JPH10216870A - ハニカムパネル - Google Patents

ハニカムパネル

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JPH10216870A
JPH10216870A JP3702897A JP3702897A JPH10216870A JP H10216870 A JPH10216870 A JP H10216870A JP 3702897 A JP3702897 A JP 3702897A JP 3702897 A JP3702897 A JP 3702897A JP H10216870 A JPH10216870 A JP H10216870A
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JP
Japan
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aluminum
magnesium
brazing
honeycomb panel
frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3702897A
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English (en)
Inventor
Akio Matsunaga
章生 松永
Hiroshi Horikawa
浩志 堀川
Yoshito Oki
義人 沖
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハニカムパネルにおいて、アルミニウム材の
強度を低下させることなく、ハニカムパネルのコア材等
の良好なろう付け性を確保する。 【解決手段】 一対の表面板1と、これら表面板1間の
周辺に配置される枠材2と、表面板1と枠材2とで形成
される空間内に介在されるコア材3とを具備するハニカ
ムパネルにおいて、表面板1及びコア材3は、高マグネ
シウム入りのアルミニウム材4、低マグネシウム入りの
アルミニウム材5、及びろう材9をこの順序で順次積層
した三層の複合板材10、又は、低マグネシウム入りの
アルミニウム材とろう材を積層した二層の複合板材によ
り構成し、そのろう材9側を接合する面に向けて使用
し、枠材2は、高マグネシウム入りのアルミニウム材4
と低マグネシウム入りのアルミニウム材5とを積層した
二層の複合板材6により構成し、その低マグネシウム入
りのアルミニウム材側を接合する面に向けて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハニカムパネル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、一対のアルミニウム合金製の表
面板と、表面板間に介在されるアルミニウム合金製のコ
ア材とを一体ろう付したハニカムパネルは、軽量で断熱
及び遮温性等に優れているため、内装や外装等の建材と
して広く使用されている。
【0003】このアルミニウム合金等のアルミニウム材
のろう付け方法には、フラックスを用いない真空ろう付
け方法と、フラックスを用いるフラックスろう付け方法
とが採用されている。
【0004】ところで、このフラックスろう付け方法に
おける具体的なフラックスとしては、フッ化物系フラッ
クス(KAlF4、K2AlF5・H2O、K3AlF6等の
単体又は混合物)が使用されているが、このフッ化物系
フラックスは、アルミニウム中のマグネシウム(Mg)
分が多いほど、つまりMgが約0.2%(重量パーセン
ト)以上になると、ろう付け性が低下するという問題が
ある。
【0005】このため従来は、ろう付け性に配慮して、
低マグネシウム(実際にはMgを含まない)のアルミニ
ウム材を使用してハニカムパネルを作製していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように低マグネシウムのアルミニウム材を使用した場
合、ハニカムパネルのコア材等のろう付け性は向上する
ものの、アルミニウム材自体の強度が低くなり、結果と
してハニカムパネル全体の強度が低下して、その使用用
途が制約されるという問題があった。また、ハニカムパ
ネルの所望の強度を維持しようとすると、アルミニウム
材に肉厚のものを使用しなければならず、ハニカムパネ
ルの重量が増大すると共にその製造コストが高くなると
いう問題があった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、アルミニウム材の強度を低下させることなく、フッ
化物系フラックスを用いてろう付したハニカムパネルの
コア材等の良好なろう付け性を確保することができる構
造のハニカムパネルを提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、次のように構成したものである。
【0009】(1)この発明の第1のハニカムパネル
は、一対の表面板と、これら表面板間の周辺に配置され
る枠材と、表面板と枠材とで形成される空間内に介在さ
れるコア材とを具備するハニカムパネルを前提とし、
上記表面板を、低マグネシウム入りのアルミニウム材及
びろう材を順次積層した複合板材、又は、高マグネシウ
ム入りのアルミニウム材、低マグネシウム入りのアルミ
ニウム材、及びろう材をこの順序で順次積層した三層の
複合板材により構成して、そのろう材側を接合する面に
向けて使用し、 上記コア材を、低マグネシウム入りの
アルミニウム材及びろう材を順次積層した複合板材、又
は、高マグネシウム入りのアルミニウム材、低マグネシ
ウム入りのアルミニウム材、及びろう材をこの順序で順
次積層した三層の複合板材により構成して、そのろう材
側を接合する面に向けて使用し、また、上記枠材を、高
マグネシウム入りのアルミニウム材と低マグネシウム入
りのアルミニウム材とをクラッドした二層の複合板材に
より構成して、その低マグネシウム入りのアルミニウム
材側を接合する面に向けて使用したことを特徴とするも
のである(請求項1)。
【0010】表面板、枠材及びコア材は接合する面側に
低マグネシウム入りのアルミニウム材を備えており、ま
た少なくとも表面板及びコア材は、その接合面側にろう
付用のろう材を備えている。このため、表面板と枠材と
の間、表面板とコア材の端面との間、コア材とコア材の
側面同士、及びコア材と枠材との間にはろう材が介在
し、ろう付けは、全て低マグネシウム入りのアルミニウ
ム材間をろう付けすることで行われる。従って、そのろ
う付け性は、フッ化物系のフラックスを用いていても、
高マグネシウム入りのアルミニウム材をろう付けする場
合に比べて極めて良好である。しかも、少なくとも枠材
は、高マグネシウム入りのアルミニウム材を具備してい
るため、低マグネシウム入りのアルミニウム材のみから
成る場合に比べ、それ自体大きな強度を有する。換言す
れば、アルミニウム材の強度を低下させることなく、ハ
ニカムパネルのコア材等の良好なろう付け性を確保する
ことができる。
【0011】(2)上記枠材は、上記二層の複合板材を
低マグネシウム入りのアルミニウム材が外側になるよう
に開ループ状に曲げ加工したものから構成してもよいし
(請求項2)、又は、内方側が高マグネシウム入りのア
ルミニウム材で、その外方側が低マグネシウム入りのア
ルミニウム材から成る中空押出形材から構成してもよい
(請求項3)。
【0012】(3)この発明の第2のハニカムパネル
は、一対の表面板と、これら表面板間の周辺に配置され
る枠材と、表面板と枠材とで形成される空間内に介在さ
れるコア材とを具備するハニカムパネルを前提とし、
上記表面板、枠材及びコア材を、高マグネシウム入りの
アルミニウム材、低マグネシウム入りのアルミニウム
材、及びろう材をこの順序で順次積層した三層の複合板
材により構成し、そのろう材側を接合する面に向けて使
用したことを特徴とするものである(請求項4)。
【0013】上記のように構成することにより、表面
板、枠材及びコア材は、全て高マグネシウム入りのアル
ミニウム材を具備しているため、アルミニウム材の強度
を低下させることなく、ハニカムパネルのコア材等の良
好なろう付け性を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 ◎第一実施形態 図1はこの発明のハニカムパネルの第一実施形態の一部
を断面で示す平面図、図2は第一実施形態における枠材
を示す斜視図、図3は図1のA−A線に沿う断面図であ
る。
【0015】上記ハニカムパネルは、一対の表面板1
と、これら表面板1の周辺に配置される枠材2と、表面
板1と枠材2とで形成される空間内に介在される円筒状
のコア材3とで構成されている。枠材2は、図4(a)
に示すように、高マグネシウム入りのアルミニウム材を
地金金属4とし、その片面に、被覆金属5として低マグ
ネシウム入りのアルミニウム材をクラッドして成る複合
板材(帯板)6を用い、これを図4(b)に示すよう
に、低マグネシウム入りのアルミニウム材である被覆金
属5が外側になるように長方形断面に曲げ加工したもの
で構成されている。ここに「高マグネシウム入り」とは
マグネシウムMgの含有量が約0.2%(重量パーセン
ト)以上である場合をいう。また「低マグネシウム入
り」とはマグネシウムMgの含有量が約0.2%(重量
パーセント)未満である場合をいい、これにはマグネシ
ウムが全く含まれていないアルミニウム材の場合が含ま
れる。
【0016】この実施形態では、複合板材6として、地
金金属4がJIS A6951で、被覆金属5がMgを
含まないJIS A3003である二層のクラッド材を
用い、これを断面長方形の開ループとなるように曲げ加
工して枠材2を構成し、その開ループの開放部7が表面
板1側に来るように配置している。しかし、地金金属4
である高マグネシウム入りのアルミニウム材にはJIS
A6063等を用いることができ、また低マグネシウ
ム入りのアルミニウム材には文字通りMgを含まないも
のを用いることができる。なお、ここでは、枠材2は開
放部7を有する開ループ状に曲げ加工されているが、図
4(c)に示すように、開放部を設けずに枠材2を閉ル
ープとなるように曲げ加工することにより、より一層強
度の向上が図れる。
【0017】また、この実施形態では、枠材2を曲げ加
工により形成しているが、押し出し加工により形成する
こともできる。即ち、図5に示すように、心材たる内実
又は中空の地金金属4が高マグネシウム入りのアルミニ
ウム材(JIS A6951)で、その周囲の被覆金属
5が低マグネシウム入りのアルミニウム材(JISA3
003)から成るビレット8を出発材料(図5(a))
として、これを丸筒状にクラッド押出し成形し(図5
(b))、更に長方形に近づくように成形加工して(図
5(c))、最終的に、内側層が高マグネシウム入りの
アルミニウム材(JIS A6951)で、その周囲が
低マグネシウム入りのアルミニウム材(JIS A30
03)から成る閉ループ状の長方形断面を持つ中空押出
形材から成る枠材2を得ることができる。
【0018】次に、表面板1は、図6に示すように、高
マグネシウム入りのアルミニウム材を地金金属4とし、
その片面に、被覆金属5として低マグネシウム入りのア
ルミニウム材を設け、更にろう材9をクラッドして成る
三層の複合板材10により構成されている。
【0019】また、コア材3は、上記三層のクラッド材
から成る複合板材10を用い、これを図7に示すよう
に、ろう材9が外側になるように円筒状に屈曲加工した
もので構成されている。
【0020】ここに複合板材10を構成する「高マグネ
シウム入りのアルミニウム材」及び「低マグネシウム入
りのアルミニウム材」の意味は上記と同じであり、複合
板材10の地金金属4にはJIS A6951が、被覆
金属5にはJIS A3003が、そしてろう材9には
JIS A4045(又はJIS A4343)が用い
られている。
【0021】上記のように構成される表面板1、枠材2
及びコア材3にてハニカムパネルを形成するには、ま
ず、一方の表面板1の上面に図2に示すように、矩形状
に枠組みされた枠材2を載置すると共に、その内方空間
にコア材3を配置し、そして、枠材2の上面側に表面板
1を配置して、これら表面板1、枠材2及びコア材3を
熱処理し、これによりろう材を溶かしてろう付し一体成
形する。その際、フラックスとして非腐食性のフッ化物
系フラックス、例えばKF+Al3あるいはKAlF4
3AlF6+K2AlF5・H2O等の非腐食性フラック
スを用いて表面板1、枠材2及びコア材3を接合する。
【0022】上記ろう付けが行われる場合、表面板1、
枠材2及びコア材3のうち、少なくとも表面板1及びコ
ア材3は、その接合面側に、つまり表面板1については
内側にまたコア材3については外表面に、ろう付用のろ
う材(JIS A4045等)9を備えている。このた
め、図3から分かるように、表面板1と枠材2との間、
表面板1とコア材3の端面との間、コア材3とコア材3
の側面同士、及びコア材3と枠材2との間には、ろう材
9が介在することになる。換言すれば、表面板1と枠材
2との間は、両者の低マグネシウム入りのアルミニウム
材の間(被覆金属5,5間)をろう材9が結合すること
になり、表面板1とコア材3の端面との間は、表面板1
側の低マグネシウム入りのアルミニウム材(被覆金属
5)とコア材端面との間をろう材9が結合することにな
り、コア材3とコア材3の側面同士の間は、両者の低マ
グネシウム入りのアルミニウム材の間(被覆金属5,5
間)を両者のろう材9,9が結合することになり、そし
てコア材3と枠材2との間は、両者の低マグネシウム入
りのアルミニウム材間(被覆金属5,5間)をコア材3
側のろう材9が結合することになる。
【0023】従って、ろう付けは、全て低マグネシウム
入りのアルミニウム材間をろう付けすることとなるの
で、そのろう付け性は、フッ化物系フラックスを用いて
いても、高マグネシウム入りのアルミニウム材をろう付
けする場合に比べて極めて良好である。しかも、表面板
1、枠材2及びコア材3は、全て高マグネシウム入りの
アルミニウム材を地金金属4とするものであるため、低
マグネシウム入りのアルミニウム材のみから成る場合に
比べ、それ自体大きな強度を有する。従って、低マグネ
シウム入りのアルミニウム材のみで構成した場合には肉
厚の材料を用いる必要があった強度を、それより軽量か
つ低コストで簡単に得ることができ、ハニカムパネルの
品質の向上及び寿命の増大を図ることができる。
【0024】上記ろう付けに際しては、コア材3の側面
に空気孔11(図7)を設けておく方が好ましい。空気
孔11を設けることにより、パネル成形時の高温度下に
おいてコア材3の中空部内で膨脹する空気を外部に排出
することができ、パネルの成形性の向上を図ることがで
きるからである。
【0025】◎その他の実施形態 (1)上記実施形態では、表面板1、枠材2及びコア材
3のうち、表面板1及びコア材3がろう材面を具備する
三層クラッド材であり、枠材2がろう材面を具備しない
二層クラッド材である構成としたが、いずれの部材側に
ろう材面を形成するかは任意に定めることができる。従
って、表面板1、枠材2及びコア材3の三部材に、それ
ぞれろう材面を具備する三層クラッド材を用いてもよ
い。
【0026】(2)上記実施形態では、表面板1及びコ
ア材3が、高マグネシウム入りのアルミニウム材、低マ
グネシウム入りのアルミニウム材、及びろう材をこの順
序で順次積層した三層クラッド材により構成される場合
について説明したが、必ずしもこのような三層クラッド
材である必要はなく、表面板1を、低マグネシウム入り
のアルミニウム材及びろう材を順次積層した二層クラッ
ド材にて構成し、コア材を、低マグネシウム入りのアル
ミニウム材及びろう材を順次積層した二層クラッド材に
て構成してもよい。すなわち、表面板1及びコア材3
を、低マグネシウム入りのアルミニウム材及びろう材を
順次積層した二層クラッド材にて構成してもよく(図8
参照)、あるいは、表面板及びコア材3の内の一方を、
低マグネシウム入りのアルミニウム材及びろう材を順次
積層した二層クラッド材にて構成し、他方を、高マグネ
シウム入りのアルミニウム材、低マグネシウム入りのア
ルミニウム材、及びろう材をこの順序で順次積層した三
層クラッド材により構成してもよい。
【0027】(3)上記実施形態では、コア材3が円筒
状に構成される場合について説明したが、コア材3の形
状は必ずしも円筒状である必要はなく、例えば三角形、
四角形、五角形あるいは六角形の筒状であってもよい。
また、コア材3を例えば台形状に折曲する帯状体にて形
成し、これら帯状体を接合してハニカム形状にしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のハニ
カムパネルは上記のように構成されるので、以下のよう
な優れた効果が得られる。
【0029】請求項1ないし4記載のハニカムパネルに
よれば、ろう付けは、全て低マグネシウム入りのアルミ
ニウム材間をろう付けすることで行われるので、そのろ
う付け性は、フッ化物系フラックスを用いていても極め
て良好である。しかも、少なくとも枠材は、高マグネシ
ウム入りのアルミニウム材を具備しているため、強度が
大きく、従って、低マグネシウム入りのアルミニウム材
のみで構成した場合のように肉厚の材料を用いる必要な
しに、ハニカムパネルの強度を大幅に(約2倍強)向上
させることができる。よって、ハニカムパネルの軽量化
と低コスト化を図ることができ、用途分野の拡大を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のハニカムパネルの第一実施形態の一
部を断面で示す平面図である。
【図2】第一実施形態における枠材を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】第一実施形態における枠材を曲加工により形成
する形態を示す図である。
【図5】第一実施形態における枠材を押し出し加工によ
り形成する形態を示す図である。
【図6】第一実施形態における表面板及びコア材を構成
する複合板材を示す拡大断面図である。
【図7】第一実施形態におけるコア材を示す斜視図であ
る。
【図8】この発明のハニカムパネルの別の実施形態にお
ける表面板及びコア材を構成する複合板材を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 表面板 2 枠材 3 コア材 4 地金金属(高マグネシウム入りのアルミニウム材) 5 被覆金属(低マグネシウム入りのアルミニウム材) 6 複合板材 9 ろう材 10 複合板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 15/01 B32B 15/01 F C22C 21/00 C22C 21/00 E E04C 2/36 E04C 2/36 G // B23K 103:10 (72)発明者 沖 義人 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社・グループ技術センタ ー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の表面板と、これら表面板間の周辺
    に配置される枠材と、表面板と枠材とで形成される空間
    内に介在されるコア材とを具備するハニカムパネルにお
    いて、 上記表面板を、低マグネシウム入りのアルミニウム材及
    びろう材を順次積層した複合板材、又は、高マグネシウ
    ム入りのアルミニウム材、低マグネシウム入りのアルミ
    ニウム材、及びろう材をこの順序で順次積層した三層の
    複合板材により構成して、そのろう材側を接合する面に
    向けて使用し、 上記コア材を、低マグネシウム入りのアルミニウム材及
    びろう材を順次積層した複合板材、又は、高マグネシウ
    ム入りのアルミニウム材、低マグネシウム入りのアルミ
    ニウム材、及びろう材をこの順序で順次積層した三層の
    複合板材により構成して、そのろう材側を接合する面に
    向けて使用し、 また、上記枠材を、高マグネシウム入りのアルミニウム
    材と低マグネシウム入りのアルミニウム材とをクラッド
    した二層の複合板材により構成して、その低マグネシウ
    ム入りのアルミニウム材側を接合する面に向けて使用し
    た、ことを特徴とするハニカムパネル。
  2. 【請求項2】 上記枠材が、上記二層の複合板材を低マ
    グネシウム入りのアルミニウム材が外側になるように開
    ループ状に曲げ加工したものから構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のハニカムパネル。
  3. 【請求項3】 上記枠材が、内方側が高マグネシウム入
    りのアルミニウム材で、その外方側が低マグネシウム入
    りのアルミニウム材から成る中空押出形材から構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のハニカムパネ
    ル。
  4. 【請求項4】 一対の表面板と、これら表面板間の周辺
    に配置される枠材と、表面板と枠材とで形成される空間
    内に介在されるコア材とを具備するハニカムパネルにお
    いて、 上記表面板、枠材及びコア材を、高マグネシウム入りの
    アルミニウム材、低マグネシウム入りのアルミニウム
    材、及びろう材をこの順序で順次積層した三層の複合板
    材により構成し、そのろう材側を接合する面に向けて使
    用した、ことを特徴とするハニカムパネル。
JP3702897A 1997-02-05 1997-02-05 ハニカムパネル Withdrawn JPH10216870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106735660A (zh) * 2016-12-14 2017-05-31 无锡银邦防务科技有限公司 一种钎焊蜂窝板面板用高强铝合金复合板、芯材、包覆层及皮材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106735660A (zh) * 2016-12-14 2017-05-31 无锡银邦防务科技有限公司 一种钎焊蜂窝板面板用高强铝合金复合板、芯材、包覆层及皮材

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