JP3016345B2 - ハニカムパネル - Google Patents

ハニカムパネル

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JP3016345B2
JP3016345B2 JP6340444A JP34044494A JP3016345B2 JP 3016345 B2 JP3016345 B2 JP 3016345B2 JP 6340444 A JP6340444 A JP 6340444A JP 34044494 A JP34044494 A JP 34044494A JP 3016345 B2 JP3016345 B2 JP 3016345B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハニカムパネルに関す
るもので、更に詳細には、一対の表面板と、これら表面
板の周辺に配置される枠材と、表面板と枠材とで形成さ
れる空間内に介在される中空コア材とからなるハニカム
パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、外壁材、屋根材あるいは内装材
等にハニカムパネルが広く使用されている。このハニカ
ムパネルとしては、図8に示すような矩形状のアルミニ
ウム合金製の一対の表面板a,aと、これら表面板a,
aの周辺部間に介在されるアルミニウム合金製押出形材
等にて形成される枠材bと、両表面板a,aと枠材bと
で形成される空間内に介在される中空状のハニカムコア
材cとをろう付けによって一体に形成した構造のものが
知られている。
【0003】上記のように構成されるハニカムパネルを
成形するには、一方の表面板aの周辺部に枠材bを配設
し、この表面板aの上面にハニカムコア材cを配列した
後、その上面に他方の表面板aを被せ、その後、型枠に
て固定する。そして、固定された状態の一対の表面板
a、枠材b、ハニカムコア材cを熱処理炉内に挿入し
て、適宜温度(例えば640〜650℃)下で加熱処理
してろう付けにより一体成形する。この際、ハニカムコ
ア材cの中空部内の空気が膨脹して変形をきたす虞れが
あるため、ハニカムコア材cに空気抜き孔が設けられて
いる。また、ハニカムコア材c内の空気を外部に排出す
るために、枠材bの側壁の両端部に空気抜き孔dが設け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のハニカムパネルにおいては、枠材bの側壁の両
端部に空気抜き孔dを設ける構造であるため、蒸発した
フラックスが空気抜き孔にスムーズに流れず、そのため
目詰まりが生じ易くなる。その結果、この目詰まりによ
ってパネル内圧が高まり、変形をきたし、製品歩留まり
の低下を招くという問題があった。この問題を解決する
ために、空気抜き孔dの数や面積を大きくすることが考
えられるが、空気抜き孔dの数を増加したり、孔径を大
きくすると、パネルの外観を損じるばかりか強度が低下
するという不都合が生じる。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、成形時の膨脹空気を迅速に外部に排出して変形防止
及び歩留まりの向上を図れるようにし、かつ外観の美観
の向上及び強度の向上を図れるようにしたハニカムパネ
ルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の第1のハニカムパネルは、一対の表面板
と、これら表面板の周辺に配置される枠材と、上記表面
板と枠材とで形成される空間内に介在される中空コア材
とからなるハニカムパネルを前提とし、 上記枠材の内
側面に、外部に連通する長手通しの空気抜き通路を形成
し、 上記枠材同士の空気抜き通路を互いに連通してな
ることを特徴とするものである(請求項1)。
【0007】この発明の第2のハニカムパネルは、上記
第1のハニカムパネルと同様、一対の表面板と、これら
表面板の周辺に配置される枠材と、上記表面板と枠材と
で形成される空間内に介在される中空コア材とからなる
ハニカムパネルを前提とし、上記中空コア材に、互いに
隣接する同士が連通する空気抜き孔を設け、 上記枠材
の内側面に、外部に連通する長手通しの空気抜き通路を
形成し、 上記枠材同士の空気抜き通路を互いに連通し
てなることを特徴とするものである(請求項2)。
【0008】この発明の第3のハニカムパネルは、上記
第1及び第2のハニカムパネルと同様、一対の表面板
と、これら表面板の周辺に配置される枠材と、上記表面
板と枠材とで形成される空間内に介在される中空コア材
とからなるハニカムパネルを前提とし、 上記中空コア
材を、それぞれが独立しかつ側面に空気抜き孔を有する
多数の筒状単体を互いに接触してなる集合群にて形成
し、 上記枠材の内側面に、外部に連通する長手通しの
空気抜き通路を形成し、 上記枠材同士の空気抜き通路
を互いに連通してなることを特徴とするものである(請
求項3)。
【0009】上記第3の発明において、上記表面板、枠
材及び筒状単体をアルミニウム合金製部材にて形成する
と共に、少なくとも筒状単体をその表面にろう付け用ろ
う材を施したクラッド材にて形成する方が好ましい(請
求項4)。この場合、非腐食性フラックスを用いる方法
でもよく、あるいは、真空ろう付けによる方法でもよ
い。
【0010】
【作用】上記のように構成されるこの発明の請求項1記
載のハニカムパネルによれば、枠材の内側面に、外部に
連通する長手通しの空気抜き通路を形成し、枠材同士の
空気抜き通路を互いに連通することにより、パネルの周
辺全体に空気抜き部を形成することができ、内部の空気
を空気抜き通路を介して外部に排出することができる。
したがって、膨脹空気によるパネルの変形を防止するこ
とができ、製品歩留まりの向上を図ることができる。
【0011】請求項2記載のハニカムパネルによれば、
中空コア材に、互いに隣接する同士が連通する空気抜き
孔を設け、枠材の内側面に、外部に連通する長手通しの
空気抜き通路を形成し、枠材同士の空気抜き通路を互い
に連通することにより、パネル内部の空気を空気抜き孔
を介して空気抜き通路に導き、そして、外部に排出する
ことができる。したがって、パネル内部の空気を迅速に
外部に排出することができ、かつ、膨脹空気によるパネ
ルの変形を防止することができると共に、製品歩留まり
の向上を図ることができる。
【0012】請求項3記載のハニカムパネルによれば、
中空コア材を、それぞれが独立しかつ側面に空気抜き孔
を有する多数の筒状単体を互いに接触してなる集合群に
て形成し、枠材の内側面に、外部に連通する長手通しの
空気抜き通路を形成し、枠材同士の空気抜き通路を互い
に連通することにより、表面板と枠材とで形成される空
間内に容易に筒状単体を介在させることができると共
に、パネル内部の空気を筒状単体の空気抜き孔を介して
空気抜き通路に導き、そして、外部に排出することがで
きる。したがって、任意の形状のパネルの製作を容易に
することができると共に、パネルの強度及び断熱性の向
上を図ることができ、かつ、膨脹空気によるパネルの変
形を防止することができると共に、製品歩留まりの向上
を図ることができる。
【0013】請求項4記載のハニカムパネルによれば、
表面板、枠材及び筒状単体をアルミニウム合金製部材に
て形成すると共に、少なくとも筒状単体をその表面にろ
う付け用ろう材を施したクラッド材にて形成することに
より、表面板、枠材及び筒状単体とを、熱処理炉におい
て、ろう付けにより密着状態で一体成形することがで
き、ハニカムパネルの強度及び寸法精度を高めることが
できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳述する。 ◎第一実施例 図1はこの発明のハニカムパネルの第一実施例の断面斜
視図である。
【0015】上記ハニカムパネルは、例えば矩形状に形
成される一対の表面板1,1と、これら表面板1,1間
の周辺部に介在される枠材2と、両表面板1,1と枠材
2とで形成される空間内に介在される中空コア材3とで
主要部が構成されている。
【0016】この場合、上記表面板1はアルミニウム合
金製板材にて形成されている。また、上記枠材2はアル
ミニウム合金製の押出形材にて形成されており、この枠
材2の内側面には外部に連通するコ字状の長手通しの
気抜き通路4が形成され、かつ、隣接する枠材2同士の
空気抜き通路4が互いに連通されるように構成されてい
る。また、上記中空コア材3は、例えばアルミニウム合
金製の六角筒状の中空体にて形成されており、コア材3
の側面には隣接する中空部同士が連通する空気抜き孔5
が設けられている。
【0017】上記のように構成することにより、パネル
成形時の高温度(例えば640〜650℃)下において
コア材3の中空部内で膨脹する空気が、中空コア材3に
設けられた空気抜き孔5を介して枠材2の空気抜き通路
4に流れ、外部に排出されるので、パネル内圧が必要以
上に高くならずにパネルの変形を防止することができ
る。
【0018】◎第二実施例 図2はこの発明のハニカムパネルの第二実施例の断面斜
視図、図3はその要部断面図である。
【0019】第二実施例は、中空コア材3を、それぞれ
が独立しかつ側面に空気抜き孔5を有する多数の筒状単
体6を互いに接触してなる集合群にて形成した場合であ
る。この場合、筒状単体6は、例えばアルミニウム合金
製の板部材を屈曲成形した円筒状筒体にて形成されてい
る。なお、第二実施例において、その他の部分は上記第
一実施例と同じであるので、同一部分には同一符号を付
して、その説明は省略する。
【0020】上記のように、中空コア材3をそれぞれが
独立する多数の筒状単体6を互いに接触してなる集合群
にて形成することにより、パネル周縁部においても、内
方部で区画された中空部と同様の中空部を形成すること
ができ、図2に示す矩形状のパネル以外にも、例えば正
方形あるいは三角形や台形等の異形のハニカムパネルを
容易に成形することができる。また、パネル成形時にお
いては、筒状単体6内の膨脹空気が空気抜き孔5を介し
て枠材2の空気抜き通路4に導かれ、外部に排出される
ので、パネル内圧が必要以上に高くならずにパネルの変
形を防止することができる。
【0021】ここでは、筒状単体6の側面にそれぞれ1
個の空気抜き孔5を設けてあるが、筒状単体6の側面
に、軸線方向に偏倚する方向に複数の空気抜き孔5を設
ける方が好ましい。その理由は、隣接する筒状単体6の
空気抜き孔5が完全に一致して空気抜き部を塞ぐことが
なくなり、ろう付け処理時に確実に空気抜きを行うこと
ができるからである。
【0022】なお、上記実施例では、筒状単体6が円筒
状筒体にて形成される場合について説明したが、筒状単
体6は必しも円筒状である必要はなく、例えば三角状、
四角状、六角状等任意の形状の筒状体にて形成すること
ができる。また、上記実施例では、筒状単体6がアルミ
ニウム合金製板材を曲げ加工によって成形する場合につ
いて説明したが、アルミニウム合金製押出形材にて筒状
単体を成形することも可能である。
【0023】第二実施例において、上記表面板1、枠材
2及び筒状単体6のうちの少なくとも筒状単体6は、そ
の外表面にろう付け用のろう材(JIS A4045
等)を用いたアルミニウムクラッド材にて形成されてい
る。したがって、筒状単体6をアルミニウム合金製板材
を屈曲して成形した場合においても、ハニカムパネルの
成形後においては板材の両端の分離部はろう付けによっ
て接合され、筒状単体6は完全に筒状になる。なお、表
面板1、枠材2、筒状単体6のいずれかを、その表面に
ろう材を用いたアルミニウムクラッド材にて形成するこ
とも可能であり、あるいは、表面板1、枠材2、筒状単
体6のいずにもアルミニウムクラッド材を用いずに、
それらの間にろう材を挟んで、熱処理時にろう材を溶か
してろう付けするようにしてもよい。この場合、フラッ
クスとして非腐食性フラックス例えばKF+AlF3あ
るいはKAlF4+K3AlF6+K2AlF5・H2O等の
フラックスを用いて表面板1,枠材2及び筒状単体6を
接合する方が好ましい。
【0024】上記実施例では、枠材2は、図5(a)に
示すように、断面コ字状の押出形材2aにて形成され
て、コ字状の長手通しの空気抜き通路4が形成される場
合について説明したが、枠材2を例えば図5(b)に示
すように、断面I字状の押出形材2bにて形成して、コ
字状の長手通しの空気抜き通路4を形成するようにして
もよく、あるいは、図5(c)に示すように、枠材2
を、長手通しの空気抜き通路4を有する中空押出形材2
cにて形成し、枠材2の内側面に適宜間隔をおいて設け
られた切欠7を介して空気抜き通路4と表面板1と枠材
2とで形成される空間とを連通させるようにしてもよ
い。なお、図5(c)においては空気抜き通路4の断面
形状が半円状に形成されているが、コ字状に形成しても
よく、また、図5(a)及び(b)に示す空気抜き通路
4の断面形状をコ字状以外の形状、例えば半円状等任意
の形状に形成してもよい。
【0025】次に、上記枠材2の空気抜き通路4を互い
に連通させる場合の配列形態を第二実施例の枠材2を代
表例として説明する。枠材2の空気抜き通路4同士を連
通させるには、図4(a)に示すように、各枠材2の一
端を外部に露出させ、他端を隣接する枠材2の端部内側
面に当接させるように配列するか、あるいは、図4
(b)に示すように、一方の対向する2辺例えば長辺側
の枠材2の両端を外部に露出させ、他方の対向する2辺
例えば短辺側の枠材2の両端を長辺側の枠材2の端部内
側面に当接させるように配列すればよい。
【0026】このように枠材2を配列することにより、
パネル内の空気を空気抜き通路4を介してパネルの角部
から外部に排出することができる。また、空気抜き通路
4の外部への露出部分がパネルの四隅に位置するので、
パネルの外観を損じることがなく、パネルの美観を高め
ることができる。
【0027】なお、パネルを三角形状に形成する場合
は、例えば図6に示すように、各枠材2の一端を外部に
露出させ、他端を隣接する枠材2の端部内側面に当接さ
せるように配列すればよい。また、パネルを台形状に形
成する場合は、矩形状のパネルの場合と同様に、図7
(a)に示すように、各枠材2の一端を外部に露出さ
せ、他端を隣接する枠材2の端部内側面に当接させるよ
うに配列するか、あるいは、図7(b)に示すように、
一方の対向する2辺例えば長辺側の枠材2の両端を外部
に露出させ、他方の対向する2辺例えば短辺側の枠材2
の両端を長辺側の枠材2の端部内側面に当接させるよう
に配列すればよい。
【0028】次に、上記のように構成されるこの発明の
ハニカムパネルを成形する場合の一例を説明する。ま
ず、一方の表面板1の周辺部に図4(a),(b)、図
6又は図7(a),(b)に示すような配列で枠材2を
配設し、この表面板1の上面に複数のコア材3例えば筒
状単体6を互いに接触させた状態で配列し、その上面に
他方の表面板1を被せた後、図示しない型枠にて固定す
る。そして、固定された状態の一対の表面板1、枠材2
及び筒状単体6の集合群にて形成されるコア材3を熱処
理炉内に挿入して、適宜温度下で加熱処理してろう付け
により一体成形する。この際、筒状単体6内の膨脹空気
は空気抜き孔5を介して長手通しの空気抜き通路4に導
かれて外部に排出されるので、短時間で圧力調整するこ
とができ、表面板1の変形を防止することができる。ま
た、加熱処理後に常温まで温度が低下することにより空
気が収縮する際にも空気抜き通路4及び空気抜き孔5を
介して圧力調整することができ、表面板1の変形を防止
することができる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のハニ
カムパネルによれば、上述のように構成されているの
で、以下のような優れた効果が得られる。
【0030】1)請求項1記載のハニカムパネルによれ
ば、パネルの周辺全体に空気抜き部を形成することがで
き、内部の空気を空気抜き通路を介して外部に排出する
ことができるので、膨脹空気によるパネルの変形を防止
することができ、製品歩留まりの向上を図ることができ
る。また、空気抜き通路の外部への露出部分を少なくす
ることができるので、パネルの外観の向上及び強度の向
上を図ることができる。
【0031】2)請求項2記載のハニカムパネルによれ
ば、パネル内部の空気を空気抜き孔を介して空気抜き通
路に導き、外部に排出することができるので、上記1)
に加えてパネル内部の空気を迅速に外部に排出すること
ができ、生産性の向上を図ることができる。
【0032】3)請求項3記載のハニカムパネルによれ
ば、表面板と枠材とで形成される空間内に容易に筒状単
体を介在させることができると共に、パネル内部の空気
を筒状単体の空気抜き孔を介して空気抜き通路に導き、
外部に排出することができるので、上記1)及び2)に
加えて任意の形状のパネルの製作を容易にすることがで
きると共に、パネルの強度及び断熱性の向上を図ること
ができる。
【0033】4)請求項4記載のハニカムパネルによれ
ば、表面板、枠材及び筒状単体をアルミニウム合金製部
材にて形成すると共に、少なくとも筒状単体をその表面
にろう付け用ろう材を施したクラッド材にて形成するこ
とにより、表面板、枠材及び筒状単体とを、熱処理炉に
おいて、ろう付けにより密着状態で一体成形することが
でき、ハニカムパネルの強度及び寸法精度を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例のハニカムパネルの断面
斜視図である。
【図2】この発明の第二実施例のハニカムパネルの断面
斜視図である。
【図3】図2の要部断面図である。
【図4】この発明における空気抜き通路の別の連通状態
を示す概略平面図のである。
【図5】この発明における枠材の別の形態を示す斜視図
である。
【図6】この発明のハニカムパネルの別の形態における
空気抜き通路の連通状態を示す概略平面図である。
【図7】この発明のハニカムパネルの更に別の形態にお
ける空気抜き通路の別の連通状態を示す概略平面図であ
る。
【図8】従来のハニカムパネルを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 表面板 2 枠材 3 コア材 4 空気抜き通路 5 空気抜き孔 6 筒状単体 7 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 章生 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 株式会社日軽技研内 (56)参考文献 特開 平6−902(JP,A) 特開 昭58−5250(JP,A) 特開 昭57−126650(JP,A) 実公 昭49−5062(JP,Y1) 実公 昭34−14660(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B21D 47/00 E04C 2/00 - 2/54

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の表面板と、これら表面板の周辺に
    配置される枠材と、上記表面板と枠材とで形成される空
    間内に介在される中空コア材とからなるハニカムパネル
    において、 上記枠材の内側面に、外部に連通する長手通しの空気抜
    き通路を形成し、 上記枠材同士の空気抜き通路を互いに連通してなること
    を特徴とするハニカムパネル。
  2. 【請求項2】 一対の表面板と、これら表面板の周辺に
    配置される枠材と、上記表面板と枠材とで形成される空
    間内に介在される中空コア材とからなるハニカムパネル
    において、 上記中空コア材に、互いに隣接する同士が連通する空気
    抜き孔を設け、 上記枠材の内側面に、外部に連通する長手通しの空気抜
    き通路を形成し、 上記枠材同士の空気抜き通路を互いに連通してなること
    を特徴とするハニカムパネル。
  3. 【請求項3】 一対の表面板と、これら表面板の周辺に
    配置される枠材と、上記表面板と枠材とで形成される空
    間内に介在される中空コア材とからなるハニカムパネル
    において、 上記中空コア材を、それぞれが独立しかつ側面に空気抜
    き孔を有する多数の筒状単体を互いに接触してなる集合
    群にて形成し、 上記枠材の内側面に、外部に連通する長手通しの空気抜
    き通路を形成し、 上記枠材同士の空気抜き通路を互いに連通してなること
    を特徴とするハニカムパネル。
  4. 【請求項4】 表面板、枠材及び筒状単体をアルミニウ
    ム合金製部材にて形成すると共に、少なくとも筒状単体
    をその表面にろう付け用ろう材を施したクラッド材にて
    形成してなることを特徴とする請求項3記載のハニカム
    パネル。
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