JP3456472B2 - ファクシミリサーバ - Google Patents

ファクシミリサーバ

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JP3456472B2
JP3456472B2 JP2000223178A JP2000223178A JP3456472B2 JP 3456472 B2 JP3456472 B2 JP 3456472B2 JP 2000223178 A JP2000223178 A JP 2000223178A JP 2000223178 A JP2000223178 A JP 2000223178A JP 3456472 B2 JP3456472 B2 JP 3456472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
クと通信可能であり、受信した画データを配信条件に従
って配信するファクシミリサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆回線やLANなどの複数のネ
ットワークに接続することができるファクシミリサーバ
が開発されている。このようなファクシミリサーバで
は、受信した画データを配信先へ配信することができ
る。配信先は、公衆回線を介して他のファクシミリ装置
であったり、あるいはLAN等で接続されたクライアン
トの場合もある。
【0003】このような画データの配信を行う際に、例
えば公衆回線を利用したファクシミリ通信の場合には配
信先が指定されない場合もあるし、また受信したファク
シミリサーバにおいて配信先を決めたい場合もある。そ
のため、ファクシミリサーバにおいて、予め発信元(あ
るいは交換機)から送られてくる様々な情報を用いた配
信条件を設定しておき、その配信条件に適合した場合に
対応する配信先へ受信した画データを配信することが考
えられている。
【0004】配信条件としては、送信元が一意に決定さ
れる条件に限らず、例えば公衆回線であれば発信者番号
通知やTSI信号によって通知される送信元の電話番号
の市外局番のみを利用したり、ISDN回線であればI
SDNサブアドレスなどによって条件を設定することが
考えられる。さらには、時間に応じて配信先を変更する
ような条件設定など、種々の配信条件が考えられる。
【0005】配信条件には上述のように発信元に関する
情報を設定するが、初期設定時など、予めすべての発信
元を予測して配信条件を設定することは困難である。ま
た、後で配信条件を追加する場合でも、どのような発信
元から画データを受信しているのかを調べた上で行わな
ければならず、非常に手間がかかる作業であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、配信条件の登録を容易に行
うことができるファクシミリサーバを提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のネット
ワークと通信可能なファクシミリサーバにおいて、受信
した画データの配信条件を登録した配信条件格納手段
と、発信元と受信回数を対応付けた受信回数テーブル
と、受信した画データを前記配信条件格納手段中の配信
条件に従って配信するとともにいずれの配信条件にも適
合しない場合には前記受信回数テーブルを検索して該画
データの発信元の受信回数を計数しておき該受信回数が
所定値に達したときに該発信元に関する情報を含む新た
な配信条件を生成して前記配信条件格納手段に登録する
制御手段を有することを特徴とするものである。
【0008】このような構成によって、登録されている
配信条件のいずれにも適合しない発信元からの受信があ
っても、その発信元に関する情報を新たな配信条件とし
て登録するので、後で配信先を設定すればよい。そのた
め、後で発信元を調べて発信元に関する情報を含む配信
条件の登録操作を行うといった手間のかかる作業を行わ
なくて済み、簡単に配信条件の登録を行うことができ
る。このとき、受信回数が所定回数を越えた発信元につ
いて、その発信元に関する情報を含む新たな配信条件を
生成して登録する。例えば、1ないし数回程度の受信で
は配信条件を登録せず、受信回数の多い発信元について
新たな配信条件を登録することになる。そのため、特に
配信条件の登録が必要と考えられる配信先についての
み、配信条件を自動登録することができ、不必要な配信
条件を削除する手間がかからない。
【0009】また本発明は、複数のネットワークと通信
可能なファクシミリサーバにおいて、受信した画データ
の配信条件を登録した配信条件格納手段と、少なくとも
適合する配信条件が存在しなかった場合の履歴を記憶す
る履歴記憶手段と、受信した画データを前記配信条件格
納手段中の配信条件に従って配信するとともにいずれの
配信条件にも適合しない場合に該画データの発信元に関
する情報を含む履歴を計数して該計数値が所定値に達し
たときに該発信元に関する情報を含む新たな配信条件を
生成して前記配信条件格納手段に登録する制御手段を有
することを特徴とするものである。
【0010】このような構成においても、登録されてい
る配信条件のいずれにも適合しない発信元からの受信が
あっても、その発信元に関する情報を新たな配信条件と
して登録するので、後で配信先を設定すればよい。その
ため、後で発信元を調べて発信元に関する情報を含む配
信条件の登録操作を行うといった手間のかかる作業を行
わなくて済み、簡単に配信条件の登録を行うことができ
る。このとき、履歴の計数値が所定値に達したときに、
その発信元について、発信元に関する情報を含む新たな
配信条件を生成して登録する。そのため、特に配信条件
の登録が必要と考えられる配信先についてのみ、配信条
件を自動登録することができ、不必要な配信条件を削除
する手間がかからない。なお、いずれの発明において
も、新たに生成された配信条件は、配信先を未設定とし
ておくことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のファクシミリサ
ーバの実施の一形態を示すブロック構成図である。図
中、11は主制御部、12はRAM、13は配信条件格
納部、14は履歴格納部、15はROM、16は読取
部、17は記録部、18は通信部、19はNCU、20
はモデム、21は操作部、22はコーデック、23はイ
ンタフェース部、24はバスである。
【0012】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、通信部18による公衆回線を介したファ
クシミリ通信機能、インタフェース部23によるLAN
を介した情報送受信機能などを実現する。これらの機能
を利用し、LANを介して受け取った情報を公衆回線を
介してファクシミリ送信したり、再びLANを介して送
信することができる。また、公衆回線を介して受信した
ファクシミリ画データをLANに接続されたクライアン
トへ送信したり、再び公衆回線を介して送信することが
できる。さらに、公衆回線やLANで受け取った画デー
タを記録部17で記録させたり、読取部16で読み取っ
た画データを公衆回線やLANを介して送信することも
できる。もちろん、読取部16で読み取った画データを
記録部17で記録するコピー機能など、その他の機能を
有していてもよい。
【0013】特に主制御部11は、公衆回線やLAN等
を介して画データを受信したり、読取部16で画データ
を読み取る(以下、この場合も含めて受信と呼ぶことと
し、読取部16も発信元の1つであることとする)と、
受信時の様々な情報に基づいて配信先を決定する。この
とき、配信条件格納部13に登録されている配信条件を
参照し、各配信条件について条件に適合するか否かを判
定し、適合する配信条件に対応する配信先を決定して、
決定した配信先に対して受信したファクシミリ画データ
を配信する。適合する配信条件が複数存在していてもよ
く、それぞれの適合する配信条件に対応する配信先の集
合について、配信先として決定すればよい。配信先には
記録部17が含まれていてもよい。
【0014】受信した画データの発信元が配信条件格納
部13に登録されている配信条件のいずれにも適合しな
い場合には、例えば記録部17から記録出力するなど、
予め決められている配信先へ配信する。このとき、この
例では発信元に関する情報を含む履歴情報を作成し、履
歴格納部14に格納する。また、履歴格納部14に格納
されている履歴情報から、受信した画データの発信元に
関する履歴情報の数を調べ、所定値に達しているか否か
を判定する。そして、所定値に達していれば、その発信
元に関する情報を含む新たな配信条件を生成して配信条
件格納部13に登録する。このとき生成した配信条件
は、配信先を未決定とし、あるいは予め決められている
配信先(例えば記録部17など)とすればよい。もちろ
ん、配信条件中の配信先についても、所定の条件から自
動設定してもよい。
【0015】さらに主制御部11は、配信条件格納部1
3に登録されている配信条件に対する追加および削除を
含む編集を可能にしている。この機能を用い、上述のよ
うにして自動的に登録された配信条件について、配信先
を修正することで所望の配信条件を設定することが可能
である。
【0016】なお、決定した複数の配信先について、異
なる通信プロトコルで通信を行う配信先が存在する場
合、それぞれの配信先に対応する通信プロトコルを用い
て画データの配信を行うことになる。また、決定した配
信先のすべてあるいは一部について、受信した画データ
を配信することができないとき、受信した画データを記
録部17や、LANに接続されているプリンタから記録
出力させるように制御してもよい。配信できなかったこ
との判定は、例えば数回のリトライを行っても配信でき
ないことによって判定したり、タイマなどによって所定
時間監視して配信先で受け取らない等によって判定する
ことができる。
【0017】RAM12は、主制御部11や他の各部の
処理において保存が必要なデータの格納に用いられる。
また、通信部18あるいはインタフェース部23におい
て送信する画データや、受信した画データ、読取部16
で読み取った画データ、記録部17で記録する画データ
などをこのRAM12に格納してもよい。なお、これら
の画データは、別途、画像メモリを設けて格納してもよ
い。
【0018】RAM12には、配信条件格納部13およ
び履歴格納部14が設けられている。配信条件格納部1
3には、受信した画データを配信する際の配信条件が登
録される。図2は、配信条件の一例の説明図である。配
信条件格納部13に登録される配信条件としては、種々
の条件や配信先を登録することができる。図2に示した
例では、条件名と、受信時の種々の情報を用いた条件、
その条件を満足する場合の配信先などの情報を含んでい
る。条件名は各配信条件が特定できればよく、任意の名
称を登録可能にしたり、あるいは一連番号などであって
もよい。
【0019】受信時の条件としては、画データの発信元
(あるいは交換機)から送られてくるあらゆる情報、さ
らには読取部16を含めてどの通信路から送られてきた
かなど、種々の情報に対して条件を設定することができ
る。例えば、公衆回線から画データを受信した場合に
は、着信時に交換機から送られてくる発信者番号通知や
ISDNサブアドレス、ファクシミリ手順の中でTSI
信号として送られてくる発信元の番号やFコードサブア
ドレス及びパスワードに対して条件を設定することが可
能である。また、複数の回線からの受信が可能な場合に
は、着信した回線番号等についても条件を設定すること
が可能である。また、LANから画データを受信した場
合には、送信元のメールアドレスやIPアドレス、また
それらの一部(ドメイン)などについて条件設定が可能
である。
【0020】図2に示した例では、条件1ではTSI信
号により送られてきた発信元番号が「03−3456−
☆◇○★」かつFコードサブアドレスが「1234」で
あるという条件、条件2と条件5では、TSI信号によ
り送られてきた発信元番号が「075−672−○△□
×」、「06−6789−●▽○×」であるという条
件、条件3ではメールアドレスが「h@abc.co.
jp」であるという条件、条件4は読取部16で読み取
った画データであるという条件が、それぞれ設定されて
いる。もちろん、例えば発信元の市外局番のみを条件と
するなどといった、部分的な情報を条件としたり、除外
する条件を設定するなど、各種の条件を設定することが
可能である。
【0021】また受信時の条件としては、配信稼働日時
などを設定して、例えば昼間と夜間、あるいは平日と土
日休日とで配信先を変えるなどといった設定も可能であ
る。さらに、このような個別の条件の他、常時適合する
(すべての受信を対象とする)条件を設定してもよい。
【0022】配信先としては、配信先を特定する種々の
情報を設定しておくことができる。例えばLAN等の他
のネットワーク上のクライアントに対して配信するので
あれば、例えば電子メールアドレスを設定したり、Sa
lutationユーザIDを設定することができる。
あるいは、装置を特定するのであれば、IPアドレスを
設定してもよい。また、公衆回線を介してファクシミリ
配信する場合には、FAX番号を設定しておけばよい。
さらに配信先として記録部17を指定するなど、種々の
配信先を特定する情報を設定することができる。また、
例えば電子メールアドレスを指定する際にドメインまで
を設定するなど、配信先のグループを指定することも可
能である。もちろん、複数の配信先あるいは配信先のグ
ループを設定しておくことも可能である。
【0023】図2に示す例のうち、条件6,条件7は主
制御部11によって自動的に登録されて、まだ配信先の
修正が行われていない配信条件を示している。条件6
は、画データの受信時に、TSI信号により送られてき
た発信元番号が「06−1234−▽○×◎」であった
場合を示している。また、条件7では画データの受信時
に発信元のメールアドレスが「toby@xyz.co
m」であった場合を示している。いずれの場合にも、画
データの受信時に発信元を示す各種の情報をもとに受信
時の条件を生成する。また、この例では配信先は未設定
の状態としている。もちろん、上述のように予め設定さ
れている配信先を設定したり、所定の条件に従って配信
先についても自動設定してもよい。
【0024】履歴格納部14は、画データを受信したと
きに、配信条件格納部13に登録されているいずれの配
信条件にも適合しなかった場合に作成された、その画デ
ータの発信元に関する情報などを含む履歴情報を格納す
る。図3は、履歴情報の一例の説明図である。図3に示
した例では、画データを受信した時刻と、受信情報、配
信結果等の情報を有している。受信情報としては、この
例では、画データを受信した際のプロトコル、ページ数
やデータ量、通信時間、送信元の情報などを有してい
る。プロトコルとしては、例えばファクシミリ通信であ
ればG3,G4など、LANを介してであればメールプ
ロトコルやSalutationプロトコルなどの区別
が格納される。また配信結果として、配信終了時刻と配
信が正常に終了したか否かを格納している。
【0025】図3に示す1行目の履歴情報の例では、フ
ァクシミリプロトコル中のTSI信号によって通知され
た発信者の電話番号が「06−1234−▽○×◎」か
らG3により3ページの画データを55秒かけて受信
し、予め設定されている配信先に正常に配信した場合の
例を示している。同様に2行目の履歴情報では電子メー
ルを受信して正常に配信した例を示している。さらに、
3行目の履歴情報は1行目と同じ発信元からのファクシ
ミリ画データを受信して正常に配信した例を、4行目の
履歴情報は別の発信元からファクシミリ画データを受信
して正常に配信した例を、5行目の履歴情報は2行目の
履歴情報と同じ発信元から電子メールを受信して正常に
配信した例を、それぞれ示している。
【0026】なお、この例では配信条件格納部13に登
録されているいずれの配信条件にも適合しなかった場合
について履歴情報を履歴格納部14に格納したが、これ
に限らず、配信条件に基づいて配信を行った場合の履歴
情報についても格納するように構成してもよい。この履
歴格納部14に格納された履歴情報を参照可能に構成す
ることもでき、これによって受信状況の把握のほか、新
たな配信条件を作成する際の参考として利用することが
可能である。
【0027】上述の配信条件格納部13および履歴格納
部14は、RAM12中の電源が切断されても消去され
ない領域に設けておくとよい。
【0028】図1に戻り、ROM15は、主制御部11
の動作を規定したプログラムや、固定的なデータなどが
格納されている。なお、配信条件格納部13などを、こ
のROM15の書き換え可能な領域に設けることもでき
る。
【0029】読取部16は、イメージスキャナやデジタ
ルカメラなどの画像入力装置によって構成されており、
送信あるいはコピーすべき画像を読み取る。記録部17
は、通信部18あるいはインタフェース部23を介して
受信した画像、コピー画像、使用者に対するメッセージ
などを、主制御部11の制御に従って記録紙上に記録す
る。記録方法としては、例えば電子写真方式やインクジ
ェット方式、熱転写や感熱方式など、種々の方式を採用
することができる。なお、読取部16と記憶部17は、
いずれか一方あるいは両方を有しない構成であってもよ
い。
【0030】通信部18は、公衆回線や専用線を介して
他のファクシミリ装置などと通信を行い、画像等の情報
の送受信を行う。なお、例えばダイヤルアップ接続など
のように公衆回線を介してインターネットに接続し、イ
ンターネットを介して情報の転送を行う機能を有してい
てもよい。通信部18はNCU19およびモデム20を
有している。NCU19は、公衆回線や専用線を制御し
て他のファクシミリ装置などとの通信を行う。また、モ
デム20は、画像や他のデータなど、送受信する情報の
変復調を行う。
【0031】操作部21は、表示手段により、使用者に
対するメッセージや装置の状態を示すメッセージ、操作
ガイダンスなど、種々の情報を表示するとともに、入力
手段により使用者が各種の設定や指示などを行うことが
できる。例えば、配信条件格納部13への配信条件の設
定登録や、すでに登録される配信条件の変更や削除など
を、この操作部21において行うことができる。特に、
自動登録された配信条件について、配信先の設定などを
行うことができる。
【0032】コーデック22は 通信部18あるいはイ
ンタフェース部23を介して送信する画像を所定の圧縮
方式に従って圧縮したり、通信部18あるいはインタフ
ェース部23を介して受信した圧縮画像を所定の圧縮方
式に従って伸長する。なお、この圧縮あるいは伸長処理
は、主制御部11によって行うこともでき、このコーデ
ック22と併用したり、あるいはコーデック22を用い
ずに構成する場合もある。
【0033】インタフェース部23は、LANに接続さ
れており、LANを介して画データやその他の情報を送
信し、また、LANを介して送られてくる情報を受信す
る。なお、LANを経由してインターネットに接続し、
他のファクシミリ装置などの通信端末装置との間で情報
の転送を行ってもよい。
【0034】バス24は、主制御部11、RAM12、
ROM15、読取部16、記録部17、通信部18(N
CU19、モデム20)、操作部21、コーデック2
2、インタフェース部23等を相互に接続しており、こ
れらの間のデータ転送を可能にしている。もちろん、こ
れらのほか、外部記憶装置など、各種の機器がバス24
に接続されていてもよい。また、その他のインタフェー
スを有し、外部のコンピュータなどと直接接続できるよ
うに構成されていてもよい。
【0035】図4は、本発明のファクシミリサーバの実
施の一形態における動作の一例を示すフローチャートで
ある。S31において、例えば公衆回線を介してファク
シミリ受信したり、LANを介して電子メールなどを受
信したり、あるいは読取部16において原稿の読取を行
い、画データを受信すると、まず、配信条件のチェック
を行う。S32において、初期設定として、配信条件を
順次選択するための変数iを1にセットし、宛先を格納
する宛先リストを空(Null)にセットする。このよ
うな初期設定を行った後、配信条件格納部13に格納さ
れている各配信条件についての処理を行う。
【0036】S33において、変数iが配信条件の登録
数を超えているか否かを判定する。登録数以下であれば
i番目の配信条件(ここでは条件iと記す)が存在する
ので、受信した画データに関する情報、例えば送信元な
どの情報が条件iに該当するか否かをS34で判定す
る。条件iに該当しない場合にはS36において次の配
信条件を調べるように変数iの値に1を加え、S33へ
戻る。
【0037】受信した画データに関する情報が条件iに
該当する場合には、S35において、その条件iに設定
されている配信先を宛先リストへ追加する。このとき、
既に宛先リスト中に含まれている配信先については、重
複して追加しないようにする。このような処理の後、S
36において次の配信条件を調べるように変数iの値に
1を加え、S33へ戻る。
【0038】このようなS33〜S36の処理を繰り返
すことによって、受信した画データに関する情報に該当
するすべての配信条件について、その配信条件に設定さ
れている配信先が宛先リストに登録される。そして、最
後の配信条件までチェックすると、変数iの値が登録数
を超えるため、S33からS37へ進むことになる。
【0039】このようにしてすべての配信条件をチェッ
クした後、S37において宛先リストが空(Null)
か否か、すなわち該当する配信条件が少なくとも1つは
存在したか否かを判定する。宛先リストが空でなけれ
ば、S38において、宛先リストに従って配信を行い、
画データを受信したときの処理を終える。
【0040】宛先リストが空の場合には、この例では受
信した画データを記録部17で記録出力するものとし、
S39において、記録部17で画データの記録出力を行
う。この場合、受信した画データの発信元がいずれの配
信条件も満たさなかったか、あるいは、条件は満たして
も、自動登録された配信条件などであって配信先が未定
義であった場合などが考えられる。この場合には、S4
0において発信元に関する情報を含む履歴情報を生成
し、履歴格納部14に格納する。
【0041】さらに、配信条件の登録処理を行う。まず
S41において、受信した画データの発信元に関する情
報を含む履歴情報が履歴格納部14にいくつ格納されて
いるかを計数し、その計数値が所定値に達しているか否
かを判定する。計数値が所定値に達していなければ、配
信条件の登録を行わずにそのまま処理を終える。
【0042】計数値が所定値に達していれば、S42に
おいて、受信した画データの発信元に関する情報を含む
配信条件が既に配信条件格納部13に登録されているか
否かを判定する。既に登録されていれば、そのまま処理
を終える。登録されていなければ、S43において、受
信した画データの発信元に関する情報を含む配信条件を
生成し、配信条件格納部13に登録して処理を終える。
このとき生成する配信条件の配信先は、例えば図2に示
すように未定義としておいたり、あるいは予め配信先と
なるユーザやメールアドレス、記録部17等が設定され
ている場合には、これらの配信先を設定しておくことが
できる。
【0043】このような処理を、画データを受信するた
びに行うことによって、履歴格納部14には例えば図3
に示すような履歴情報が蓄積されてゆく。また、同じ発
信元に関する履歴情報が所定数格納されると、自動的に
配信条件が生成されて配信条件格納部13に登録され
る。例えば所定数が2で図3に示すような履歴情報が蓄
積されると、発信元に関する情報が「TSI=06−1
234−▽○×◎」の履歴情報と、「from=tob
y@xyz.com」の履歴情報が2つずつ存在するの
で、これらの発信元に関する情報を含む配信条件が生成
され、配信条件格納部13に登録される。図2におい
て、条件6,条件7がこのようにして登録された配信条
件である。これによって利用者は、これらの発信元から
の受信が所定回数以上発生していることを把握すること
ができる。また、これに対応して配信条件を設定する場
合でも、配信先を設定すればよく、簡単に配信条件の設
定を行うことができる。もちろん、配信条件の設定が不
要であれば、自動的に登録された配信条件を削除すれば
よい。また、自動的に登録された配信条件であっても、
受信時の条件の設定を変更して、さらに利便性の高い配
信条件を設定してもよい。
【0044】上述の例では、配信条件格納部13に登録
されているすべての配信条件に適合しなかった場合に
は、例えば図3に示すような履歴情報を生成して履歴格
納部14に格納しておき、後で履歴格納部14に格納さ
れている履歴情報を調べて所定数回の画データの受信を
行ったか否かを判定した。しかしこれに限らず、例えば
発信元と受信回数を対応づけた受信回数テーブルを用い
る方法もある。図5は、受信回数テーブルの一例の説明
図である。受信回数テーブルは、例えば図5に示すよう
に、発信元に関する情報と、その発信元に関する情報を
受け取った回数によって構成することができる。そし
て、例えば図4のS40において履歴情報を生成する代
わりに、あるいは履歴情報を生成するとともに、受信回
数テーブルを検索して、発信元に関する情報が格納され
ていれば回数を1だけ増やし、格納されていなければ新
たに追加して回数を1とすればよい。そしてS41にお
いては、増やした回数が所定数に達したか否かを判定す
ればよい。なお、この受信回数テーブルは、履歴情報に
代えてRAM12に格納したり、あるいは履歴情報とと
もにRAM12に格納して利用することができる。受信
回数テーブルの構成は図5に限られるものではなく、他
の種々の情報とともにテーブルを構成してもよい。
【0045】さらに、上述の例では、画データを所定回
数受信しないと配信条件を生成しないが、例えば配信条
件格納部13に登録されているすべての配信条件に適合
しなかった場合には、すぐに配信条件を生成して配信条
件格納部13に登録するように構成してもよい。
【0046】また、上述のような配信条件の自動的な生
成および登録は、利用者によってその機能の有効/無効
を設定可能に構成しておくことができる。利用者がこの
機能を有効にしたときのみ、上述のようにして配信条件
を自動的に生成して登録する処理を行えばよい。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、配信条件に設定されていない発信元からの画
データの受信があった場合には、自動的に配信条件を生
成して登録するので、後から配信先等を修正すればよ
く、配信条件の作成が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリサーバの実施の一形態を
示すブロック構成図である。
【図2】配信条件の一例の説明図である。
【図3】履歴情報の一例の説明図である。
【図4】本発明のファクシミリサーバの実施の一形態に
おける動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】受信回数テーブルの一例の説明図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…RAM、13…配信条件格納
部、14…履歴格納部、15…ROM、16…読取部、
17…記録部、18…通信部、19…NCU、20…モ
デム、21…操作部、22…コーデック、23…インタ
フェース部、24…バス。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワークと通信可能なファク
    シミリサーバにおいて、受信した画データの配信条件を
    登録した配信条件格納手段と、発信元と受信回数を対応
    付けた受信回数テーブルと、受信した画データを前記配
    信条件格納手段中の配信条件に従って配信するとともに
    いずれの配信条件にも適合しない場合には前記受信回数
    テーブルを検索して該画データの発信元の受信回数を計
    数しておき該受信回数が所定値に達したときに該発信元
    に関する情報を含む新たな配信条件を生成して前記配信
    条件格納手段に登録する制御手段を有することを特徴と
    するファクシミリサーバ。
  2. 【請求項2】 複数のネットワークと通信可能なファク
    シミリサーバにおいて、受信した画データの配信条件を
    登録した配信条件格納手段と、少なくとも適合する配信
    条件が存在しなかった場合の履歴を記憶する履歴記憶手
    段と、受信した画データを前記配信条件格納手段中の配
    信条件に従って配信するとともにいずれの配信条件にも
    適合しない場合に該画データの発信元に関する情報を含
    む履歴を計数して該計数値が所定値に達したときに該発
    信元に関する情報を含む新たな配信条件を生成して前記
    配信条件格納手段に登録する制御手段を有することを特
    徴とするファクシミリサーバ。
  3. 【請求項3】 新たに生成された配信条件は、配信先を
    未設定としておくことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のファクシミリサーバ。
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