JP3456087B2 - ハニカムパネル - Google Patents

ハニカムパネル

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JP3456087B2
JP3456087B2 JP06367796A JP6367796A JP3456087B2 JP 3456087 B2 JP3456087 B2 JP 3456087B2 JP 06367796 A JP06367796 A JP 06367796A JP 6367796 A JP6367796 A JP 6367796A JP 3456087 B2 JP3456087 B2 JP 3456087B2
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章生 松永
昭自 大野
修一 池田
英昭 遠藤
章彦 吉見
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はハニカムパネルに
関するもので、更に詳細には例えば建物の外壁や屋根に
使用される融雪機能を有するハニカムパネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の外壁材や屋根材等の建材
に、耐食性及び軽量に富むハニカムパネルが広く使用さ
れている。このハニカムパネルとしては、図15に示す
ような矩形状のアルミニウム合金製の一対の表面板a,
aと、これら表面板a,aの周辺部間に介在されるアル
ミニウム合金製押出形材等にて形成される枠材bと、両
表面板a,aと枠材bとで形成される空間内に介在され
るハニカムコア材cとをろう付けによって一体に形成し
た構造のものが知られている。
【0003】また、寒冷地や降雪の多い地域において
は、図16に示すように、屋根材に使用されるハニカム
パネルdの下側の表面板aに例えば面状ヒータ,線状ヒ
ータ等の発熱体eを取着して、発熱体eの熱を上側の表
面板aに伝えて屋根に積った雪fを溶かして、建物gに
かかる負担を軽減したり雪fの塊等の不意の落下等を防
止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ハ
ニカムパネルdは、軽量化のためにハニカムコア材cの
板厚は薄く形成されており、そのため、発熱体eからの
熱を有効に上側表面板aに伝えることができないという
問題があった。また、発熱体eを取着する箇所の強度を
考慮する必要もあった。この問題は屋根材以外の外壁材
に使用されるハニカムパネルにも共通した問題である。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、一方の表面板に取着された発熱体の熱を他方の表面
板に効率よく伝達でき、かつ強度の向上を図れるように
したハニカムパネルを提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の第1のハニカムパネルは、熱伝導性を有す
る一対の表面板と、これら表面板間に介在されるコア材
と、一方の表面板の表面に取着される発熱体とを具備
し、 上記発熱体が取着される部位の上記コア材を、熱
伝導性を有する部材にて形成することにより伝熱部と
ると共に、上記コア材を互いに連接する多数の多角筒状
部材にて形成し、上記伝熱部のコア材を、伝熱部以外の
コア材より小径及び又は厚肉とした、ことを特徴とする
(請求項1)
【0008】また、上記コア材を独立した互いに接する
筒状部材にて形成することも可能である。この場合、上
記伝熱部のコア材を、伝熱部以外のコア材より小径及び
又は厚肉とする方が好ましい(請求項2)。
【0009】また、上記伝熱部のコア材を、熱伝導性を
有する部材にて形成することにより伝熱部とすると共
に、伝熱部以外のコア材より断面積が大きく、かつ密な
る構造の複数の貫通孔を有するアルミニウム合金製押出
形材にて形成することも可能である(請求項3)。
【0010】この発明の第2のハニカムパネルは、熱伝
導性を有する一対の表面板と、これら表面板間に介在さ
れるコア材と、一方の表面板の表面に取着される発熱体
とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の上記表面
板間に、複数の貫通孔を有し、かつ熱伝導性を有する1
又は複数の偏平管を介在することにより伝熱部を形成し
てなる、ことを特徴とする(請求項4)。
【0011】また、この発明の第3のハニカムパネル
は、熱伝導性を有する一対の表面板と、これら表面板間
に介在されるコア材と、一方の表面板の表面に取着され
る発熱体とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の
上記表面板間に、熱伝導性を有する粉粒体及び又は小片
体を充填することにより伝熱部を形成してなる、ことを
特徴とする(請求項5)。
【0012】上記のように構成されるこの発明のハニカ
ムパネルによれば、発熱体からの熱を伝熱部を介して発
熱体が取着された表面板と反対側の表面板に伝熱するこ
とがでる。したがって、発熱体の発熱量を有効に利用し
て融雪等を行うことができ、また発熱体が取着される箇
所の強度を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基いて詳述する。 ◎第一実施形態 図1はこの発明のハニカムパネルの第一実施形態の断面
斜視図、図2はその一部を断面で示す平面図である。
【0014】上記ハニカムパネルは、例えば矩形状に形
成される一対の表面板1a,1bと、これら表面板1
a,1b間の周辺部に介在される枠材2と、両表面板1
a,1bと枠材2とで形成される空間内に介在されるコ
ア材3と、一方の表面板1bの表面に例えば表面接着テ
ープ(図示せず)を介して取着される発熱体例えば面状
ヒータ4で構成されている。
【0015】上記表面板1a,1bはアルミニウム合金
製板材にて形成されており、上記枠材2はアルミニウム
合金製の押出形材にて形成されている。
【0016】上記コア材3は、例えばアルミニウム合金
製の複数の帯状体を千鳥状に接着して、接着面と直交す
る方向に引っ張って形成される六角筒状の中空部材にて
形成されている。なお、コア材3は必ずしもこのように
形成されるものではなく、例えば予め台形波形状に折曲
されたアルミニウム合金製折曲板を接着して六角筒状の
中空部材としてもよい。また、六角形以外の例えば五角
形や八角形等の多角筒状部材にて形成してもよい。
【0017】上記のように構成されるコア材3のうち、
上記面状ヒータ4が取着される部位の両表面板1a,1
b間においては、面状ヒータ4が取着されていない部分
と比較して面状ヒータ4が取着された部分が密なる構造
とされて伝熱部5が形成されている。この場合、伝熱部
5を形成するには、図1及び図2に示すように、伝熱部
5のコア材を伝熱部5以外のコア材3に比べて小径に形
成した小径コア材3aとすることによって密なる構造と
することができる。また、コア材3の径を小さくする以
外に、図3に示すように、肉厚を厚くした厚肉コア材3
bを用いることによって密なる構造とすることができ
る。更には、小径のコア材3aと厚肉のコア材3bとを
組み合わせて伝熱部5を形成することもできる(図4参
照)。
【0018】上記のように構成されるハニカムパネルを
成形するには、例えば表面板1a,1b、枠材2、コア
材3,3a,3bのいずれかを、その表面にろう材を用
いたアルミニウムクラッド材にて形成するか、あるい
は、表面板1a,1b、枠材2、コア材3,3a,3b
のいずれにもアルミニウムクラッド材を用いずに、それ
らの間にろう材を挟んで、熱処理時にろう材を溶かして
ろう付けして一体成形する。この場合、フラックスとし
て非腐食性フラックス例えばKF+AlF3あるいはK
AlF4+K3AlF6+K2AlF5・H2O等のフラック
スを用いて表面板1a,1b,枠材2及びコア材3を接
合する方が好ましい。
【0019】上記のように構成されるハニカムパネルに
よれば、一方の表面板1bに取着された面状ヒータ4に
通電することにより発生される熱量を伝熱部5を介して
他方の表面板1aに効率よく伝熱することができる。し
たがって、表面板1a上に積った雪等を融雪することが
できる。また、伝熱部5が伝熱部5以外のコア材3に比
べて密なる構造となっているため、面状ヒータ4の取着
部の強度を高めることができると共に、パネル自体の強
度を高めることができる。
【0020】◎第二実施形態 図5はこの発明のハニカムパネルの第二実施形態の一部
を断面で示す斜視図である。
【0021】第二実施形態は、コア材3Aを互いに独立
した多数の筒状部材例えば円筒状部材6にて形成した場
合である。この場合、伝熱部5は、伝熱部5以外の他の
コア材3Aすなわち円筒状部材6より小径に形成された
小径円筒状部材6aにて形成される。また、伝熱部5
は、図6に示すように、伝熱部5以外の円筒状部材6よ
り肉厚が厚い厚肉円筒状部材6bにて形成してもよく、
あるいは、図7に示すように、上記小径円筒状部材6a
と厚肉円筒状部材6bとを混在させて伝熱部5を形成し
てもよい。このように伝熱部5を形成することにより、
面状ヒータ4が取着された部位の表面板1a,1b間
を、他の部位のコア材3すなわち円筒状部材6より密な
る構造とすることができるので、表面板1bに取着され
た面状ヒータ4からの熱量を効率よく表面板1a側に伝
達することができる。
【0022】上記円筒状部材6,6a,6bは、図8に
示すように、例えばアルミニウム合金製の板部材6c
(図8(b)参照)を屈曲成形した円筒状筒体にて形成
されており、この円筒状部材6,6a,6bの側面に
は、円筒状部材6,6a,6bの軸線方向に偏倚する方
向に複数(図面では5個の場合を示す)の空気抜き孔7
が穿設されている。このように円筒状部材6,6a,6
bの側面に複数の空気抜き孔7を設けることにより、隣
接する円筒状部材6,6a,6bの空気抜き孔7が完全
に一致して空気抜き部を塞ぐことがなくなり、ろう付け
処理時に確実に空気抜きを行うことができる。
【0023】上記空気抜き孔7の配列は、図8に示すよ
うに、円筒状部材6,6a,6bの軸線に対して傾斜す
る一列である必要はなく、例えば、円筒状部材6,6
a,6bの軸線に対して傾斜しかつ交差する二列に適宜
間隔をおいて複数の空気抜き孔7を設けてもよく、更に
は、円筒状部材6,6a,6bの側面に千鳥状に複数の
空気抜き孔7を設けるか、あるいはランダム状に設ける
ようにしてもよい。
【0024】なお、第二実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、説明は省略する。
【0025】上記のように構成されるハニカムパネルを
形成する場合、上記表面板1a,1b、枠材2及び円筒
状部材6,6a,6bのうちの少なくとも円筒状部材
6,6a,6bは、その外表面にろう付け用のろう材
(JIS A4045等)を用いたアルミニウムクラッ
ド材にて形成する。したがって、円筒状部材6,6a,
6bをアルミニウム合金製板材を屈曲して成形した場合
においても、ハニカムパネルの成形後においては板材の
両端の分離部はろう付けによって接合され、円筒状部材
6,6a,6bは完全に筒状になる。なお、表面板1
a,1b、枠材2、円筒状部材6,6a,6bのいずれ
かを、その表面にろう材を用いたアルミニウムクラッド
材にて形成することも可能であり、あるいは、表面板1
a,1b、枠材2、円筒状部材6,6a,6bのいずれ
にもアルミニウムクラッド材を用いずに、それらの間に
ろう材を挟んで、熱処理時にろう材を溶かしてろう付け
するようにしてもよい。この場合、フラックスとして非
腐食性フラックス例えばKF+AlF3あるいはKAl
4+K3AlF6+K2AlF5・H2O等のフラックスを
用いて表面板1a,1b,枠材2及び円筒状部材6,6
a,6bを接合する方が好ましい。
【0026】上記第二実施形態において、コア材3Aが
円筒状部材6,6a,6bにて形成される場合について
説明したが、コア材3Aは筒状であれば、円筒状部材以
外に例えば三角状、四角状、六角状等の任意の筒状部材
にて形成してもよい。また、円筒状部材6,6a,6b
にかえてテーパ状の筒状部材6Aを用いてもよい(図9
(a)参照)。このようにテーパ状筒状部材6Aを用い
ることにより、図10に示すような曲面付のハニカムパ
ネルを形成することができる。なお、テーパ状筒状部材
6Aを作製するには、図9(b)に示すように、円筒状
部材6,6a,6bの高さ方向(軸線方向)にテーパ部
を形成する切欠8を設けておけばよい。
【0027】◎第三実施形態 図11はこの発明のハニカムパネルの第三実施形態の要
部の平断面図である。
【0028】第三実施形態は、伝熱部5を、複数の貫通
孔9aを有するアルミニウム合金製押出形材9にて形成
した場合である。この場合、押出形材9は、断面リング
状の基部9bと、この基部9bに交差する十字状部9c
とを組み合わせた形態を有しており、面状ヒータ4が取
着される部位以外に配列されるコア材例えば円筒状コア
材3Aより断面積が大きく形成され、密なる構造となっ
ている。したがって、面状ヒータ4からの熱量を効率よ
く表面板1a側に伝熱することができる。
【0029】上記説明では、伝熱部5を形成する押出形
材9が、断面リング状基部9bと、十字状部9cbとを
組み合わせた形態の場合について説明したが、押出形材
9の断面形状はこの形態に限定されるものではなく、コ
ア材3Aの断面面積より大きくなるような断面形状のも
のであれば任意の断面形状であってもよい。この場合、
断面形状は複雑なものである方が好ましい。
【0030】なお、第三実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態、第二実施形態と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0031】◎第四実施形態 図12はこの発明のハニカムパネルの第四実施形態の一
例を示す要部断面図である。
【0032】第四実施形態は、面状ヒータ4が取着され
る部位の両表面板1a,1b間に、複数の貫通孔10a
を有し、かつ熱伝導性のよい偏平管10を介在させて伝
熱部5を形成した場合である。この場合、偏平管10は
例えばアルミニウム合金製押し出し偏平管にて形成され
ており、複数例えば4個の偏平管10を両表面板1a,
1b間に積層して伝熱部5を形成している。
【0033】このように伝熱部5を複数の貫通孔10a
を有するアルミニウム合金製偏平管10にて形成するこ
とにより、面状ヒータ4が取着された部位以外のコア材
例えば円筒状コア材3Aより密なる構造とすることがで
きるので、表面板1bに面状ヒータ4からの発熱を効率
よく表面板1a側に伝熱することができる。
【0034】上記説明では、4個の偏平管10を積層し
て伝熱部5を形成する場合について説明したが、偏平管
10の数は必ずしも4個である必要はなく、1個であっ
てもよく、あるいは4個以外の複数個であってもよい。
【0035】また、偏平管10は必ずしも両表面板1
a,1b間に積層させる必要はなく、図13に示すよう
に、短尺の偏平管10を水平方向に重ねて伝熱部5を形
成するようにしてもい。この場合、偏平管10は3個重
ねられいてるが、勿論、1個あるいは3個以外の複数個
であってもよい。
【0036】なお、第四実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態ないし第三実施形態と同じである
ので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略す
る。
【0037】◎第五実施形態 図14はこの発明のハニカムパネルの第五実施形態の要
部断面図である。
【0038】第五実施形態は、面状ヒータ4が取着され
る部位の両表面板1a,1b間に、熱伝導性を有する例
えばアルミニウム製の粉粒体又は小片体等11を充填し
て伝熱部5を形成するようにした場合である。
【0039】このように、面状ヒータ4を取着する部位
の両表面板1a,1b間に、アルミニウム製の粉粒体又
は小片体等11を充填することにより、面状ヒータ4が
取着された部位以外のコア材例えば円筒状コア材3Aよ
り密なる構造とすることができるので、表面板1bに面
状ヒータ4からの発熱を効率よく表面板1a側に伝熱す
ることができる。
【0040】なお、第五実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態ないし第四実施形態と同じである
ので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略す
る。
【0041】◎その他の実施形態 1)上記実施形態では、ハニカムパネルが矩形状に成形
される場合について説明したが、ハニカムパネルの形状
を矩形状以外の例えば三角形状、台形状等任意の形状と
することも可能である。
【0042】2)上記実施形態では、両表面板1a,1
bの周辺部に枠材2を有するハニカムパネルの場合につ
いて説明したが、必ずしも枠材2を設ける必要はなく、
パネル成形時に両表面板1a,1b間にカーボン製型枠
等を介在させて成形後に型枠を取り外して、表面板1
a,1bとコア材とでハニカムパネルを形成することも
可能である。
【0043】3)上記実施形態では、発熱体が面状ヒー
タ4である場合について説明したが、面状ヒータ4以外
に、線状ヒータを用いてもよく、あるいは加熱媒体例え
ば液体あるいはガス等の加熱流体を循環流通する加熱流
体式ヒータを用いてもよい。
【0044】4)上記実施形態では、面状ヒータ4がハ
ニカムパネルの端部に取着される場合について説明した
が、面状ヒータ4はハニカムパネルの端部以外の一方の
表面板1bの任意の箇所に取着することができることは
勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のハニ
カムパネルによれば、発熱体からの熱を伝熱部を介して
発熱体が取着された表面板と反対側の表面板に伝熱する
ことができるので、発熱体の発熱量を有効に利用して融
雪等を行うことができる。また、密なる構造の伝熱部を
設けることにより、発熱体が取着される箇所の強度を高
めることができると共に、ハニカムパネル自体の強度を
高めることができるので、寿命の増大を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のハニカムパネルの第一実施形態を示
す断面斜視図である。
【図2】図1の一部を断面で示す平面図である。
【図3】第一実施形態の別の形態を示す要部平断面図で
ある。
【図4】第一実施形態の更に別の形態を示す要部平断面
図である。
【図5】この発明のハニカムパネルの第二実施形態の一
部を断面で示す斜視図である。
【図6】第二実施形態の別の形態を示す要部平断面図で
ある。
【図7】第二実施形態の更に別の形態を示す要部平断面
図である。
【図8】第二実施形態における筒状部材の斜視図(a)
及びその展開図(b)である。
【図9】テーパ状筒状部材の斜視図(a)及びテーパ状
の前の状態の斜視図(b)である。
【図10】第二実施形態の更に別の形態を示す要部断面
図である。
【図11】この発明のハニカムパネルの第三実施形態の
要部平断面図である。
【図12】この発明のハニカムパネルの第四実施形態の
要部断面図である。
【図13】第四実施形態の別の形態の一部を断面で示す
平面図(a)及びその側断面図(b)である。
【図14】この発明のハニカムパネルの第五実施形態の
要部断面図である。
【図15】従来のハニカムパネルの一例を示す一部断面
斜視図である。
【図16】ハニカムパネルを屋根部に使用した建物の概
略断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 表面板 2 枠材 3,3A コア材 3a 小径コア材 3b 厚肉コア材 4 面状ヒータ(発熱体) 5 伝熱部 6 円筒状部材 6A テーパ状の円筒状部材 6a 小径円筒状部材 6b 厚肉円筒状部材 9 押出形材 9a 貫通孔 10 偏平管 10a 貫通孔 11 粉粒体,小片体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 修一 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社・グループ技術セ ンター内 (72)発明者 遠藤 英昭 東京都品川区東品川2丁目2番20号天王 洲郵船ビル 日本軽金属株式会社内 (72)発明者 吉見 章彦 東京都品川区東品川2丁目2番20号天王 洲郵船ビル 日本軽金属株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−94617(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 E04C 2/36 B21D 47/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導性を有する一対の表面板と、これ
    ら表面板間に介在されるコア材と、一方の表面板の表面
    に取着される発熱体とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の上記コア材を、熱伝導性
    を有する部材にて形成することにより伝熱部とすると共
    に、 互いに連接する多数の多角筒状部材にて形成し、上
    記伝熱部のコア材を、伝熱部以外のコア材より小径及び
    又は厚肉とした、ことを特徴とするハニカムパネル。
  2. 【請求項2】 熱伝導性を有する一対の表面板と、これ
    ら表面板間に介在されるコア材と、一方の表面板の表面
    に取着される発熱体とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の上記コア材を、熱伝導性
    を有する部材にて形成することにより伝熱部とすると共
    に、独立した互いに接する多数の筒状部材にて形成し、
    上記伝熱部のコア材を、伝熱部以外のコア材より小径及
    び又は厚肉とした、ことを特徴とするハニカムパネル。
  3. 【請求項3】 熱伝導性を有する一対の表面板と、これ
    ら表面板間に介在されるコア材と、一方の表面板の表面
    に取着される発熱体とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の上記コア材を、熱伝導性
    を有する部材にて形成することにより伝熱部とすると共
    に、伝熱部以外のコア材より断面積が大きく、かつ密な
    る構造の 複数の貫通孔を有するアルミニウム合金製押出
    形材にて形成してなる、ことを特徴とするハニカムパネ
    ル。
  4. 【請求項4】 熱伝導性を有する一対の表面板と、これ
    ら表面板間に介在されるコア材と、一方の表面板の表面
    に取着される発熱体とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の上記表面板間に、複数の
    貫通孔を有し、かつ熱伝導性を有する1又は複数の偏平
    管を介在することにより伝熱部を形成してなる、ことを
    特徴とするハニカムパネル。
  5. 【請求項5】 熱伝導性を有する一対の表面板と、これ
    ら表面板間に介在されるコア材と、一方の表面板の表面
    に取着される発熱体とを具備し、 上記発熱体が取着される部位の上記表面板間に、熱伝導
    性を有する粉粒体及び又は小片体を充填することにより
    伝熱部を形成してなる、ことを特徴とするハニカムパネ
    ル。
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