を示す現像剤の断面図。
【図4】本発明の第3実施例を示す現像装置の断面図。
【図5】従来の現像装置の動作原理を示す説明図。
【符号の説明】
1…記録体(感光体)、4…現像機、41…スリーブ、42…マグネットロール、43…現像ロール、45…ガイド電極板、5…現像剤、6…磁気ロール、61…スリーブ、62…マグネットロール、63…クリーナスクレーパ。
Claims (7)
- 表面に静電潜像を形成しながら回転する記録体と、前記静電潜像を磁性及び帯電性を有する現像剤にて現像する現像ロールとを備えた電子写真用現像装置において、
前記現像ロールは、固定のマグネットロールとその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブにより構成され、
前記マグネットロールの一部には、前記現像ロール・記録体間を通過した現像後の残留現像剤を前記非磁性スリーブから強制的に離して流下させる同極磁極が隣合って着磁してあり、
前記現像ロールの下方には、前記記録体に近接した位置で前記記録体と同一方向に回転する磁気ロールが配置され、この磁気ロールは、固定のマグネットロールとその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブにより構成され、
前記磁気ロールの非磁性スリーブの表面には、前記磁気ロールに乗った現像剤を除去するためのスクレーパが接触していることを特徴とする電子写真用現像装置。 - 表面に静電潜像を形成しながら回転する記録体に、現像剤攪拌槽から供給される磁性及び帯電性を有する現像剤を現像ロールを介して搬送して記録体上の静電潜像を現像する電子写真用現像装置において、
前記現像ロールは、固定のマグネットロールとその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブにより構成され、
前記非磁性スリーブの近くに前記現像ロール上の現像剤の層厚を前記記録体・現像ロール間を通過する前に規制すると共に、通過前の現像剤の一部を前記現像ロールから強制的に離して前記記録体に沿って流下させるためのドクタブレードが配置され、
前記現像ロールの下方には、前記記録体に近接した位置で前記記録体と同一方向に回転する磁気ロールが配置され、この磁気ロールは、固定のマグネットロールとその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブにより構成され、
この磁気ロールの非磁性スリーブの表面には、前記磁気ロールに乗った現像剤を除去するためのスクレーパが接触していることを特徴とする電子写真用現像装置。 - 表面に静電潜像を形成しながら回転する記録体と、前記静電潜像を磁性及び帯電性を有する現像剤にて現像する現像ロールとを備えた電子写真用現像装置において、
前記現像ロールは、回転型のマグネットロールとその周囲に配置される固定の非磁性スリーブにより構成され、
前記現像ロールの下方には、前記記録体に近接した位置で前記記録体と同一方向に回転する磁気ロールが配置され、この磁気ロールは、固定のマグネットロールとその周囲に配置される回転型の非磁性スリーブにより構成され、
前記現像ロールと前記磁気ロールの間には、上端が前記現像ロールの非磁性スリーブの表面に接触するガイド電極板が配置され、前記ガイド電極板は、前記現像ロールの非磁性スリーブ表面上の現像後の残りの現像剤を除去して前記記録体に沿って流下させるガイドを構成し、かつ前記ガイド電極板により前記流下する現像剤にその中のトナーと同極性の電界が印加され、
前記磁気ロールの非磁性スリーブの表面には、前記磁気ロールに乗った現像剤を除去するためのスクレーパが接触していることを特徴とする電子写真用現像装置。 - 前記磁気ロールのマグネットロールは、その上側に少なくとも一対の異極が着磁されて、前記現像剤ロール側から流下してくる現像剤を前記磁気ロールの非磁性スリーブの上側で磁気的に捕獲するようにしてあり、前記スクレーパは前記記録体と反対側に位置して前記非磁性スリーブの表面に接触する請求項1ないし3のいずれか1項記載の電子写真用現像装置。
- 前記現像剤はトナーとキャリアよりなる二成分現像剤である請求項1ないし4のいずれか1項記載の電子写真用現像装置。
- 前記磁気ロールに現像剤中のキャリアを静電的に引き付けるバイアス電圧を印加する手段を備える請求項1ないし5のいずれか1項記載の電子写真用現像装置。
- 前記バイアス電圧は直流電圧に交流電圧を重畳したものである請求項6記載の電子写真用現像装置。
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