JP3456333B2 - 静電潜像現像用トナー - Google Patents

静電潜像現像用トナー

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JP3456333B2
JP3456333B2 JP03196496A JP3196496A JP3456333B2 JP 3456333 B2 JP3456333 B2 JP 3456333B2 JP 03196496 A JP03196496 A JP 03196496A JP 3196496 A JP3196496 A JP 3196496A JP 3456333 B2 JP3456333 B2 JP 3456333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像現像用の
トナーに関し、特にフルカラー静電式複写機やフルカラ
ーレーザービームプリンター等のフルカラー画像形成装
置に用いる静電潜像現像用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体等の静電潜像担持体上
に形成された静電潜像をトナーを用いて現像し、このト
ナー像を記録紙等の記録部材上に転写して画像形成を行
う複写機、プリンター、ファクシミリ等に幅広く用いら
れており、近年複数色のカラ−トナ−を重ね合わせるこ
とにより多色画像を再現するフルカラ−画像形成装置が
採用されるに至っている。
【0003】このような静電潜像現像用トナーは、基本
的には着色剤を定着成分であるバインダー樹脂に含有さ
せた着色樹脂粒子からなるが、その流動性等の性能を向
上させる目的でシリカを外添混合することが行われてい
る。通常、シリカはトナーの環境安定性、特に湿度変化
対する帯電量の安定性を向上させる目的でシランカップ
リング剤等の疎水化剤で表面処理されているが、このよ
うな疎水化処理されたシリカを使用した場合、トナーの
負荷電性が強くなりチャージアップによって画像濃度の
低下が生じたり、環境安定性についても不十分であると
いう問題が生じる。このような問題を解決するために流
動化剤としてチタニアを使用する技術が知られている。
【0004】しかしながら、チタニアを使用した場合に
は環境安定性の向上に対しては効果があるものの、シリ
カに比べてトナーに対する流動性付与効果が少ないため
添加量を増加させる必要が生じ、その結果負荷電性トナ
ーに対する荷電性が低下して画像カブリが発生したり、
耐刷時にキャリアに対するチタニアのスペントが生じた
り、感光体表面にフィルミングが生じたりする。また、
添加量を減少させると流動性が不十分になるだけでな
く、トナーの耐熱保管性が低下する問題や、耐刷を行う
につれてトナー同士が凝集したりトナーとキャリアが凝
集したりして、ベタ画像中にこれらの凝集物に基ずく白
抜け(白斑点)が生じるという新たな問題が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題を解決した静電潜像現像用トナーを提供することを目
的とする。
【0006】即ち、本発明は、環境安定性に優れ湿度や
温度変化によるトナー荷電量の変動幅が小さく、耐熱保
管性や画像の白斑点等の問題を解決した静電潜像現像用
トナーを提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、フルカラー画像形成に適
した静電潜像現像用トナーを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、バインダー樹
脂および着色剤を含有する着色樹脂粒子と、疎水化剤に
より疎水化処理された円盤状のアナターゼ型チタニア
微粒子とを含有してなり、該チタニア微粒子の前記着色
樹脂粒子に対する添加量が0.1〜3.0重量%であり、該チ
タニア微粒子の平均1次粒径が30〜90nmであり、且つチ
タニア微粒子の平均1次粒径と疎水化後のBET比表面積
とが下記式;
【0009】
【数2】
【0010】(式中、Sはチタニア微粒子の疎水化後の
BET比表面積(m2/g)を、Dはチタニア微粒子の
平均1次粒径(nm)を、kは0〜60の数を表す。)
の関係を満足する静電潜像現像用トナーに関する。
【0011】また、本発明は、マゼンタトナ−、シアン
トナ−、イエロ−トナ−および黒色トナ−を用いて多色
画像を再現するフルカラー画像形成装置に使用される静
電潜像現像用トナーに関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、トナー粒子(着色樹脂
粒子)に外添混合するチタニア微粒子として特定の結晶
形を有し且つ特定の平均1次粒径並びにBET比表面積
を有するものを使用することにより、上述した問題を解
決するものである。
【0013】即ち、本発明は平均1次粒径30〜90n
m、好ましくは35〜80nm、より好ましくは40〜
70nmのアナタ−ゼ型チタニアで且つ下記式の関係を
満足するものを使用する。
【0014】
【数3】
【0015】式中、Sはチタニア微粒子の疎水化後のB
ET比表面積(m2/g)を、Dはチタニア微粒子の平
均1次粒径(nm)を、kは0〜60の数、好ましくは
10〜55の数、より好ましくは15〜45の数を表
す。
【0016】通常トナーの外添剤としては、疎水性シリ
カが使用されているが、疎水性シリカを用いた場合に
は、特にトナー帯電量の環境安定性に対して悪影響を及
ぼすという問題がある。上記チタニアを外添剤として使
用することにより、現像剤の環境安定性の向上を達成す
ることができる。また、このように特定のチタニアを外
添剤としてトナーの表面に存在させることにより、チタ
ニアが立体障害となって、トナー粒子同士の凝集やトナ
ーとキャリアの凝集を防止し画像の白斑点の問題を解決
することができる。
【0017】通常アナタ−ゼ型チタニアは200nm程
度の平均1次粒径を有した針状または棒状の粒子である
が、本発明に用いるものはチタニア粒子が針状の粒子ま
で焼結していないものであり、その形状が略円盤状を有
している。BET比表面積は微粒子の表面状態、粒径お
よび凝集状態等の違いに依存する物性値であり、上述し
た特定のBET比表面積と平均1次粒径の関係を満足す
るアナターゼ型チタニアはトナーに対する付着性や混合
分散性に優れており、上述した効果を奏するのであると
考えられる。なお、本発明において疎水化後のチタニア
粒子のBET比表面積を規定しているのは、疎水化前の
比表面積が同じチタニア粒子でも疎水化の手法の違い等
によって比表面積が変化するため、最終的にトナーに添
加される状態である疎水化後の比表面積で規定している
のである。
【0018】本発明のアナタ−ゼ型チタニアは、硫酸法
により製造することができ、含水酸化チタンを得る工程
において加水分解の反応速度を制御すること、含水酸化
チタン洗浄後の焼成工程において焼成温度および焼成時
間を制御すること等により30〜90nmの粒径に調整
し、これを疎水化処理した後解砕することにより製造す
ることができる。この際に、加水分解の反応速度を速く
することにより含水酸化チタンの粒径を小さくすること
ができ、また焼成温度を300℃程度に低くすることに
より通常の600℃程度の温度による焼成に比べてチタ
ニアの粒径を小さく制御することができる。粒径の調整
を主として含水酸化チタンを得る段階で行い、300℃
程度の低温で焼成して製造することが好ましい。
【0019】チタニアとしてアナターゼ型以外のもの、
例えばルチル型チタニア等を使用した場合には、上述し
た効果を十分に達成することができず、特にトナーに対
する流動性付与効果が小さくなるため好ましくない。こ
れは結晶型の違いによるチタニア微粒子の形状の違いや
表面性状の違い等に起因しているものと考えられる。ア
ナタ−ゼ型チタニアの粒径が30nmより小さい場合
は、耐刷使用時の現像装置内における撹拌ストレスが原
因となってチタニアがトナー粒子に埋め込まれ易くな
り、その結果現像剤の凝集抑制効果が低下してベタ画像
中に白抜け(白斑点)が発生し易くなる。また90nm
より大きい場合には、トナーに対する被覆率が小さくな
るため流動性、耐熱保管性および白抜け防止効果の低下
が生じ、またこれらを改善するため添加量を増大させる
と、トナーの荷電レベルの低下を招いてしまう。
【0020】上記式におけるk値が60より大きい場合
には、環境変動によるトナー荷電量の変動が大きくな
り、特に高温高湿環境下で荷電量低下による画像カブリ
が生じる。またk値が0より小さい場合には、トナーの
流動性の低下や、低温低湿環境でトナー荷電量上昇によ
る画像濃度の低下が生じる。このような現象が生じる理
由は明確には判明していないが、前者はアナターゼ型チ
タニアの表面水酸基がその多孔質構造に起因して十分に
疎水化されていない可能性が考えられ、後者は製造時の
焼成または疎水化の際にチタニア同士の凝集が生じてト
ナー粒子表面での分散不良が生じていることや、疎水化
の際に疎水化剤過多となっていること等が考えられる。
【0021】本発明において、トナーの環境安定性、特
に湿度の影響によるトナー荷電量の変化を抑制するため
に、上記アナタ−ゼ型チタニアを疎水化剤で表面処理し
ている。なお上記式において、平均1次粒径は疎水化処
理前のチタニアの平均1次粒径を、BET比表面積は疎
水化処理後のチタニアのBET比表面積である。
【0022】上記疎水化剤としてはシランカップリング
剤、チタネ−トカップリング剤、シリコンオイル、シリ
コンワニス等が使用可能である。シランカップリング剤
としては、例えばトリメチルシラン、トリメチルクロル
シラン、ジメチルジクロルシラン、メチルトリクロルシ
ラン、アリルジメチルクロルシラン、ベンジルジメチル
クロルシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジメ
チルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ト
リメチルメトキシシラン、ヒドロキシプロピルトリメト
キシシラン、フェニルトリメトキシシラン、n−ブチル
トリメトキシシラン、n−ヘキサデシルトリメトキシシ
ラン、n−オクタデシルトリメトキシシラン、ビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メ
タクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルト
リアセトキシシラン等が使用可能であり、シリコ−ンオ
イルとしては、例えばジメチルポリシロキサン、メチル
ハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン等が使用可能である。
【0023】上記疎水化剤を用いてチタニアを表面処理
するには、例えば疎水化剤を溶剤で希釈し、チタニアに
上記希釈液を加えて混合し、この混合物を加熱・乾燥し
た後解砕する乾式法、チタニアを水系中に分散してスラ
リ−状にした上で疎水化剤を添加混合し、これを加熱・
乾燥した後解砕する湿式法等により行うことができる。
特にチタニアに対する疎水化剤の表面処理の均一性、チ
タニア粒子の凝集防止性等の観点から水系中でチタニア
の疎水化処理を行うことが好ましい。
【0024】上記チタニアは、トナ−粒子に対して0.
1〜3.0重量%、好ましくは0.2〜2.0重量%、
より好ましくは0.3〜1.5重量%混合添加すること
が望ましい。添加量が0.1重量%より少ないと添加の
効果が不十分となり、3.0重量%より多いと帯電量の
低下やキャリアに対するスペント等が生じ易くなるため
好ましくない。
【0025】本発明のトナーに用いるバインダー樹脂と
しては、公知のものを使用することができ、例えばスチ
レン系樹脂、アルキルアクリレートおよびアルキルメタ
クリレート等のアクリル系樹脂、スチレン−アクリル系
共重合樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シ
リコン系樹脂、オレフィン系樹脂、アミド系樹脂等を挙
げることができ、これらを単独でまたは混合して使用す
ることができる。
【0026】本発明においては、シアントナー、マゼン
タトナー、イエロ−トナーおよび黒色トナー等のフルカ
ラー用トナーに用いるバインダー樹脂としては、数平均
分子量(Mn)が3000〜6000、好ましくは35
00〜5500、重量平均分子量(Mw)と数平均分子
量(Mn)の比Mw/Mnが2〜6、好ましくは2.5
〜5.5、ガラス転移点が50〜70℃、好ましくは5
5〜65℃および軟化点が90〜110℃、好ましくは
90〜105℃であるポリエステル樹脂あるいはエポキ
シ樹脂を使用することが好ましい。
【0027】バインダー樹脂の数平均分子量が3000
より小さいとフルカラーのベタ画像を折り曲げた際に画
像部が剥離して画像欠損が発生し(折り曲げ定着性が劣
化し)、6000より大きいと定着時の熱溶融性が低下
して定着強度が低下する。また、Mw/Mnが2より小
さいと高温オフセットが発生し易くなり、6より大きい
と定着時のシャープメルト特性が低下して、トナーの透
光性並びにフルカラー画像形成時の混色性が低下してし
まう。また、ガラス転移点が50℃より低いとトナーの
耐熱性が不十分となって、保管時にトナーの凝集が発生
し易くなり、75℃より高いと定着性が低下するととも
にフルカラー画像形成時の混色性が低下する。軟化点が
90℃より低いと高温オフセットが生じやすくなり、1
10℃より高いと定着強度、透光性、混色性およびフル
カラー画像の光沢性が低下する。ポリエステル樹脂とし
ては、アルコール成分としてエ−テル化ジフェノ−ル類
を、酸成分として芳香族ジカルボン酸類を含有するもの
が使用可能である。
【0028】上記エ−テル化ジフェノ−ル類としては、
例えば、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエ
チレン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン等を挙げることができる。
【0029】また、上記エ−テル化ジフェノ−ル類とと
もに、例えばエチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、1,2−プロピレングリ
コ−ル、1,3−プロピレングリコ−ル、1,4−ブタ
ンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等のジオ−ル類、
ソルビト−ル、1,2,3,6−ヘキサンテトロ−ル、
1,4−ソルビタン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタ
エリスリト−ル、トリペンタエリスリト−ル、1,2,
4−ブタントリオ−ル、1,2,5−ペンタントリオ−
ル、グリセロ−ル、2−メチルプロパントリオ−ル、2
−メチル−1,2,4−ブタントリオ−ル、トリメチロ
−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、1,3,5−ト
リヒドロキシメチルベンゼン等を使用してもよい。
【0030】上記芳香族ジカルボン酸類としては、テレ
フタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、その
酸無水物またはその低級アルキルエステル等が使用可能
である。
【0031】また、フマール酸、マレイン酸、コハク
酸、炭素数4〜18のアルキルまたはアルケニルコハク
酸等の脂肪族ジカルボン酸、その酸無水物またはその低
級アルキルエステル等の脂肪族ジカルボン酸を使用して
もよい。
【0032】また、1,2,4−ベンゼントリカルボン
酸(トリメリット酸)、1,2,5−ベンゼントリカル
ボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,
2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ブタ
ントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサンントリカルボ
ン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メチ
レンカルボキシプロパン、1,2,4−シクロヘキサン
トリカルボン酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタ
ン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、ピロ
メリット酸、これらの無水物、低級アルキルエステル等
の多価カルボン酸類をポリエステル樹脂の酸価の調整、
樹脂強度の向上の目的で透光性等を損なわない範囲で少
量使用してもよい。なお、ブラックトナーに用いる場合
には特に透光性等に配慮する必要はない。
【0033】本発明のトナーに用いる着色剤としては、
公知のものを使用することができ特に限定されるもので
はない。
【0034】なお、カラートナーに用いる着色剤はマス
ターバッチ処理あるいはフラッシング処理により着色剤
の分散性を向上させたものが好適である。着色剤の含有
量はバインダー樹脂100重量部に対して2〜15重量
部が好ましい。
【0035】本発明のトナ−には上記着色剤以外に、荷
電制御剤、磁性粉、ワックス等の所望の添加剤を添加し
てもよい。
【0036】荷電制御剤としては、公知のものを使用す
ることができ、特に限定されるものではない。また、カ
ラートナーに用いる荷電制御剤はカラートナーの色調、
光透過性に悪影響を及ぼさない無色、白色あるいは淡色
の荷電制御剤が使用可能であり、例えばサリチル酸誘導
体の亜鉛錯体等のサリチル酸金属錯体、カリックスアレ
ン系化合物、有機ホウ素化合物、含フッ素4級アンモニ
ウム塩系化合物等の荷電制御剤を使用することが好まし
い。上記サリチル酸金属錯体としては例えば特開昭53
−127726号公報、特開昭62−145255号公
報等に記載のものが、カリックスアレン系化合物として
は例えば特開平2−201378号公報等に記載のもの
が、有機ホウ素化合物としては例えば特開平2−221
967号公報等に記載のものが、また含フッ素4級アン
モニウム塩系化合物としては例えば特開平3−1162
号公報等に記載のものが使用可能である。
【0037】このような荷電制御剤を添加する場合は、
結着樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部、好
ましくは0.5〜5.0重量部使用することが好まし
い。
【0038】そして、本発明に係るトナーは、体積平均
粒径を5〜10μm、好ましくは6〜9μmに調整する
ことが画像の高精細再現性の観点から好ましい。
【0039】本発明のトナーは、キャリアと混合して用
いる2成分現像剤用トナーとして、またキャリアを使用
しない1成分現像剤用トナーとして使用可能である。
【0040】本発明のトナーと組み合わせて使用するキ
ャリアとしては、従来より二成分現像剤用のキャリアと
して公知のものを使用することができ、例えば、鉄やフ
ェライト等の磁性体粒子からなるキャリア、このような
磁性体粒子を樹脂で被覆してなる樹脂コートキャリア、
あるいは磁性体微粉末を結着樹脂中に分散して成るバイ
ンダ−型キャリア等を使用することができる。これらの
キャリアの中でも、被覆樹脂としてシリコ−ン系樹脂、
オルガノポリシロキサンとビニル系単量体との共重合樹
脂(グラフト樹脂)またはポリエステル系樹脂を用いた
樹脂コートキャリア、あるいは結着樹脂としてポリエス
テル系樹脂を用いたバインダー型キャリアを使用するこ
とがトナ−スペント等の観点から好ましく、特にオルガ
ノポリシロキサンとビニル系単量体との共重合樹脂にイ
ソシアネ−トを反応させて得られた樹脂で被覆したキャ
リアが、耐久性、耐環境安定性および耐スペント性の観
点から好ましい。上記ビニル系単量体としてはイソシア
ネートと反応性を有する水酸基等の置換基を有する単量
体を使用する必要がある。また、キャリアの体積平均粒
径は20〜60μmのものを使用することが高画質の確
保とキャリアかぶり防止の観点から好ましい。
【0041】本発明のトナーを適用可能なフルカラ−画
像形成装置としては、静電潜像の形成をレーザービーム
光学系や光シャッタ光学系等のデジタル書き込みにより
一様に帯電された感光体上にドット単位で行い、トナー
としてマゼンタトナ−、シアントナ−、イエロ−トナ−
および黒色トナ−を使用するデジタルフルカラー画像形
成装置が好ましい。また、その具体的な画像形成方法と
しては、感光体上に所定の色に対応する静電潜像を形成
する工程、この潜像を対応する所定のトナーで現像する
工程およびこのトナー像を中間転写体上に転写する工程
の各工程を各色に対して順次行った後、中間転写体上に
重ね合わされたトナ−像を記録紙上に転写し定着する方
法、あるいは感光体上に所定の色に対応する静電潜像を
形成する工程、この潜像を対応する所定のトナーで現像
する工程およびこのトナー像を中間転写体上に保持され
た記録紙に転写する工程の各工程を各色に対して順次行
った後、記録紙上に重ね合わされたトナー像を定着する
方法、あるいは感光体上に所定の色に対応する静電潜像
を形成する工程、この潜像を対応する所定のトナーで現
像する工程の各工程を各色に対して順次行い感光体上に
重ね合わされたトナー像を記録紙に転写し定着する方法
等が挙げられる。
【0042】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて具体的
に説明するが、これに限定されるものではない。
【0043】(ポリエステル樹脂の製造)2リットルの
4つ口フラスコに還流冷却器、水分離装置、窒素ガス導
入管、温度計、撹拌装置を取り付け、マントルヒーター
中に設置し、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(PO)、
ポリオキシエチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン(EO)、フマ−ル酸(F
A)およびテレフタル酸(TPA)を、モル比が5:
5:5:4となるように仕込み、フラスコ内に窒素を導
入しながら加熱・撹拌して反応させた。酸価を測定しな
がら反応の進行を追跡し、所定の酸価に達した時点で反
応を終了し、数平均分子量Mnが4800、重量平均分
子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが4.
0、ガラス転移点Tgが58℃、軟化点Tmが100℃
のポリエステル樹脂を得た。
【0044】上記MwおよびMnについてはゲルパーミ
エーションクロマトグラフィ−(807−IT型:日本
分光工業社製)を用いて測定を行い、カラムを40℃に
保ち、キャリア溶媒としてテトラヒドロフランを1kg
/cm3で流し、測定する試料30mgをテトラヒドロ
フラン20mlに溶解し、この溶液0.5mgを上記キ
ャリア溶媒と共に導入して、ポリスチレン換算により求
めた。
【0045】上記Tgについては示差走査熱量計(DS
C−200:セイコー電子社製)を用い、試料10mg
について、リファレンスとしてアルミナを使用し、昇温
速度10℃/minで測定を行い、メイン吸収ピークの
ショルダー値をTgとした。上記Tmについては、フロ
ーテスター(CFT−500:島津製作所社製)を用
い、試料1.0gについて、1.0mm×1.0mmの
ダイを使用し、昇温速度3.0℃/min、予熱時間1
80秒、加重30kg、測定温度範囲60〜140℃の
条件で測定を行い、試料が1/2流出したときの温度を
Tmとした。
【0046】(アナターゼ型チタニア製造例)硫酸法に
よって含水酸化チタンを得る工程で加水分解速度を変え
て粒径の異なる3種類の含水酸化チタンを得、これを洗
浄した後300℃で焼成し、平均1次粒径50nm、B
ET比表面積100m2/gのアナターゼ型チタニア
A、平均1次粒径70nm、BET比表面積75m2
gのアナターゼ型チタニアB、平均1次粒径15nm、
BET比表面積180m2/gのアナターゼ型チタニア
Cをそれぞれ得た。
【0047】(実施例1)上記ポリエステル樹脂とシア
ン顔料(C.I.ピグメントブルー15−3:東洋イン
キ製造社製)とを樹脂:顔料が7:3の重量比になるよ
うに加圧ニーダーに仕込み混練した。得られた混練物を
冷却後フェザーミルにより粉砕し顔料マスターバッチを
得た。
【0048】上記ポリエステル樹脂93重量部、上記顔
料マスターバッチ10重量部、荷電制御剤(サリチル酸
亜鉛錯体:E−84:オリエント化学工業社製)2重量
部をヘンシェルミキサーで混合した後、混合物を2軸押
出混練機で混練した。得られた混練物を冷却した後、フ
ェザーミルで粗粉砕、ジェットミルで微粉砕し、さらに
分級することにより体積平均粒径8.0μmのトナー粒
子を得た。
【0049】上記チタニアAを2重量%の割合で水系中
で混合撹拌しながら疎水化剤としてnーブチルトリメト
キシシランをチタニア微粒子に対して10重量%の割合
で添加混合し、混合物を乾燥、解砕してBET比表面積
75m2/g、k=52.5の疎水性チタニアを得た。
【0050】得られたトナー粒子に対して外添剤として
上記疎水性チタニア1.0重量%をヘンシェルミキサー
により混合添加処理を行いトナー1を得た。
【0051】(実施例2)チタニアAに対して疎水化剤
の量を15重量%とする以外は実施例1と同様にしてB
ET比表面積60m2/g、k=37.5の疎水性チタ
ニアを得、この疎水性チタニアを使用する以外は実施例
1と同様にしてトナー2を得た。
【0052】(実施例3)チタニアAに対して疎水化剤
の量を25重量%とする以外は実施例1と同様にしてB
ET比表面積46m2/g、k=23.5の疎水性チタ
ニアを得、この疎水性チタニアを使用する以外は実施例
1と同様にしてトナー3を得た。
【0053】(実施例4)チタニアBに対して疎水化剤
の量を15重量%とする以外は実施例1と同様にしてB
ET比表面積50m2/g、k=34.0の疎水性チタ
ニアを得、この疎水性チタニアを使用する以外は実施例
1と同様にしてトナー4を得た。
【0054】(比較例1)チタニアCに対して疎水化剤
の量を10重量%とする以外は実施例1と同様にしてB
ET比表面積112m2/g、k=37.0の疎水性チ
タニアを得、この疎水性チタニアを使用する以外は実施
例1と同様にしてトナー5を得た。
【0055】(比較例2)チタニアCに対して疎水化剤
の量を15重量%とする以外は実施例1と同様にしてB
ET比表面積100m2/g、k=25.0の疎水性チ
タニアを得、この疎水性チタニアを使用する以外は実施
例1と同様にしてトナー6を得た。
【0056】(比較例3)チタニアCに対して疎水化剤
の量を25重量%とする以外は実施例1と同様にしてB
ET比表面積86m2/g、k=11.0の疎水性チタ
ニアを得、この疎水性チタニアを使用する以外は実施例
1と同様にしてトナー7を得た。
【0057】(比較例4)疎水性チタニアとして、MT
150A(ルチル型チタニア、平均1次粒径15nm、
テイカ社製)を水系中で混合撹拌しながら疎水化剤とし
てnーブチルトリメトキシシランをチタニア微粒子に対
して15重量%添加混合し、混合物を乾燥、解砕して得
られたBET比表面積64m2/g、k=−11.0の
疎水性チタニアを使用する以外は実施例1と同様にして
トナー8を得た。
【0058】(比較例5)疎水性チタニアとして、MT
500B(ルチル型チタニア、平均1次粒径35nm、
テイカ社製)を水系中で混合撹拌しながら疎水化剤とし
てnーブチルトリメトキシシランをチタニア微粒子に対
して15重量%添加混合し、混合物を乾燥、解砕して得
られたBET比表面積35m2/g、k=2.9の疎水
性チタニアを使用する以外は実施例1と同様にしてトナ
ー9を得た。
【0059】(比較例6)疎水性チタニアとして、疎水
性ルチル型チタニアT805(平均1次粒径30nm、
BET比表面積35m2/g、k=−2.5、日本アエ
ロジル社製)を使用する以外は実施例1と同様にしてト
ナー10を得た。
【0060】(比較例7)上記チタニア製造例におい
て、焼成温度および時間を調整して得られたアナターゼ
型チタニア(平均1次粒径50nm、BET比表面積1
20m2/g)に対して疎水化剤の量を15重量%とす
る以外は実施例1と同様にしてBET比表面積95m2
/g、k=72.5の疎水性チタニアを得、この疎水性
チタニアを使用する以外は実施例1と同様にしてトナー
11を得た。
【0061】(比較例8)比較例7において、疎水化剤
としてnーブチルトリメトキシシランをチタニア微粒子
に対して100重量%添加して得られたBET比表面積
20m2/g、k=−2.5の疎水性チタニアを使用す
る以外は同様にしてトナー12を得た。
【0062】(キャリア製造例)撹拌器、コンデンサ
ー、温度計、窒素導入管、滴下装置を備えた容量500
mlのフラスコにメチルエチルケトンを100重量部仕
込んだ。別に窒素雰囲気下80℃でメチルメタクリレ−
トを36.7重量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
−トを5.1重量部、3−メタクリロキシプロピルトリ
ス(トリメチルシロキシ)シランを58.2重量部およ
び1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニ
トリルを1重量部を、メチルエチルケトン100重量部
に溶解させて得られた溶液を2時間にわたり反応容器中
に滴下し5時間熟成させた。
【0063】得られた樹脂に対して、架橋剤としてイソ
ホロンジイソシアネ−ト/トリメチロ−ルプロパンアダ
クト(IPDI/TMP系:NCO%=6.1%)をO
H/NCOモル比率が1/1となるように調整した後メ
チルエチルケトンで希釈して固形比3重量%であるコー
ト樹脂溶液を調整した。
【0064】コア材として焼成フェライト粉F−300
(平均粒径:50μm、パウダ−テック社製)を用い、
上記コート樹脂溶液をコア材に対する被覆樹脂量が1.
5重量%になるようにスピラコ−タ−(岡田精工社製)
により塗布・乾燥した。得られたキャリアを熱風循環式
オーブン中にて160℃で1時間放置して焼成した。冷
却後フェライト粉バルクを目開き106μmと75μm
のスクリーンメッシュを取り付けたフルイ振とう器を用
いて解砕し、樹脂被覆キャリアを得た。
【0065】(流動性)各トナーのゆるみ見掛け密度
(g/cc)をパウダーテスター(ホソカワミクロン社
製)によって測定し、ゆるみ見掛け密度が0.430以
上のものを◎、0.410以上0.430未満のものを
○、0.400以上0.410未満のものを△、0.4
00未満のものを×として評価した。結果を表1に示
す。
【0066】(凝集ノイズ(白抜け))各トナーを上記
製造例で得られたキャリアと、トナー混合比が7重量%
となるように混合して現像剤を調整した。この現像剤に
ついて、デジタルフルカラー複写機CF80(ミノルタ
社製)を用いてB/W15%の画像を3000枚耐刷し
た。初期および耐刷後A3のCF80純正紙上に全面ベ
タ画像を画出しを行い、凝集物による転写不良に基ずく
2mm2以上の白抜けが発生している場合を×、発生し
ていない場合を○として評価した。結果を表1に示す。
【0067】(カブリ)上記凝集ノイズ評価と同様にし
て調整した現像剤について、CF80を用いてB/W1
5%の画像を画出しし、得られた画像の白地部を目視に
より評価し、画像にカブリが発生しなかったものを○、
カブリが若干生じているものの実用上問題のないものを
△、カブリが多く実用上問題のあるものを×とした。結
果を表1に示す。
【0068】(環境安定性)上記凝集ノイズ評価と同様
にして調整した現像剤について、CF80を用いてL/
L環境下(10℃、15%)およびH/H環境下(30
℃、85%)でそれぞれB/W15%の画像を3000
枚画出しした。L/L環境下で耐刷後、得られた画像の
画像濃度(ID)をマクベス反射濃度計RD−900に
より測定し、画像濃度が1.2以上を○、1.0以上
1.2未満を△、1.0未満を×として評価した。
【0069】また、H/H環境下で耐刷後、得られた画
像の白地部を目視により評価し、画像にカブリが発生し
なかったものを○、カブリが若干生じているものの実用
上問題のないものを△、カブリが多く実用上問題のある
ものを×とした。結果を表1に示す。
【0070】
【表1】
【0071】
【発明の効果】本発明のトナーは、環境安定性、流動
性、耐熱保管性に優れ、繰り返し使用時にもベタ画像中
の白抜けのない優れた画像を得ることができる。
フロントページの続き (72)発明者 福田 洋幸 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−98521(JP,A) 特開 平4−335357(JP,A) 特開 平6−266153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バインダー樹脂および着色剤を含有する
    着色樹脂粒子と、疎水化剤により疎水化処理された
    盤状のアナターゼ型チタニア微粒子とを含有してなり、
    該チタニア微粒子の前記着色樹脂粒子に対する添加量が
    0.1〜3.0重量%であり、該チタニア微粒子の平均1次粒
    径が30〜90nmであり、且つチタニア微粒子の平均1次粒
    径と疎水化後のBET比表面積とが下記式; 【数1】 (式中、Sは疎水化後のチタニア微粒子のBET比表面積
    (m2/g)を、Dはチタニア微粒子の平均1次粒径(nm)
    を、kは0〜60の数を表す。)の関係を満足することを
    特徴とする静電潜像現像用トナー。
  2. 【請求項2】 前記トナーが、マゼンタトナー、シアン
    トナー、イエロートナーおよび黒色トナーを用いて多色
    画像を再現するフルカラー画像形成装置に使用されるト
    ナーであることを特徴とする請求項1記載の静電潜像現
    像用トナー。
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